JPH07201485A - フラッシュ装置 - Google Patents

フラッシュ装置

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Publication number
JPH07201485A
JPH07201485A JP33715493A JP33715493A JPH07201485A JP H07201485 A JPH07201485 A JP H07201485A JP 33715493 A JP33715493 A JP 33715493A JP 33715493 A JP33715493 A JP 33715493A JP H07201485 A JPH07201485 A JP H07201485A
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JP
Japan
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voltage
gate
circuit
flash
microcomputer
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JP33715493A
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English (en)
Inventor
Yoshiro Ichihara
市原義郎
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路規模が大きくなることがなく、かつ、主
コンデンサからの電流リークが少なく、充電エネルギー
の無駄な減少が避けられるようにしたフラッシュ装置を
提供することにある。 【構成】 主コンデンサからの電荷によって閃光を発生
する閃光放電管を有し、ゲート電圧のオンオフによりス
イッチする第1の大電流スイッチ素子で発光を制御する
閃光装置において、前記閃光放電管の陰極と第1の大電
流スイッチ素子のゲート間に接続された半導体素子とイ
ンピーダンス素子とを有し、かつ、前記第1の大電流ス
イッチ素子のゲートとエミッタ間に定電圧にするための
定電圧素子と、大電流スイッチ素子のゲートをオフする
ための第2のスイッチ素子を有するフラッシュ回路を備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラッシュ装置に関す
るもので、とりわけ、絶縁ゲート形バイパーラトランジ
スタ(以下、これをIGBTという。)などの大電流ス
イッチング素子を用いた電子閃光装置のゲート駆動回路
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、IGBTなどの大電流スイッチン
グ素子を用いた閃光装置においては、スイッチング素子
のゲート電圧は高く、ゲート駆動のため、主コンデンサ
を分圧したり、特開平3−182095号公報に記載さ
れているように、フラッシュ昇圧回路からIGBTゲー
ト駆動用電圧を取り出すといった方法(図9参照)を取
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、IGBTなどのゲート電圧駆動用の電圧供給
のために、別電源を用いることにより、回路規模が大き
くなるという問題点があり、また主コンデンサから分圧
してゲート電圧を供給すると、分圧することによる主コ
ンデンサの電流リークがあり、時間の経過により充電エ
ネルギーが減少するという問題点があった。
【0004】本発明は、上記のような問題点を解決しよ
うとするものである。すなわち、本発明は、回路規模が
大きくなることがなく、かつ、主コンデンサからの電流
リークが少なく、充電エネルギーの無駄な減少が避けら
れるようにしたフラッシュ装置を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、主コンデンサからの電荷によって閃光を
発生する閃光放電管を有し、ゲート電圧のオンオフによ
りスイッチする第1の大電流スイッチ素子で発光を制御
する閃光装置において、前記閃光放電管の陰極と第1の
大電流スイッチ素子のゲート間に接続された半導体素子
とインピーダンス素子とを有し、かつ、前記第1の大電
流スイッチ素子のゲートとエミッタ間に定電圧にするた
めの定電圧素子と、大電流スイッチ素子のゲートをオフ
するための第2のスイッチ素子を有するフラッシュ回路
を備えているものとした。
【0006】
【作用】本発明によれば、主コンデンサからの電荷によ
って閃光を発生する閃光放電管を有し、ゲート電圧のオ
ンオフによりスイッチする第1の大電流スイッチ素子で
発光を制御する閃光装置において、前記閃光放電管の陰
極と第1の大電流スイッチ素子のゲート間に接続された
半導体素子とインピーダンス素子とを有し、かつ、前記
第1の大電流スイッチ素子のゲートとエミッタ間に定電
圧にするための定電圧素子と、大電流スイッチ素子のゲ
ートをオフするための第2のスイッチ素子を有するフラ
ッシュ回路を備えているので、IGBTなどの大電流ス
イッチ素子のゲート駆動回路で閃光放電管に発光トリガ
をかけ、閃光放電管のインピーダンスを下げ、主コンデ
ンサから放電管に電流が流れ始めたときに大電流スイッ
チ素子のゲートに電流が流れるようなゲート電圧発生回
路により該大電流スイッチ素子のゲート電圧を駆動し、
オンさせ、発光制御を行うことができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の第1実施例におけるストロボ
内蔵カメラの要部構成を示すブロック図である。
【0008】図1において、1は電源であるところの電
池、2は電池1に接続されて負荷への電源供給を制御す
るスイッチである。3は該電池1の電圧を昇圧するため
の昇圧回路であり、以下の31〜39の電気部品より構
成される。
【0009】31はそのエミッタがスイッチ2を介して
電池1に接続される発振用PNPトランジスタ、32は
そのコレクタにPNPトランジスタ31のベースが接続
される発振開始を制御するトランジスタ、33は抵抗
で、NPNトランジスタ32のベース・エミッタ間に接
続される。34はダイオードで、そのカソードにNPN
トランジスタ32のエミッタが接続され、アノードは接
地(アース)されている。35はダイオードで、そのカ
ソードにNPNトランジスタ32のベースが接続され、
アノードは後述のワンチップマイコン17に接続され
る。36は発振昇圧のためのトランスで、一次巻線36
aにはPNPトランジスタ31のコレクタに接続され、
帰還巻線36bにはNPNトランジスタ32のエミッタ
と後述の抵抗37が接続され、二次巻線36cには後述
のダイオード4のカソードが接続される。該抵抗37
は、一端は発振トランス36の帰還巻線36bに接続
し、他の一端はアースされている。38は該抵抗37の
両端に接続されるコンデンサ、39は該発振トランス3
6の二次巻線36cに接続されるコンデンサである。
【0010】4は高圧整流用ダイオードで、そのアノー
ドには発振トランス36の二次巻線36cが接続され、
カソードは後述の電圧検知回路5に接続される。この回
路5は、後述の主コンデンサ6の電圧を検出し、ワンチ
ップマイコン17に充電電圧(実際の電圧に比例する分
圧電圧)信号を送る電圧検知回路であり、以下の51〜
54の電気部品により構成される。
【0011】51はコンデンサである。52,53は後
述の主コンデンサ6の充電電圧を分圧する抵抗で、抵抗
52はダイオード4のカソードとコンデンサ51に接続
され、抵抗53の一端は抵抗52に、他の一端は接地さ
れており、主コンデンサ6の充電電圧を分圧した信号は
SEN信号としてワンチップマイコン17(マイコン内
A/D変換器)に入力される。54は抵抗53の両端に
接続されるコンデンサである。
【0012】29はダイオードで、そのアノードに電圧
検知回路5が接続され、カソードには前記主コンデンサ
6が接続される。このコンデンサ6はストロボ発光に必
要なエネルギーを充電するものであり、7は該主コンデ
ンサ6の正極に接続される抵抗、8は該抵抗7に接続さ
れるトリガ用コンデンサである。9は発光開始のための
発光サイリスタで、そのアノードに抵抗7とコンデンサ
8の一端が接続され、カソードはアースされている。1
0は抵抗であり、11はコンデンサで、ともにサイリス
タ9のゲート・カソード間に接続されている。12は抵
抗で、一端はサイリスタ9のゲートに、他の一端はワン
チップマイコン17に接続され、発光開始信号としてワ
ンチップマイコン17よりTRG1信号がパルス出力さ
れ、該抵抗12を介してサイリスタ9のゲートをオンし
トリガをかける。
【0013】13はトリガトランスで、一次巻線にはト
リガコンデンサ8の他の一端に接続され、二次巻線には
後述の閃光放電管14が接続される。この閃光放電管1
4はストロボ発光を行うもので、陽極に主コンデンサ6
の正極と抵抗7の一端が接続され、陰極に後述のダイオ
ード901と903のアノードが接続される。
【0014】電池1を昇圧回路3で昇圧し、抵抗7を介
してトリガコンデンサ8に充電し、TRG1信号でサイ
リスタ9をオンしてトリガコンデンサ8を放電し、トリ
ガトランス13の一次巻線にパルスが発生し、二次巻線
に高圧パルスが発生し、閃光放電管14に発光トリガを
かける。
【0015】15は電池1の電圧が変化しても一定の電
圧(VCC)を出力する公知の定電圧回路、16はカメラ
の制御を行うためのスイッチ回路である。17はワンチ
ップマイクロコンピュータで、CPU,ROM,RA
M、及び、入出力制御(I/OCONTROL)回路
(172)、A/Dコンバータ(173)、マルチプレ
クサ(174)、タイマ回路等を内蔵しており、カメラ
システムのコントロールをソフトウェアで行うもので
(以下、略してマイコンと記す)、電源として定電圧出
力VCCが接続され、またスイッチ2がオンすると電源電
池1(Vbat)と接続される。
【0016】18は自動測距(オートフォーカス:A
F)回路であり、被写体のピントを合わせるために自動
的に測距を行い、レンズ(不図示)を駆動させるもの
で、マイコン17から測距に必要な信号(AFC信号)
が送られ、測距情報算出に必要な信号(AFD信号)を
送り返す。19は自動露出(AE)回路であり、被写体
の輝度を測光するためのもので、適正な露出を決める
(シャッタ速度、絞り)ため、測光動作を決める信号
(AFC信号)がマイコン17から送られ、露出に必要
なデータ(AED信号)をマイコン17に送り返す。2
0は表示回路で、カメラ制御に関する情報(シャッタ速
度、絞り、充電完了、フィルム感度、リモコンモード、
セルフタイマ等各種情報)を表示するものであり、LC
D,LED等よりなる。21はシャッタ回路で、マイコ
ン17よりシャッタの動作を制御する(シンクロスイッ
チ含む)。22は絞り制御回路で、マイコン17よりレ
ンズの絞りを制御する。
【0017】24は公知のリモコン受信回路、25は以
下の251〜255の電気部品より構成されるリモコン
送信回路ブロックである。
【0018】251はリモコン信号を出力するリモコン
送信LED、252はリモコン信号送信回路、253は
該リモコン信号送信回路252の電源電池、254はリ
モコンレリーズ信号送信スイッチ、255はリモコンモ
ード選択スイッチで、2種類の送信信号(例えば送信パ
ルス数を変えたり、周波数を変更することによる)を切
り換える。
【0019】上記リモコンモード選択スイッチ255に
より選択できるモードは、リモコンレリーズ送信信号ス
イッチ254がオンすると即レリーズするモード1と、
リモコンレリーズ送信信号スイッチ254がオンすると
任意の時間経過後(例えば2秒後)レリーズするモード
の2種類である。
【0020】リモコン送信回路ブロック25から送信し
た信号(可視光・赤外光)はリモコン受信回路24で受
信され、ここで信号がデコードされ、マイコン17にT
1,T2信号として送信される。
【0021】400はフィルム感度検知回路で、フィル
ムのDX接点を検知して、フィルム感度を自動的に検知
し、マイコン17にフィルム感度情報(ISO信号)と
して送信する。
【0022】500はフラッシュズーム回路(公知)
で、撮影系が変倍光学系になっているときの変倍レンズ
(不図示)を有するカメラでズーム位置(焦点距離)に
応じて反射笠、発光部またはフレネルレンズを移動させ
る機構を動作するための回路でマイコン17のZM信号
が送信され動作させる。
【0023】800は測光回路で、ストロボ発光時に発
光量を検知してマイコン17にデータを送信する。
【0024】900はIGBTを使用した発光制御回路
ブロックである。
【0025】901はダイオードで、閃光放電管14の
陰極にアノードが接続される。
【0026】902は発光制御用スイッチ素子であるI
GBTであり、コレクタにダイオード901のカソード
が接続される。エミッタはコンデンサ6の陰極(GN
D)に接続される。
【0027】903はダイオードでアノードには閃光放
電管14の陰極に接続される。
【0028】904は抵抗で一端はダイオード903の
カソードに、もう一端はIGBT902のゲートに接続
される。
【0029】905は抵抗でIGBT902のゲート−
GND間に接続される。
【0030】906は定電圧ダイオードで、IGBT9
02のオンするゲート電圧に相当する定電圧を保持する
ためのダイオードである。
【0031】907はコンデンサでIGBT902のゲ
ート電圧保持のためのコンデンサである。
【0032】908はNPNトランジスタでIGBT9
02のゲートドライブするときはオフに、IGBT90
2のゲートオフするときにはオンとなるトランジスタ
で、IGBT902のゲートにコレクタ、GNDにエミ
ッタが接続され、ベースには後述の抵抗909を介して
マイコン17に接続される。
【0033】909は抵抗でトランジスタ908のベー
スとマイコン17間に接続される。910は抵抗でトラ
ンジスタ908のコレクタと抵抗904の一端間に接続
される。
【0034】つぎに、図2と図3のフローチャートによ
り作動説明する。
【0035】まず、スイッチ2がオンすることにより、
昇圧回路3に電源電池1が接続され、また定電圧回路1
5が起動する。これにより、定電圧回路15に定電圧V
CCが発生し、これらはマイコン17や各回路ブロックに
定電圧を供給する。そして、マイコン17に電源が入力
されることにより、内部のCPUのリセットが行われ
る。
【0036】以下、マイコン17のプログラム動作の説
明をする。
【0037】[ステップ101] 初期設定を行う。つ
まり、プログラムのフラグをクリアしたり、メモリの内
容をリセットしたりする(後述のFALフラグ、RCH
Gフラグ、remSWフラグ等をリセットする)。
【0038】[ステップ102] スイッチ回路16よ
りカメラの制御のための各種スイッチ(シャッタ、絞
り、ストロボモード切り換え、リモコン、フィルム感度
切り換え、ズーム、レリーズスイッチ等)の状態を検知
し、マイコン17に信号伝達する。また、フィルム感度
検知回路400により自動的にフィルム感度を読み取
る。なお、ここでの詳細の動作は図4のフローチャート
により後述する。
【0039】[ステップ103] リモコンスイッチフ
ラグ(remSW)がリモコン使用中であることを示し
ているかどうかを判別し、使用中を示している、つまり
「remSW=1」であればステップ105へ進み、
「remSW=0」であればステップ104へ進む。
【0040】[ステップ104] レリーズボタンの第
1ストロークによりオンするスイッチS1がオンしてい
るかの判別を行い、オフしているときはステップ102
に戻り、オンしているときは次のステップ105へ進
む。
【0041】ここで、たとえば、レリーズボタンは二段
スイッチになっており、この第1ストロークによりスイ
ッチS1がオンし、測光や測距等の撮影準備動作が行わ
れ、第2ストロークによりスイッチS2がオンし、撮影
動作が行われるものとする。 [ステップ105] 電源電池1の電圧(バッテリ電
圧)をマイコン17で検知する。そして、マイコン17
内のA/Dコンバータでバッテリレベルをアナログ値か
らデジタル値に変換しメモリしておく。
【0042】[ステップ106] 検知したバッテリ電
圧をマイコン17で電圧判別し、任意のレベル(たとえ
ば、カメラ最低動作電圧)以下であるときNGと判別
し、ステップ102に戻る。また、任意の電圧より大き
ければOKと判別してステップ107へ進む。
【0043】[ステップ107] マイコン17からA
F回路18に測距に必要な信号(AFC信号)を送り、
該AF回路18から測距に必要な信号(AFD信号)を
受け取り、被写体までの距離を算出する。そして、レン
ズ(不図示)駆動を行い、被写体のピントを合わせる。
【0044】[ステップ108] マイコン17からA
E回路19へ測光動作を開始する信号(AEC信号)を
送り、該AE回路19より被写体の輝度情報(AED信
号)を取り込み、この情報に基づいて適正な露出を実行
するのに必要なデータ(シャッタ速度、絞り値)を算出
する。
【0045】[ステップ109] 上記ステップ108
にて得た被写体輝度が任意の輝度以下(低輝度)である
かどうかを判別し、任意の輝度以下である時は撮影に際
してストロボ発光を行う必要があるとしてストロボフラ
グFALを“1”とし、ステップ110へ進む。一方、
任意の輝度よりも高い輝度であった場合にはストロボフ
ラグFALを“0”とし、ステップ112へ進む。
【0046】[ステップ110] ストロボ充電のシー
ケンスを実行する。なお、この詳細な説明は図5および
図6を用いて後述する。
【0047】[ステップ111] 主コンデンサ6への
充電が完了したかどうかを判別し、完了したらマイコン
17は充電完了のラッチ動作を行い、表示回路20で充
電完了表示しステップ112へ進む。また、充電が完了
していなければステップ102へ戻る。
【0048】[ステップ112] リモコンスイッチフ
ラグremSWが“1”かどうかを判別し、“1”、つ
まり「remSW=1」であればステップ114へ進
み、「remSW=0」であればステップ113へ進
む。
【0049】[ステップ113] スイッチS2がオン
しているかの判別を行い、オフしているときはステップ
102に戻り、オンしているときは図3に示すステップ
115へ進む。
【0050】上記ステップ112においてリモコン使用
中である(remSW=1)場合は、前述したようにス
テップ114へ進む。
【0051】[ステップ114] リモコンタイマフラ
グ(remT)がタイマ計測中であることを示している
かどうかを判別し、タイマ計測中、つまり「remT=
1」のときは計測終了までこのステップに留まり、タイ
マ計測が終了するとリモコンタイマフラグremTを
“0”にしてステップ115へ進む。
【0052】[ステップ115] レンズ駆動動作を行
う。つまり、レンズのリセット位置からレンズを動作さ
せ、AF回路18による測距データに基づいたレンズ移
動量だけレンズを動かし、合焦させる。
【0053】[ステップ116] シャッタ、絞り制
御、ならびにストロボ発光制御を行う。このシーケンス
の詳細は、図7にて後述する。
【0054】[ステップ117] レンズ駆動動作を行
う。つまり、ここではレンズをリセット位置(初期位
置)に戻す動作を行う。
【0055】[ステップ118] フィルムの1駒巻上
げ動作を行う。
【0056】[ステップ119] ストロボフラグFA
Lを判別し、「FAL=1」となっていてストロボ発光
が必要であるときはステップ120へ、「FAL=0」
であるときはステップ102に戻る。
【0057】[ステップ120] ストロボ充電のシー
ケンスを行う。この詳細な説明は、前述したように図5
および図6を用いて後述する。そして、ステップ102
へ戻る。
【0058】つぎに、上記ステップ102のリモコンス
イッチ検知の動作について、図4のフローチャートにし
たがって説明する。
【0059】[ステップ201] スイッチ回路16よ
りリモコンスイッチの状態を検知する。
【0060】[ステップ202] リモコンスイッチの
状態がリモコンモードであるか否かを判別し、リモコン
使用時(リモコンモードオン時)にはステップ203
へ、リモコン非使用時には、ステップ208へ進む。
【0061】[ステップ203] リモコンフラグre
mSWを“1”とする。
【0062】[ステップ204] リモコン受信回路2
4は受信信号待ちの状態になり、リモコン送信回路ブロ
ック25の送信信号(光等のパルス信号)を受信し、リ
モコンモードを解読(デコード)できたか否かを判別す
る。判別できたらステップ205へ進み、判別できなか
ったらステップ202に戻る。
【0063】[ステップ205] リモコンモードを判
別し、もしモード1、つまり、即レリーズモードであっ
た場合はステップ206へ進み、モード2、つまり任意
の時間経過後(たとえば2秒後)レリーズするモードの
場合はステップ207へ進む。 [ステップ206] ここではリモコンモードフラグr
emMを“0”に、またリモコンタイマフラグremT
を“0”(“0”でタイマ計測終了:即レリーズ)とす
る。そして、図2のステップ103へ進む。
【0064】[ステップ207] リモコンモードフラ
グremMを“1”とする。そして、タイマの計測を開
始する(たとえば2秒タイマ)。またリモコンタイマフ
ラグremTを“1”にする。タイマ計測終了するとリ
モコンタイマフラグremTは“0”となる。その後、
図2のステップ103へ進む。
【0065】上記ステップ202においてリモコン非使
用時であることを判別した場合には、前述したようにス
テップ208へ進む。
【0066】[ステップ208] ここではリモコンフ
ラグremSWを“0”とし、図2のステップ103へ
進む。
【0067】つぎに、上記図2に示したステップ110
および図3に示したステップ120におけるストロボ充
電(ストロボモード)時の動作について、図5および図
6のフローチャートにしたがって説明する。
【0068】[ステップ301] ストロボ使用を示す
ストロボフラグFALを“1”とする。(未使用時は
“0”) [ステップ302] スイッチ回路16よりリモコンス
イッチの状態を検知し、リモコンスイッチの状態がリモ
コンモードであるか否かを判別し、リモコン使用時(r
emSW=1)はステップ303へ、リモコンを使用し
ないとき(remSW=0)は図6のステップ313へ
進む。
【0069】[ステップ303] リモコンモードの状
態を検知し、リモコンモードの状態がモード1か2かを
判別し、モード1(remM=0)のときはステップ3
04へ、モード2のとき(remM=1)は図6のステ
ップ313へ進む。
【0070】[ステップ304] 昇圧動作を開始する
ために、マイコン17より発振開始信号OSC信号を
“ローレベル(以下、LLと記す)”から“ハイレベル
(以下、HLと記す)”にする。
【0071】これにより、図1に示すダイオード35を
介してNPNトランジスタ32がオンし、これに伴って
PNPトランジスタ31もオンし、発振トランス3aに
電池電源1の電源が供給されて発振がスタートする。こ
れにて発振トランス3c(2次側)に高圧電圧が発生
し、ダイオード4,29を介して主コンデンサ6への充
電が開始される。
【0072】[ステップ305] 分圧抵抗52,53
による主コンデンサ6に充電された電圧を検知する電圧
検知回路5(コンデンサ51,54は安定検出用コンデ
ンサ)からの信号を、マイコン17のマイクロコンピュ
ータ171の命令により内部のA/Dコンバータ173
へマルチプレクサ174を介して入力し、主コンデンサ
6の充電電圧をアナログ値からディジタル値(電圧に対
応)変換し、マイクロコンピュータ171に記憶する。
【0073】[ステップ306] 昇圧動作を停止する
ためにマイコン17より発振開始信号OSC信号を“H
L”から“LL”にする。
【0074】これにより、ダイオード35を介してNP
Nトランジスタ32がオフし、これに伴ってPNPトラ
ンジスタ31もオフし、発振トランス3aへの電池電源
1の電源が供給が遮断され、発振が停止する。
【0075】このように、主コンデンサ6の電圧を検知
するために一瞬だけ充電動作させる。
【0076】[ステップ307] 上記ステップ305
で測定した充電電圧のレベルが閃光放電管14の発光可
能電圧で、撮影可能なストロボ充電レベルであるかを判
別し、発光可能であるときはステップ308へ進み、発
光可能でないときステップ311に進む。
【0077】[ステップ308] ストロボ発光可能で
あるので、上記ステップ306同様、昇圧動作を停止す
るためにマイコン17より発振開始信号OSC信号を
“HL”から“LL”にする。
【0078】[ステップ309] 発光量・露出演算を
行う。再充電フラグRCHG(最低発光レベルまで充電
したか、既に充電されているかのフラグ)が“0”の時
は、充電がされている状態であり、このとき主コンデン
サ6に充電されている電圧値とコンデンサ容量値から発
光エネルギー(1/2CV2 )を計算し、フィルム感度
検知回路400の読み取り値(もしくはフィルム感度設
定スイッチによる設定値)を加味し、このエネルギー量
で適正な露出になるシャッタ速度、絞り値を計算する。
【0079】なおステップ311と312を介して再充
電してもどってきたとき、つまり、最低発光レベル以下
で再充電した場合は、最低発光レベルの充電値で計算さ
れる。
【0080】[ステップ310] 再充電フラグRCH
Gを“0”にし、図2のステップ111、又は、ステッ
プ102へ進む。
【0081】上記ステップ307において充電電圧がス
トロボ発光可能なレベルに達していないと判別した場合
は、前述したようにステップ311へ進む。
【0082】[ステップ311] ここでは再充電フラ
グRCHGを“1”にし、ステップ312に進む。
【0083】[ステップ312] 上記ステップ304
同様、昇圧動作を開始するためにマイコン17より発振
開始信号OSC信号を“LL”から“HL”にする。動
作はステップ304と同じで、主コンデンサ6への充電
を行う。そしてステップ307へ進む。
【0084】上記ステップ310の動作を終了した後
は、ステップ110のときはステップ111へ、ステッ
プ120のときはステップ102へ進む。
【0085】[ステップ313] リモコンスイッチフ
ラグが「remSW=0(リモコン使用せず)」、また
は、「remM=1(モード2:任意時間後レリー
ズ)」のとき、分圧抵抗52,53による主コンデンサ
6の充電電圧を検知する電圧検知回路5からの信号をア
ナログ値からディジタル値(電圧に対応)に変換してマ
イクロコンピュータ171に記憶している値が、閃光放
電管14が十分に発光できる任意のフル充電電圧(スト
ロボ充電完了レベル)であるか判別し、充電完了レベル
であるときはステップ314へ進み、そうでないときス
テップ316に進む。 [ステップ314] 上記ステップ306と同様、昇圧
動作を停止するためにマイコン17より発振開始信号O
SC信号を“HL”から“LL”にする。
【0086】[ステップ315] 再充電フラグRCH
Gを“0”にし、図2のステップ111、または、ステ
ップ102へ進む。
【0087】[ステップ316] 上記ステップ313
で充電完了レベル以下の場合、再充電フラグRCHGを
“1”にし、ステップ317に進む。
【0088】[ステップ317] 上記ステップ304
と同様、昇圧動作を開始するためにマイコン17より発
振開始信号OSC信号を“LL”から“HL”にする。
動作はステップ304と同じで主コンデンサ6への充電
を行う。そしてステップ313へ戻る。
【0089】つぎに、上記図3のステップ116でのシ
ャッタ・絞り制御・発光制御について、図7のフローチ
ャートと図8の発光時の動作図にしたがって説明する。
【0090】[ステップ401] 図2のステップ10
8にて得られた測光データ、並びに、図5のステップ3
09の発光量・露出演算により決められたシャッタ・絞
り値にするため、シャッタ回路21、絞り回路22の動
作を開始する。
【0091】[ステップ402] ストロボフラグFA
Lを判別し、「FAL=1」でストロボ発光が必要であ
るときはステップ403へ、「FAL=0」でストロボ
発光が必要でないときはステップ406に進む。
【0092】さらに、発光制御の動作について説明す
る。
【0093】[ステップ403] マイコン17よりト
リガ信号(TRG)を出力する。
【0094】[ステップ404] 昇圧回路3の動作時
に抵抗7を介してコンデンサ8に充電電流が流れチャー
ジされ、また主コンデンサ6は充電されており、閃光放
電管14に高圧がかかっているときに上記トリガ信号T
RG1が出力されると(図8(a))、抵抗12を介し
てサイリスタ9のゲートをオンしてコンデンサ8の一端
が接地され、放電し、トランス13の1次側のパルスが
発生し、これにより2次側に高圧パルスが発生(図8
(b))する。
【0095】主コンデンサ6、閃光放電管14を介して
流れる放電電流の一部がトリガがかかることにより閃光
放電管14のインピーダンスがさがることにより少し流
れダイオード903、抵抗904を介して、コンデンサ
907、抵抗905に流れるとともに定電圧ダイオード
906によりIGBT902のゲートに定電圧(VZ
が発生(図8(c))する。するとすぐにIGBT90
2がオンし、閃光放電管14からダイオード901を介
してIGBT902のコレクタエミッタ間に大電流が流
れ、発光(図8(i))をする。
【0096】[ステップ405] 測光回路800によ
り適正光量になるまで発光を継続する。適正光量になっ
たらステップ406へ進む。
【0097】[ステップ406] 発光停止のための信
号TRG2をマイコン17より出力(図8(e))す
る。
【0098】[ステップ407] マイコン17よりT
RG2信号としてHL出力がなされ、抵抗909を介し
てトランジスタ908のベースにHLが入力され、トラ
ンジスタ908がオンし、IGBT902のゲート電圧
がLLになることでIGBT902がオフし、放電電流
が停止し、発光が止まる。
【0099】[ステップ408] 図2のステップ10
8にて得られた測光データ、ならびに、図5のステップ
309の発光量・露出演算により決められたシャッタ・
絞り値にするため、ここではシャッタ回路21、絞り回
路22の動作を停止する。そして図3のステップ117
へ進む。
【0100】図10は本発明の第2実施例を示してい
る。
【0101】図10において、図1と同じ符号のものは
図1と同一もしくは均等なものである。
【0102】そして、図10は発光制御回路900の構
成を示しており、901〜909は第1実施例で示した
とおりである。911は抵抗、912はコンデンサで、
閃光放電管14にトリガコイル13の高圧パルスが出力
したとき、閃光放電管14に流れ始める電流を安定化さ
せるための抵抗とコンデンサである。すなわち、抵抗9
11とコンデンサ912により、放電がより安定化す
る。
【0103】動作はステップ404において、トリガパ
ルスが発生後、主コンデンサ6、閃光放電管14を介し
て流れる放電電流の一部がトリガがかかることにより、
少し流れ、ダイオード903、抵抗904を介して、コ
ンデンサ907、抵抗905に流れ、また抵抗911、
コンデンサ912にも流れるため、閃光放電管14に流
れる電流は安定してそれを続ける。後の動作は前述した
第1実施例と同じである。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
主コンデンサからの電荷によって閃光を発生する閃光放
電管を有し、ゲート電圧のオンオフによりスイッチする
第1の大電流スイッチ素子で発光を制御する閃光装置に
おいて、前記閃光放電管の陰極と第1の大電流スイッチ
素子のゲート間に接続された半導体素子とインピーダン
ス素子とを有し、かつ、前記第1の大電流スイッチ素子
のゲートとエミッタ間に定電圧にするための定電圧素子
と、大電流スイッチ素子のゲートをオフするための第2
のスイッチ素子を有するフラッシュ回路を備えているの
で、閃光放電管にトリガをかけることができ、閃光放電
管のインピーダンスを下げ、主コンデンサから放電管に
電流が流れ始めたときに大電流スイッチ素子のゲートに
電流が流れるようなゲート電圧発生回路により該大電流
スイッチ素子のゲート電圧を駆動し、オンさせ、発光制
御を行うことができるため、従来よりも、回路部品の少
ないゲート回路の構成ででき、主コンデンサからの電流
リークが少なく、充電エネルギーの無駄な減少が避けら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるカメラの構成をブ
ロック図で示した説明図である。
【図2】図1のカメラのメイン動作をフローチャートで
示した説明図である。
【図3】図2の動作の続きをフローチャートで示した説
明図である。
【図4】図2のステップ102におけるスイッチ検知の
動作をフローチャートで示した説明図である。
【図5】図2のステップ110等におけるストロボモー
ド時の動作をフローチャートで示した説明図である。
【図6】図5の動作の続きをフローチャートで示した説
明図である。
【図7】図3のステップ116におけるシャッタ・絞り
制御・発光制御の動作をフローチャートで示した説明図
である。
【図8】本発明の第1実施例の動作をタイミングチャー
トで示した説明図である。
【図9】従来の技術の一例の回路を示した説明図であ
る。
【図10】本発明の第2実施例の回路を示した説明図で
ある。
【符号の説明】
1…電源電池 3…昇圧回路 5…電圧検知回路 6…主コンデンサ 17…マイコン 24…リモコン受
信回路 25…リモコン送信回路 900…IGBT
発光制御回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主コンデンサからの電荷によって閃光を
    発生する閃光放電管を有し、ゲート電圧のオンオフによ
    りスイッチする第1の大電流スイッチ素子で発光を制御
    する閃光装置において、前記閃光放電管の陰極と第1の
    大電流スイッチ素子のゲート間に接続された半導体素子
    とインピーダンス素子とを有し、かつ、前記第1の大電
    流スイッチ素子のゲートとエミッタ間に定電圧にするた
    めの定電圧素子と、大電流スイッチ素子のゲートをオフ
    するための第2のスイッチ素子を有するフラッシュ回路
    を備えていることを特徴とするフラッシュ装置。
  2. 【請求項2】 第1の大電流スイッチ素子が絶縁ゲート
    形バイポーラトランジスタ、半導体素子がダイオード、
    インピーダンス素子が抵抗、定電圧素子が定電圧ダイオ
    ード、第2のスイッチ素子がNPNトランジスタからな
    り、そしてゲートとエミッタ間にコンデンサと抵抗が並
    列に接続されている請求項1記載のフラッシュ装置。
  3. 【請求項3】 主コンデンサからの電荷によって閃光を
    発生する閃光放電管を有し、ゲート電圧のオンオフによ
    りスイッチする第1の大電流スイッチ素子で発光を制御
    する閃光装置において、発光をトリガする手段を有し、
    発光のトリガをかけたときに前記第1の大電流スイッチ
    素子のゲート電圧を発生させるようにしたことを特徴と
    するフラッシュ装置。
  4. 【請求項4】 主コンデンサからの電荷によって閃光を
    発生する閃光放電管を有し、ゲート電圧のオンオフによ
    りスイッチする大電流スイッチ素子で発光を制御する閃
    光装置において、前記閃光放電管の陰極と主コンデンサ
    の陰極との間にインピーダンス素子が直列に接続されて
    いることを特徴とするフラッシュ装置。
  5. 【請求項5】 インピーダンス素子が抵抗とコンデンサ
    の直列回路で構成されている請求項4記載のフラッシュ
    装置。
JP33715493A 1993-12-28 1993-12-28 フラッシュ装置 Pending JPH07201485A (ja)

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