JPH07307240A - 積層セラミック電子部品の製造方法 - Google Patents

積層セラミック電子部品の製造方法

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JPH07307240A
JPH07307240A JP9974394A JP9974394A JPH07307240A JP H07307240 A JPH07307240 A JP H07307240A JP 9974394 A JP9974394 A JP 9974394A JP 9974394 A JP9974394 A JP 9974394A JP H07307240 A JPH07307240 A JP H07307240A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 導電膜が形成された複数のセラミックグリー
ンシートを積重ねて得られた積層体を積層方向にプレス
する際、導電膜がずれることを抑制するとともに、ボイ
ドを効果的に除去できるようにする。 【構成】 プレス工程を、仮プレス工程とその後に実施
される本プレス工程とに分け、仮プレス工程を、さら
に、第1の仮プレス工程と第2の仮プレス工程とに分け
る。第1の仮プレス工程では、導電膜28が形成された
領域からボイドが除去されるように、導電膜28が形成
された領域に対応する領域に凸部29を有するプレス面
30によって積層体27がプレスされる。第2の仮プレ
ス工程では、少なくとも導電膜28が形成されていない
領域がプレスされるように、導電膜28が形成されてい
ない領域に対応する領域に凸部31を有するプレス面3
2によって積層体27がプレスされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、積層セラミック電子
部品の製造方法に関するもので、特に、複数のセラミッ
クグリーンシートを積重ねてなる焼成前の積層体に対し
て適用されるプレス工程の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】積層セラミック電子部品の一例としての
積層セラミックコンデンサは、典型的には、次のような
工程を経て製造されている。
【0003】まず、複数のセラミックグリーンシートが
用意される。次いで、特定のセラミックグリーンシート
上に、内部電極となる導電膜が形成される。導電膜は、
金属ペーストを印刷によりセラミックグリーンシート上
に付与することによって形成される。次いで、金属ペー
ストが乾燥された後、複数のセラミックグリーンシート
が重ねられ、得られた積層体が積層方向にプレスされ
る。
【0004】上述した積層体は、通常、焼成前に切断す
ることにより、各々積層セラミックコンデンサとなる複
数のチップを取出すことが予定されている。したがっ
て、前述した内部電極となる導電膜の形成工程では、セ
ラミックグリーンシートの複数箇所に分布して導電膜を
形成するようにされる。
【0005】プレスされた積層体は、次いで、上述のよ
うに切断され、複数のチップとした後、これらチップが
焼成される。焼成後のチップの各々には、外部電極が付
与され、それによって所望の積層セラミックコンデンサ
とされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した積層セラミッ
クコンデンサの製造方法に含まれるプレス工程の結果、
しばしば、図4に示すような状況が生じた積層体1が得
られることがある。すなわち、積層体1内において、内
部電極となる導電膜2は、積層方向に関して揃わなけれ
ばならないが、プレスしたとき、積層体1の厚み方向中
央部において、導電膜2が積層体1の外周方向にずれる
傾向がある。そして、このような導電膜2のずれは、積
層体1の外周に近づくほど累積され、積層体1の外周部
近傍に位置する導電膜2にあっては、比較的大きなずれ
を生じてしまう。
【0007】上述したような導電膜2のずれによって、
得られた積層セラミックコンデンサにおいては静電容量
がばらつき、かつ所望の静電容量が得られなくなるとい
う不都合を招くとともに、図4に示した隣合う導電膜2
相互間のギャップ3が小さくなり、プレス工程後の切断
工程において、切断線が不所望にも導電膜2を横切り、
切断不良を発生するという不都合を招くことがある。
【0008】また、積層体内における導電膜の存在のた
め、導電膜の周囲の領域では、プレス作用が及ぼされに
くく、そのため、このような領域ではセラミックグリー
ンシート相互の密着強度が十分でない場合がある。その
結果、以後の工程または得られた製品において、デラミ
ネーションの問題が生じることがある。このデラミネー
ションの問題は、特に導電膜の積重ね数の多い場合に顕
著となる。
【0009】また、複数のセラミックグリーンシートを
積重ねたとき、これらグリーンシートの間に空気が取込
まれ、ボイドが生じることがある。このようなボイド
は、プレス工程によって除去されるはずであるが、プレ
ス後においても、時として、残存していることがある。
このようなボイドの残存は、特に、導電膜の積重ね数が
たとえば30を越えるというように多い場合により顕著
となる。このように、プレス工程後においてボイドが残
存すると、その後の工程においては、このようなボイド
が除去される機会がないので、得られた積層セラミック
電子部品にボイドが持ち込まれる。その結果、積層セラ
ミック電子部品のデラミネーションの問題、耐湿性低下
の問題、電気的特性劣化の問題、等に遭遇することにな
る。
【0010】それゆえに、この発明の目的は、上述した
種々の問題を解決し得る積層セラミック電子部品の製造
方法を提供しようとすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、導電膜が形
成された複数のセラミックグリーンシートを積重ね、得
られた積層体を積層方向にプレスし、その後、焼成す
る、各工程を備える、積層セラミック電子部品の製造方
法に向けられるものであって、上述した技術的課題を解
決するため、簡単に言えば、プレス工程において改良を
加えようとするものである。
【0012】より詳細には、プレス工程は、仮プレス工
程とその後に実施される本プレス工程とを含む。さら
に、仮プレス工程は、第1の仮プレス工程とその後に実
施される第2の仮プレス工程とを含む。第1の仮プレス
工程では、導電膜が形成された領域からボイドが除去さ
れるように積層体の主として当該領域がプレスされる。
次いで、第2の仮プレス工程では、積層体の少なくとも
導電膜が形成されていない領域がプレスされる。
【0013】
【作用】この発明において、まず、プレス工程を仮プレ
ス工程と本プレス工程とに分けることにより、本プレス
工程で生じ得る導電膜の不所望なずれを抑制するための
セラミックグリーンシート相互間の仮接合を、仮プレス
工程で達成することができる。また、仮プレス工程は、
本プレス工程によって得ようとするセラミックグリーン
シート相互間の密着性をより高めるように作用する。
【0014】また、この発明において、仮プレス工程を
第1の仮プレス工程と第2の仮プレス工程とに分けるこ
とにより、それぞれの仮プレス工程におけるプレス条件
を互いに異ならせている。すなわち、第1の仮プレス工
程では、導電膜が形成された領域からボイドが除去され
るようにプレスされる。この第1の仮プレス工程によ
り、導電膜が形成された領域におけるセラミックグリー
ンシート相互間の密着性が高められるとともに、ボイド
が存在しているならば、このようなボイドは、除去さ
れ、導電膜が形成されていない領域へ移動されることも
ある。次いで、第2の仮プレス工程では、上述した導電
膜が形成されていない領域に移動したボイドが除去され
る。導電膜が形成された領域では、上述した第1の仮プ
レス工程において密着性が高められているので、この領
域にボイドが再び戻ることはない。また、第2の仮プレ
ス工程によって、導電膜が形成されていない領域におい
てもセラミックグリーンシート相互間の密着性が高めら
れ、結果として、セラミックグリーンシートのすべての
領域にわたって密着性が高められる。
【0015】
【発明の効果】このように、この発明によれば、本プレ
ス工程の前に、仮プレス工程を実施することにより、プ
レス後の積層体において内部の導電膜のずれを抑制する
ことができる。したがって、この発明を積層セラミック
コンデンサの製造方法に適用したとき、得られた積層セ
ラミックコンデンサにおいて、静電容量のばらつきを小
さくすることができるとともに、静電容量をより向上さ
せることができる。また、プレス工程と焼成工程との間
で切断工程が実施される場合、このような切断の不良の
発生を低減することができる。このことは、特に小型の
積層セラミックコンデンサの製造に有効である。
【0016】また、この発明によれば、仮プレス工程
が、上述した条件で第1および第2の仮プレス工程の2
段階で実施されるので、ボイドの残存がなく、また、セ
ラミックグリーンシート相互間の密着強度が高められ
る。したがって、導電膜の積重ね数の多い積層セラミッ
ク電子部品を得ようとする場合であっても、デラミネー
ションの発生を抑制でき、また、耐湿性の低下を防止で
き、さらには、静電容量等の電気的特性を向上させるこ
とができる。
【0017】また、この発明によるボイドの除去に関し
て、それは、仮プレス工程を実施しながら行なうことが
できる。したがって、ボイドを除去するため、たとえば
真空脱気を積極的に行なう必要がなく、そのため、プレ
ス装置の構造が複雑になることを回避できる。
【0018】好ましくは、第1の仮プレス工程では、導
電膜が形成された領域に対応する領域に凸部を有するプ
レス面によって積層体がプレスされる。また、第2の仮
プレス工程では、好ましくは、導電膜が形成されていな
い領域に対応する領域に凸部を有するプレス面によって
積層体がプレスされる。このように、特定の領域に凸部
を有するプレス面を適用すれば、積層体の特定の領域の
みにより強いプレスを付与することが容易である。
【0019】なお、上述した実施の態様に代えて、仮プ
レス工程において、第1および第2の仮プレス工程の双
方に共通して、平坦なプレス面によるプレスが適用され
てもよい。この場合、第2の仮プレス工程では、第1の
仮プレス工程より大きいプレス圧力が積層体に及ぼされ
る。このように、平坦なプレス面によるプレスが第1お
よび第2の仮プレス工程の双方に共通して用いられる
と、共通のプレス装置によって第1および第2の仮プレ
ス工程を連続的に実施することができ、仮プレス工程の
能率を高めることができる。
【0020】
【実施例】図1は、この発明の一実施例による積層セラ
ミック電子部品の製造方法に含まれる仮プレス工程を説
明するための図解的断面図である。図1において、
(a)は第1の仮プレス工程を示し、(b)は第2の仮
プレス工程を示している。これら第1および第2の仮プ
レス工程のそれぞれは、図2に示した装置を用いて実施
される。
【0021】図2において、積重ねられた複数のセラミ
ックグリーンシート11が図示されている。これらのセ
ラミックグリーンシート11の特定のものには、たとえ
ば内部電極となる導電膜(図示せず)が形成されてい
る。導電膜は、前述したように、金属ペーストを印刷に
よりセラミックグリーンシート11上に付与した後、乾
燥されることにより形成されたものであるが、他の方法
により形成されたものであってもよい。
【0022】図2に示すように、仮プレス装置12は、
上述した複数のセラミックグリーンシート11を位置決
めする金型13を備える。金型13は、ベース部14お
よび枠部15からなる。枠部15は、セラミックグリー
ンシート11との間で適度なクリアランスを形成する。
【0023】上述した金型13は、加熱テーブル16上
にセットされる。加熱テーブル16は、ヒータ17を内
蔵し、これによって加熱される。加熱テーブル16の温
度は、熱電対18によって検知され、その温度は、温度
調節器19によって制御される。
【0024】他方、加熱テーブル16と対向するよう
に、プレスヘッド20が配置される。プレスヘッド20
は、ヒータ21を内蔵し、それによって加熱される。プ
レスヘッド20の温度は、熱電対22によって検知さ
れ、その温度は、温度調節器23によって制御される。
プレスヘッド20は、固定板24上に取付けられたシリ
ンダ25から延びるピストンロッド26によって保持さ
れる。
【0025】上述した仮プレス装置12において、加熱
テーブル16が所望の温度に達してから、複数のセラミ
ックグリーンシート11を保持している金型13が加熱
テーブル16上にセットされる。この場合、加熱テーブ
ル16の加熱は、セラミックグリーンシート11を保持
した金型13をセットしてから行なってもよい。他方、
プレスヘッド20においても、所望の温度に設定され
る。次いで、シリンダ25を駆動することにより、プレ
スヘッド20が下降され、金型13内のセラミックグリ
ーンシート11がプレスされる。
【0026】図1(a)および(b)にそれぞれ示した
第1および第2の仮プレス工程は、上述した仮プレス装
置12によって実施される。図1(a)および(b)で
は、図2に示した金型13およびプレスヘッド20に対
応するプレスヘッド20aまたは20bが図示されてい
る。また、複数のセラミックグリーンシート11を積重
ねてなる積層体27の一部が、金型13に位置決めされ
た状態で図示されていて、複数のセラミックグリーンシ
ート11の特定のものには、たとえば内部電極となる導
電膜28が形成されている。
【0027】図1(a)に示すように、第1の仮プレス
工程では、導電膜28が形成された領域からボイドが除
去されるように積層体27の主として当該領域がプレス
される。そのため、この実施例では、導電膜28が形成
された領域に対応する領域に凸部29を有するプレス面
30を備えるプレスヘッド20aが用いられる。このよ
うなプレス面30を有するプレスヘッド20aによれ
ば、導電膜28が形成された領域においてより強くプレ
ス作用を及ぼすことができ、ここに存在し得るボイドを
効果的に除去しながら、セラミックグリーンシート11
相互間の密着性が高められる。なお、このように除去さ
れたボイドの少なくとも一部は、導電膜28が形成され
ていない領域に移動することもある。
【0028】上述した第1の仮プレス工程では、たとえ
ば、40〜80℃の温度において、5〜30kgf/c
2 の圧力が10〜60秒間付与される。なお、このよ
うなプレス条件は、たとえば、セラミックグリーンシー
ト11に含まれるバインダの種類等によって変えられ
る。
【0029】次に、図1(b)に示すように、第2の仮
プレス工程が実施される。第2の仮プレス工程では、積
層体27の少なくとも導電膜28が形成されていない領
域がプレスされる。そのため、第2の仮プレス工程で
は、導電膜28が形成されていない領域に対応する領域
に凸部31を有するプレス面32を備えるプレスヘッド
20bが用いられる。
【0030】第2の仮プレス工程では、前述した第1の
仮プレス工程に比べて、プレス圧力が、たとえば50k
gf/cm2 程度にまで高められる。この第2の仮プレ
ス工程によって、少なくとも導電膜28が形成されてい
ない領域におけるセラミックグリーンシート11相互間
の密着性が高められ、また、ここに存在していたボイド
が除去される。
【0031】このように、第1の仮プレス工程に重ねて
第2の仮プレス工程が実施されたとき、セラミックグリ
ーンシート11の全域にわたって密着性が高められ、か
つ、ボイドが積層体27すべてから除去される。
【0032】上述した仮プレス工程を経た積層体27
は、図示しないが、次いで本プレス工程に付され、必要
に応じて切断された後、焼成される。焼成後において、
必要に応じて外部電極等が付与され、所望の積層セラミ
ック電子部品が得られる。
【0033】図3は、この発明の他の実施例を説明する
ための図1に相当の図である。図3において、図1に示
した要素に相当する要素には、同様の参照符号を付し、
重複する説明は省略する。図3では、平坦なプレス面3
3を備えるプレスヘッド20cが示されている。このよ
うな平坦なプレス面33によるプレスは、第1の仮プレ
ス工程、第2の仮プレス工程、または第1および第2の
仮プレス工程の双方に適用することができる。
【0034】たとえば、図1(a)に示した第1の仮プ
レス工程において、図3に示した平坦なプレス面33に
よるプレスを適用したり、図1(b)に示した第2の仮
プレス工程において、図3に示した平坦なプレス面33
によるプレスを適用することができる。これらの実施態
様のうち、特に後者の実施態様、すなわち、第1の仮プ
レス工程を図1(a)に示すように実施し、第2の仮プ
レス工程を図3に示すように実施するのがより好まし
い。なぜなら、導電膜28が形成された領域からボイド
を除去することは、凸部29を有するプレス面30によ
るプレスを適用する方が容易であるとともに、第2の仮
プレス工程でのプレスは、積層体27の全域にわたって
実質的に均一に及ぼされてもよいからである。
【0035】また、前述したように、仮プレス工程で
は、第1および第2の仮プレス工程の双方に共通して、
図3に示すように、平坦なプレス面33によるプレスが
適用されてもよい。この場合、第1の仮プレス工程から
第2の仮プレス工程に至るまで連続的に実施され、第2
の仮プレス工程では、第1の仮プレス工程より大きいプ
レス圧力が積層体27に及ぼされるようにされる。たと
えば、第1の仮プレス工程では、5〜30kgf/cm
2 の圧力が付与され、第2の仮プレス工程では、50k
gf/cm2 程度の圧力が付与される。このとき、第1
の仮プレス工程から第2の仮プレス工程に至るとき、付
与される圧力を徐々に上昇させてもよい。
【0036】この発明は、積層セラミックコンデンサに
限らず、たとえば、積層セラミックインダクタ、セラミ
ック多層回路基板等の他の積層セラミック電子部品の製
造にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による積層セラミック電子
部品の製造方法に含まれる仮プレス工程を説明するため
の図解的断面図であり、(a)は第1の仮プレス工程を
示し、(b)は第2の仮プレス工程を示す。
【図2】図1に示した仮プレス工程を実施するための仮
プレス装置12を示す図解的断面図である。
【図3】この発明の他の実施例を説明するための図1に
相当の図である。
【図4】この発明が解決しようとする課題を説明するた
めのプレス工程後の積層体1の一部を示す図解的断面図
である。
【符号の説明】
11 セラミックグリーンシート 12 仮プレス装置 13 金型 20,20a,20b,20c プレスヘッド 25 シリンダ 27 積層体 28 導電膜 29,31 凸部 30,32,33 プレス面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電膜が形成された複数のセラミックグ
    リーンシートを積重ね、得られた積層体を積層方向にプ
    レスし、その後、焼成する、各工程を備える、積層セラ
    ミック電子部品の製造方法において、 前記プレス工程は、仮プレス工程とその後に実施される
    本プレス工程とを含み、 前記仮プレス工程は、第1の仮プレス工程とその後に実
    施される第2の仮プレス工程とを含み、 前記第1の仮プレス工程では、前記導電膜が形成された
    領域からボイドが除去されるように前記積層体の主とし
    て当該領域がプレスされ、 前記第2の仮プレス工程では、前記積層体の少なくとも
    前記導電膜が形成されていない領域がプレスされること
    を特徴とする、積層セラミック電子部品の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の仮プレス工程では、前記導電
    膜が形成された領域に対応する領域に凸部を有するプレ
    ス面によって前記積層体がプレスされる、請求項1に記
    載の積層セラミック電子部品の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の仮プレス工程では、前記導電
    膜が形成されていない領域に対応する領域に凸部を有す
    るプレス面によって前記積層体がプレスされる、請求項
    1または2に記載の積層セラミック電子部品の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記仮プレス工程では、前記第1および
    第2の仮プレス工程の双方に共通して、平坦なプレス面
    によるプレスが適用され、前記第2の仮プレス工程で
    は、前記第1の仮プレス工程より大きいプレス圧力が前
    記積層体に及ぼされる、請求項1に記載の積層セラミッ
    ク電子部品の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007258574A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Tdk Corp 積層セラミック電子部品の製造方法、およびセラミックグリーンシートの積層プレス装置
JP2018010943A (ja) * 2016-07-12 2018-01-18 株式会社村田製作所 シート搬送装置、シート積層装置および積層型電子部品の製造方法

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JP2007258574A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Tdk Corp 積層セラミック電子部品の製造方法、およびセラミックグリーンシートの積層プレス装置
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