JPH11237664A - ストロボ装置およびこれを備えたカメラ - Google Patents

ストロボ装置およびこれを備えたカメラ

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JPH11237664A
JPH11237664A JP3855598A JP3855598A JPH11237664A JP H11237664 A JPH11237664 A JP H11237664A JP 3855598 A JP3855598 A JP 3855598A JP 3855598 A JP3855598 A JP 3855598A JP H11237664 A JPH11237664 A JP H11237664A
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JP
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voltage
main capacitor
capacitor
oscillation
resistor
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JP3855598A
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Hiroshi Suzuki
鈴木  寛
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  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 主コンデンサの電圧を抵抗により分圧して電
圧情報を取り出す場合には、逆流防止用ダイオードを挿
入する必要がある。 【解決手段】 ストロボ発光用主コンデンサ17と、こ
の主コンデンサの充電電圧を検出する電圧検出手段30
とを有するストロボ装置において、主コンデンサの充電
電圧を直列接続した2つの分圧用コンデンサ12,13
により分圧し、これら分圧用コンデンサによる分圧点の
出力電圧を電圧検出手段に入力するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラに備えられ
るストロボ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラに備えられるストロボ装置は、D
C/DCコンバータ回路により昇圧された電池エネルギ
ーを、主コンデンサに充電し、発光エネルギーとして消
費する構成である。この場合、安定した光量が得られる
ようにするために、主コンデンサの充電電圧を検出し、
所定の電位に保つ定電圧充電を行っているものが一般的
である。
【0003】従来は、この主コンデンサの充電電圧を高
圧のツェナーダイオードや抵抗により分割し、分割され
た主コンデンサ電圧をコンパレータに入力して、基準電
圧と比較することにより、主コンデンサの充電電圧が所
定電位になったか否かを判別するタイプのものが主流で
あった。
【0004】ここで図4および図5に、従来のストロボ
装置の構成を示す。図4において、101は電源である
ところの電池、102は抵抗、103はコンデンサ、1
04は発振トランジスタである。抵抗102およびコン
デンサ103の並列回路は発振トランジスタ104のベ
ース−エミッタ間に接続されている。
【0005】105はスイッチ素子で、4チャンネルの
FETである。107はダイオードで、アノードが電池
101の負極に接続されている。発振トランジスタ10
4のベースとダイオード107のカソード間にはスイッ
チ素子105が接続されている。
【0006】106は抵抗で、スイッチ素子105のゲ
ートと電池101の負極間に接続されている。
【0007】108は発振トランスで、一次巻線Pが発
振トランジスタ104のコレクタと電池101の負極間
に接続され、二次巻線Sとフィードバック巻線Fとの接
続点がスイッチ素子105とダイオード107の接続点
に接続されている。
【0008】109は抵抗で、発振トランス108のフ
ィードバック巻線Fに発生するフィードバック電流を制
限するよう接続される。110は整流用ダイオード、1
11は平滑用コンデンサ、112,113は分圧抵抗、
114は逆流防止用ダイオードである。なお、ダイオー
ド114は、主コンデンサ117の充電電圧がフル充電
に達した後に発振が停止したことで、この電荷が抵抗1
12,113により放電することを防止している。
【0009】115は発光回路で、後述の発光信号より
放電管116にトリガーパルスを与え、発光を導くもの
である。117は主コンデンサである。
【0010】また、a,b,cはカメラと接続される端
子で、それぞれ発振の開始および停止、主コンデンサ1
17の充電電圧情報、発光開始などの信号をやり取りす
るためのものである。
【0011】図5には、主コンデンサ117の電圧を検
知するための回路の構成を示している。121は基準電
圧、122,123は抵抗で、基準電圧121を分圧す
るものである。
【0012】124は第1コンパレータで、正の入力端
子が基準電圧121に、負の入力端子が端子b’を介し
て図4の端子bに接続されている。125は抵抗で、第
1コンパレータ124の出力に接続されたプルアップ抵
抗である。
【0013】126は第2コンパレータで、正の入力端
子が抵抗22,23で分圧された分圧点に、負の入力端
子が第1コンパレータ124と同様に端子b’に接続さ
れている。
【0014】以上のように構成されたストロボ装置で
は、図示しないカメラ制御回路により発振制御端子aに
ハイレベル信号が与えられることで電池101の昇圧動
作が行われる。発振制御端子aにハイレベル信号が与え
られると、抵抗106を介してゼロ電位にあったスイッ
チ素子105のゲートがハイレベルとなり、スイッチ素
子105は導通状態になる。このため、電池101より
発振トランジスタ104のエミッタ−ベース間スイッ
チ、スイッチ素子105、発振トランス108のフィー
ドバック巻線F、抵抗109および電池101の負極ル
ープで電流が流れ、発振トランジスタ104のベース電
流となる。
【0015】これにより、発振トランジスタ104に
は、hFE倍されたコレクタ電流が発振トランス108の
1次巻線Pを介して流れ、2次巻線Sおよびフィードバ
ック巻線Fには起電力が発生する。そして、2次巻線S
からは、ダイオード110,114、主コンデンサ11
7、電池101、発振トランジスタ104のエミッタ−
ベース間、スイッチ素子105に電流が流れ、フィード
バック巻線Fからは抵抗109、電池101、発振トラ
ンジスタ104のベースへと電流が流れるために、発振
トランジスタ104のコレクタ電流がさらに増加し、こ
の正帰還によりトランジスタ104は一瞬にして導通状
態となる。
【0016】発振トランジスタ104の導通がしばらく
行われ、発振トランス108のコアの磁束が飽和し、各
巻線に逆起電力が発生すると、発振トランス108のフ
ィードバック巻線Fに発生した逆起電力により発振トラ
ンジスタ104のエミッタ−ベース間が逆バイアスさ
れ、さらに2次巻線Sがダイオード110の寄生容量を
介して同時に発振トランジスタ104のベース−エミッ
タ間に逆バイアスを印加させる。これにより、発振トラ
ンジスタ104は一瞬にして非導通状態となる。こうし
てコアの磁束飽和が解消されると、再び電池101より
前述のループで発振トランジスタ104のベース電流が
流れ、発振トランジスタ104は導通状態となる。この
ようにして発振トランジスタ104は導通状態と非導通
状態を繰り返す。このため、発振トランス108の2次
巻線Sには、1次巻線Pの巻線比倍の起電力が発生し、
ダイオード110,114を介して主コンデンサ117
に電荷が蓄積される。
【0017】この主コンデンサ117の充電電圧は、ダ
イオード114を介してコンデンサ111の電位とほぼ
同等となっている。この電位は抵抗112,113によ
り分圧され、端子bを介して図5の端子b’に主コンデ
ンサ17の電圧情報として与えられる。
【0018】端子b’に与えられる電圧情報は、コンパ
レータ124,136により基準電圧と比較される。こ
れらの分圧レベルは、主コンデンサ117の最大充電電
圧レベルであるおよそ300V〜330Vにて、コンパ
レータの電源電圧を越えない範囲で設定されるため、抵
抗112,113の分圧比は1/200〜1/100程
度とされる。
【0019】基準電圧121はこの分圧レベルに従う電
圧で設定され、抵抗122,123の分圧比は約8割程
度で設定されるのが一般的である。したがって、コンパ
レータ124の反転レベルが主コンデンサ117の電圧
に換算して、330Vであればコンパレータ126の反
転レベルはおよそ270V程度に設定される。
【0020】主コンデンサ117の電位が上昇し、およ
そ270V程度の所定レベルに充電されると、コンパレ
ータ127の出力はハイレベルからローレベルに反転
し、図示しないカメラ制御回路へ接続端子dを介してス
トロボ装置が発光可能な電圧に達したことを知らせる。
【0021】その後もストロボ装置は昇圧を行い、主コ
ンデンサ117の電位がほぼ330Vの所定電圧に達す
ると、コンパレータ124の出力はハイレベルからロー
レベルに反転し、フル充電電圧に達したことを示す信号
を端子eを介して図示しないカメラ制御回路に与える。
【0022】この信号により、カメラ制御回路は、図4
に示す制御端子aをハイレベルからローレベルとし、ス
イッチ素子105を非導通とし、ストロボ装置の充電を
終了させる。
【0023】この状態にてカメラのレリーズが行われ、
ストロボ光が必要と判断されると、カメラ制御回路は端
子cを介して発光回路15に発振開始信号を与え、放電
管16に高圧用のトリガーパルスを印加し、励起された
放電管16は主コンデンサ17の電荷を放電させ、スト
ロボ光を被写体に照射する。
【0024】この後カメラ制御回路は所定のシーケンス
を終了し、撮影の初期状態に戻る。ところで、最近のカ
メラでは、制御回路にマイコンを使用するものが一般的
になっており、電圧情報をA/Dコンバータにより制御
回路に入力することが多く行われるようになってきてい
る。
【0025】したがって、ストロボの主コンデンサ電圧
をA/Dコンバータを介して、入力することで、ストロ
ボの露出に関してきめ細かい補正を行うことが可能とな
り、また記憶素子であるE2 PROMなどにより、設定
電圧を調整することも可能となっている。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように主コンデンサの電圧を抵抗により分圧して電圧情
報を取り出す場合には、発振停止後に主コンデンサの充
電電荷が検出のための分圧抵抗により放電することを防
止するために、逆流防止用ダイオード(図4の114)
を挿入する必要がある。
【0027】この結果、発振停止時に、主コンデンサは
逆流防止用ダイオードにより電位は保たれるものの、平
滑コンデンサの電荷は分圧抵抗と並列に挿入されている
分圧抵抗により放電され、実際の主コンデンサの充電電
圧よりA/D変換時の充電電圧が低い値となる。
【0028】したがって、例えばシャッターレリーズボ
タンの第1ストローク操作すなわち半押し操作にて充電
を行うカメラでは、シャッターボタンの第1ストローク
操作のオン・オフを繰り返した場合に、主コンデンサの
充電動作が繰り返し行なわれることになり、主コンデン
サの電位が上昇してしまうという問題がある。
【0029】また、主コンデンサの電圧を抵抗で分圧し
て構成する場合には、平滑用コンデンサおよび主コンデ
ンサの電荷の逆流防止用のダイオードが必要となり、部
品点数が増し、実装スペースを要したり、コスト高にな
るという欠点がある。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、ストロボ発光用主コンデンサと、この
主コンデンサの充電電圧を検出する電圧検出手段とを有
するストロボ装置において、主コンデンサの充電電圧を
直列接続した2つの分圧用コンデンサにより分圧し、こ
れら分圧用コンデンサによる分圧点の出力電圧を電圧検
出手段に入力するようにしている。
【0031】すなわち、A/Dコンバータ等を利用して
主コンデンサの電圧を検出する際に、主コンデンサの電
圧を直列接続した分圧用コンデンサの分圧点から検出す
ることにより、シャッターレリーズボタンの第1ストロ
ーク操作のオン・オフが繰り返されても、この第1スト
ローク操作により充電される主コンデンサの電位が設定
電圧に対して上昇することを防止できるようにしてい
る。
【0032】また、分割抵抗、平滑用コンデンサおよび
逆流防止用ダイオードの4点で構成される従来の回路に
比べて、分圧用コンデンサの2点のみでできる点で実装
スペースやコスト面で有利としている。
【0033】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1には、本発
明の第1実施形態であるストロボ装置のブロック図を示
している。この図において、1は電源であるところの電
池、2は抵抗、3はコンデンサ、4は発振トランジスタ
である。抵抗2およびコンデンサ3の並列回路は発振ト
ランジスタ4のベース−エミッタ間に接続されている。
【0034】5はスイッチ素子で、4チャンネルのFE
Tである。7はダイオードで、アノードが電池1の負極
に接続されている。発振トランジスタ4のベースとダイ
オード7のカソード間にはスイッチ素子5が接続されて
いる。
【0035】6は抵抗で、スイッチ素子5のゲートと電
池1の負極間に接続されている。
【0036】8は発振トランス(DC/DCコンバー
タ)で、一次巻線Pが発振トランジスタ4のコレクタと
電池1の負極間に接続され、二次巻線Sとフィードバッ
ク巻線Fとの接続点がスイッチ素子5とダイオード7の
接続点に接続されている。
【0037】9は抵抗で、発振トランス8のフィードバ
ック巻線Fに発生するフィードバック電流を制限するよ
う接続される。10は整流用ダイオードである。
【0038】12,13は放電管16の発光エネルギー
を蓄える主コンデンサ17の両端に直列接続され、主コ
ンデンサ17の充電電圧を分圧する分圧用コンデンサで
ある。
【0039】15は発光回路で、後述の発光信号より放
電管16にトリガーパルスを与え、発光を導くものであ
る。
【0040】また、a,b,cは端子であり、aは発振
開始と停止を制御する端子であり、bは発振トランス8
が発振中に、分圧用コンデンサ12,13で分圧された
接続点(分圧点)からの分圧電圧をA/Dコンバータ1
8に電圧情報として入力する端子である。cはカメラの
制御回路20に接続される端子で、放電管16の発光起
動を与えるものである。
【0041】以上のように構成されたストロボ装置の動
作をカメラの動作とともに図2および図3のフローチャ
ートを用いて説明する。
【0042】まず、ステップ(以下、Sと略す)1にお
いては、カメラ制御回路20に、図示しないシャッター
レリーズボタンの第1ストローク操作(半押し操作)に
より発生する撮影準備信号が入力されたか否かを確認す
る。撮影準備信号が入力されたときはS2に進み、初期
のデータリセット等の設定を行い、さらにS3に進んで
電池1の電圧を確認(バッテリーチェック)して、撮影
に十分な状態であればS4に、不十分であれば図示しな
いシーケンスで初期状態に戻る。
【0043】S4では撮影露出を決定するための情報と
して、被写体の輝度を測定し、フィルム感度情報で露出
データを演算し、メモリに記憶させる。さらに、S5で
はオートフォーカスにより被写体に撮影レンズを合焦さ
せるためピントデータを得る。
【0044】次に、S6において、S4にて測定された
露出データが所定の値より明るいか否かを判断し、暗い
場合はストロボ撮影を行うS7に進み、明るい場合には
シャッターの第2ストローク操作(全押し操作)により
発生する撮影開始信号の入力を待つ。
【0045】S7はストロボの充電シーケンスを示し、
図3のフローチャートに従ってこのシーケンスを説明す
る。
【0046】まず、S21では、マイコンがA/Dコン
バータ30を作動させる準備として所定時間待機状態と
した後、S22に進む。
【0047】S22では、カメラ制御回路20より端子
aおよび抵抗6を介してハイレベル信号がスイッチ素子
5のゲートに与えられる。これにより、スイッチ素子5
は導通状態になる。このため、電池1より発振トランジ
スタ4のエミッタ−ベース間スイッチ、スイッチ素子
5、発振トランス8のフィードバック巻線F、抵抗9お
よび電池1の負極ループで電流が流れ、発振トランジス
タ4のベース電流となる。
【0048】これにより、発振トランジスタ4には、h
FE倍されたコレクタ電流が発振トランス8の1次巻線P
を介して流れ、2次巻線Sおよびフィードバック巻線F
には起電力が発生する。そして、2次巻線Sからは、ダ
イオード10,主コンデンサ17、電池1、発振トラン
ジスタ4のエミッタ−ベース間、スイッチ素子5に電流
が流れ、フィードバック巻線Fからは抵抗9、電池1、
発振トランジスタ4のベースへと電流が流れるために、
発振トランジスタ4のコレクタ電流がさらに増加し、こ
の正帰還によりトランジスタ4は一瞬にして導通状態と
なる。
【0049】発振トランジスタ4の導通がしばらく行わ
れ、発振トランス8のコアの磁束が飽和し、各巻線に逆
起電力が発生すると、発振トランス8のフィードバック
巻線Fに発生した逆起電力により発振トランジスタ4の
エミッタ−ベース間が逆バイアスされ、さらに2次巻線
Sがダイオード10の寄生容量を介して同時に発振トラ
ンジスタ4のベース−エミッタ間に逆バイアスを印加さ
せる。これにより、発振トランジスタ4は一瞬にして非
導通状態となる。
【0050】こうしてコアの磁束飽和が解消されると、
再び電池1より前述のループで発振トランジスタ4のベ
ース電流が流れ、発振トランジスタ4は導通状態とな
る。このようにして発振トランジスタ4は導通状態と非
導通状態を繰り返す。このため、発振トランス8の2次
巻線Sには、1次巻線Pの巻線比倍の起電力が発生し、
ダイオード10を介して分圧用コンデンサ12,13お
よび主コンデンサ17に充電電流を与える。
【0051】次に、S25でA/Dコンバータ30を作
動させ、主コンデンサ17の分圧用コンデンサ12,1
3による分圧電位を端子bを介してA/Dコンバータ3
0に入力し、A/Dコンバータ30を起動させる。
【0052】ここで、本実施形態においては、主コンデ
ンサ17の充電電圧を分圧する分圧用コンデンサ12,
13の分圧点からA/Dコンバータ30に電圧情報を入
力しているので、シャッターレリーズボタンの第1スト
ローク操作のオン・オフが繰り返された場合でも、S2
1の充電電圧検出待ちの期間に主コンデンサ17の補充
電が行われることがない。したがって、第1ストローク
操作のオン・オフが繰り返された場合でも、主コンデン
サ17の電位が設定電圧に対して上昇することを確実に
防止することができる。
【0053】そして、S30では、カメラ制御回路20
がA/Dコンバータ30からの出力信号(電圧情報)に
基づいて主コンデンサ17の充電電圧がフル充電電圧に
達したか否かを判別する。
【0054】フル充電電圧に達しない場合はS31に進
み、撮影開始信号が入力されたか否かを判別する。入力
された場合にはその時点でA/Dコンバータ30からの
電圧情報に応じてストロボのガイドナンバーの演算を行
い、フル充電電圧で定められた絞り値に補正を加えて、
S35の充電停止シーケンスに進む。また、S31にお
いて撮影開始信号が入力されていなければ、S25に戻
り、再びA/Dコンバータ30を起動させる。
【0055】一方、S30においてフル充電電圧に達し
た場合は、そのままS35の充電停止シーケンスに進
む。
【0056】以上のようにして主コンデンサ17の充電
が終了すると、S35から図2のS8に進み、撮影開始
信号が入力されるのを待つ。
【0057】撮影開始信号が入力されると、S9に進
み、S5にて演算されたピントデータにしたがって撮影
レンズを合焦位置に駆動する。
【0058】続いてS10に進み、S4で求められた被
写体輝度データ、外光撮影かストロボによる補助光撮影
かの情報によって絞り値および露光時間を設定し、シャ
ッター制御を行うとともに、ストロボ発光を行う場合に
は所定のタイミングで端子cを介してストロボ装置を発
光させる。これにより、露光が行われる。
【0059】露光が終了すると、S11に進み、S9で
駆動された撮影レンズを初期位置に戻してS12に進
む。
【0060】S12では撮影が行なわれたフィルムを1
コマ分を巻き上げ、次にS13に進んで、ストロボの撮
影が行なわれた場合には次の撮影のために主コンデンサ
17の充電を行う。なお、この充電シーケンスはS7と
同様のものである。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
A/Dコンバータ等を利用して主コンデンサの電圧を検
出する際に、主コンデンサの電圧を直列接続した分圧用
コンデンサの分圧点から検出するようにしているので、
シャッターレリーズボタンの第1ストローク操作のオン
・オフが繰り返されても、この第1ストローク操作によ
り充電される主コンデンサの電位が設定電圧に対して上
昇することを防止できる。
【0062】また、分割抵抗、平滑用コンデンサおよび
逆流防止用ダイオードの4点で構成される従来の回路に
比べて、分圧用コンデンサの2点のみで構成できる点で
実装スペースやコスト面で有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるストロボ装置の回
路ブロック図である。
【図2】上記ストロボ装置が備えられるカメラの動作フ
ローチャートである。
【図3】上記ストロボ装置の充電動作フローチャートで
ある。
【図4】従来のストロボ装置の回路ブロック図である。
【図5】従来のストロボ装置の電圧検出回路である。
【符号の説明】
1…電池 4…発振トランジスタ 5…スイッチ素子 8…発振トランス 10…ダイオード 12,13…分圧用コンデンサ 16…放電管 17…主コンデンサ 20…カメラ制御回路 30…A/Dコンバータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストロボ発光用主コンデンサと、この主
    コンデンサの充電電圧を検出する電圧検出手段とを有す
    るストロボ装置において、 前記主コンデンサの充電電圧を直列接続した2つの分圧
    用コンデンサにより分圧し、これら分圧用コンデンサに
    よる分圧点の出力電圧を前記電圧検出手段に入力するこ
    とを特徴とするストロボ装置。
  2. 【請求項2】 前記電圧検出手段が、A/Dコンバータ
    により構成されていることを特徴とする請求項1に記載
    のストロボ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のストロボ装置を
    備えたことを特徴とするカメラ。
  4. 【請求項4】 シャッターレリーズボタンの第1ストロ
    ーク操作により撮影準備動作を行い、前記シャッターレ
    リーズボタンの第2ストローク操作により撮影を行うカ
    メラであって、 前記撮影準備動作として前記主コンデンサの充電を行う
    ことを特徴とする請求項3に記載のカメラ。
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