JPH0719569B2 - 照明用ランプ - Google Patents

照明用ランプ

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JPH0719569B2
JPH0719569B2 JP10898088A JP10898088A JPH0719569B2 JP H0719569 B2 JPH0719569 B2 JP H0719569B2 JP 10898088 A JP10898088 A JP 10898088A JP 10898088 A JP10898088 A JP 10898088A JP H0719569 B2 JPH0719569 B2 JP H0719569B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、寿命を表示する表示シートを貼着してなる照
明用ランプに関する。
従来の技術 蛍光ランプ等の照明用ランプは、一定のランプ寿命を有
しており、寿命の尽きた照明用ランプは取り替える必要
があるので、寿命の尽きる前にその照明用ランプのラン
プ寿命を判定して取り替えることが望まれる。従来、照
明用ランプのランプ寿命を判定するには、バルブの端部
の黒化現象を目安として行われている。
また、照明用ランプのバルブ表面に、紫外線によって変
色、退色する塗料等の有機材料を付着させ、変色、退色
の度合いによってランプ寿命を判定することも知られて
いる(実開昭53-14057号、同62-133366号公報など) 発明が解決しようとする課題 ところで、バルブの端部の黒化現象は照明用ランプの使
用条件によって変わり、ランプ寿命を適確に判定するこ
とが困難であった。また、照明用ランプのバルブ表面
に、紫外線によって変色或いは退色する有機材料を付着
させた場合には、他の照明用ランプ或いは外光によって
有機材料が影響を受け、変色或いは退色の度合いが変化
し、適確なランプ寿命の判定が不可能になるという問題
があった。
本発明は、従来の技術における上記のような問題点に鑑
みてなされたものである。
したがって、本発明の目的は、ランプ寿命を容易にかつ
適確に判定することができる照明用ランプを提供するこ
とにある。
課題を解決するための手段及び作用 本発明者等は紫外線、可視光線等の活性光の作用により
発色、変色あるいは退色する活性層を含む表示シートに
つき鋭意研究の結果、特定の層構成を有するものを照明
用ランプの表示シートとして使用すると、上記の目的が
達成されることを見出だし、本発明を完成するに至っ
た。
本発明の照明用ランプは、ランプのバルブ表面に、表示
シートを貼着してなるものであって、その第1のもの
は、表示シートが、支持体の少なくとも片面に、活性光
の作用によって発色、変色或いは退色する活性層を設
け、両最外層に活性光調節層を設けてなり、かつ、その
活性光調節層のうちでランプ本体側に位置する活性光調
節層の吸収カット波長λAと、外光側に位置する活性光
調節層の吸収カット波長λBとが、λA≦λBの関係を
有することを特徴とする。
また、第2のものは、表示シートが、活性光の作用によ
って発色、変色或いは退色する活性層の両面に活性光調
節層を設けてなり、その活性光調節層の少なくとも一方
が支持体としての機能を有し、かつ、その活性層調節層
のうちでランプ本体側に位置する活性光調節層の吸収カ
ット波長λAと、外光側に位置する活性光調節層の吸収
カット波長λBとが、λA≦λBの関係を有することを
特徴とする。
なお、本発明において、照明用ランプとは、低圧水銀
蒸気放電ランプ(例えば螢光灯)、高圧水銀蒸気放電
ランプ(例えば水銀灯)、高圧ナトリウムランプ、
金属蒸気放電ランプ(例えばメタルハライドランプ)
低圧水銀蒸気放電を原理としている放電ランプ(例え
ば、殺菌ランプ、光化学反応ランプ、健康線ランプ等)
等を意味する。
以下、図面を参酌して本発明の照明用ランプを説明す
る。第1図は、本発明の実施例の斜視図であり、(a)
及び(b)は、それぞれ、バルブ1の端縁部近傍に表示
シート2を貼着した状態を示す。
第2図及び第3図は本発明の第1の発明の照明用ランプ
におけるランプ表示シートを貼着した部分の断面図を示
すもので、第2図においては、表示シートは、支持体3
上に活性層4を設け、その上に活性光調節層51を設け、
支持体の別の側に活性光調節層52を設けた層構成を有
し、そして接着層6によって、バルブ1に貼着されてい
る。又、第3図においては、表示シートは、支持体3の
両側に活性光に対して感受性の異なる活性層41及び42を
設け、さらに各々の活性層の上に活性光調節層51及び52
を設けた層構成を有し、そして接着層6によって、バル
ブ1に貼着されている。この場合における活性光に対し
て感受性の異なる活性層とは、例えば発色速度が異なる
ものの組合せ、発色と退色の組合せ、退色速度の異なる
もの組合せ等があげられる。
第4図及び第5図は本発明の第2の発明の照明用ランプ
における表示シートを貼着した部分の断面図を示すもの
で、第4図においては、表示シートは、活性光調節層5
1、活性層4及び活性光調節層52が順次積層した層構成
を有しており、そして接着層6によって、バルブ1に貼
着されている。又第5図においては、表示シートは、活
性光調節層51、活性光に対して感受性の異なる二種類の
活性層活性層41及び42、及び活性光調節層52が順次積層
した層構成を有しており、そして接着層6によって、バ
ルブ1に貼着されている。これら第4図及び第5図にお
いて、活性光調節層51及び52の少なくとも一方は、支持
体としての機能を有するものが使用されている。
第2図ないし第5図に示される層構成を有する表示シー
トにおいて、ランプ本体側、即ち、バルブ1に貼着され
る側に位置する活性光調節層51は、その表示シートが貼
着されている照明用ランプから放射されて活性層に到達
する活性光の光量を調節するように作用し、一方、外光
側に位置する活性光調節層52は、表示シートが貼着され
ている照明用ランプ以外のランプその他の外光から放射
されて、活性層に到達する活性光の光量を調節するよう
に作用する。本発明におい、これら活性光調節層51及び
52は、活性光調節層51の吸収カット波長λAと、活性光
調節層52の吸収カット波長λBとが、λA≦λBの関係
を有することが必要である。これらの関係を第6図によ
って説明する。
第6図中、曲線Aは、活性光調節層51の分光透過率を、
曲線Bは、活性光調節層52の分光透過率を示し、λA及
びλBは、それぞれ活性光調節層51及び活性光調節層52
の光透過率が0になる波長、すなわちカット波長を意味
する。又、曲線Cは、活性層の作用スペクトルを示すも
ので、作用スペクトルとは、エネルギー或いはフォトン
数を一定にした活性層に入る入射光の各波長に対する活
性層の発色、変色或いは退色の度合い、例えば濃度変化
をプロットしたものである。又、λCは活性層の発色、
変色或いは退色変化を起こす活性光の長波長端を意味す
る。
第6図において、曲線Aと曲線Cとが交差した部分(斜
線で表わされる部分)は、ランプ本体側に位置する活性
光調節層51を透過して活性層に作用する活性光を表わ
す。この部分の面積が大きいほど、つまり、活性光調節
層51のカット波長λAが短波長側に移動するほど、活性
層に到達する活性光の光量が増加する。したがって、ラ
ンプ本体側に位置する活性光調節層51のカット波長を選
択することによって、活性層の発色、変色或いは退色速
度を調節することができる。
一方、外光側に位置する活性光調節層52は、外光からの
活性光が活性層に到達するのを調節する層である。もし
も活性光調節層52のカット波長λBが、活性光調節層51
のカット波長λAよりも短波長側にあると、照明用ラン
プからの活性光よりも外光による活性光の方が活性層に
優先して作用することになって、本発明の目的を達する
ことができなくなる。したがって、外光側に位置する活
性光調節層52の吸収カット波長λBは、ランプ本体側に
位置する活性光調節層51の吸収カット波長λAと少なく
とも同一であるか、又は長波長側に位置していることが
必要である。
次に本発明における表示シートに用いる構成材料につい
て述べる。
本発明の活性層は紫外線、可視光線等の活性光の作用に
よって発色、変色或いは退色等の色変化をきたす組成物
を含む層であり、このような組成物としては従来公知の
技術を用いることができる。
活性光の作用によって発色する組成物としては、紫外線
或いは可視光線等の作用によってフリーラジカル或いは
酸のような活性種を生ずる開始剤、および前記活性種と
の相互作用によって発色する発色剤との組み合わせを用
いることができる。
フリーラジカルを生ずる開始剤としては有機ハロゲン化
合物、例えば4臭化炭素、1,1,1-トリス(ブロモメチ
ル)プロパン、フェニルトリブロモメチルスルホン、p-
ニトロフェニルトリブロモメチルスルホン、2,4−ジク
ロロフェニルトリクロロメチルスルホン、ヘキサブロモ
ジメチルスルホオキサイド、ヘキサブロモジメチルスル
ホン、4,4-ジブロモ‐2,3-ヘキサンジオン、4-フェノキ
シ‐ジクロロアセトフェノン、0-ニトロ−α,α,α‐
トリブロモアセトフェノン等が例示される。
また酸を生じる開始剤としては、芳香族オニウム塩、例
えばジフェニルヨードニウムテトラフルオロボレート、
ジフェニルヨードニウムヘキサフルオロフォスフェー
ト、トリフエニルスルホニウムヘキサフルオロフォスフ
ェート、ビス(4-メトキシフェニル)フェニルスルホニ
ウムヘキサフルオロフォスフェート等が例示される。
また発色剤としてはトリフェニルメタン系、フルオラン
系、ローダミンラクタム系、フェノチアジン系、フタリ
ド系の化合物、例えばビス(4-ジメチルアミノフェニ
ル)フェニルメタン(ロイコマラカイトグリーン)、ト
リス(4-ジメチルアミノフェニル)フェニルメタン(ロ
イコクリスタルバイオレット)、ビス(4-ジエチルアミ
ノ‐2-メチルフェニル)フェニルメタン、ビス(4-ジエ
チルアミノ‐2-メトキシフェニル)フェニルメタン、ト
リス(4-ジエチルアミノ‐2-メチルフェニル)メタン、
ビス(4-ジベンジルアミノ‐2-メチルフェニル)フェニ
ルメタン、4-メトキシフェニル‐ビス(1-エチル‐2-メ
チルインドール‐3-イル)メタン、フェニル‐ビス(1-
n-ブチル‐2-メチルインドール‐3-イル)メタン、3-ジ
エチルアミノベンゾ〔a〕‐フルオラン、3-ジメチルア
ミノ‐6-メチル‐7-クロロフルオラン、3-シクロヘキシ
ルアミノ‐6-クロロフルオラン、3-(N-メチル‐N-フェ
ニルアミノ)‐6-(N-エチル‐N-p-トリルアミノ)フル
オラン、3-ジエチルアミノ‐7-クロロフルオラン、3-ジ
メチルアミノ‐6-メチル‐7-クロロフルオラン、3-(N
−シクロヘキシル‐N-メチルアミノ)‐6-メチル‐7-ア
ニリノフルオラン、3-ピロリジノ‐6-メチル‐7-アニリ
ノフルオラン、3-(N-エチル‐N-イソペンチルアミノ)
‐6-メチル‐7-アニリノフルオラン、3-(N-エチル‐N-
(2-オキソラニルメチルアミノ)‐6-メチル‐7-アニリ
ノフルオラン、3-ジエチルアミノ‐7-(m-フルオロアニ
リノ)フルオラン、3,6-ジエチルアミノフルオラン−ω
‐p-ニトロフェニルイミドラクタム、3,6-ジエチルアミ
ノフルオラン−ω‐p-クロロフェニルイミドラクタム、
3,7-ビス(ジメチルアミノ)‐10-ベンゾイルフェノチ
アジン、3,7-ビス(ジメチルアミノ)‐10-アセチルフ
ェノチアジン、3,3-ビス‐ジメチルアミノフェニル‐6-
ジメチルアミノフタリド(クリスタルバイオレットラク
トン)、3,3-ビス‐ジメチルアミノフェニルフタリド
(マラカイトグリーンラクトン)、3,3-ビス(1-エチル
‐2-メチルインドール‐3-イル)‐フタリド、3,3-ビス
(1-ブチル‐2-メチルインドール‐3-イル)‐フタリド
等、3,3-ビス(1-オクチル‐2-メチルインドール‐3-イ
ル)フタリド等が例示される。
また活性光の作用によって変色または退色する組成物と
してはジフェニルメタン系、トリフェニルメタン系、チ
アジン系、オキサジン系、キサンテン系、アンスラキノ
ン系、イミノナフトキノン系、アゾメチン系などの各種
色素を含む組成物、あるいはモノアゾ系、ジスアゾ系、
トリフェニルメタン系、金属錯塩系などの各種顔料を含
む組成物を用いることができる。さらに退色あるいは変
色の速度を速めることを目的に、前記した開始剤をこれ
らの色素あるいは顔料と組み合わせた組成物を用いるこ
とができる。
前記した色素の具体例としてはクリスタルバイオレッ
ト、ブロモフェノールブルー、ブロモクレゾールパープ
ル、テトラブロモフェノールブルー、ブロモチモールブ
ルー、チモールブルー、トリペオリン、メチルイエロ
ー、メチルオレンジ、メチルレッド、ニュートラルレッ
ド、クレゾールレッド、インジゴカルミン、ブロモフェ
ノールレッド、アリザリンイエローR、コンゴレッド、
フェノールフタレイン、チモールフタレイン等を挙げる
ことができる。
また顔料の具体例としてはハンザイエロー5G、ベンジジ
ンイエローGR、バルカンファーストイエローG、ハンザ
イエロー3R、イエローHR、パーマメントオレンジGTR、
バルカンオレンジ、クロモフタールオレンジ4R、パーマ
ネントボルドFGR、ブリリアントファーストスカーレッ
ト、レーキーレッドD、パーマネントカーミンFBB、ロ
ーダミン3Bレーキ、ビクトリアピュアブルーレーキ、ジ
アニシジンブルー、ナフトールグリーンB等を挙げるこ
とができる。
本発明における活性層は上記した組成物を皮膜形成性を
有する高分子バインダー、例えばエチルセルロース、酢
酸セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトロ
セルロース、セルロースアセテートブチレート、セルロ
ースアセテートプロピオネート等のセルロース誘導体、
ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩
化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体等の
塩化ビニル共重合体類、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−ビニルアルコール共重合体、エチレン−
塩化ヒニル共重合体等のエチレン共重合体類、ポリスチ
レン、スチレン−ブタジエン−アクリロニトリル共重合
体のようなポリスチレン類、ポリアクリル酸エステル、
ポリメタクリル酸エステルおよびこれらの共重合体等の
アクリル樹脂、ブチラール樹脂、エポキシ樹脂、アルキ
ッド樹脂、フェノール樹脂、飽和共重合ポリエステル樹
脂、フッ素樹脂等の塗料用樹脂、ポリカーボネート、ポ
リアリレート、ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、
芳香族ポリエステル、ポリフェニレンエーテル、アクリ
ロニトリル−塩素化ポリエチレン−スチレン共重合体の
ようなエンジニアリングプラスチックスなどと共に溶媒
(例えばメタノール、エタノール、イソプロパノール、
ベンゼン、トルエン、キシレン、酢酸エチル、酢酸イソ
ブチル、アセトン、2-ブタノン、4-メチル‐2-ペンタノ
ン、シクロヘキサノン、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、塩化メチレン、クロロホルム、1,2-ジクロロエタ
ン、1,1,1-トリクロロエタン、クロロベンゼン、ヘキサ
ン、ヘプタン、シクロヘキサン、ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルスルホキシド)に分散、溶解させてえた塗
液を支持体上に塗工することにより調製される。
活性層における各構成成分の量的割合については特に限
定はないが好ましい例を挙げれば以下の通りである。
発色層の場合 発色剤 10部 開始剤 0.01〜100 部 高分子バインダー 1〜1000部 変色層および退色層の場合 色素あるいは有機顔料 10部 開始剤 0〜100 部 高分子バインダー 1〜1000部 また活性層の厚さについては0.1〜100μm、好ましくは
0.5〜50μmである。
さらに上記した活性層を二層以上積層させることも可能
であり、例えば発色速度の異なる発色層の積層体、変色
あるいは退色速度の異なる変色層あるいは退色層との積
層体、発色層と変色層あるいは退色層との積層体が可能
である。このような積層体を設けるには、例えば、支持
体上に設けた第一の層上に第二の層を塗工する方法、支
持体上の片側に第一の層、別の側に第二の層を塗工する
方法等がある。又、二つの活性光調節層が支持体として
機能を有する場合には、その両者にそれぞれ第一の層と
第二の層を塗布し、それらを粘着層を介して貼り合わせ
ることによって積層させてもよい。
本発明において、活性層が設けられる支持体としては、
透明或いは半透明でシート形状のものが用いられ、セロ
ファンフィルム、ポリエステルフィルム、セルロースト
リアセテートフィルム、ポリカーボネートフィルム、ナ
イロンフィルム、フッ素樹脂フィルム、ポリエチレンフ
ィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリアリレートフィ
ルム、TPXフィルム等をあげることができる。
活性光調節層としては、活性光に対し吸収性を有する組
成物を含有する層を用いることができる。例えば、波長
450nm以下の活性光の波長領域に吸収性を有する組成物
には、従来公知の紫外線吸収性物質を用いることができ
る。例えば、紫外線吸収剤としてはベンゾトリアゾール
系、ベンゾフェノン系、サリシレート系、シアノアクリ
レート系、オキザリックアシドアニリド系等の化合物が
あげられる。さらに上記波長領域に吸収性を有する物質
として無機物質の微粒子、例えば酸化亜鉛、酸化チタ
ン、酸化すず、酸化ビスマス、酸化タングステン、チタ
ン酸バリウム、酸化亜鉛等の微粒子を含有させることも
できる。又、活性層の組成によっては、約450nm以上の
可視光に対しても活性を示すような層にすることがで
き、この様な場合には、当該活性光を吸収する各種染
料、顔料等を用いることができる。
本発明においては、ランプの本体側に位置する活性光調
節層と外光側に位置する活性光調節層とは、それらの吸
収カット波長が異なるようにすることが必要であるが、
そのためには、例えば紫外線吸収剤等の活性光吸収性物
質の種類を変える方法、活性光調節層の厚さを変える方
法、活性光調節層中の吸収性物質と高分子バインダーの
配合比率を変える方法等の手段によって吸収カット波長
が異なるものにすることができる。
活性光吸収性物質の種類を変える場合についてみると、
短波長側にカット波長を有する紫外線吸収剤の例として
は、2-(2-ヒドロキシ‐5-メチルフェニル)ベンゾトリ
アゾール、2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン、2-ヒドロ
キシ‐4-メトキシベンゾフェノン、エチル‐2-シアノ‐
3,3-ジフェニルアクリレート、2-エトキシ‐2′‐エチ
ルオキザリックアシドビスアニリド等を例示できる。
又、長波長側にカット波長を有する紫外線吸収剤の例と
しては、2-(3-t-ブチル‐5-メチル‐2-ヒドロキシフェ
ニル)‐5-クロロベンゾトリアゾール、2-(3,5-ジ‐t-
ブチル‐2-ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、
2-(3,5-ジ‐t-ペンチル‐2-ヒドロキシフェニル)ベン
ゾドリアゾール、2,2′‐ジヒドロキシ‐4,4′‐ジメト
キシベンゾフェノン、2,2′,4,4′‐テトラヒドロキシ
ベンゾフェノン等を例示できる。
又活性光調節層の厚さを厚くすることによって、或いは
配合する吸収性物質の配合比率を増加することによっ
て、カット波長を長波長側に移動させることもできる。
第2図及び第3図に示される層構成を有する場合におい
て、上記した活性光調節層を設けるには、上記活性光吸
収性物質を皮膜形成性高分子バインダー、例えばエチル
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトロセ
ルロース、セルロースアセテートブチレート、セルロー
スアセテートプロピオネート等のセルロース誘導体、ポ
リ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化
ビニル−アクリル共重合体等の塩化ビニル共重合体類、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ビニルアル
コール共重合体、エチレン−塩化ビニル共重合体等のエ
チレン共重合体類、ポリスチレン、スチレン−ブタジエ
ン共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体等の
スチレン共重合体類、ポリアクリル酸エステル、ポリメ
タクリル酸エステルおよびこれらの共重合体等のアクリ
ル樹脂、エポキシ樹脂、アルキッド樹脂、フェノール樹
脂、飽和共重合ポリエステル樹脂、フッ素樹脂などの塗
料用樹脂、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリサ
ルホン、ポリエーテルサルホン、芳香族ポリエステル、
ポリフェニレンエーテル、アクリロニトリル−塩素化ポ
リエチレン−スチレン共重合体のようなエンジアリング
プラスチックスなどと共に溶媒(例えばメタノール、エ
タノール、イソプロパノール、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、酢酸エチル、酢酸イソブチル、アセトン、2-ブ
タノン、4-メチル‐2-ペンタノン、シクロヘキサノン、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、塩化メチレン、クロ
ロホルム、1,2-ジクロロエタン、1,1,1-トリクロロエタ
ン、クロロベンゼン、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキ
サン、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホオキシド
等)に分散、溶解させて得た塗布液を活性層の上、およ
び活性層を設けていない側の支持体上に塗工すればよ
い。
又、活性光調節層中における活性光吸収性物質と高分子
バインダーとの量的割合は前者1部に対し後者0.1〜100
0部の範囲が適当であり、また層の厚さは0.1〜100μ
m、好ましくは0.5〜50μmである。
又、第4図及び第5図に示される層構成を有する場合に
は、活性光調節層の少なくとも一方は支持体としての機
能を持つことが必要であるが、そのような活性光調節層
としては、例えば、活性光吸収剤を含有するポリエステ
ルフィルムやポリカーボネートフィルム、色素で染色し
たポリエステルフィルム、有色で透明性のボリイミドフ
ィルム、ポリアミドイミドフィルム、ポリフェニレンサ
ルファイドフィルム、さらに又、アルミニウム、錫、イ
ンジウムなどの金属あるいは酸化亜鉛、酸化チタン、酸
化インジウム、酸化錫、酸化ビスマスなどの金属酸化物
を真空蒸着ないしはスパッタ蒸着させたポリエステルフ
ィルムなどを例示できる。
上記した表示シートは、所望の大きさに切断し、照明用
ランプのバルブ表面の所望に位置に接着剤を用いて貼着
することによってランプ寿命の表示可能な照明用ランプ
を得ることができる。
実施例 以下に本発明を実施例により更に詳述するが、本発明は
これによって限定されるものではない。
実施例1 下記組成(I)の活性光用塗液を調製した。
組成(I) 3-シクロヘキシルアミノ‐6クロロフルオラン10部 ヘキサブロモジメチルスルホン 1部 ポリスチレンの20重量%トルエン溶液 100部 この塗液を、厚さ50μmのポリエステルフィルム上に塗
布し、膜厚10μmの活性層を形成した。
次に、下記組成(II)の活性光調節層用塗液を調製し
た。
組成(II) 2-(3,5-ジ‐t-ペンチル‐2-ヒドロキフェニル)ベンゾ
トリアゾール 3部 ポリメチルメタクリレートの10重量%トルエン溶液 100部 この塗液を上記活性層の上に塗布して、膜厚5μmでカ
ット波長370nmの活性光調節層Aを設けた。
更に、ポリエステルフィルムの活性層を設けていない表
面に、上記組成(II)の塗液を塗布して、膜厚30μmで
カット波長390nmの活性光調節層Bを形成し、表示シー
トを作成した。この表示シートは、僅かに黄色味を帯び
た透明なフィルム積層体であった。
次いで、この表示シートの活性光調節層Aが40W螢光灯
のバルブ壁に貼着されるように、粘着剤を用いて貼着
し、照明用ランプを得た。
この照明用ランプの点灯試験を行った結果、表示シート
は点灯時間と共に、その発色濃度が橙色に高まり、約50
00時間以上の点灯時間では、発色濃度は一定になった。
したがって、この照明用ランプでは、5000時間の点灯時
間の表示が可能であった。
実施例2 次に、下記組成(III)の活性層用塗液を調製した。
組成(111) ビス(3,6-ジメチルアミノ)‐10-ベンゾイルフェノチ
アジン 10部 4-フェノキシ−ジクロロアセトフェノン 3部 ポリカーボネートの10重量%塩化メチレン溶液 100部
この塗液を、厚さ15μmのポリイミドフィルムからなる
カット波長460nmの活性光調節層A上に塗布し、膜厚15
μmの活性層を形成した。
次いで、厚さ25μmのポリイミドフィルムからなるカッ
ト波長460nmの活性光調節層B上に粘着剤を塗布し、上
記の活性光調節層Aの表面と貼り合わせて、表示シート
を作成した。この表示シートは、ポリイミドフィルムの
着色色相により山吹色を帯びた透明なフィルム積層体で
あった。
次いで、この表示シートを実施例1におけると同様の手
順で40W螢光灯ランプのバルブ表面に貼着し、照明用ラ
ンプを得た。
この照明用ランプの点灯試験を行った結果、表示シート
は点灯時間と共に青色に発色し、点灯時間の増加と共に
その発色濃度が高まり、約10,000時間以上の点灯時間で
は、発色濃度は飽和して一定になった。したがって、こ
の照明用ランプでは、10,000時間の点灯時間の表示が可
能であった。
実施例3 下記組成(IV)の活性光用塗液を調製した。
組成(IV) フェニルトリブロモメチルスルホン 1部 ハンザイエロー5G 10部 スチレンーブタジエンーアクリロニトリル共重合体の10
%トルエン溶液 100部 この塗液を、厚さ50μmのポリエステルフィルム上に塗
布し、膜厚15μmの活性層を形成した。
次いで、実施例1における組成(II)の活性光調節層用
塗液を用い、実施例1におけると同様の手順にしたがっ
て塗布し、活性層上に膜厚30μmでカット波長390nmの
活性光調節層Aを形成し、又、活性層の形成されていな
い側に,膜厚30μmでカット波長390nmの活性光調節層
Bを形成し、表示シートを作成した。この表示シートは
鮮明な黄色の半透明フィルム積層体であった。
この表示シートを、実施例1におけると同様の手順で40
W螢光灯のバルブ壁に貼着し、照明用ランプを得た。
この照明用ランプの点灯試験を行った結果、表示シート
は点灯時間の増加と共に退色が進み、約5,000時間の点
灯でほぼ無色透明になった。したがって、この照明用ラ
ンプでは、5,000時間の点灯時間の表示が可能であっ
た。
実施例4 厚さ50μmのポリエステルフィルム上に、実施例2にお
ける組成(II)の活性層用塗液を塗布して、膜厚10μm
の第一の活性層を形成した。次に、実施例3における組
成(IV)の活性層用塗液を、上記第一の活性層上に塗布
して、膜厚10μmの第二の活性層を形成した。次に、実
施例1における組成(II)の活性光調節層用塗液を、第
二の活性層上及びポリエステルフィルムの活性層を設け
ていない側に塗布して、それぞれ膜厚15μmでカット波
長380nmの活性光調節層A及び膜厚50μmでカット波長3
95nmの活性光調節層Bを形成し、表示シートを作成し
た。この表示シートは鮮明な黄色の半透明フィルム積層
体であった。
次いで、この表示シートを実施例1におけると同様の手
順で40W螢光灯ランプのバルブ表面に貼着し、照明用ラ
ンプを得た。
この照明用ランプの点灯試験を行った結果、表示シート
は点灯時間の増加と共に、まず第二の活性層の退色が選
択的に進み、約2,000時間の点灯で僅かに青味を帯びた
透明層になった。更に点灯を進めると、点灯時間の増加
と共に第一の活性層の青色発色が進み、8,000時間以上
の点灯で発色濃度は一定になった。したがって、この照
明用ランプでは、2,000時間及び8,000時間の点灯時間の
表示が可能であった。
実施例5 厚さ25μmの透明ポリエステルフィルムからなる支持体
の片側に、実施例2における組成(III)の活性層用塗
液を塗布して、膜厚10μmの活性層を形成した。次い
で、下記組成(V)及び(VI)の活性光調節層用塗液を
調製した。
組成(V) 2-(2-ヒドロキシ‐5-メチルフェニル)ベンゾトリアゾ
ール 5部 飽和共重合ポリエステルのトルエン/2-ブタノン(=7/
3)溶液 100部 組成(VI) 2,2′,4,4′‐テトラヒドロキシベンゾフェノン 10部 飽和共重合ポリエステルのトルエン/2-ブタノン(=7/
3)溶液 100部 上記組成(V)の活性光調節層用塗液を活性層の上に、
又組成(VI)の活性光調節層用塗液を支持体上に塗布
し、それぞれ、膜厚10μmでカット波長375nmの活性光
調節層A及び膜厚50μmでカット波長400nmの活性光調
節層Bを形成し、鮮明な黄色の半透明表示シートを作成
した。次いでこの表示シートの活性光調節層Aの側を、
実施例1におけると同様の手順により40W螢光灯のバル
ブ壁に貼着し、照明用ランプを得た。
この照明用ランプの点灯試験を行った結果、表示シート
は実施例2におけると同様な発色挙動を示した。但し、
発色濃度は9,000時間の点灯で飽和した。したがって、
この照明用ランプでは、9,000時間の点灯時間の表示が
可能であった。
実施例6及び7 実施例1における組成(I)において、3-シクロヘキシ
ルアミノ‐6-クロロフルオランに代えて、第1表に示す
化合物を使用した以外は、実施例1におけると同様な手
順で、表示シートを作成して照明用ランプを得、その点
灯試験を行った。その結果を第1表に示す。
実施例8〜13 実施例3における組成(IV)において、ハンザイエロー
5Gに代えて、第2表に示す化合物を使用した以外は、実
施例3におけると同様な手順で、表示シートを作成した
照明用ランプを得、その点灯試験を行った。その結果を
第2表に示す。
発明の効果 本発明の照明用ランプは、上記の構成を有する表示シー
トを貼着してなるから、他の照明用ランプ或いは外光に
よって表示シートの発色、変色又は退色状態が影響を受
けることがなく、したがって、表示シートの発色、変色
又は退色状態を観察することによって、ランプ寿命を容
易にかつ適確に判定することができる。又、本発明にお
いては、表示シートの構成成分を適宜選択することによ
って、照明用ランプの用途に応じた寿命に対応する表示
シートを作成することができ、更にまた色相の変化を自
由に選択することができるので、本発明は、種々の用途
に対応した照明用ランプに適用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の斜視図、第2図ないし第5
図は、それぞれ本発明の照明用ランプの実施例における
表示シートを貼着した部分の断面図、第6図は、波長
と、活性光調節層の分光透過率及び活性層の濃度変化と
の関係を示すグラフである。 1……バルブ、2……表示シート、3……支持体、4、
41、42……活性層、51、52……活性光調節層、6……接
着層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広田 泰輔 東京都青梅市藤橋888番地 株式会社日立 製作所青梅工場内 (72)発明者 河村 史生 東京都中央区京橋1丁目5番15号 株式会 社巴川製紙所内 (72)発明者 東 孝雄 東京都中央区京橋1丁目5番15号 株式会 社巴川製紙所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランプのバルブ表面に、表示シートを貼着
    してなり、該表示シートが、支持体の少なくとも片面
    に、活性光の作用によって発色、変色或いは退色する活
    性層を設け、両最外層に活性光調節層を設けてなり、か
    つ該活性光調節層のうちでランプ本体側に位置する活性
    光調節層の吸収カット波長λAと、外光側に位置する活
    性光調節層の吸収カット波長λBとが、λA≦λBの関
    係を有することを特徴とする照明用ランプ。
  2. 【請求項2】ランプのバルブ表面に、表示シートを貼着
    してなり、該表示シートが、活性光の作用によって発
    色、変色或いは退色する活性層の両面に活性光調節層を
    設けてなり、該活性光調節層の少なくとも一方が支持体
    としての機能を有し、かつ、該活性層調節層のうちでラ
    ンプ本体側に位置する活性光調節層の吸収カット波長λ
    Aと、外光側に位置する活性光調節層の吸収カット波長
    λBとが、λA≦λBの関係を有することを特徴とする
    照明用ランプ。
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