JP2557611Y2 - 支柱に対する伸縮扉の取付け構造 - Google Patents

支柱に対する伸縮扉の取付け構造

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JP2557611Y2
JP2557611Y2 JP1993021311U JP2131193U JP2557611Y2 JP 2557611 Y2 JP2557611 Y2 JP 2557611Y2 JP 1993021311 U JP1993021311 U JP 1993021311U JP 2131193 U JP2131193 U JP 2131193U JP 2557611 Y2 JP2557611 Y2 JP 2557611Y2
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door
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pantograph
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均 宮西
俊彰 川西
久雄 清水
登 中川
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Shikoku Chemicals Corp
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Shikoku Chemicals Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、支柱に対する伸縮扉
の取付け構造に関するものであり、門扉、間仕切り等と
して有用である。
【0002】
【従来の技術】垂直パネルの上方部及び下方部に、水平
状のパンタグラフ伸縮機構を設けた伸縮扉は、特公平1
−37554号、実開昭58−60798号、同61−
197199号公報などに開示されている。これらは、
いずれも扉体の端部における垂直パネル体及びパンタグ
ラフ部材を中間部の長さのほぼ半分とし、左右の支柱の
間に扉体を設置する方式が採られている。ところがこの
ような伸縮扉は、図7及び図8に示したように縮めた状
態において前後方向に張り出すので、支柱を門柱、塀な
どから中間部におけるパンタグラフ部材の約半分の長さ
を隔てた位置に立設する必要があり、扉体が大型化した
場合に支柱と塀などの間に大きい隙間が生じて、美観の
低下を来すのみならず時として柵の機能を発揮しえない
問題があった。
【0003】実開昭59−88199号公報に記載の折
り畳み式扉は、隣接する垂直パネル体をリンクによって
折曲自在に蝶着し、その下方部にリンク材をパンタグラ
フ状に枢支連結し、リンク材の側端を中間部のリンク材
と同じ長さにして、縮めた状態の扉体を道路側にはみ出
さないようにしている。しかしながら、このような折り
畳み式扉にリンク材を介在させた構造の扉体は甚だ不安
定なものであり、大型化した場合には横引きシャッター
のように扉体をガイド枠に懸架させることを余儀され、
門扉、間仕切りのように自立した状態の使用に適さな
い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、上下の框
の間に格子体などを施した垂直パネル体の上下部に水平
状のパンタグラフ伸縮機構を設けた伸縮扉を支柱に取り
付けるに当たって、門柱、塀などとの間に無駄な隙間を
発生させず、しかも伸長させた扉体によって美観に富む
門構えを醸成することを目的とする
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案者等は、このよう
な事情に鑑み鋭意検討を加えた結果、両端部にそれぞれ
相反する向きに突起部を形成した複数個のパンタグラフ
部材を上下両端部にそれぞれ相反する向きに突起部を形
成した複数個の垂直パネル体の上下外方に配設し、垂直
パネル体とパンタグラフ部材の交差する中央部、及びパ
ンタグラフ部材の突起部と隣接する垂直パネル体の突
部を枢支連結した扉体からなり、前記扉体の吊元支柱
に上下部に扉体の中間部におけるパンタグラフ部材とほ
ぼ同じ長さの支杆を有するコの字状取付枠を配設し、コ
の字状取付枠の上下支杆の端部と吊元支柱から数えて二
番目に位置する垂直パネル体の突起部、及び上下支杆の
中央部と吊元支柱に隣接する垂直パネル体の中央部とを
枢支連結し、コの字状取付枠の垂直部を吊元支柱に回動
自在として定着することによって、所期の目的を達成し
たものである。
【0006】
【作用】この考案によれば、扉体の吊元支柱側における
上下部に扉体の中間部のパンタグラフ部材とほぼ同じ長
さの支杆を有するコの字状取付枠を介在させ、支杆の端
部と吊元支柱から数えて二番目に位置する垂直パネル体
の突起部、及び上下支杆の中央部と吊元支柱に隣接する
垂直パネル体の上下中央部とを枢支連結し、コの字状取
付枠の垂直部を支柱に回動自在に定着しているので、図
1に示したように上下の框の間に格子体などを施した複
数個の垂直パネル体からなる扉体を縮めた状態とした場
合、扉体は吊元支柱の取付部より内側に張り出し、これ
を約90度回転させて収納しても支柱の取付部より内方
に留まるので、吊元支柱を門柱や塀などの内側に近接し
て設けることができる。
【0007】さらにこの考案は支柱と扉体との間に、コ
の字状取付枠を介在して取付枠の支杆を扉体の垂直パネ
ル体に枢支連結しているので、扉体の吊元支柱に対する
取付けが甚だ強靭で耐久性に富むものであり、また扉体
を左右方向に伸長させた場合、扉体の吊元支柱に隣接
る垂直パネル体は、コの字状取付枠の内部に収納されて
扉体とコの字状取付枠が混然一体の状態となり、左右方
向に連続した垂直パネル体の幅広い繰り返し模様が表出
されて、その美観は飛躍的に高まる。
【0008】
【実施例】図1ないし図6は本案の一例を示すものであ
り、垂直パネル体3は、上下の框4、4の間に格子体2
を介在し、上下の框及び格子体の両側に断面くの字状側
枠1、1を相反する向きに定着し、その上下両端部に相
反する向きの突起部15、15を形成したものであり、
垂直パネル体3の上下の中央部にそれぞれ枢軸41
設し、その上下の突起部15、15にそれぞれ枢軸4
2、42を植設したものである。 前記垂直パネル体3を
左右方向に複数個配設し、各々の垂直パネル体3の上下
外方に両端部に相反する向きの突起部51、51を形
成したパンタグラフ部材5、5をX字状に交差して配設
し、垂直パネル体3の上下中央部に設けた枢軸41、4
1とパンタグラフ部材5、5の中央部、及び垂直パネル
体3の端部の突起部1に設けた枢軸42と隣接するパ
ンタグラフ部材5の突起部51をそれぞれ回動自在に連
結して、上下部にパンタグラフ伸縮機構6、6を有する
扉体7を形成する。
【0009】吊元側の支柱8に扉体7を定着するに当た
っては、扉体の一側に上下部に扉体の中間部におけるパ
ンタグラフ部材5とほぼ同じ長さの支杆10を有するコ
の字状取付枠9を介在させて、コの字状取付枠の上下
杆の端部を扉体の一側から数えて二番目に位置する垂直
パネル体3の上下外方に当接し、垂直パネル体3の突起
部15に設けた枢軸42を枢支連結すると共に、上下支
杆10、10の中央部と扉体の一側端に位置する垂直パ
ネル体3の上下中央部に設けた枢軸41、41をそれぞ
れ軸着し、コの字状取付枠9の垂直部を吊元支柱8にヒ
ンジ金具11を介して回動自在に連結する。なお、本実
施例の扉体の移動端側に施した垂直パネル体及びパンタ
グラフ部材左右幅は、中間部の垂直パネル体及びパンタ
グラフ部材の約半分としている。図中、12は戸当り
柱、13はキャスター、14は塀を示す。
【0010】
【考案の効果】この考案によれば、縮めた状態の扉体が
吊元支柱の取付部より内側に張り出し、これを約90度
回転させて収納しても吊元支柱の取付部より内方に留ま
るので、吊元支柱を門柱や塀などの内側に近接して設け
ることができ、吊元支柱と扉体との間にコの字状取付枠
を介在して取付枠の支杆を扉体の框に枢支連結している
ので、扉体の吊元支柱に対する取付けが甚だ強靭で耐久
性に富むものであり、扉体を左右方向に伸長させた場
合、扉体の吊元支柱に隣接する垂直パネル体は、コの字
状取付枠の内部に収納されて扉体とコの字状取付枠が混
然一体の状態となり、左右方向に連続した幅広い格子状
の垂直面が形成されて、飛躍的にその美観が高揚するな
ど実施上の効果は多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案の一実施例を示す平面図
【図2】本案の一実施例を示す立面図
【図3】本案の一実施例を示す要部を拡大した平面図
【図4】本案垂直パネル体を示す拡大立面図
【図5】本案垂直パネル体を示す拡大平面図
【図6】本案の一例を示す要部を拡大した斜視図
【図7】従来の伸縮扉の取付け状態を示す平面図
【図8】従来の伸縮扉の取付け状態を示す立面図
【符号の説明】
1 突起部 3 垂直パネル体 5 パンタグラフ部材 7 扉体 8 吊元側の支柱 9 コの字状取付枠 10 支杆 15 垂直パネル体の突起部 51 パンタグラフ部材の突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−9495(JP,U) 実開 昭52−61238(JP,U) 特公 平1−37544(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部にそれぞれ相反する向きに突起部
    を形成した複数個のパンタグラフ部材を上下両端部にそ
    れぞれ相反する向きに突起部を形成した複数個の垂直パ
    ネル体の上下外方に配設し、垂直パネル体とパンタグラ
    フ部材の交差する中央部、及びパンタグラフ部材の突起
    部と隣接する垂直パネル体の突部を枢支連結した扉体
    からなり、前記扉体の吊元支柱側に上下部に扉体の中間
    部におけるパンタグラフ部材とほぼ同じ長さの支杆を有
    するコの字状取付枠を配設し、コの字状取付枠の上下支
    杆の端部と吊元支柱から数えて二番目に位置する垂直パ
    ネル体の突起部、及び上下支杆の中央部と吊元支柱に隣
    する垂直パネル体の中央部とを枢支連結し、コの字状
    取付枠の垂直部を吊元支柱に回動自在として定着したこ
    とを特徴とする支柱に対する伸縮扉の取付け構造。
JP1993021311U 1993-03-30 1993-03-30 支柱に対する伸縮扉の取付け構造 Expired - Lifetime JP2557611Y2 (ja)

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JPH0674799U JPH0674799U (ja) 1994-10-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010189962A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Shikoku Chem Corp 伸縮扉

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571809Y2 (ja) * 1975-10-30 1982-01-12
JPS5655497U (ja) * 1979-10-05 1981-05-14
JPS6084699U (ja) * 1983-11-17 1985-06-11 日本工機株式会社 伸縮扉
JPS619495U (ja) * 1984-06-22 1986-01-20 日本工機株式会社 補助扉つき門扉

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