JPH07104354A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH07104354A
JPH07104354A JP27483393A JP27483393A JPH07104354A JP H07104354 A JPH07104354 A JP H07104354A JP 27483393 A JP27483393 A JP 27483393A JP 27483393 A JP27483393 A JP 27483393A JP H07104354 A JPH07104354 A JP H07104354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
remote control
voltage
mode
signal
main capacitor
Prior art date
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Application number
JP27483393A
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English (en)
Inventor
Yoshiro Ichihara
義郎 市原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 即レリーズのリモコンモードが選択されてい
る際には、該モードに適した、速写性を損なうことのな
いストロボ撮影を行う。 【構成】 即レリーズを行う第1のリモコンモードが設
定されている場合は、ストロボ装置よりの現在の主コン
デンサの充電状態を調べ、ストロボ発光可能な最低レベ
ル以上であれば、この電圧に応じた露出制御を直ちに行
い、任意の時間経過後にレリーズを行う第2のリモコン
モードが設定されている場合は、充電完了レベルに達し
た後、この電圧に応じた露出制御を行う露出制御手段1
7を備え、即レリーズを行うリモコンモードが設定され
ている場合には、少なくとも主コンデンサの充電電圧が
ストロボ発光可能な最低レベルに達していれば、充電完
了レベルに達していなくとも、この時の電圧に応じて露
出制御を行うようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、即レリーズを行う第1
のモードと任意の時間経過後にレリーズを行うリモコン
モードの何れかを設定するリモコンモード設定手段を備
えた、ストロボを内蔵した、或は、ストロボ装置が外付
けされるカメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のストロボ装置を有するカメラにお
いて、主コンデンサの充電電圧はコンパレータ,定電圧
ダイオード等にて検知し、発光に十分な充電レベルに到
達したらそれまで行っていた昇圧発振を停止するように
構成されていた。
【0003】また、最近のカメラにおいては、遠隔から
でも操作できるワイヤレスリモコン装置を有するカメラ
が一般化してきており、操作機能も多様化してきてい
る。例えば、リモコン送信した後、直にレリーズするモ
ード(即レリーズモード)と直にレリーズせずに任意の
時間経過後にレリーズするモード(ディレイレリーズモ
ード)の選択が可能となっているものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
リモコン装置を使用したとき、即レリーズモード,ディ
レイモードの何れのモードを選択しても、主コンデンサ
が未充電完了であった場合、フル充電になるまで充電動
作を行うようになっていた。このため、即レリーズモー
ドの場合、直ちにレリーズができず、充電が完了するま
で待った後、初めてレリーズが行われるために速写性に
欠けるといった問題点があった。
【0005】(発明の目的)本発明の目的は、即レリー
ズのリモコンモードが選択されている際には、該モード
に適した、速写性を損なうことのないストロボ撮影を行
うことのできるカメラを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、リモコンモー
ド設定手段により第1のモードが設定されている場合
は、ストロボ装置内に配置される充電電圧検知手段より
の信号から現在の主コンデンサの充電状態を調べ、スト
ロボ発光可能な最低レベル以上であれば、この電圧に応
じた露出制御を直ちに行い、第2のモードが設定されて
いる場合は、上記主コンデンサの充電電圧が前記ストロ
ボ発光可能な最低レベルよりも高い充電完了レベルに達
した後、この電圧に応じた露出制御を行う露出制御手段
とを備え、即レリーズを行うべく第1のモードがリモコ
ンモード設定手段により設定されている場合には、少な
くとも主コンデンサの充電電圧がストロボ発光可能な最
低レベルに達していれば、充電完了レベルに達していな
くとも、この時の電圧に応じて露出制御を行うようにし
ている。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例におけるストロボ
内蔵カメラの要部構成を示すブロック図である。
【0009】図1において、1は電源であるところの電
池、2は電池1に接続され負荷への電源供給を制御する
スイッチである。3は電池1の電圧を昇圧するための昇
圧回路であり、以下の31〜39の電気部品より構成さ
れる。
【0010】31はそのエミッタがスイッチ2を介して
電池1に接続される発振用PNPトランジスタ、32は
そのコレクタにPNPトランジスタ31のベースが接続
される発振開始を制御するトランジスタ、33は抵抗
で、NPNトランジスタ32のベース・エミッタ間に接
続される。34はダイオードで、そのカソードにNPN
トランジスタ32のエミッタが接続され、アノードは接
地(アース)されている。35はダイオードで、そのカ
ソードにNPNトランジスタ32のベースが接続され、
アノードは後述のワンチップマイコン17に接続され
る。36は発振昇圧のためのトランスで、一次巻線36
aにはPNPトランジスタ31のコレクタに接続され、
帰還巻線36bにはNPNトランジスタ32のエミッタ
と後述の抵抗37が接続され、二次巻線36cには後述
のダイオード4のカソードが接続される。37は抵抗
で、一端は発振トランス36の帰還巻線36bに接続
し、他の一端はアースされている。38は抵抗37の両
端に接続されるコンデンサ、39は発振トランス36の
二次巻線36cに接続されるコンデンサである。
【0011】4は高圧整流用ダイオードで、そのアノー
ドには発振トランス36の二次巻線36cが接続され、
カソードは後述の電圧検知回路5に接続される。5は、
後述の主コンデンサ6の電圧を検出し、ワンチップマイ
コン17に充電電圧(実際の電圧に比例する分圧電圧)
信号を送る電圧検知回路であり、以下の51〜54の電
気部品により構成される。
【0012】51はコンデンサである。52,53は後
述の主コンデンサ6の充電電圧を分圧する抵抗で、抵抗
52はダイオード4のカソードとコンデンサ51に接続
され、抵抗53の一端は抵抗52に、他の一端は接地さ
れているおり、主コンデンサ6の充電電圧を分圧した信
号はSEN信号としてワンチップマイコン17(マイコ
ン内A/D変換器)に入力される。54は抵抗53の両
端に接続されるコンデンサである。
【0013】29はダイオードで、そのアノードに電圧
検知回路5が接続され、カソードには後述の主コンデン
サ6が接続される。6はストロボ発光に必要なエネルギ
ーを充電する主コンデンサ、7は主コンデンサ6の正極
に接続される抵抗、8は抵抗7に接続されるトリガ用コ
ンデンサである。9は発光開始のための発光サイリスタ
で、そのアノードに抵抗7とコンデンサ8の一端が接続
され、カソードはアースされている。10は抵抗であ
り、11はコンデンサで、ともにサイリスタ9のゲート
・カソード間に接続されている。12は抵抗で、一端は
サイリスタ9のゲートに、他の一端はワンチップマイコ
ン17に接続され、発光開始信号としてワンチップマイ
コン17よりTRG1信号がパルス出力され、該抵抗1
2を介してサイリスタ9のゲートをオンしトリガをかけ
る。
【0014】13はトリガトランスで、一次巻線にはト
リガコンデンサ8の他の一端に接続され、二次巻線には
後述の閃光放電管14が接続される。14はストロボ発
光を行う閃光放電管で、陽極に主コンデンサ6の正極と
抵抗7の一端が接続され、陰極に後述のダイオード28
のアノードが接続される。
【0015】電池1を昇圧回路3で昇圧し抵抗7を介し
てトリガコンデンサ8に充電し、TRG1信号でサイリ
スタ9をオンしてトリガコンデンサ8を放電し、トリガ
トランス13の一次巻線にパルスが発生し、二次巻線に
高圧パルスが発生し、閃光放電管14に発光トリガをか
ける。
【0016】26は一端は抵抗7の一端とサイリスタ9
のアノードに接続されるコンデンサ、27は抵抗で、コ
ンデンサ26の他の一端に接続され他の一端に閃光放電
管14の陰極に接続される。28はダイオードで、その
アノードに閃光放電管14の陰極が、カソードにアース
が接続される。上記のコンデンサ26からダイオード2
8までにより、倍圧回路を構成している。
【0017】15は電池1の電圧が変化しても一定の電
圧(Vcc)を出力する公知の定電圧回路、16はカメ
ラの制御を行うためのスイッチ回路である。17はワン
チップマイクロコンピュータで、CPU,ROM,RA
M、及び、入出力制御(I/O CONTROL)回路
(172)、A/Dコンバータ(173)、マルチプレ
クサ(174)、タイマ回路等を内蔵しており、カメラ
システムのコントロールをソフトウェアで行うもので
(以下、略してマイコンと記す)、電源として定電圧出
力Vccが接続され、またスイッチ2がオンすると電源
電池1(Vbat)と接続される。
【0018】18は自動測距(オートフォーカス:A
F)回路であり、被写体のピントを合わせるために自動
的に測距を行い、レンズ(不図示)を駆動させるもの
で、マイコン17から測距に必要な信号(AFC信号)
が送られ、測距情報算出に必要な信号(AFD信号)を
送り返す。19は自動露出(AE)回路であり、被写体
の輝度を測光するためのもので、適正な露出を決める
(シャッタ速度、絞り)ため、測光動作を決める信号
(AFC信号)がマイコン17から送られ、露出に必要
なデータ(AED信号)をマイコン17に送り返す。2
0は表示回路で、カメラ制御に関する情報(シャッタ速
度,絞り,充電完了,フィルム感度,リモコンモード,
セルフタイマ等各種情報)を表示するものである(LC
D,LED等より成る)。21はシャッタ回路で、マイ
コン17よりシャッタの動作を制御する(シンクロスイ
ッチ含む)。22は絞り制御回路で、マイコン17より
レンズの絞りを制御する。23は発光停止回路で、以下
の231〜234の電気部品により構成される。
【0019】231はサイリスタで、そのアノードに主
コンデンサ6の正極が接続され、カソードは接地されて
いる。232はコンデンサで、サイリスタ231のゲー
ト・カソード間に接続される。233は抵抗で、サイリ
スタ231のゲート・カソード間に接続される。234
は抵抗で、サイリスタ231のゲートとマイコン17間
に接続される。24は公知のリモコン受信回路、25は
以下の251〜255の電気部品より構成されるリモコ
ン送信回路ブロックである。
【0020】251はリモコン信号を出力するリモコン
送信LED、252はリモコン信号送信回路、253は
リモコン信号送信回路252の電源電池、254はリモ
コンレリーズ信号送信スイッチ、255はリモコンモー
ド選択スイッチで、2種類の送信信号(例えば送信パル
ス数を変えたり、周波数を変更することによる)を切り
換える。
【0021】上記リモコンモード選択スイッチ255に
より選択できるモードは、リモコンレリーズ送信信号ス
イッチ254がオンすると即レリーズするモード1と、
リモコンレリーズ送信信号スイッチ254がオンすると
任意の時間経過後(例えば2秒後)レリーズするモード
の2種類である。
【0022】リモコン送信回路ブロック25から送信し
た信号(可視光・赤外光)はリモコン受信回路24で受
信され、ここで信号がデコードされ、マイコン17にT
1,T2信号として送信される。
【0023】400はフィルム感度検知回路で、フィル
ムのDX接点を検知して、フィルム感度を自動的に検知
し、マイコン17にフィルム感度情報(ISO信号)と
して送信する。500はストロボズーム回路(公知)
で、撮影系が変倍光学系になっているズーム光学系(不
図示)を有するカメラにおいてズーム位置(焦点距離)
に応じて反射笠、発光放電管もしくはフレネルレンズを
移動させる機構を動作させるための回路で、マイコン1
7からの位置信号に基づいて作動する。800は測光回
路で、ストロボ発光時に発光量を検知してマイコン17
にデータを送信するものである。
【0024】次に、図2及び図3に示すフローチャート
を用いて、上記カメラの動作について説明をする。
【0025】まず、スイッチ2がオンすることにより、
昇圧回路3に電源電池1が接続され又定電圧回路15が
起動する。これにより、定電圧回路15に定電圧Vcc
が発生し、これらはマイコン17や各回路ブロックに定
電圧を供給する。そして、マイコン17に電源が入力さ
れることにより、内部のCPUのリセットが行われる。
【0026】以下、マイコン17のプログラム動作の説
明を行う。 [ステップ101] 初期設定を行う。つまり、プログ
ラムのフラグをクリアしたり、メモリの内容をリセット
したりする(後述のFALフラグ,RCHGフラグ,r
emSWフラグ等をリセットする)。 [ステップ102] スイッチ回路16よりカメラの制
御のための各種スイッチ(シャッタ,絞り,ストロボモ
ード切り換え,リモコン,フィルム感度切り換え,ズー
ム,レリーズスイッチ等)の状態を検知し、マイコン1
7に信号伝達する。また、フィルム感度検知回路400
により自動的にフィルム感度を読み取る。なお、ここで
の詳細の動作は図4のフローチャートにより後述する。 [ステップ103] リモコンスイッチフラグ(rem
SW)がリモコン使用中であることを示しているかどう
かを判別し、使用中を示している、つまり「remSW
=1」であればステップ105へ進み、「remSW=
0」であればステップ104へ進む。 [ステップ104] レリーズボタンの第1ストローク
によりオンするスイッチS1がオンしているかの判別を
行い、オフしているときはステップ102に戻り、オン
しているときは次のステップ105へ進む。
【0027】ここで、例えばレリーズボタンは二段スイ
ッチになっており、この第1ストロークによりスイッチ
S1がオンし、測光や測距等の撮影準備動作が行われ、
第2ストロークによりスイッチS2がオンし、撮影動作
が行われるものとする。 [ステップ105] 電源電池1の電圧(バッテリ電
圧)をマイコン17で検知する。そして、マイコン17
内のA/Dコンバータでバッテリレベルをアナログ値か
らデジタル値に変換しメモリしておく。 [ステップ106] 検知したバッテリ電圧をマイコン
17で電圧判別し、任意のレベル(例えば、カメラ最低
動作電圧)以下であるときNGと判別し、ステップ10
2に戻る。また、任意の電圧より大きければOKと判別
してステップ107へ進む。 [ステップ107] マイコン17からAF回路18に
測距に必要な信号(AFC信号)を送り、該AF回路1
8から測距に必要な信号(AFD信号)を受け取り、被
写体までの距離を算出する。そして、レンズ(不図示)
駆動を行い、被写体のピントを合わせる。 [ステップ108] マイコン17からAE回路19へ
測光動作を開始する信号(AEC信号)を送り、該AE
回路19より被写体の輝度情報(AED信号)を取り込
み、この情報に基づいて適正な露出を実行するのに必要
なデータ(シャッタ速度,絞り値)を算出する。 [ステップ109] 上記ステップ108にて得た被写
体輝度が任意の輝度以下(低輝度)であるかどうかを判
別し、任意の輝度以下である時は撮影に際してストロボ
発光を行う必要があるとしてストロボフラグFALを
“1”とし、ステップ110へ進む。一方、任意の輝度
よりも高い輝度であった場合にはストロボフラグFAL
を“0”とし、ステップ112へ進む。 [ステップ110] ストロボ充電のシーケンスを実行
する。なお、この詳細な説明は図5及び図6を用いて後
述する。 [ステップ111] 主コンデンサ6への充電が完了し
たかどうかを判別し、完了したらマイコン17は充電完
了のラッチ動作を行い、表示回路20で充電完了表示し
ステップ112へ進む。また、充電が完了していなけれ
ばステップ102へ戻る。 [ステップ112] リモコンスイッチフラグremS
Wが“1”かどうかを判別し、“1”、つまり「rem
SW=1」であればステップ114へ進み、「remS
W=0」であればステップ113へ進む。 [ステップ113] スイッチS2がオンしているかの
判別を行い、オフしているときはステップ102に戻
り、オンしているときは図3に示すステップ115へ進
む。
【0028】上記ステップ112においてリモコン使用
中である(remSW=1)場合は、前述した様にステ
ップ114へ進む。 [ステップ114] リモコンタイマフラグ(rem
T)がタイマ計測中であることを示しているかどうかを
判別し、タイマ計測中、つまり「remT=1」のとき
は計測終了までこのステップに留まり、タイマ計測が終
了するとリモコンタイマフラグremTを“0”にして
ステップ115へ進む。 [ステップ115] レンズ駆動動作を行う。つまり、
レンズのリセット位置からレンズを動作させ、AF回路
18による測距データに基づいたレンズ移動量だけレン
ズを動かし、合焦させる。 [ステップ116] シャッタ、絞り制御、並びにスト
ロボ発光制御を行う。このシーケンスの詳細は、図7に
て後述する。 [ステップ117] レンズ駆動動作を行う。つまり、
ここではレンズをリセット位置(初期位置)に戻す動作
を行う。 [ステップ118] フィルムの1駒巻上げ動作を行
う。 [ステップ119] ストロボフラグFALを判別し、
「FAL=1」となっていてストロボ発光が必要である
ときはステップ120へ、「FAL=0」であるときは
ステップ102に戻る。 [ステップ120] ストロボ充電のシーケンスを行
う。この詳細な説明は、前述した様に図5及び図6を用
いて後述する。そして、ステップ102へ戻る。
【0029】次に、上記ステップ102のリモコンスイ
ッチ検知の動作について、図4のフローチャートにした
がって説明する。 [ステップ201] スイッチ回路16よりリモコンス
イッチの状態を検知する。 [ステップ202] リモコンスイッチの状態がリモコ
ンモードであるか否かを判別し、リモコン使用時(リモ
コンモードオン時)にはステップ203へ、リモコン非
使用時には、ステップ208へ進む。 [ステップ203] リモコンフラグremSWを
“1”とする。 [ステップ204] リモコン受信回路24は受信信号
待ちの状態になり、リモコン送信回路ブロック25の送
信信号(光等のパルス信号)を受信し、リモコンモード
を解読(デコード)できたか否かを判別する。判別でき
たらステップ205へ進み、判別できなかったらステッ
プ202に戻る。 [ステップ205] リモコンモードを判別し、もしモ
ード1、つまり即レリーズモードであった場合はステッ
プ206へ進み、モード2、つまり任意の時間経過後
(例えば2秒後)レリーズするモードの場合はステップ
207へ進む。 [ステップ206] ここではリモコンモードフラグr
emMを“0”に、又リモコンタイマフラグremTを
“0”(“0”でタイマ計測終了:即レリーズ)とす
る。そして、図2のステップ103へ進む。 [ステップ207] リモコンモードフラグremMを
“1”とする。そして、タイマの計測を開始する(例え
ば2秒タイマ)。又リモコンタイマフラグremTを
“1”にする。タイマ計測終了するとリモコンタイマフ
ラグremTは“0”となる。その後、図2のステップ
103へ進む。
【0030】上記ステップ202においてリモコン非使
用時であることを判別した場合には、前述した様にステ
ップ208へ進む。 [ステップ208] ここではリモコンフラグremS
Wを“0”とし、図2のステップ103へ進む。
【0031】次に、上記図2に示したステップ110及
び図3に示したステップ120におけるストロボ充電
(ストロボモード)時の動作について、図5及び図6の
フローチャートにしたがって説明する。 [ステップ301] ストロボ使用を示すストロボドフ
ラグFALを“1”とする。(未使用時は“0”) [ステップ302] スイッチ回路16よりリモコンス
イッチの状態を検知し、リモコンスイッチの状態がリモ
コンモードであるか否かを判別し、リモコン使用時(r
emSW=1)はステップ303へ、リモコンを使用し
ないとき(remSW=0)は図6のステップ313へ
進む。 [ステップ303] リモコンモードの状態を検知し、
リモコンモードの状態がモード1か2かを判別し、モー
ド1(remM=0)のときはステップ304へ、モー
ド2のとき(remM=1)は図6のステップ313へ
進む。 [ステップ304] 昇圧動作を開始するために、マイ
コン17より発振開始信号OSC信号を“ローレベル
(以下、LLと記す)”から“ハイレベル(以下、HL
と記す)”にする。
【0032】これにより、図1に示すダイオード35を
介してNPNトランジスタ32がオンし、これに伴って
PNPトランジスタ31もオンし、発振トランス3aに
電池電源1の電源が供給されて発振がスタートする。こ
れにて発振トランス3c(2次側)に高圧電圧が発生
し、ダイオード4,29を介して主コンデンサ6への充
電が開始される。 [ステップ305] 分圧抵抗52,53による主コン
デンサ6に充電された電圧を検知する電圧検知回路5
(コンデンサ51,54は安定検出用コンデンサ)から
の信号を、マイコン17のマイクロコンピュータ171
の命令により内部のA/Dコンバータ173へマルチプ
レクサ174を介して入力し、主コンデンサ6の充電電
圧をアナログ値からディジタル値(電圧に対応)変換
し、マイクロコンピュータ171に記憶する。 [ステップ306] 昇圧動作を停止するためにマイコ
ン17より発振開始信号OSC信号を“HL”から“L
L”にする。
【0033】これにより、ダイオード35を介してNP
Nトランジスタ32がオフし、これに伴ってPNPトラ
ンジスタ31もオフし、発振トランス3aへの電池電源
1の電源供給が遮断され、発振が停止する。
【0034】このように、主コンデンサ6の電圧を検知
するために一瞬だけ充電動作させる。 [ステップ307] 上記ステップ305で測定した充
電電圧のレベルが閃光放電管14の発光可能電圧で、撮
影可能なストロボ充電レベルであるかを判別し、発光可
能であるときはステップ308へ進み、発光可能でない
ときステップ311に進む。 [ステップ308] ストロボ発光可能であるので、上
記ステップ306同様、昇圧動作を停止するためにマイ
コン17より発振開始信号OSC信号を“HL”から
“LL”にする。 [ステップ309] 発光量・露出演算を行う。再充電
フラグRCHG(最低発光レベルまで充電したか、既に
充電されているかのフラグ)が“0”の時は、充電がさ
れている状態であり、このとき主コンデンサ6に充電さ
れている電圧値とコンデンサ容量値から発光エネルギー
〔1/2(CV2 )〕を計算し、フィルム感度検知回路
400の読み取り値(もしくはフィルム感度設定スイッ
チによる設定値)を加味し、このエネルギー量で適正な
露出になるシャッタ速度,絞り値を計算する。
【0035】最低発光レベル以下で再充電した場合は、
最低発光レベルの充電値で計算される。 [ステップ310] 再充電フラグRCHGを“0”に
し、図2のステップ111、又は、ステップ102へ進
む。
【0036】上記ステップ307において充電電圧がス
トロボ発光可能なレベルに達していないと判別した場合
は、前述した様にステップ311へ進む。 [ステップ311] ここでは再充電フラグRCHGを
“1”にし、ステップ312に進む。 [ステップ312] 上記ステップ304同様、昇圧動
作を開始するためにマイコン17より発振開始信号OS
C信号を“LL”から“HL”にする。動作はステップ
304と同じで、主コンデンサ6への充電を行う。そし
てステップ307へ進む。
【0037】上記ステップ310の動作を終了した後
は、ステップ110の時はステップ111へ、ステップ
120の時はステップ102へ進む。 [ステップ313] リモコンスイッチフラグが「re
mSW=0(リモコン使用せず)」、又は、「remM
=1(モード2:任意時間後レリーズ)」のとき、分圧
抵抗52,53による主コンデンサ6の充電電圧を検知
する電圧検知回路5からの信号をアナログ値からディジ
タル値(電圧に対応)に変換してマイクロコンピュータ
171に記憶している値が、閃光放電管14が十分に発
光できる任意のフル充電電圧(ストロボ充電完了レベ
ル)であるか判別し、充電完了レベルであるときはステ
ップ314へ進み、そうでないときステップ316に進
む。 [ステップ314] 上記ステップ306と同様、昇圧
動作を停止するためにマイコン17より発振開始信号O
SC信号を“HL”から“LL”にする。 [ステップ315] 再充電フラグRCHGを“0”に
し、図2のステップ111、又は、ステップ102へ進
む。 [ステップ316] 上記ステップ313で充電完了レ
ベル以下の場合、再充電フラグRCHGを“1”にし、
ステップ317に進む。 [ステップ317] 上記ステップ304と同様、昇圧
動作を開始するためにマイコン17より発振開始信号O
SC信号を“LL”から“HL”にする。動作はステッ
プ304と同じで主コンデンサ6への充電を行う。そし
てステップ313へ戻る。
【0038】次に、上記図3のステップ116でのシャ
ッタ・絞り制御・発光制御について、図7のフローチャ
ートにしたがって説明する。 [ステップ401] 図2のステップ108にて得られ
た測光データ、並びに、図5のステップ309の発光量
・露出演算により決められたシャッタ・絞り値にするた
め、シャッタ回路21、絞り回路22の動作を開始す
る。 [ステップ402] ストロボフラグFALを判別し、
「FAL=1」でストロボ発光が必要であるときはステ
ップ403へ、「FAL=0」でストロボ発光が必要で
ないときはステップ406に進む。 [ステップ403] マイコン17よりトリガ信号(T
RG1)を出力する。 [ステップ404] 昇圧回路3の動作時に抵抗7を介
してコンデンサ8とコンデンサ26に充電電流が流れチ
ャージされ、また主コンデンサ6は充電されており、閃
光放電管14に高圧がかかっているときに、上記トリガ
信号TRGが出力されると、抵抗12を介してサイリス
タ9のゲートをオンして、コンデンサ8,コンデンサ2
6の一端が接地され放電し、閃光放電管14の両端に主
コンデンサ6の端子電圧とコンデンサ26の端子電圧の
和の電圧がかかる。そしてコンデンサ8の放電によりト
ランス13の一次側にパルスが発生し、これにより二次
側に高圧パルスが発生し、閃光放電管14にトリガがか
かり発光する。 [ステップ405] 主コンデンサ6の充電レベルに相
当する発光量だけ発光し、放電が終わると発光を停止す
る。 [ステップ406] 図2のステップ108にて得られ
た測光データ、並びに、図5のステップ309の発光量
・露出演算により決められたシャッタ・絞り値にするた
め、ここではシャッタ回路21、絞り回路22の動作を
停止する。そして図3のステップ117へ進む。
【0039】なお、本実施例では主コンデンサ6の充電
電圧を検出する為の手段としてA/Dコンバータを用い
たが、最低発光電圧を検知するコンパレータで構成して
もよい。(充電完了用と最低発光電圧用の2つのコンパ
レータで構成)本実施例によれば、主コンデンサ6の電
圧を分圧し、その出力をA/Dコンバータを使いマイコ
ンに入力することにより充電電圧制御を行い、主コンデ
ンサ6の充電電圧を細かくモニタできるようにし、そし
てリモコン使用時、即レリーズモードの時はまず主コン
デンサ6の電圧をA/Dコンバータで検知し、その電圧
値で発光可能(充電完了レベルより低いが、閃光放電管
14が光る最低電圧)か否か判別し、可能であればその
充電レベルでの発光量を演算し、露出制御を行うように
している為、フル充電完了レベルに到達しなくても現在
の主コンデンサ6の充電量で露出制御されるため、待ち
時間がなく、素早くレリーズでき(速写性)、また、無
駄な充電動作が無くなるため、電源電池のエネルギー消
耗を防ぐ効果がある。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リモコンモード設定手段により第1のモードが設定され
ている場合は、ストロボ装置内に配置される充電電圧検
知手段よりの信号から現在の主コンデンサの充電状態を
調べ、ストロボ発光可能な最低レベル以上であれば、こ
の電圧に応じた露出制御を直ちに行い、第2のモードが
設定されている場合は、上記主コンデンサの充電電圧が
前記ストロボ発光可能な最低レベルよりも高い充電完了
レベルに達した後、この電圧に応じた露出制御を行う露
出制御手段とを備え、即レリーズを行うべく第1のモー
ドがリモコンモード設定手段により設定されている場合
には、少なくとも主コンデンサの充電電圧がストロボ発
光可能な最低レベルに達していれば、充電完了レベルに
達していなくとも、この時の電圧に応じて露出制御を行
うようにしている。
【0041】よって、即レリーズのリモコンモードが選
択されている際には、該モードに適した、速写性を損な
うことのないストロボ撮影を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるカメラの構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1のカメラのメイン動作を示すフローチャー
トである。
【図3】図2の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
【図4】図2のステップ102におけるスイッチ検知の
動作を示すフローチャートである。
【図5】図2のステップ110等におけるストロボモー
ド時の動作を示すフローチャートである。
【図6】図5の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
【図7】図3のステップ116におけるシャッタ・絞り
制御・発光制御の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 電源電池 3 昇圧回路 5 電圧検知回路 6 主コンデンサ 17 マイコン 24 リモコン受信回路 25 リモコン送信回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 即レリーズを行う第1のモードと任意の
    時間経過後にレリーズを行う第2のリモコンモードの何
    れかを設定するリモコンモード設定手段と、該リモコン
    モード設定手段により第1のモードが設定されている場
    合は、ストロボ装置内に配置される充電電圧検知手段よ
    りの信号から現在の主コンデンサの充電状態を調べ、ス
    トロボ発光可能な最低レベル以上であれば、この電圧に
    応じた露出制御を直ちに行い、第2のモードが設定され
    ている場合は、上記主コンデンサの充電電圧が前記スト
    ロボ発光可能な最低レベルよりも高い充電完了レベルに
    達した後、この電圧に応じた露出制御を行う露出制御手
    段とを備えたカメラ。
  2. 【請求項2】 前記露出制御手段は、ストロボ装置内に
    配置される充電電圧検知手段よりの充電電圧に相当する
    アナログ信号をディジタル信号に変換するA/Dコンバ
    ータと、該A/DコンバータによりA/D変換された値
    を記憶する記憶手段を具備していることを特徴とする請
    求項1記載のカメラ。
JP27483393A 1993-10-07 1993-10-07 カメラ Pending JPH07104354A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013178481A (ja) * 2012-02-01 2013-09-09 Canon Inc 発光システム、発光制御装置及びその制御方法、通信システム及びその制御方法、プログラム、記憶媒体

Cited By (2)

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US9813598B2 (en) 2012-02-01 2017-11-07 Canon Kabushiki Kaisha Light emitting system, light emission control apparatus and control method therefor, communication system and control method therefor and storage medium

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