JPH071922Y2 - 畦成形機 - Google Patents
畦成形機Info
- Publication number
- JPH071922Y2 JPH071922Y2 JP1987173956U JP17395687U JPH071922Y2 JP H071922 Y2 JPH071922 Y2 JP H071922Y2 JP 1987173956 U JP1987173956 U JP 1987173956U JP 17395687 U JP17395687 U JP 17395687U JP H071922 Y2 JPH071922 Y2 JP H071922Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- interlocking
- ridge
- auger
- molding machine
- Prior art date
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- Soil Working Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は畦成形機に関する。
(従来の技術) 畦成形機としては、実公昭51−47785号公報に示すもの
があり、これでは、畦に対して土を送るオーガが、水平
横軸状のオーガ軸と、オーガ軸に螺旋状に周設されたス
クリュウ部とを有し、オーガの後方に、畦に対して水平
方向進退自在に押圧されて畦を成形する成形板が配設さ
れている。
があり、これでは、畦に対して土を送るオーガが、水平
横軸状のオーガ軸と、オーガ軸に螺旋状に周設されたス
クリュウ部とを有し、オーガの後方に、畦に対して水平
方向進退自在に押圧されて畦を成形する成形板が配設さ
れている。
ところで、上記のものでは、オーガ軸と成形板とを連動
する連動機構が次のように構成されていた。
する連動機構が次のように構成されていた。
即ち、オーガ軸に対して連動軸が平行に設けられて、両
軸がチェン伝動機構により連動連結されと共に、連動軸
と成形板とがカム機構により連動連結されて、成形板を
水平往復移動させるようになっている。
軸がチェン伝動機構により連動連結されと共に、連動軸
と成形板とがカム機構により連動連結されて、成形板を
水平往復移動させるようになっている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の畦成形機では、土を横送りして畦の側面を固
めるだけであり、既設の畦を崩して新たな畦の一側面及
び上面を成形することが困難なものであり、この点に関
する改善が従来より要望されている。
めるだけであり、既設の畦を崩して新たな畦の一側面及
び上面を成形することが困難なものであり、この点に関
する改善が従来より要望されている。
本考案は、上記問題を解決できる畦成形機を提供するこ
とを目的とする。
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、本考案が採用した手段
は、縦設されたオーガ軸45及びオーガ軸45に備えられた
作業部54を有して畦55の一側部を削るオーガ装置80を構
成し、このオーガ装置80に、オーガ軸45の上部に駆動力
が入力される作動軸44を連設すると共に作動軸44に対し
て連動軸64を平行配置し、前記作動軸44の上部に駆動体
62を設けると共に、連動軸64の上部に駆動体62と共にカ
ム機構67を構成して駆動体62からの動力で連動軸64を往
復回動させる従動体63を設け、前記連動体64の下部に連
動アーム70を設け、前記オーガ装置80の後部に、畦55に
対して進退移動することにより畦55を成形する成形板41
を、平行リンク機構58を介して外側下方へ斜め移動自在
に支持し、前記連動体64の連動アーム70と平行リンク機
構58のリンク56とを連動リンク72を介して連動連結して
いる点にある。
は、縦設されたオーガ軸45及びオーガ軸45に備えられた
作業部54を有して畦55の一側部を削るオーガ装置80を構
成し、このオーガ装置80に、オーガ軸45の上部に駆動力
が入力される作動軸44を連設すると共に作動軸44に対し
て連動軸64を平行配置し、前記作動軸44の上部に駆動体
62を設けると共に、連動軸64の上部に駆動体62と共にカ
ム機構67を構成して駆動体62からの動力で連動軸64を往
復回動させる従動体63を設け、前記連動体64の下部に連
動アーム70を設け、前記オーガ装置80の後部に、畦55に
対して進退移動することにより畦55を成形する成形板41
を、平行リンク機構58を介して外側下方へ斜め移動自在
に支持し、前記連動体64の連動アーム70と平行リンク機
構58のリンク56とを連動リンク72を介して連動連結して
いる点にある。
(作用) 畦成形時には、オーガ40により、畦55の一側部の土が削
り取られて崩され、土は後方へ送られる。
り取られて崩され、土は後方へ送られる。
そして、オーガ軸45と一体回動する作動軸44から、オー
ガ装置80に沿接配置(外面に沿って近接して配置)され
た連動機構42を介して往復運動が平行リンク機構58の1
本のリンク56に伝達され、平行リンク機構58が往復揺動
運動することにより、成形板41が畦55に対して外側下方
へ斜め方向に移動し、上記後方へ送られた土を畦の残存
部分に押し付けて、畦側面及び上面を成形する。
ガ装置80に沿接配置(外面に沿って近接して配置)され
た連動機構42を介して往復運動が平行リンク機構58の1
本のリンク56に伝達され、平行リンク機構58が往復揺動
運動することにより、成形板41が畦55に対して外側下方
へ斜め方向に移動し、上記後方へ送られた土を畦の残存
部分に押し付けて、畦側面及び上面を成形する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基き説明すれば、第2
図乃至第5図は畦成形機1付きトラクタ2を示し、これ
ら図面において、3はトラクタ車体で、同車体3の後部
上面に、左右一対のリフトアーム4を有する作業機昇降
用油圧装置5が搭載されている。
図乃至第5図は畦成形機1付きトラクタ2を示し、これ
ら図面において、3はトラクタ車体で、同車体3の後部
上面に、左右一対のリフトアーム4を有する作業機昇降
用油圧装置5が搭載されている。
トラクタ2は、走行部として、左右一対宛の前輪と後輪
6とを有し、各側の後輪6は左右方向に関して、各側の
前輪よりも外側方に配置されている。
6とを有し、各側の後輪6は左右方向に関して、各側の
前輪よりも外側方に配置されている。
7は後輪フェンダ、8は座席、9はハンドル、10はPTO
軸で、車体3後面から後方に突出せしめられている。
軸で、車体3後面から後方に突出せしめられている。
畦成形機1はトラクタ2の後方に、中央1本のトップリ
ンク11と左右一対のロアリンク12とから成る3点リンク
機構13を介して昇降自在に装着されている。
ンク11と左右一対のロアリンク12とから成る3点リンク
機構13を介して昇降自在に装着されている。
畦成形機1は、固定・可動機枠14,15と、入力ケース16
と、畦成形部17等を有する。
と、畦成形部17等を有する。
第1図および第6図に示すように、固定機枠14は、左右
方向に配設された筒状本体20と、本体20の左右両側部か
ら立設されたトップマスト21と、本体20の左右両側部か
ら前方に突設された左右一対のロアリンク取付ブラケッ
ト22と、本体20の左右両側部上面に固設された左右一対
のコ型状保持部23等を有する。
方向に配設された筒状本体20と、本体20の左右両側部か
ら立設されたトップマスト21と、本体20の左右両側部か
ら前方に突設された左右一対のロアリンク取付ブラケッ
ト22と、本体20の左右両側部上面に固設された左右一対
のコ型状保持部23等を有する。
トップマスト21の上端部にはトップリンク11が、各ロア
リンク取付ブラケット22には各ロアリンク12が夫々連結
されている。
リンク取付ブラケット22には各ロアリンク12が夫々連結
されている。
入力ケース16は本体20後面側に固設されて、本体20の左
右方向中心、即ち、トラクタ2の左右方向中心24から左
側にオフセット配置されている。
右方向中心、即ち、トラクタ2の左右方向中心24から左
側にオフセット配置されている。
入力ケース16は、その上下方向略中央部に位置する中空
状本体部25と、本体部25の上下に縦設された上下一対の
筒部26とを有する。
状本体部25と、本体部25の上下に縦設された上下一対の
筒部26とを有する。
入力ケース16からは前方に入力軸27が突設され、この入
力軸27とトラクタ2のPTO軸10とが自在継手軸を介して
連動連結されている。
力軸27とトラクタ2のPTO軸10とが自在継手軸を介して
連動連結されている。
入力ケース16の本体部25及び上側筒部26には駆動軸28が
縦設されて、上側筒部26から上方に突出せしめられてい
る。駆動軸28は入力軸27とベベルギヤ機構29を介して連
動連結されると共に、その上端部には駆動プーリ30が固
設されている。
縦設されて、上側筒部26から上方に突出せしめられてい
る。駆動軸28は入力軸27とベベルギヤ機構29を介して連
動連結されると共に、その上端部には駆動プーリ30が固
設されている。
可動機枠15は、固定機枠14に入力ケース16を介して縦軸
心31廻りに回動自在とされるもので、この縦軸心31は駆
動軸28の軸心とされて、トラクタ2の左右方向中心24か
ら左側にオフセット配置されている。
心31廻りに回動自在とされるもので、この縦軸心31は駆
動軸28の軸心とされて、トラクタ2の左右方向中心24か
ら左側にオフセット配置されている。
可動機枠15は、入力ケース16の上下筒部26を上下から挟
持状とするコ型状挟持部32と、挟持部32から水平に左右
方向に延設された角筒状本体部33とを有する。
持状とするコ型状挟持部32と、挟持部32から水平に左右
方向に延設された角筒状本体部33とを有する。
可動機枠15は、第3図に示すように、縦軸心31廻りの回
動により縦軸心31から左側に延設された左側延設姿勢
と、第2図に示すように、縦軸心31から右側に延設され
た右側延設姿勢とに姿勢変更自在とされ、各姿勢で、可
動機枠15の本体部33が固定機枠14の各保持部23内に挿脱
自在に挿入されて、固定ピン34により解除自在に固定さ
れる。
動により縦軸心31から左側に延設された左側延設姿勢
と、第2図に示すように、縦軸心31から右側に延設され
た右側延設姿勢とに姿勢変更自在とされ、各姿勢で、可
動機枠15の本体部33が固定機枠14の各保持部23内に挿脱
自在に挿入されて、固定ピン34により解除自在に固定さ
れる。
畦成形部17は、オーガ装置80と成形板41とを備えてい
る。オーガ装置80は可動機枠15の本体部33の自由端に縦
設された筒状支持部36と、支持部36の下端部から下設さ
れたオーガケース37と、案内部材38と、支持部36内から
上下に延設された従動軸39と、従動軸39の下部等により
構成されるオーガ40とを有する。このオーガ装置80に平
行リンク機構58を介して成形板41が設けられ、従動軸39
と平行リンク機構58との間には連動機構42が設けられて
いる。
る。オーガ装置80は可動機枠15の本体部33の自由端に縦
設された筒状支持部36と、支持部36の下端部から下設さ
れたオーガケース37と、案内部材38と、支持部36内から
上下に延設された従動軸39と、従動軸39の下部等により
構成されるオーガ40とを有する。このオーガ装置80に平
行リンク機構58を介して成形板41が設けられ、従動軸39
と平行リンク機構58との間には連動機構42が設けられて
いる。
従動軸39はオーガ40へ動力を伝達する軸であり、支持部
36に上下一対の軸受43により支持され、そのオーガケー
ス37よりも上部側が作動軸44とされ、下部がオーガ軸45
とされている。
36に上下一対の軸受43により支持され、そのオーガケー
ス37よりも上部側が作動軸44とされ、下部がオーガ軸45
とされている。
作動軸44の上端部には従動プーリ46が固設され、この従
動プーリ46と駆動プーリ30間にベルト47が巻装されて、
ベルト伝動機構48が構成され、該機構48はカバー49によ
り覆被されている。
動プーリ46と駆動プーリ30間にベルト47が巻装されて、
ベルト伝動機構48が構成され、該機構48はカバー49によ
り覆被されている。
オーガ40はオーガ軸45等により下記のように構成されて
いる。
いる。
即ち、オーガ軸45の上端部にはフランジ51が固設され、
そのフランジ51の下面には、掻出羽根52が周方向に複数
配設され、その上面には、支持部36内への土の侵入を防
止するための排土用羽根53が周方向に複数配設されてい
る。
そのフランジ51の下面には、掻出羽根52が周方向に複数
配設され、その上面には、支持部36内への土の侵入を防
止するための排土用羽根53が周方向に複数配設されてい
る。
又、オーガ軸45の掻出羽根52よりも下部側には、作業部
として例示する爪54が多数備えられている。
として例示する爪54が多数備えられている。
尚、爪54の代わりに、オーガ軸45にスクリュウ部を螺旋
状に周設するようにしてもよい。
状に周設するようにしてもよい。
オーガケース37はオーガ40の適宜個所を覆被するもの
で、オーガケース37の後壁外側部側には、土を後方へ排
出するための開口部が形成されると共に、オーガケース
37の後面には、土を後側方へ案内するための案内部材38
が固設されている。
で、オーガケース37の後壁外側部側には、土を後方へ排
出するための開口部が形成されると共に、オーガケース
37の後面には、土を後側方へ案内するための案内部材38
が固設されている。
成形板41はオーガ装置80の後部に配設され、畦55を進退
自在に押圧して、畦55を成形するもので、く型状とさ
れ、畦55の上面(頂面)と一側面を押圧可能とされてい
る。
自在に押圧して、畦55を成形するもので、く型状とさ
れ、畦55の上面(頂面)と一側面を押圧可能とされてい
る。
成形板41は、案内部材38の外側面に、上下一対のリンク
56,57から成る平行リンク機構58を介して、第1図に示
す姿勢のまま2点鎖線位置から実線位置へ外側下方へ斜
め方向に移動自在に備えられるもので、成形板41と案内
部材38の外側面には、平行リンク機構58を備えるための
ブラケット59,60が夫々備えられている。
56,57から成る平行リンク機構58を介して、第1図に示
す姿勢のまま2点鎖線位置から実線位置へ外側下方へ斜
め方向に移動自在に備えられるもので、成形板41と案内
部材38の外側面には、平行リンク機構58を備えるための
ブラケット59,60が夫々備えられている。
連動機構42は、作動軸44の回転運動を平行リンク機構58
の往復揺動運動に変換伝達するもので、オーガ装置80に
沿接配置されており、駆動体62と、従動体62と、連動軸
64と、連動アーム70,71と、連動リンク72と、付勢バネ6
5等を備えている。
の往復揺動運動に変換伝達するもので、オーガ装置80に
沿接配置されており、駆動体62と、従動体62と、連動軸
64と、連動アーム70,71と、連動リンク72と、付勢バネ6
5等を備えている。
作動軸44の上部には、従動プーリ46の下方に位置する板
状の駆動体62が固設され、その外周面がカム面66とされ
ている。
状の駆動体62が固設され、その外周面がカム面66とされ
ている。
連動軸64は支持部36に対してその後方側で並設され、支
持部36又は可動機枠15の本体部33に支持されている。
持部36又は可動機枠15の本体部33に支持されている。
従動体63は連動軸64の上部に設けられて、駆動体62と共
にカム機構67を構成するもので、連動軸64の上部に固設
されるアーム68と、アーム68の先端部に枢支されたロー
ラ69とを有し、ローラ69は駆動体62のカム面66を転動
し、駆動体62の回転をアーム68の往復揺動に変換する。
にカム機構67を構成するもので、連動軸64の上部に固設
されるアーム68と、アーム68の先端部に枢支されたロー
ラ69とを有し、ローラ69は駆動体62のカム面66を転動
し、駆動体62の回転をアーム68の往復揺動に変換する。
連動軸64の下部と平行リンク機構58の上側リンク56に
は、夫々、連動アーム70,71が固設され、これら連動ア
ーム70,71は連動リンク72により連動せしめられてい
る。
は、夫々、連動アーム70,71が固設され、これら連動ア
ーム70,71は連動リンク72により連動せしめられてい
る。
従って、アーム68の往復揺動は連動軸64を介して連動ア
ーム70に伝達され、連動アーム70の縦軸廻りの揺動運動
は連動リンク72を介して連動アーム71の横軸廻りの揺動
運動はそれと一体の上側リンク56に伝達されて、平行リ
ンク機構72を往復揺動して、成形板41を上退避位置(第
1図2点鎖線位置)から斜め下進出位置(第1図実線位
置)へ移動する。なお、縦軸揺動の連動アーム70から横
軸揺動の連動アーム71への動力伝達は、連動リンク72と
の連結にガタを持たせる等の周知慣用技術で可能にされ
ている。
ーム70に伝達され、連動アーム70の縦軸廻りの揺動運動
は連動リンク72を介して連動アーム71の横軸廻りの揺動
運動はそれと一体の上側リンク56に伝達されて、平行リ
ンク機構72を往復揺動して、成形板41を上退避位置(第
1図2点鎖線位置)から斜め下進出位置(第1図実線位
置)へ移動する。なお、縦軸揺動の連動アーム70から横
軸揺動の連動アーム71への動力伝達は、連動リンク72と
の連結にガタを持たせる等の周知慣用技術で可能にされ
ている。
付勢バネ65は、平行リンク機構58の上側リンク56におけ
るブラケット60側枢支部と、下側リンク57におけるブラ
ケット61側枢支部間に弾引状に張設され、成形板41を上
方に付勢すると共に、従動体63のローラ69を駆動体62の
カム面66に押圧する。
るブラケット60側枢支部と、下側リンク57におけるブラ
ケット61側枢支部間に弾引状に張設され、成形板41を上
方に付勢すると共に、従動体63のローラ69を駆動体62の
カム面66に押圧する。
なお、可動機枠15の右側延設姿勢において、畦成形部17
はトラクタ2側が前側とされ、可動機枠15の両延設姿勢
において、畦成形部17が左右方向に関してトラクタ2の
左側後輪6よりも外側方に配置される。
はトラクタ2側が前側とされ、可動機枠15の両延設姿勢
において、畦成形部17が左右方向に関してトラクタ2の
左側後輪6よりも外側方に配置される。
上記のように構成した実施例によれば、圃場で、畦55の
成形作業をする際には、例えば、第2図及び第5図に示
すように、畦成形機1の可動機枠15を右側延設姿勢にす
ると共に、トラクタ2のPTO軸10により畦成形機1の入
力軸27に動力伝達をする。
成形作業をする際には、例えば、第2図及び第5図に示
すように、畦成形機1の可動機枠15を右側延設姿勢にす
ると共に、トラクタ2のPTO軸10により畦成形機1の入
力軸27に動力伝達をする。
これにより、駆動軸28、ベルト伝動機構48を介して、従
動軸39が駆動されて、オーガ40が回転駆動される。
動軸39が駆動されて、オーガ40が回転駆動される。
又、駆動体62が回転駆動されて、従動体63がこれに応動
し、これにより、連動軸64、連動アーム70、連動リンク
72、連動アーム71、平行リンク機構58を介して、成形板
41が斜め上下方向に平行移動せしめられる。
し、これにより、連動軸64、連動アーム70、連動リンク
72、連動アーム71、平行リンク機構58を介して、成形板
41が斜め上下方向に平行移動せしめられる。
この状態で、畦成形機17を畦55に沿わし乍ら、トラクタ
2を前進させて、畦成形機1を牽引する。
2を前進させて、畦成形機1を牽引する。
これにより、畦成形部17のオーガ40により畦55の一側面
の土が削り取られて崩され、その削り取られた土がオー
ガケース37の後側開口部から後方に排出されると共に、
案内部材38により更に後方へ案内される。
の土が削り取られて崩され、その削り取られた土がオー
ガケース37の後側開口部から後方に排出されると共に、
案内部材38により更に後方へ案内される。
そして、この後方へ案内された土が成形板41により畦の
残存部分に押し付けられ、畦の一側面と上面とが押圧成
形される。
残存部分に押し付けられ、畦の一側面と上面とが押圧成
形される。
而して、圃場の隅部に到達したら、第3図に示すよう
に、畦成形機1の可動機枠15を縦軸心31廻りに反転させ
て、左側延設姿勢に固定し、畦成形機1の畦成形部17を
駆動し乍ら、トラクタ2を後進させて、畦成形機1を押
進させ、既成形した畦55に続けて、圃場の隅部の畦55も
成形する。
に、畦成形機1の可動機枠15を縦軸心31廻りに反転させ
て、左側延設姿勢に固定し、畦成形機1の畦成形部17を
駆動し乍ら、トラクタ2を後進させて、畦成形機1を押
進させ、既成形した畦55に続けて、圃場の隅部の畦55も
成形する。
尚、実施例では、トラクタとして、通常のトラクタを用
いたが、座席を前向姿勢と後向姿勢とに変更可能な所謂
前後進型トラクタを用いてもよい。
いたが、座席を前向姿勢と後向姿勢とに変更可能な所謂
前後進型トラクタを用いてもよい。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、畦55の一側部を
オーガ装置80で削った後に新たに畦を成形していく成形
板41を、オーガ装置80の後部に平行リンク機構58を介し
て外側下方へ斜め方向に往復移動自在に設けているの
で、1体物の機械で畦削りと畦の一側面及び上面の2面
成形とが同時にでき、オーガ装置80の作動軸44に入力さ
れる駆動力で成形板41の駆動ができ、作動軸44から成形
板41までの動力伝達系をオーガ装置80に沿って簡単かつ
コンパクトに配置でき、オーガ装置80と結合した1つの
単位構造物として組付け配置等の取扱いをすることがで
き、かつトラクタに縦軸心廻り回動可能な可動機枠を介
して左右に配置切換えするタイプにも利用可能になる。
オーガ装置80で削った後に新たに畦を成形していく成形
板41を、オーガ装置80の後部に平行リンク機構58を介し
て外側下方へ斜め方向に往復移動自在に設けているの
で、1体物の機械で畦削りと畦の一側面及び上面の2面
成形とが同時にでき、オーガ装置80の作動軸44に入力さ
れる駆動力で成形板41の駆動ができ、作動軸44から成形
板41までの動力伝達系をオーガ装置80に沿って簡単かつ
コンパクトに配置でき、オーガ装置80と結合した1つの
単位構造物として組付け配置等の取扱いをすることがで
き、かつトラクタに縦軸心廻り回動可能な可動機枠を介
して左右に配置切換えするタイプにも利用可能になる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は畦成形機の背面
図、第2図及び第3図の各図は異なる作動状態を示す畦
成形機付きトラクタの背面図、第4図は同側面図、第5
図は同平面図、第6図及び第7図の各図は第1図のA−
A、B−B線各矢視断面図、第8図は第7図のC矢視図
である。 1…畦成形機、2…トラクタ、13…3点リンク機構、17
…畦成形部、40…オーガ、41…成形板、42…連動機構、
44…作動軸、45…オーガ軸、54…爪(作動部)、62…駆
動体、63…従動体、64…連動軸、67…カム機構。
図、第2図及び第3図の各図は異なる作動状態を示す畦
成形機付きトラクタの背面図、第4図は同側面図、第5
図は同平面図、第6図及び第7図の各図は第1図のA−
A、B−B線各矢視断面図、第8図は第7図のC矢視図
である。 1…畦成形機、2…トラクタ、13…3点リンク機構、17
…畦成形部、40…オーガ、41…成形板、42…連動機構、
44…作動軸、45…オーガ軸、54…爪(作動部)、62…駆
動体、63…従動体、64…連動軸、67…カム機構。
Claims (1)
- 【請求項1】縦設されたオーガ軸(45)及びオーガ軸
(45)に備えられた作業部(54)を有して畦(55)の一
側部を削るオーガ装置(80)を構成し、このオーガ装置
(80)に、オーガ軸(45)の上部に駆動力が入力される
作動軸(44)を連設すると共に作動軸(44)に対して連
動軸(64)を平行配置し、前記作動軸(44)の上部に駆
動体(62)を設けると共に、連動軸(64)の上部に駆動
体(62)と共にカム機構(67)を構成して駆動体(62)
からの動力で連動軸(64)を往復回動させる従動体(6
3)を設け、前記連動体(64)の下部に連動アーム(7
0)を設け、前記オーガ装置(80)の後部に、畦(55)
に対して進退移動することにより畦(55)を成形する成
形板(41)を、平行リンク機構(58)を介して外側下方
へ斜め移動自在に支持し、前記連動体(64)の連動アー
ム(70)と平行リンク機構(58)のリンク(56)とを連
動リンク(72)を介して連動連結していることを特徴と
する畦成形機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987173956U JPH071922Y2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 畦成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987173956U JPH071922Y2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 畦成形機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0177302U JPH0177302U (ja) | 1989-05-24 |
JPH071922Y2 true JPH071922Y2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=31465834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987173956U Expired - Lifetime JPH071922Y2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 畦成形機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071922Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-13 JP JP1987173956U patent/JPH071922Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0177302U (ja) | 1989-05-24 |
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