JPH0737037Y2 - 伸縮扉 - Google Patents
伸縮扉Info
- Publication number
- JPH0737037Y2 JPH0737037Y2 JP2923289U JP2923289U JPH0737037Y2 JP H0737037 Y2 JPH0737037 Y2 JP H0737037Y2 JP 2923289 U JP2923289 U JP 2923289U JP 2923289 U JP2923289 U JP 2923289U JP H0737037 Y2 JPH0737037 Y2 JP H0737037Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diagonal members
- pin shafts
- lattice
- fixed
- lattice frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Gates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、門扉，間仕切り等の使用に好適な伸縮扉に
関するものである。
関するものである。
従来の技術 第８図に示したように、前後位置で相反する方向に傾斜
させた斜架材の交差位置を枢支連結し、前後斜架材の交
差部に格子枠を配設し、斜架材を枢支する一つのピン軸
を前後外方に突出して格子枠に固着し、上下方向に位置
する他のピン軸を前後外方に突出して格子枠のスライド
溝に上下動自在に嵌合させた伸縮扉は広く知られてお
り、これらはすべての格子枠に対して斜架材の交差位置
を枢支連結する同じ高さ位置のピン軸を夫々固着し、扉
体の移動端側及び中間の適宜な位置における格子枠に車
輪を施したものであった。
させた斜架材の交差位置を枢支連結し、前後斜架材の交
差部に格子枠を配設し、斜架材を枢支する一つのピン軸
を前後外方に突出して格子枠に固着し、上下方向に位置
する他のピン軸を前後外方に突出して格子枠のスライド
溝に上下動自在に嵌合させた伸縮扉は広く知られてお
り、これらはすべての格子枠に対して斜架材の交差位置
を枢支連結する同じ高さ位置のピン軸を夫々固着し、扉
体の移動端側及び中間の適宜な位置における格子枠に車
輪を施したものであった。
考案が解決しようとする課題 従来の伸縮扉は扉体がガイドローラーやキャスターによ
って支えられているため、風などによって横振れを伴
い、時として道路側にはみ出す難点があった。
って支えられているため、風などによって横振れを伴
い、時として道路側にはみ出す難点があった。
このような欠陥を解消するために、扉体と敷設面の間に
転倒防止装置を介在させる手段が採用されているけれど
も、据付作業が極めて煩雑であるなどの問題があった。
転倒防止装置を介在させる手段が採用されているけれど
も、据付作業が極めて煩雑であるなどの問題があった。
課題を解決するための手段 本考案者は、このような事情に鑑みパンタグラフ式伸縮
機構を有する扉体を安定に自立させるために種々の検討
を重ねた結果、前後位置で相反する方向に傾斜させた斜
架材の交差位置を枢支連結し、前後斜架材の交差部に格
子枠を配設し、斜架材を枢支する一つのピン軸を前後外
方に突出して格子枠に固着し、上下方向に位置する他の
ピン軸を前後外方に突出して格子枠のスライド溝に上下
動自在に嵌合させた伸縮扉において、左右両端の格子枠
に連結する斜架材においては下端に位置するピン軸を固
着し、両側以外の格子枠に連結する斜架材においてはそ
れぞれ上端あるいは上下中間部に位置するピン軸を固着
し扉体を使用状態に伸長した際に格子枠を直に接地させ
ることによって、所期の目的を達成したものである。
機構を有する扉体を安定に自立させるために種々の検討
を重ねた結果、前後位置で相反する方向に傾斜させた斜
架材の交差位置を枢支連結し、前後斜架材の交差部に格
子枠を配設し、斜架材を枢支する一つのピン軸を前後外
方に突出して格子枠に固着し、上下方向に位置する他の
ピン軸を前後外方に突出して格子枠のスライド溝に上下
動自在に嵌合させた伸縮扉において、左右両端の格子枠
に連結する斜架材においては下端に位置するピン軸を固
着し、両側以外の格子枠に連結する斜架材においてはそ
れぞれ上端あるいは上下中間部に位置するピン軸を固着
し扉体を使用状態に伸長した際に格子枠を直に接地させ
ることによって、所期の目的を達成したものである。
本案の実施において、扉体の上下方向に斜架材からなる
パンタグラフ伸縮機構を複数個設け、これらのピン軸を
格子枠に連結する場合は、左右両側の格子枠にそれぞれ
のパンタグラフ伸縮機構における斜架材の下端に位置す
るピン軸を固着し、両側以外の格子枠にそれぞれのパン
タグラフ伸縮機構における斜架材の上端あるいは上下中
間部に位置するピン軸を固着すべきである。
パンタグラフ伸縮機構を複数個設け、これらのピン軸を
格子枠に連結する場合は、左右両側の格子枠にそれぞれ
のパンタグラフ伸縮機構における斜架材の下端に位置す
るピン軸を固着し、両側以外の格子枠にそれぞれのパン
タグラフ伸縮機構における斜架材の上端あるいは上下中
間部に位置するピン軸を固着すべきである。
また本案における格子枠は棒状のものであっても差し支
えないが、前後位置に対状の縦桟を配設したものが望ま
しい。
えないが、前後位置に対状の縦桟を配設したものが望ま
しい。
作用 この考案によれば、斜架材の下端に位置するピン軸を左
右両側の格子枠に固着し、斜架材の上端あるいは上下中
間部に位置するピン軸を両側以外の格子枠に固着してい
るので、扉体を縮めた場合には、開閉方向における中間
の格子枠が引き上げられた状態となり、扉体を伸長した
際には、両側以外の格子枠は大きく下降するので、これ
らを通路面に当接させることが可能である。
右両側の格子枠に固着し、斜架材の上端あるいは上下中
間部に位置するピン軸を両側以外の格子枠に固着してい
るので、扉体を縮めた場合には、開閉方向における中間
の格子枠が引き上げられた状態となり、扉体を伸長した
際には、両側以外の格子枠は大きく下降するので、これ
らを通路面に当接させることが可能である。
実施例 第１図ないし第６図に示した伸縮扉は、斜架材（１）
（１）…を前後位置で相反する方向に傾斜し、斜架材を
上下２ケ及び中間１ケの菱形模様が繰り返して表出する
ように配設し、前記斜架材（１）（１）…の交差位置を
枢支連結してパンタグラフ伸縮機構を形成し、前記パン
タグラフ伸縮機構の中間菱形模様を等分する位置に、前
後一対の縦桟（２）（２）を一体的に連結した格子枠
（３）（３）…を配設し、幅広状とした両側の格子枠
（３）に対して斜架材（１）（１）の下方交差部を枢支
連結するピン軸（４）の突端を固着し（第２図）、且つ
斜架材（１）（１）の上方交差部を枢支連結するピン軸
（４）の突端を縦桟（２）（２）の内側に形成した上下
スライド溝（５）（５）にローラー（６）（６）を介し
て上下動自在に嵌合させ（第３図）、縦桟（２）（２）
の頂部を一体的に連結した両側以外の格子枠（３）
（３）…に対して斜架材（１）（１）…の上方交差部を
枢支連結するピン軸（４）の突端を固着し（第４図）、
且つ斜架材（１）（１）…の下方交差部を枢支連結する
ピン軸（４）の突端を縦桟（２）（２）の内側に形成し
た上下スライド溝（５）（５）にローラー（６）（６）
を介して上下動自在に嵌合し（第５図）、前記以外の斜
架材（１）（１）の交差部は第６図に示したピン構造に
よって枢支連結したものである。
（１）…を前後位置で相反する方向に傾斜し、斜架材を
上下２ケ及び中間１ケの菱形模様が繰り返して表出する
ように配設し、前記斜架材（１）（１）…の交差位置を
枢支連結してパンタグラフ伸縮機構を形成し、前記パン
タグラフ伸縮機構の中間菱形模様を等分する位置に、前
後一対の縦桟（２）（２）を一体的に連結した格子枠
（３）（３）…を配設し、幅広状とした両側の格子枠
（３）に対して斜架材（１）（１）の下方交差部を枢支
連結するピン軸（４）の突端を固着し（第２図）、且つ
斜架材（１）（１）の上方交差部を枢支連結するピン軸
（４）の突端を縦桟（２）（２）の内側に形成した上下
スライド溝（５）（５）にローラー（６）（６）を介し
て上下動自在に嵌合させ（第３図）、縦桟（２）（２）
の頂部を一体的に連結した両側以外の格子枠（３）
（３）…に対して斜架材（１）（１）…の上方交差部を
枢支連結するピン軸（４）の突端を固着し（第４図）、
且つ斜架材（１）（１）…の下方交差部を枢支連結する
ピン軸（４）の突端を縦桟（２）（２）の内側に形成し
た上下スライド溝（５）（５）にローラー（６）（６）
を介して上下動自在に嵌合し（第５図）、前記以外の斜
架材（１）（１）の交差部は第６図に示したピン構造に
よって枢支連結したものである。
図中（７）はクッション部材、（８）はブッシュ、
（９）は吊元支柱、（10）は戸当り支柱を表わす。
（９）は吊元支柱、（10）は戸当り支柱を表わす。
第７図は本案伸縮扉の他の例を示すものであり、前記伸
縮扉において斜架材（１）（１）…をピン軸支してなる
パンタグラフ伸縮機構における上下２ケの菱形模様を等
分する位置に、前後一対の縦桟（２）（２）を一体的に
連結してなる格子枠（３）（３）…を配設し、両側の幅
広状格子枠に斜架材（１）の下端部に施したピン軸
（４）を固着し、且つ斜架材（１）の中間交差部及び上
端部に施したピン軸（４）（４）を縦桟（２）（２）の
内側に形成した上下スライド溝にローラーを介して上下
動自在に嵌合し、両側以外の格子枠（３）（３）…に対
して斜架材（１）（１）…の上方交差部を枢支連結する
ピン軸（４）の突端を固着し、且つ斜架材（１）（１）
…の中間及び下方交差部を枢支連結するピン軸（４）
（４）の突端を縦桟の上下スライド溝に上下動自在に嵌
み合わせたものである。
縮扉において斜架材（１）（１）…をピン軸支してなる
パンタグラフ伸縮機構における上下２ケの菱形模様を等
分する位置に、前後一対の縦桟（２）（２）を一体的に
連結してなる格子枠（３）（３）…を配設し、両側の幅
広状格子枠に斜架材（１）の下端部に施したピン軸
（４）を固着し、且つ斜架材（１）の中間交差部及び上
端部に施したピン軸（４）（４）を縦桟（２）（２）の
内側に形成した上下スライド溝にローラーを介して上下
動自在に嵌合し、両側以外の格子枠（３）（３）…に対
して斜架材（１）（１）…の上方交差部を枢支連結する
ピン軸（４）の突端を固着し、且つ斜架材（１）（１）
…の中間及び下方交差部を枢支連結するピン軸（４）
（４）の突端を縦桟の上下スライド溝に上下動自在に嵌
み合わせたものである。
考案の効果 この考案によれば、扉体を伸長した際に中間位置の格子
枠が大きく下降するので、これら格子枠の下端を接地さ
せることにより、扉体の自立安定性を著しく高揚しうる
ものであり、構造が簡単で製作が容易であり且つ施工に
当っては転倒防止金具の据付作業を省略できるなど実施
上の効果は多大である。
枠が大きく下降するので、これら格子枠の下端を接地さ
せることにより、扉体の自立安定性を著しく高揚しうる
ものであり、構造が簡単で製作が容易であり且つ施工に
当っては転倒防止金具の据付作業を省略できるなど実施
上の効果は多大である。
第１図は本案伸縮扉の一例を示す立面図、第２図ないし
第６図は同じく本案伸縮扉のピン結合部を示す拡大切断
端面図、第７図は本案伸縮扉の他の例を示す立面図、第
８図は従来の伸縮扉の立面図であり、図中（１）は斜架
材、（３）は格子枠、（４）はピン軸、（５）はスライ
ド溝を表わす。
第６図は同じく本案伸縮扉のピン結合部を示す拡大切断
端面図、第７図は本案伸縮扉の他の例を示す立面図、第
８図は従来の伸縮扉の立面図であり、図中（１）は斜架
材、（３）は格子枠、（４）はピン軸、（５）はスライ
ド溝を表わす。
Claims (1)
- 【請求項１】前後位置で相反する方向に傾斜させた斜架
材の交差位置を枢支連結し、前後斜架材の交差部に格子
枠を配設し、斜架材を枢支する一つのピン軸を前後外方
に突出して格子枠に固着し、上下方向に位置する他のピ
ン軸を前後外方に突出して格子枠のスライド溝に上下動
自在に嵌合させた伸縮扉において、左右両端の格子枠に
連結する斜架材においては下端に位置するピン軸を固着
し、両側以外の格子枠に連結する斜架材においてはそれ
ぞれ上端あるいは上下中間部に位置するピン軸を固着し
たことを特徴とする伸縮扉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2923289U JPH0737037Y2 (ja) | 1989-03-14 | 1989-03-14 | 伸縮扉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2923289U JPH0737037Y2 (ja) | 1989-03-14 | 1989-03-14 | 伸縮扉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02122897U JPH02122897U (ja) | 1990-10-09 |
| JPH0737037Y2 true JPH0737037Y2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=31253267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2923289U Expired - Lifetime JPH0737037Y2 (ja) | 1989-03-14 | 1989-03-14 | 伸縮扉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0737037Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-14 JP JP2923289U patent/JPH0737037Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02122897U (ja) | 1990-10-09 |
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