JP3768556B2 - 画像処理方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、コンピュータ図形画像を変倍(拡大縮小)し、且つそのようにして得られた変倍画像を表示するシステムに関する。特に、本発明は、元のビットマップ画像における、重なり合うが異なる部分を変倍し、変倍された異なる部分を組み合わせて変倍画像を得ることにより、変倍画像を逐次作成するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、コンピュータオペレーティングシステムにおけるユーザインタフェースはテキスト系ユーザインタフェースからグラフィック系ユーザインタフェースに移行してきている。たとえば、MicroSoft(商標)Windowsオペレーティングシステムなどのグラフィカルユーザインタフェースオペレーティングシステムは、情報の「ウインドウ」を表示する。一番重要な情報を含むウインドウは、通常、それより重要性の低い他のウインドウの上に重ねて表示される。ユーザには、マウス又は他のポインティングデバイスの操作によって選択できる図形「ボタン」あるいはアイコンの形態でオプションが提示される。所望のアイコンを選択すると、それに対応するコンピュータ機能が実行されるが、それは新たな重複ウインドウによる現在のウインドウの置き換えを伴うこともある。
【0003】
グラフィカルユーザインタフェースにおける重複ウインドウ又はアイコンなどの図形画像の生成は、フルサイズビットマップ画像より小さいサイズへの縮小を含むことが多い。たとえば、コンピュータオペレータは、表示画面上で他の領域より重要性の低い1つの領域を決定し、その1つの領域を表示画面を無用に混乱させずに参照できるようにその領域のサイズを変倍し、表示画面の隅へ移動させることを望む場合がある。あるいは、ウインドウを処理する際に、グラフィカルユーザインタフェースオペレーティングシステムを使用して、新しいウインドウが旧ウインドウと隣り合って表示されるように1つのウインドウを変倍しても良い。また、アイコンを生成するときに、コンピュータプログラマはフルサイズ画像をデジタル走査し、図形「ボタン」に適するサイズまで画像を変倍することを選んでも良い。
【0004】
図10及び図11は、デジタル画像を変倍することが望まれるような状況のいくつかを説明するための図である。すなわち、図10では、グラフィカルユーザインタフェースオペレーティングシステムは、まず、ウインドウ101aを表示画面102aに表示している。新たなウインドウを表示する指令に応答して、オペレーテイングシステムはウインドウ101aをウインドウ101b及び表示画面102bでそれぞれ図に示すように画面の右下隅へ再位置決めする。次に、オペレーティングシステムは新たなウインドウ103を表示する。このように、変倍によって、新たなウインドウ103を旧ウインドウ101bと隣り合わせて表示できるのである。
【0005】
図11は、 数千の文書画像を記憶している光ディスクから文書画像を検索するグラフィカルユーザインタフェースによるコンピュータメニューの図である。図11に示すように、表示画面110の領域111はボタン111aなど5×5アレイとして配列された25個のアイコンボタンを含む。それぞれのアイコンは、文書の主題を表わす原画像を検索し、且つその原画像をアイコンのサイズに変倍することによって形成される。アイコンの様々な組み合わせを選択することにより、所望の主題に基づいて光ディスクから文書を検索すれば良い。
【0006】
以上説明したような機能を実行するためにコンピュータをプログラムするときに、コンピュータプログラマはソフトウェア開発キット(SDK)に頼るのが普通である。SDKは、プログラマが所望の機能を実行するのに必要なツールを選択するだけでコンピュータをプログラムできるようにすることによりプログラミングの負担を軽減する、プログラムライブラリルーチンなどのソフトウェアツールを含む。すなわち、たとえば、プログラマがデータを1つのウインドウの中に表示するプログラムを書き込むことや、ウインドウを表示画面の中で移動させること、アイコンのメニューバーを表示することなどを可能にするツールが存在する。また、ビットマップ画像を所望のサイズに変倍するツールもある。Micro Soft(商標)Windows SDKにおいては、そのような変倍ルーチンは“StretchBlt()”ルーチンである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
SDKに含まれている変倍ルーチンを使用すると、プログラマは独自の変倍ルーチンを書き込む必要がないので、画像を変倍するのには好都合である。ところが、SDKの使用には欠点もある。
【0008】
詳細に言えば、そのような標準変倍ルーチンは、通常、変倍された画像の詳細の保存よりもスピードを重視して最適化されている。そのため、原画像のサイズを縮小すべきときには、典型的な変倍ルーチンは単にビットマップ画像の不要な画素を切り捨ててしまう。図12は、原稿画像120 を2分の1に縮小することが望まれる状況におけるこの動作を示す。図12に示す通り、変倍ルーチンはどの画素が必要であり、どの画素が不要であるのかを確定するために画像の画素124を解析する。原稿のサイズを厳密に2分の1に縮小すべき状況では、2×2画素領域の中の唯一つの画素125が必要であって、残る3つの画素は不要である。不要な画素を除去すると、変倍された画像127となる。しかしながら、拡大図126で示すように、不要な画素を取り除いただけであるので、変倍された画像は、サイズの点では正確であるが、原稿画像の詳細をほとんど保っていない。
【0009】
従って、得られる画像の詳細が不十分であっても許容されるようなさほど重大でないアプリケーションを除いて、グラフィカルユーザインタフェースSDKを備えた標準変倍ルーチンを使用して、ビットマップ画像を変倍することはこれまでは不可能であった。画像の詳細が不十分であってはならない状況においては、より精巧な他の変倍ルーチンが必要である。
【0010】
本発明の目的は、グラフィカルユーザインタフェースSDKの標準変倍ルーチンなどの変倍ルーチンの性能を向上させるシステムを提供することにより上述の問題に対処することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
及び
【作用】
本発明によれば、変倍画像は、原画像において、異なっているが重なり合っている部分画像を逐次変倍し、変倍された部分画像を組み合わせて変倍画像を得ることによって作成される。すなわち、本発明においては、原画像を変倍した画像は、変倍画像のサイズと同じサイズの第1の画像を形成するために原画像を変倍することにより作成される。また、原画像と重なり合ってはいるが異なっている部分画像を変倍して、変倍画像のサイズと同じサイズの第2の画像を形成する。第1の画像と第2の画像の双方を得るために同じ変倍ルーチンを使用し、原画像において変倍する部分は、第2の画像と第1の画像とが異なるように選択される。通常このことは、部分画像はほぼ原画像の全体ではあるように選択されるが、画像の数行及び数列分の画素、たとえば、縁の数列と数行が省かれることを意味している。そのような選択手続きによって、第1の画像は第2の画像と確実に異なるものとなる。次に、第1の画像と第2の画像を論理和演算するなどによって、第1の画像と第2の画像とを組み合わせて、変倍画像を作成する。変倍されるある1つの部分画像を変倍し、他の異なる変倍された部分画像とを組み合わせるために、原画像上で異なる部分画像を1つずつ選択するプロセスを繰り返していけば良く、その繰り返しごとに変倍された画像の細部の質は向上する。
【0012】
本発明の好ましい実施例においては、グラフィカルユーザインタフェースオペレーティングシステムはMicrosoft(商標)Windowsオペレーティングシステムであり、変倍ルーチンはMicrosoft(商標)SDKの“StretchBlt”ルーチンである。数千の文書画像を記憶する光ディスクは、そのディスクに記憶されている文書の様々に異なる主題を表わすフルサイズ画像アイコンを更に記憶してい る。文書ディスクからフルサイズアイコンを検索し、図11に示すようなグラフィカルユーザインタフェースで使用するための変倍されたアイコンを得るように、先に説明した通り、フルサイズアイコンを変倍する。コンピュータオペレータは所望の文書検索パラメータに従って変倍されたアイコンを選択し、検索パラメータに適合する文書を検索し且つ使用に備えて提示する。
【0013】
本発明の性質を迅速に理解できるように、この簡単な概要を示した。添付の図面と関連させて本発明の好ましい実施例の以下の詳細な説明を参照することにより、本発明を更に完全に理解することができる。
【0014】
【実施例】
図1は、本発明の代表的な一実施例の外観を示す図である。図1には、MicroSoft Windowsオペレーティングシステムなどのグラフィカルユーザインタフェースオペレーティングシステムを有するIBM−PC又はPCコンパチブルコンピュータなどの計算機器10が示されている。計算機器10はカラーモニタなどのディスプレイ11を具備している。計算機器10は、白黒画像、ハーフトーン画像及びカラービットマップ画像などのデータファイルを記憶すると共に、計算機器10がデータファイルを操作し且つそれらのファイルの中のデータをディスプレイ11を介してコンピュータオペレータに提示するための記憶プログラム命令シーケンスを含むアプリケーションプログラムファイルを記憶するコンピュータディスクドライブ14などの大容量記憶装置を更に含む。たとえば、ディスクドライブ14のアプリケーションプログラムは、光ディスクにあるデータ又は他の情報処理プログラムをアクセスするためのアプリケーションプログラムを含んでいても良い。
【0015】
テキストデータの入力を可能にし且つオペレータがディスプレイ11に表示されたデータを選択、操作できるようにするために、キーボード15が計算機器10に接続されている。同様に、表示画面上のオブジェクトの選択、操作を可能にするために、ポインティングデバイスなどの指示装置16が設けられている。スキャナ18は文書又は他の画像を走査し、それらの文書のビットマップ画像を計算機器10に提供する。それらの画像は計算機器10によって直ちに使用されても良いが、計算機器10は画像をディスクドライブ14に記憶するか、又は光ディスクドライブ20を介して光ディスク19などに記憶しても良い。計算機器10がその後の処理を行う場合は、 光ディスク19又はディスクドライブ14からビットマップ画像データを検索すれば良い。
【0016】
ビットマップ画像データ及び他のデータを供給するために、図示されていないモデムを介する電話回線21又はネットワーク回線22などの別の手段を設けても良い。同様に、着脱自在のフロッピーディスクドライブを設けても良く、あるいは、図示されていないビデオインタフェースを介してデジタルビデオ情報又はアナログビデオ情報を入力しても良い。
【0017】
プリンタ24は、計算機器10によって処理された情報を出力するために設けられている。
【0018】
コンピュータオペレータの命令に従って、グラフィカルユーザインタフェースオペレーティングシステムの制御の下に、記憶されているアプリケーションプログラムを選択的に起動して、データを処理、操作する。たとえば、以下に更に詳細に説明するように、オペレータがスキャナ18を介して文書画像を走査し、それらの画像を光ディスク19に記憶できるようにすると共に、検索パラメータに従って走査済文書を光ディスク19から検索できるようにするために、光ディスクアクセスプログラムを起動しても良い。オペレータは、画像編集プログラム、ワード処理プログラム、スプレッドシートプログラム、マルチメディアメッセージ管理プログラム及びそれに類似する情報処理プログラムなどの他のアプリケーションプログラムを選択して使用することもできる。
【0019】
図2は、計算機器10の内部構造を示す詳細なブロック図である。図2に示す通り、計算機器10は、コンピュータバス31にインタフェースする80386または限定命令セットコンピュータ(RISC)などの中央処理装置(CPU)30を含む。コンピュータバス31には、スキャナ18にインタフェースするスキャナインタフェース32と、ディスプレイ11にインタフェースするディスプレイインタフェース34と、ネットワーク回線22にインタフェースするネットワークインタフェース35と、電話回線21にインタフェースするモデム/電話インタフェース36と、プリンタ34にインタフェースするプリンタインタフェース37と、キーボード15にインタフェースするキーボードインタフェース39と、ポインティングデバイス16とインタフェースするポインティングデバイスインタフェース40などがインタフェースしている。
【0020】
読み取り専用メモリ(ROM)41は、CPU30に始動プログラム又はBIOSプログラムなどの専用にして不変の機能を提供するよう、コンピュータバス31にインタフェースしている。主メモリ42は、CPU30が、データとアプリケーションプログラムの双方を必要に応じて記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)である。詳細にいえば、プログラム命令シーケンスを実行するとき、CPU30は、通常、それらの命令シーケンスをディスク14(又は他のプログラム記憶媒体)から主メモリ42へロードし、プログラム命令シーケンスを主メモリから読出して実行する。
【0021】
先に述べたように、光ディスク19は、オペレータの制御の下に記憶できるか又は検索パラメータに基づいて検索できるような数千の文書画像を含む。典型的には、光ディスク19は、ディスクに記憶されている文書の主題を図形によって表現するビットマップ画像を更に含む。以下に更に詳細に説明するが、オペレータが文書検索パラメータを指定するのを補助するために、図11に示すようにメニュー表示画面に挿入されるべくそれらのビットマップ画像は検索され、変倍される。
【0022】
更に先に述べたように、コンピュータディスクドライブ14は、表示前に変倍を要求すると思われる白黒、ハーフトーン及びカラーのビットマップ画像のデータファイルなどを含む。加えて、ディスクドライブ14は前述のグラフィカルユーザインタフェースオペレーティングシステム及び光ディスクアクセスプログラムなどのプログラム命令シーケンスを含む。ディスクドライブ14は、以下に更に詳細に説明するように、ビットマップ画像を変倍するためのプログラム命令シーケンスをも含む。
【0023】
図3は、所望の変倍機能を実行するプログラム命令シーケンスの機能を表わしたものである。図3に示すように、変倍システムは、原画像を変倍システムに提供する画像入力部50を含む。画像は様々な手段により、たとえば、光ディスク19に記憶されている主題に基づくビットマップ画像から、又はコンピュータディスクドライブ14に記憶されているビットマップ画像から、又はスキャナ18から、あるいはネットワーク回線22から又は電話回線21から、それぞれ、画像入力部50へ入力されれば良い。同様に、他のアプリケーションプログラムの実行中に画像を生成しても良く、たとえば、現在ディスプレイ11の一部を変倍して、画面の異なる領域に再位置決めできるように、その部分を画像入力部50に入力することが望まれるかもしれない。
【0024】
部分セレクタ51は、画像入力部50に入力された画像の様々な異なる部分を選択するために設けられており、選択した部分、又は画像全体をスケーラ52に提供する。スケーラ52はグラフィカルユーザインタフェースオペレーティングシステムに対するSDKを備えた変倍ルーチンであるが、希望に応じて別の変倍ルーチンを使用しても良い。
【0025】
変倍された画像をコンバイナ54に提供すると、コンバイナ54は、原画像の新たに変倍された部分を原画像の既に変倍されていた部分と組み合わせる。新たに変倍された部分を既に変倍されていた部分と組み合わせると、変倍された画像の細部の質は向上し、得られた変倍画像は、出力に備えて、ディスプレイインタフェース34にあるスクリーンメモリ(図示せず)などに記憶される。
【0026】
図4は、グラフィカルユーザインタフェースオペレーティングシステムにおけるウインドウなどの画像を、別の画像と隣り合わせて表示するために再位置決めできるように変倍することが望まれている状況での、装置の動作を説明するための図である。すなわち、図4に示す通り、グラフィカルユーザインタフェースオペレーティングシステムは、ディスプレイ11の画面55aにウインドウ56aを表示している。新たなウインドウを表示する指令に応答して、ウインドウ56aを56bで示すように画面の右下隅に再位置決めし且つ新たなウインドウ57を変倍したウィンドウ56bと隣り合わせて表示することが望まれる。
【0027】
図5は、変倍された画像56bを得るために画像56aをいかにして変倍するかを説明するための流れ図である。図5に示す処理工程は、コンピュータディスクドライブ14に記憶されているプログラム命令ステップに従って実行され、また、CPU30により主メモリ42から読出されて実行される。
【0028】
ステップS501で示すように、画像、ここではウインドウ56aを画像入力部50に入力する。ステップS502では、画像の第1の部分を変倍する。すなわち、図4に示すように、この場合にはウインドウ56aの全体である第1の部分58を、第1の変倍画像59を得るように変倍する。ステップS503では、部分セレクタ51により画像の第1の部分と重なり合う第2の部分を選択し、スケーラ52によって変倍する。変倍に際し、どのように第2の部分が選択されるかについては以下に更に詳細に説明するが、一般に、第2の部分は、他の部分とは異なるが、それらの他の部分と重なり合うように選択される。たとえば、画像のほぼ全てを包含し、且つ数行と数列を画像から省くことによって、第2の部分を選択してもよい。かくして、図4に示すように、異なるが重なり合う第2の部分58aを選択し、第2の変倍画像59aを得るように変倍する。ステップS504では、第1の変倍画像と第2の変倍画像とを、画素ごとに論理和演算することなどにより組み合わせる。
【0029】
ステップS505は、画像の別の部分を選択し、変倍すべきか否かを判定する。更に詳細にいえば、単に第1の変倍された画像と第2の変倍された画像を組み合わせるだけでも、変倍された画像の細部の質を向上させることはできるのであるが、原画像の更に別の部分を選択して変倍するならば、詳細の質の更なる向上が可能である。別の部分を選択し且つ変倍することが望まれる場合、処理はステップS506へ進み、そこで、部分セレクタ51によって画像の別の部分を選択し、スケーラ52により変倍する。その後、ステップS504で、新たに変倍した画像を組み合わせる。これに対し、画像の別の部分を変倍のために選択すべきでない場合には、ステップS507において、ウインドウ56bで示すように、変倍された画像を出力する。
【0030】
以上説明したような手順で出力される変倍画像は、もとの画像を縮小した場合であっても、単に画素を間引いて作成された画像のように画像細部が表現が損なわれず、細部をも原画像のように残したまま画像を縮小することができる。
【0031】
【他の実施例】
図6は、本発明の他の実施例に従った装置の動作を説明するための流れ図である。図6に示すプロセスステップはコンピュータディスクドライブ14に記憶されているプログラム命令ステップに従って実行されるものであり、CPU30により主メモリ42から読出されて実行される。
【0032】
図6に示すように、ステップS601では、オペレータは光ディスクアクセスプログラムを操作し、それに応じて、CPU30はディスクドライブ14から光ディスクアクセスプログラムを検索し、グラフィカルユーザインタフェースオペレーティングシステムの制御の下に、光ディスクアクセスプログラムを主メモリ42にロードする。次に、光ディスクアクセスプログラムの実行が開始され、その後、ステップS602ではCPU30は光ディスク19から主題に基づくビットマップ画像を読み取る。前述の通り、主題に基づくビットマップ画像は、光ディスクに記憶されている様々な文書を分類する元になる主題を表現するものである。
【0033】
ステップS603では、CPU30は、ステップS602で検索したビットマップ画像から変倍された画像を作成する。更に詳細にいえば、ステップS602で検索したビットマップ画像のサイズは通常はディスプレイ11に表示するのには不適切である。典型的には、画像は大きすぎ、それを縮小しなければならない。そこで、ステップS603では、元のビットマップ画像の異なる部分を変倍し且つ変倍した異なる部分を組み合わせることにより、変倍画像を作成する。
【0034】
図7は、変倍画像を作成するプロセスを示す流れ図である。ステップS701では、画像入力部50により原画像を入力する。ステップS702では、第1の変倍画像を得るようにスケーラ52によって原画像を変倍する。前述のように、スケーラ52はグラフィカルユーザインタフェースオペレーティングシステムに対するSDKを備えた標準変倍ルーチンであるのが好ましいが、より一般的には、どの変倍ルーチンを使用しても良い。そこで、図8に示すように、ステップS702では、第1の変倍画像61を得るように原画像60を変倍する。
【0035】
ステップS703においては、図8に示す部分62のような原画像の一部分を選択する。選択されている部分はほぼ原画像の全体であるが、縁から数行及び数列分の画素が省かれている。その部分をいかにして選択するかに関する更に明確な指針は以下に提示されるが、一般に、その部分はステップS702で選択した部分とは異なるが、重なり合うように選択される。
【0036】
ステップS704では、同様に目的サイズである第2の変倍画像を得るように、スケーラ52は選択された部分を変倍する。すなわち、図8に示すように、第2の変倍画像64を得るように選択された部分62を変倍する。前述の通り、第2の変倍画像は目的サイズと同じサイズ(たとえば、長さ×幅)を有する。ところが、変倍されたのは原画像の一部分だけであるので、これは、スケーラ52が第1の画像を得るために変倍するときと、第2の画像を得るために変倍するときとで、異なる倍率を適用するということを意味する。
【0037】
ステップS705では、コンバイナ54は、良質の変倍画像を得るように、第1の変倍画像と第2の変倍画像とを組み合わせる。ここで説明する実施例においては、コンバイナ54は2つの画像を単純な2進論理和演算によって組み合わせる。異なる効果を得るために、他の組み合わせ演算を使用しても良い。たとえば、画像を反転させる(すなわち、黒と白とを置き換える)ことが望まれる場合、コンバイナ54は2進論理和演算の補数を得るように第1の画像と第2の画像を組み合わせれば良い。
【0038】
ここでは、図8に示すように、所望の変倍された画像である上質画像65を得るように第1の画像61を第2の画像64と組み合わせる。部分62は第1の変倍画像61とは異なる第2の変倍画像64を得るように選択されているので、ステップS705による組み合わせの結果は、上質画像65が得られるように、それぞれの画像で欠落している画素を充填し、またその質を向上させるはずである。
【0039】
要求によっては、ステップS706に示すように原画像の更に多くの部分を選択し且つステップS703からS705を繰り返すことによって、変倍画像の質を更に向上させても良い。変倍,組み合わせのステップごとに、変倍される部分は、先に得られた変倍画像とは異なる変倍画像が得られるように選択されるので、変倍・組み合わせといったサイクルごとに作成されて行く画像は前のサイクルより更に向上したものとなる。
【0040】
原画像からそれ以上の部分の選択をしないときには、処理の流れはステップS707へ進み、そこで、変倍画像を出力する。
【0041】
図6に戻ると、変倍画像は、ステップ604においては、光ディスク19の主題に基づくビットマップ画像ごとに作成される。そのような変倍画像全てが作成されたときに、処理はステップS605は進み、そこで、変倍画像を図11に示すようなグラフィカルユーザインタフェースで表示する。先に説明した通り、図11のグラフィカルユーザインタフェースは、オペレータが関心をもっている主題に基づいて文書検索パラメータを定義することを可能とするものである。
【0042】
オペレータが検索パラメータを入力した後、処理はステップS606からステップS607へ進み、そこで、CPU30は文書検索を実行する。更に詳細にいえば、CPU30は、光ディスク19に記憶されている、オペレータが入力した検索パラメータを満足する文書を検索する。ステップS608では、それらの文書をディスプレイ11に表示し、希望に応じてプリンタ24で印刷する。次に、処理はステップS605に戻って、文書検索のためのグラフィカルユーザインタフェースを再び表示し、オペレータは別の文書を検索できることになる。
【0043】
ここで、部分セレクタ51が画像の一部分を選択する方式を更に詳細に説明する。前述の通り、部分セレクタ51は、画像において、異なっているが重なり合う部分を選択する。一般にこれは、原画像のほぼ全てではあるが、全画像の端の数行及び数列を省いた部分画像を選択するなどの方法により、変倍ルーチンに渡される画像の元のサイズを変化させることによって実行できる。特に、2分の1の画像縮小が望まれるような場合には、「差が2の対をつくる」技法に従って行と列を省くと、互いに異なる画像の変倍部分を得るという所望の結果を達成できることがわかっている。
【0044】
差が2の対を作成するプロセスは、省かれる画素の行数と省かれる画素の列数との差が2となるように画素の行と列を省いて行くことによって進行する。具体的な例として、原画像、又はその一部分を4回変倍する(すなわち、画像の4つの異なる部分を変倍して組合わせ、良質の変倍画像を形成する)場合を考える。そこでは、原画像が幅X画素×高さY画素であるとすると、
(X)×(Y)
(X)×(Y−2)
(X−2)×(Y)
(X−2)×(Y−2)
上記のように差が2の対を作成するプロセスは、省かれる行の数が省かれる列の数と2だけ異なるように行と列を省くことによって原画像の一部分を選択することを含んでいる。すなわち、行と列との差が2である画像(X)×(Y−2)と(X−2)×(Y)とが選択される。加えて、原画像と、原画像から最も行数と列数とが省かれた部分画像とが変倍される。すなわち、原画像(X)×(Y)と行列共に省いた部分(X−2)×(Y−2)とが選択され、変倍される。
【0045】
1つの変倍されたビットマップを生成するために変倍がおこなわれる回数をN(N=4,6,8,…)とすれば、原画像の一部分を次のように選択するものとして、2つずつを1組にするプロセスを一般化することができる。
【0046】
Figure 0003768556
図9は、N=6の場合における、差が2の対を作成する技法の一例を示す流れ図である。画像を2分の1に縮小する場合、差が2の対を作成する技法により細部の画質が許容できる変倍画像が得られるが、Nの値を6より大きくしても細部の画質はそれと認め得るほど向上しないことが実験的にわかっている。
【0047】
まず、ステップS901では原画像を入力する。ステップS901では、原画像の全体(X×Y)を変倍し、得られた変倍画像をターゲットビットマップに記憶する。ステップS903からS907では、差が2の対を作成する技法に従って原画像から複数の部分を選択し、選択した部分を変倍し、得られた変倍画像をターゲットビットマップの画像と論理和演算する。ステップS908では、良好な画質の変倍画像が得られたターゲットビットマップを出力する。
【0048】
実験的には確認されていないが、画像を約3分の1に縮小する場合、差が3の対を作成することにより適切な結果が得られるものと考えられる。同様に、画像を約4分の1以下に縮小する時には、差が4以上の対を作成すれば良い結果が得られると考えられる。
【0049】
以上のように、画像を縮小する場合、「差が2の対を作成する」技法を用いて部分画像を選択し、それぞれを変倍して論理和を施すことなどにより組み合わせることで、画像の細部の表現を保ったまま縮小することが可能である。
【0050】
以上、白黒画像の処理に関して本発明を説明したが、グレイスケール画像やカラー画像を対象として上記実施例の手順で処理を行っても、同様の効果を得ることができる。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る画像処理方法及び装置は、細部の画質を良好に保ったまま画像の変倍処理を行うことができるという効果を奏する。
【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置の外観の斜視図である。
【図2】図1の装置のブロック線図である。
【図3】原稿の変倍画像を作成するシステムの機能ブロック線図である。
【図4】本発明のによる動作を説明するための図である。
【図5】図4の実施例の動作を示す流れ図である。
【図6】本発明の他の実施例による動作を示す流れ図である。
【図7】原稿からの変倍画像の作成のしかたを示す詳細な流れ図である。
【図8】原稿からの変倍画像の作成のしかたを示すための図である。
【図9】変倍画像の細部の質を向上させるために原画像の異なる部分に対して変倍をいかにして繰り返すかを示す流れ図である。
【図10】変倍画像を含むコンピュータ表示画面を示す図である。
【図11】変倍画像を含むコンピュータ表示画面を示す図である。
【図12】従来の変倍処理を説明する図である。
【符号の説明】
10 計算機器、
11 表示画面、
14 コンピュータディスクドライブ、
15 キーボード、
18 スキャナ、
19 光ディスク、
20 光ディスクドライブ、
21 電話リンク、
22 ネットワークリンク、
30 中央処理装置(CPU)、
31 コンピュータバス、
32 スキャナインタフェース、
34 表示装置インタフェース、
35 ネットワークインタフェース、
36 モデム/電話インタフェース、
37 プリンタインターフェース、
39 キーボードインタフェース、
40 指示装置インタフェース、
41 読み取り専用メモリ(ROM)、
42 主メモリ、
50 画像入力部、
51 部分セレクタ、
52 スケーラ、
54 コンバイナである。

Claims (49)

  1. 原画像を変倍して変倍画像を生成する画像処理方法であって、
    前記変倍画像の目的サイズと同じサイズの第1の画像を形成するように、原画像の第1の部分画像を変倍する工程と、
    前記変倍画像のサイズと同じサイズの第2の画像を形成するように、前記第1の部分画像と重なり合う、原画像の第2の部分画像を変倍する工程と、
    前記第1の画像と第2の画像とを組み合わせて変倍画像を形成する組み合わせ工程と、
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  2. 前記組み合わせ工程は、前記第1の画像と第2の画像とを2進論理和演算によって組み合わせる工程を含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  3. 前記第1の部分画像は原画像全体であり、前記第2の部分画像はほぼ原画像全体であることを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  4. 前記第1の部分画像と第2の部分画像とは、それぞれ、ほぼ原画像全体により構成されていることを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  5. 前記第1の部分画像と第2の部分画像とを選択する選択工程を更に含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  6. 前記選択工程は、省かれる行の数が省かれる列の数と2だけ異なるように行と列とを省くことにより、前記第2の部分画像を選択することを特徴とする請求項記載の画像処理方法。
  7. 前記選択工程は、原画像の元の寸法を変える工程を含むことを特徴とする請求項5記載の画像処理方法。
  8. 前記選択工程は、画素の行及び列を原画像から省く工程を含むことを特徴とする請求項5記載の画像処理方法。
  9. 前記選択工程は、互いに異なる第1の変倍画像と第2の変倍画像を得るように部分画像を選択することを特徴とする請求項5記載の画像処理方法。
  10. 前記変倍画像の目的サイズと同じサイズの追加画像を得るために原画像の部分画像を変倍し、新たに得られた前記追加画像を既に変倍されている部分画像と組み合わせる工程を更に備え、該工程を繰り返すことを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  11. 原画像を変倍して変倍画像を表示する画像処理方法であって、
    ソフトウェア開発キットの、変倍機能を含む複数の機能を利用して書かれたアプリケーションプログラムを実行する工程と、
    目的サイズに変倍しようとする原画像を指定する工程と、
    原画像の第1の部分画像を変倍して、目的サイズと同じサイズの第1の変倍画像を得るように変倍機能を実行する工程と、
    前記第1の部分画像と重なり合う原画像の第2の部分画像を変倍して、目的サイズと同じサイズの第2の変倍画像を得るように変倍機能を実行する工程と、
    前記第1の変倍画像と第2の変倍画像とを組み合わせて変倍画像を形成する組み合わせ工程と、
    前記アプリケーションプログラムにより前記変倍画像を表示する工程と、
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  12. 前記組み合わせ工程は、第1の変倍画像と第2の変倍画像とを2進論理和演算によって組み合わせる工程を含むことを特徴とする請求項11記載の画像処理方法。
  13. 前記第1の部分画像は原画像全体であり、前記第2の部分画像はほぼ原画像全体であることを特徴とする請求項11記載の画像処理方法。
  14. 前記第1の部分画像と第2の部分画像は、それぞれ、ほぼ原画像の全体により構成されていることを特徴とする請求項11記載の画像処理方法。
  15. 前記第1の部分画像と第2の部分画像とを選択する選択工程を更に含むことを特徴とする請求項11記載の画像処理方法。
  16. 前記選択工程は、省かれる行の数が省かれる列の数と2だけ異なるように行と列とを省くことにより、前記第2の部分画像を選択することを特徴とする請求項11記載の画像処理方法。
  17. 前記選択工程は、原画像の元のサイズを変える工程を含むことを特徴とする請求項15記載の画像処理方法。
  18. 前記選択工程は、画素の行及び列を原画像から省く工程を含むことを特徴とする請求項15記載の画像処理方法。
  19. 前記選択工程は、互いに異なる第1の変倍画像と第2の変倍画像とを得るように部分画像を選択することを特徴とする請求項15記載の画像処理方法。
  20. 前記変倍画像の目的サイズをサイズとする追加画像を得るように原画像の部分画像を繰り返し変倍し、新たに得られた追加画像を既に得られている変倍画像と組み合わせる工程を更に備えることを特徴とする請求項11記載の画像処理方法。
  21. 原画像を変倍して変倍画像を作成する画像処理装置であって、
    原画像を入力する入力手段と、
    原画像の第1の部分画像と、前記第1の部分画像と重なりあう原画像の第2の部分画像を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択される原画像の第1の部分画像と原画像の第2の部分画像とを変倍する変倍手段と、
    変倍された原画像の第1の部分画像と原画像の第2の部分画像とを組み合わせる組み合わせ手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  22. 前記選択手段は、原画像の全体である第1の部分画像と、ほぼ原稿画像の全体である第2の部分画像とを選択することを特徴とする請求項21記載の画像処理装置。
  23. 前記第1の部分画像と第2の部分画像は、それぞれ、ほぼ原稿画像の全体により構成されていることを特徴とする請求項21記載の画像処理装置。
  24. 前記選択手段は、第1の部分画像と、それと異なる第2の部分画像とを選択することを特徴とする請求項21記載の画像処理装置。
  25. 前記選択手段は、省かれる行の数が省かれる列の数と2だけ異なるように行と列とを省くことにより、前記第2の部分画像を選択することを特徴とする請求項21記載の画像処理装置。
  26. 前記選択手段は、原稿画像の元の寸法を変化させることを特徴とする請求項24記載の画像処理装置。
  27. 前記選択手段は、画素の行及び列を原画像から省くことにより部分画像を選択することを特徴とする請求項24記載の画像処理装置。
  28. 前記変倍手段は、互いに異なる第1の変倍画像と第2の変倍画像とを生成することを特徴とする請求項24記載の画像処理装置。
  29. 前記変倍手段は、変倍画像の目的サイズと同じサイズの付加画像を得るために、原画像の部分部分をくり返し変倍し、前記組み合わせ手段は新たに得られた付加画像と既に得られている変倍画像とを組み合わせることを特徴とする請求項21記載の画像処理装置。
  30. 原画像を変倍して変倍画像を作成する画像処理装置であって、
    原画像のビットマップ画像を記憶する画像メモリと、
    命令シーケンスを記憶するプログラムメモリと、
    前記プログラムメモリに記憶されている命令シーケンスを実行するプロセッサとを具備し、
    前記メモリに記憶されている命令シーケンスは、(a)原画像の第1の部分画像を変倍して前記変倍画像の目的サイズと同じサイズの第1の画像を形成する工程と、(b)原画像の第2の部分画像を変倍して、変倍画像の目的サイズと同じサイズの第2の画像を形成するする工程と、(c)第1の画像と第2の画像とを組み合わせて変倍画像を形成する工程とを含むことを特徴とする画像処理装置。
  31. 前記プログラムメモリに記憶されている命令シーケンスは、第1の画像と第2の画像を2進論理和演算によって組み合わせる工程を含むことを特徴とする請求項30記載の画像処理装置。
  32. 前記プログラムメモリに記憶されている命令シーケンスは、第1の部分画像を原画像の全体として指定し、第2の部分画像はほぼ原稿画像の全体であるように指定する工程を更に含むことを特徴とする請求項30記載の画像処理装置。
  33. 前記第1の部分画像と第2の部分画像は、それぞれ、ほぼ原稿画像の全体から構成されていることを特徴とする請求項30記載の画像処理装置。
  34. 前記プログラムメモリに記憶されている命令シーケンスは、第1の部分画像と第2の部分画像とを選択する工程を更に含むことを特徴とする請求項30記載の画像処理装置。
  35. 前記プログラムメモリに記憶されている命令シーケンスは、省かれる行の数が省かれる列の数と2だけ異なるように行と列とを省くことにより、前記第2の部分画像を選択することを特徴とする請求項30記載の画像処理装置。
  36. 前記プログラムメモリに記憶されている命令シーケンスは、原画像の元のサイズを変化させる工程を含むことを特徴とする請求項34記載の画像処理装置。
  37. 前記プログラムメモリに記憶されている命令シーケンスは、画素の行及び列を原画像から省く工程を含むことを特徴とする請求項34記載の画像処理装置。
  38. 前記プログラムメモリに記憶されている命令シーケンスは、互いに異なる第1の変倍画像と第2の変倍画像とを得る工程を含むことを特徴とする請求項34記載の画像処理装置。
  39. 前記プログラムメモリに記憶されている命令シーケンスは、変倍画像の目的サイズと同じサイズの追加画像を得るように原画像の部分画像を繰り返し変倍し、新たに得られた追加画像を既に得られている変倍画像と組み合わせる工程を更に含むことを特徴とする請求項30記載の画像処理装置。
  40. 原画像を変倍して変倍画像を表示する画像処理装置であって、
    画像を表示する表示装置と、
    ビットマップ画像を記憶する画像メモリと、
    前記表示装置に表示された画像を操作するオペレータインタフェースと、
    ソフトウェア開発キットに含まれる変倍機能を利用して書かれた、前記オペレータインタフェースからの操作に応じて実行されるアプリケーションプログラムを含む命令シーケンスを記憶するプログラムメモリと、
    前記プログラムメモリに記憶されている命令シーケンスを実行するプロセッサとを具備し、
    前記命令シーケンスは、(a)図形を表示するアプリケーションプログラムを実行する工程と、(b)目的サイズの画像に変倍すべき原画像を指定する工程と、(c)原画像の第1の部分画像を変倍して目的サイズと同じサイズの第1の変倍画像を得る工程と、(d)第1の部分画像と重なり合う原画像の第2の部分画像を変倍して、目的サイズと同じサイズの第2の変倍画像を得る工程と、(e)第1の画像と第2の画像とを組み合わせて、変倍画像を形成する工程と、(f)変倍画像をアプリケーションプログラムによって表示する工程とを含むことを特徴とする画像処理装置。
  41. 前記プログラムメモリに記憶されている命令シーケンスは、第1の画像と第2の画像とを2進論理和演算によって組み合わせる工程を含むことを特徴とする請求項40記載の画像処理装置。
  42. 前記プログラムメモリに記憶されている命令シーケンスは、第1の部分画像を原画像全体として指定し、第2の部分画像をほぼ原稿画像の全体として指定する工程を含むことを特徴とする請求項40記載の画像処理装置。
  43. 前記第1の部分画像と第2の部分画像は、それぞれ、ほぼ原稿画像の全体により構成されていることを特徴とする請求項40記載の画像処理装置。
  44. 前記プログラムメモリに記憶されている命令シーケンスは、第1の部分画像と第2の部分画像とを選択する工程を更に含むことを特徴とする請求項40記載の画像処理装置。
  45. 前記プログラムメモリに記憶されている命令シーケンスは、省かれる行の数が省かれる列の数と2だけ異なるように行と列とを省くことにより、前記第2の部分画像を選択することを特徴とする請求項40記載の画像処理装置。
  46. 前記プログラムメモリに記憶されている命令シーケンスは、原画像の元のサイズを変化させる工程を含むことを特徴とする請求項44記載の画像処理装置。
  47. 前記プログラムメモリに記憶されている命令シーケンスは、画素の行及び列を原稿から省くことを含むことを特徴とする請求項44記載の画像処理装置。
  48. 前記プログラムメモリに記憶されている命令シーケンスは、互いに異なる第1の変倍画像と第2の変倍画像を得るように設計されていることを特徴とする請求項44記載の画像処理装置。
  49. 前記プログラムメモリに記憶されている命令シーケンスは、変倍画像の目的サイズと同じサイズの追加画像を得るように原稿の部分画像を繰り返し変倍し、新たに得られた追加画像を既に変倍されている変倍画像と組み合わせる工程を更に含むことを特徴とする請求項40記載の画像処理装置。
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