JPH0772532A - ストロボ装置 - Google Patents

ストロボ装置

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JPH0772532A
JPH0772532A JP24217493A JP24217493A JPH0772532A JP H0772532 A JPH0772532 A JP H0772532A JP 24217493 A JP24217493 A JP 24217493A JP 24217493 A JP24217493 A JP 24217493A JP H0772532 A JPH0772532 A JP H0772532A
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JP
Japan
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circuit
fno
strobe
lens
gno
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JP24217493A
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Yukio Otaka
幸夫 尾高
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無駄な電池を消耗することを防止すると共
に、開放FNoの明るい場合における充電時間の短縮を
図る。 【構成】 レンズの設定焦点距離に応じた開放絞り値を
検出する検出手段aと、該検出手段にて検出された開放
絞り値にしたがってストロボ最大発光量に制限を加える
発光量制御手段e,fとを備え、ストロボの最大発光量
(GNo)を、レンズの開放絞り値(FNo)に応じて
可変するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多焦点及びズーム機能
を有するカメラに用いられるストロボ装置の改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のストロボ装置は、距離情報と絞り
情報とフィルムのISO情報から必要GNo(ガイドナ
ンバー:ストロボ最大発光量)を決定し、時間にて閃光
を停止する方式や直接被写体からの反射光を受光して閃
光を停止する方式と、GNoを一定として、距離情報と
フィルムのISO情報より絞りを決定し、フル発光させ
るGNo固定方式とがある。
【0003】前者の方式は、必要十分な光量を出力する
ために、特に近距離での繰返し発光や省エネルギーには
適している。
【0004】一方、後者の方式は、回路構成が前者の方
式より簡単であり、閃光を停止させるサイリスタやIG
BTなどの素子が不要なため、コスト面においてメリッ
トがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、何れの
場合に於てもカメラへ組み込まれるストロボ装置は、当
初より大きなGNoを有する事がカメラの性格上、携帯
性の面から出来ず、最大GNoでもフィルム感度ISO
100の場合で3〜4m程度の最大使用距離に押さえら
れているのが一般的である。さらに最近ではフィルムの
ラチチュードがかなり広くなっており、−1段程度の光
量不足に於ても十分な色再現が可能であり、この分を含
めて最大GNoを決定する事も少なくない。
【0006】従って、GNo可変方式であっても、3m
程度でフル発光してしまうものが殆どであり、コストの
割に効果が十分発揮出来ない問題点があった。このた
め、多焦点やズームに連動して光学的にストロボ光を集
光するズーム方式との組み合わせによりストロボ装置を
構成する以外に、十分な効果を得られない問題点が有っ
た。
【0007】(発明の目的)本発明の目的は、無駄な電
池を消耗することを防止すると共に、開放FNoの明る
い場合における充電時間の短縮を図ることのできるスト
ロボ装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、レンズの設定
焦点距離に応じた開放絞り値を検出する検出手段と、該
検出手段にて検出された開放絞り値にしたがってストロ
ボ最大発光量に制限を加える発光量制御手段とを備え、
ストロボの最大発光量(GNo)を、レンズの開放絞り
値(FNo)に応じて可変するようにしている。
【0009】
【実施例】現在の多焦点、ズームカメラでは、レンズの
FNoがTELE画角の方が大きいため、TELE側の
レンズの開放FNoにより必要GNoが決定されている
のが一般的である。例えばTELE側のレンズFNoが
「 5.6」であり、4mまでの最大使用距離は GNo=(FNo 5.6)×(4m)=22.4 となり、GNo22.4程度のエネルギーと決定される。
【0010】従って、GNo22.4のGNo固定方式のス
トロボ装置では、毎回この分のエネルギーが放出されて
しまうことになる。ストロボ撮影の場合の使用距離は、
3〜4m程度が一般的であり、多焦点やズームのWID
E側のレンズの開放FNoが2.8程度であれば前述の式
と同様に GNo=(FNo 2.8)×(4m)=11.2 となり、GNo11.2程度のエネルギーが必要である。
【0011】従って、TELE側のGNoは22.4、WI
DE側では11.2であれば良く、TELE側のGNoに対
してWIDE側のエネルギーを当初より少なく出力する
ことが可能である。このGNoの増減はメインコンデン
サの充電電圧により可変出来る。
【0012】図1は本発明の第1の実施例におけるスト
ロボ装置の概略構成を示すブロック図である。
【0013】図1において、aは多焦点又はズームの焦
点距離に対するレンズのFNo(絞り値)を検出するF
No検出回路、bはフィルムのDX接片、又は、手動に
より得られるISO感度を検出するISO感度検出回
路、cはFNo検出回路a及びISO感度検出回路bか
らの情報に基づいて必要GNoを演算する演算回路、d
はストロボ充電開始及び停止や発光等の制御を行うスト
ロボ制御回路、eは主コンデンサの充電電圧を検出する
充電電圧検出回路、fは主コンデンサ,放電管及び発光
回路を含むストロボ回路である。
【0014】図2は、上記のストロボ回路f、及び、充
電電圧検出回路lの構成例を示す回路図である。
【0015】図2において、1は電源であるところの電
池、2は前記電池1の電圧を昇圧するDC/DCコンバ
ータ、3は昇圧された電圧を整流するためのダイオー
ド、4,5は後述のコンデンサ6の電圧を分圧する抵
抗、6はコンデンサで、DC/DCコンバータ2が作動
中にダイオード7を介した主コンデンサ8の電圧を平滑
するために接続されている。9は前記主コンデンサ8と
並列に接続される放電管、10は前記放電管を発光させ
るための高圧パルスを発生させるトリガ回路である。以
上によりストロボ回路fが構成される。
【0016】11は図中に示した基準電圧Vrefに片
側が接続される抵抗、12は比較回路13の非反転入力
端子の保護用の抵抗、14,16,18は抵抗で、1
5,17,19のスイッチング素子に、それぞれ接続さ
れ、電池の負極に接続されている。以上により充電電圧
検出回路eが構成される。
【0017】g,hは図1のストロボ制御回路dと接続
される端子であり、端子gにはDC/DCコンバータ2
の発振及び停止信号が入力され、端子hには発光開始信
号が入力される。j,k,lは、図1のストロボ制御回
路dより与えられスイッチ素子15,17,19をそれ
ぞれ切り換える信号が入力される端子であり、この切換
えに応じて抵抗11を介してコンパレータ13の反転入
力端子に印加される分圧電圧が変化する。
【0018】図3は上記構成におけるストロボ装置を具
備したカメラの概略動作を示すフローチャートであり、
以下これにしたがって説明する。
【0019】ステップ101において、レリーズボタン
の第1ストロークによりONするスイッチSW1の状態
を検知し、OFFであればこのステップに待機し、その
後ONすることによりステップ102へ進む。そして、
ここで不図示の測光回路を動作させ、これにより得られ
る情報とフィルムISO感度により測光データを算出
し、次のステップ103にてこの測光データがある所定
の輝度αの以上であるか否かを判別する。もし、所定の
輝度以上であればステップ104へ移行し、ここで不図
示の測距回路を動作させて測距情報を得る。そして、ス
テップ105へ進み、レリーズボタンの第2ストローク
によりONするレリーズスイッチSW2の状態を検知す
る。OFFであればこのステップに待機し、その後ON
することによりステップ106へ進み、上記ステップ1
04にて得られた測距情報に基づいて鏡筒を駆動し、ピ
ント調整を行う。次いでステップ107へ進み、上記ス
テップ103で得られた測光データに従い、シャッタの
絞り開口を行い、露光動作を行う。そして、適正露光が
終了すると(鏡筒は自動的に初期位置に戻される)次の
ステップ108へ進み、撮影駒のフィルム巻上げを行
う。
【0020】また、前記ステップ103において、この
時の測光データが所定の輝度α未満であった場合にはス
テップ109へ進み、不図示のズームポジションスイッ
チより焦点距離に対応するレンズのFNoを読み込む。
次のステップ110においては、上記ステップ109に
て読み込んだFNoのデータを基にストロボの光量を設
定する。
【0021】ここで、上記ステップ109と110の部
分について詳述する。
【0022】あるズーム位置に対応するFNo等の関係
を示したのが以下に示す‘表−1’であり、ズーム位置
が「1」の場合、焦点距離は70mmであり、これをカ
バーするFNoは「 5.6」であり、又その場合の必要G
Noは「 22.4 」であり、主コンデンサ8の充電電圧は
「330V」必要となる。
【0023】FNoに対応する必要GNoは、ストロボ
使用範囲をフィルムISO感度100にて4mとすれ
ば、 GNo=FNo×4m となる。
【0024】また、他の位置の必要主コンデンサ電圧
は、最大充電電圧をズーム位置「1」で「330V」,
FNo「 5.6」を基準としており、各レンズのFNoよ
り必要な主コンデンサ電圧は、GNoがほぼ電圧と比例
すること、及び主コンデンサ容量を一定として下式に従
った。
【0025】(必要主コンデンサ電圧)=330V×
(FNox/ 5.6) FNox:あるズーム位置でのレンズのFNo ズーム位置が「2」である場合には、レンズのFNoは
‘表−1’中の例で「4.7」であり、GNoは「 18.8
」、従って充電電圧は「280V」で良いこととな
る。フィルムのISO感度により最大使用範囲は、 (最大使用範囲)=4m×√(ISOx/100) ISOx:使用フィルムのISO感度 となり、ISO100で4m,ISO200で 5.6m,
ISO400では8mと最大使用距離が延長する。
【0026】そして、このFNoに対応する主コンデン
サ8の充電電圧をステップ110にて選択し、図1の演
算回路c,ストロボ制御回路dより充電電圧検出回路e
に前述の主コンデンサ8の必要充電電圧を設定する。
【0027】 次に、ステップ111において、ストロボ充電の打ち切
り時間のタイマをセットしてタイマのカウントを開始
し、次のステップ112においてストロボ充電を開始す
る。その後、ステップ113及びステップ114へ進
み、ここで充電完了信号の入力及びストロボ充電の打ち
切り時間を設定したタイマのカウントアップ信号の入力
を待ち、このうちの何れか早い方の信号入力により前述
したステップ104へ移行する。なお、上記のストロボ
充電の打切り時間をカウントするタイマを設けているの
は、充電完了信号が万一発生しない場合の対策である。
【0028】上記ステップ104において測距情報を得
ると、前述と同様、ステップ105へ進み、レリーズボ
タンの第2ストロークによりONするレリーズスイッチ
SW2の状態を検知する。OFFであればこのステップ
に待機し、その後ONすることによりステップ106へ
進み、上記ステップ104にて得られた測距情報に基づ
いて鏡筒を駆動し、ピント調整を行う。次いでステップ
107へ進み、フィルムISO感度及び上記ステップ1
10にて設定されたストロボGNoにより適正絞り位置
でストロボを発光させ、露光動作を行う。そして、適正
露光が終了すると(鏡筒は自動的に初期位置に戻され
る)次のステップ108へ進み、撮影駒のフィルム巻上
げを行う。
【0029】次に、図2に示したストロボ回路f及び充
電電圧検出回路eにおける、図3のステップ109以後
の動作について説明する。
【0030】ステップ109にてレンズのFNoが読み
込まれ、ステップ110にて必要な主コンデンサ8の容
量が選択されると、端子j,k,lを介して、充電検出
レベルがセットされる。この主コンデンサ8の充電検出
レベルは、図中の基準電位Vrefと抵抗11及び抵抗
14,16,18及び端子j,k,lによりスイッチさ
れるスイッチ素子15,17,19により変化する。以
下の‘表−2’は主コンデンサ8の必要充電電圧と各端
子j,k,lの関係を示すものである。 ズーム位置が「1」の場合、スイッチ素子15,17,
19は非導通状態であり、この時主コンデンサ8の電圧
が最大となる。この最大電圧を「330V」とすると、
抵抗4,抵抗5と基準電位Vrefとの関係は、 R5/(R4+R5)×330=Vref となる様、設定される。
【0031】また、各ズーム位置に対して各抵抗11,
14,16,18の関係は ズーム位置「2」 R14/(R11+R14)=280/330 ズーム位置「3」 R16/(R11+R16)=220/330 ズーム位置「4」 R18/(R11+R18)=170/330 R11〜18:抵抗11〜18の抵抗値 と設定されている。
【0032】従って、‘表−2’で端子j,k,lのハ
イレベル及びローレベルの状態に対応して ズーム位置「1」で、330V ズーム位置「2」で、280V ズーム位置「3」で、220V ズーム位置「4」で、170V に主コンデンサ8の電位が達した時点で、比較器13の
出力である端子iがロウレベルよりハイレベルに反転す
るように、比較器13の比較レベルがセットされる。
【0033】次のステップ111ではストロボ充電の打
ち切りタイマがセットされ、カウントが開始され、次の
ステップ112では端子gによりDC/DCコンバータ
2が作動する様に信号を与える。
【0034】DC/DCコンバータ2が発振すると、ダ
イオード3及び7を介して、主コンデンサ8に高圧の電
荷が蓄積される。ここで、ダイオード7は主コンデンサ
8の電荷がDC/DCコンバータ2が停止した時点で、
抵抗4及び5を介し放電してしまうのを防止するために
接続されている。コンデンサ6はDC/DCコンバータ
2が発振中に、ほぼ主コンデンサ8の電位になる様に接
続された平滑用コンデンサである。主コンデンサ8の電
位が端子j,k,lにて設定された所定のレベルとなる
と、前述のように比較器13の出力が反転し、端子jに
ハイレベルの信号を発生する。この信号はステップ11
3にて検出され、前述したステップ104に戻る。
【0035】また、発光信号は端子hを介して与えら
れ、発光回路10より高圧パルスが放電管9に与えられ
る。この高圧パルスで放電管9は励起状態となり、主コ
ンデンサ8の電荷を放電し発光が行われる。この発光信
号は前記の様にステップ107にて与えられる。
【0036】尚、このシーケンスで既に330Vに充電
されていたストロボが、レンズのFNoが低い方にシフ
トした場合には、330Vの充電電圧のGNoでステッ
プ107にて演算され、また高い方にシフトした場合に
は、さらにその電圧まで主コンデンサ8に追加充電を行
うよう構成されている。
【0037】(第2の実施例)図4は本発明のストロボ
装置の概略構成を示すブロック図であり、図1と同様の
機能を有する部分は同一符号を付してある。
【0038】図4において、aは不図示のズーム位置検
出回路よりレンズのFNoを検出するためのFNo検出
回路、bはフィルムのISO感度をDX接片又は手動に
より入力された情報を読み込むためのISO感度検出回
路、cは上記FNo検出回路a及びISO感度検出回路
bよりの情報を得て、ストロボの最大GNoを演算する
演算回路、dはストロボ充電開始及び停止や発光開始信
号をストロボ回路fに与えるストロボ制御回路、mはス
トロボの発光光量を制御する発光量制御回路である。
【0039】図5は、図4に示したストロボ回路f及び
これの近傍の回路構成を示す回路図であり、図2と同様
の機能を有する部分は同一符号を付してある。
【0040】図5において、13は比較器で、端子iを
介して不図示のストロボ制御回路dに接続されている。
20はIGBTで、発光量制御回路mより導通,非導通
の信号を与えられる。hは発光開始信号が与えられる端
子であり、発光回路10に接続されている。qは不図示
のストロボ制御回路dに接続され、IGBT20の導
通,非導通のタイミングを与える端子である。
【0041】図6は上記構成におけるストロボ装置の概
略動作を示すフローチャートであり、以下これにしたが
って説明する。
【0042】ステップ201において、レリーズボタン
の第1ストロークによりONするスイッチSW1の状態
を検知し、OFFであればこのステップに待機し、その
後ONすることによりステップ202へ進む。そして、
ここで不図示の測光回路を動作させ、これにより得られ
る情報とフィルムISO感度により測光データを算出す
る。そしてステップ203へ進み、ここで不図示の測距
回路を動作させて測距情報を得る。次のステップ204
においては、前記測光データがある所定の輝度αの以上
であるか否かを判別し、もし所定の輝度以上であればス
テップ205へ移行し、レリーズボタンの第2ストロー
クによりONするレリーズスイッチSW2の状態を検知
する。OFFであればこのステップに待機し、その後O
Nすることによりステップ206へ進み、上記ステップ
203にて得られた測距情報に基づいて鏡筒を駆動し、
ピント調整を行う。次いでステップ207へ進み、上記
ステップ202で得られた測光データに従い、シャッタ
の絞り開口を行い、露光動作を行う。そして、適正露光
が終了すると(鏡筒は自動的に初期位置に戻される)次
のステップ208へ進み、撮影駒のフィルム巻上げを行
う。
【0043】また、前記ステップ203において、この
時の測光データが所定の輝度α未満であった場合にはス
テップ209へ進み、万一ストロボの充電完了信号が発
生しなかった場合のストロボ充電の打ち切りタイマをセ
ットしてカウントを開始する。次のステップ210では
ストロボ充電開始の信号を与え、DC/DCコンバータ
2を作動させる。その後、主コンデンサ8の充電レベル
が所定レベルに達すると充電完了信号が発生するが、次
のステップ211にてこの信号を検出すると停止処理を
行い、ステップ213へ進む。また、上記ステップ21
1において充電完了信号が発生していない場合はステッ
プ212へ移行し、上記タイマがカウントアップしたか
否かを検知し、検知していなければ先のステップ211
へ戻り、検知した場合はステップ213へ進む。
【0044】ステップ213においては、不図示のズー
ム位置検出回路によりズーム位置に対応したFNoを読
み込む。そして、次のステップ214において、上記ス
テップ202により得られた測距データとGNoより発
光量を演算し、IGBT20の導通時間データを得る。
【0045】このステップ214において、ストロボの
必要GNoをレンズのFNoと所定距離、ここでは4m
とすれば、 (必要GNo)=(レンズFNo)×4m で与えられ、各ズーム位置でのIGBT20の最大導通
時間は以下の‘表−3’の様に制限される。(フル発光
時間>t1 >t2 >t3従って、TELE端のズーム位置「1」以外のズーム位
置では、主コンデンサ8に残留電荷が保持される設定と
なる。よって、フィルムのISO感度及び距離情報,絞
り値で決定するIGBTの導通時間と、‘表−3’の最
大導通時間の小さい方をセットし、ステップ205へ進
む。
【0046】ステップ205ではレリーズボタンの第2
ストロークによりONするレリーズスイッチSW2の状
態を検知し、OFFであればこのステップに待機し、そ
の後ONすることによりステップ206へ進み、上記ス
テップ204にて得られた測距情報に基づいて鏡筒を駆
動し、ピント調整を行う。次いでステップ207へ進
み、シャッタを駆動し、シャッタの絞りのタイミングに
てストロボの閃光を開始し、上記ステップ214にてセ
ットされた時間データでIGBT20の閃光を停止する
(鏡筒は初期状態に戻される)。そして、ステップ20
8にてフィルムが巻き上げられ、初期の状態に戻る。
【0047】次に、図5の構成において、前記第1の実
施例における図2の構成との異なる部分について説明す
る。
【0048】比較回路13の非反転入力端子は、主コン
デンサ8の電圧を検出しており、 (1+R4/R5)・Vref の電圧に達すると、端子iより充電完了信号をストロボ
回路fへ出力するように設定されている。
【0049】ステップ210にて充電開始信号が端子g
により与えられると、DC/DCコンバータ2は発振を
開始し、その後主コンデンサ8の充電電圧が前述の電圧
に達すると、比較器13の出力が反転し、ハイレベルの
信号が端子iを介してストロボ制御回路fに充電完了信
号として与えられる。図6に示すステップ211でこの
信号を検知すると次のステップ213へ進む。このステ
ップ213では前述の様に開放FNoを検出し、ステッ
プ214でGNoの上限を決定し、IGBT20の導通
時間と比較し、どちらか短い時間で図5のmで示した発
光量制御回路により制御し、IGBT20の導通時間と
して与える。この閃光時間は図6のステップ207での
ストロボ発光のタイミングで行われる。
【0050】以上の各実施例によれば、ズーム位置に対
応した開放FNoによりストロボ光量を設定するように
している為、無駄な電池を消耗することもなくなり、更
に開放FNoの明るい場合には充電時間も短縮できる利
点がある。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レンズの設定焦点距離に応じた開放絞り値を検出する検
出手段と、該検出手段にて検出された開放絞り値にした
がってストロボ最大発光量に制限を加える発光量制御手
段とを備え、ストロボの最大発光量(GNo)を、レン
ズの開放絞り値(FNo)に応じて可変するようにして
いる。
【0052】よって、無駄な電池を消耗することを防止
すると共に、開放FNoの明るい場合における充電時間
の短縮を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるストロボ装置の
眼略構成を示すブロック図である。
【図2】図1のストロボ回路及び充電電圧検出回路の具
体的な構成を示す回路図である。
【図3】本発明の第1の実施例におけるストロボ装置の
眼略動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例におけるストロボ装置の
眼略構成を示すブロック図である。
【図5】図4のストロボ回路及び充電電圧検出回路の具
体的な構成を示す回路図である。
【図6】本発明の第2の実施例におけるストロボ装置の
眼略動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 電池 2 DC/DCコンバータ 8 主コンデンサ 13 比較器 a FNo検出回路 c 演算回路 d ストロボ制御回路 e 充電電圧検出回路 f ストロボ回路 m 発光量制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズの設定焦点距離に応じた開放絞り
    値を検出する検出手段と、該検出手段にて検出された開
    放絞り値にしたがってストロボ最大発光量に制限を加え
    る発光量制御手段とを備えたストロボ装置。
JP24217493A 1993-09-03 1993-09-03 ストロボ装置 Pending JPH0772532A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005189547A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Ricoh Co Ltd 電子撮影装置
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