JPH0719513U - 集合住宅 - Google Patents

集合住宅

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JPH0719513U
JPH0719513U JP5523693U JP5523693U JPH0719513U JP H0719513 U JPH0719513 U JP H0719513U JP 5523693 U JP5523693 U JP 5523693U JP 5523693 U JP5523693 U JP 5523693U JP H0719513 U JPH0719513 U JP H0719513U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
room
space
apartment house
stairs
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Pending
Application number
JP5523693U
Other languages
English (en)
Inventor
浩 斉藤
Original Assignee
和広住研株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 和広住研株式会社 filed Critical 和広住研株式会社
Priority to JP5523693U priority Critical patent/JPH0719513U/ja
Publication of JPH0719513U publication Critical patent/JPH0719513U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】明るく、風通しがよく、多目的専用スペ−スを
有し、一戸建に相当する快適な居住性を有する集合住宅
の提供。 【構成】複数階から成る集合住宅の各階において、エレ
ベ−タ1及び階段2前のフロア3から、他人の室5,
5′の前を往来することなく、直接各室へ通じる出入口
4,4′を設け、屋外には、フロアから壁等で隔離さ
れ、バルコニ−、倉庫物置、エアコン屋外機収納場所、
家庭菜園等の庭などに利用できる多目的専用スペ−ス
7,7′を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、複数階から成る集合住宅の構造に係るもので、詳しくは、明るく て、風通しがよく、しかも屋外には、バルコニ−としての利用の外に、倉庫物置 等の収納スペ−ス、エアコン室外機置場、家庭菜園等の庭などとしても利用でき る多目的専用スペ−スを備えた快適な居住性を有する集合住宅の構造に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来の集合住宅は、例えば、図3に示すように、エレベ−タ10又は階段20 から降りると、共通廊下30を通って出入口40から各室50へ出入りする構造 であったので、両端の室以外は、常に他人が自室前の廊下を往来するため、プラ イバシ−保持等の立場から、仮に廊下側に窓60があっても、開放できず、両端 の室以外は、窓を開放できるのは、実質上、一面のみで、従って、日当たりや風 通しが悪く、衛生上において問題があった。また、共通廊下30には、他の居住 者の往来の支障になるので、エアコン室外機や鑑賞用の植木鉢等を置くこともで きなかった。
【0003】 また、従来の集合住宅は、可及的に室数を多くとるため、間口が狭く、奥行き の長い室内空間になりがちであった。このため中央部には暗い台所や洗面、浴室 又窓のない部屋さえ日常的にみられ、閉鎖的で、暗くて、風通しの悪い居住空間 は集合住宅の常識とさえなっていた。施行者の経済性が優先し、居住者の側に立 った居住の快適性には重大な欠陥があった。
【0004】 また従来の集合住宅は、南側の日照を確保しながら、可及的に室数を多くとる ためにには、東西に長い敷地を最適としていた。一方住宅地域に結構多く存在す る南北に長い敷地は日当たりが悪くなるため、好まれず、敷地の利用が制限され るという欠点があった。
【0005】 従来の集合住宅では、北側は通路になっており、それ以外の利用はできないと いう欠点があった。また、南側バルコニ−は避難通路を兼ねていたので、例えば 、洗濯物の干場など極く限られた用途に制約される等の欠点もあった。
【0006】 従来の集合住宅では、空地率が小さく、駐車場や緑地を確保しにくいという欠 点があった。
【0007】
【この考案が解決しようとする課題】
この考案は、従来の技術で記述した欠点や問題点を解決するためになされた もので、二方又は三方が外界に面し、明るく、風通しがよく、しかも屋外には多 目的専用スペ−スを備え、一戸建て相当の優れた居住性を有する集合住宅の提供 を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
各階における各住宅には、エレベ−タ及び階段の前のフロアから直接通じる 出入口を設け、室の二方又は三方が外界に面した構造にする。 さらに、北側の窓の外には、フロアとは隔離した多目的専用スペ−スを設ける。
【0009】
【作用】
他人の室の前を通ることなく、エレベ−タの昇降又は階段の上り降りができる ので、二方が外界に面した室でも、従来のように他人の往来を気にすることなく 、二方の窓を開放できる。三方が外界に面した室は三方の窓を開放できる。
【0010】 また、多目的専用スペ−スは、フロアから隔離されているので、他の居住者に 影響されることなく、バルコニ−、倉庫物置等の収納スペ−ス、エアコン室外機 置場、家庭菜園等の庭などに利用できる。
【0011】
【実施例】 この考案の実施の一例を示す図面について説明すると、各階において、エレ ベ−タ1及び階段2の前のフロア3から、他人の室の前を往来することなく、直 接各室5,5’へ出入りできる出入口4,4’を設ける。各室5,5’は二方又 は三方が外界に面している。なお、各室5,5’には、適宜寸法、形状の窓6, 6’を設けている。 図2は、図1に示した集合住宅が二個併設された構造で、両側の各室が三方、中 の二室が二方で外界に面している。中の二室とも他の居住者との共有部分がない ので、二方の窓を開放しても、プライバシ−の低下や防犯安全性の低下のおそれ はない。図4は一フロア三戸建の集合住宅の例で、中央の室は壁8等でフロア3 から隔離されている。従って、プライバシ−の低下や防犯安全性の低下なしに二 方の窓を開放できる。図5は、図3に示した集合住宅が二個併設された構造であ る。
【0012】 北側の窓6,6’の外には、フロア3から壁等により適宜に隔離された多目 的専用スペ−ス7,7’を設ける。なお、水道管、ガス管等のパイプスペ−スは 、従来、玄関横の浴室の外部側に配置されることが多く、閉鎖的で換気の悪い水 廻りの象徴として、集合住宅の欠点の一つとなっていたが、多目的専用スペ−ス 7,7’のフロア3との隔離壁側にパイプスペ−スをとることによって、明るい 快適な浴室を実現できるので、好ましい。
【0013】 多目的専用スペ−ス7,7’は、バルコニ−、倉庫物置等の収納スペ−ス、 エアコン室外機置場、家庭菜園等の庭などに利用できるが、そのレイアウトは用 途に応じて自由に選択することができる。なお、図6には、最も理想的である各 階が一室から成る集合住宅の一例を示している。
【0014】
【効果】
この考案は上述のように構成されているので、次のような効果を呈する。
【0015】 二方又は三方が外界に面しているので、室は明るく、風通しがよい。
【0016】 従来のように他人の往来を気にしなくてよいので、プライバシ−と防犯安全 性を保持でき、一戸建に相当する快適な居住性を享有できる。
【0017】 共通フロアとは隔離された多目的専用スペ−スがあるので、居住者の好みに 応じた利用方法を選択できるので、居住性はさらに向上する。
【0018】 従来の集合住宅におけるような敷地の利用における制限が少ない。
【0019】 隣同志お互いに親近感が湧き、アットホ−ムな生活環境を構築できる。
【0020】 災害時の混雑も少なく、避難しやすく安全である。
【0021】 従来の集合住宅に比べ、空地率が大きく、駐車場や緑地等利便性が高く環境 のよい居住空間を作ることができる。
【0022】 供給者は、一フロアの戸数を制限することによって、実行建ぺい率が低くな る分、高層化することによって実行容積率を上げ、経済性を確保することができ 、居住者は快適な眺望を得ることができる。
【0023】 広い空地は駐車場や緑地等に利用できる上に、都市中心部の良好な居住空間 形成に寄与することができる。 以上のような効果を有し、その工業的利用価値は顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施の一例を示す集合住宅の平面図
である。
【図2】この考案の実施の一例を示す集合住宅の別の平
面図である。
【図3】従来の集合住宅の一例を示す平面図である。
【図4】この考案の実施の一例を示す集合住宅の別の平
面図である。
【図5】この考案の実施の一例を示す集合住宅の別の平
面図である。
【図6】各階が一室から成る集合住宅の平面図である。
【符号の説明】
1 エレベ−タ 2 階段 3 フロア 4,4’ 出入口 5,5’ 室 6,6’ 窓 7,7’ 多目的専用スペ−ス 8 壁 10 エレベ−タ 20 階段 30 廊下 40 出入口 50 室 60 窓

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】各階において、エレベ−タ(1)及び階段
    (2)の前のフロア(3)から直接通じる出入口(4,
    4’)を有し、二方又は三方が外界に面した室(5,
    5’)から成ることを特徴とする集合住宅
  2. 【請求項2】北側の窓(6,6’)の外に、フロア
    (3)から壁等で隔離した多目的専用スペ−ス(7,
    7’)を設けたことを特徴とする請求項1に記載した集
    合住宅
JP5523693U 1993-09-18 1993-09-18 集合住宅 Pending JPH0719513U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5523693U JPH0719513U (ja) 1993-09-18 1993-09-18 集合住宅

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5523693U JPH0719513U (ja) 1993-09-18 1993-09-18 集合住宅

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0719513U true JPH0719513U (ja) 1995-04-07

Family

ID=12992978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5523693U Pending JPH0719513U (ja) 1993-09-18 1993-09-18 集合住宅

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JP (1) JPH0719513U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002129646A (ja) * 2000-10-19 2002-05-09 Fujisash Co 集合住宅における避難通路の増設装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02261168A (ja) * 1989-03-31 1990-10-23 Haseko Corp 多層集合住宅
JPH0489972A (ja) * 1990-08-02 1992-03-24 Shimizu Corp 集合住宅

Patent Citations (2)

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