JPH07195457A - 成形品の取り出し装置及び方法 - Google Patents

成形品の取り出し装置及び方法

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JPH07195457A
JPH07195457A JP33700393A JP33700393A JPH07195457A JP H07195457 A JPH07195457 A JP H07195457A JP 33700393 A JP33700393 A JP 33700393A JP 33700393 A JP33700393 A JP 33700393A JP H07195457 A JPH07195457 A JP H07195457A
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JP
Japan
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mold part
take
molded product
movable mold
cam
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JP33700393A
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English (en)
Inventor
Kiminobu Shibuya
公伸 渋谷
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/40Removing or ejecting moulded articles
    • B29C45/42Removing or ejecting moulded articles using means movable from outside the mould between mould parts, e.g. robots
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2017/00Carriers for sound or information
    • B29L2017/001Carriers of records containing fine grooves or impressions, e.g. disc records for needle playback, cylinder records
    • B29L2017/003Records or discs
    • B29L2017/005CD''s, DVD''s

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 射出成形機を使用した成形品の製造工程を短
縮化することが可能な成形品の取り出し装置及び方法を
提供することを目的とする。 【構成】 射出成形機の固定型部13と可動型部23と
によって製造された成形品を取り出すための成形品の取
り出し装置において、製造された成形品を取り出すため
の第1の位置と可動型部23の移動に干渉しないように
待機する第2の位置との間を移動可能な取り出しアーム
55と、可動型部23が固定型部13に対して移動する
ときそれに同期して取り出しアーム55を第1の位置と
第2の位置の間を移動させるためのリンク装置とを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】本発明は射出成形機に使用して好適な成形
品の取り出し装置、成形品の取り出し方法及びそれを使
用した成形品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6を参照して射出成形機に使用されて
いる従来の成形品の取り出し装置及び方法の例を説明す
る。射出成形機は固定プラテン11に装着された固定金
型13と可動プラテン21に装着された可動金型23と
を有し、可動プラテン2が固定プラテン11方向に移動
し、両金型13、23が係合してその間にキャビティ3
1が形成され、斯かるキャビティ31に樹脂が射出され
て製品が成形されるように構成されている。成形品の取
り出し装置は取り出しアーム55を有し、その先端には
吸着パッド57、57が装着されている。成形品の取り
出し装置は更に、可動金型23の位置を検出するための
適当なセンサ24A、24B、例えばリミットスイッチ
を有する。
【0003】図5Aは固定金型13と可動金型23が係
合しキャビティ31に樹脂が射出された状態を示す。斯
かる成形位置では、取り出しアーム55(図示なし)は
後退した位置に配置されており、可動金型23の移動を
干渉することはない。
【0004】図5Bは成形後に可動金型23が固定金型
13に対して後退している状態を示す。可動金型23の
移動は第1のセンサ24Aによって検出され、可動金型
23が所定の位置まで移動したことが確認されると、取
り出しアーム55は移動し始める。図5Cに示す如き、
可動金型23が最も後退した開限位置まで移動すると、
それが第2のセンサ24Bによって検出される。開限位
置では、取り出しアーム55の吸着パッド57によって
製品が吸着されてキャビティ31より取り出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】射出成形機による成形
品の製造工程は可動金型の開閉工程と成形品の取り出し
工程とを含む。可動金型の開閉工程の時間は成形品の取
り出し工程の時間に比べて長く、また、斯かる時間を短
縮することは困難である。従来、両工程は関連してなさ
れていたが、別個のタイムチャートによってなされてい
た。従って、成形品の製造工程を短縮化することは困難
であった。
【0006】完成した成形品は可動金型の開動作の間に
冷却化され、成形品の温度が十分下がってから取り出し
装置によって取り出される。しかしながら、LD、C
D、MD等の光ディスクの如き、冷却期間が比較的短い
製品を成形する場合には、可動金型の開動作におけるロ
スタイムが大きく、成形品の製造工程を短縮化すること
を妨げていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、例えば
図1及び図3に示すように、固定型部13と該固定型部
13に対して可動な可動型部23とによって製造された
成形品を取り出すための成形品の取り出し装置におい
て、上記製造されたに成形品を取り出すための取り出し
アーム55と、該取り出しアーム55を支持する第1の
基台53と、該第1の基台53を上下方向に移動可能に
支持し上記固定型部13に対して移動可能な第2の基台
51と、上記取り出しアーム55を成形品を取り出すた
めの第1の位置と上記可動型部23の移動に干渉しない
ように待機する第2の位置との間で移動させるためのリ
ンク装置と、を有し、上記リンク装置は、上記可動型部
23が上記固定型部13に対して移動するとき上記第2
の基台51を上記固定型部13に対して上記可動型部2
3の移動方向に沿って移動させるための第1のリンク装
置と、上記可動型部23が上記固定型部13に対して移
動するとき上記第1の基台53を上記第2の基台51に
対して上下方向に移動させるための第2のリンク装置
と、を有し、第2のリンク装置は上記固定型部13に対
して固定されたカム45Bと該カム45Bに係合するカ
ムフォロワ82と該カムフォロワ82を支持し上記第2
の基台51に回転可能に装着された揺動アーム95とを
有し、上記揺動アーム95の一端は上記第1の基台53
に係合しており、上記可動型部23が上記固定型部13
に対して移動するとき上記カムフォロワ82は上記カム
45Bに沿って移動しそれによって上記揺動アーム95
は回転し上記第1の基台53及びそれに装着された上記
取り出しアーム55が上下方向に移動するように構成さ
れている。
【0008】本発明によれば、例えば図1及び図2に示
すように、成形品の取り出し装置において、上記第1の
リンク装置は上記固定型部13に対して固定されたカム
45Aと該カム45Aに係合するカムフォロワ72と該
カムフォロワ72を一端にて支持し上記可動型部23に
回転可能に支持されたL字形部材71と該L字形部材7
1の他端を上記第2の基台51に接続する連結シリンダ
73とを有し、上記可動型部23が上記固定型部13に
対して移動するとき上記カムフォロワ72は上記カム4
5Aに沿って移動しそれによって上記L字形部材71が
回転しないときは上記第2の基台51は上記可動型部2
3と一体的に移動し、上記L字形部材71が回転すると
きは上記第2の基台51は上記可動型部23に対して相
対的に移動するように構成されている。
【0009】本発明によれば、例えば図1、図2及び図
3に示すように、成形品の取り出し装置において、上記
第1のリンク装置のカム45Aは上記固定型部13に対
して固定されたカム板45に形成された第1の溝45A
であり、上記第2のリンク装置のカム45Bは上記固定
型部13に対して固定されたカム板45に形成された第
2の溝45Bであり、上記第1のリンク装置のカムフォ
ロワ72と上記第2のリンク装置のカムフォロワ82は
上記カム板45の溝45A、45Bにそれぞれ係合する
ように構成されている。
【0010】本発明によれば、例えば図1及び図2に示
すように、成形品の取り出し装置において、上記カム板
45の第1の溝45Aは直線部45A−1と傾斜部45
A−2とを有し、上記第1のリンク装置のカムフォロワ
72が上記カム板45の第1の溝45Aの直線部45A
−1に沿って移動するとき、上記L字形部材71は回転
しないで上記第2の基台51は上記可動型部23と一体
的に移動し、上記第1のリンク装置のカムフォロワ72
が上記カム板45の第1の溝45Aの傾斜部45A−2
に沿って移動するとき、上記L字形部材71は回転し上
記第2の基台51は上記可動型部23に対して相対的に
移動するように構成されている。
【0011】本発明によれば、例えば図1及び図3に示
すように、成形品の取り出し装置において、上記カム板
45の第2の溝45Bは直線部45B−1と傾斜部45
B−2とを有し、上記第2のリンク装置のカムフォロワ
82が上記カム板45の第2の溝45Bの直線部45B
−1に沿って移動するとき、上記揺動アーム95は回転
しないで上記第1の基台53は上記第2の基台51と一
体的に移動し、上記第2のリンク装置のカムフォロワ8
2が上記カム板45の第2の溝45Bの傾斜部45B−
2に沿って移動するとき、上記揺動アーム95は回転し
上記第1の基台53及びそれに装着された上記取り出し
アーム55は第2の基台51に対して上下方向に移動す
るように構成されている。
【0012】本発明によれば、例えば図3に示すよう
に、成形品の取り出し装置において、可動型部23に設
けられたエジェクタに同期して作動するエジェクタ同期
シリンダ65が設けられており、エジェクタ同期シリン
ダ65はエジェクタが後退したとき取り出しアーム55
の先端に配置された吸着パッドによって成形品35が再
度可動型部23に押し付けられることを防止するように
機能する。
【0013】本発明によれば、例えば図4及び図5に示
すように、固定型部13と該固定型部13に対して可動
な可動型部23とによって製造された成形品を取り出す
ための成形品の取り出し装置において、上記製造された
に成形品を取り出すための取り出しアーム106A、1
06Bと、上記取り出しアーム106A、106Bを成
形品を取り出すための第1の位置と上記可動型部23の
移動に干渉しないように待機する第2の位置との間で移
動させるためのリンク装置と、を有し、上記リンク装置
は、上記可動型部23が上記固定型部13に対して移動
するとき上記取り出しアーム106A、106Bを回転
軸線周りに回転させるための第1のリンク装置と、上記
可動型部23が上記固定型部13に対して移動するとき
上記取り出しアーム106A、106Bを上記可動型部
23の移動方向に沿って移動させるための第2のリンク
装置と、を有する。
【0014】本発明によれば、例えば図4及び図5に示
すように、成形品の取り出し装置において、上記第1の
リンク装置は上記固定型部13に対して固定されたカム
92と該カム92に係合するカムフォロワ94Aと該カ
ムフォロワ94Aの運動を上記取り出しアーム106
A、106Bの回転運動に変換するための接続装置とを
有し、上記可動型部23が移動するとき上記取り出しア
ーム106A、106Bが回転軸線周り回転するように
構成されている。
【0015】本発明によれば、例えば図4及び図5に示
すように、成形品の取り出し装置において、上記第2の
リンク装置は上記固定型部13に対して固定されたカム
122と該カム122に係合するカムフォロワ123A
と該カムフォロワ123Aの運動を上記取り出しアーム
106A、106Bの運動に変換するための接続装置と
を有し、上記可動型部23が移動するとき上記取り出し
アーム106A、106Bが上記可動型部23の移動方
向に沿って移動するように構成されている。
【0016】本発明によれば、例えば図4及び図5に示
すように、成形品の取り出し装置において、上記第1の
リンク装置のカム92は上記固定型部13に対して固定
されたカム板91に形成された第1の溝92であり、上
記第2のリンク装置のカム122は上記固定型部13に
対して固定されたカム板121に形成された第2の溝1
22であり、上記第1のリンク装置のカムフォロワ94
Aと上記第2のリンク装置のカムフォロワ123Aは上
記カム板の溝92、122にそれぞれ係合するように構
成されている。
【0017】本発明によれば、例えば図4及び図5に示
すように、成形品の取り出し装置において、上記カム板
の第1の溝92は直線部と傾斜部とを有し、上記第1の
リンク装置のカムフォロワ94Aが上記カム板の第1の
溝92の直線部に沿って移動するとき、上記取り出しア
ーム106A、106Bは上記可動型部23と一体的に
移動し、上記第1のリンク装置のカムフォロワ94Aが
上記カム板の第1の溝92の傾斜部に沿って移動すると
き、上記取り出しアーム106A、106Bは回転軸線
周り回転するように構成されている。
【0018】本発明によれば、例えば図4及び図5に示
すように、成形品の取り出し装置において、上記カム板
121の第2の溝122は直線部と傾斜部とを有し、上
記第2のリンク装置のカムフォロワ123Aが上記カム
板121の第2の溝122の直線部に沿って移動すると
き、上記取り出しアーム106A、106Bは上記可動
型部23と一体的に移動し、上記第2のリンク装置のカ
ムフォロワ123Aが上記カム板の第2の溝122の傾
斜部に沿って移動するとき、上記取り出しアーム106
A、106Bは上記可動型部23に対して相対的に移動
するように構成されている。
【0019】本発明によれば、例えば図1に示すよう
に、固定型部13と可動型部23との間のキャビティに
形成された成形品を取り出すための成形品の取り出し方
法において、上記固定型部13に対して上記可動型部2
3が移動するとき上記可動型部23の移動に同期して成
形品を取り出すための取り出しアーム55を上記可動型
部23の移動方向に沿って上記可動型部23と一体的に
移動させることと、上記固定型部13に対して上記可動
型部23が第1の位置まで移動したとき、上記取り出し
アーム55を更に上下方向に移動させることと、上記固
定型部13に対して上記可動型部23が第2の位置まで
移動したとき、上記取り出しアーム55を更に上記可動
型部23に対して移動させることと、上記取り出しアー
ム55に装着された吸着パッド57によって上記可動型
部23に配置された成形品を吸着することと、を含む。
【0020】本発明によれば、例えば図4に示すよう
に、固定型部13と可動型部23との間のキャビティに
形成された成形品を取り出すための成形品の取り出し方
法において、上記固定型部13に対して上記可動型部2
3が移動するとき上記可動型部23の移動に同期して成
形品を取り出すための取り出しアーム106A、106
Bを上記可動型部23の移動方向に沿って上記可動型部
23と一体的に移動させることと、上記固定型部13に
対して上記可動型部23が第1の位置まで移動したと
き、上記取り出しアーム106A、106Bを更に回転
軸線周り回転させることと、上記固定型部13に対して
上記可動型部23が第2の位置まで移動したとき、上記
取り出しアーム106A、106Bを更に上記可動型部
23に対して移動させることとを、上記取り出しアーム
106A、106Bに装着された吸着パッドによって上
記可動型部23に配置された成形品を吸着することと、
を含む。
【0021】本発明によれば、例えば図1及び図4に示
すように、成形品の製造方法において、固定型部13と
可動型部23とを係合させて両者間に形成されたキャビ
ティに樹脂を射出することと、上記固定型部13に対し
て上記可動型部23を後退方向に移動させることと、上
記可動型部23の移動に同期して成形品を取り出すため
の取り出しアーム55を上記可動型部23の移動方向に
沿って上記可動型部23と一体的に移動させることと、
上記固定型部13に対して上記可動型部23が第1の位
置まで移動したとき、上記取り出しアーム55、106
A、106Bを更に上下方向に移動させ又は回転軸線周
りに回転させることと、上記固定型部13に対して上記
可動型部23が第2の位置まで移動したとき、上記取り
出しアーム55を更に上記可動型部23に対して移動さ
せることと、上記取り出しアーム55に装着された吸着
パッドによって上記可動型部23に配置された成形品を
吸着することと、を含む。
【0022】
【作用】本発明によれば、可動プラテン21の運動を取
り出しアーム55の運動に変換するリンク機構が設けら
れている。斯かるリンク機構によって、可動プラテン2
1の軸線方向に沿った運動は取り出しアーム55の軸線
方向に沿った運動及び上下方向の運動を生成する。
【0023】本発明によれば、可動プラテン21の運動
を取り出しアーム106A、106Bの運動に変換する
リンク機構が設けられている。斯かるリンク機構によっ
て、可動プラテン21の軸線方向に沿った運動は取り出
しアーム106A、106Bの軸線方向に沿った運動及
び回転運動を生成する。
【0024】
【実施例】以下に図1〜図5を参照して本発明の実施例
について説明する。尚図1〜図5において図6の対応す
る部分には同一の参照符号を付してその詳細な説明は省
略する。
【0025】図1を参照して本発明の第1の例を説明す
る。図1に示すように、本発明の成形品の取り出し装置
は射出成形機に取り付けられている。斯かる射出成形機
はどのような成形品を製造するためのものであってもよ
いが、例えば、LD、CD、MD等の光ディスクを成形
するためのものであってよい。
【0026】射出成形機は固定プラテン11に装着され
た固定金型13と可動プラテン21に装着された可動金
型23とを有する。固定プラテン11に対して可動プラ
テン21が軸47に沿って移動して可動金型23が固定
金型13に係合する。斯かる可動プラテン21の移動方
向を以下に軸線方向と称する。斯かる2つの金型13、
23間のキャビティに製品である成形品35が製造され
る。
【0027】成形品35の冷却後、可動プラテン21は
固定プラテン11より離れ、型開限位置まで後退する。
成形品35は通常、可動プラテン21に装着された可動
金型93側に保持されている。成形品の取り出し装置は
斯かる可動金型23に保持された成形品35を取り出す
ように配置されている。
【0028】本例の成形品の取り出し装置は射出成形機
の架台41の上を水平方向に移動可能な水平スライド5
1と水平スライド51に対して上下方向に移動可能な垂
直スライド53と斯かる垂直スライド53に装着された
取り出しアーム55とその先端に装着された吸着パッド
57とを有する。
【0029】図示のように、可動金型23のキャビティ
に保持された成形品35は吸着パッド57によって吸着
されてキャビティより除去される。同図では1度に1個
の成形品35が製造される場合が示されているが、1度
に2個の成形品35が製造される場合には成形品の取り
出し装置は2個の成形品35を取り出すように構成され
る。
【0030】射出成形機の架台41の上には図示のよう
に2本のレール43が配置されており、斯かるレール4
3に沿って水平スライド51は軸線方向に沿って移動す
ることができるように構成されている。水平スライド5
1には垂直に配置された垂直支持部材61が取り付けら
れており、斯かる垂直支持部材61には2本のレール6
3が装着されている。垂直スライド53は斯かる2本の
レール63に沿って上下方向に移動をすることができる
ように構成されている。射出成形機の架台41の上には
更にカム板45が垂直に取り付けられているが、斯かる
カム板45の機能は後に説明する。
【0031】こうして、垂直スライド53が垂直支持部
材61の2本のレール63に沿って上下方向に移動する
とそれに装着された取り出しアーム55は上下方向に沿
って移動し、水平スライド51が架台41のレール43
に沿って軸線方向に移動するとそれに装着された垂直支
持部材61及び取り出しアーム55は軸線方向に沿って
移動する。
【0032】本例によると、可動プラテン21の軸線方
向の運動を取り出しアーム55の軸線方向の運動と上下
方向の運動に変換するためのリンク機構が設けられてい
る。リンク機構はカム板45とL字形部材71と連結シ
リンダ73と揺動アーム81とを含む。
【0033】リンク機構は可動プラテン21の軸線方向
の運動を取り出しアーム55の軸線方向の運動に変換す
るための第1のリンク装置と可動プラテン21の軸線方
向の運動を取り出しアーム55の上下方向の運動に変換
するための第2のリンク装置とを有する。
【0034】図2を参照して第1のリンク装置の例を説
明する。第1のリンク装置は可動プラテン21の軸線方
向の運動を水平スライド51の軸線方向の運動に変換
し、それによって水平スライド51に装着された垂直ス
ライド53及び取り出しアーム55を軸線方向に移動さ
せるように構成されている。
【0035】第1のリンク装置はL字形部材71を有
し、斯かるL字形部材71は中心部より延在する2つの
アーム71A、71Bを有する。可動プラテン21には
図示のように支持部材25が取り付けられており、L字
形部材71はその中心軸71a周りに回転可能に斯かる
支持部材25に取り付けられている。例えば、支持部材
25に適当な軸受け26を装着し、L字形部材71の中
心部に配置された中心軸71aを斯かる軸受け26に係
合するように取り付けてよい。
【0036】一方、水平スライド51には連結シリンダ
73が装着されており、斯かる連結シリンダ73の先端
はL字形部材71の第1のアーム71Aに設けられた孔
71bに係合している。こうして、水平スライド51
は、連結シリンダ73とL字形部材71と支持部材25
を経由して可動プラテン21に接続されている。即ち、
可動プラテン21の軸線方向の運動は、支持部材25と
L字形部材71と連結シリンダ73とを経由して水平ス
ライド51に伝達される。
【0037】第1のリンク装置は第1のカム装置を有し
ており、斯かる第1のカム装置は、可動プラテン11が
軸線方向に移動して所定の位置に到達したとき、水平ス
ライド51を可動プラテン21に対して相対的に接近又
は遠隔させるように機能する。斯かる第1のカム装置は
架台41の適当な位置に取り付けられたカム板45とL
字形部材71とによって提供される。例えば、斯かる第
1のカム装置のカムはカム板45に形成された溝45A
によって構成され、カムフォロワはL字形部材71の第
2のアーム71Bに装着された突起72によって構成さ
れてよい。
【0038】図示のように、カム板45の溝45Aは軸
線方向に沿って形成された水平部(直線部)45A−1
と斯かる水平部45A−1に対して傾斜して形成された
傾斜部45A−2とを有する。
【0039】可動プラテン21が軸線方向に移動すると
き、カムフォロワ72は溝45Aに係合した状態で溝4
5Aに沿って移動する。カムフォロワ72が溝45Aの
水平部45A−1に係合している間はカムフォロワ72
の上下方向の位置は変化しないから、L字形部材71は
中心軸71a周りの回転運動をしない。しかしながら、
カムフォロワ72が溝45Aの傾斜部45A−2に係合
している間はカムフォロワ72の上下方向の位置が変化
するから、L字形部材71は中心軸71a周りに回転運
動する。
【0040】水平スライド51は連結シリンダ73及び
L字形部材71によって可動プラテン21に接続されて
いる。L字形部材71が中心軸71a周りに回転しない
と、連結シリンダ73とL字形部材71の中心軸71a
との間の軸線方向(水平方向)の距離は変化しない。従
って、水平スライド51は可動プラテン21と一体的に
軸線方向に移動する。
【0041】しかしながら、L字形部材71が中心軸7
1a周りに回転運動すると、連結シリンダ73とL字形
部材71の中心軸71aとの間の軸線方向(水平方向)
の距離が変化し、水平スライド51と可動プラテン21
との間の軸線方向の相対的位置関係が変化する。
【0042】L字形部材71が時計方向に回転すると連
結シリンダ73とL字形部材71の中心軸71aとの間
の軸線方向の距離が短くなり、水平スライド51は可動
プラテン21に対して接近するように移動する。逆に、
L字形部材71が反時計方向に回転すると連結シリンダ
73とL字形部材71の中心軸71aとの間の軸線方向
の距離が長くなり、水平スライド51は可動プラテン2
1より離れるように移動する。
【0043】斯かる水平スライド51の可動プラテン2
1に対する相対的運動を制御するためには、カム板45
の溝45Aの形状、特に傾斜部45A−2の形状を変化
させ、又はL字形部材71の形状、特にアーム71A、
71Bの形状を変化させればよい。
【0044】図3を参照して第2のリンク装置の例を説
明する。第2のリンク装置は可動プラテン21が軸線方
向に移動したとき水平スライド51の軸線方向の運動を
垂直スライド53の垂直方向の運動に変換するように構
成されている。斯かる第2のリンク装置は揺動アーム8
1を有し、斯かる揺動アーム81はその一端を回転中心
として回転可能に水平スライド51の垂直支持部材61
に装着されている。
【0045】揺動アーム81は、例えば、その一端に取
り付けられた回転軸81aを水平スライド51の垂直支
持部材61に装着された軸受け85に嵌合することによ
って装着されてよい。揺動アーム81の他端は垂直スラ
イド53に係合しており、揺動アーム81が揺動すると
垂直スライド53は上下方向に移動するように構成され
ている。例えば揺動アーム81の他端の凹部81bが垂
直スライド53に装着された突起53aに係合するよう
に構成してよい。
【0046】第2のリンク装置は第2のカム装置を有し
ており、斯かる第2のカム装置は揺動アーム81の揺動
を制御するように機能する。本例では、水平スライド5
1が軸線方向に移動して所定の位置に到達したとき、揺
動アーム81が揺動し、垂直スライド53を水平スライ
ド51に対して相対的に上下方向に移動させるように構
成されている。斯かる第2のカム装置は架台41の適当
な位置に取り付けられたカム板と揺動アーム81とによ
って提供される。例えば、斯かる第2のカム装置のカム
はカム板に形成された溝45Bによって構成され、カム
フォロワは揺動アーム81に装着された突起82によっ
て構成されてよい。
【0047】第1のカム装置のカム板は第2のカム装置
のカム板45と同一であってよい。斯かる場合、カム板
45は第1のカム装置のための第1の溝45Aと第2の
カム装置のための第2の溝45Bとを有する。
【0048】図示のように、カム板45の第2の溝45
Bは軸線方向に沿って形成された水平部(直線部)45
B−1と斯かる水平部に対して傾斜して形成された傾斜
部45B−2とを有する。
【0049】水平スライド51が軸線方向に移動すると
き、カムフォロワ82は溝45Bに係合した状態で溝4
5Bに沿って移動する。カムフォロワ82が溝45Bの
水平部45B−1に係合している間はカムフォロワ82
の上下方向の位置は変化しないから、揺動アーム81は
回転軸81a周りの揺動運動をしない。しかしながら、
カムフォロワ82が溝45Bの傾斜部45B−2に係合
している間はカムフォロワ82の上下方向の位置が変化
するから、揺動アーム81は回転軸81a周りに回転運
動する。
【0050】揺動アーム81が回転軸81a周りに回転
運動すると、揺動アーム81の他端の上下方向の位置が
変化する。従って、斯かる揺動アーム81の他端に係合
している垂直スライド53は垂直方向に移動する。揺動
アーム81が時計方向に揺動回転すると揺動アーム81
の他端は下方に移動するから垂直スライド53は下方に
移動する。逆に、揺動アーム81が反時計方向に揺動回
転すると揺動アーム81の他端は上方に移動するから垂
直スライド53は上方に移動する。
【0051】次に、本例の成形品の取り出し装置の動作
を説明する。可動プラテン21が軸線方向に移動する
と、第1のリンク装置によって水平スライド51が軸線
方向に移動する。可動プラテン21が軸線方向に更に移
動して型開位置に到達すると、水平スライド51が軸線
方向に移動した状態で、第2のリンク装置の第2のカム
装置45B、82によって垂直スライド53は上方に移
動する。
【0052】可動プラテン21が軸線方向に更に移動し
て型開限位置に到達すると、水平スライド51が軸線方
向に移動した状態で、第1のリンク装置の第1のカム装
置45A、72によって水平スライド51は可動プラテ
ン21に対して相対的に接近する。こうして、水平スラ
イド51が可動プラテン21に対して相対的に接近する
から、取り出しアーム55の先端の吸着パッド57は可
動金型23に配置された成形品35に係合する。
【0053】本例の成形品の取り出し装置によれば、可
動プラテン21が型開位置に到達すると取り出しアーム
55が作動し、更に、可動プラテン21が型開限位置に
到達すると吸着パッド57によって成形品35が吸着さ
れる。可動プラテン21が再び固定プラテン11方向に
接近するように移動する場合も同一であるので説明は省
略する。
【0054】図3に示すように本例の成形品の取り出し
装置にはエジェクタ同期シリンダ65が設けられてい
る。斯かるエジェクタ同期シリンダ65の機能について
説明する。通常、可動金型23には製造された成形品3
5を取り出すためのエジェクタが設けられている。エジ
ェクタは可動金型35のキャビティの内面より成形品3
5を押し出すように構成されている。型開限位置にて、
本例による成形品の取り出し装置によって、取り出しア
ーム55が移動して、先端の吸着パッド57が成形品3
5に係合する。
【0055】次にエジェクタが作動して成形品35が可
動金型23のキャビティ31より外方に即ち吸着パッド
57方向に押し出される。吸着パッド57は圧縮ばね5
9によって付勢されており、エジェクタは斯かるばねの
付勢力に抗して成形品を外方に即ち吸着パッド57に押
し付ける。このとき、もし、エジェクタが内方に後退す
ると、吸着パッド57の圧縮ばね59の付勢力によって
成形品35は再び可動金型23のキャビティ31内に押
し戻されることとなる。
【0056】本例によるエジェクタ同期シリンダは、エ
ジェクタが内方に後退して成形品35が再び可動金型2
3のキャビティ内に押し戻されることを防止するために
設けられている。本例によると、吸着パッド57によっ
て成形品35が完全に吸着され、成形品35が可動金型
23のキャビティ31より完全に離れたときにエジェク
タが後退するように構成されている。エジェクタ同期シ
リンダは可動プラテン21の軸線方向の位置に関連して
エジェクタが後退するように構成されており、従って吸
着パッド57が所定の位置に配置されたとき、エジェク
タが作動される。
【0057】次に、再度図1を参照して押し出しシリン
ダ39の動作を説明する。この押し出しシリンダ39は
金型13、23を交換したり、修理したり、調節すると
きに使用する。可動金形23を移動させると上述のリン
ク機構によって取り出しアーム55も移動し、作業を妨
げる。従って、取り出しアーム55を固定金型13と可
動金型23の間より除去する必要がある。
【0058】先ず、連結シリンダ73のピンを除去して
連結シリンダ73とL字型部材71との間の係合を解除
する。それによって、水平スライド51は可動プラテン
21に対して独立的に移動することができる。従って、
押し出しシリンダ39を作動させることによって水平ス
ライド51は架台41の上を2本のレール43に沿って
端部まで移動する。押し出しシリンダ39は架台41の
上に装着されており、伸縮可能なロッドを有し、斯かる
ロッドが水平スライド51に係合する。ロッドが更に延
伸することによって水平スライド51は移動する。斯か
るロッドの延伸は手動によってなされてよいが、適当な
駆動装置によってなされてよい。
【0059】図4及び図5を参照して本発明の成形品の
取り出し装置の第2の例を説明する。本例によると、図
示のように2個の取り出しアーム106A、106Bが
設けられており、各取り出しアーム106A、106B
の先端には吸着パッドが装着されている。従って、図示
のように成形品107A、107Bを同時に2個取り出
すことができるように構成されている。
【0060】図4は可動プラテン12とそれに装着され
た可動金型23のみを示し、手前側(左側)に配置され
た固定プラテン11及び固定金型13は省略されてい
る。図4は固定金型13(図示なし)に可動金型23が
係合しており、両者間のキャビティ(図示なし)に成形
品が形成された状態を示す。この状態より可動金型23
が(図4の右後方に)後退して成形品が取り出される。
図1と同様に可動プラテン21の移動方向を以下に軸線
方向と称する。
【0061】本例によると、可動プラテン21の軸線方
向の運動を取り出しアーム106A、106Bの回転運
動と軸線方向の運動に変換するためのリンク機構が設け
られている。このリンク機構は可動プラテン21の軸線
方向の運動を取り出しアーム106A、106Bの回転
運動に変換するための第1のリンク装置と可動プラテン
21の軸線方向の運動を取り出しアーム106A、10
6Bの軸線方向の運動に変換するための第2のリンク装
置とを有する。
【0062】図5Aは第1のリンク装置の概略の構成を
示し、図5Bは第2のリンク装置の概略の構成を示す。
第1のリンク装置は架台41に装着されたカム板91を
有し、斯かるカム板91にはカムを構成する溝92が形
成されている。斯かる溝92は本発明の第1の例の場合
と同様に直線部と傾斜部とを有する。第2のリンク装置
は架台41に装着されたカム板121を有し、斯かるカ
ム板121にはカムを構成する溝122が形成されてい
る。斯かる溝92、122は本発明の第1の例の場合と
同様に直線部と傾斜部とを有する。
【0063】図4に示すように、第1のリンク装置のカ
ム板91の溝92の傾斜部に沿ってカムフォロワ94A
が移動すると駆動アーム95が回転し、それによって2
本の連接棒99A、99Bが移動する。斯かる連接棒9
9A、99Bが移動すると、それに接続された円板10
0A、100Bが回転し、斯かる円板100A、100
Bに接続された取り出しアーム106A、106Bが回
転する。
【0064】同様に、第2のリンク装置のカム板121
の溝122の傾斜部に沿ってカムフォロワ123Aが移
動すると連接棒126が移動する。連接棒126が移動
すると、それに接続されたL字状部材127A、127
Bが回転し、斯かるL字状部材127A、127Bに接
続された突起部材128A、128Bが移動し、取り出
しアーム106A、106Bが移動する。
【0065】図4を参照して説明する。第1のリンク装
置は更に可動部を有し、斯かる可動部は可動プラテン2
1に装着された支持部材131A、131B及び132
に装着されている。斯かる第1のリンク装置の可動部は
カム板91の溝92に係合しているカムフォロワ94A
とカムフォロワ94Aを支持し軸線方向に直交する方向
に沿って滑動可能なスライド部を有するLMガイド94
と垂直な回転軸96周りに回転可能な駆動アーム95と
軸線方向に直交する方向に沿って滑動可能なスライド部
を有するLMガイド98A、98Bとを有する。
【0066】第1のリンク装置の可動部は、更に、軸線
方向に直交する方向に沿って運動可能な連接棒99A、
99Bと回転軸周りに回転可能な円板100A、100
Bとを有する。斯かる円板100A、100Bには取り
出しアーム戻し用シリンダ105A、105Bが装着さ
れ、斯かるシリンダ105A、105Bの先端部には取
り出しアーム106A、106Bが装着されている。
【0067】可動プラテン21が軸線方向に沿って(図
4の右後方に)移動すると、支持部材132に装着され
たLMガイド94が軸線方向に沿って(右後方に)移動
する。LMガイド94のスライド部の下面に装着された
カムフォロワ94Aはカム板91の溝92に係合した状
態で斯かる溝92に沿って滑動する。
【0068】カムフォロワ94Aがカム板91の溝92
の直線部に沿って移動するときには、LMガイド94は
単に軸線方向に沿って移動する。しかしながら、カムフ
ォロワ94Aがカム板91の溝92の傾斜部に沿って移
動するときには、LMガイド94のスライド部はLMガ
イド94の固定部に対して相対的に軸線方向に直交する
方向に沿って(外方に)移動する。
【0069】LMガイド94のスライド部の先端は駆動
アーム95の一端に接続されており、LMガイド94の
スライド部が軸線方向に直交する方向に沿って(図4の
左後方に)移動すると、駆動アーム95は回転軸96周
りに(上から見て反時計方向に)回転する。駆動アーム
95の両端に装着された突起97A、97Bは下側のL
Mガイド98A、98Bのスライド部の溝98a、98
bに係合しており、それによって駆動アーム95の回転
運動はLMガイド98A、98Bのスライド部の直線運
動に変換される。
【0070】即ち、駆動アーム95が中心軸96周りに
回転すると、一方のLMガイド98Aのスライド部は前
進し、他方のLMガイド98Bのスライド部は後退す
る。それによって、各LMガイド98A、98Bに装着
された連接棒99A、99Bが前進又は後退する。各連
接棒99A、99Bの先端部はそれぞれ円板100A、
100Bに装着されており、従って、各連接棒99A、
99Bが前進又は後退すると、各円板100A、100
Bは回転する。2つの連接棒99A、99Bは互いに反
対方向に移動するから、各円板100A、100Bは互
いに反対方向に回転する。左側の円板100Aは反時計
方向に回転し、右側の円板100Bは反時計方向に回転
する。
【0071】こうして、円板100A、100Bに装着
されたアーム戻し用シリンダ105A、105B及び取
り出しアーム106A、106Bがそれぞれ反対方向に
回転する。取り出しアーム106A、106Bの先端は
上方に旋回する。アーム戻し用シリンダ105A、10
5Bの機能については後に説明する。
【0072】次に、第2のリンク装置について説明す
る。第2のリンク装置は、第1のリンク装置と同様に、
架台41に装着されたカム板121を有し、斯かるカム
板121にはカムを構成する溝122が形成されてい
る。斯かる溝122は同様に直線部と傾斜部とを有す
る。尚、第1のカム板91は第2のカム板121は別個
に形成されたものであってよいが、一体的に形成された
ものであってもよい。
【0073】第2のリンク装置は更に可動部を有し、斯
かる可動部は可動プラテン21に装着された支持部材1
31A、131B及び132に装着されている。斯かる
第2のリンク装置の可動部はカム板121の溝122に
係合しているカムフォロワ123Aとカムフォロワ12
3Aを支持し軸線方向に直交する方向に沿って滑動可能
なスライド部を有するLMガイド123と斯かるLMガ
イド123のスライド部に接続され軸線方向に直交する
方向に沿って滑動可能なスライド部を有するLMガイド
124とを有する。
【0074】第2のリンク装置の可動部は、更に、LM
ガイド124のスライド部の先端に装着された接続部材
125と軸線方向に直交する方向に沿って運動可能な連
接棒126と回転軸周りに回転可能なL字状部材127
A、127Bと斯かるL字状部材127A、127Bの
先端に装着された突起部材128A、128Bと斯かる
突起部材128A、128Bに係合する円周溝を有する
車輪129A、129Bとを有する。
【0075】可動プラテン21が軸線方向に沿って(図
4の右後方に)移動すると、支持部材132に装着され
たLMガイド123が軸線方向に沿って移動する。LM
ガイド123のスライド部の下面に装着されたカムフォ
ロワ123Aはカム板121の溝122に係合した状態
で斯かる溝122に沿って滑動する。
【0076】カムフォロワ123Aがカム板121の溝
122の直線部に沿って移動するときには、LMガイド
123は単に軸線方向に沿って(図4の右後方に)移動
する。しかしながら、カムフォロワ123Aがカム板1
21の溝122の傾斜部に沿って移動するときには、L
Mガイド123のスライド部はLMガイド123の固定
部に対して相対的に軸線方向に直交する方向に(内方
に)沿って移動する。
【0077】LMガイド123のスライド部の先端はL
Mガイド124のスライド部に接続されており、LMガ
イド123のスライド部が軸線方向に直交する方向に沿
って移動すると、LMガイド124のスライド部は軸線
方向に直交する方向に沿って移動する。それによって、
LMガイド124のスライド部の先端に装着された接続
部材125が軸線方向に直交する方向に沿って移動し、
更に、連接棒126が軸線方向に直交する方向に沿って
移動する。
【0078】連接棒126にはL字状部材127A、1
27Bが接続されており、連接棒126が軸線方向に直
交する方向に沿って移動すると、L字状部材127A、
127Bは回転軸周りに回転し、L字状部材127A、
127Bの他端に装着された各突起部材128A、12
8Bは軸線方向に沿って移動する。
【0079】各突起部材128A、128Bは車輪12
9A、129Bの円周溝に係合しているから、突起部材
128A、128Bが軸線方向に移動すると車輪129
A、129Bは軸線方向に移動する。それによって、車
輪129A、129Bに接続された円板100A、10
0Bが軸線方向に移動する。こうして、円板100A、
100Bに装着されたアーム戻し用シリンダ105A、
105B及び取り出しアーム106A、106Bが軸線
方向に移動する。
【0080】こうして、本例によると、可動プラテン2
1が固定プラテン11(図示なし)より離れる方向(図
4の右後方)に移動することによって、取り出しアーム
106A、106Bが回転し更に可動金型23に対して
近づくように移動し、取り出しアーム106A、106
Bの先端に装着された吸着パッドが成形品に係合する。
【0081】次に可動プラテン21が固定プラテン11
(図示なし)に近づく方向(図4の左前方)に移動する
ことによって、次の工程が開始される。このとき、本例
のリンク装置によって取り出しアーム106A、106
Bは上述と反対の運動をする。即ち可動プラテン21が
固定プラテン11(図示なし)に近づく方向に移動する
と、取り出しアーム106A、106Bは可動金型23
より離れるように移動し、更に反対方向に回転する。
【0082】次に取り出しアーム戻し用シリンダ105
A、105Bの機能を説明する。可動プラテン21が固
定プラテン(図示なし)に近づく方向に移動をすると
き、第2のリンク装置が作動する前に、取り出しアーム
戻し用シリンダ105A、105Bが作動して取り出し
アーム106A、106Bが可動金型23より離れるよ
うに移動される。斯かる取り出しアーム戻し用シリンダ
105A、105Bを設けることによって、吸着パッド
によって保持された成形品をより早く取り出すことがで
きる。
【0083】以上本発明の実施例について詳細に説明し
てきたが、本発明は上述の実施例に限ることなく本発明
の要旨を逸脱することなく他の種々の構成が採り得るこ
とは当業者にとって容易に理解されよう。
【0084】
【発明の効果】本発明によると、可動プラテン21又は
可動金型23の開閉動作と取り出しアーム55、106
A、106B及び吸着パッドの移動動作が同期されてい
るから、成形品の製造工程において成形品35の取り出
し動作に関するロスタイムが実質的にゼロとなる利点が
ある。
【0085】本発明によると、可動プラテン21又は可
動金型23の開閉動作と取り出しアーム55、106
A、106B及び吸着パッドの移動動作が同期されてい
るから、取り出しアーム55、106A、106Bの移
動ストロークを最小化することができる利点がある。
【0086】本発明によると、可動プラテン21又は可
動金型23の開閉動作と取り出しアーム55、106
A、106B及び吸着パッドの動作を同期させるために
リンク機構が使用されているから、可動プラテン21又
は可動金型23の軸線方向の運動を取り出しアーム5
5、106A、106Bの軸線方向の運動、上下方向の
運動及び回転運動に容易に且つ確実に変換することがで
きる利点がある。
【0087】本発明によると、可動プラテン21又は可
動金型23の開閉動作と取り出しアーム55、106
A、106Bの動作を同期させるためにリンク機構が使
用されているから、センサ又はインターロック装置を必
要としない利点がある。
【0088】本発明によると、成形品の取り出し装置に
カム装置が使用されているから、カム装置を変更又は修
正することによって、取り出しアーム55、106A、
106Bの運動及びそのタイミングを容易に変化させる
ことができる利点がある。
【0089】本発明によると、成形品の取り出し装置に
カム装置が使用されているから、取り出しアーム55、
106A、106Bの運動を円滑になすことができ、振
動や衝撃を除去することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による成形品の取り出し装置の第1の例
を示す図である。
【図2】本発明による成形品の取り出し装置の第1の例
の第1のリンク装置の例を示す図である。
【図3】本発明による成形品の取り出し装置の第1の例
の第2のリンク装置の例を示す図である。
【図4】本発明による成形品の取り出し装置の第2の例
を示す図である。
【図5】本発明による成形品の取り出し装置の第2の例
のリンク装置の例を示す図である。
【図6】従来の成形品の取り出し装置の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 固定プラテン 13 固定金型 21 可動プラテン 23 可動金型 24 センサ 25 支持部材 26 軸受け 31 キャビティ 35 成形品 41 架台 43 レール 45 カム板 45A 溝(カム) 45A−1 水平部(直線部) 45A−2 傾斜部 45B 溝(カム) 45B−1 水平部(直線部) 45B−2 傾斜部 47 軸 51 水平スライド 53 垂直スライド 53a 突起 55 取り出しアーム 57 吸着パッド 59 圧縮ばね 61 垂直支持部材 63 レール 65 エジェクタ同期シリンダ 71 L字形部材 71A、71B アーム 71a 中心軸 71b 孔 72 突起(カムフォロワ) 73 連結シリンダ 81 揺動アーム 81a 回転軸 81b 凹部 82 突起(カムフォロワ) 85 軸受け 91 カム板 92 溝(カム) 94 LMガイド 94A カムフォロワ 95 駆動アーム 96 回転軸 97A、97B 突起 98A、98B LMガイド 98a、98b 溝 99A、99B 連接棒 100A、100B 円板 105A、105B 取り出しアーム戻し用シリンダ 106A、106B 取り出しアーム 107A、107B 成形品 121 カム板 122 溝(カム) 123 LMガイド 123A カムフォロワ 124 LMガイド 125 接続部材 126 連接棒 127A、127B L字状部材 128A、128B 突起部材 129A、129B 車輪 131A、131B、132 支持部材

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定型部と該固定型部に対して可動な可
    動型部とによって製造された成形品を取り出すための成
    形品の取り出し装置において、 上記製造されたに成形品を取り出すための取り出しアー
    ムと、 該取り出しアームを支持する第1の基台と、 該第1の基台を上下方向に移動可能に支持し上記固定型
    部に対して移動可能な第2の基台と、 上記取り出しアームを成形品を取り出すための第1の位
    置と上記可動型部の移動に干渉しないように待機する第
    2の位置との間で移動させるためのリンク装置と、を有
    し、 上記リンク装置は、上記可動型部が上記固定型部に対し
    て移動するとき上記第2の基台を上記固定型部に対して
    上記可動型部の移動方向に沿って移動させるための第1
    のリンク装置と、上記可動型部が上記固定型部に対して
    移動するとき上記第1の基台を上記第2の基台に対して
    上下方向に移動させるための第2のリンク装置と、を有
    し、 上記第2のリンク装置は上記固定型部に対して固定され
    たカムと該カムに係合するカムフォロワと該カムフォロ
    ワを支持し上記第2の基台に回転可能に装着された揺動
    アームとを有し、上記揺動アームの一端は上記第1の基
    台に係合しており、上記可動型部が上記固定型部に対し
    て移動するとき上記カムフォロワは上記カムに沿って移
    動しそれによって上記揺動アームは回転し上記第1の基
    台及びそれに装着された上記取り出しアームが上下方向
    に移動するように構成されていることを特徴とする成形
    品の取り出し装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の成形品の取り出し装置に
    おいて、上記第1のリンク装置は上記固定型部に対して
    固定されたカムと該カムに係合するカムフォロワと該カ
    ムフォロワを一端にて支持し上記可動型部に回転可能に
    支持されたL字形部材と該L字形部材の他端を上記第2
    の基台に接続する連結シリンダとを有し、上記可動型部
    が上記固定型部に対して移動するとき上記カムフォロワ
    は上記カムに沿って移動しそれによって上記L字形部材
    が回転しないときは上記第2の基台は上記可動型部と一
    体的に移動し、上記L字形部材が回転するときは上記第
    2の基台は上記可動型部に対して相対的に移動するよう
    に構成されていることを特徴とする成形品の取り出し装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の成形品の取り出し
    装置において、上記第1のリンク装置のカムは上記固定
    型部に対して固定されたカム板に形成された第1の溝で
    あり、上記第2のリンク装置のカムは上記固定型部に対
    して固定されたカム板に形成された第2の溝であり、上
    記第1のリンク装置のカムフォロワと上記第2のリンク
    装置のカムフォロワは上記カム板の溝にそれぞれ係合す
    るように構成されていることを特徴とする成形品の取り
    出し装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の成形品の取り出し装置に
    おいて、上記カム板の第1の溝は直線部と傾斜部とを有
    し、上記第1のリンク装置のカムフォロワが上記カム板
    の第1の溝の直線部に沿って移動するとき、上記L字形
    部材は回転しないで上記第2の基台は上記可動型部と一
    体的に移動し、上記第1のリンク装置のカムフォロワが
    上記カム板の第1の溝の傾斜部に沿って移動するとき、
    上記L字形部材は回転し上記第2の基台は上記可動型部
    に対して相対的に移動するように構成されていることを
    特徴とする成形品の取り出し装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の成形品の取り出し
    装置において、上記カム板の第2の溝は直線部と傾斜部
    とを有し、上記第2のリンク装置のカムフォロワが上記
    カム板の第2の溝の直線部に沿って移動するとき、上記
    揺動アームは回転しないで上記第1の基台は上記第2の
    基台と一体的に移動し、上記第2のリンク装置のカムフ
    ォロワが上記カム板の第2の溝の傾斜部に沿って移動す
    るとき、上記揺動アームは回転し上記第1の基台及びそ
    れに装着された上記取り出しアームは上記第2の基台に
    対して上下方向に移動するように構成されていることを
    特徴とする成形品の取り出し装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4又は5記載の成形
    品の取り出し装置において、上記可動型部に設けられた
    エジェクタに同期して作動するエジェクタ同期シリンダ
    が設けられており、該エジェクタ同期シリンダは上記エ
    ジェクタが後退したとき上記取り出しアームの先端に配
    置された吸着パッドによって上記成形品が再度上記可動
    型部に押し付けられることを防止するように機能するよ
    うに構成されていることを特徴とする成形品の取り出し
    装置。
  7. 【請求項7】 固定型部と該固定型部に対して可動な可
    動型部とによって製造された成形品を取り出すための成
    形品の取り出し装置において、 上記製造されたに成形品を取り出すための取り出しアー
    ムと、 上記取り出しアームを成形品を取り出すための第1の位
    置と上記可動型部の移動に干渉しないように待機する第
    2の位置との間で移動させるためのリンク装置と、を有
    し、 上記リンク装置は、上記可動型部が上記固定型部に対し
    て移動するとき上記取り出しアームを回転軸線周りに回
    転させるための第1のリンク装置と、上記可動型部が上
    記固定型部に対して移動するとき上記取り出しアームを
    上記可動型部の移動方向に沿って移動させるための第2
    のリンク装置と、を有することを特徴とする成形品の取
    り出し装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の成形品の取り出し装置に
    おいて、上記第1のリンク装置は上記固定型部に対して
    固定されたカムと該カムに係合するカムフォロワと該カ
    ムフォロワの運動を上記取り出しアームの回転運動に変
    換するための接続装置とを有し、上記可動型部が移動す
    るとき上記取り出しアームが回転軸線周り回転するよう
    に構成されていることを特徴とする成形品の取り出し装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8記載の成形品の取り出し
    装置において、上記第2のリンク装置は上記固定型部に
    対して固定されたカムと該カムに係合するカムフォロワ
    と該カムフォロワの運動を上記取り出しアームの運動に
    変換するための接続装置とを有し、上記可動型部が移動
    するとき上記取り出しアームが上記可動型部の移動方向
    に沿って移動するように構成されていることを特徴とす
    る成形品の取り出し装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の成形品の取り出し装置
    において、上記第1のリンク装置のカムは上記固定型部
    に対して固定されたカム板に形成された第1の溝であ
    り、上記第2のリンク装置のカムは上記固定型部に対し
    て固定されたカム板に形成された第2の溝であり、上記
    第1のリンク装置のカムフォロワと上記第2のリンク装
    置のカムフォロワは上記カム板の溝にそれぞれ係合する
    ように構成されていることを特徴とする成形品の取り出
    し装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の成形品の取り出し装
    置において、上記カム板の第1の溝は直線部と傾斜部と
    を有し、上記第1のリンク装置のカムフォロワが上記カ
    ム板の第1の溝の直線部に沿って移動するとき、上記取
    り出しアームは上記可動型部と一体的に移動し、上記第
    1のリンク装置のカムフォロワが上記カム板の第1の溝
    の傾斜部に沿って移動するとき、上記取り出しアームは
    回転軸線周り回転するように構成されていることを特徴
    とする成形品の取り出し装置。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11記載の成形品の取
    り出し装置において、上記カム板の第2の溝は直線部と
    傾斜部とを有し、上記第2のリンク装置のカムフォロワ
    が上記カム板の第2の溝の直線部に沿って移動すると
    き、上記取り出しアームは上記可動型部と一体的に移動
    し、上記第2のリンク装置のカムフォロワが上記カム板
    の第2の溝の傾斜部に沿って移動するとき、上記取り出
    しアームは上記可動型部に対して相対的に移動するよう
    に構成されていることを特徴とする成形品の取り出し装
    置。
  13. 【請求項13】 固定型部と可動型部との間のキャビテ
    ィに形成された成形品を取り出すための成形品の取り出
    し方法において、 上記固定型部に対して上記可動型部が移動するとき上記
    可動型部の移動に同期して成形品を取り出すための取り
    出しアームを上記可動型部の移動方向に沿って上記可動
    型部と一体的に移動させることと、 上記固定型部に対して上記可動型部が第1の位置まで移
    動したとき、上記取り出しアームを更に上下方向に移動
    させることと、 上記固定型部に対して上記可動型部が第2の位置まで移
    動したとき、上記取り出しアームを更に上記可動型部に
    対して移動させることと、 上記取り出しアームに装着された吸着パッドによって上
    記可動型部に配置された成形品を吸着することと、を含
    む成形品の取り出し方法。
  14. 【請求項14】 固定型部と可動型部との間のキャビテ
    ィに形成された成形品を取り出すための成形品の取り出
    し方法において、 上記固定型部に対して上記可動型部が移動するとき上記
    可動型部の移動に同期して成形品を取り出すための取り
    出しアームを上記可動型部の移動方向に沿って上記可動
    型部と一体的に移動させることと、 上記固定型部に対して上記可動型部が第1の位置まで移
    動したとき、上記取り出しアームを更に回転軸線周り回
    転させることと、 上記固定型部に対して上記可動型部が第2の位置まで移
    動したとき、上記取り出しアームを更に上記可動型部に
    対して移動させることとを、 上記取り出しアームに装着された吸着パッドによって上
    記可動型部に配置された成形品を吸着することと、を含
    む成形品の取り出し方法。
  15. 【請求項15】 固定型部と可動型部とを係合させて両
    者間に形成されたキャビティに樹脂を射出することと、 上記固定型部に対して上記可動型部を後退方向に移動さ
    せることと、 上記可動型部の移動に同期して成形品を取り出すための
    取り出しアームを上記可動型部の移動方向に沿って上記
    可動型部と一体的に移動させることと、 上記固定型部に対して上記可動型部が第1の位置まで移
    動したとき、上記取り出しアームを更に回転軸線周り回
    転させ又は上下方向に移動させることと、 上記固定型部に対して上記可動型部が第2の位置まで移
    動したとき、上記取り出しアームを更に上記可動型部に
    対して移動させることと、 上記取り出しアームに装着された吸着パッドによって上
    記可動型部に配置された成形品を吸着することと、を含
    む成形品の製造方法。
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