JPH07196803A - フッ素化ポリジオルガノシロキサン基剤及びストックの製造方法 - Google Patents

フッ素化ポリジオルガノシロキサン基剤及びストックの製造方法

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JPH07196803A
JPH07196803A JP4302284A JP30228492A JPH07196803A JP H07196803 A JPH07196803 A JP H07196803A JP 4302284 A JP4302284 A JP 4302284A JP 30228492 A JP30228492 A JP 30228492A JP H07196803 A JPH07196803 A JP H07196803A
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Roger George Chaffee
ジョージ チャフィー ロジャー
Randall A Siegel
アラン シーゲル ランダル
Rocco J Voci
ジョセフ ボシ ロッコ
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Dow Corning Corp
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/42Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences
    • C08G77/44Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences containing only polysiloxane sequences
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/04Polysiloxanes
    • C08L83/08Polysiloxanes containing silicon bound to organic groups containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 引張強さと引裂強さが向上した硬化エラスト
マーを与えるフッ素化されたポリジオルガノシロキサン
の基剤及びストックの製造方法を提供する。 【構成】 ウィリアムス可塑度数が225より大きい、
末端をヒドロキシル基でブロックされたトリフルオロプ
ロピルメチルシロキサンをメチルビニルジ(N−アルキ
ルアセトアミド)シランと反応させて、鎖の延長箇所の
みにペンダントのビニル基を有する鎖の延長したポリマ
ーを得、次いでヒュームドシリカで強化して基剤にす
る。この基剤をビニル基用有機過酸化物と混合してスト
ックを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トリフルオロプロピル
基を含有する、引張強さの改良されたシリコーンゴムに
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】197
3年12月4日発行の米国特許第3776934 号明細書は、
メチルビニルジ(N−メチルアセトアミド)シランとそ
の製造を教示する。このアミドシランは、オルガノシロ
キサン組成物で連鎖延長剤として使用する際に独特な特
性を有すると述べられている。湿分への暴露により硬化
する組成物のような室温加硫性シリコーンエラストマー
での利用が教示されている。
【0003】1977年4月26日発行の米国特許第40
20044 号明細書は、メチルビニルジ(N−アルキルアセ
トアミド)シランと末端をヒドロキシル基でブロックさ
れたポリジオルガノシロキサンとを混合し、この混合物
を室温で反応させて、分子量が増大しそして鎖中のメチ
ルビニルシロキサン単位が増加したポリジオルガノシロ
キサンを提供することを開示する。製造さたガムは、ビ
ニル基用有機過酸化物のような有機過酸化物を使用して
架橋させることができる。
【0004】1982年8月31日発行の米国特許第43
47336 号明細書は、組成物が貯蔵安定性で且つまた加熱
により架橋するためには、末端をヒドロキシル基でブロ
ックされたポリジオルガノシロキサン、メチルビニルシ
リル−ビス−ピロリドン及び有機過酸化物を組み合わせ
ることが必要であると指摘している。
【0005】1986年9月30日発行の米国特許第46
14760 号明細書は、末端をヒドロキシル基でブロックさ
れたポリジオルガノシロキサン、アミド基を二つ有する
二官能性シラン及び有機過酸化物の、低粘度の一液型組
成物を教示する。この組成物は、所定の場所に配置し、
次いで鎖を延長させてポリマー分子量を増加させて、湿
分への暴露により硬化したエラストマーの物理的性質を
向上させることができる。鎖の延長後、加熱して有機過
酸化物を活性化させることにより架橋を完成する。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用効果】末端をヒド
ロキシル基でブロックされたポリメチルトリフルオロプ
ロピルシロキサンガムをメチルビニルジ(N−メチルア
セトアミド)シランと一緒にし、そして配合してフルオ
ロシリコーンゴムストックにし、次いでこれをビニル基
用(vinyl specific)有機過酸化物で硬
化させることにより、高強度のフルオロシリコーンエラ
ストマーが得られる。
【0007】更に配合して引張強さと引裂強さが向上し
たエラストマーを与えることができるフッ素化されたポ
リジオルガノシロキサン基剤を製造するための方法が見
いだされた。この方法は、(A)23〜100℃の温度
に加熱され、乾燥窒素の流れでスウィープ(swee
p)されているミキサー中で、(1)ウィリアムス可塑
度数が225より大きい、末端をヒドロキシル基でブロ
ックされたトリフルオロプロピルメチルシロキサン10
0重量部、をこのシロキサンから自由な水を除去するの
に十分な時間剪断する工程、(B)次いで、乾燥窒素ス
ウィープを続けながら、ポリマーのウィリアムス可塑度
数を増大させるのに十分な時間80℃未満の温度で、
(2)メチルビニルジ(N−アルキルアセトアミド)シ
ラン0.1〜1.5重量部、と混合する工程、(C)次
いで、粘度が25℃において約0.1Pa・s であって約
6重量%のヒドロキシル基を有する、末端をヒドロキシ
ル基でブロックされたメチル(トリフルオロプロピル)
ポリシロキサン5〜20重量部を、均一混合物が得られ
るまで混ぜ合わせる工程、(D)約5〜15重量%のビ
ニル基と残りのメチル基とを有するポリジオルガノシロ
キサン流体0〜4重量部を混合する工程(E)次いで、
表面積が少なくとも200m2 /gであるヒュームドシ
リカ25〜50重量部を、このシリカがポリマー混合物
中に均一に分散して均一な高粘度の混合物が得られるよ
うな速度で混合する工程、(F)次いで、混合しなが
ら、少なくとも150mmHgの減圧下で少なくとも130
℃の温度に少なくとも1時間加熱して基剤を生成する工
程、を含む。
【0008】上記の基剤は、その後ビニル基用(vin
yl specific)有機過酸化物と標準的なやり
方で配合して触媒入りにし、硬化すると向上した引張強
さと引裂強さを示すストックを与えることができる。
【0009】この方法に従って向上した結果が得られる
根底は、鎖に沿って非常に特定の位置にペンダントのビ
ニル基を有する非常に高分子量のポリマーの配合物であ
ると信じられる。
【0010】成分(1)は、ASTM D 926に従
って測定したウィリアムス可塑度数が225より大き
い、末端をヒドロキシル基でブロックされたトリフルオ
ロプロピルメチルシロキサンである。このようなポリマ
ーは、トリフルオロプロピルメチルシロキサンナトリウ
ム塩のような触媒の存在下でのトリフルオロプロピルメ
チルシクロシロキサンのバッチ重合により得ることがで
きる。本発明においては、ポリマーがウィリアムス可塑
度数により指示される必要な鎖の長さを有することが非
常に重要である。と言うのは、これはその後、最終のポ
リマーの鎖におけるビニル基の間隔を決めるプロセスで
用いられるからである。
【0011】成分(2)はメチルビニルジ(N−アルキ
ルアセトアミド)シランである。好ましい成分(2)は
メチルビニルジ(N−メチルアセトアミド)シランであ
る。
【0012】本発明の方法は、最初に、末端をヒドロキ
シル基でブロックされたポリマー(1)を乾燥させて、
次に続く反応を妨害するであろう自由な水をいずれも除
去する。次に、乾燥したヒドロキシル基で末端ブロック
されたポリマーをメチルビニルジ(N−アルキルアセト
アミド)シランと混合する。混合されると、このシラン
のN−アルキルアセトアミド基はポリマーのヒドロキシ
ル末端ブロック基と反応して、まずそのポリマーにN−
アルキルアセトアミドシリル末端ブロックを与え、その
後その末端ブロックが別のポリマー鎖の別のヒドロキシ
ル末端ブロック基と反応すると、鎖が結合して一緒にな
り、これらの二つの鎖がシランにより結合された箇所に
ビニルペンダント基を与える。結果として得られるエラ
ストマーの物理的性質は、鎖の延長されたポリマーがペ
ンダントのビニル基間の間隔が最大のものであり且つそ
のポリマー自体の長さが最大である場合に改良される、
ということが分かった。
【0013】メチルビニルジ(N−アルキルアセトアミ
ド)シラン(2)の最小量は、ポリマー(1)の鎖の延
長を有意のものにするために、100重量部のポリマー
(1)当り約0.1重量部である。好ましくは、この連
鎖延長剤は約0.3〜1.5部存在する。より多量の連
鎖延長剤は所望される高分子量ポリマーを与えるばかり
でなく、連鎖延長剤がより少量の場合にあって見られる
ほど粘着性にならないという点で処理加工上の取扱いや
すさが改善されたポリマーを与える。1.5重量部より
も多量の連鎖延長剤を使用することができるが、向上し
た特性を得るのに有利なことは何もないように思われ、
連鎖延長剤の量が約1.5部より多くなるにつれてジュ
ロメーター値が上昇し、またレジリエンスが増大する一
方で、引張強さは低下し、また伸びは2部及び2.5部
では増加するが、次いで連鎖延長剤量が4.5部になる
まで減少し始める。
【0014】鎖に沿って間隔をあけたペンダントのビニ
ル基があり、これらのビニル基の間の鎖の長さが相対的
に長い高分子量のポリマーは、このポリマーに末端をヒ
ドロキシル基でブロックされたメチル(トリフルオロプ
ロピル)ポリシロキサン(C)を混合し、続いてポリマ
ーに必要な強化を施すため表面積が少なくとも200m
2 /gであるヒュームドリカ(E)を混ぜて、通常のよ
うに配合して基剤にされる。末端をヒドロキシル基でブ
ロックされたポリシロキサンはシリカ表面のヒドロキシ
ル基と反応して、メチル(トリフルオロプロピル)シリ
ル基を有するその場で処理された表面を与える。この処
理されたシリカはポリマー中に適当に分散させるのがよ
り容易であり、そして混合物は老化によってクレープ
(crepe)しない。
【0015】最善の結果を得るための(C)の量は、使
用するヒュームドシリカ(E)の量にも使用するそのヒ
ュームドシリカの表面積にも関係する。表面積が約40
0m 2 /gのフュームドシリカ33部を100重量部の
ポリマーと一緒にする場合には、(C)の量はポリマー
100重量部当り7〜13重量部にすることができ、好
ましいのは9〜10部である。
【0016】組成物の圧縮永久ひずみと取扱い性は、5
〜15重量%のビニル基を有し残りがメチル基であるポ
リジオルガノシロキサン流体(D)を加えて改善するこ
とができる。ポリジオルガノシロキサン流体(D)は好
ましくはヒュームドシリカ(E)を添加する前に加えら
れる。適当であることが分かっている流体には、25℃
での粘度が8〜25Pa・s であり、約7.7重量%のビ
ニル基を有する、末端をジメチルビニルシロキサン基で
ブロックされた78モル%のジメチルシロキサン単位及
び22モル%のメチルビニルシロキサン単位のコポリマ
ー、並びに、メチル基とビニル基を有し、そして約10
重量%のビニル基と約16重量%のヒドロキシル基を有
する、末端をヒドロキシル基でブロックされたポリジオ
ルガノシロキサンが包含される。適当な量は、一番目の
流体が最高で4重量部まで、二番目の流体が最高で1.
5部までである。
【0017】本発明の方法では、その後少なくとも15
0mmHgの減圧下で混合を続けながら混合物を少なくとも
130℃の温度で少なくとも1時間加熱して基剤を得
る。この加熱工程は、全ての反応が十分に完了するのを
保証するためのものであり、また存在していたかもしれ
ないあるいは処理中に生成されたいずれの揮発性物質も
除去するためのものである。
【0018】基剤は、ビニル基用有機過酸化物を加え、
またシリコーンストックで標準的に用いられる任意の他
の添加剤、例えば増量用充填材、熱安定性添加剤、顔料
といったようなものも加えて、耐溶剤性のシリコーンエ
ラストマー成形品を成形するのに適したストックにされ
る。ビニル基用の有機過酸化物(vinyl spec
ific organic peroxides)は当
該技術分野においてよく知られており、そしてこれに
は、ジ−tert−ブチルペルオキシド、tert−ブ
チルペルベンゾエート、ジクミルペルオキシド、2,5
−ビス(tert−ブチルペルオキシ)−2,5−ジメ
チルヘキサン、及びtert−ブチルペルオキシイソプ
ロピルカーボネートが包含される。好ましいものは、L
upersol 101液、Luperco 101粉
末及びVarox粉末として市販される、2,5−ビス
(tert−ブチルペルオキシ)−2,5−ジメチルヘ
キサンである。
【0019】
【実施例】以下に掲げる例は、例示の目的のためのみに
この明細書に含まれるものであって、特許請求の範囲に
正式に記載される本発明を限定するものと解釈されるべ
きではない。
【0020】例1 本発明の方法に従って試料1を調製した。約99.4モ
ル%のトリフルオロプロピルメチルシロキサン単位と
0.6モル%のメチルビニルシロキサン単位を有し、ウ
ィリアムス可塑度数が約280である、末端をヒドロキ
シル基でブロックされたポリジオルガノシロキサン10
0部をドウ型ミキサー内に入れた。ミキサーを閉じ、そ
してミキサー内あるいはこのポリマー中に存在している
自由な水をいずれも除去するため、ミキサーを通してポ
リマー上に乾燥窒素をスウィープしながら約75℃に加
熱した。いずれの自由な水も除去してから、約80重量
%がメチルビニルジ(N−メチルアセトアミド)シラン
であって残りの20%が主としてメチル−N−メチルア
セトアミド、ジ(メチルビニル−N−アセトアミド)メ
チルビニルシラン及びキシレンからなる不純物である連
鎖延長剤0.3部を、ミキサーを大気に開放せずにミキ
サーに加え、そしてこれらの条件下で約30分間混合を
続けた。次に、78モル%がジメチルシロキサン単位で
22モル%がメチルビニルシロキサン単位であって、約
7.7重量%のビニル基を有し、25℃での粘度が8〜
25Pa・s である、末端をジメチルビニルシロキシ基で
ブロックされたコポリマーを2部混ぜ入れ、それから、
25℃での粘度が約0.1Pa・sであって約6重量%の
ヒドロキシル基を有する、末端をヒドロキシル基でブロ
ックされたメチル(トリフルオロプロピル)ポリシロキ
サンを11.5部混ぜ入れた。次いで、表面積が約40
0m2 /gのヒュームドシリカ35部を分割してゆっく
りと加え、各分割分を次のものを加える前に混合物に完
全に混合して混ぜ合わせた。ヒュームドシリカを余りに
も速い速度で加えると、混合物は粉末になり、シリカを
ポリマー中へそれ以上分散させることが困難になる。こ
れが起こる場合には、二本ロール機により混合して粉末
を可塑性の塊に戻すことができる。シリカを全部加え、
更に30分間混合してシリカを完全に分散させてから、
窒素スウィープを停止し、ミキサーを約500mmHgの減
圧にし、そしてミキサーの内容物を125℃に2時間加
熱した。それからミキサーを冷却させ、完成した基剤を
取出した。この基剤のウィリアムス可塑度数は467で
あった。
【0021】上記の基剤100部と、ヒドロキシル末端
ブロック基を有しウィリアムス可塑度が約170である
ポリジメチルシロキサンガムに第二セリウム水和物50
重量%が分散しているもの1部と、粉末担体に2,5−
ビス(tert−ブチルペルオキシ)−2,5−ジメチ
ルヘキサンが50%担持された触媒1部を混合して、ス
トックを配合した。次にこのストックを、プレス機で成
形して厚さ0.075インチ(約1.91mm)のシート
にしそして171℃で10分間硬化させて、試験シート
にした。このシートの一部分を200℃で4時間、後硬
化させた。それから、プレスして硬化させた試料と後硬
化させた試料の両方の試験を行って、表1に示した結果
を得た。ジュロメーター値はASTM D 2240に
従って測定し、引張強さと破断点での伸びはASTM
D 412に従い、引裂強さはASTM D 624、
ダイBに従い、そして圧縮永久ひずみはASTM D
395に従って測定した。
【0022】処理の初めにポリマーを乾燥させなかった
ことを除いて、同じやり方で比較試料2を調製した。窒
素スウィープはポリマー(1)に連鎖延長剤(2)を加
えた後まで始めなかった。完成した基剤のウィリアムス
可塑度数は330であった。この基剤を試料1と同じよ
うにストックにして試験し、表1に示した結果を得た。
物理的性質が劣っているのは、恐らく、連鎖延長剤がそ
れを入れた時にミキサー内に存在していた水と反応した
ためポリマーの鎖が最適な程度まで延長されなかったた
めである。
【0023】 表 1 ジュロメーター値 引張強さ 伸 び試 料 (ショアーA) (psi(kg/cm2)) (%) (プレス硬化したもの) 1 37 1755(123.4) 629 2* 32 1274(89.6) 744 (後硬化したもの) 1 42 1856(130.5) 637 2* 38 1235(86.8) 697 引裂強さ 圧縮永久ひずみ試 料 (psi(kg/cm2)) (%) (プレス硬化したもの) 1 210(14.8) - 2* 300(21.1) - (後硬化したもの) 1 270(19.0) 32.6 2* 295(20.7) 46.3 *比較例
【0024】例2 いろいろな量の連鎖延長剤を使って一連の試料を調製し
た。おのおのの場合に、まず、ミキサーで低圧スチーム
を用いそして45分間窒素フウィープを行いながら45
分間混合して100部の基剤を乾かし、次いで表2に示
す量の例1の架橋剤を加えた。30分間混合して鎖を延
長させてから、78モル%がジメチルシロキサン単位で
22モル%がメチルビニルシロキサン単位であって、約
7.7重量%のビニル基を有し、25℃での粘度が8〜
25Pa・s である、末端をジメチルビニルシロキシ基で
ブロックされたコポリマー3部と、25℃での粘度が約
0.1Pa・s であって約6重量%のヒドロキシル基を有
する、末端をヒドロキシル基でブロックされたメチル
(トリフルオロプロピル)ポリシロキサン13部を混ぜ
入れ、続いて表面積が約250m2 /gのヒュームドシ
リカ40部をゆっくり加えた。シリカの分散後、混合物
を約680mmHgの減圧下に約160℃の温度で1時間加
熱した。その結果得られた基剤の可塑度を表2に示す。
【0025】例1におけるように、各基剤を配合してス
トックにし、成形して試験試料にし、試験して、表2に
示した結果を得た。必要とされる連鎖延長剤の下限は、
後硬化した状態での引張強さの著しい増大で示されるよ
うに、ポリマー100部当り約0.1部であるように思
われる。
【0026】 表 2 連鎖延長剤 ウィリアムス ジュロメーター値試 料 (部) 可塑度数 (ショアーA) (プレス硬化したもの) 3* 0.05 353 31 4 0.10 394 30 5 0.15 450 28 6 0.20 460 30 7 0.30 411 33 8 0.50 427 40 (後硬化したもの) 3* 0.05 353 35 4 0.10 394 33 5 0.15 450 33 6 0.20 460 34 7 0.30 411 36 8 0.50 427 43 引張強さ 伸 び 引裂強さ試 料 (psi(kg/cm2)) (%) (psi(kg/cm2)) (プレス硬化したもの) 3* 1045(73.5) 651 284(20.0) 4 1127(79.2) 605 284(20.0) 5 1427(100.4) 614 197(13.6) 6 1469(103.3) 601 190(13.4) 7 1554(109.3) 598 207(14.6) 8 1651(116.1) 535 249(17.5) (後硬化したもの) 3* 1185(83.3) 756 306(21.5) 4 1382(97.2) 714 284(20.0) 5 1676(117.9) 694 245(17.2) 6 1685(118.5) 675 291(20.5) 7 1597(112.3) 631 285(20.0) 8 1719(120.9) 574 297(20.9)
【0027】例3 別のポリマーを使って比較の試料を調製した。初めに、
約99.4モル%のトリフルオロプロピルメチルシロキ
サン単位と0.6モル%のメチルビニルシロキサン単位
を有し、ウィリアムス可塑度数が約280である、末端
をヒドロキシル基でブロックされたポリジオルガノシロ
キサン100部をミキサーに入れ、上記の通りに乾燥さ
せて、それから0.5部の連鎖延長剤を加えて混合し
た。このミキサーで500mmHgに20分間真空引きして
いずれの揮発性物質も除去した。次に、78モル%がジ
メチルシロキサン単位で22モル%がメチルビニルシロ
キサン単位であって、約7.7重量%のビニル基を有
し、25℃での粘度が8〜25Pa・s である、末端をジ
メチルビニルシロキシ基でブロックされたコポリマー2
部と、25℃での粘度が約0.1Pa・s であって約6重
量%のヒドロキシル基を有する、末端をヒドロキシル基
でブロックされたメチル(トリフルオロプロピル)ポリ
シロキサン11.5部を混ぜ入れ、続いて表面積が約4
00m2 /gのフュームドシリカ35部をゆっくりと加
えた。シリカの分散後、混合物を約480mmHgの真空の
ミキサーで175psi (12.3kg/cm2 )のスチーム
圧力で30分間加熱した。この基剤は、ミキサーから取
り出した時には小片(crumb)の形であったが、こ
の小片は二本ロール機で試験すると容易に結束した。こ
の基剤のウィリアムス可塑度数は478であった。
【0028】例1におけるようにストックを調製して試
験を行い、表3に示した結果を得た。
【0029】本発明のポリマーではない上記のポリマー
の代りに本発明のポリマーである例1のポリマーを使っ
て、同様の調製を行った。鎖に沿ってビニル基を有する
ポリマーを使用すると、本発明について規定されたポリ
マーを使って得られる結果は得られない。
【0030】 表 3 ジュロメーター値 引張強さ 伸 び試 料 (ショアーA) (psi(kg/cm2)) (%) (プレス硬化したもの) 9* 38 1225(86.1) 366 10 37 1755(123.4) 629 (後硬化したもの) 9* 44 1494(105.1) 366 10 42 1856(130.5) 637 引裂強さ 圧縮永久ひずみ試 料 (psi(kg/cm2)) (%) (プレス硬化したもの) 9* 95(6.7) - 10 210(14.8) - (後硬化したもの) 9* 102(7.2) 13 10 270(19.0) 32 *比較例
【0031】例4 出発ポリマーとして分子量のより小さいポリマーを使用
して比較の試料を調製した。これは、連鎖延長剤からの
ビニル基が最終のポリマーの鎖により接近した間隔で存
在するポリマーを得ようとするものである。
【0032】初めに、25℃での粘度が約100Pa・s
(Dp約200)の、末端をヒドロキシル基でブロック
されたポリトリフルオロプロピル(メチル)シロキサン
を、29インチ(737mm)Hgの真空で2標準 ft3/h
(standard cubic feet per
hour)(0.057標準m3 /h)の速度で乾燥窒
素スウィープしているミキサーに入れ、60〜70℃の
温度で1時間加熱して乾燥させた。次に、0.76部の
連鎖延長剤を同じ窒素スウィープ下に、減圧せず、30
〜35℃の温度で10分間加えた。鎖の延長したガムを
29インチ(737mm)Hgの減圧下で脱気して、ミキサ
ーで冷却水を用いながら4分間混合した。得られた高重
合体のウィリアムス可塑度数は566であった。重量平
均分子量は約2,640,000であり、また数平均分
子量は約1,550,000であって、約9925のD
pに相当した。
【0033】次に、このポリマーを、78モル%がジメ
チルシロキサン単位で22モル%がメチルビニルシロキ
サン単位であって、約7.7重量%のビニル基を有し、
25℃での粘度が8〜25Pa・s である、末端をジメチ
ルビニルシロキシ基でブロックされたコポリマー2部、
及び25℃での粘度が約0.1Pa・s であり、約6重量
%のヒドロキシル基を有する、末端をヒドロキシル基で
ブロックされたメチル(トリフルオロプロピル)ポリシ
ロキサン13部と混合し、それから表面積が約250m
2 /gのヒュームドシリカ33部をゆっくり混ぜ合わせ
て、基剤を調製した。シリカの分散後、この基剤を約2
6インチ(660mm)Hgの減圧下に約155℃の温度で
1時間加熱した。得られた基剤のウィリアムス可塑度数
は約370であった。
【0034】この基剤を、例1におけるように、配合し
てストックにし、成形して試験試料にし、そして表4に
試料11として示した結果を得た。
【0035】鎖の長さがもっと短いポリマーを使っても
う一つの比較試料を調製した。まず、25℃での粘度が
約10Pa・s の、末端をヒドロキシル基でブロックされ
たポリトリフルオルプロピル(メチル)シロキサン(D
p約80)100部を乾燥させ、そして上記の鎖長延長
剤2.2部と混合した。その結果得られた高重合体のウ
ィリアムス可塑度数は400であった。重量平均分子量
は約1,030,000、数平均分子量は約541,9
00であって、約3500のDpに相当した。
【0036】次に、直ぐ上で説明したのと同じようにし
て別の基剤を調製し、その基剤からストックを調製し
た。結果を試料12として表4に示す。
【0037】 表 4 ジュロメーター値 引張強さ 伸 び試 料 (ショアーA) (psi(kg/cm2)) (%) (プレス硬化したもの) 11* 34 1174(82.6) 346 12* 59 800(56.3) 83 (後硬化したもの) 11* 39 1440(101.3) 347 12* 62 776(54.6) 79 引裂強さ 圧縮永久ひずみ試 料 (psi(kg/cm2)) (%) (プレス硬化したもの) 11* 56(3.9) 24.2 12* 24(1.7) 11.1 (後硬化したもの) 11* 77(5.4) 21 12* 28(2.0) 9.4 *比較例
【0038】例5 過剰量の効果を測定するために連鎖延長剤の量を増加さ
せた一連の試料を調製した。
【0039】まず、例1の出発ポリマー100部をミキ
サーに入れ、混合しながら5分間窒素パージを行った。
次に、表5に示した量の連鎖延長剤を、生成する高重合
体が砕けて粉末になるよりもガムとしてとどまるように
少しずつ、ゆっくりと加えた。これらの添加には30〜
45分を要した。連鎖延長剤を全部加えてから、78モ
ル%がジメチルシロキサン単位で22モル%がメチルビ
ニルシロキサン単位であって、約7.7重量%のビニル
基を有し、25℃での粘度が8〜25Pa・s である、末
端をジメチルビニルシロキシ基でブロックされたコポリ
マーを2部加え、10分間混合し、次いで、25℃での
粘度が約0.1Pa・s であって約6重量%のヒドロキシ
ル基を有する、末端をヒドロキシル基でブロックされた
メチル(トリフルオロプロピル)ポリシロキサンを13
部加え、10分間混合した。最後に、表面積が約250
2 /gのヒュームドシリカ43部を三分の一に分け
て、各分割分を次のものを加える前に十分分散させなが
ら加えた。全部のヒュームドシリカを加えてから、ミキ
サーを通して窒素スウィープを行いながら混合物を約2
6〜28mmHgの真空下で約170℃に1時間加熱した。
次に、これらの基剤を減圧と窒素スウィープとを継続し
ながら冷却した。
【0040】これらの基剤を、例1におけるように配合
してストックにし、可塑度について試験し、成形して試
験試料にし、そして試験を行って表5に示した結果を得
た。
【0041】 表 5 連鎖延長剤 ウィリアムス ジュロメーター値試 料 (部) 可塑度数 (ショアーA) (プレス硬化したもの) 13 1.5 400 54 14 2.0 - 52 15 2.5 363 51 16 3.5 378 62 17 4.5 383 62 (後硬化したもの) 13 1.5 400 57 14 2.0 - 55 15 2.5 363 57 16 3.5 378 65 17 4.5 383 66 引張強さ 伸 び 引裂強さ試 料 (psi(kg/cm2)) (%) (psi(kg/cm2)) (プレス硬化したもの) 13 1897(133.4) 429 312(21.9) 14 1738(122.2) 485 310(21.8) 15 1731(121.7) 505 301(21.2) 16 1801(126.7) 352 201(14.1) 17 1698(119.4) 372 207(14.6) (後硬化したもの) 13 1839(129.3) 421 282(19.8) 14 1747(122.9) 473 320(22.5) 15 1680(118.1) 462 300(21.1) 16 1710(120.3) 316 229(16.1) 17 1690(118.8) 364 180(12.7)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ランダル アラン シーゲル アメリカ合衆国,ミシガン ミッドラン ド,サウス 6 1/2 マイル ロード 1132 (72)発明者 ロッコ ジョセフ ボシ アメリカ合衆国,ミシガン ミッドラン ド,ワイルドウッド 1115

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次に掲げる工程(A)〜(F)から本質
    的になる、硬化すると引張強さ及び引裂強さが向上した
    エラストマーを与えるフッ素化ポリジオルガノシロキサ
    ン基剤の製造方法。 (A)23〜100℃の温度に加熱され、乾燥窒素の流
    れでスウィープされているミキサー中で、(1)ウィリ
    アムス可塑度数が225より大きい、末端をヒドロキシ
    ル基でブロックされたトリフルオロプロピルメチルシロ
    キサン100重量部、をこのシロキサンから自由な水を
    除去するのに十分な時間剪断する工程 (B)次いで、乾燥窒素スウィープを続けながら、ポリ
    マーのウィリアムス可塑度数を増大させるのに十分な時
    間80℃未満の温度で、(2)メチルビニルジ(N−ア
    ルキルアセトアミド)シラン0.1〜1.5重量部、と
    混合する工程 (C)次いで、粘度が25℃において約0.1Pa・s で
    あって約6重量%のヒドロキシル基を有する、末端をヒ
    ドロキシル基でブロックされたメチル(トリフルオロプ
    ロピル)ポリシロキサン5〜20重量部を、均一混合物
    が得られるまで混ぜ合わせる工程 (D)約5〜15重量%のビニル基と残りのメチル基と
    を有するポリジオルガノシロキサン流体0〜4重量部を
    混合する工程 (E)次いで、表面積が少なくとも200m2 /gであ
    るヒュームドシリカ25〜50重量部を、このシリカが
    ポリマー混合物中に均一に分散して均一な高粘度の混合
    物が得られるような速度で混合する工程 (F)次いで、混合しながら、少なくとも150mmHgの
    減圧下で少なくとも130℃の温度に少なくとも1時間
    加熱して基剤を生成する工程
  2. 【請求項2】 請求項1の基剤をビニル基用(viny
    l specific)有機過酸化物と混合して、硬化
    すると引張強さ及び引裂強さが向上したエラストマーを
    生じるシリコーンゴムストックを得ることを含む、フッ
    素化ポリジオルガノシロキサンストックの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法により製造されたフ
    ッ素化ポリジオルガノシロキサン基剤。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の方法により製造されたフ
    ッ素化ポリジオルガノシロキサンストック。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のストックを硬化させて得
    られたフッ素化ポリジオルガノシロキサンエラストマ
    ー。
JP4302284A 1991-11-13 1992-11-12 フッ素化ポリジオルガノシロキサン基剤及びストックの製造方法 Pending JPH07196803A (ja)

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