JPH06250006A - キューブコーナー再帰性反射物品 - Google Patents
キューブコーナー再帰性反射物品Info
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- JPH06250006A JPH06250006A JP6012748A JP1274894A JPH06250006A JP H06250006 A JPH06250006 A JP H06250006A JP 6012748 A JP6012748 A JP 6012748A JP 1274894 A JP1274894 A JP 1274894A JP H06250006 A JPH06250006 A JP H06250006A
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Abstract
再帰性反射物品を提供する。 【構成】 体部分と該体部分から突出する多数のキュー
ブコーナー要素とを有する再帰性反射領域を含む前部を
有するシート、並びに前記シートの前部分の再帰性反射
領域に分散された明度改善性を有する不透明顔料粒子、
を有する再帰性反射物品。
Description
提供するキューブコーナー再帰性反射物品、及び(2)
その製造方法に関する。
向にもどす能力を有する。このユニークな能力が交通信
号での再帰性反射物品の広範な使用を導いた。夜間、自
動車のヘッドライトからの光はこの物品により再帰性反
射されて信号についての情報を運転者に示す。昼間、通
過する運転者に容易に注目される信号を形成するために
十分な昼間明度を再帰性反射物品が有すれば、昼間の運
転者は同じ情報に関知するようになるであろう。従っ
て、再帰性反射物品の目下の目標は、夜間の良好な再帰
性反射及び昼間明度を示し、物品が、1日の内のいつで
も通過する運転者に容易に注目されるようにすることで
ある。
再帰性反射物品の例は、キューブコーナー再帰性反射シ
ートである。キューブコーナー再帰性反射シートは、入
って来る光を再帰性反射するために多数のキューブコー
ナー又はプリズム要素を用いる。各キューブコーナー要
素は1つの頂点で交る3個の平らな面を有する。各要素
の基部に、キューブコーナー要素をシート状に一体化す
るシート状体部分(陸としても知られている)が存在す
る。再帰性反射される光は典型的にはカバー層を通って
シートに入り、体部分を通過してキューブ表面に当り、
そして光がシートに入って来た方向に反射される。体部
分又はキューブコーナー要素に染料又は透明顔料を導入
することにより、キューブコーナーシートに色が与えら
れる。
射シートは、反射性反射を促進するためにキューブコー
ナー要素の背側に適用された金属製コートを有する(例
えば、米国特許No.3,684,348を参照のこ
と)。金属製コートはシートの再帰性反射性能を改良す
ることができることが知られているが、金属製コートが
昼間明度に有害な効果を有することも知られている。し
ばしばアルミニウムである金属製コートはシートに不所
望の灰色の昼間色を付与し、信号上の情報を一層読みに
くくする。この欠点が、金属製コートを有するキューブ
コーナーシートを、良好な昼間明度を必要とする信号に
使いにくくしている。
トの昼間明度を改良するため、米国特許No.4,80
1,193の発明者は、キューブコーナー要素の背側か
ら金属コートの大部分を除去する方法を開発した。この
除去は、格子状パターンの金属コートの小部分に第二の
コート材料を重層し、そして次にコートされたキューブ
コーナー要素を溶剤に暴露して重層されていない領域か
ら金属コートを除去することにより達成される。格子状
の金属コートが生ずる。
に接着されるが、しかし金属コートが除去されている領
域にわたってキューブコーナー要素から離れる。この特
許が開示するところによれば、周囲光の中でシートを観
察する場合、キューブコーナー要素の背側の残留金属を
示す灰色の格子模様が見られる。金属コートが除去され
ている領域に特徴的な格子線間のより明るい領域が示さ
れる。
を改良するための他の既知の方法は、キューブコーナー
シートの基層中に白色光を散乱する不透明顔料粒子を入
れることを含む。この方法は再帰性反射を促進するため
に金属コートに頼らず、むしろ、多数の密封された空気
室を有し、これは、湿分、汚れなどの妨害を伴わないで
空気がキューブコーナー要素の背側と界面を形成するこ
とを可能にする。この構造を有する再帰性反射物品が図
1に示されており、ここで番号10は再帰性反射物品を
示す。
要素14及び体部分16を有するキューブコーナーシー
ト12を含む。体部分16はなめらかな表面18を有
し、これを通って光(例えば自動車のヘッドライトから
の光)が矢印20及び21の方向に通過する。入射光2
0はキューブコーナー要素14の表面に当り、そして光
が来た方向21に反射される。密封された空気室22中
の空気はキューブコーナー要素14の背側と界面を形成
し、入射光の再帰性反射を促進する。密封された室22
は、結合領域24においてシート12に固定された基層
26により囲まれている。
された不透明の白色顔料粒子28を有することにより良
好な昼間明度を示す。基層の結合領域24において、顔
料粒子28が入射光を散乱し、観察者に比較的明るい昼
光色を示す。キューブコーナー要素/空気界面はまた物
品10の明度の改善を助ける。この種の構造を有する物
品は長年にわたり3M社からスコッチライト(商標)ダ
イアモンドグレード反射シートとして販売されている。
を示す新規なキューブコーナー再帰性反射物品が提供さ
れる。本発明の再帰性反射物品は、体部及び該体部から
突出した多数のキューブコーナー要素を有する再帰性反
射領域を含む前部を有するシート;並びに該シートの前
部の再帰性反射領域中に分散された、明度改善性を有す
る不透明顔料粒子;を含んで成る。
品の製造方法を提供し、この方法は、多数のキューブコ
ーナー要素を含有するシートの前部分の少なくとも再帰
性反射領域に、明度改善性を有する不透明の顔料粒子を
分散せしめる、ことを含んで成る。
再帰性反射物品の入射光が通過する部分を意味し、そし
て「再帰性反射領域」は、キューブコーナーシートの前
部の部分であって、入射光を再帰性反射することができ
るところを意味する。再帰性反射物品の前部の再帰性反
射領域において、例えば体部分もしくはキューブコーナ
ー要素中に、又はキューブコーナーシートの表面に置か
れる覆いフィルム中に、あるいは前部のこれらの部分の
組合せ中に、不透明顔料粒子を置くことができる。用語
「明度改善性」は、不透明顔料粒子が分散されているシ
ートの明度を改善する能力を有することを意味する。
再帰性反射領域中に、明度改善性を有する不透明顔料粒
子を分散せしめることにより、夜間の再帰性反射性を破
壊することなく昼間明度を実質的に増加させることがで
きることが発見された。明度改善性を有する不透明顔料
粒子は入射光を拡散性に散乱することが知られており、
そしてそれ故に、粒子は入射光を不規則に散乱させるこ
とにより再帰性反射性を溶剤に妨げることが予想され
た。しかしながらこれに反して、驚くべきことに、不透
明顔料粒子の存在にも拘らず、本発明のキューブコーナ
ー再帰性反射物品により良好な再帰性反射が得られるこ
とが発見された。
るのに加えて、驚くべきことに、蛍光着色されたキュー
ブコーナーシートの前部中の不透明顔料粒子の分散によ
り蛍光の有意な増加が達成され得ることが見出された。
蛍光の改善は、昼間の観察者にとって蛍光再帰性反射物
品を一層見やすいものとする。従って、本発明の蛍光物
品は、明度及び蛍光の両者の同時的改良を提供すること
により、非常な見やすさを有することができる。
は、本発明の詳細な記載及び図面において一層十分に説
明される。図面において、類似の部分を示すために類似
の参照番号が使用される。しかしながら、記載及び図面
は例示のためのみであり、本発明の範囲を不当に制限す
るものと解してはならない。
記載するに当り、明確にする目的で特定の用語が使用さ
れよう。しかしながら、本発明はそのように選択された
特定の用語に限定されるものではなく、そしてこの様に
選択された各用語は同様に機能するすべての技術的均等
物を包含すると理解すべきである。
例が示されており、これは該物品30の前部35中に再
帰性反射領域33を有するキューブコーナーシート32
を含む。前記35は、体部分34及び該体部分34から
突出する多数のキューブコーナー要素36を含む。キュ
ーブコーナーシート32の前記35にわたって、明度改
善性を有する不透明顔料粒子38が分散している。示さ
れるように、不透明顔料粒子38は体部34中に、及び
シート32のキューブコーナー要素36中に存在しても
よい。
ー34を紫外線及び腐蝕から保護してもよい。明度改善
性を有する不透明顔料粒子38はまた、覆いフィルム4
0に導入してもよい。しかしながら、典型的には、シー
ト32を通る光路は覆いフィルム40を通る光路より有
意に長いので、不透明顔料粒子はキューブコーナーシー
ト32中に存在するのが好ましい。
用される顔料粒子38の一層低い濃度を可能にし、そし
て一層の色の均一性を提供する。不透明顔料粒子は体部
分34、キューブコーナー要素36及び覆いフィルム4
0の組合せ中に、あるいは再帰性反射シートの前部の他
の層中に置くことができる。
ナー要素36の背側は反射材料(例えば金属)、又はキ
ューブコーナー要素のポリマー材料とは有意に異る屈折
率を有する材料(例えば空気)と界面を接することがで
きる。アルミニウム、銀又はニッケル等の金属を蒸着又
は化学沈着することにより、ポリマー製キューブコーナ
ー材料の背側に金属被覆42を置くことができる。
材料44を置くことができ、そして裏材料44に接着材
層46を適用することができ、あるいは接着材層46を
金属被覆42に直接適用することができる。再帰性反射
材料30が基体、例えばパネル又は表示体(示してな
い)に接着されるまで接着剤46を覆うために剥離紙4
8を設けることができる。
の具体例を示し、この場合キューブコーナー要素は空気
と界面を接する。図2に示す反帰性反射物品30と同様
に、物品50は不透明顔料粒子58を有し、これは明度
改善性を有し、そして再帰性反射シート52の前部分5
5に分散している。シート52は体部分54及び該体部
分54から突出したキューブコーナー要素56を有す
る。物品は、キューブコーナー要素56が空気と界面を
接し、金属被覆と界面を接していない点において図2の
態様と異る。
た空気室57を設けることにより湿分、汚れ等から保護
される。室57は、結合領域60において再帰性反射シ
ート52に固定された基層59により規定される。結合
領域60は物品50の前部55中の多数の再帰性反射領
域53を規定する。基体59は、例えば米国特許No.
4,025,159に記載されているような既知の方法
(引用により本明細書に組み入れる)を用いてシート5
2に固定することができる。
て使用することができるキューブコーナー要素66の例
を示す。各キューブコーナー要素66は頂点68で交わ
る3つの平らな表面67を有する。各キューブコーナー
要素66の頂点68はキューブコーナー要素の基部の中
心と垂直に提携していてもよく(例えば、米国特許No.
3,684,348を参照のこと)、又は米国特許No.
4,588,258に開示されているように基部の中心
に傾いていてもよい。
に、米国特許No.4,775,219、No.4,24
3,618、No.4,202,600、及びNo.3,7
12,706を参照のこと)の内、米国特許No.4,5
88,258に記載されているキューブコーナー再帰性
反射シートが好ましい。なぜなら、これらは複数の視平
面(viewing planes)間で広い角度の再
帰性反射を提供するからである。これらの特許の各々の
開示を引用により本明細書に組み入れる。
マイクロメーター(5ミル)〜600マイクロメーター
(24ミル)の厚さを有する。各キューブコーナー要素
は典型的には約60マイクロメーター(2.4ミル)〜
200マイクロメーター(8ミル)の高さを有し、そし
て体部分は典型的には約25マイクロメーター(1ミ
ル)〜250マイクロメーター(25ミル)の厚さを有
する。体部分及びオーバーレイフィルムは好ましくは実
質的に滑らかな表面において界面を接し、光の分散を回
避する。オーバーレイフィルムは典型的には約25マイ
クロメーター(1ミル)〜125マイクロメーター(5
ミル)の厚さを有する。
に、1.8より大きな屈折率を有し、そしてNPIRI Raw
Materials Data Handbook, Vol.4(1983)においてNation
al Association of Printing Ink Manufacturersにより
不透明又は半透明とされるものを含む。好ましい不透明
顔料は2.2より大きい屈折率を有し、そしてさらに好
ましくは2.6より大きい屈折率を有する。明度改善性
を有する不透明顔料の例は白色光を拡散性に反射する不
透明顔料である。ここで、用語「光」は、およそ4×1
0-7メートル〜7.7×10-7メートルの可視範囲の電
磁波を意味する。
ス(C.I)中でピグメント・ホワイト(pigmen
t white)と称される。本発明における使用に適
する白色不透明顔料には次の無機顔料:亜鉛性顔料、例
えば酸化亜鉛、硫化亜鉛、及びリトポン;酸化ジルコニ
ウム;酸化アンチモン;並びに二酸化チタン。通常の形
の二酸化チタンが好ましい不透明顔料である。シートの
明度を増強するために使用することができる白色不透明
顔料の例にはカラーインデックスにより特定される次の
ものが含まれる。
塩基性 炭酸塩 白色鉛 ピグメント・ホワイト 4 C.I. 77947 酸化亜鉛 ピグメント・ホワイト 5 C.I. 77115 リトポン ピグメント・ホワイト 6 C.I. 77891 二酸化チタン ピグメント・ホワイト 7 C.I. 77975 硫化亜鉛 ピグメント・ホワイト 11 C.I. 77052 酸化アンチモ
ン ピグメント・ホワイト 12 C.I. 77990 酸化ジルコニ
ウム 明度改善性を有しそして本発明において使用することが
できる他の不透明顔料には次の顔料が含まれる。
チタン、クロム及びチタンの酸化物 ピグメント・イエロー 34 C.I. 77603 硫クロム酸鉛 ピグメント・イエロー 35 C.I. 77205 硫化亜鉛 ピグメント・イエロー 37 C.I. 77199 硫化カドミウ
ム ピグメント・イエロー 53 C.I. 77788 チタン、ニッ
ケル及びアンチモンの酸化物 ピグメント・イエロー 161 C.I. 77895 チタン、ニッ
ケル及びニオブの酸化物 ピグメント・イエロー 184 バナジン酸ビ
スマス及びモリブデン酸ビスマス
る。本発明において使用される顔料粒子は好ましくは約
0.1〜5マイクロメーター、さらに好ましくは約0.
5〜2マイクロメーターの範囲の平均サイズを有する。
不透明顔料として二酸化チタンが使用される場合、その
平均サイズは典型的には約0.2〜0.3マイクロメー
ターである。顔料粒子の量は、例えば、顔料粒子の組
成、顔料粒子のサイズ、キューブコーナー要素のサイズ
及び幾何学形状、前部の厚さ、シートの色、及び再帰性
反射物品の最終用途により異る。
0001〜0.75体積%、そして典型的には約0.0
002〜0.075体積%、そしてさらに典型的には
0.005〜0.05体積%の範囲で、再帰性反射シー
トの前部に分散している。再帰性反射物品によって均一
な色、明度及び再帰性反射性が示されるように、顔料粒
子は好ましくは再帰性反射シートの前部の全体に均一に
分配される。
は透明顔料を導入することにより着色することができ
る。この染料又は透明顔料は例えば、体部分、キューブ
コーナー要素、オーバーレイフィルム、又はこれらの組
合せ中に置くことができる。再帰性反射物品はまた、オ
ーバーレイフィルムのいずれかの側に染料又は透明顔料
を含有するインキを適用することにより着色することが
できる。
うまでもなく、再帰性反射シートの望ましい色、及びキ
ューブコーナーシートのポリマー組成に依存する。選択
される染料又は透明顔料は物品の再帰性反射性に不都合
な効果を有すべきでなく、そして物品の昼間明度を実質
的に妨げるべきでない。
例には次のものが含まれる。 バイオレット:C.I.ソルベントバイオレット13,31,3
2,33及び36; ブルー: C.I.ソルベントブルー94,97,101 及び
121 ;並びにC.I.ディスパーズ・ブルー60及び198 ; グリーン: C.I.ソルベントグリーン3,26及び28; イエロー: C.I.ソルベントイエロー93,112, 113,
128, 129, 130 及び163 、並びにC.I.ディスパーズイエ
ロー54,64及び160 ; オレンジ: C.I.ソルベントオレンジ60,68,72及び
86、並びにC.I.ディスパーズオレンジ47;並びに レッド: C.I.ソルベントレッド52,111, 117, 13
5, 138, 139, 169,195 及び207 、並びにC.I.ディスパ
ーズレッド5。
ら入手することができる:BASF Corporation, Bayer A
G, Color Chem International、及び三菱化学工業。蛍
光染料、例えばチオキサンテン染料、チオインジゴ染
料、ベンゾキサゾールクマリン染料又はペリレンイミド
染料と同様に、Color Chem Industrial からのAmap
last Violet PKも有用であろう。これら
の染料を含有する再帰性反射物品は1992年6月10
日公開のヨーロッパ特許出願No.0,489,561に
開示されており、その記載を引用により本明細書に組み
入れる。前記染料及び/又は透明顔料の組合せを用いて
色を提供することもできる。
当な透明顔料の例には次のものが含まれる: バイオレット:C.I.バイオレット19,23,27 ブルー: C.I.ブルー15 グリーン: C.I.グリーン7,10,36 イエロー: C.I.イエロー93,109, 128 オレンジ: C.I.オレンジ43,46 レッド: C.I.レッド177, 179, 206
から入手可能である:Ciba-Geigy Corporation, BASF C
orporation, Sandoz Chemicals, Sun Chemicals, Hoech
st Celanese 及びMiles Incorporated。再帰性反射シー
トを着色する場合、着色された層の前方の物品中に不透
明顔料を導入しないことが好ましい。好ましくは、不透
明顔料粒子は、染料又は透明顔料と同じ層中の再帰性反
射物品の前部に導入するのが好ましく、そして着色層の
後に(すなわち、キューブコーナー要素の背側に)導入
するのがさらに好ましい。着色された層の前に顔料粒子
を置くのは好ましくない。なぜならこれにより色の飽和
が希釈されるからである。
コーナーシートはポリマー組成物を有することができ
る。キューブコーナーシートを形成するために有用なポ
リマーには、可視光に対して透過性でありそして顔料粒
子に相容性であるポリマーを含む。染料が使用される場
合、ポリマーはまた選択された染料とも相容性であるべ
きである。相容性であるためには、ポリマーは好ましく
は、顔料(及び染料)が再帰性反射物品の内部から動き
又はブルーミングすることを許容しない。
ることができるポリマーの例にはポリカーボネート、ポ
リアルキルアクリレート、ポリアルキルメタクリレー
ト、例えばポリメチルメタクリレート、ポリエステル、
ビニルポリマー、ポリウレタン、セルロースエステル、
フルオロポリマー、ポリオレフィン、イオン性コポリマ
ー、及びエチレン又はプロピレンとアクリル酸、メタク
リル酸又は酢酸ビニルとのコポリマーが含まれる。この
様なポリマーの組合せを用いることもできる。
ポリマーのブレンドから作ることができ、あるいはキュ
ーブコーナー要素及び体部分は異るポリマーから作るこ
とができる。さらに、体部分は同一の又は異るポリマー
の複数の層を含んで成ることができる。ポリカーボネー
トは強靱で耐久性を有するため、本発明のキューブコー
ナーシートのために好ましいポリマーである。
ィルムは、キューブコーナーシートのそれと同様なポリ
マーから作ることができ、典型的には、紫外線(UV)
に対して安定で且つ良好な接着耐性を有するもの、例え
ばアクリルポリマー(例えば、ポリメチルメタクリレー
ト)及びコポリマーである。オーバーレイフィルムにU
V安定剤を添加することもできる。
許No.5,122,902、No.4,938,563、
No.4,895,428、No.4,703,999、N
o.4,601,861、No.4,576,850、N
o.4,588,258、No.4,025,159、N
o.3,935,359、No.3,811,983、及
びNo.3,810,804に開示されているような既知
の技法に従って作ることができる。顔料粒子は、ポリマ
ーへの顔料の導入のための既知の方法を用いて再帰性反
射物品の前部に分散させることができる。例えば、顔料
粒子をポリマーに配合するために2軸押出機を用いるこ
とができる。
標示、自動車やトレーラー、特に大形トラック及びトラ
ックトレーラーに配置することができる。改良された昼
間可視性のため、この物品は前記の用途のために非常に
有用である。
らに説明する。しかしながら、実施例はこの目的のため
のものであり、特定の使用される特定の成分及び量並び
に他の条件及び詳細は本発明の範囲に限定するものと解
すべきでない。
ナー再帰性反射シート二次加工するのに使用するために
平らな着色シートを調製した。まずR−960型二酸化
チタン顔料(E.I.DuPont De Nemours and Company 、ウ
イルミントン、デラウエア)とMakrolon 24
07ポリカーボネートペレット(Miles Inc.、ピッツブ
ルグ、ペンシルバニア)とをペイント振とう機中で混合
することにより着色シートを調製した。
タン顔料の量は0体積%〜0.048体積%(0.16
重量%)であった。次に、この混合物をオーブン中で1
25℃(257°F)にて一夜乾燥し、そして滑らかな
2面を有するシートに押出し、そして次にこれを約30
cm×30cmの片に切断した。押出中の溶融温度は約25
0℃(483°F)であり、そしてダイ温度は約285
℃(545°F)であった。
れたシートは約51マイクロメーター(2.0ミル)〜
約122マイクロメーター(4.8ミル)を有してい
た。シートを製造するために、30.5cm(12イン
チ)のフラットシートダイに連結した3.18cm(1.
25インチ)Killion(商標)単軸押出機(Kill
onExtruders, Inc. シーダーグローブ、ニュージャー
シー)を用いた。
てエンボスしてキューブコーナー再帰性反射シートを製
造した。「ブランクスタック」と称する各組合せのため
に2枚のシートを用いた。各ブランドスタックを段プレ
スを用いてエンボスして一方の側にキューブコーナー要
素を形成しそして反対側に平らな表面を形成した。エン
ボス操作は、約188℃(370°F)の温度への約5
分間の前加熱、これに続く約20秒間のエンボス、及び
約8分間の冷却を含んだ。
58の教示に従ってわずかに傾いた3面キューブコーナ
ー要素を生成するパターンを有していた。キューブコー
ナー配列は3セットの相互に交るV−形溝を有し、キュ
ーブコーナー要素の側表面の基縁は共通の基面に存在す
る。キューブコーナー要素はこの配列内でマッチした対
として配置し、マッチした要素は相互に関して180度
回転したものであった。各対のキューブコーナー要素の
光軸は相互の方に8.15度回転した。キューブコーナ
ー要素の頂点から基面までの距離は約0.0889ミリ
メートル(mm)であった。
ート(シートB〜H)がキューブコーナー要素及び体部
の少部分を構成し、そして透明なポリカーボネートシー
ト(シートA)がキューブコーナーシートの体部分の主
たる部分を構成するようにブランクスタックを配置し
た。
配置を有し、二酸化チタン含有シートが体部分の主たる
部分を構成し、そして透明なポリカーボネートシートが
キューブコーナー要素及び体部分の少部分を構成した。
キューブコーナー再帰性反射シートを製造した後、コー
トされたキューブコーナー要素の背側に蒸着されたアル
ミニウムの90ナノメートル(nm)の厚さの層を有し
た。アルミニウム被覆は、抵抗型熱源を有する実験室ベ
ルジャーコーターを用いて適用した。
トの顔料を含む部分の光路を、顔料を含むキューブコー
ナー要素に入りそしてそこから出る光が動く全距離プラ
スシートの体部分の顔料を含む部分を通る光路の長さを
取ることにより計算した。例えば、シートが、1016
マイクロメーター(4ミル)の厚さの顔料を含む体部分
を有する88.9マイクロメーターの高さのキューブコ
ーナー要素を有する場合、光路の長さは383マイクロ
メーターである。光路は、マイクロメーター(μm)単
位のパラメーター(光路×TiO2 の体積%)を与える
ために、顔料の体積%により乗じられる。このパラメー
ターは明度の増加に対応することが見出された。
された試験ASTM E 1349−90に従って分光
色度計を用いて測定した。明度はルミナンス係数Y(L
uminance Factor Y)(LFY)と称
するパラメーターにより表現され、これは完全拡散反射
体に対する被験サンプルの明度として定義される。LF
Yを決定するのに0度照明及び45度円周視検(cir
cumferential viewing)を用い
た。LFY値は0〜100であり、ここで0のLFY値
は完全黒色を表わしそして100のLFY値は完全白色
を表わす。
により50より大きい(そしてさらに70より大きい)
LFY値が示された。比較例(C−1及びC−2)の透
明な、無顔料のシートのLFY値、並びに本発明のシー
トのLFY値を用いて、LFYゲイン%を計算した。各
例のLFYゲイン%を後記の表に示す。再帰性反射の係
数RA で表現されるシートの再帰性反射性を、標準化さ
れた試検ASTM E810−91を用いて決定した。
るその光度(luminous intensity)
の係数の比率であり、そしてキャンギラ/ルクス/平方
米の単位(cd. lx-1 m-2)として表現される。600
より高いRA 値は本発明の再帰性反射物品により容易に
得られ、この物品はさらに30以上のLFY値を示す。
RA の測定は−4°の流入角及び0.2°の観察角にお
いて行われる。下の表に示すRA 値は0°の回転角での
1つの測定値と90°の回転角での1つの測定値との平
均である。
色顔料負荷レベルの増加がアルミニウムでコートされた
キューブコーナーシートのLFY値を劇的に増加させ、
他方シートはなおRA 値で示されるように有意に再帰性
反射性である。例C−2及び8〜14を前記のようにし
て調製しそして試験したが、キューブコーナーシートの
裏側は、90nmの厚さのアルミニウム層の代りに120
nmの厚さの銀の層により蒸着被覆した。これらの例のデ
ーターを表3に示す。
色顔料負荷の増加は銀コートされたキューブコーナーシ
ートのLFY明度値を劇的に増加させ、他方シートはな
お有意の再帰性反射性である。
記のようにして調製したが、しかし透明な不顔料ブラン
クの代りに透明蛍光ポリカーボネートブランクを使用し
た。ポリカーボネート樹脂(Makron Type2
407)中に0.45重量%のHostasol Re
d GC染料(Hoechst Celenese Corporation、ソマー
ビル、ニュージャーシー)に入れることにより透明蛍光
シートを製造した。
ーターの厚さの平らなシートを製造した。このシートを
30cm×30cmに切断し、そして透明なポリカーボネー
トシート(例C−3)又は白色顔料含有ポリカーボネー
トシート(例15〜17)上に重ねた。例15〜17に
おいてR−960二酸化チタン顔料の3つの異るレベル
を用いて3つの異る白色顔料ポリカーボネートシートを
製造した(表IVを参照のこと)。二酸化チタン顔料を含
むシートの各々の1つを蛍光着色シートと組合わせ、そ
してそれらを前記の例に記載したようにしてエンボスし
た。
透明なシート(例C−3)及び顔料含有シート(例15
〜17)を、パターンを有する定盤に対して置き、そし
て蛍光着色シートを平らな定盤に対して置いた。シート
の各々の顔料含有部分の光路は347マイクロメーター
と決定された。エンボス段階に続き、例C−1及び1〜
7において記載したように、キューブコーナーシートを
90nm厚のアルミニウム層により蒸着コートした。
620ナノメーターの光の範囲で最大分光反射係数(M
SRF)を、標準化された試験ASTM E 991−
90に従ってHunter Labscan 6000
−0°/45°分光色度計を用いて測定した。MSRF
は蛍光検体から反射及び放射されたスペクトル輻射と、
同様に照射された完全反射拡散体から反射されるスペク
トル輻射との比率である。RA ,LFY及びMSRFに
関するデーターを表4に示す。
ートの前部に導入された白色顔料粒子を有し、そしてア
ルミニウム蒸着裏地を有する、蛍光着色されたキューブ
コーナーシートは、実質的に改良された明度、良好な再
帰性反射性及びMSRFの顕著な改善を示す。MSRF
のゲイン%の部分は、色の明度を増加させる二酸化チタ
ン顔料に帰することができる。しかしながら、MSRF
のゲインの部分は蛍光の増加に帰することができる。
47−88に従って、赤色PMMAフィルムをLab
ScanII光源とサンプル検体との間に挿入した。この
試験を用いて、赤色PMMAフィルムを伴う又は伴わな
い特定の波長におけるMSRFを比較することにより蛍
光を検出した。この試験における赤フィルターの使用が
励起光波長を除去し、そしてそれ故に蛍光シートが非蛍
光性にされた。赤フィルターを伴う及び伴わないLFY
及びMSRFに関するデーターを表5に示す。MSRF
の差は、フィルターなしで得られた結果から赤フィルタ
ーを用いて得られた値を差引くことにより決定された。
れらのアルミニウム蒸着コート蛍光シートについて、L
FYの差は比較的一定に維持された(明度が増加しなか
った)が、MSRFの差は不透明顔料の量の増加と共に
有意に増加した。MSRFの差の増加は、蛍光の有為な
増加が存在することを示している。ASTMは、MSR
Fの差が1%より大であれば蛍光の増加が有意であるこ
とを示している。
例C−3及び15〜17に記載されているようにして調
製されそして試験されたが、シートの裏側は銀の120
nmの厚さの層によりコートした。
ートの前部に導入された白色顔料粒子を有しそして銀蒸
着裏地を有する蛍光着色キューブコーナーシートは、実
質的に改良された明度、良好な再帰性反射性、及び類似
の顔料不含物品に対して良好な蛍光を示す。これらのシ
ートはまた、蛍光が改良されるか否かを決定するために
ASTM E 1247−88に従って試験した。この
後者の試験において、LFYの差は17.39〜18.
95の範囲にあり、そしてMSRFの差は例C−4と例
20との間で約8%増加し、これにより蛍光の有意な増
加が示された。
例C−4及び18〜20に記載したようにして調製され
そして試験されたが、キューブコーナー要素の背側をア
ルミニウム蒸着コートしなかった。むしろ、その中に分
散した二酸化チタン顔料を有するポリエステルの基層
(40.6マイクロメーター厚さ)を熱的にキューブコ
ーナーシートに結合させて、約4mmのサイズの多数の六
角形の密封空気室を形成した。こうして得られるキュー
ブコーナーシートは、前部に、結合領域により囲まれた
多数の再帰性反射領域を有していた(例えば、図3を参
照のこと)。シートを前記のようにして試験し、そして
RA ,LFYゲイン(%)及びMSRFのデーターを下
の表7に示す。
光着色キューブコーナーシート(シートの前部に導入さ
れた白色顔料粒子及び背側にシールされた基層を有す
る)は改良された明度、良好な再帰性反射性、及び類似
の顔料不含物品に対して良好な蛍光を示す。これらのシ
ートはまた、蛍光が改良されたか否かを決定するために
ASTM−1247−88に従って試験した。LFYの
差は15.10〜15.87の範囲であり、そしてMS
RFの差は例C−5と例23との間で約4%増加し、こ
れによって蛍光の有意な増加が示された。
ことなく種々の変更をとることができよう。従って、本
発明は前記のように限定されるべきではなく、特許請求
の範囲及びその均等の範囲により管理されるべきであ
る。
る。
である。
様の断面図である。
ー要素66の背側の底面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 体部分と該体部分から突出する多数のキ
ューブコーナー要素とを有する再帰性反射領域を含む前
部分を有するシート、並びに前記シートの前部分の再帰
性反射領域に分散された、明度改善性を有する不透明顔
料粒子;を含んで成る再帰性反射物品。 - 【請求項2】 前記不透明顔料粒子が、カラーインデッ
クスピグメントホワイト(Colour Index
Pigment White 1,4,5,6,7,1
1,12、ピグメントブラウン(Pigment Br
own)24、ピグメントイエロー(Pigment
Yellow)34,35,37,53,161,18
4、並びにこれらの組合せから成る群から選択される、
請求項1に記載の再帰性反射物品。 - 【請求項3】 前記不透明顔料粒子が二酸化チタン顔料
粒子を含む、請求項1又は2に記載の再帰性反射物品。 - 【請求項4】 再帰性反射物品が蛍光昼光色を示す、請
求項1〜3のいずれか1項に記載の再帰性反射物品。
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