JPH07197740A - 自動ドア装置 - Google Patents

自動ドア装置

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JPH07197740A
JPH07197740A JP35384293A JP35384293A JPH07197740A JP H07197740 A JPH07197740 A JP H07197740A JP 35384293 A JP35384293 A JP 35384293A JP 35384293 A JP35384293 A JP 35384293A JP H07197740 A JPH07197740 A JP H07197740A
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JP
Japan
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door
light
moving body
automatic door
operation line
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JP35384293A
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English (en)
Inventor
Reiji Kuwajima
玲滋 桑島
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Honda Electron Co Ltd
Original Assignee
Honda Electron Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動ドアの動作線上もしくは動作線上近くに
位置する人体等を確実に検出して自動ドアが自動的に閉
じることがないようにして安全性を確保する。 【構成】 人体等10が自動ドア1に近接したことを第
1及び第2の物体検知装置5,6より検知してドアの開
閉制御手段を介して自動的にドアを解放する自動ドア1
において、自動ドア1の開放状態を検出するリミットス
イッチ及びドア検知回路30と、自動ドア1のドア動作
線上もしくは動作線上に極めて近接した位置にある人体
を含む物体の有無を検知する反射式の光検出素子からな
る静止物体検知装置2と、前記ドア検知回路30によっ
てドアが開放状態にあり、前記静止物体検知装置2によ
ってドアの動作線上もしくは動作線上に近い位置に物体
が静止していることを検出したときには、前記開閉制御
手段に出力端子26からドアの開放指示を出力する制御
回路25とを備え、ドア開放時に、ドアの動作線上及び
その近傍に人体等が位置しているときには、ドアが閉止
されないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動ドアのドアの開閉
動作線上に人が立ち止まって静止状態にあるときでも、
それを確実に検知してドアによって挟まれることがない
ようにした自動ドア装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動ドアは多くのビル施設や商店などに
採用され、幅広く使用されている。自動ドアには、光セ
ンサを使用して間接的に人体や物体の所定範囲への接近
を検知して開閉動作を行うもの、圧力(重力)センサを
利用して体重や物体の重量を検出して開閉動作を行うも
の、もしくはドアのノブに相当する個所にタッチセンサ
を設置し、このタッチセンサへの接触を検知して開閉動
作を行わせるものなどが知られている。
【0003】いずれの形式のものにしても、人がドアの
動作線上にかかる位置に踏み込んだまま動かないと、ド
アが閉まりドアによる挟み込み事故が発生する。
【0004】そこで、このような事故を防止するため
に、ドアの動作線上の近くに人や物があるかどうかを検
出し、ないと確認できたときのみドアが閉鎖するように
構成されたものがある。
【0005】これは、例えばスライド式ドアの内外の近
くに透過式の光電スイッチを設置し、その光路にあたる
部分に人や物(以下、移動体と称する。)があったとき
には光束がその移動体に遮られるので、そのときにはド
アを開放状態におくようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の光電スイッチは1本の細い光束によって極めて限られ
た箇所の検出しか行えないので、例えば子供などのよう
に背丈が低くあらかじめ設置した光電スイッチでは検出
できない場合や、体は光束から外れているが例えば傘や
ハンドバックなどの持ち物がドアの動作線上に残されて
おり、それが光電スイッチの光路を遮光できない位置で
あると、ドアは閉じてしまい挟み込み事故が発生するこ
とになる。
【0007】また、自動ドアの無目下に超音波センサを
設けてドア動作線上の移動体の有無を検出する方法も知
られているが、超音波センサの場合には、風などの影響
を受けて誤動作するおそれがあるため、移動体の検出が
確実に行えるかどうか疑問がある。
【0008】本発明は、上記従来技術の実情に鑑みてな
されたもので、その目的は、自動ドアの動作線上に位置
する移動体を確実に検出して自動ドアが自動的に閉じる
ことがないようにして安全性を確保した自動ドア装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、人体を含む移動体がドアに接近したこと
を検知手段により検知し、開閉制御手段を介して自動的
にドアを開放する自動ドア装置において、上記ドアの開
放状態を検出するドア位置検知手段と、上記ドアの動作
線上もしくは動作線上に極めて近接した位置にある上記
移動体の有無を検知する光反射式の光検出素子からなる
静止物体検知手段と、上記ドア位置検知手段によって上
記ドアの開放状態が検出され、かつ、上記静止物体検知
手段により上記ドアの動作線上もしくは動作線上に近い
位置に上記移動体が静止していることを検出したときに
は、上記開閉制御手段に上記ドアを開放状態のままとす
る指示を出力する制御手段とを備えていることを特徴と
している。
【0010】この場合、上記静止物体検知手段を、自動
ドアの好ましくは内外にそれぞれ光を照射する発光素子
と、照射された箇所で反射した光を検出する受光素子を
備えた構成とするとよい。また、発光素子及び受光素子
の対を複数個設け、複数状の光束とすることが望まし
い。
【0011】
【作用】上記構成によると、ドア開閉用の物体検知手段
に加えて静止物体検知手段が設けられているため、ドア
の動作線上もしくはそれに近い位置の床面に向かって発
光素子から光が照射され、床面もしくは移動体に当たっ
て反射した反射光が受光素子により検出される。
【0012】ドアが開放状態にあるとき、静止物体検知
手段は受光素子の検出レベルを監視し、その検出レベル
からドアの動作線の近傍に移動体が静止していると判断
したときには、ドアを開放状態のままとする指示を制御
手段に出力する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1はこの実施例に係る自動ドア装置の電気
的構成を示すブロック図、図2は自動ドアと人体等の移
動体との関係を示す側面図、図3は光センサの取付状態
を示す自動ドア装置の正面図である。
【0014】これらの図において、ドア1は両方のドア
がスライドする引き戸タイプのもので、上部の無目3の
外側Oおよび室内I側のほぼ中央部には、それぞれ第1
および第2の物体検知手段5,6が設けられている。
【0015】この物体検知手段5,6は例えば光反射型
の光センサであってもよく、図2に示されているよう
に、それぞれがドア1から若干離れる方向に光束を照射
し、ドア1から離れた移動体10を検出する。
【0016】また、無目3の下面には同じく光反射型の
光センサからなる第3の物体検知手段(静止物体検知手
段)2が設けられている。この第3の物体検知手段2
は、第1および第2の物体検知手段5,6の間に設けら
れておればよく、無目3から突出していても埋設されて
いてもよい。
【0017】この第3の物体検知手段2から照射される
光束には、ドア1の内側に照射される第1の光束11
と、ドア1の外側に出射される第2の光束13とがあ
り、これに対応して第3の物体検知手段2は、ドア1に
極めて近い内側の位置の床面4に第1の光束11を照射
する発光ダイオードで構成された第1の発光素子群12
a,12bと、ドア1の外側の位置の床面に第2の光束
13を照射する発光ダイオードで構成された第2の発光
素子群14a,14bと、第1の光束11の反射光であ
る第1の反射光束11aを受光するフォトダイオードで
構成された第1の受光素子群15a,15bと、第2の
光束13の反射光である第2の反射光束13aを受光す
るフォトダイオードで構成された第2の受光素子群16
a,16bとを備えている。
【0018】この回路は、CPU(中央演算処理ユニッ
ト)からなる制御回路25と、受光素子群15a,15
b,16a,16bからの出力が入力されるアンプ回路
21と、発光素子群12a,12b,14a,14bを
駆動する駆動回路17と、同期回路22と、静止検知回
路24と、A/D変換回路23と、ドアの開閉を検知す
るドア検知回路30とから基本的に構成されている。
【0019】第1の発光素子群12a,12bと、第2
の発光素子群14a,14bは駆動回路17からの出力
によってオン、オフ制御されるトランジスタ18,19
により発光制御される。
【0020】第1の受光素子15a,15bと第2の受
光素子群16a,16bの出力は、アンプ21に入力さ
れる。同期回路22は、第1の発光素子群12a,12
bと第2の発光素子群14a,14bが発光していると
きのみアンプ回路21の出力を通過させる同期回路とし
て構成されている。
【0021】静止検知回路24は、床面4に照射された
第1の光束11の反射光である第1の反射光束11aを
監視し、その反射レベルをA/D変換回路23に入力す
る。これに対して、第2の光束13の反射光である第2
の反射光束13aは、ドア1の上部に取り付けられたマ
グネット28と無目3に取り付けられたリミットスイッ
チ27によってドア1が開いていることを検知されたと
きに監視状態に入り、第2の反射光束13aに移動体が
存在しているときには、静止検知回路24にてその反射
レベルの変化を検知し、その変化をA/D変換回路23
に入力する。
【0022】第2の反射光束13aの中に移動体が存在
しなくなったときには、ドア1は閉じる方向に移動し、
リミットスイッチ27がオフになるまで監視を継続し、
第2の反射光束13aの反射レベルをA/D変換器23
に入力する。
【0023】そして、リミットスイッチ27がオフにな
ると、それ以降第3の検知手段2による監視を停止す
る。この場合、第1の発光素子群12a,12bと第2
の発光素子群14a,14bのそれぞれをスキャン駆動
し、所定の時間間隔で順次発光させるようにしてもよ
い。
【0024】A/D変換回路23は静止検知回路24か
ら入力された反射レベル信号をデジタル変換し、制御回
路25に入力する。制御回路25は駆動回路17の発光
制御と同期回路22の同期制御およびドア検出回路30
からの信号処理を行なう。
【0025】制御回路25は第1の反射光束11aと第
2の反射光束13aの反射レベルを判断する機能を持っ
ている。すなわち、制御回路25で移動体が第1の反射
光束11aと第2の反射光束13aの中に入ったときの
反射レベル量が決められたレベル以上になっていると判
断されると、制御回路25の出力端子26から図示しな
い自動ドアの開閉制御装置にドアの開放を指示する信号
を出力する。また、制御回路25はタイマを内蔵し、あ
らかじめ設定された時間だけ第3の物体検知手段2によ
って静止検知を実行するように設定するようにしてもよ
い。
【0026】ドア1の図示しない開閉制御装置は、ドア
1の開放を指示する信号が制御回路25から入力される
と、あらかじめ設定された時間のみ自動ドア1を開放
し、所定時間経過後で、制御回路25から開放を指示す
る信号が出力されていないとき、ドア1を閉める。ドア
1の開閉制御装置は、従来からの機構がそのまま使用で
きるので、ここでは詳細な説明は省略する。
【0027】図2に示すように、移動体10が室内側I
からドア1に近付いてきたとき、第2の物体検知手段6
から照射された光束7の反射光量変化により移動体10
が検知され、開閉制御装置によってドア1が開放され
る。これと同様にして、移動体9が室外側Oからドア1
に近付いてきたときには、第1の物体検知手段5によっ
て検知され、ドア1が開放される。
【0028】このようにして、いずれかの方向から近付
いてきてドア1の動作線上に立ち止まって挨拶をした
り、立ち話をしたりして静止状態にあるときには、例え
ば室内側Iから出てきた場合には、第2の物体検知手段
6の反射光束7によって人を検知することができなくな
るため、第2の物体検知手段6は人がドア1に近い位置
にいなくなったものと判断して、ドア1の開閉制御装置
にドア1を開放させるための信号をオフにする。これに
よりドアは自動的に閉まってくる。
【0029】ドア1が閉まると、ドア1の動作線上に移
動体10が挟まれる危険性が生じるが、このとき第3の
物体検知手段2の第1の発光素子群12a,12bから
の第1の光束11が照射されている位置まで移動体10
が進入してきたとすると、第1の光束11の第1の反射
光束11aに反射レベルの変化が生じる。そこで、静止
検知回路24は物体の検知を表す信号をA/D変換回路
23を介して制御回路25に出力する。
【0030】次に、移動体が移動してドア1の動作線上
や室内側に立ち止まったり長い間静止していても、今度
は第2の発光素子群14a,14bからの第2の光束1
3が照射されているので、これによって人をとらえ、そ
の第2の反射光束13aの反射レベルの変化は静止検知
回路25で判断され、移動体10がドア1の動作線上も
しくはその動作線上にきわめて近い位置にいる間は、出
力端子26から自動ドア1の開閉制御装置にドア1の開
放を指示する信号が出力され、ドア1は開放状態を保持
する。これによって、ドア1の動作線上およびその動作
線上にきわめて近い位置での安全性を向上させることが
できる。
【0031】なお、上記実施例では、第3の物体検知手
段2に第1および第2の発光素子群12a,12b、1
4a,14bとその反射光である第1及び第2の反射光
束11a,11b、13a,13bを使って静止した移
動体等10の検知を行っているが、このうちの一方のみ
の使用でも安全性を確保する確立はかなり高い。
【0032】また、第3の物体検知手段2は自動ドア1
の外側(室外側)Oに設けてもよく、もしくは図3に示
すように方立31の上部の両側に設けてもよい。さら
に、フォトダイオードや発光ダイオードを複数個使用す
ることにより、または、光束をレンズやミラーを使用し
て分割するようにすれば、検知する範囲を広くすること
ができ、さらには立体的にすることもできるので、ドア
1の動作線上およびその近傍の状態をより精度よく検出
することが可能となり、安全性をより向上させることが
できる。
【0033】また、外側から進入してくる場合には、第
1の物体検知手段5から出射される光束8およびその反
射光束8によって移動体9に対する上記と同様の検知と
制御が実行される。
【0034】他方、上記実施例ではドア1の開閉状態を
リミットスイッチ27を使用して検出しているが、その
他の公知の検出スイッチやセンサおよびそのセンサの制
御回路が使用できる。
【0035】リミットスイッチなどの取付位置は、両開
きドアの場合図3に示すように片側ドアのほぼ1/2か
ら1/3のところに取り付けることによって、室内側I
を照射する第1の光束11をより長い時間動作させるこ
とができ、安全性をより向上させることができる。
【0036】
【発明の効果】これまでの説明で明らかなように、上述
のように構成されたこの発明によれば、自動ドアの動作
線上もしくは動作線近傍に静止状態でいる人体等を検出
してドアが閉止されないようにするので、自動ドアの挟
み込み事故の発生を抑えることが可能となり、安全性を
確保した自動ドア装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動ドアの電気的構成
を示すブロック図。
【図2】実施例に係る自動ドアの使用状態を示す側面か
ら見た説明図。
【図3】実施例に係る自動ドア周りを示す正面図。
【符号の説明】
1 自動ドア 2 第3の物体検知装置 3 無目 4 床面 5 第1の物体検知手段 6 第2の物体検知手段 7,8 光束及び反射光束 9,10 人体等の移動体 11 第1の発光素子群からの光束 11a 第1の発光素子群の反射光束 12a,12b 第1の発光素子群 13 第2の発光素子群からの光束 13a 第2の発光素子群からの反射光束 14a,14b 第2の発光素子群 15a,15b 第1の受光素子群 16a,16b 第2の受光素子群 17 駆動回路 18,19 トランジスタ 21 アンプ回路 22 同期回路 23 A/D変換回路 24 静止検知回路 25 制御回路 26 出力端子 27 リミットスイッチ 28 マグネット 30 ドア検知回路 31 方立
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】この物体検知手段5,6は例えば光反射型
の光センサであってもよく、図2に示されているよう
に、それぞれがドア1から若干離れる方向に光束を照射
し、ドア1から離れた移動体9,10を検出する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】また、無目3の下面には同じく光反射型の
光センサからなる第3の物体検知手段(静止物体検知手
段)2が設けられている。この第3の物体検知手段2
は、第1および第2の物体検知手段5,6の間に設けら
れておればよく、無目3から突出していても内蔵されて
いてもよい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】この第3の物体検知手段2から照射される
光束には、ドア1の内側に照射される第1の光束11
と、ドア1の外側に照射される第2の光束13とがあ
り、これに対応して第3の物体検知手段2は、ドア1に
極めて近い内側の位置の床面4に第1の光束11を照射
する発光ダイオードで構成された第1の発光素子群12
a,12bと、ドア1の外側の位置の床面に第2の光束
13を照射する発光ダイオードで構成された第2の発光
素子群14a,14bと、第1の光束11の反射光であ
る第1の反射光束11a,11bを受光するフォトダイ
オードで構成された第1の受光素子群15a,15b
と、第2の光束13a,13bの反射光である第2の反
射光束13aを受光するフォトダイオードで構成された
第2の受光素子群16a,16bとを備えている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】第1の受光素子群15a,15bと第2の
受光素子群16a,16bの出力は、アンプ21に入力
される。同期回路22は、第1の発光素子群12a,1
2bと第2の発光素子群14a,14bが発光している
ときのみアンプ回路21の出力を通過させる同期回路と
して構成されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】静止検知回路24は、床面4に照射された
第1の光束11の反射光である第1の反射光束11a,
11bを監視し、その反射レベルをA/D変換回路23
に入力する。これに対して、第2の光束13の反射光で
ある第2の反射光束13a,13bは、ドア1の上部に
取り付けられたマグネット28と無目3に取り付けられ
たリミットスイッチ27によってドア1が開いているこ
とを検知されたときに監視状態に入り、第2の反射光束
13a,13bに移動体が存在しているときには、静止
検知回路24にてその反射レベルの変化を検知し、その
変化をA/D変換回路23に入力する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】第2の反射光束13a,13bの中に移動
体が存在しなくなったときには、ドア1は閉じる方向に
移動し、リミットスイッチ27がオフになるまで監視を
継続し、第2の反射光束13a,13bの反射レベルを
A/D変換器23に入力する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】そして、リミットスイッチ27がオフにな
ると、それ以降第3の検知手段2による監視を停止す
る。この場合、第1の発光素子群12a,12bと第2
の発光素子群14a,14bのそれぞれをスキャン駆動
し、所定の時間間隔で順次発光させるようにしてもよ
い。なお、この実施例とは異なり、リミットスイッチ2
7のオン、オフにかかわらず、この第3の物体検知手段
2を常時動作状態としてもよい。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】制御回路25は第1の反射光束11a,1
1bと第2の反射光束13a,13bの反射レベルを判
断する機能を持っている。すなわち、制御回路25で移
動体が第1の反射光束11a,11bと第2の反射光束
13a,13bの中に入ったときの反射レベル量が決め
られたレベル以上になっていると判断されると、制御回
路25の出力端子26から図示しない自動ドアの開閉制
御装置にドアの開放を指示する信号を出力する。また、
制御回路25はタイマを内蔵し、あらかじめ設定された
時間だけ第3の物体検知手段2によって静止検知を実行
するように設定するようにしてもよい。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】ドア1の図示しない開閉制御装置は、ドア
1の開放を指示する信号が制御回路25から入力される
と、あらかじめ設定された時間のみ自動ドア1を開放
し、所定時間経過後に、制御回路25から開放を指示す
る信号が出力されていないとき、ドア1を閉める。ドア
1の開閉制御装置は、従来からの機構がそのまま使用で
きるので、ここでは詳細な説明は省略する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】ドア1が閉まると、ドア1の動作線上に移
動体10が挟まれる危険性が生じるが、このとき第3の
物体検知手段2の第1の発光素子群12a,12bから
の第1の光束11が照射されている位置まで移動体10
が進入してきたとすると、第1の光束11の第1の反射
光束11a,11bに反射レベルの変化が生じる。そこ
で、静止検知回路24は物体の検知を表す信号をA/D
変換回路23を介して制御回路25に出力する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】次に、移動体が移動してドア1の動作線上
や室内側に立ち止まったり長い間静止していても、今度
は第2の発光素子群14a,14bからの第2の光束1
3が照射されているので、これによって人をとらえ、そ
の第2の反射光束13a,13bの反射レベルの変化は
静止検知回路25で判断され、移動体10がドア1の動
作線上もしくはその動作線上にきわめて近い位置にいる
間は、出力端子26から自動ドア1の開閉制御装置にド
ア1の開放を指示する信号が出力され、ドア1は開放状
態を保持する。これによって、ドア1の動作線上および
その動作線上にきわめて近い位置での安全性を向上させ
ることができる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】なお、上記実施例では、第3の物体検知手
段2に第1および第2の発光素子群12a,12b、1
4a,14bとその反射光束である第1及び第2の反射
光束11a,11b、13a,13bを使って静止した
移動体等10の検知を行っているが、このうちの一方の
みの使用でも安全性を確保する確立はかなり高い。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】また、外側から進入してくる場合には、第
1の物体検知手段5から照射される光束8およびその反
射光束8によって移動体9に対する上記と同様の検知と
制御が実行される。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 自動ドア 2 第3の物体検知装置 3 無目 4 床面 5 第1の物体検知手段 6 第2の物体検知手段 7,8 光束及び反射光束 9,10 人体等の移動体 11 第1の発光素子群からの光束 11a,11b 第1の発光素子群の反射光束 12a,12b 第1の発光素子群 13 第2の発光素子群からの光束 13a,13b 第2の発光素子群からの反射光束 14a,14b 第2の発光素子群 15a,15b 第1の受光素子群 16a,16b 第2の受光素子群 17 駆動回路 18,19 トランジスタ 21 アンプ回路 22 同期回路 23 A/D変換回路 24 静止検知回路 25 制御回路 26 出力端子 27 リミットスイッチ 28 マグネット 30 ドア検知回路 31 方立

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体を含む移動体がドアに接近したこと
    を検知手段により検知し、開閉制御手段を介して自動的
    にドアを開放する自動ドア装置において、上記ドアの開
    放状態を検出するドア位置検知手段と、上記ドアの動作
    線上もしくは動作線上に極めて近接した位置にある上記
    移動体の有無を検知する光反射式の光検出素子からなる
    静止物体検知手段と、上記ドア位置検知手段によって上
    記ドアの開放状態が検出され、かつ、上記静止物体検知
    手段により上記ドアの動作線上もしくは動作線上に近い
    位置に上記移動体が静止していることを検出したときに
    は、上記開閉制御手段に上記ドアを開放状態のままとす
    る指示を出力する制御手段とを備えていることを特徴と
    する自動ドア装置。
  2. 【請求項2】 上記静止物体検知手段は、上記ドア内外
    の上記動作線に近接した位置にそれぞれ光を照射する発
    光素子と、その反射光を受光する受光素子とを備えてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の自動ドア装置。
  3. 【請求項3】 上記発光素子および受光素子の対が複数
    個設けられていることを特徴とする請求項2に記載の自
    動ドア装置。
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