JPH0716888A - 成形品取出し装置 - Google Patents

成形品取出し装置

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JPH0716888A
JPH0716888A JP16170793A JP16170793A JPH0716888A JP H0716888 A JPH0716888 A JP H0716888A JP 16170793 A JP16170793 A JP 16170793A JP 16170793 A JP16170793 A JP 16170793A JP H0716888 A JPH0716888 A JP H0716888A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成によって成形装置から成形品を容
易に取り出し可能にする。 【構成】 昇降・進退かつ回転可能に設けられた連結板
32に、ランナー取出し機構C及び成形品受け40が一
体的に移動可能に設けてある。射出成形装置の金型が型
開き状態のときに、チャック手段34が固定側金型Pの
ランナー形成位置に進入して、ランナーRを取り出し可
能であるとともに、成形品受けの第1の開口部40bが
可動側金型Qの成形品突出し位置に対向可能である。ラ
ンナー取出し機構C及び成形品受け40が金型間に進入
し、チャック手段34がランナーRをつかみ、両者を前
進させると、成形品受けの第1の開口部40bが可動側
金型Qの成形品突出し位置に当接する。成形品Sが突き
出されると、多数の成形品が第1の開口部40bから同
時に成形品受け内に収納される。ランナー取出し機構と
成形品受けとが連結板32を介して後退し、ランナー及
び成形品を成形装置外に移動させて両者を取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形装置から成形
品を取り出すための成形品取出し装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】射出成形装置によって成形された成形品
は、ゲート部でランナーと切断され、突出しピンによっ
て可動側金型から突き出され、自然落下して金型の下方
位置に設けられた回収箱等に収納されるようになってい
る。しかし、金型の下方には大きな回収箱等を設ける程
のスペースを設けることが困難であるため、小型の成形
品回収容器等を備え付けたりしている。したがって、成
形作業中に頻繁に回収容器等を取り換えなければなら
ず、その管理が面倒であるので、一般に突き出された多
数の成形品を個々にバキュームチャック等でつかんで、
成形装置外に設けられた成形品回収容器等に収納するこ
とが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、金型
から突き出された成形品をバキュームチャック等で取り
出す場合は、型開き状態のときに、バキュームチャック
が可動側金型と固定側金型との間に進入し、多数の成形
品のそれぞれについてバキュームチャックを位置決めし
てこれに吸着させた後に、これを後退させ、射出成形装
置外に移動させる動作が必要である。また、成形品取出
し用のチャックも成形品に合わせた専用チャックを必要
とし、かつ成形品ごとのチャックのセッティングも必要
となる。このような高度な仕事を効率的に行わせるため
には、通常は高価なロボット装置を採用しなければなら
ないので、成形品を取り出すための設備費が高くなり、
成形品の製造コストを高くする原因になっている。
【0004】そこで本発明の目的は、簡単な構成で多数
の成形品を同時に取り出し可能な成形品取出し装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明における成形品取出し装置は、射出成形装
置が型開き状態のときに、固定側金型と可動側金型との
間に進退可能であり、可動側金型の成形品突出し位置に
対向可能な第1の開口部が設けてあり、金型から突き出
される複数の成形品を同時に取り出し可能な成形品受け
を備えている。
【0006】また、本発明における成形品受けは、固定
側金型のランナー形成位置において、ランナーをチャッ
ク可能なチャック手段を備えたランナー取出し機構を有
する成形装置に適用し、成形品受けとチャック手段とは
一体的に移動可能にすることもできる。
【0007】成形品受けには、成形品突出し位置に対向
可能な開口部とは別に側部に第2の開口部を設け、この
第2の開口部に開閉可能な蓋板を備え、成形品受けが成
形装置外に移動した状態で成形品受け内に収納した成形
品を取り出し容易にしてある。
【0008】
【作用】上記構成において、型開き状態のとき固定側金
型と可動側金型との間に成形品受けを進入させ、開口部
を可動側金型の成形品突出し位置に対向近接した状態で
成形品を突き出すと、複数の成形品が同時に成形品受け
内に収納される。成形品受けを後退させ成形装置外に移
動させてから成形品を取り出す。
【0009】また、成形品取出し装置を、元々備え付け
てあるランナー取出し機構と一体的に移動可能に設ける
と簡単な構成となる。
【0010】成形品受けの側部に第2の開口部を設け、
この第2の開口部に開閉可能な蓋板を設ければ、成形品
受け内に成形品を収納した状態でこれを成形装置外に移
動した後に、成形品受けを回転させ、第2の開口部が下
向きになるように成形品受けを回転させても成形品が落
下せず、所定位置に移動した後に蓋板を開ければ、成形
品受け内の成形品は所定の位置に落下可能になる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。始めに、本発明の成形品取出し装置の説明
に先立ち、これが適用される射出成形装置について説明
する。
【0012】図1に示すように、支持軸50を介して対
向する1対のプラテン51,52が設けられており、図
示しない型締機構によって可動側プラテン51は固定側
プラテンに対し進退可能である。この固定側プラテン5
2上に、後述する成形品取出し装置が設けられている。
【0013】両プラテン51,52の間に金型装置が取
付けられている。この金型装置について次に説明する。
固定側金型Pは、固定側プラテン52に取付けてある固
定側取付け板1の前面(図1左側)にランナーストリッ
パープレート2が対向設置してあり、その前面には固定
側型板3が対向設置してある。ランナーストリッパープ
レート2及び固定側型板3は、ガイド軸4及びサポート
軸5を介して進退可能である。
【0014】固定側取付け板1の中央部にはスプルーブ
ッシュ6が、ロケーティングリング7を介して固定して
ある。スプルーブッシュ6の先端6aは、ランナースト
リッパープレート2が、この取付け板1と当接状態にな
ったときに、その前面と一致する。
【0015】固定側型板3の背面(右側)には、ランナ
ー部3aが設けてあり、このランナー部の中央部は、型
締め状態のときには、スプルーブッシュ6に設けられた
第1スプルー部6bと連通可能である。
【0016】ランナー部3aは、固定側型板3の背面に
沿って上下に、そしてさらにその先で水平に分岐し、そ
れらの各先端部にはそれぞれ第2スプルー部3bが設け
てある。各第2スプルー部3bは、固定側型板3を貫通
し、先端部を細くしたテーパ状に形成してある。各第2
スプルー部3bの先端にはゲート3cが設けてある。各
ゲート3cの近傍には、後述する可動側のキャビティ部
12aとともに成形品のキャビティを構成する固定側の
キャビティ部3dが設けてある。
【0017】スプルーブッシュ6のつば部6cの前面側
には、固定側取付け板1に固定されたランナーロックピ
ン8の頭部が当接し、その軸部は固定側取付け板及びラ
ンナーストリッパープレート2に設けられたピン孔に挿
通されている。ランナーロックピン8の先端部には、逆
テーパ状の突起8aが形成してある。この突起8aは、
取付け板1にランナーストリッパープレート2が当接し
た状態において、その前面に突出し、固定側型板3がラ
ンナーストリッパープレート2の前面に当接したとき
に、その背面に形成されたランナー部3a内に位置を占
めることが可能である。
【0018】可動側金型Qは、成形装置本体の可動側プ
ラテン51に固定された可動側取付け板9の前面(図1
右側)に、スペーサブロック10,受け板11及び可動
側型板12とを順次配設したものによって構成されてい
る。前述の型締機構(図示略)によって可動側プラテン
51が進退するのに伴い、可動側金型Qはガイド軸4に
沿って進退可能である。
【0019】可動側型板12の前面には、前述のキャビ
ティ部12aが設けてあり、その中央部には、型板を貫
通するように設けられたコアピン13の先端部が突出し
ている。各キャビティ部12aの底部には、型板の厚さ
方向に貫通する突出しピン孔12bが設けてある。
【0020】スペーサブロック10の中央部に形成され
たスペース10aには、2枚の突出し板14,15が収
納してあり、これら2枚の突出し板には、成形品数に対
応した数の突出しピン16が取り付けてある。各突出し
ピン16は、受け板11に設けられたピン孔11a及び
前述のピン孔12bに挿通し、突出し板14,15が前
進した状態の下では、可動側型板12の前面から突出可
能である。突出し板14,15及び突出しピン16は、
突出し軸17の進入によって前進し、この突出し軸が後
退すると、図示しない戻しばねによって後退可能であ
る。
【0021】次に本発明に係る成形品の取出し装置につ
いて説明する。
【0022】成形品取出し装置は、既存のランナー取出
し機構Cに、連結板32を介して一体移動可能に設けて
ある。
【0023】ランナー取出し機構Cは、固定側金型Pの
ランナー形成位置において、ランナーRをチャック可能
なチャック手段34を備えており、このチャック手段は
シリンダ軸24aによって進退可能であるとともに、エ
アシリンダ31によって昇降可能である。
【0024】成形品取出し機構Dは、シリンダ軸24a
の先端に固定された取付け板27に片持はり状に取り付
けられた連結板32の先端に、取付け板36を介して取
り付けられている。成形品取出し機構Dを構成する成形
品受け40は、可動側金型Qの成形品突出し位置に対向
可能な第1の開口部40bを備えている。成形品受け4
0は、連結板32を介して、ランナー取出し機構Cと一
体的に移動可能であるとともに、後述の通り独自に移動
可能である。
【0025】図2に示すように、本装置を構成する成形
品取出し機構Dは、ランナー取出し機構Cとともに射出
成形装置本体(図示略)に固定された固定側プラテン5
2の上辺中央部に固定されたベース22上に設置してあ
る。ベース22の上端部には、回転台23が取り付けて
あり、ランナー取出し機構C及び成形品取出し機構D
は、回転台上に設けられたシリンダ24によって一体的
に進退可能であると同時に、回転台によって水平方向に
回転可能である。シリンダ24及び後述の諸シリンダは
その上方に設けられたシリンダ制御手段25によって動
作のタイミング、進退速度及びストロークなどを制御可
能である。
【0026】シリンダ24によって進退するシリンダ軸
24aの前端には、アクチュエータ取付け板27が取り
付けてある。アクチュエータ取付け板27の上部にはア
クチュエータ28が取り付けてある。また、アクチュエ
ータ取付け板27の中央部には、アクチュエータ28に
よって回転駆動され、ランナー取出し機構C及び成形品
取出し機構Dを回転させる回転軸29が設けてある。
【0027】回転軸29は、アクチュエータ取付け板2
7の前面に突出しており、この突出した部分にシリンダ
取付け部30が固定してある。シリンダ取付け部30に
は前述の連結板32を昇降させるエアシリンダ31の軸
31aが垂直に設けてある。エアシリンダ31の下端部
にはアクチュエータ取付け板27に固定された連結板3
2の上面が固定してある。連結板32は、エアシリンダ
31によって昇降可能であるとともに、アクチュエータ
28によって回転軸29を中心として左右方向に揺動可
能である。
【0028】連結板32の下側には、チャックアーム3
3が垂下しており、その先端に前述のチャック手段34
が設けてある。チャック手段34は、連結板32の上方
にシリンダと並行して設けられたチャック開閉用シリン
ダ35によって爪の開閉が行なわれ、これにより金型間
に突き出されたランナーを取り出し可能である。
【0029】連結板32の先端部には、前述の成形品取
出し機構Dが設けてある。成形品取出し機構Dは、ラン
ナー取出し機構Cと類似する構成をしている。すなわ
ち、連結板32の先端部にアクチュエータ取付け板36
が固定してあり、このアクチュエータ取付け板の上部に
アクチュエータ37が固定してある。アクチュエータ取
付け板36の中央部には、アクチュエータ37によって
駆動される回転軸38が設けてあり、この回転軸には、
シリンダ取付け部39が取り付けてある。このシリンダ
取付け部39には、成形品受け40を昇降させるエアシ
リンダ41が設けてある。エアシリンダ41の軸41a
の下端部には、取付け部材42を介して成形品受けの取
付け部40aの上端部が固定してある。成形品受け40
は、取付け部39を介して回転軸38を中心として所定
の角度範囲内で左右方向に揺動可能である。
【0030】成形品受け40の前面には、可動側型板1
2の成形品突出し位置に対向可能な第1の開口部40b
が設けてある。またその一側部(右側)には、第2の開
口部40cが設けてあり、この第2の開口部には、昇降
によりこの開口部を開放・閉鎖可能な構成の蓋板43が
設けてある(図3参照)。蓋板43は、取付け部材42
の上方に設けられたエアシリンダ41と並行するように
設けてある蓋用シリンダ44の作動により、第2の開口
部40cを開閉する。
【0031】アクチュエータ取付け板36の前面には、
成形品受け40の上下動を規制するストッパ45が設け
てあり、このストッパの成形品受けとの近接可能な位置
には、リミットスイッチ(図示略)が取り付けてあり、
受けの上下動の行き過ぎを防止可能にしてある。
【0032】次に動作について説明する。エアシリンダ
31,41によってランナー取出し機構C及び成形品取
出し機構Dを上昇させ、通常の射出成形機と同様に可動
側金型Qを前進させて型締めを行い、キャビティ内に成
形樹脂を供給する。キャビティ内に充填された樹脂が固
化したら、可動側金型Qを後退させて型開き動作を開始
する。
【0033】可動側金型Qを後退させると、初めに固定
側型板3と可動側型板12とが離れ、キャビティ内で固
化した成形品Sと固定側金型P内で固化したランナーR
とは、ゲートの部分で切断される。
【0034】さらに、可動側金型Qが後退すると、固定
側型板3が図示しない制限ボルトによって両型板3,1
2が所定の間隔になるまでラッチされる。このとき、ラ
ンナーRはランナーロックピン8によって、ランナース
トリッパープレート2の前面に残される。
【0035】この状態にタイミングを合わせて、エアシ
リンダ31によって連結板32を金型間に進入(下降)
させ、チャック手段34の爪を開いた状態で、ランナー
Rの突起部分をつかむ位置に移動する。このとき成形品
受け40も同時に下降し、第1の開口部40bが、可動
側型板12の成形品突き出し位置に対向する状態とな
る。
【0036】次にチャック開閉用シリンダ35の動作に
よりランナーRをつかみ、そのままの状態で、シリンダ
24によってランナー取出し機構C及び成形品取出し機
構Dを前方(図1左側)へ移動させる。これと同時にラ
ンナーストリッパープレート2が図示しない戻しばねに
よって前進するため、ランナーRは、スプルー部6bか
ら脱出してランナーストリッパープレート2と可動側型
板3との間で、チャック手段34によって保持された状
態となる。
【0037】このとき、成形品受け40も前方に連結板
32を介して移動し、第1の開口部40bが、可動側型
板12の前面(図1右側)に当接する。ここで、突出し
軸17により突出し板14,15及び突出しピン16を
前進させて、可動側のキャビティ部12a内に残されて
いる成形品Sを突き出す。突き出された成形品Sは、自
然落下により成形品受け40の第1の開口部40bから
内部に収納される。成形品Sを成形品受け40内に収納
したら、エアシリンダ31,41によって、ランナー取
出し機構C及び成形品取出し機構Dを所定位置まで上昇
させる。そして、シリンダ24により再びランナー取出
し機構C及び成形品取出し機構Dを後退させる。
【0038】アクチュエータ28によって連結板32を
時計回りに90°回転させると、ランナー取出し機構C
及び成形品取出し機構Dは連結板と一体になって回転
し、金型の上部側方に位置し、かつ水平状態となる。こ
こで、チャック開閉用シリンダ35によってチャック手
段34の爪を開いて、ランナーRを落下させると、ラン
ナーは、成形機本体の側部下方に設けられたランナー回
収容器(図示略)に回収される。チャック手段の開放に
よるランナーRの落下と並行して蓋用シリンダ44の作
動により蓋板43を上昇させ第2の開口部40cを開放
させると、成形品受け40内に収納されていた成形品S
が自然落下する。成形品Sは、その下方にランナー回収
容器と並んで設けられた成形品回収容器(図示略)に収
納される。
【0039】ランナーR及び成形品Sを回収した後、蓋
板43を閉じ、回転軸29によって連結板32を反時計
方向に90°回転させ、垂直状態とした後に、さらに後
退させてスタート位置に復帰させ、次の動作のために待
機する。
【0040】なお、アクチュエータ37の動作によって
成形品取出し機構Dのみを単独で揺動させることも可能
である。チャック手段34や成形品受け40を交換した
り、補修したりする場合には、回転台23によりランナ
ー取出し機構C及び成形品取出し機構D全体を水平方向
に回転させ、金型によって作業を妨げられない位置に移
動可能である。
【0041】本実施例では、成形品受けの側部に設ける
第2の開口部に蓋板を設け、これをエアシリンダで開閉
可能にしてあるが、蓋板を上端部にヒンジを設けて、揺
動させることによって開閉可能とするようにしてもよ
い。またこの場合、蓋板の下端部を受けの底部を兼ねる
ように断面L字状に形成し、蓋板を開いたときに底部ご
と移動して、受け内に収納されていた成形品が落下し易
くなるようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、可動側金型の成形品突
出し位置に対向可能な成形品受けが進退自在に設けてあ
るので、多数の成形品を同時に取り出し可能になる。
【0043】また、成形品受けをランナー取出し機構と
一体的に移動可能に設ければ、簡単な構成により、ラン
ナーの取り出しと並行して多数の成形品の取り出しが可
能となるので、成形品のコストの節減に寄与する。
【0044】なお、成形品受けの側部に第2の開口部を
設け、この第2の開口部に開閉可能な蓋板を設ければ、
成形品受け内に成形品を収納した状態から誤って成形品
が落下することがなくなり、正確に所定の位置に回収可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部を示す断面図である。
【図2】ランナー取出し機構及び成形品取出し機構の要
部を示す斜視図である。
【図3】成形品受けの拡大斜視図である。
【符号の説明】
P 固定側金型 Q 可動側金型 C ランナー取出し機構 R ランナー S 成形品 34 チャック手段 40 成形品受け 40b 第1の開口部 40c 第2の開口部 43 蓋板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形装置が型開き状態のときに固定
    側金型と可動側金型との間に進退可能であり、上記可動
    側金型の成形品突出し位置に対向可能な第1の開口部が
    設けてある成形品受けを備えていることを特徴とする成
    形品取出し装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記固定側金型のラ
    ンナー形成位置において、上記ランナーをチャック可能
    なチャック手段を備えたランナー取出し機構を有し、上
    記成形品受けと上記チャック手段とは一体的に移動可能
    であることを特徴とする成形品取出し装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、上記成形品
    受けの側部に設けられている第2の開口部と、上記第2
    の開口部を開閉可能な蓋板とを備えていることを特徴と
    する成形品取出し装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002079548A (ja) * 2000-09-05 2002-03-19 Canon Electronics Inc 射出成形用金型
US6386088B1 (en) 1998-05-29 2002-05-14 Hitachi Construction Machinery, Co. Ltd. Hydraulic cylinder
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