JPH0720081Y2 - 折畳み式収納箱 - Google Patents

折畳み式収納箱

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JPH0720081Y2
JPH0720081Y2 JP4537589U JP4537589U JPH0720081Y2 JP H0720081 Y2 JPH0720081 Y2 JP H0720081Y2 JP 4537589 U JP4537589 U JP 4537589U JP 4537589 U JP4537589 U JP 4537589U JP H0720081 Y2 JPH0720081 Y2 JP H0720081Y2
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JP
Japan
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side wall
wall element
storage box
folding
frame
Prior art date
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JP4537589U
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JPH02137302U (ja
Inventor
昌一郎 渡辺
晃 越智
Original Assignee
株式会社高橋サッシュ製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、折畳み式収納箱に係り、特に屋外のごみ収集
場所等に設置されるごみ収納箱の如き比較的大型の方形
の折畳み式収納箱に係る。
[従来の技術] ごみ収納箱等として用いられる方形の折畳み式収納箱と
して、前壁要素と、後壁要素と、左右一対の側壁要素と
を有し、前記左右一対の側壁要素が前記前壁要素と前記
後壁要素との間にて各々折畳み可能に構成された折畳み
式収納箱が既に提案されており、これは例えば実公昭56
−36801号公報に示されている。
上述の如き構造の折畳み式収納箱が屋外の道路脇等のご
み収集場所に設置されるごみ収納箱として用いられる
と、ごみ収集日以外の日にはごみ収納箱は折畳まれた状
態とされることにより、これが通行等の邪魔になること
がなくなり、またごみ収集日以外の日にごみが誤ってご
み収納箱内に投入される虞れが未然に回避されるように
なる。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上述の如きごみ収納箱等として用いられる従来
の折畳み式収納箱に於ては、折畳み可能な左右一対の側
壁要素が各々個別に自由に折り畳み得るようになってお
り、このため折畳みに際しては、左右の側壁要素に互い
に等しい折畳み力が作用すべく、その作業が慎重に行わ
れないと、左右の側壁要素のうちの一方のみが大きく折
畳まれ、他の側壁要素が少ししか折り畳まれない状態に
なり、左右の側壁要素を各々一つずつ順に折畳んで収納
箱の折畳みを完了しなければならなくなる。これでは折
畳みの作業性に欠き、折畳み作業が面倒であるために折
畳み式収納箱が折畳まれない状態にて放置され、これの
折畳み機能が有効に利用されないことが多い。また上述
の如き従来の折畳み式収納箱に於ては、折畳まれた収納
箱を拡げる作業も同様に面倒な作業となる。
本考案は、従来の折畳み式収納箱に於ける上述の如き不
具合に鑑み、折畳み作業性に優れた折畳み式収納箱を提
供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上述の如き目的は、本考案によれば、前壁要素と後壁要
素と左右一対の側壁要素とを有し、前記左右一対の側壁
要素が前記前壁要素と前記後壁要素との間にて各々折畳
み可能に構成された方形の折畳み式収納箱に於て、前記
左右一対の側壁要素の各々について設けられ該側壁要素
の折畳み量に応じて運動する左右一対のリンク要素と、
前記左右一対のリンク要素を互いに連結し該左右一対の
リンク要素の運動量を互いに同一にする連繋部材とを有
する折畳み式収納箱によって達成される。
[考案の作用及び効果] 上述の如き構成によれば、リンク要素と連繋部材との作
用により、左右一対の側壁要素の折畳み量が互いに同一
になるように規制される。これにより折畳みに際して、
左右の側壁要素に互いに等しい折畳み力が作用しなくて
も左右の側壁要素が互いに同一に折畳まれ、この結果、
前壁要素が後壁要素に対し平行移動する如く後壁要素に
対し近付いて収納箱の折畳み作業が一つの動作にてさほ
ど慎重度を要することなく円滑に完了するようになる。
又折畳まれた収納箱を開く作業も同様に簡便となる。
[実施例] 以下に添付の図を参照して本考案を実施例について詳細
に説明する。
第1図及び第2図は本考案による折畳み式収容箱の一つ
の実施例を示している。これらの図に於て、10は前壁要
素を、20は後壁要素を、30は右側壁要素を、40は左側壁
要素を各々示している。
前壁要素10は、下部枠体11と該下部枠体11に張られた金
網12とからなる下部前壁部材13と、枠体14と該枠体に張
られた金網15とからなる上部前壁部材16とを有し、下部
前壁部材13はその左右両縁部を各々左右の前部柱50及び
52に固定接続され、上部前壁部材16は左右の前部柱50、
52間に配置されて下縁を蝶番18により下部前壁部材13の
上縁に回動可能に接続されている。即ち、上部前壁部材
16は開閉可能に構成され、前部柱50及び52に取付けられ
たロック部材54によって図示されている如き閉じ位置に
選択的に保持されるようになっている。
後壁要素20は、枠体21と該枠体に張られた金網22とによ
り構成され、門状をなす後部フレーム56の左右の柱部56
aと56bとの間に固定されている。
右側壁要素30は、枠体31と該枠体に張られた金網32とか
らなる側壁部材33と、枠体34と該枠体に張られた金網35
とからなるもう一つの側壁部材36とを有し、側壁部材33
と36とは蝶番60によって互いに接続され、この接続体、
即ち右側壁要素30は、前縁にて蝶番62により右側の前部
柱50に回動可能に接続され、後縁にて蝶番64により後部
フレーム56の右側柱部56aに回動可能に接続され、前壁
要素10と後壁要素20との間にて内側に折畳み可能になっ
ている。
左側壁要素40は、枠体41と該枠体に張られた金網42とか
らなる側壁部材43と、枠体44と該枠体に張られた金網45
とならなるもう一つの側壁部材46とを有し、側壁43と46
は蝶番66によって互いに接続され、この接続体、即ち左
側壁要素40は、前縁にて蝶番68により左側の前部柱52に
回動可能に接続され、後縁にて後部フレーム56の左側柱
部56bに回動可能に接続され、前壁要素10と後壁要素20
との間にて内側に折畳み可能になっている。
右側壁要素30と左側壁要素40とは互いに同一寸法に構成
されており、これによりこれら側壁要素によって互いに
接続された前壁要素10と後壁要素20とは、互いに平行に
配置され、右側壁要素30と左側壁要素40と共に方形の折
畳み可能な収納箱を構成している。
後部フレーム56の左右の柱部56a及び56bの下端部には収
納箱を地面等に固定するための固定金具57が取付けられ
ている。左右の前部柱50及び52の各々の下端部にはキャ
スタ72と74とが取付けられている。
後部フレーム56の背面には左右二つのブラケット76によ
り連繋ロッド78が設けられている。連繋ロッド78は、ほ
ぼ水平に右側柱部56aと左側柱部56bとの間に亘って延在
し、ブラケット76により自身の中心軸線の周りに後部フ
レーム56より回転可能に支持されている。連繋ロッド78
の一端には一つのリンク要素としてのアーム部材80の一
端が固着されており、また該連繋ロッドの他端には一つ
のリンク要素としてのもう一つのアーム部材82の一端が
固着されている。アーム部材80と82は連繋ロッド78の中
心軸線周りに見て互いに同一方向に互いに平行に且同一
長さをもって延在しており、その各々の先端部にはロー
ラ84と86とが連繋ロッド78の中心軸線と平行な中心軸線
の周りに回転可能に設けられている。
ローラ84は溝形鋼により構成された右側の前部柱50の溝
部51に、その溝方向、即ち上下方向に転動可能に係合し
ており、もう一つのローラ86は溝形鋼により構成された
左側の前部柱52の溝部53に、その溝方向、即ち上下方向
に転動可能に係合している。
右側壁要素30と左側壁要素40とが折畳まれると、その折
畳みに応じて左右の前部柱50、52は後部フレーム56に近
付く側に移動するようになる。この移動に伴いアーム部
材80及び82は連繋ロッド78の中心軸線周りに第1図で見
て時計廻り方向へ回動し、その折畳み量に応じて回動運
動するようになる。アーム部材80と82とは連繋ロッド78
により互いに剛固に連結されているから、アーム部材80
と82の回動運動量は互いに同一量に保たれることにな
る。これにより右側壁要素30と左側壁要素40の折畳み量
は必ず互いに同一量に保たれるようになる。
従って、収納箱の折畳みに際して、前壁要素10がその左
右方向のいずれの位置にて後部フレーム56に対し押され
ても、また右側壁要素30と左側壁要素40とに互いに等し
い折畳み力が与えられなくとも、右側壁要素30と左側壁
要素40とは折畳み量を互いに同一に保ちながら内側に折
畳まれるようになり、前壁要素10或いは前部柱50、52を
後部フレーム20に対し押す具合を左右にて調節しなくと
も収納箱の折畳みが、第2図にて仮想線にて示されてい
る如く、完了するようになる。
折畳まれた収納箱を拡げる場合に於ても、左右のアーム
部材80と82及び該両者を互いに連結する連繋ロッド78と
により右側壁要素30と左側壁要素40の折畳み量が互いに
同一量に規制されることから、前壁要素10がその左右方
向のどの位置にて手前に引かれても、またその引き具合
が左右にて不均一であっても右側壁要素30と左側壁要素
40は互いに同様に拡がり、収納箱の拡開が円滑に行われ
る。
側壁要素30、40の折畳み量に応じて運動するリンク要素
は、一本のアーム部材80、82によるもの以外に、例えば
第3図に示されている如く、一端をピン88により前部柱
50或いは52に枢動連結され且他端にてピン90によりアー
ム部材80或いは82の中間部に枢動連結された中間リンク
92を含むものであってもよい。この場合には前部柱50及
び52は、溝部51及び53を備えていなくてよく、ローラ84
或いは86と係合する前壁93を備えていればよい。
また上述のリンク要素は、第4図に示されている如く、
一端を連繋ロッド78に固着されたリンク要素94と、一端
をリンク要素94の他端にピン96により枢動連結され且他
端にてピン98により前部柱50或いは52に枢動連結された
もう一つのリンク要素100とからなる折畳みリンク式の
ものであってもよい。
また、必要に応じ、底部には、第3図に示されている如
く、底板102が前部柱50、52に設けられた支持金具104及
び後部フレーム56に設けられた支持金具106により取外
し可能に配置されてもよい。
以上に於ては、本考案を特定の実施例について詳細に説
明したが、本考案は、これらに限定されるものではな
く、本考案の範囲内にて種々の実施例が可能であること
は当業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による折畳み式収納箱の一つの実施例を
示す斜視図、第2図は第1図に示された本考案による折
畳み式収納箱の平面図、第3図及び第4図は各々本考案
による折畳み式収納箱の他の実施例を示す側面図であ
る。 10…前壁要素,11…枠体,12…金網,13…下部前壁部材,14
…枠体,15…金網,16…上部前壁部材,18…蝶番,20…後壁
要素,21…枠体,22…金網,30…右側壁要素,31…枠体,32
…金網,33…側壁部材,34…枠体,35…金網,36…側壁部
材,40…左側壁要素,41…枠体,42…金網,43…側壁部材,4
4…枠体,45…金網,46…側壁部材,50、52…前部柱,51、5
3…溝部,54…ロック部材,56…後部フレーム,57…取付金
具,60、62、64、66、68、70…蝶番,72、74…キャスタ,7
6…ブラケット,78…連繋ロッド,80、82…アーム部材,8
4、86…ローラ,88、90…ピン,92…中間リンク,93…前
壁,94…リンク要素,96、98…ピン,100…リンク要素,102
…底板,104、106…支持金具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前壁要素と後壁要素と左右一対の側壁要素
    とを有し、前記左右一対の側壁要素が前記前壁要素と前
    記後壁要素との間にて各々折畳み可能に構成された方形
    の折畳み式収納箱に於て、前記左右一対の側壁要素の各
    々について設けられ該側壁要素の折畳み量に応じて運動
    する左右一対のリンク要素と、前記左右一対のリンク要
    素を互いに連結し該左右一対のリンク要素の運動量を互
    いに同一にする連繋部材とを有する折畳み式収納箱。
JP4537589U 1989-04-18 1989-04-18 折畳み式収納箱 Expired - Lifetime JPH0720081Y2 (ja)

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JP4537589U JPH0720081Y2 (ja) 1989-04-18 1989-04-18 折畳み式収納箱

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JPH02137302U JPH02137302U (ja) 1990-11-15
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CN102649501A (zh) * 2011-02-23 2012-08-29 吴江金达精工机械有限公司 一种可折叠垃圾桶
CN115744462B (zh) * 2022-11-22 2024-03-22 广东电网有限责任公司 一种电力工具收纳装置

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