JPH07200807A - 画像処理方法及び装置 - Google Patents

画像処理方法及び装置

Info

Publication number
JPH07200807A
JPH07200807A JP6234728A JP23472894A JPH07200807A JP H07200807 A JPH07200807 A JP H07200807A JP 6234728 A JP6234728 A JP 6234728A JP 23472894 A JP23472894 A JP 23472894A JP H07200807 A JPH07200807 A JP H07200807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
scaled
partial
original
image processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6234728A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3768556B2 (ja
Inventor
Fuitsushiyaa Kurei
フィッシャー クレイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Publication of JPH07200807A publication Critical patent/JPH07200807A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3768556B2 publication Critical patent/JP3768556B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】原画像の細部の状態を良好に保持したままで画
像を変倍する。 【構成】原画像の異なる部分を変倍し且つ変倍された異
なる部分を組み合わせて変倍された画像を得ることによ
り、変倍された画像を逐次作成するようにして、原稿の
変倍された画像を作成する。システムは画像入力部50
と、部分セレクタ51と、スケーラ52と、2進論理和
演算などにより変倍画像を組み合わせるコンバイナ53
とを含む。部分セレクタ51は原画像の第1の部分と第
2の部分をそれぞれ選択し、スケーラ52は選択された
部分から第1の画像と第2の画像をそれぞれ形成する
が、第1の変倍画像と第2の変倍画像は共に目的サイズ
を有する。コンバイナ54は変倍画像を得るように第1
の画像と第2の画像とを組み合わせる。そうして得られ
る変倍画像の細部は、第1の画像又は第2の画像の細部
よりも良好な状態である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ図形画像
を変倍(拡大縮小)し、且つそのようにして得られた変
倍画像を表示するシステムに関する。特に、本発明は、
元のビットマップ画像における、重なり合うが異なる部
分を変倍し、変倍された異なる部分を組み合わせて変倍
画像を得ることにより、変倍画像を逐次作成するシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、コンピュータオペレーティングシ
ステムにおけるユーザインタフェースはテキスト系ユー
ザインタフェースからグラフィック系ユーザインタフェ
ースに移行してきている。たとえば、MicroSoft(商
標)Windowsオペレーティングシステムなどのグラフィ
カルユーザインタフェースオペレーティングシステム
は、情報の「ウインドウ」を表示する。一番重要な情報
を含むウインドウは、通常、それより重要性の低い他の
ウインドウの上に重ねて表示される。ユーザには、マウ
ス又は他のポインティングデバイスの操作によって選択
できる図形「ボタン」あるいはアイコンの形態でオプシ
ョンが提示される。所望のアイコンを選択すると、それ
に対応するコンピュータ機能が実行されるが、それは新
たな重複ウインドウによる現在のウインドウの置き換え
を伴うこともある。
【0003】グラフィカルユーザインタフェースにおけ
る重複ウインドウ又はアイコンなどの図形画像の生成
は、フルサイズビットマップ画像より小さいサイズへの
縮小を含むことが多い。たとえば、コンピュータオペレ
ータは、表示画面上で他の領域より重要性の低い1つの
領域を決定し、その1つの領域を表示画面を無用に混乱
させずに参照できるようにその領域のサイズを変倍し、
表示画面の隅へ移動させることを望む場合がある。ある
いは、ウインドウを処理する際に、グラフィカルユーザ
インタフェースオペレーティングシステムを使用して、
新しいウインドウが旧ウインドウと隣り合って表示され
るように1つのウインドウを変倍しても良い。また、ア
イコンを生成するときに、コンピュータプログラマはフ
ルサイズ画像をデジタル走査し、図形「ボタン」に適す
るサイズまで画像を変倍することを選んでも良い。
【0004】図10及び図11は、デジタル画像を変倍
することが望まれるような状況のいくつかを説明するた
めの図である。すなわち、図10では、グラフィカルユ
ーザインタフェースオペレーティングシステムは、ま
ず、ウインドウ101aを表示画面102aに表示して
いる。新たなウインドウを表示する指令に応答して、オ
ペレーテイングシステムはウインドウ101aをウイン
ドウ101b及び表示画面102bでそれぞれ図に示す
ように画面の右下隅へ再位置決めする。次に、オペレー
ティングシステムは新たなウインドウ103を表示す
る。このように、変倍によって、新たなウインドウ10
3を旧ウインドウ101bと隣り合わせて表示できるの
である。
【0005】図11は、 数千の文書画像を記憶している
光ディスクから文書画像を検索するグラフィカルユーザ
インタフェースによるコンピュータメニューの図であ
る。図11に示すように、表示画面110の領域111
はボタン111aなど5×5アレイとして配列された2
5個のアイコンボタンを含む。それぞれのアイコンは、
文書の主題を表わす原画像を検索し、且つその原画像を
アイコンのサイズに変倍することによって形成される。
アイコンの様々な組み合わせを選択することにより、所
望の主題に基づいて光ディスクから文書を検索すれば良
い。
【0006】以上説明したような機能を実行するために
コンピュータをプログラムするときに、コンピュータプ
ログラマはソフトウェア開発キット(SDK)に頼るの
が普通である。SDKは、プログラマが所望の機能を実
行するのに必要なツールを選択するだけでコンピュータ
をプログラムできるようにすることによりプログラミン
グの負担を軽減する、プログラムライブラリルーチンな
どのソフトウェアツールを含む。すなわち、たとえば、
プログラマがデータを1つのウインドウの中に表示する
プログラムを書き込むことや、ウインドウを表示画面の
中で移動させること、アイコンのメニューバーを表示す
ることなどを可能にするツールが存在する。また、ビッ
トマップ画像を所望のサイズに変倍するツールもある。
MicroSoft(商標)Windows SDKにおいては、その
ような変倍ルーチンは“StretchBlt()”ルーチンであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】SDKに含まれている
変倍ルーチンを使用すると、プログラマは独自の変倍ル
ーチンを書き込む必要がないので、画像を変倍するのに
は好都合である。ところが、SDKの使用には欠点もあ
る。
【0008】詳細に言えば、そのような標準変倍ルーチ
ンは、通常、変倍された画像の詳細の保存よりもスピー
ドを重視して最適化されている。そのため、原画像のサ
イズを縮小すべきときには、典型的な変倍ルーチンは単
にビットマップ画像の不要な画素を切り捨ててしまう。
図12は、原稿画像120 を2分の1に縮小すること
が望まれる状況におけるこの動作を示す。図12に示す
通り、変倍ルーチンはどの画素が必要であり、どの画素
が不要であるのかを確定するために画像の画素124を
解析する。原稿のサイズを厳密に2分の1に縮小すべき
状況では、2×2画素領域の中の唯一つの画素125が
必要であって、残る3つの画素は不要である。不要な画
素を除去すると、変倍された画像127となる。しかし
ながら、拡大図126で示すように、不要な画素を取り
除いただけであるので、変倍された画像は、サイズの点
では正確であるが、原稿画像の詳細をほとんど保ってい
ない。
【0009】従って、得られる画像の詳細が不十分であ
っても許容されるようなさほど重大でないアプリケーシ
ョンを除いて、グラフィカルユーザインタフェースSD
Kを備えた標準変倍ルーチンを使用して、ビットマップ
画像を変倍することはこれまでは不可能であった。画像
の詳細が不十分であってはならない状況においては、よ
り精巧な他の変倍ルーチンが必要である。
【0010】本発明の目的は、グラフィカルユーザイン
タフェースSDKの標準変倍ルーチンなどの変倍ルーチ
ンの性能を向上させるシステムを提供することにより上
述の問題に対処することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】本発明によれば、変倍画像は、原画像におい
て、異なっているが重なり合っている部分画像を逐次変
倍し、変倍された部分画像を組み合わせて変倍画像を得
ることによって作成される。すなわち、本発明において
は、原画像を変倍した画像は、変倍画像のサイズと同じ
サイズの第1の画像を形成するために原画像を変倍する
ことにより作成される。また、原画像と重なり合っては
いるが異なっている部分画像を変倍して、変倍画像のサ
イズと同じサイズの第2の画像を形成する。第1の画像
と第2の画像の双方を得るために同じ変倍ルーチンを使
用し、原画像において変倍する部分は、第2の画像と第
1の画像とが異なるように選択される。通常このこと
は、部分画像はほぼ原画像の全体ではあるように選択さ
れるが、画像の数行及び数列分の画素、たとえば、縁の
数列と数行が省かれることを意味している。そのような
選択手続きによって、第1の画像は第2の画像と確実に
異なるものとなる。次に、第1の画像と第2の画像を論
理和演算するなどによって、第1の画像と第2の画像と
を組み合わせて、変倍画像を作成する。変倍されるある
1つの部分画像を変倍し、他の異なる変倍された部分画
像とを組み合わせるために、原画像上で異なる部分画像
を1つずつ選択するプロセスを繰り返していけば良く、
その繰り返しごとに変倍された画像の細部の質は向上す
る。
【0012】本発明の好ましい実施例においては、グラ
フィカルユーザインタフェースオペレーティングシステ
ムはMicrosoft(商標)Windowsオペレーティングシス
テムであり、変倍ルーチンはMicrosoft(商標)SDK
の“StretchBlt”ルーチンである。数千の文書画像を
記憶する光ディスクは、そのディスクに記憶されている
文書の様々に異なる主題を表わすフルサイズ画像アイコ
ンを更に記憶している。文書ディスクからフルサイズア
イコンを検索し、図11に示すようなグラフィカルユー
ザインタフェースで使用するための変倍されたアイコン
を得るように、先に説明した通り、フルサイズアイコン
を変倍する。コンピュータオペレータは所望の文書検索
パラメータに従って変倍されたアイコンを選択し、検索
パラメータに適合する文書を検索し且つ使用に備えて提
示する。
【0013】本発明の性質を迅速に理解できるように、
この簡単な概要を示した。添付の図面と関連させて本発
明の好ましい実施例の以下の詳細な説明を参照すること
により、本発明を更に完全に理解することができる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の代表的な一実施例の外観を
示す図である。図1には、MicroSoft Windowsオペレ
ーティングシステムなどのグラフィカルユーザインタフ
ェースオペレーティングシステムを有するIBM−PC
又はPCコンパチブルコンピュータなどの計算機器10
が示されている。計算機器10はカラーモニタなどのデ
ィスプレイ11を具備している。計算機器10は、白黒
画像、ハーフトーン画像及びカラービットマップ画像な
どのデータファイルを記憶すると共に、計算機器10が
データファイルを操作し且つそれらのファイルの中のデ
ータをディスプレイ11を介してコンピュータオペレー
タに提示するための記憶プログラム命令シーケンスを含
むアプリケーションプログラムファイルを記憶するコン
ピュータディスクドライブ14などの大容量記憶装置を
更に含む。たとえば、ディスクドライブ14のアプリケ
ーションプログラムは、光ディスクにあるデータ又は他
の情報処理プログラムをアクセスするためのアプリケー
ションプログラムを含んでいても良い。
【0015】テキストデータの入力を可能にし且つオペ
レータがディスプレイ11に表示されたデータを選択、
操作できるようにするために、キーボード15が計算機
器10に接続されている。同様に、表示画面上のオブジ
ェクトの選択、操作を可能にするために、ポインティン
グデバイスなどの指示装置16が設けられている。スキ
ャナ18は文書又は他の画像を走査し、それらの文書の
ビットマップ画像を計算機器10に提供する。それらの
画像は計算機器10によって直ちに使用されても良い
が、計算機器10は画像をディスクドライブ14に記憶
するか、又は光ディスクドライブ20を介して光ディス
ク19などに記憶しても良い。計算機器10がその後の
処理を行う場合は、 光ディスク19又はディスクドライ
ブ14からビットマップ画像データを検索すれば良い。
【0016】ビットマップ画像データ及び他のデータを
供給するために、図示されていないモデムを介する電話
回線21又はネットワーク回線22などの別の手段を設
けても良い。同様に、着脱自在のフロッピーディスクド
ライブを設けても良く、あるいは、図示されていないビ
デオインタフェースを介してデジタルビデオ情報又はア
ナログビデオ情報を入力しても良い。
【0017】プリンタ24は、計算機器10によって処
理された情報を出力するために設けられている。
【0018】コンピュータオペレータの命令に従って、
グラフィカルユーザインタフェースオペレーティングシ
ステムの制御の下に、記憶されているアプリケーション
プログラムを選択的に起動して、データを処理、操作す
る。たとえば、以下に更に詳細に説明するように、オペ
レータがスキャナ18を介して文書画像を走査し、それ
らの画像を光ディスク19に記憶できるようにすると共
に、検索パラメータに従って走査済文書を光ディスク1
9から検索できるようにするために、光ディスクアクセ
スプログラムを起動しても良い。オペレータは、画像編
集プログラム、ワード処理プログラム、スプレッドシー
トプログラム、マルチメディアメッセージ管理プログラ
ム及びそれに類似する情報処理プログラムなどの他のア
プリケーションプログラムを選択して使用することもで
きる。
【0019】図2は、計算機器10の内部構造を示す詳
細なブロック図である。図2に示す通り、計算機器10
は、コンピュータバス31にインタフェースする803
86または限定命令セットコンピュータ(RISC)な
どの中央処理装置(CPU)30を含む。コンピュータ
バス31には、スキャナ18にインタフェースするスキ
ャナインタフェース32と、ディスプレイ11にインタ
フェースするディスプレイインタフェース34と、ネッ
トワーク回線22にインタフェースするネットワークイ
ンタフェース35と、電話回線21にインタフェースす
るモデム/電話インタフェース36と、プリンタ34に
インタフェースするプリンタインタフェース37と、キ
ーボード15にインタフェースするキーボードインタフ
ェース39と、ポインティングデバイス16とインタフ
ェースするポインティングデバイスインタフェース40
などがインタフェースしている。
【0020】読み取り専用メモリ(ROM)41は、C
PU30に始動プログラム又はBIOSプログラムなど
の専用にして不変の機能を提供するよう、コンピュータ
バス31にインタフェースしている。主メモリ42は、
CPU30が、データとアプリケーションプログラムの
双方を必要に応じて記憶するランダムアクセスメモリ
(RAM)である。詳細にいえば、プログラム命令シー
ケンスを実行するとき、CPU30は、通常、それらの
命令シーケンスをディスク14(又は他のプログラム記
憶媒体)から主メモリ42へロードし、プログラム命令
シーケンスを主メモリから読出して実行する。
【0021】先に述べたように、光ディスク19は、オ
ペレータの制御の下に記憶できるか又は検索パラメータ
に基づいて検索できるような数千の文書画像を含む。典
型的には、光ディスク19は、ディスクに記憶されてい
る文書の主題を図形によって表現するビットマップ画像
を更に含む。以下に更に詳細に説明するが、オペレータ
が文書検索パラメータを指定するのを補助するために、
図11に示すようにメニュー表示画面に挿入されるべく
それらのビットマップ画像は検索され、変倍される。
【0022】更に先に述べたように、コンピュータディ
スクドライブ14は、表示前に変倍を要求すると思われ
る白黒、ハーフトーン及びカラーのビットマップ画像の
データファイルなどを含む。加えて、ディスクドライブ
14は前述のグラフィカルユーザインタフェースオペレ
ーティングシステム及び光ディスクアクセスプログラム
などのプログラム命令シーケンスを含む。ディスクドラ
イブ14は、以下に更に詳細に説明するように、ビット
マップ画像を変倍するためのプログラム命令シーケンス
をも含む。
【0023】図3は、所望の変倍機能を実行するプログ
ラム命令シーケンスの機能を表わしたものである。図3
に示すように、変倍システムは、原画像を変倍システム
に提供する画像入力部50を含む。画像は様々な手段に
より、たとえば、光ディスク19に記憶されている主題
に基づくビットマップ画像から、又はコンピュータディ
スクドライブ14に記憶されているビットマップ画像か
ら、又はスキャナ18から、あるいはネットワーク回線
22から又は電話回線21から、それぞれ、画像入力部
50へ入力されれば良い。同様に、他のアプリケーショ
ンプログラムの実行中に画像を生成しても良く、たとえ
ば、現在ディスプレイ11の一部を変倍して、画面の異
なる領域に再位置決めできるように、その部分を画像入
力部50に入力することが望まれるかもしれない。
【0024】部分セレクタ51は、画像入力部50に入
力された画像の様々な異なる部分を選択するために設け
られており、選択した部分、又は画像全体をスケーラ5
2に提供する。スケーラ52はグラフィカルユーザイン
タフェースオペレーティングシステムに対するSDKを
備えた変倍ルーチンであるが、希望に応じて別の変倍ル
ーチンを使用しても良い。
【0025】変倍された画像をコンバイナ54に提供す
ると、コンバイナ54は、原画像の新たに変倍された部
分を原画像の既に変倍されていた部分と組み合わせる。
新たに変倍された部分を既に変倍されていた部分と組み
合わせると、変倍された画像の細部の質は向上し、得ら
れた変倍画像は、出力に備えて、ディスプレイインタフ
ェース34にあるスクリーンメモリ(図示せず)などに
記憶される。
【0026】図4は、グラフィカルユーザインタフェー
スオペレーティングシステムにおけるウインドウなどの
画像を、別の画像と隣り合わせて表示するために再位置
決めできるように変倍することが望まれている状況で
の、装置の動作を説明するための図である。すなわち、
図4に示す通り、グラフィカルユーザインタフェースオ
ペレーティングシステムは、ディスプレイ11の画面5
5aにウインドウ56aを表示している。新たなウイン
ドウを表示する指令に応答して、ウインドウ56aを5
6bで示すように画面の右下隅に再位置決めし且つ新た
なウインドウ57を変倍したウィンドウ56bと隣り合
わせて表示することが望まれる。
【0027】図5は、変倍された画像56bを得るため
に画像56aをいかにして変倍するかを説明するための
流れ図である。図5に示す処理工程は、コンピュータデ
ィスクドライブ14に記憶されているプログラム命令ス
テップに従って実行され、また、CPU30により主メ
モリ42から読出されて実行される。
【0028】ステップS501で示すように、画像、こ
こではウインドウ56aを画像入力部50に入力する。
ステップS502では、画像の第1の部分を変倍する。
すなわち、図4に示すように、この場合にはウインドウ
56aの全体である第1の部分58を、第1の変倍画像
59を得るように変倍する。ステップS503では、部
分セレクタ51により画像の第1の部分と重なり合う第
2の部分を選択し、スケーラ52によって変倍する。変
倍に際し、どのように第2の部分が選択されるかについ
ては以下に更に詳細に説明するが、一般に、第2の部分
は、他の部分とは異なるが、それらの他の部分と重なり
合うように選択される。たとえば、画像のほぼ全てを包
含し、且つ数行と数列を画像から省くことによって、第
2の部分を選択してもよい。かくして、図4に示すよう
に、異なるが重なり合う第2の部分58aを選択し、第
2の変倍画像59aを得るように変倍する。ステップS
504では、第1の変倍画像と第2の変倍画像とを、画
素ごとに論理和演算することなどにより組み合わせる。
【0029】ステップS505は、画像の別の部分を選
択し、変倍すべきか否かを判定する。更に詳細にいえ
ば、単に第1の変倍された画像と第2の変倍された画像
を組み合わせるだけでも、変倍された画像の細部の質を
向上させることはできるのであるが、原画像の更に別の
部分を選択して変倍するならば、詳細の質の更なる向上
が可能である。別の部分を選択し且つ変倍することが望
まれる場合、処理はステップS506へ進み、そこで、
部分セレクタ51によって画像の別の部分を選択し、ス
ケーラ52により変倍する。その後、ステップS504
で、新たに変倍した画像を組み合わせる。これに対し、
画像の別の部分を変倍のために選択すべきでない場合に
は、ステップS507において、ウインドウ56bで示
すように、変倍された画像を出力する。
【0030】以上説明したような手順で出力される変倍
画像は、もとの画像を縮小した場合であっても、単に画
素を間引いて作成された画像のように画像細部が表現が
損なわれず、細部をも原画像のように残したまま画像を
縮小することができる。
【0031】
【他の実施例】図6は、本発明の他の実施例に従った装
置の動作を説明するための流れ図である。図6に示すプ
ロセスステップはコンピュータディスクドライブ14に
記憶されているプログラム命令ステップに従って実行さ
れるものであり、CPU30により主メモリ42から読
出されて実行される。
【0032】図6に示すように、ステップS601で
は、オペレータは光ディスクアクセスプログラムを操作
し、それに応じて、CPU30はディスクドライブ14
から光ディスクアクセスプログラムを検索し、グラフィ
カルユーザインタフェースオペレーティングシステムの
制御の下に、光ディスクアクセスプログラムを主メモリ
42にロードする。次に、光ディスクアクセスプログラ
ムの実行が開始され、その後、ステップS602ではC
PU30は光ディスク19から主題に基づくビットマッ
プ画像を読み取る。前述の通り、主題に基づくビットマ
ップ画像は、光ディスクに記憶されている様々な文書を
分類する元になる主題を表現するものである。
【0033】ステップS603では、CPU30は、ス
テップS602で検索したビットマップ画像から変倍さ
れた画像を作成する。更に詳細にいえば、ステップS6
02で検索したビットマップ画像のサイズは通常はディ
スプレイ11に表示するのには不適切である。典型的に
は、画像は大きすぎ、それを縮小しなければならない。
そこで、ステップS603では、元のビットマップ画像
の異なる部分を変倍し且つ変倍した異なる部分を組み合
わせることにより、変倍画像を作成する。
【0034】図7は、変倍画像を作成するプロセスを示
す流れ図である。ステップS701では、画像入力部5
0により原画像を入力する。ステップS702では、第
1の変倍画像を得るようにスケーラ52によって原画像
を変倍する。前述のように、スケーラ52はグラフィカ
ルユーザインタフェースオペレーティングシステムに対
するSDKを備えた標準変倍ルーチンであるのが好まし
いが、より一般的には、どの変倍ルーチンを使用しても
良い。そこで、図8に示すように、ステップS702で
は、第1の変倍画像61を得るように原画像60を変倍
する。
【0035】ステップS703においては、図8に示す
部分62のような原画像の一部分を選択する。選択され
ている部分はほぼ原画像の全体であるが、縁から数行及
び数列分の画素が省かれている。その部分をいかにして
選択するかに関する更に明確な指針は以下に提示される
が、一般に、その部分はステップS702で選択した部
分とは異なるが、重なり合うように選択される。
【0036】ステップS704では、同様に目的サイズ
である第2の変倍画像を得るように、スケーラ52は選
択された部分を変倍する。すなわち、図8に示すよう
に、第2の変倍画像64を得るように選択された部分6
2を変倍する。前述の通り、第2の変倍画像は目的サイ
ズと同じサイズ(たとえば、長さ×幅)を有する。とこ
ろが、変倍されたのは原画像の一部分だけであるので、
これは、スケーラ52が第1の画像を得るために変倍す
るときと、第2の画像を得るために変倍するときとで、
異なる倍率を適用するということを意味する。
【0037】ステップS705では、コンバイナ54
は、良質の変倍画像を得るように、第1の変倍画像と第
2の変倍画像とを組み合わせる。ここで説明する実施例
においては、コンバイナ54は2つの画像を単純な2進
論理和演算によって組み合わせる。異なる効果を得るた
めに、他の組み合わせ演算を使用しても良い。たとえ
ば、画像を反転させる(すなわち、黒と白とを置き換え
る)ことが望まれる場合、コンバイナ54は2進論理和
演算の補数を得るように第1の画像と第2の画像を組み
合わせれば良い。
【0038】ここでは、図8に示すように、所望の変倍
された画像である上質画像65を得るように第1の画像
61を第2の画像64と組み合わせる。部分62は第1
の変倍画像61とは異なる第2の変倍画像64を得るよ
うに選択されているので、ステップS705による組み
合わせの結果は、上質画像65が得られるように、それ
ぞれの画像で欠落している画素を充填し、またその質を
向上させるはずである。
【0039】要求によっては、ステップS706に示す
ように原画像の更に多くの部分を選択し且つステップS
703からS705を繰り返すことによって、変倍画像
の質を更に向上させても良い。変倍,組み合わせのステ
ップごとに、変倍される部分は、先に得られた変倍画像
とは異なる変倍画像が得られるように選択されるので、
変倍・組み合わせといったサイクルごとに作成されて行
く画像は前のサイクルより更に向上したものとなる。
【0040】原画像からそれ以上の部分の選択をしない
ときには、処理の流れはステップS707へ進み、そこ
で、変倍画像を出力する。
【0041】図6に戻ると、変倍画像は、ステップ60
4においては、光ディスク19の主題に基づくビットマ
ップ画像ごとに作成される。そのような変倍画像全てが
作成されたときに、処理はステップS605は進み、そ
こで、変倍画像を図11に示すようなグラフィカルユー
ザインタフェースで表示する。先に説明した通り、図1
1のグラフィカルユーザインタフェースは、オペレータ
が関心をもっている主題に基づいて文書検索パラメータ
を定義することを可能とするものである。
【0042】オペレータが検索パラメータを入力した
後、処理はステップS606からステップS607へ進
み、そこで、CPU30は文書検索を実行する。更に詳
細にいえば、CPU30は、光ディスク19に記憶され
ている、オペレータが入力した検索パラメータを満足す
る文書を検索する。ステップS608では、それらの文
書をディスプレイ11に表示し、希望に応じてプリンタ
24で印刷する。次に、処理はステップS605に戻っ
て、文書検索のためのグラフィカルユーザインタフェー
スを再び表示し、オペレータは別の文書を検索できるこ
とになる。
【0043】ここで、部分セレクタ51が画像の一部分
を選択する方式を更に詳細に説明する。前述の通り、部
分セレクタ51は、画像において、異なっているが重な
り合う部分を選択する。一般にこれは、原画像のほぼ全
てではあるが、全画像の端の数行及び数列を省いた部分
画像を選択するなどの方法により、変倍ルーチンに渡さ
れる画像の元のサイズを変化させることによって実行で
きる。特に、2分の1の画像縮小が望まれるような場合
には、「差が2の対をつくる」技法に従って行と列を省
くと、互いに異なる画像の変倍部分を得るという所望の
結果を達成できることがわかっている。
【0044】差が2の対を作成するプロセスは、省かれ
る画素の行数と省かれる画素の列数との差が2となるよ
うに画素の行と列を省いて行くことによって進行する。
具体的な例として、原画像、又はその一部分を4回変倍
する(すなわち、画像の4つの異なる部分を変倍して組
合わせ、良質の変倍画像を形成する)場合を考える。そ
こでは、原画像が幅X画素×高さY画素であるとする
と、 (X)×(Y) (X)×(Y−2) (X−2)×(Y) (X−2)×(Y−2) 上記のように差が2の対を作成するプロセスは、省かれ
る行の数が省かれる列の数と2だけ異なるように行と列
を省くことによって原画像の一部分を選択することを含
んでいる。すなわち、行と列との差が2である画像
(X)×(Y−2)と(X−2)×(Y)とが選択され
る。加えて、原画像と、原画像から最も行数と列数とが
省かれた部分画像とが変倍される。すなわち、原画像
(X)×(Y)と行列共に省いた部分(X−2)×(Y
−2)とが選択され、変倍される。
【0045】1つの変倍されたビットマップを生成する
ために変倍がおこなわれる回数をN(N=4,6,8,
…)とすれば、原画像の一部分を次のように選択するも
のとして、2つずつを1組にするプロセスを一般化する
ことができる。
【0046】 (X)×(Y) (X)×(Y−2) (X−2)×(Y) (X−1)×(Y−3) (X−3)×(Y−1) (X−2)×(Y−4) (X−4)×(Y−2) ・ ・ ・ ・ (X−(N−4)/2)×(Y−N/2) (X−N/2)×(Y−(N−4)/2) (X−N/2)×(Y−N/2) 図9は、N=6の場合における、差が2の対を作成する
技法の一例を示す流れ図である。画像を2分の1に縮小
する場合、差が2の対を作成する技法により細部の画質
が許容できる変倍画像が得られるが、Nの値を6より大
きくしても細部の画質はそれと認め得るほど向上しない
ことが実験的にわかっている。
【0047】まず、ステップS901では原画像を入力
する。ステップS901では、原画像の全体(X×Y)
を変倍し、得られた変倍画像をターゲットビットマップ
に記憶する。ステップS903からS907では、差が
2の対を作成する技法に従って原画像から複数の部分を
選択し、選択した部分を変倍し、得られた変倍画像をタ
ーゲットビットマップの画像と論理和演算する。ステッ
プS908では、良好な画質の変倍画像が得られたター
ゲットビットマップを出力する。
【0048】実験的には確認されていないが、画像を約
3分の1に縮小する場合、差が3の対を作成することに
より適切な結果が得られるものと考えられる。同様に、
画像を約4分の1以下に縮小する時には、差が4以上の
対を作成すれば良い結果が得られると考えられる。
【0049】以上のように、画像を縮小する場合、「差
が2の対を作成する」技法を用いて部分画像を選択し、
それぞれを変倍して論理和を施すことなどにより組み合
わせることで、画像の細部の表現を保ったまま縮小する
ことが可能である。
【0050】以上、白黒画像の処理に関して本発明を説
明したが、グレイスケール画像やカラー画像を対象とし
て上記実施例の手順で処理を行っても、同様の効果を得
ることができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る画像
処理方法及び装置は、細部の画質を良好に保ったまま画
像の変倍処理を行うことができるという効果を奏する。
【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置の外観の斜視図である。
【図2】図1の装置のブロック線図である。
【図3】原稿の変倍画像を作成するシステムの機能ブロ
ック線図である。
【図4】本発明のによる動作を説明するための図であ
る。
【図5】図4の実施例の動作を示す流れ図である。
【図6】本発明の他の実施例による動作を示す流れ図で
ある。
【図7】原稿からの変倍画像の作成のしかたを示す詳細
な流れ図である。
【図8】原稿からの変倍画像の作成のしかたを示すため
の図である。
【図9】変倍画像の細部の質を向上させるために原画像
の異なる部分に対して変倍をいかにして繰り返すかを示
す流れ図である。
【図10】変倍画像を含むコンピュータ表示画面を示す
図である。
【図11】変倍画像を含むコンピュータ表示画面を示す
図である。
【図12】従来の変倍処理を説明する図である。
【符号の説明】
10 計算機器、 11 表示画面、 14 コンピュータディスクドライブ、 15 キーボード、 18 スキャナ、 19 光ディスク、 20 光ディスクドライブ、 21 電話リンク、 22 ネットワークリンク、 30 中央処理装置(CPU)、 31 コンピュータバス、 32 スキャナインタフェース、 34 表示装置インタフェース、 35 ネットワークインタフェース、 36 モデム/電話インタフェース、 37 プリンタインターフェース、 39 キーボードインタフェース、 40 指示装置インタフェース、 41 読み取り専用メモリ(ROM)、 42 主メモリ、 50 画像入力部、 51 部分セレクタ、 52 スケーラ、 54 コンバイナである。

Claims (49)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原画像を変倍して変倍画像を生成する画
    像処理方法であって、 前記変倍画像の目的サイズと同じサイズの第1の画像を
    形成するように、原画像の第1の部分画像を変倍する工
    程と、 前記変倍画像のサイズと同じサイズの第2の画像を形成
    するように、前記第1の部分画像と重なり合う、原画像
    の第2の部分画像を変倍する工程と、 前記第1の画像と第2の画像とを組み合わせて変倍画像
    を形成する組み合わせ工程と、を備えることを特徴とす
    る画像処理方法。
  2. 【請求項2】 前記組み合わせ工程は、前記第1の画像
    と第2の画像とを2進論理和演算によって組み合わせる
    工程を含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理方
    法。
  3. 【請求項3】 前記第1の部分画像は原画像全体であ
    り、前記第2の部分画像はほぼ原画像全体であることを
    特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の部分画像と第2の部分画像と
    は、それぞれ、ほぼ原画像全体により構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の部分画像と第2の部分画像と
    を選択する選択工程を更に含むことを特徴とする請求項
    1記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 前記選択工程は、差が2の対を作成する
    工程を含むことを特徴とする請求項5記載の画像処理方
    法。
  7. 【請求項7】 前記選択工程は、原画像の元の寸法を変
    える工程を含むことを特徴とする請求項5記載の画像処
    理方法。
  8. 【請求項8】 前記選択工程は、画素の行及び列を原画
    像から省く工程を含むことを特徴とする請求項5記載の
    画像処理方法。
  9. 【請求項9】 前記選択工程は、互いに異なる第1の変
    倍画像と第2の変倍画像を得るように部分画像を選択す
    ることを特徴とする請求項5記載の画像処理方法。
  10. 【請求項10】 前記変倍画像の目的サイズと同じサイ
    ズの追加画像を得るために原画像の部分画像を変倍し、
    新たに得られた前記追加画像を既に変倍されている部分
    画像と組み合わせる工程を更に備え、該工程を繰り返す
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 原画像を変倍して変倍画像を表示す
    る画像処理方法であって、 ソフトウェア開発キットの、変倍機能を含む複数の機能
    を利用して書かれたアプリケーションプログラムを実行
    する工程と、 目的サイズに変倍しようとする原画像を指定する工程
    と、 原画像の第1の部分画像を変倍して、目的サイズと同じ
    サイズの第1の変倍画像を得るように変倍機能を実行す
    る工程と、 前記第1の部分画像と重なり合う原画像の第2の部分画
    像を変倍して、目的サイズと同じサイズの第2の変倍画
    像を得るように変倍機能を実行する工程と、 前記第1の変倍画像と第2の変倍画像とを組み合わせて
    変倍画像を形成する組み合わせ工程と、 前記アプリケーションプログラムにより前記変倍画像を
    表示する工程と、を備えることを特徴とする画像処理方
    法。
  12. 【請求項12】 前記組み合わせ工程は、第1の変倍画
    像と第2の変倍画像とを2進論理和演算によって組み合
    わせる工程を含むことを特徴とする請求項11記載の画
    像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の部分画像は原画像全体であ
    り、前記第2の部分画像はほぼ原画像全体であることを
    特徴とする請求項11記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記第1の部分画像と第2の部分画像
    は、それぞれ、ほぼ原画像の全体により構成されている
    ことを特徴とする請求項11記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記第1の部分画像と第2の部分画像
    とを選択する選択工程を更に含むことを特徴とする請求
    項11記載の画像処理方法。
  16. 【請求項16】 前記選択工程は、差が2の対を作成す
    る工程を含むことを特徴とする請求項15記載の画像処
    理方法。
  17. 【請求項17】 前記選択工程は、原画像の元のサイズ
    を変える工程を含むことを特徴とする請求項15記載の
    画像処理方法。
  18. 【請求項18】 前記選択工程は、画素の行及び列を原
    画像から省く工程を含むことを特徴とする請求項15記
    載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 前記選択工程は、互いに異なる第1の
    変倍画像と第2の変倍画像とを得るように部分画像を選
    択することを特徴とする請求項15記載の画像処理方
    法。
  20. 【請求項20】 前記変倍画像の目的サイズをサイズと
    する追加画像を得るように原画像の部分画像を繰り返し
    変倍し、新たに得られた追加画像を既に得られている変
    倍画像と組み合わせる工程を更に備えることを特徴とす
    る請求項11記載の画像処理方法。
  21. 【請求項21】 原画像を変倍して変倍画像を作成する
    画像処理装置であって、 原画像を入力する入力手段と、 原画像と重なりあう部分画像を選択する選択手段と、 前記選択手段により選択される原画像の部分画像を変倍
    する変倍手段と、 変倍された部分画像を組み合わせる組み合わせ手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  22. 【請求項22】 前記選択手段は、原画像の全体である
    第1の部分画像と、ほぼ原稿画像の全体である第2の部
    分画像とを選択することを特徴とする請求項21記載の
    画像処理装置。
  23. 【請求項23】 前記第1の部分画像と第2の部分画像
    は、それぞれ、ほぼ原稿画像の全体により構成されてい
    ることを特徴とする請求項21記載の画像処理装置。
  24. 【請求項24】 前記選択手段は、第1の部分画像と、
    それと異なる第2の部分画像とを選択することを特徴と
    する請求項21記載の画像処理装置。
  25. 【請求項25】 前記選択手段は、差が2の対を作成す
    ることにより部分画像を選択することを特徴とする請求
    項24記載の画像処理装置。
  26. 【請求項26】 前記選択手段は、原稿画像の元の寸法
    を変化させることを特徴とする請求項24記載の画像処
    理装置。
  27. 【請求項27】 前記選択手段は、画素の行及び列を原
    画像から省くことにより部分画像を選択することを特徴
    とする請求項24記載の画像処理装置。
  28. 【請求項28】 前記変倍手段は、互いに異なる第1の
    変倍画像と第2の変倍画像とを生成することを特徴とす
    る請求項24記載の画像処理装置。
  29. 【請求項29】 前記変倍手段は、変倍画像の目的サイ
    ズと同じサイズの付加画像を得るために、原画像の部分
    部分をくり返し変倍し、前記組み合わせ手段は新たに得
    られた付加画像と既に得られている変倍画像とを組み合
    わせることを特徴とする請求項21記載の画像処理装
    置。
  30. 【請求項30】 原画像を変倍して変倍画像を作成する
    画像処理装置であって、 原画像のビットマップ画像を記憶する画像メモリと、 命令シーケンスを記憶するプログラムメモリと、 前記プログラムメモリに記憶されている命令シーケンス
    を実行するプロセッサとを具備し、 前記メモリに記憶されている命令シーケンスは、(a)
    原画像の第1の部分画像を変倍して前記変倍画像の目的
    サイズと同じサイズの第1の画像を形成する工程と、
    (b)原画像の第2の部分画像を変倍して、変倍画像の
    目的サイズと同じサイズの第2の画像を形成するする工
    程と、(c)第1の画像と第2の画像とを組み合わせて
    変倍画像を形成する工程とを含むことを特徴とする画像
    処理装置。
  31. 【請求項31】 前記プログラムメモリに記憶されてい
    る命令シーケンスは、第1の画像と第2の画像を2進論
    理和演算によって組み合わせる工程を含むことを特徴と
    する請求項30記載の画像処理装置。
  32. 【請求項32】 前記プログラムメモリに記憶されてい
    る命令シーケンスは、第1の部分画像を原画像の全体と
    して指定し、第2の部分画像はほぼ原稿画像の全体であ
    るように指定する工程を更に含むことを特徴とする請求
    項30記載の画像処理装置。
  33. 【請求項33】 前記第1の部分画像と第2の部分画像
    は、それぞれ、ほぼ原稿画像の全体から構成されている
    ことを特徴とする請求項30記載の画像処理装置。
  34. 【請求項34】 前記プログラムメモリに記憶されてい
    る命令シーケンスは、第1の部分画像と第2の部分画像
    とを選択する工程を更に含むことを特徴とする請求項3
    0記載の画像処理装置。
  35. 【請求項35】 前記プログラムメモリに記憶されてい
    る命令シーケンスは、差が2の対を作成する工程を含む
    ことを特徴とする請求項34記載の画像処理装置。
  36. 【請求項36】 前記プログラムメモリに記憶されてい
    る命令シーケンスは、原画像の元のサイズを変化させる
    工程を含むことを特徴とする請求項34記載の画像処理
    装置。
  37. 【請求項37】 前記プログラムメモリに記憶されてい
    る命令シーケンスは、画素の行及び列を原画像から省く
    工程を含むことを特徴とする請求項34記載の画像処理
    装置。
  38. 【請求項38】 前記プログラムメモリに記憶されてい
    る命令シーケンスは、互いに異なる第1の変倍画像と第
    2の変倍画像とを得る工程を含むことを特徴とする請求
    項34記載の画像処理装置。
  39. 【請求項39】 前記プログラムメモリに記憶されてい
    る命令シーケンスは、変倍画像の目的サイズと同じサイ
    ズの追加画像を得るように原画像の部分画像を繰り返し
    変倍し、新たに得られた追加画像を既に得られている変
    倍画像と組み合わせる工程を更に含むことを特徴とする
    請求項30記載の画像処理装置。
  40. 【請求項40】 原画像を変倍して変倍画像を表示する
    画像処理装置であって、 画像を表示する表示装置と、 ビットマップ画像を記憶する画像メモリと、 前記表示装置に表示された画像を操作するオペレータイ
    ンタフェースと、 ソフトウェア開発キットに含まれる変倍機能を利用して
    書かれた、前記オペレータインタフェースからの操作に
    応じて実行されるアプリケーションプログラムを含む命
    令シーケンスを記憶するプログラムメモリと、 前記プログラムメモリに記憶されている命令シーケンス
    を実行するプロセッサとを具備し、 前記命令シーケンスは、(a)図形を表示するアプリケ
    ーションプログラムを実行する工程と、(b)目的サイ
    ズの画像に変倍すべき原画像を指定する工程と、(c)
    原画像の第1の部分画像を変倍して目的サイズと同じサ
    イズの第1の変倍画像を得る工程と、(d)第1の部分
    画像と重なり合う原画像の第2の部分画像を変倍して、
    目的サイズと同じサイズの第2の変倍画像を得る工程
    と、(e)第1の画像と第2の画像とを組み合わせて、
    変倍画像を形成する工程と、(f)変倍画像をアプリケ
    ーションプログラムによって表示する工程とを含むこと
    を特徴とする画像処理装置。
  41. 【請求項41】 前記プログラムメモリに記憶されてい
    る命令シーケンスは、第1の画像と第2の画像とを2進
    論理和演算によって組み合わせる工程を含むことを特徴
    とする請求項40記載の画像処理装置。
  42. 【請求項42】 前記プログラムメモリに記憶されてい
    る命令シーケンスは、第1の部分画像を原画像全体とし
    て指定し、第2の部分画像をほぼ原稿画像の全体として
    指定する工程を含むことを特徴とする請求項40記載の
    画像処理装置。
  43. 【請求項43】 前記第1の部分画像と第2の部分画像
    は、それぞれ、ほぼ原稿画像の全体により構成されてい
    ることを特徴とする請求項40記載の画像処理装置。
  44. 【請求項44】 前記プログラムメモリに記憶されて
    いる命令シーケンスは、第1の部分画像と第2の部分画
    像とを選択する工程を更に含むことを特徴とする請求項
    40記載の画像処理装置。
  45. 【請求項45】 前記プログラムメモリに記憶されてい
    る命令シーケンスは、差が2の対を作成する工程を含む
    ことを特徴とする請求項44記載の画像処理装置。
  46. 【請求項46】 前記プログラムメモリに記憶されてい
    る命令シーケンスは、原画像の元のサイズを変化させる
    工程を含むことを特徴とする請求項44記載の画像処理
    装置。
  47. 【請求項47】 前記プログラムメモリに記憶されてい
    る命令シーケンスは、画素の行及び列を原稿から省くこ
    とを含むことを特徴とする請求項44記載の画像処理装
    置。
  48. 【請求項48】 前記プログラムメモリに記憶されてい
    る命令シーケンスは、互いに異なる第1の変倍画像と第
    2の変倍画像を得るように設計されていることを特徴と
    する請求項44記載の画像処理装置。
  49. 【請求項49】 前記プログラムメモリに記憶されてい
    る命令シーケンスは、変倍画像の目的サイズと同じサイ
    ズの追加画像を得るように原稿の部分画像を繰り返し変
    倍し、新たに得られた追加画像を既に変倍されている変
    倍画像と組み合わせる工程を更に含むことを特徴とする
    請求項40記載の画像処理装置。
JP23472894A 1993-09-30 1994-09-29 画像処理方法及び装置 Expired - Fee Related JP3768556B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/128,774 US5485563A (en) 1993-09-30 1993-09-30 System for scaling computerized images
US08/128774 1993-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07200807A true JPH07200807A (ja) 1995-08-04
JP3768556B2 JP3768556B2 (ja) 2006-04-19

Family

ID=22436916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23472894A Expired - Fee Related JP3768556B2 (ja) 1993-09-30 1994-09-29 画像処理方法及び装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5485563A (ja)
JP (1) JP3768556B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11288347A (ja) * 1998-04-01 1999-10-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 画像アイコン表示方法及び装置ならびに記録媒体

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5638186A (en) * 1991-12-19 1997-06-10 Ricoh Company Ltd. Multi-function machine for combining and routing image data
US5737507A (en) * 1995-07-07 1998-04-07 Sun Microsystems, Inc. Representation of inter-relationships between graphical objects in a computer display device
US5765176A (en) * 1996-09-06 1998-06-09 Xerox Corporation Performing document image management tasks using an iconic image having embedded encoded information
JP3720951B2 (ja) * 1996-09-30 2005-11-30 富士通株式会社 情報処理装置及びプログラム記録媒体
KR19980075429A (ko) * 1997-03-31 1998-11-16 윤종용 이동통신 시스템의 기지국 관리장치에서 위젯의 폰트 변경 방법
US6498868B1 (en) 1998-06-11 2002-12-24 Xerox Corporation Image scaling using pattern matching to select among scaling algorithms
US6480175B1 (en) * 1999-09-17 2002-11-12 International Business Machines Corporation Method and system for eliminating artifacts in overlapped projections
US6636235B1 (en) * 2000-10-12 2003-10-21 International Business Machines Corporation Lettering adjustments for display resolution
US6847888B2 (en) * 2002-08-07 2005-01-25 Hrl Laboratories, Llc Method and apparatus for geographic shape preservation for identification
US7778492B2 (en) 2006-04-04 2010-08-17 Oldford Group Limited System and method for scaling digital images
US11714928B2 (en) * 2020-02-27 2023-08-01 Maxon Computer Gmbh Systems and methods for a self-adjusting node workspace

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5317680A (en) * 1990-06-22 1994-05-31 Broderbund Software, Inc. Using regular graphic shapes to identify a pointer-selected graphic object
US5293469A (en) * 1991-10-23 1994-03-08 Ricoh Company, Ltd. Apparatus for generating a graphic image having symbols whose centers and aligned with each other and whose sizes are adjusted to accord with each other

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11288347A (ja) * 1998-04-01 1999-10-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 画像アイコン表示方法及び装置ならびに記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP3768556B2 (ja) 2006-04-19
US5485563A (en) 1996-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5675753A (en) Method and system for presenting an electronic user-interface specification
JPH0728689A (ja) 情報処理装置
US20060230362A1 (en) Information management program product allowing enhanced searchability
JP3768556B2 (ja) 画像処理方法及び装置
JPH1145334A (ja) 画像の比較表示方法及び記録媒体
JP3755691B2 (ja) 情報処理装置とその拡大表示方法および記録媒体
US5493726A (en) Operation guidance generating unit and method of generating operation guidance
US7272784B2 (en) Form processing method, form processing program, and form processing apparatus
JP4365965B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法および記憶媒体
JP3234079B2 (ja) ビットマップイメージデータの縮小方式
JPH0652278A (ja) データ処理システム及び値選択方法
JP2002169843A (ja) 設計支援システム
US5812113A (en) Picture forming device
JP2004046882A (ja) 選択画像拡大方法及び装置
JPH0721403A (ja) 図形エディタ
JP3754714B2 (ja) 文書処理方法及び装置
JP2022137964A (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP3311057B2 (ja) 図形処理装置及び方法
JP3386209B2 (ja) ディスプレイ画面上に表示されたオブジェクトを再配置する装置
JPH1173411A (ja) テキストエディタおよびそのプログラム記憶媒体
JPH10232917A (ja) リスト表示装置及び方法並びにプログラムを記録した媒体
JPH0916746A (ja) イメージファイリング装置
JPH081549B2 (ja) 文字処理装置
JPH08249483A (ja) Cad装置における図形表示方法
Dallas et al. ImprocRAD software components for mammogram display and analysis

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050722

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120210

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees