JP2693727B2 - 電話機自動昇降装置 - Google Patents

電話機自動昇降装置

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JP2693727B2
JP2693727B2 JP6285666A JP28566694A JP2693727B2 JP 2693727 B2 JP2693727 B2 JP 2693727B2 JP 6285666 A JP6285666 A JP 6285666A JP 28566694 A JP28566694 A JP 28566694A JP 2693727 B2 JP2693727 B2 JP 2693727B2
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勲 増田
良一 西田
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株式会社オートドアー技研
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話機自動昇降装置に係
り、とくに不特定多数の人が利用する公衆電話などに好
適で、背の低い人から高い人まで広範な利用者の背丈に
合わせて電話機の設置高さを自動的に調節できる電話機
自動昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、街角や店先に設置されている公衆
電話には種々のタイプのものがある。この内、駅前など
の比較的広いスペースが確保できる場合、ボックスタイ
プの公衆電話が多用され、殆ど大部分の電話機はボック
ス内で所定高さに固定設置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のボックスタイプの公衆電話にあっては、電話機
の設置高さが常に固定されており、しかも比較的背丈の
高い利用者に合わせて設置されていたことから、例えば
背丈の低い子供やお年寄りには電話機の位置が高すぎて
使い勝手の悪いことが多かった。とくに車椅子を利用し
た身体障害者の人がこのタイプの公衆電話を利用する場
合、かかる不便さは顕著であった。今日の高福祉社会へ
の要請からしてもそのような事態の改善が強く望まれて
いた。
【0004】一方、手動スイッチを操作することにより
電話機の設置高さを調整できる電話機昇降装置は、提案
されてはいる。しかしながら、手動スイッチを操作する
必要があるので、車椅子を利用した人などにとってその
操作の手間が煩わしいものとなり、不向きであった。し
かも、手動スイッチの位置が手の届く範囲に在るとは必
ずしも限らないので、背の低い人には不便なことが多か
った。
【0005】本発明は、上述した従来の問題点に鑑みて
なされたもので、車椅子の利用者や小さな子供などの背
丈の低い人から大人まで様々な背丈の利用者にとって、
無理な姿勢を強いること無く、使い勝手の良い適切な電
話機の高さ位置を自動的に確保できる電話機自動昇降装
置を提供することを、その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の電話機自動昇降装置は、電話機の設置高さ
をその使用状態における上下方向に所定範囲で昇降可能
に支持する支持手段と、前記電話機の利用者の電話機使
用状態における背丈の高低に関する情報を当該利用者に
は非接触で検知する検知手段と、この検知手段が検知し
た情報に基づき前記電話機の前記上下方向の設置高さを
昇降制御するとともにその非使用時には前記所定範囲内
の最も低い設置高さに制御する昇降制御手段と、前記電
話機の外側底部に設けられ且つ圧力を検知する圧力検知
手段と、前記昇降制御手段により前記電話機を降下させ
ている間に前記圧力検知手段により所定圧以上の圧力が
検知されたときには前記電話機を強制的に上昇退避させ
る強制上昇手段とを備える。
【0007】好適には、前記昇降制御手段は、前記電話
機の上下方向の設置高さを前記背丈の高低に関する情報
に基づいて前記所定範囲内で複数段の段階的に調節する
調節手段を有する。
【0008】また好適には、前記支持手段は、前記上下
方向に立設された柱状部と、この柱状部内に前記上下方
向に沿って設置され且つその上下方向に直交する断面が
略凹状のレール部材と、このレール部材の略凹状内部に
前記上下方向に移動可能に設けられたローラ部と、この
ローラ部から前記レール部材の外部に延設されて前記電
話機を支持する支持体部とを備え、前記ローラ部は前記
上下方向に直交する面内の互いに直交する2軸方向に設
置された複数のベアリングを有し、このベアリングの各
々の外周には合成樹脂を巻装する、ことである。
【0009】さらに好適には、前記電話機は、前記利用
者の出入り口として内側に折れる折戸を備えた電話ボッ
クス内に設置してあり、前記検知手段は、前記折戸の方
向に向けて光ビーム信号を発光する発光部と、前記光ビ
ーム信号の反射信号を受光する受光部と、この受光部の
受光信号を用いて光学的三角測距方式により反射源まで
の距離を求めることで前記利用者の有無を検知する信号
処理部とを備えた光センサを有し、前記発光部及び受光
部が前記上下方向に沿った同一軸上に位置するように前
記光センサを縦置き配置する、ことである。
【0010】
【作用】利用者が電話機の前に位置すると、その利用者
の電話機使用状態における背丈の高低の程度が検知手段
により検知される。そこで昇降制御手段により、利用者
の背丈が低い場合、電話機は例えば初期設置高さとして
予め設定された最も低い位置に保持される。背丈が高い
場合、その背丈の程度に応じた高さまで電話機の設置高
さが自動的に上げられる。これにより背丈の違いに応じ
て常に適切な電話機の設置高さが確保される。また電話
機の降下中に子供や障害物などが電話機の下のスペース
に入った場合、電話機底部の圧力検知手段によりこれが
検知され、電話機が強制的に例えば最高位置まで上昇退
避される。このため、そのまま降下を続行させて不測の
事態に至ることも無い。
【0011】さらに、この電話機を昇降させる支持手段
のローラ部として、合成樹脂を巻装した複数のベアリン
グを使っているので、昇降に伴う音(騒音)の発生も殆
ど無く、また固定体側と移動体側の間の当接状態も良好
になり、昇降動作がスムーズで安定する。
【0012】さらに、検知手段の光センサは発光部及び
受光部が縦置き配置されるため、電話ボックスの折戸を
開閉しても光ビーム信号の反射角が変化せず、誤検知が
回避される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図14に基
づいて説明する。この実施例は、本発明に係る電話機自
動昇降装置をボックスタイプの公衆電話に適用したもの
である。
【0014】この実施例の公衆電話1は図1に示す如
く、透光性の壁面のボックス10と、このボックス10
内に設置された電話機システム11とを有する。ボック
ス10の前面には、折れ戸式のドア10aが路面との段
差無しに設置されており、利用者はこのドア10aを介
してボックス内部に入る。
【0015】電話機システム11は図2に示す如く、電
話機20と、この電話機20を昇降可能に支持する略角
柱状の支持ダクト21とを有する。この支持ダクト21
の途中からの上側はその下側よりも厚く形成された取付
部21aを成しており、電話機20はこの取付部21a
の上下方向z(電話機の使用状態での上下方向に相当す
る)に沿って昇降可能になっている。
【0016】この昇降動作を可能にするため、取付部2
1aの内部には図2及び図3に示すように、電話機20
に対する支持部30及び制御系が内蔵されている。
【0017】この内、支持部30は断面L字状で所定長
さの2本の固定ロッド31L、31Rを備え、この固定
ロッド31L、31Rを上下方向に所定距離を隔てて並
行に固定配設させている。この固定ロッド31L、31
Rにはその利用者側の面に沿って、横断面略凹状で所定
長さのレール32L、32Rが各々固設されている。ま
た固定ロッド31L、31Rはその上下方向zの端部付
近で各々、横方向yに架け渡された固定板33U、33
Lにより相互に結合されている。
【0018】レール32L、32Rの各々には、その上
下2ケ所にローラ部34LU 、34LL (34RU 、3
4RL )が摺動可能に挿入されている。このローラ部3
4LU 、34LL 、34RU 、34RL の各々は図4に
詳述するように、レール32L、32Rの略凹状内部に
て上下方向zに直交する奥行き方向xのスラストを受け
る左右の2つのベアリング35、36と、上下方向zに
直交する横方向yのスラストを受ける1つのベアリング
37とを備えている。これらのベアリング35〜37は
レール真中に位置する固定部材38によって互いに結合
され且つ独立して回転可能に支持されている。左右のベ
アリング35、36は横方向yのレール両側内面に当接
して奥行き方向xに沿った面内で回転できる。この左右
のベアリング35、36とレールのx方向側面との間は
所定距離(例えば1mm)の空隙が残されている。残り
のベアリング37はレール32L(32R)前の溝部の
内側両側面に当接して横方向yに沿った面内で回転でき
る。これらのベアリング35〜37はボール軸受で成る
が、その摺動面外周には合成樹脂SRを巻装しており、
これにより高い静音性で且つ歪がほとんど無い、耐久性
に優れた硬質のコロ部を形成している。
【0019】このように形成された4つのローラ部34
U 、34LL 、34RU 、34RL の内、上下方向z
の2つずつ、すなわち同一レール内のローラ部34
U 、34LL (34RU 、34RL )がレール内で互
いに連結部材39によって上下方向に連結されている
(図3参照)。この左右の連結部材39、39は固定ロ
ッド40…40を介して支持ダクト内に位置した昇降板
41に固設されている。つまり、この昇降板41及びレ
ール内の4つのローラ部34LU 、34LL 、34
U 、34RL は支持ダクト21内で上下方向zに一体
で昇降可能である。
【0020】一方、支持部30の枠組の一部を成す上側
及び下側の固定板33U、33Lには、前記昇降板41
を上下方向zに駆動させる駆動部が設置されている。こ
の駆動部の一部として、下側の固定板33Lには電動モ
ータ42、減速機43、回転伝達ギア44が一体に立設
されている(図5参照)。電動モータ42は後述するシ
ーケンスコントローラから供給される駆動電流を受け、
その電流励磁に応じて正逆回転可能であるとともに、電
磁ブレーキを内蔵し、駆動電流オフ時にブレーキが掛か
るようになっている。この電動モータ42の回転軸は減
速機43に直結され、その回転数が例えば1/60に減
速される。減速機43の出力軸も回転伝達ギア44に直
結され、その回転軸方向がそれまでの上下方向zから奥
行き方向xの手前側(前面側)に直角に変換されてい
る。
【0021】この回転伝達ギア44の出力軸には駆動ス
プロケット45が取り付けられ、このスプロケット45
にチェーン46が噛み合っている。チェーン46は、上
側の固定板33Uに回転可能に取り付けられた従動スプ
ロケット47に歯合し、上下の両スプロケット47、4
5の間で上下方向zに張設されている。このため、電動
モータ42の正、逆回転に伴ってチェーン46が矢印
U、Dの如く(図3)往復動する。
【0022】このチェーン46はその途中で、図4に示
す如く、前記昇降板41の裏側に固定軸を介して奥行き
方向xに立設された固定スプロケット49に噛み合って
いる。これにより、チェーン46の上下方向zの移動、
すなわち電動モータの正逆回転に伴って昇降板41も上
下方向zに昇降する。従動スプロケット47は図5に示
す如くL字形の金具50に取り付けられており、この金
具50は固定板33Uに固設された別のL金具51に調
節ネジ52を介して懸垂支持されている。このため、調
節ネジ52を回すことによりチェーン46の張力を取付
け時や保守時に容易に調節可能になっている。
【0023】一方、上述の如く昇降可能な昇降板41に
は、図4に示す如く、支持ダクト21の取付部21aに
形成する前面板55の開口部55aを介して、固定軸5
6…56が手前側に取り付けられている。この固定軸5
6…56には電話機背面板57が固設され、この電話機
背面板57に前記電話機20が取り付けられている。固
定軸56…56により支持ダクト21の前面板55と昇
降板41、電話機背面板57との間に各々規定の空隙を
残すことができる。電話機背面板57の上下方向zの左
右両端及びその上下には合計4個のコロ部材58…58
が埋設されており、このコロ部材58…58が支持ダク
ト21の前面板55に当接するようになっている。
【0024】このため、前述の如く電動モータ42が正
逆回転して昇降板41が上下方向zに昇降すると、電話
機20もその背面板57と伴に一体として昇降する。こ
のとき、コロ部材58…58の回転によって電話機20
の昇降が上下方向zに振れることも無く、スムーズで安
定したものとなる。
【0025】なお、支持部30には図3に示す如く、そ
の所定可動範囲の下方に所定位置に逆L字形のストッパ
59,59が固設されており、いかなる状況にあっても
それ以上、降下させることができないようになってい
る。
【0026】続いて本実施例の電気系統の構成を説明す
る。
【0027】この電話機自動昇降装置は図6に示すよう
に取付部21aに内蔵されたシーケンスコントローラ6
0を有する。このシーケンスコントローラ60はマイク
ロコンピュータを内蔵し、予め内蔵メモリに書き込んだ
プログラムに従って所定のシーケンス処理を行う。シー
ケンスコントローラ60にはブレーカ61、電力ライン
62a、62bを介して交流電力が供給され、これによ
りコントローラ60が常時オンになっている。
【0028】電力ライン62a、62bには、電話機2
0の前面に立った利用者の背丈の高低の程度を検知する
ための2つの光センサ63、64が接続されている。こ
の光センサ63、64は取付部21aの電話機20より
も上側(電話機20の最大上昇位置よりも上側)の位置
に縦置き形に受発光面を露出させて設置され、利用者に
向けて光ビーム(非可視光)を照射できるようになって
いる。本実施例では電話機20の初期位置を背丈の低い
利用者(子供や車椅子に乗った人)に合わせ、これより
も背の高い利用者が電話機20の前に立ったとき、その
背丈に合わせて電話機20を上昇させるようにする。こ
のため、図2に示す如く、2つの光センサ63、64の
内、一方のセンサ63は取付部21aの中段所定位置
に、もう一方のセンサ64は上段所定位置に各々設置さ
れている。したがって中段の光センサ63のみが作動す
るとその利用者の背丈が中位で、中段、上段の光センサ
63、64が共に作動すると、背丈は高いということに
なる。
【0029】中段、上段の光センサ63、64の各々
は、概略的には図7に示す如く、発光ダイオードD1か
らレンズを介して光ビームを対象物に照射し、その反射
光ビームをレンズを介して2分割フォートダイオードD
2で受け、そのダイオード出力を処理する信号処理回路
D3を内蔵している。この光センサは上記2分割フォー
トダイオードD2(すなわち、受光部が2つ)の何れの
フォトダイオードに多くの光ビームが当たっているかを
認識することにより、対象物までの距離を判断する機能
を信号処理回路D3に持たせた、光学三角測距方式(限
定反射型)を採用している。したがって、反射光の強さ
で検知する反射式とは異なり、対象物の反射率に左右さ
れないので誤動作が少ない。
【0030】さらに、本実施例ではこの光センサ63、
64を縦型に配置しているのでボッックス10の折れ戸
10aの開閉に伴う誤検出を防止することができる。こ
れは、以下の理由による。この光センサ63、64を横
置き配置とした場合、図8に示す如く、発光ビームB
と受光ビームBを通る面も横向き(すなわちx−y
面)となる。このため、ドア10aを開けたときには図
8上の下側に広がった照射光ビームが正反射でフォート
ダイオードD2に返り、そのときの受光ビームはB
ドア閉時の受光ビームBよりも強く、しかも2分割フ
ォートダイオードD2の発光ダイオードとは反対側の受
光部に多く入射するため、信号処理回路は対象物が近く
に在ると判断(誤検知)してしまう。しかしながら、本
実施例のように光センサ63、64を縦置き配置をする
と、その受発光に関与する面も縦向き(すなわちx−z
面)となるので、ドア10aを開けて反射角度が変わっ
ても、反射光が受光されることは無いので、ドア開閉の
影響は無く、誤検知しない。光センサ63、64にその
光ビームの指向性距離がドアまでの距離より短いものを
併用することで、かかる誤検知防止は一層強固になる。
【0031】この中段、上段の光センサ63、64は常
時作動状態になっており、上述の如く利用者からの反射
光ビームの角度θa,θb(図7参照)に応じてその存
在を信号処理回路D3が判断すると、そのノーマルオー
プン形の接片63A、64Aを閉じる(オン)するよう
になっている。この接片63A、64Aは各々、電力ラ
イン62aとシーケンスコントローラ60との間に接続
され、その閉(オン)がコントローラ60で検知され
る。
【0032】また支持部30の一方のレール32Rの側
面には図3に示す如く、断面略凹状で所定長さのレール
65が固設されており、このレール65内の下段、中
段、上段の所定位置3ケ所に非接触動作のリミットスイ
ッチ66、67、68(67、68は図示略:図6参
照)が設置されている。この下段〜上段のリミットスイ
ッチ66〜68は、電話機20のステップ状の昇降位置
調整のための位置センサを成すものである。このため、
下段のリミットスイッチ66は電話機20の最も低い位
置(初期位置)に、中段のリミットスイッチ67は中位
の所定位置に、上段のリミットスイッチ68は最も高い
所定位置に対応する高さ位置に各々取り付けられてい
る。各リミットスイッチ66(〜68)は、電話機20
と伴に昇降する連結部材39の所定位置に埋め込んだマ
グネット69の到来を磁気的に感知して電話機20の昇
降位置を検知し、そのスイッチ出力をオンに切り替える
もので、図6に示す如く、一方の電力ライン62aとシ
ステムコントローラ60の間に電気的に接続されてい
る。
【0033】さらに、電話機20の下面には図2、3に
示すように、所定圧力を検知してスイッチオンになる圧
力センサ(圧力検知手段)としてのマットスイッチ70
が貼着されている。このマットスイッチ70は電話機2
0の下側の空きスペースに子供などが入り込んだ場合、
電話機20を強制的に上昇させて危険回避を図るための
センサで、一方の電力ライン62aとシーケンスコント
ローラ60の間に電気的に接続されている。
【0034】さらに、前記電動モータ42にはサーモス
イッチ71が取り付けられ、モータ温度の異常上昇があ
ったときオンになるように形成してある。このサーモス
イッチ71も電力ライン62aとシーケンスコントロー
ラの入力端との間に接続されている。
【0035】一方、シーケンスコントローラ60の出力
側には図6に示す如く、正逆回転可能な前記電動モータ
42及びその電磁ブレーキ(モータオフ時にブレーキ作
動)42Aがもう一方の電力ライン62bとの間に接続
されている。
【0036】シーケンスコントローラ60は図9〜図1
0に示す手順を含む処理を行うように予め設定されてい
る。
【0037】以下、この手順を基にして動作を説明す
る。シーケンスコントローラ60は常時、図9に示すメ
インプログラム及び図10〜図12に示すサブプログラ
ムを実行している。
【0038】すなわち、図9のメインプログラムによれ
ば、下段のリミットスイッチ66の出力を読み込んで、
そのスイッチ出力がオンか否かを判断する(同図ステッ
プS1,S2)。この判断でYES、つまり電話機20
の高さが最下段の初期位置に調整されていると認識する
と、次いでマットスイッチ70がオンか否かを判する
(ステップS3,S4)。このステップでNO、つまり
マットスイッチ70に圧力が加わっておらず、電話機2
0の下方スペースに異常無しと判断したときは、次いで
ステップS5〜S7の処理を繰り返しながら待機する。
【0039】つまりシーケンスコントローラ60は、中
段及び上段の光センサ(PH−S)63、64の出力を
読み込み(ステップS5)、最初に少なくとも中段の光
センサ63がオンになっているか否かを判断する(ステ
ップS6)。この判断がNOとなるときは、電話機20
の前に背丈の低い利用者(例えば子供や車椅子の利用
者)しか居ないか又は利用者が全く居ない場合である。
この場合、シーケンスコントローラ60はステップS
5、S6の処理を繰り返すのみであるから電話機20の
上昇・降下制御には関与しない。このため、電話機20
は図14の実線Aで示す如く、最下段の高さを維持し
ており、例えば車椅子に乗った身体障害者の人でも無理
の無い楽な姿勢で電話をかけることができる。
【0040】これに対して、ステップS6でYESの判
断になるときは、少なくとも中位の背丈の人が電話機2
0の前に立ったことになる。そこでコントローラ60は
ステップS5で読み込んだ上段の光センサ64の出力も
オンか否かを調べる(ステップS7)。この結果、ステ
ップS7でNOとなるときは、中段の光センサ63のみ
がオンになっているときであるから中位の背丈の利用者
であることが判明する。そこで、ステップS8のサブプ
ログラム(詳細は図10に示す)に係る中位の背丈の人
のための電話機の高さ調整を行う。一方、ステップS7
でYESのときは中段、上段の光センサ63、64が共
にオンであるから、背の高い利用者であることが分か
る。そこでステップS9のサブプログラム(詳細は図1
1に示す)に係る背の高い利用者のための高さ調整を行
う。
【0041】最初に、中位の背丈の利用者用の高さ調整
を図10のサブプログラムに係る処理及び図13、14
に基づいて説明する。まず、中段の光センサ63が時刻
t1でオフからオンに変わると(図13参照)、シーケ
ンスコントローラ60は直ちに上昇制御を指令すること
なく、一定時間T(例えば0.5sec〜1sec程度)の間その
まま待機する(図10ステップS21)。そして再び中
段の光センサ63がオンになっているか否かを判断し
(ステップS22)、オフ(NO)の場合は図9のメイ
ンプログラムに戻る。この一連の一定時間の待機及び再
判断によってノイズなどに因る電話機20の高さ上昇調
整の誤動作が防止される。
【0042】上記ステップS22でYESと判断された
場合は真に利用者が立っていると想定されるから、コン
トローラ60は一定時間T後の時刻t2にて(図13参
照)、電動モータ42に上昇のための駆動電流を供給し
電話機20の高さを一定速度で上昇開始させる(ステッ
プS23)。この後、中段のリミットスイッチ67がオ
ンになるか否かを判断しながら、かかる一定速度の上昇
駆動を維持する(ステップS24、S25)。そして、
中段のリミットスイッチ67がオンになる時刻t3で電
動モータ42の回転停止が指令され、電話機20の高さ
上昇も停止される(ステップS26)。
【0043】この結果、電話機20の位置は予め定めた
図14の仮想線Aで示す如く、中程度の高さに自動調
整され、中位の背丈の利用者にとって無理の無い姿勢で
利用することができ、使い勝手の良いものとなる。
【0044】この中位の背丈の人が電話を掛けている
間、システムコントローラ60は中段の光センサ63の
センサ出力を調べながら待機する(ステップS27、S
28)。すなわち、この光センサ63=オンの間はその
まま待機する。
【0045】そして時刻t4でかかる中位の背丈の利用
者が電話機20の前から離れて光センサ63=オフとな
ると、再び一定時間Tだけ待機し(ステップS29)、
本当に光センサ63=オフか否か再判断する(ステップ
S30)。何らかの理由に因り、一時的に光センサ63
=オンとなっていた場合は、再び一定時間Tの待機後、
再判断する。そして、一定時間T後の時刻t5(図13
参照)でコントローラ60は今度は電動モータ42に一
定速度の逆回転を指令し、電話機20を静かに等速度で
降下させる(ステップS31)。
【0046】次いでこの降下中にマットスイッチの出力
=オンか否かを調べる(ステップS32、S33)。こ
の出力=オフ(ステップS33でNO)の場合は異常無
しと判断して、さらに下段のリミットスイッチ66の出
力=オンか否かを調べる(ステップS34、S35)。
電話機20が最下段の位置まで降下してくるまでステッ
プS32〜S35の処理を繰り返す一方、下段のリミッ
トスイッチ66の出力=オンになるとコントローラ60
は電話機20の降下停止を指令する(ステップS36;
図13時刻t6)。これにより、電話機20は再び最下
段の初期位置に戻り、背の低い人や車椅子に乗った人に
好適な高さとなる。
【0047】一方、上記電話機20を降下させるとき、
電話機20の下のスペースに子供が入ったり障害物が置
かれていた場合、マットスイッチ70がそれらに当たる
と、所定圧力を検知して、その出力=オンになる。この
とき、図10のステップS33の判断結果はYESとな
ってステップS37の緊急上昇処理を行う。この処理は
図12のサブプログラムに詳述されている。
【0048】いま図13に示すごとく中段の高さから降
下させる過程において、時刻t51でマットスイッチ7
0=オンになったとする。これに付勢されて図12の処
理が開始され、最初に時間カウンタTCの時間計測を起
動させた後(ステップS40)、直ちに電話機20の上
昇を指令する(ステップS41)。次いで中段及び上段
のリミットスイッチ66、67が共にオンか否かを判断
しながら上昇を続けさせ、時刻t52でオンになると、
電話機20の上昇を止めさせる(ステップS42〜S4
4)。これにより、子供が電話機20の降下に障害とな
るような場合、電話機20は自動的に且つ強制的に上昇
し、子供などに何ら危険を与えることもない。また、障
害物がありながら無理に降下させようとする場合の、電
動モータ42への過負荷も回避され、モータ焼損なども
未然に防止される。
【0049】その後、時間カウンタTCのカウント値=
α秒(例えば10秒で、電話機20が最下段から最上段
の位置まで上昇するに必要な時間よりも大きく設定して
ある値)になったか否かを判断しながら、電話機20を
最上段の位置に保持して待つ(ステップS45)。
【0050】この一定時間αが経過した時刻t53には
今度は電話機20を自動的に初期位置に戻すため、降下
が指令される(ステップS46)。そして、マットスイ
ッチ70のスイッチ出力=オンか否かを再判断しながら
降下が続けられる(ステップS47、S48)。ここで
再びマットスイッチ=オンとなるときは降下に支障とな
る原因が取り除かれていないとして、時間カウンタTC
をクリアした後(ステップS49)、再びステップS4
0の最初の処理に戻る。
【0051】これを繰り返している間に、かかる原因が
除去されて下段のリミットスイッチ66=オンとなる時
刻t54に至ると、降下が自動停止され、初期位置に戻
る(ステップS50〜S52)。そして時間カウンタT
Cをクリアして図9に示すメインプログラムにリターン
する。
【0052】一方、前記図9のメインプログラムでその
ステップS9の処理は具体的には図11の如く行われ
る。この図11の一連の処理はステップS22、S2
、S25、S27、S28及びS30を除
いて図10の対応するステップ内容と同一である。これ
らのステップS22、S24、S25、S2
、S28、S30の内、ステップS22、S
27、S28、S30は全て、中段及び上段の光
センサ63、64が共に(同時に)オンであるか又はオ
フであるかを判断して、背の高い利用者の有無を検知す
るようになっている。またステップS24、S25
は中段及び上段のリミットスイッチ67、68が共にオ
ンになる状態を調べ、電話機20が設定最上段の高さに
なるようにしている。
【0053】したがって、例えば図13上で、中段及び
上段の光センサ63、64が共にオンとなる時刻t1′
で背丈の高い利用者を検知すると、それからT時間(例
えば0.5 秒〜1 秒)後の時刻t2′にて上昇開始され
る。中段及び上段のリミットスイッチ67、68が共に
オンに至る時刻t3′で電話機20の上昇は停止され、
その高さは図14の仮想線Aで示す如く予め定めた最
高位に保持される。このため、背の高い人にも使い勝手
の良い電話機となる。その後、時刻t4′で中段及び上
段の光センサ63、64が共にオフとなり利用者が居な
くなると、そのT時間後から電話機20は初期位置(最
低高さ)まで下げられる(時刻t5′〜t6′)。この
降下の途中でマットスイッチ70=オンとなる異常を検
知した場合には、前述した如く緊急上昇が自動的に行わ
れ、その異常を未然に回避する(図11ステップS3
7;図12の処理参照)。
【0054】さらに、図9のメインプログラムに戻っ
て、そのステップS2の処理でNO、すなわち通常作動
であるべき下段のリミットスイッチ66がオフになって
いる場合も、コントローラ60は念のためマットスイッ
チ70=オンか否かを確認する(ステップS10、S1
1)。この確認処理において、マットスイッチ=オンに
なっている場合、何らかの理由で電話機20が最下段の
高さに無く、しかもそれ以上降下させられない状況にあ
ると予想できる。この場合、ステップS12にて図12
で説明したサブプログラムによる緊急上昇を行って、マ
ットスイッチ=オフとなり且つ下段のリミットスイッチ
=オンとなるノーマル状態を確保しながらステップS5
以降の処理に入る。さらに、ステップS11でNOのと
きは保守点検などが必要と認識して処理をそのまま中止
する。
【0055】なお、電動モータ42に取り付けたサーモ
スイッチ71がオンになった場合、シーケンスコントロ
ーラ60はモータ側電源供給をオフにする。これを再起
させるには、ブレーカ61によりシーケンス電源を一度
オフにした後、再投入することにより、再起動する。
【0056】本実施例は以上のように、背の低い人や車
椅子の利用者に合わせた最も低い電話機の設置高さを初
期位置とし、これより背の高い利用者に対してはその度
合いに応じて電話機の設置高さを自動的に調整(上昇)
する、全部で3段階の自動高さ調節機能を付加した。こ
のため、使用状態における背の高さの如何に関わらず、
使い勝手の良い電話ボックスを提供できる。とくに、車
椅子の利用者も楽に電話を掛けられるようになるので、
今後の高福祉社会のニーズに充分応え得る電話ボックス
となる。
【0057】また、光センサを2台縦置き形に配置して
誤検出を防止したこと、マットスイッチを設置して緊急
上昇を可能にしたことによって信頼性の高い電話機自動
昇降装置を提供できる。さらに、支持部のローラ部に合
成樹脂を巻いたベアリングを使い且つ横、奥行き方向
(x−y面)のスラストを受けるようにしたので静音性
に優れた昇降装置となる。さらに、電話機を固設する背
面板の離面にも上下方向に沿った両端に、各複数個のコ
ロ部材を挿入したので、上下方向の昇降動作に振れが無
く、安定し且つスムーズで静音性にも優れた昇降が可能
になった。
【0058】なお、本発明は上記実施例に限定されず種
々の変形が可能である。図12に示した緊急上昇は、例
えば2回緊急上昇を繰り返してもマットスイッチ=オフ
にならない場合、異常状態であるとして例えばリセット
スイッチが押されるまで高さ調節を中止するようにして
もよい。また、上記設置高さ調節は3段階の制御に限定
されず、その段数は2段階又は4段階又はこれ以上であ
ってもよいし、利用者の背丈をより細かく検知して無限
段数、すなわち連続的に設置高さを制御することも可能
である。一方、前記実施例の設置高さ調整は全て自動的
に行うとしたが、これについても、例えば利用者が押し
釦を押している間だけ昇降可能に構成し、利用者が自分
で好みの設置高さを得る装置としてもよい。
【0059】さらに、利用者の電話機使用状態における
背丈情報を検知するセンサも光センサに限定されること
なく、他の非接触形センサであってもよい。また、電話
機の設置高さを検知するセンサも磁気作動形のリミット
スイッチに限定されることなく、例えば接触形のものや
光検知形のセンサを使うこともできる。
【0060】さらにまた、前記マットスイッチの代り
に、光信号で物体を検知する光センサを設けるようにし
てもよい。さらに前記実施例では電話機の設置高さ調整
範囲における一番下の位置を初期位置としたが、本発明
ではその他にも、例えば中段の位置又は上段の位置を初
期位置とし、この位置から背丈情報に合せて昇降を行な
うようにしてもよい。
【0061】また、前述した緊急上昇において上昇させ
る電話機設置位置は予め定めた最高位置に限定されず、
例えば中段の所定位置やマットスイッチが圧力を検出し
なくなる途中の位置まで緊急上昇させるとしてもよい。
【0062】一方、前記実施例ではシーケンスコントロ
ーラにコンピュータを搭載してプログラムで行うとした
が、例えばセンサとデジタル電子回路,リレー回路を組
み合せたシーケンス回路を使うようにしてもよい。
【0063】さらにまた、本発明の電話機自動昇降装置
には、電話機を囲む電話ボックスは必須ではなく、ボッ
クスが無くても実施できる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電話機自
動昇降装置によれば、利用者の電話機使用状態における
背丈に合わせて電話機の設置高さを自動的に調整するこ
とができ、使い勝手の良い電話機システムを提供するこ
とができる。とくに、車椅子に乗っている人など、電話
機使用状態において背丈が低い利用者には従来の画一化
された設置高さの電話機や手動操作で高さ調節する電話
機は非常に使い難い(ときには使用困難)ものであった
が、本発明によってこれが確実に解消される。また電話
機の降下時に電話機下のスペースに子供などが入り込ん
だり、障害物が置かれるなどの事態に迅速に対処可能な
信頼性の高い電話機自動昇降装置を提供できる。さら
に、静音性にも優れ、利用者の電話機使用状態における
背丈の検知精度にも優れた電話機自動昇降装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電話機自動昇降装置を適用した一
実施形態を示す公衆電話の概観斜視図。
【図2】同実施例の電話機システムの概観斜視図。
【図3】支持ダクト内の支持部及び可動部を示す概観斜
視図。
【図4】図3中のIV−IV線に沿った断面図。
【図5】チェーンの張設状態を説明する部分説明図。
【図6】電気系統の構成図。
【図7】光センサによる対象物検知の原理を示す説明
図。
【図8】光センサを横置き形に配置した場合の誤検出を
説明する図。
【図9】シーケンスコントローラで実施されるメインプ
ログラムの一例を示すフローチャート。
【図10】電話機使用状態において中程度の背丈の利用
者に対する上昇・降下処理を示すサブプログラムのフロ
ーチャート。
【図11】電話機使用状態において背の高い利用者に対
する上昇・降下処理を示すサブプログラムのフローチャ
ート。
【図12】マットスイッチオン時の緊急上昇処理を示す
サブプログラムのフローチャート。
【図13】昇降動作例を示すタイミングチャート。
【図14】3段階の昇降動作を示す概観図。
【符号の説明】
11 電話機システム 20 電話機 21 支持ダクト 21a 取付部 30 支持部 32L、32R レール 34LU 、34LL 、34RU 、34RL ローラ部 35、36、37 ベアリング 41 昇降板 42 電動モータ 46 チェーン 63、64 光センサ 66〜68 リミットスイッチ 70 マットスイッチ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−241788(JP,A) 特開 平1−109948(JP,A) 特開 平3−87472(JP,A) 実開 平1−10604(JP,U) 実開 平5−88055(JP,U) 実公 昭2−10746(JP,Y1)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機の設置高さをその使用状態におけ
    る上下方向に所定範囲で昇降可能に支持する支持手段
    と、前記電話機の利用者の電話機使用状態における背丈
    の高低に関する情報を当該利用者には非接触で検知する
    検知手段と、この検知手段が検知した情報に基づき前記
    電話機の前記上下方向の設置高さを昇降制御するととも
    にその非使用時には前記所定範囲内の最も低い設置高さ
    に制御する昇降制御手段と、前記電話機の外側底部に設
    けられ且つ圧力を検知する圧力検知手段と、前記昇降制
    御手段により前記電話機を降下させている間に前記圧力
    検知手段により所定圧以上の圧力が検知されたときには
    前記電話機を強制的に上昇退避させる強制上昇手段とを
    備えたことを特徴とする電話機自動昇降装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降制御手段は、前記電話機の上下
    方向の設置高さを前記背丈の高低に関する情報に基づい
    て前記所定範囲内で複数段の段階的に調節する調節手段
    を有したことを特徴とする請求項1記載の電話機自動昇
    降装置。
  3. 【請求項3】 前記支持手段は、前記上下方向に立設さ
    れた柱状部と、この柱状部内に前記上下方向に沿って設
    置され且つその上下方向に直交する断面が略凹状のレー
    ル部材と、このレール部材の略凹状内部に前記上下方向
    に移動可能に設けられたローラ部と、このローラ部から
    前記レール部材の外部に延設されて前記電話機を支持す
    る支持体部とを備え、前記ローラ部は前記上下方向に直
    交する面内の互いに直交する2軸方向に設置された複数
    のベアリングを有し、このベアリングの各々の外周には
    合成樹脂を巻装したことを特徴とする請求項1記載の電
    話機自動昇降装置。
  4. 【請求項4】 前記電話機は、前記利用者の出入り口と
    して内側に折れる折戸を備えた電話ボックス内に設置し
    てあり、前記検知手段は、前記折戸の方向に向けて光ビ
    ーム信号を発光する発光部と、前記光ビーム信号の反射
    信号を受光する受光部と、この受光部の受光信号を用い
    て光学的三角測距方式により反射源までの距離を求める
    ことで前記利用者の有無を検知する信号処理部とを備え
    た光センサを有し、前記発光部及び受光部が前記上下方
    向に沿った同一軸上に位置するように前記光センサを縦
    置き配置したことを特徴とする請求項1記載の電話機自
    動昇降装置。
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