JPH0645600Y2 - 伸縮門扉の落し棒装置 - Google Patents
伸縮門扉の落し棒装置Info
- Publication number
- JPH0645600Y2 JPH0645600Y2 JP4447788U JP4447788U JPH0645600Y2 JP H0645600 Y2 JPH0645600 Y2 JP H0645600Y2 JP 4447788 U JP4447788 U JP 4447788U JP 4447788 U JP4447788 U JP 4447788U JP H0645600 Y2 JPH0645600 Y2 JP H0645600Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vertical frame
- door body
- pantograph
- main vertical
- guide rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Gates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は伸縮門扉の落し棒装置に関するものであり、
特に扉体を縮めた際にこれを門柱等の後方に回転収納す
ることができる伸縮門扉に係るものである。
特に扉体を縮めた際にこれを門柱等の後方に回転収納す
ることができる伸縮門扉に係るものである。
従来の技術 左右方向に配設した縦枠をパンタグラフ部材によって伸
縮自在に連結し、縦枠の下端部にキャスターの取付枠を
上下動自在に設け、隣り合う縦枠の下端部に傾斜を有す
る当板を施し、扉体を縮めた際にキャスター等の取付枠
に当板を当接して上動させ、キャスターと落し受金具の
嵌み合いを解除させる考案は、実公昭59-12393号公報、
同59-12396号公報に開示されている。
縮自在に連結し、縦枠の下端部にキャスターの取付枠を
上下動自在に設け、隣り合う縦枠の下端部に傾斜を有す
る当板を施し、扉体を縮めた際にキャスター等の取付枠
に当板を当接して上動させ、キャスターと落し受金具の
嵌み合いを解除させる考案は、実公昭59-12393号公報、
同59-12396号公報に開示されている。
考案が解決しようとする課題 扉体の開閉時にキャスターを上下動させる従来技術は、
キャスター等の取付枠を傾斜を有する当板に当接して行
われていたので、キャスター等の取付枠を所要距離上下
させるために大きい当板を使用することを余儀なくさ
れ、そのため美観が著しく損なわれる欠陥があった。
キャスター等の取付枠を傾斜を有する当板に当接して行
われていたので、キャスター等の取付枠を所要距離上下
させるために大きい当板を使用することを余儀なくさ
れ、そのため美観が著しく損なわれる欠陥があった。
課題を解決するための手段 本考案者等はこのような事情に鑑み検討を重ねた結果、
パンタグラフ部材をX字状に交差させて左右方向に複数
個連接し、該パンタグラフ部材の中央交差位置と隣り合
うパンタグラフ部材の端部交差位置を主縦枠及び補助縦
枠に連結して扉体を形成し、前記扉体の一側を固定支柱
にヒンジ機構を介して回動自在に懸架した伸縮門扉にお
いて、扉体の下部に施したパンタグラフ部材は隣り合う
パンタグラフ部材の下方における端部交差位置を枢支連
結するピン軸を前後外方に突出して主縦枠に固着し、且
つパンタグラフ部材の中央交差位置を枢支連結するピン
軸を前後外方に突出して補助縦枠に固着し、適宜な位置
の主縦枠の下方部に落し棒を備えた係合具を上下動自在
に設け、該主縦枠の開口側に隣接する補助縦枠の下方部
に、扉体が縮められた状態において前記係合具に当接す
る係合突起を設け、扉体を伸長した際に落し棒をガイド
レールに嵌合し、扉体を縮めた際に落し棒をガイドレー
ルから離脱させることによって、所期の目的を達成した
ものである。
パンタグラフ部材をX字状に交差させて左右方向に複数
個連接し、該パンタグラフ部材の中央交差位置と隣り合
うパンタグラフ部材の端部交差位置を主縦枠及び補助縦
枠に連結して扉体を形成し、前記扉体の一側を固定支柱
にヒンジ機構を介して回動自在に懸架した伸縮門扉にお
いて、扉体の下部に施したパンタグラフ部材は隣り合う
パンタグラフ部材の下方における端部交差位置を枢支連
結するピン軸を前後外方に突出して主縦枠に固着し、且
つパンタグラフ部材の中央交差位置を枢支連結するピン
軸を前後外方に突出して補助縦枠に固着し、適宜な位置
の主縦枠の下方部に落し棒を備えた係合具を上下動自在
に設け、該主縦枠の開口側に隣接する補助縦枠の下方部
に、扉体が縮められた状態において前記係合具に当接す
る係合突起を設け、扉体を伸長した際に落し棒をガイド
レールに嵌合し、扉体を縮めた際に落し棒をガイドレー
ルから離脱させることによって、所期の目的を達成した
ものである。
なお、本案の実施においては扉体の移動端側及び中間位
置の下方部に前後一対のキャスターを施し、固定支柱か
ら少なくとも縮めた状態の扉体幅に相当する距離を隔て
た地点と戸当り支柱との間に凹状ガイドレールを敷設
し、該ガイドレールの固定支柱側における端部を末広状
の溝とすべきである。また扉体の開口端側における補助
縦枠に設ける係合突起を扉体の中間部における補助縦枠
に設ける係合突起より短くして、落し棒を設けた主縦枠
がガイドレール上に至る迄は係合突起と係合具に掛止さ
せ、落し棒を設けた主縦枠がガイドレール上に至ると係
合突起と係合具の嵌み合いが外れるようにすべきであ
る。
置の下方部に前後一対のキャスターを施し、固定支柱か
ら少なくとも縮めた状態の扉体幅に相当する距離を隔て
た地点と戸当り支柱との間に凹状ガイドレールを敷設
し、該ガイドレールの固定支柱側における端部を末広状
の溝とすべきである。また扉体の開口端側における補助
縦枠に設ける係合突起を扉体の中間部における補助縦枠
に設ける係合突起より短くして、落し棒を設けた主縦枠
がガイドレール上に至る迄は係合突起と係合具に掛止さ
せ、落し棒を設けた主縦枠がガイドレール上に至ると係
合突起と係合具の嵌み合いが外れるようにすべきであ
る。
作用 この考案によれば、扉体の上下部に伸縮機構を設け、扉
体の下部における隣り合うパンタグラフ部材の下方端部
交差位置を主縦枠に固着し、扉体の下部におけるパンタ
グラフ部材の中央交差位置を補助縦枠に固着した構成で
あるから、扉体の開閉に際して補助縦枠は主縦枠に対し
てパンタグラフ部材に半分の長さをもって回動し、主縦
枠に上下動自在に設けた落し棒を備えた係合具を隣接す
る補助縦枠に設けた係合突起に当接して、落し棒を大き
く上下動することができ、扉体を伸長した際には落し棒
をガイドレールに深く嵌み合わせて扉体の自立安定性を
高めることができる。
体の下部における隣り合うパンタグラフ部材の下方端部
交差位置を主縦枠に固着し、扉体の下部におけるパンタ
グラフ部材の中央交差位置を補助縦枠に固着した構成で
あるから、扉体の開閉に際して補助縦枠は主縦枠に対し
てパンタグラフ部材に半分の長さをもって回動し、主縦
枠に上下動自在に設けた落し棒を備えた係合具を隣接す
る補助縦枠に設けた係合突起に当接して、落し棒を大き
く上下動することができ、扉体を伸長した際には落し棒
をガイドレールに深く嵌み合わせて扉体の自立安定性を
高めることができる。
また扉体を縮めた場合には、落し棒を有する係合具が係
合突起によって押し上げられ、落し棒とガイドレールの
嵌み合いが外れるため、扉体の回転収納には何等差し支
えない。
合突起によって押し上げられ、落し棒とガイドレールの
嵌み合いが外れるため、扉体の回転収納には何等差し支
えない。
実施例 図面は本案装置の一例を示すものであり、図示の伸縮門
扉は、左右方向に逆U字状主縦枠(1)(1)…と逆U
字状補助縦枠(2)(2)…を交互に配設し、その上下
部にパンタグラフ部材(3)(3)…をX字状に交差さ
せて左右方向に複数個連接し、扉体の下部に施したパン
タグラフ部材(3)(3)…は中央交差位置を枢支連結
するピン軸を前後外方に突出して補助縦枠(2)に固着
し、隣り合うパンタグラフ部材(3)(3)の上方にお
ける端部交差位置を枢支連結するピン軸を前後外方に突
出して主縦枠(1)の内側に形成した縦溝に上下摺動自
在に嵌合し、且つ隣り合うパンタグラフ部材(3)
(3)の下方における端部交差位置を枢支連結するピン
軸を前後外方に突出して主縦枠(1)に固着し、扉体の
上部に施したパンタグラフ部材(3)(3)…は、中央
交差位置を枢支連結するピン軸を前後外方に突出して主
縦枠(1)に固着し、隣り合うパンタグラフ部材(3)
(3)の上方における端部交差位置を枢支連結するピン
軸を前後外方に突出して補助縦枠(2)に固着し、且つ
隣り合うパンタグラフ部材(3)(3)の下方における
端部交差位置を枢支連結するピン軸を前後外方に突出し
て補助縦枠(2)の内側に形成した縦溝に上下摺動自在
に嵌合して伸縮自在の扉体を構成し、前記扉体を固定支
柱(4)と戸当り支柱(5)の間に配置し、扉体の一側
を固定支柱(4)にヒンジ機構(6)を介して回動自在
に懸架し、扉体中間部及び開口側端部の主縦枠(2)
(2)に前後対状をなすキャスター(7)(7)を取り
付け、固定支柱(4)から少なくとも縮めた状態の扉体
幅に相当する距離を隔てた地点と戸当り支柱(5)との
間に凹状ガイドレール(8)を敷設したものである。
扉は、左右方向に逆U字状主縦枠(1)(1)…と逆U
字状補助縦枠(2)(2)…を交互に配設し、その上下
部にパンタグラフ部材(3)(3)…をX字状に交差さ
せて左右方向に複数個連接し、扉体の下部に施したパン
タグラフ部材(3)(3)…は中央交差位置を枢支連結
するピン軸を前後外方に突出して補助縦枠(2)に固着
し、隣り合うパンタグラフ部材(3)(3)の上方にお
ける端部交差位置を枢支連結するピン軸を前後外方に突
出して主縦枠(1)の内側に形成した縦溝に上下摺動自
在に嵌合し、且つ隣り合うパンタグラフ部材(3)
(3)の下方における端部交差位置を枢支連結するピン
軸を前後外方に突出して主縦枠(1)に固着し、扉体の
上部に施したパンタグラフ部材(3)(3)…は、中央
交差位置を枢支連結するピン軸を前後外方に突出して主
縦枠(1)に固着し、隣り合うパンタグラフ部材(3)
(3)の上方における端部交差位置を枢支連結するピン
軸を前後外方に突出して補助縦枠(2)に固着し、且つ
隣り合うパンタグラフ部材(3)(3)の下方における
端部交差位置を枢支連結するピン軸を前後外方に突出し
て補助縦枠(2)の内側に形成した縦溝に上下摺動自在
に嵌合して伸縮自在の扉体を構成し、前記扉体を固定支
柱(4)と戸当り支柱(5)の間に配置し、扉体の一側
を固定支柱(4)にヒンジ機構(6)を介して回動自在
に懸架し、扉体中間部及び開口側端部の主縦枠(2)
(2)に前後対状をなすキャスター(7)(7)を取り
付け、固定支柱(4)から少なくとも縮めた状態の扉体
幅に相当する距離を隔てた地点と戸当り支柱(5)との
間に凹状ガイドレール(8)を敷設したものである。
本案装置は前記伸縮門扉の中間部及び開口側部における
主縦枠(1)(1)の下方部に、落し棒(9)を定着し
たコの字状係合具(10)を該係合具の両側に穿設した長
孔(11)(11)にネジ止めして上下動自在に設け、該係
合具の両側頂部に係止縁(12)(12)を形成し、落し棒
(9)を有する係合具(10)を施した主縦枠(1)の開
口側に隣接する補助縦枠(2)の下方部に、扉体が縮ま
った際に前記係合具(10)の係止縁(12)に当接する係
合突起(13)を設け、扉体を伸長した際に落し棒(9)
をガイドレール(8)に嵌合し、扉体を縮めた際に落し
棒(9)をガイドレール(8)から引き上げたものであ
る。
主縦枠(1)(1)の下方部に、落し棒(9)を定着し
たコの字状係合具(10)を該係合具の両側に穿設した長
孔(11)(11)にネジ止めして上下動自在に設け、該係
合具の両側頂部に係止縁(12)(12)を形成し、落し棒
(9)を有する係合具(10)を施した主縦枠(1)の開
口側に隣接する補助縦枠(2)の下方部に、扉体が縮ま
った際に前記係合具(10)の係止縁(12)に当接する係
合突起(13)を設け、扉体を伸長した際に落し棒(9)
をガイドレール(8)に嵌合し、扉体を縮めた際に落し
棒(9)をガイドレール(8)から引き上げたものであ
る。
考案の効果 本案装置によれば、扉体を伸長させる際に落し棒をガイ
ドレールに自然落下によって円滑に嵌合し、扉体を安定
に自立しうるものであり、且つ扉体を縮めた際には落し
棒をガイドレールから自動的に引き上げて、扉体を極め
て簡単に固定支柱の外側に回転収納することが出来る。
ドレールに自然落下によって円滑に嵌合し、扉体を安定
に自立しうるものであり、且つ扉体を縮めた際には落し
棒をガイドレールから自動的に引き上げて、扉体を極め
て簡単に固定支柱の外側に回転収納することが出来る。
第1図は本案装置の一例を示す正面図、第2図は本案装
置の要部を示す拡大斜視図であり、図中(1)は主縦
枠、(2)は補助縦枠、(3)はパンタグラフ部材、
(8)はガイドレール、(9)は落し棒、(10)は係合
具、(13)は係合突起を表わす。
置の要部を示す拡大斜視図であり、図中(1)は主縦
枠、(2)は補助縦枠、(3)はパンタグラフ部材、
(8)はガイドレール、(9)は落し棒、(10)は係合
具、(13)は係合突起を表わす。
Claims (1)
- 【請求項1】パンタグラフ部材をX字状に交差させて左
右方向に複数個連接し、該パンタグラフ部材の中央交差
位置と隣り合うパンタグラフ部材の端部交差位置を主縦
枠及び補助縦枠に連結して扉体を形成し、前記扉体の一
側を固定支柱にヒンジ機構を介して回動自在に懸架した
伸縮門扉において、扉体の下部に施したパンタグラフ部
材は隣り合うパンタグラフ部材の下方における端部交差
位置を枢支連結するピン軸を前後外方に突出して主縦枠
に固着し、且つパンタグラフ部材の中央交差位置を枢支
連結するピン軸を前後外方に突出して補助縦枠に固着
し、適宜な位置の主縦枠の下方部に落し棒を備えた係合
具を上下動自在に設け、該主縦枠の開口側に隣接する補
助縦枠の下方部に、扉体が縮められた状態において前記
係合具に当接する係合突起を設け、扉体を伸長した際に
落し棒をガイドレールに嵌合し、扉体を縮めた際に落し
棒をガイドレールから離脱したことを特徴とする伸縮門
扉の落し棒装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4447788U JPH0645600Y2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 伸縮門扉の落し棒装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4447788U JPH0645600Y2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 伸縮門扉の落し棒装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01151600U JPH01151600U (ja) | 1989-10-19 |
JPH0645600Y2 true JPH0645600Y2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=31270832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4447788U Expired - Lifetime JPH0645600Y2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 伸縮門扉の落し棒装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0645600Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0716880Y2 (ja) * | 1990-01-25 | 1995-04-19 | 四国化成工業株式会社 | 伸縮門扉の落し棒装置 |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP4447788U patent/JPH0645600Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01151600U (ja) | 1989-10-19 |
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