JPH07200194A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

Info

Publication number
JPH07200194A
JPH07200194A JP5354301A JP35430193A JPH07200194A JP H07200194 A JPH07200194 A JP H07200194A JP 5354301 A JP5354301 A JP 5354301A JP 35430193 A JP35430193 A JP 35430193A JP H07200194 A JPH07200194 A JP H07200194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print
printer
flag
data
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5354301A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Oka
弘次 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5354301A priority Critical patent/JPH07200194A/ja
Publication of JPH07200194A publication Critical patent/JPH07200194A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 最終データを出力後もプリンタ自体の処理の
状態を操作者に通知することができる。 【構成】 キーボードKB等からプリント指示に基づい
て印字フラグを設定するCPU100により印字フラグ
がRAM101上に設定された後、前記プリンタドライ
バ1bが生成されるプリントデータの転送終了後、前記
キー入力手段からのキー入力状態に基づいてCPU10
0が印字フラグ1cの設定状態を判別し、該判別結果に
基づいてプリントドライバ1bにプリンタ状態を問い合
わせるコマンドを発行させ、該コマンドに対応する応答
結果をCPU100が表示器103に通知する構成を特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータとプリン
タとの間のプリント情報転送を制御するプリントドライ
バ及び複数のコンピュータの各プリントドライバからの
プリント情報転送を調停するプリントマネージャ等を備
える文書処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、文書処理装置または画像処理装置
で作成した文書や絵あるいはその合成されたものを印字
する際、文書処理装置はプリンタドライバが印字データ
を全て外部出力機器に渡した時点で印字終了とし、操作
者に継続する作業を行わせるか、並行処理のように継続
処理を行わせているバックグラウンドで印字データをす
べてプリンタドライバを通し外部の出力機器に送信が完
了するのを待ち、それを印字終了とし操作者に通知する
ようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の文書,画像処理装置はプリンタドライバに制御が
ある間は、外部出力機器の状態を知ることができるが、
最終データの出力後、制御がプリンタドライバを離れ編
集機能等のアプリケーションに戻るとプリンタの状態を
操作者が認識できず、印刷機能を終了しているものの実
際の終了でない場合、すなわち出力装置が処理中であっ
たり、プリントバッファに蓄積されている状態であって
出力の順番待ちであったり、時にはプリンタ自体にエラ
ーが発生したりしており、その確認のために継続する作
業を中断し、何度もプリンタまで足を運んだり、別途用
意されている出力情報プログラムをわざわざ動かして確
認する必要があり等の問題点があった。
【0004】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、印字中か否かを判定するフラグデータ
を記憶し、該フラグデータを参照し出力装置の状態をキ
ー入力の合間等の適切なタイミングで問い合わせて、そ
の結果を通知することにより、最終データを出力後もプ
リンタ自体の処理の状態を操作者に通知することができ
る文書処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の文書
処理装置は、キー入力手段と、データ源に保持される出
力情報を印刷するプリンタに適したデータ形式に変換し
てプリントデータを生成するプリンタドライバと、前記
キー入力手段からプリント指示に基づいて印字フラグを
設定するフラグ設定手段と、フラグ設定手段により前記
印字フラグが設定された後、前記プリンタドライバが生
成したプリントデータの転送終了後、前記キー入力手段
からのキー入力状態に基づいて前記印字フラグの設定状
態を判別する印刷状態判別手段と、この印刷状態判別手
段の判別結果に基づいてプリントドライバにプリンタ状
態を問い合わせるコマンドを発行させ、該コマンドに対
応する応答結果を通知する通知手段とを有するものであ
る。
【0006】本発明に係る第2の文書処理装置は、複数
のキー入力手段と、データ源に保持される出力情報を印
刷するプリンタに適したデータ形式に変換してプリント
データを生成する複数のプリンタドライバと、各キー入
力手段からプリント指示に基づいて印字フラグを設定す
る複数のフラグ設定手段と、各フラグ設定手段により前
記印字フラグが設定された後、各プリンタドライバが生
成したプリントデータの転送を制御するプリントマネー
ジャと、このプリントマネージャにより許可されたプリ
ントドライバが生成したプリントデータの転送終了後、
キー入力手段からのキー入力状態に基づいて各印字フラ
グの設定状態を判別する印刷状態判別手段と、この印刷
状態判別手段の判別結果に基づいてプリントドライバに
プリンタ状態を問い合わせるコマンドを発行させ、該コ
マンドに対応する応答結果を通知する通知手段とを有す
るものである。
【0007】
【作用】第1の発明においては、キー入力手段からプリ
ント指示に基づいて印字フラグを設定するフラグ設定手
段により前記印字フラグが設定された後、前記プリンタ
ドライバが生成したプリントデータの転送終了後、前記
キー入力手段からのキー入力状態に基づいて印刷状態判
別手段が前記印字フラグの設定状態を判別し、該判別結
果に基づいてプリントドライバにプリンタ状態を問い合
わせるコマンドを発行させ、該コマンドに対応する応答
結果を通知手段が通知して、プリンタドライバが解放さ
れた後においても、プリンタ状態を取得して判別するこ
とができるものである。
【0008】第2の発明においては、各キー入力手段か
らプリント指示に基づいて印字フラグを設定する各フラ
グ設定手段により各印字フラグが設定された後、プリン
トマネージャにより許可された各プリンタドライバが生
成したプリントデータの転送終了後、前記キー入力手段
からのキー入力状態に基づいて印刷状態判別手段が前記
印字フラグの設定状態を判別し、該判別結果に基づいて
プリントドライバにプリンタ状態を問い合わせるコマン
ドを発行させ、該コマンドに対応する応答結果を通知手
段が通知して、システム上のプリンタドライバが解放さ
れた後においても、プリンタ状態を取得して判別するこ
とができるものである。
【0009】
【実施例】
〔第1実施例〕以下、図面を参照して本発明の実施例を
詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例を示す文書処理シ
ステムの構成を説明する図である。図1において、1a
はCPUの制御下で文書編集を行うワードプロセッサま
たは、ワードプロセッサソフトを作動させるコンピュー
タであり、1cは本発明を構築するための印字フラグで
ある。1bはプリンタドライバとよばれる印字制御ソフ
トウェアである。
【0011】1dは前記プリンタドライバ1bが外部の
出力装置と接続されている出力ポートであり、1eは入
力ポートである。1fは文書,画像又はその組合せを出
力するプリンタである。1aで作動している編集機能で
作成された文書あるいは画像もしくはその合成されたド
キュメントはそれぞれの印刷を指示されると、印字フラ
グ1cをONにし、印刷機能を呼び出す。印刷機能によ
りドキュメントはプリンタドライバ1bを介し出力装置
に適した印字データに変換され、出力ポート1dを介し
て出力プリンタ1fにデータを出力する。
【0012】プリンタドライバ1bは最終データをプリ
ンタ1fに出力を終えると制御をコンピュータ1aに戻
し、操作者に継続する作業を許可する。
【0013】コンピュータ1a上で作動する機能は操作
者のキー入力の合間を使い印字フラグ1cを参照し、印
字フラグ1cがonであったらプリンタドライバ1bに
プリタステイタスを問い合わせ、ビジー状態(印字中)
であるか否かを解析し、notビジー状態(印字完了)
であった場合には、画面表示あるいは音声指示等によっ
て印字が終了したことを伝えるとともに印字フラグ1c
をOFFにするか、操作者の確認キー入力を設け、それ
を合図に印字フラグ1cをOFFにする。
【0014】この様に構成された文書処理装置におい
て、キー入力手段(キーボードKB等)からプリント指
示に基づいて印字フラグを設定するフラグ設定手段(C
PU100)により前記印字フラグがRAM101上に
設定された後、前記プリンタドライバ1bが生成される
プリントデータの転送終了後、前記キー入力手段からの
キー入力状態に基づいて印刷状態判別手段(CPU10
0)が前記印字フラグ1c(RAM101上に確保され
ていてもよい)の設定状態を判別し、該判別結果に基づ
いてプリンタドライバ1bにプリンタ状態を問い合わせ
るコマンドを発行させ、該コマンドに対応する応答結果
を通知手段(CPU100)が表示器103に通知し
て、プリンタドライバ1aが解放された後においても、
プリンタ状態を取得して判別することができるものであ
る。なお、PDはポインティングデバイス、103は表
示器、102は後述する各種のデータ処理プロセス及び
図2に示すフローチャートの手順が格納されたROMで
ある。また、プリンタドライバ1bは、通常図示しない
外部記憶装置に記憶され、電源投入時にシステム立ち上
げ時にRAM101上に常駐する構成であってもよい。
【0015】図2は本発明に係る文書処理システムにお
けるプリンタ制御処理手順の一例を示すフローチャート
である。なお、(1)〜(9)は各ステップを示す。
【0016】コンピュータ1aで作動中の編集機能等の
アプリケーションが起動されると、キー取り込みがなさ
れ(1)、キーデータ処理の中でキーデータの入力、マ
ウスカーソル移動のデータが感知されなくなり、システ
ムとして設定されたタイマ制御が起動し、定められた時
間の経過後キーデータが存在するかどうかを判定し
(2)、NOならば、印字フラグ1cを参照し印字指示
が発行されていたか否かを確認する(4)。印字フラグ
1cがONを示していたら印字と同様にプリンタドライ
バ1bに対し、接続中のプリンタのプリンタステイタス
を問い合わせる。
【0017】プリンタドライバ1bは個々のプリンタに
よって、その方法が異なるが、本発明では任意であり何
ら限定はない。
【0018】また、システムによってはプリンタドライ
バが実行RAMに常駐していない場合もあり、その場合
は入力ポート1eを直接参照すれば問題はない。
【0019】入力ポート1eから何らかの手段によりプ
リンタステイタスを受け取った後(5)、プリンタステ
イタス解析しエラーが発生しているかどうかを判定し
(6)、NOならば、すなわち、プリンタが解放状態で
あったら先に指示した印字は印刷物として排紙されてい
ると判断し、例えば”印刷が終了しました”等の表示メ
ッセージ,音声メッセージをセットし(9)、メッセー
ジ位を表示して(8)、使い操作者に伝え印字フラグ1
cをOFFにして、ステップ(1)に戻る。
【0020】一方、ステップ(6)の判定で、エラーと
判定された場合には、例えば、”用紙切れです……”等
の警告の表示メッセージ,音声メッセージ等のエラー解
析メッセージをセットし(7)、操作者に回復処理を催
促するメッセージを表示して(8)、印字フラグ1cは
ONのままとし、ステップ(1)に戻り、印字終了を再
度監視する。
【0021】なお、その後の終了メッセージの操作者確
認およびその後の処理は、システムまたはアプリケーシ
ョンに最も適した手段をとればよいので限定するもので
はない。 〔第2実施例〕次に、複数のワードプロセッサ,パーソ
ナルコンピュータ等で1台のプリンタを共有する場合の
制御を述べる。
【0022】図3は本発明の第2実施例を示す文書処理
システムの構成を説明するブロック図である。
【0023】3aはコンピュータ、3bはプリンタドラ
イバ、3cは印字フラグ、3dは出力ポート、3eは入
力ポートである。
【0024】3fはプリントマネージャで、大容量のバ
ッファ3gを有し、CPUによって入出力を制御する
る。3hはデータ入出力ポートで、データを受け取るた
めの入力ポートと、プリンタ3jのステイタスを3fが
上位編集機器に返すための出力ポートである。3iは入
出ポートであり、プリントマネージャ3fからプリンタ
3iへ順次送信するための入出ポートである。
【0025】複数の編集機器で作成された文書あるいは
画像もしくはその合成されたドキュメントはそれぞれに
おいて印刷を指示され、印字フラグ3cをONにし印刷
機能を呼び出す。
【0026】印刷機能によりドキュメントはプリンタド
ライバ3bを介しプリンタ3jに適した印字データに変
換され、出力ポートを介してプリントマネージャ3fに
データを出力する。プリンタドライバ3bは最終データ
をプリントマネージャ3fgに出力を終えると,制御を
編集機能に戻し、操作者に継続する作業を許可する。プ
リントマネージャ3fは大容量の複数のバッファ3gを
有し、上位編集機器に対し同数のデータの入出力ポート
を有しており、それぞれ一対一に割り付けられている。
【0027】図3に示すように「出力データ1」を受け
取ったプリントマネージャ3fはプリンタ3jのnon
ビジー状態を検知して出力を開始する。プリンタ3jか
らは入出力ポート3iのリターンステイタスポートを通
してステイタスを受取り、それを入出力ポート3hの出
力ポートより各編集機器のステイタスポートへ書き込む
制御を設けることにより、前記第1実施例と同様の効果
が得られ、複数のワードプロセッサ,パーソナルコンピ
ュータで1台の出力装置を共有する場合でも何等問題は
ない。
【0028】このように、各キー入力手段(キーボード
KB等)からプリント指示に基づいて印字フラグを設定
する各フラグ設定手段により各印字フラグが設定された
後、プリントマネージャ3fにより許可された各プリン
タドライバ3bが生成されるプリントデータの転送終了
後、前記キー入力手段からのキー入力状態に基づいて印
刷状態判別手段(CPU100)が前記印字フラグ3a
の設定状態を判別し、該判別結果に基づいてプリントド
ライバ3bにプリンタ状態を問い合わせるコマンドを発
行させ、該コマンドに対応する応答結果を通知手段(C
PU100)が表示器103等に通知して、システム上
のプリンタドライバが解放された後においても、プリン
タ状態を取得して判別することができるものである。 〔第3実施例〕次に、ネットワークを介して複数のワー
ドプロセッサ,パーソナルコンピュータ等の端末機で1
台の出力装置を共有する場合を述べる。 図4は本発明
の第3実施例を示す文書処理装置の構成を説明するブロ
ック図であり、ネットワークを介したシステム構成に対
応する。
【0029】図において、4aはコンピュータ、4bは
プリンタドライバ、4cは印字フラグ、4eは入力ポー
ト、4fは各端末に割り当てられた入力と出力のQメー
ルボックス(out Qmail box,in Qmailbox)を制御する制
御部である。
【0030】なお、各Qメールボックスには優先度等が
定められていてもよい。 4gはホストコンピュータを
取り巻くネットワークの回線レベルであり、4hは上位
レベルへデータやコマンドを渡すために設けられた出力
メールボックスであり、4iは上位レベルからデータや
コマンドを送り出すために設けられた入力メールボック
スである。
【0031】4jはホストコンピュータの周辺機能であ
り、4kは送られてきたデータやコマンドの送信元や送
信先等を解析し制御する制御部である。4lはアプリケ
ーションとしてのプリントマネージャであり大容量のメ
モリを有している。4mはホストコンピュータに接続さ
れている出力装置である。
【0032】図5は、図4に示した文書処理システムに
おけるデータ構造を説明する図である。なお、データ形
式に特に制限はない。
【0033】端末のプリンタドライバ4bから出力され
るデータは(QメールボックスID5a+データ長5b
+データシーケンシャル番号5c+データ種別5d+デ
ータ内容5e)である。
【0034】回線上のデータには、(送信先のホストコ
ンピュータのID情報5f+発信元のグループID情報
5g+図に示した出力メールボックス4hの発信元の出
力メールボックスID情報5h)がさらに付加される。
【0035】各端末において、印刷機能により印字デー
タ(5a+5b+5c+5d+5e)が出力される。Q
メールボックス制御部4fは各Qメールボックスよりデ
ータを取り出し、送信先のホストコンピュータのID情
報5fを付加し、さらに発信元のグループID情報5g
と発信元の出力メールボックスID情報5hを付加し、
送信先のホストコンピュータに回線4gを経由して送
る。
【0036】図4に示した制御部4kは送られてきたデ
ータを解析しデータ種別を参照して、それぞれ適切なア
プリケーションに振り分ける。
【0037】プリントマネージャ(プリントサーバ,プ
リントスプーラ等と同等)は印字データを受取り、デー
タの発信元QメールボックスIDとシーケンス番号等を
照合し記憶し、定めたバッファヘ格納する。以後、同様
にして受け取ったデータのQメールボックスIDとシー
ケンス番号を照合し、正常な連続データと判定したら追
加形式で格納し、最終データ受取後出力装置に出す。
【0038】プリントマネージャは次の印字データを出
力するために、プリンタが解放されるのをステイタス等
で監視している。エラー発生や正常に解放されたことを
確認したら、その旨をリターンステイタスとして、図4
に示した制御部4kを通して記憶しておいたデータの発
信元グループID,出力メールボックスID,Qメール
ボックスID,再付加し、回線4gに乗せQメールボッ
クス制御部4fに返信する。さらにQメールボックス制
御部4fは各端末に割り付けられたQメールボックス内
に書き込む。
【0039】各端末は印刷フラグ4aがONであった
ら、キー入力を見計らって、割り当てられた出力Qメー
ルボックスの内容を受け取ればよい。そのタイミングも
第1実施例と同様である。以後は、第1実施例と同様の
手順で同等の効果が得られる。 〔第4実施例〕前記第2,3実施例において、1台の編
集機器で複数の文書または画像あるいはその合成された
ものを出力装置に印字指示を行った場合に第1番目の印
刷終了またはエラー発生のステイタスを更新する間に、
第2番目の印刷終了またはエラー発生として同ステイタ
スを認識するかもしれない不具合がある。
【0040】以下にその不具合を解決する手段を述べ
る。
【0041】図6は、図4に示した文書処理システムに
おける他のデータ構造を説明する図であり、図5に示し
た出力データ5eに外部プリントマネージャに渡す出力
データの識別子を設けた例を示す。識別子の設定方法お
よび受渡しの方法はシステムと出力装置間に適した形
式,規則であり公知の手段でよい。
【0042】以下、図7を参照しながら第4実施例の構
成および動作について説明する。
【0043】図7は本発明の第4実施例を示す文書処理
システムの構成を説明するブロック図である。なお、第
2,3実施例のシステム構成において出力装置に複数の
出力データを送信した場合のために、編集機器に任意の
数の印字フラグと出力データの識別子(ファイル名また
は表題あるいは出力No.等)を記憶する領域を設け、
各出力データの識別子を記憶しておきプリントマネージ
ャに送る。
【0044】図において、7aはコンピュータ、7bは
プリンタドライバ、7cは印字フラグ、7dは出力ポー
ト、7eは入力ポートである。
【0045】7fはプリントマネージャで、大容量のバ
ッファ3gを有し、CPUによって入出力を制御する
る。7gはプリンタに出力される出力情報である。
【0046】図8は、図7に示した文書処理システムに
おける印字フラグと出力データの識別子の関係を示す図
である。
【0047】図において、8aは各出力データに一対一
に対応している印字フラグであり、8bは出力順を示す
シーケンスシャル番号、8cは出力データの識別子(本
実施例の場合はファイル名を例にする)。8dは8cの
デリミッタである。
【0048】図7のように、受け取るプリントマネージ
ャ側も各出力データを格納するバッファと連結されてい
る出力データの識別子を記憶する領域を設け記憶してお
く。
【0049】図9は、図7に示したプリントマネージャ
側における出力データの識別子を記憶する領域の構造を
示す図である。
【0050】9aはプリントマネージャ内の大容量の蓄
積バッファであり、9bは出力データの識別子を格納す
る記憶領域である。
【0051】なお、第3実施例と同様に、プリントマネ
ージャは第2番目の出力データを送信する前にプリンタ
の状態を認識する必要があり、プリンタが解放状態もし
くは何らかのエラー状態であったら先に記憶している出
力データの識別子をリターンステイタスに付加し該当す
る編集機器の返答をする。
【0052】図10は、図9に示したプリンタマネージ
ャから返答する情報のデータ構造を示す図である。
【0053】図において、10aはステイタスの長さを
示し、10bはプリンタステイタスである。10cは出
力依頼されたデータの識別子で編集機器より渡されたも
のと同じである。
【0054】アプリケーション側として以後のステイタ
スを参照するタイミングは第1実施例と同様である。デ
ータ長に従って順次入力ポートよりデータを取り出し、
印字フラグを伝える子とが可能になる。
【0055】以上のことにより、第3実施例の不具合を
解決することができるうえに、さらに複数の出力データ
に対し個別の印刷情報を操作者に伝えることが可能にな
る。 〔第5実施例〕前記、第4実施例において、出力機器に
エラーが発生した場合に、そのときに出力している文
書,画像データの印刷依頼を行った端末にはエラー情報
が発せられるが、待ち状態の他の端末においては、他の
操作者の印字出力中のエラーは認識できずエラーの解除
に遅れ、印字終了までに長時間を費やすという不具合が
ある。以下にその不具合を解決するための手段を述べ
る。
【0056】なお、本実施例ではプリントマネージャ内
に図11に示すように各Qメールボックスに対応した受
信フラグを設けて対応させる場合について説明する。
【0057】図11は本発明の第5実施例を示す文書処
理システムの構成を説明するブロック図である。
【0058】11aがその受信フラグデータであり、1
1aはそれぞれのQメールボックスより出力データを受
け取った時点でONにし、蓄積されている出力データが
全て排紙されたときにOFFにするとする。
【0059】図11において、「連絡1.INF」が出
力中であり、他の出力データは全て待ち状態である時に
出力装置にエラーが発生した場合には、第4実施例で説
明した方法により「連絡1.INF」の印刷依頼元にリ
ターン情報を送るとともに、11aの受信フラグがON
になっている他の待ち状態の端末にもエラーステイタス
を送る。ステイタスは第1実施例で述べた基本的な方法
によって各端末は受取り、操作者に通知することができ
る。
【0060】以上のことによって出力機器上でエラーが
発生した場合は、リターンステイタスを出力中のデータ
の依頼元に送ると同時に、待ち状態にある他の全ての編
集機器に送ることが可能になり共通のトラブル認識,解
除に費やす時間を削減できる効果がある。
【0061】上記実施例では、ワードプロセッサ,ワー
プロソフト等の編集機能で作成された文書および画像編
集機能において作成された出力画像を印字データに変換
する手段を有し、その変換データを接続されている出力
装置に適する形式の送信データに変換し、適する手順で
送信する機能(プリンタドライバ)を有し、それらの任
意の数のシステム集合体が1台のプリンタを供給するた
めの制御装置(プリントマネージャ)を有し、更に出力
装置のエラー発生状態を認識し、その詳細情報を表示
器,音声出力等で操作者に通知する手段を有するので、
プリンタドライバが要求された出力情報をプリンタに出
力した後も、プリンタの状態を取得してコンピュータの
操作者にプリンタ状況を通知することができる。
【0062】また、出力依頼を行ったことを認識してい
るフラグデータを記憶する領域を設け、最終印字データ
が出力機器にわたされ、印刷機能が解放された後、他の
アプリケーションが起動され継続処理を行っている間も
フラグデータを参照しながら、キーボード入力等の割込
みタイミングでプリンタドライバを通してプリンタ側か
らリターンステータスを取得する手段を設け、プリンタ
が解放された時点でプリンタ自体の印字処理の終了、す
なわち、出力の完了を認識し、その旨を操作者に通知す
るか、エラーが発生した際は、その詳細を操作者に通知
するので、プリンタの状態を取得してコンピュータの操
作者にプリンタ状況を通知することができる。
【0063】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明はシステムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成させる場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、キー入力手段からプリント指示に基づ
いて印字フラグを設定するフラグ設定手段により前記印
字フラグが設定された後、前記プリンタドライバが生成
したプリントデータの転送終了後、前記キー入力手段か
らのキー入力状態に基づいて印刷状態判別手段が前記印
字フラグの設定状態を判別するので、該判別結果に基づ
いてプリントドライバにプリンタ状態を問い合わせるコ
マンドを発行させ、該コマンドに対応する応答結果を通
知手段が通知して、プリンタドライバが解放された後に
おいても、プリンタ状態を取得して判別することができ
る。
【0065】第2の発明によれば、各キー入力手段から
プリント指示に基づいて印字フラグを設定する各フラグ
設定手段により各印字フラグが設定された後、プリント
マネージャにより許可された各プリンタドライバが生成
したプリントデータの転送終了後、前記キー入力手段か
らのキー入力状態に基づいて印刷状態判別手段が前記印
字フラグの設定状態を判別するので、該判別結果に基づ
いて各プリントドライバにプリンタ状態を問い合わせる
コマンドを発行させ、該コマンドに対応する応答結果を
通知手段が通知して、システム上の各プリンタドライバ
が解放された後においても、プリンタ状態を取得して判
別することができるものである。
【0066】従って、操作者による印刷指示後、制御が
編集機能等に戻り、継続処理を行っていても出力が実際
に終了した時点で画面上にその旨を表示したり、音声に
より操作者に通知することによって円滑な作業の運営を
可能とすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す文書処理システムの構
成を説明する図である。
【図2】本発明に係る文書処理システムにおけるプリン
タ制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施例を示す文書処理システムの
構成を説明するブロック図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す文書処理装置の構成
を説明するブロック図である。
【図5】図4に示した文書処理システムにおけるデータ
構造を説明する図である。
【図6】図4に示した文書処理システムにおける他のデ
ータ構造を説明する図である。
【図7】本発明の第4実施例を示す文書処理システムの
構成を説明するブロック図である。
【図8】図7に示した文書処理システムにおける印字フ
ラグと出力データの識別子の関係を示す図である。
【図9】図7に示したプリントマネージャ側における出
力データの識別子を記憶する領域の構造を示す図であ
る。
【図10】図9に示したプリンタマネージャから返答す
る情報のデータ構造を示す図である。
【図11】本発明の第5実施例を示す文書処理システム
の構成を説明するブロック図である。
【符号の説明】
1a コンピュータ 1b プリンタドライバ 1c 印字フラグ 1d 出力ポート 1e 入力ポート 1f 出力プリンタ 100 CPU 101 ROM 102 RAM 103 表示器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キー入力手段と、データ源に保持される
    出力情報を印刷するプリンタに適したデータ形式に変換
    してプリントデータを生成するプリンタドライバと、前
    記キー入力手段からプリント指示に基づいて印字フラグ
    を設定するフラグ設定手段と、フラグ設定手段により前
    記印字フラグが設定された後、前記プリンタドライバが
    生成したプリントデータの転送終了後、前記キー入力手
    段からのキー入力状態に基づいて前記印字フラグの設定
    状態を判別する印刷状態判別手段と、この印刷状態判別
    手段の判別結果に基づいてプリントドライバにプリンタ
    状態を問い合わせるコマンドを発行させ、該コマンドに
    対応する応答結果を通知する通知手段とを有することを
    特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 複数のキー入力手段と、データ源に保持
    される出力情報を印刷するプリンタに適したデータ形式
    に変換してプリントデータを生成する複数のプリンタド
    ライバと、各キー入力手段からプリント指示に基づいて
    印字フラグを設定する複数のフラグ設定手段と、各フラ
    グ設定手段により前記印字フラグが設定された後、各プ
    リンタドライバが生成したプリントデータの転送を制御
    するプリントマネージャと、このプリントマネージャに
    より許可されたプリントドライバが生成したプリントデ
    ータの転送終了後、キー入力手段からのキー入力状態に
    基づいて各印字フラグの設定状態を判別する印刷状態判
    別手段と、この印刷状態判別手段の判別結果に基づいて
    プリントドライバにプリンタ状態を問い合わせるコマン
    ドを発行させ、該コマンドに対応する応答結果を通知す
    る通知手段とを有することを特徴とする文書処理装置。
JP5354301A 1993-12-30 1993-12-30 文書処理装置 Pending JPH07200194A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5354301A JPH07200194A (ja) 1993-12-30 1993-12-30 文書処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5354301A JPH07200194A (ja) 1993-12-30 1993-12-30 文書処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07200194A true JPH07200194A (ja) 1995-08-04

Family

ID=18436619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5354301A Pending JPH07200194A (ja) 1993-12-30 1993-12-30 文書処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07200194A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7148978B1 (en) 1998-07-14 2006-12-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printing process, printing processor, and recording medium in which printer driver program is recorded

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7148978B1 (en) 1998-07-14 2006-12-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printing process, printing processor, and recording medium in which printer driver program is recorded

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3405159B2 (ja) 印刷装置
US5799206A (en) Remote print system having a plurality of computers which are capable of monitoring and controlling operations of a remote printer
US7130068B1 (en) Print server apparatus, information processing apparatus, print job reservation management method, reservation job generation method and memory medium
JP4124937B2 (ja) プリントサーバ装置、クライアントとしての情報処理装置、これら装置の印刷管理方法および記憶媒体
US6804022B2 (en) Printer, data processing apparatus, data transmitting apparatus, print control apparatus, printing system, recording medium, and print control method
US7812985B2 (en) System and method for rerouting of document processing jobs
WO1999038068A1 (en) Job token printer assignment system
JP2003029941A (ja) 情報処理装置および印刷装置とその制御方法
WO2005124531A1 (ja) 情報処理装置及びジョブ転送制御方法
US20030020944A1 (en) Printer pausing and reordering
JP3591251B2 (ja) プリンタ制御方法および装置
JP3489846B2 (ja) リモート印刷システム
JPH07200194A (ja) 文書処理装置
JP3508752B2 (ja) 印刷システム、方法及びプリンタ
JP3204034B2 (ja) ジョブ処理システムおよびプリンタの出力方法
JP4172363B2 (ja) 印刷システム
JP3125997B2 (ja) 印刷情報出力装置および印刷システム
JP2003303060A (ja) 印刷システム、印刷装置、プリンタホストおよびプリンタドライバ
JP2003280864A (ja) プリンタドライバ
JP2000267825A (ja) プリンタ制御装置
JPH07129336A (ja) 印刷装置及びそのシステム
JP2007058417A (ja) プリントシステム
JP2001047706A (ja) ネットワーク環境における画像形成システム
JP3021023B2 (ja) 印刷情報出力装置および印刷装置
JP3021024B2 (ja) 印刷システムおよびホストコンピュータ