JPH0719186U - ディスク収納体 - Google Patents

ディスク収納体

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JPH0719186U
JPH0719186U JP6952793U JP6952793U JPH0719186U JP H0719186 U JPH0719186 U JP H0719186U JP 6952793 U JP6952793 U JP 6952793U JP 6952793 U JP6952793 U JP 6952793U JP H0719186 U JPH0719186 U JP H0719186U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コストダウンを図りつつ、また、紙面にディ
スクの輪郭に沿った線を付けることなく製本可能なディ
スク収納体を提供すること。 【構成】 厚紙5を折り畳んで重ね合わせ、その間にデ
ィスク3を収納するディスク収納体1であって、重ね合
わされる厚紙部分は、最も外側に位置する二枚の外側片
体31,32と、外側片体31,32の間に挟まれる二
枚の内側片体21,22とで構成され、二枚の内側片体
21,22には第1切り欠き41が形成され、第1切り
欠き41により内側片体21,22から切り取られた分
割片体29,29は接合され、各分割片体29,29に
は第2切り欠き42が形成され、ディスク3は袋301
に収容されて第2切り欠き42に保持され、ディスク3
が保持された分割片体29,29は二枚の外側片体3
1,32の間で第1切り欠き41内に挿入される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はフロッピーディスクやコンパクトディスク等のような記録媒体である ディスクを収納するディスク収納体に関し、更に、詳細には、本を構成する紙の 間に綴じ込まれて好適なディスク収納体に関する。
【0002】
【従来の技術】
フロッピーディスクやコンパクトディスク、CDーROM、CDーI等のよう な記録媒体であるディスクは、近年、FDブックやCDブック等のような形態を とり、例えば、本を構成する紙の間に収納されて市場に流通し始めつつある。 そして、簡便な収納構造として、実開平4ー21491号等に開示されるよう に、袋にディスクを収納したものや、或は、凹部を形成した厚紙を設け、この凹 部にトレイを嵌込み、このトレイにディスクを収納したもの等が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、袋にディスクを収納したものでは、特に、フロッピーディスク のようにある程度厚さがあると、製本時に、ディスクの上面及び下面に位置する 紙にディスクの輪郭に沿った線が形成され、製品を劣化させる不具合が生じる。 また、凹部を形成した厚紙では、製品を劣化させる不具合を解消できるものの 、トレイを用いるためコスト高となる不具合があり、実際に使用される度合いは 少ない。
【0004】 本考案は前記事情に鑑み案出されたものであって、本考案の目的は、コストダ ウンを図りつつ、また、製品を劣化させることなくディスクを収納できるディス ク収納体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案は、厚紙を折り畳んで重ね合わせ、その重ね 合わされた厚紙の間にディスクを収納するディスク収納体であって、前記重ね合 わされる厚紙部分は、最も外側に位置する二枚の外側片体と、前記二枚の外側片 体の間に挟まれる少なくとも二枚の内側片体とで構成され、前記二枚の内側片体 には、ディスクよりも大きく前記重ね合わされた状態で互いに合致する第1切り 欠きが形成され、前記第1切り欠きにより前記二枚の内側片体から切り取られた 分割片体は接合されると共に、各分割片体に前記接合された状態で互いに合致し ディスクが収納される大きさの第2切り欠きが形成され、前記ディスクを前記分 割片体の第2切り欠き内に収容させて保持する保持手段が設けられ、更に、前記 ディスクが収容された分割片体は前記二枚の外側片体の間で前記第1切り欠き内 に挿入されることを特徴とする。
【0006】 また、本発明は、厚紙を折り畳んで重ね合わせ、その重ね合わされた厚紙の間 にディスクを収納するディスク収納体であって、前記重ね合わされる厚紙部分は 、最も外側に位置する二枚の外側片体と、前記二枚の外側片体の間に挟まれる少 なくとも二枚の内側片体とで構成され、前記二枚の内側片体に、該内側片体の縁 から取り出し可能に分割片体が切り取り線を介して形成され、前記各分割片体は 接合され、接合された状態で互いに合致しディスクが収納される大きさの第2切 り欠きが形成され、前記ディスクを前記分割片体の第2切り欠き内に収容し保持 する保持手段が設けられ、前記最も外側に位置する二枚の外側片体の上縁には上 方に開放状の切り欠きが夫々形成されていることを特徴とする。
【0007】 また、本発明は、前記二枚の内側片体に形成された第1切り欠きが、各内側片 体の上縁に開放状に形成されていることを特徴とする。 また、本発明は、前記切り取り線が、切れ線と、この切れ線の中間に介設され た破断可能な接続片とで構成されていることを特徴とする。 また、本発明は、前記最も外側に位置する外側片体には前記接続片が臨む箇所 に窓が形成されていることを特徴とする。 また、本発明は、前記切り取り線が、切れ線と、この切れ線の中間に介設され た破断可能な接続片と、前記接続片の近傍で前記切れ線に近接して形成された補 助切れ線とで構成されてることを特徴とする。
【0008】 また、本発明は、前記保持手段がディスクが収容される扁平な袋により構成さ れていることを特徴とする。 また、本発明は、前記二枚の外側片体の少なくとも一方には、前記第2切り欠 きと合致する切り欠きが形成されていることを特徴とする。 また、本発明は、前記二枚の内側片体の厚みの総和は、ディスクの厚みとほぼ 等しくなるように形成されていることを特徴とする。 また、本発明は、前記二枚の外側片体の少なくとも一方には綴じ代が形成され ていることを特徴とする。
【0009】
【作用】
ディスクは分割片体の第2切り欠き内に収容された状態で二枚の外側片体で挟 まれ、これによりディスクの収納保持がなされ、ディスク収納体の厚みはほぼ均 一となる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案によるディスク収納体を添付図面に従って説明する。 図1は第1実施例に係るディスク収納体の斜視図を示す。 1はディスク収納体で、この実施例ではディスク収納体1に一枚の円形のコン パクトディスク3が収納され、ディスク収納体1の左側部には、紙と共に製本す るための綴じ代101が形成されている。
【0011】 ディスク収納体1をその製作工程順に説明していくと、ディスク収納体1は、 図2に展開した状態を平面図で示すように、一枚の厚紙5により形成されており 、まず、この厚紙5の構成から説明する。 厚紙5は厚みがコンパクトディスク3よりも薄い紙材から形成され、展開した 状態で左右に横長の矩形状に形成されている。この実施例では厚紙5を二枚重ね 合わせた状態でほぼコンパクトディスク3と同じ厚みになるものを用いている。 厚紙5には、左右方向に間隔をおき上縁501から下縁503にわたって延在 する第1折れ線11,第2折れ線12,第3折れ線13が形成され、これら折れ 線11,12,13により厚紙5に、第1内側片体21、第2内側片体22、 第1外側片体31、第2外側片体32が画成されている。 第1内側片体21はコンパクトディスク3よりも大きい幅で形成され、第2内 側片体22は第1内側片体21よりも僅かに大きい幅で形成され、第1外側片体 31は第2内側片体22よりも大きい幅で形成され、第2外側片体32は第1外 側片体31よりも大きい幅で形成されている。
【0012】 第1内側片体21,第2内側片体22、第1外側片体31の各中央には、前記 第1内側片体21を第1折れ線11を境に第2内側片体22上に折り畳み、この 折り畳まれた第1内側片体21及び第2内側片体22を第1外側片体31上に折 り畳んだ状態で、互いに合致する円形の第2切り欠き42が夫々形成されている 。 前記第2切り欠き42はコンパクトディスク3とほぼ同じ大きさ或はコンパク トディスク3よりも幾分大きな内径で形成されている。 また、第1外側片体31と第2外側片体32の上縁501箇所には、半円状の ミシン目3101,3201が形成され、更に、前記第1外側片体31の第2切 り欠き42の上方箇所には開口3103が形成されている。
【0013】 前記第1内側片体21は第1折れ線11を境に第2内側片体22上に折り畳ま れ、第1内側片体21と第2内側片体22の双方には、図3に示すように、折り 畳まれた状態で合致する箇所に、コンパクトディスク3よりも大きい間隔をおい て前記第1折れ線11と平行な左右の切れ線25と、この切れ線25の下端を接 続する湾曲状の切れ線27とが形成される。 そして、図4及び図5に示すように、これら切れ線25,27により各第1内 側片体21及び第2内側片体22の双方から分割片体29が切り取られ、分割片 体29が切り取られることで、第1内側片体21と第2内側片体22の双方には 、折り畳まれた状態で合致し上縁501に開放状で上下に縦長の第1切り欠き4 1が形成され、第1内側片体21と第2内側片体22の双方には、左右の側部2 101,2201と底部2103,2203とが残存される。
【0014】 次に、コンパクトディスク3をディスク収納体1に収納する手順について説明 する。 前記二枚の分割片体29のうちの一方には、図5に仮想線で示すように、左右 側部に糊51が塗布され、この糊51により二枚の分割片体29は接着される。 或は、粘着テープ等を用いて二枚の分割片体29の左右の縁部が接着される。 そして、例えば、図9に示すように、不織布等からなる扁平な袋301に入れ られたコンパクトディスク3が上縁2901部分から分割片体29間に挿入され 、コンパクトディスク3は第2切り欠き42内に配置され、分割片体29間に収 納される。従って、この実施例では袋301が保持手段に相当しているが、コン パクトディスク3を粘着テープなどにより第2切り欠き42内に収容し保持して もよく、保持手段の構成は種々考えられる。
【0015】 前記分割片体29が切り取られた後、第2内側片体22、第1外側片体31、 第2外側片体32には、図4に仮想線で示すように、糊53が塗布される。 そして、図6に示すように、前記第1内側片体21が第1折れ線11を境に第 2内側片体22上に折り畳まれ、左右側部2101,2201と底部2103, 2203が糊53により接着される。 また、この折り畳まれた第1内側片体21及び第2内側片体22は、図7に示 すように、第2折れ線12を境に第1外側片体31上に折り畳まれ、第1内側片 体21の左右側部2101と底部2103が糊53により第1外側片体31に接 着される。 更に、このようにして第1内側片体21及び第2内側片体22が接着された第 1外側片体31は、図8に示すように、第3折れ線13を境に第2外側片体32 上に折り畳まれ、第2内側片体22の左右側部2201と底部2203が糊53 により第2外側片体32に接着される。
【0016】 これにより、第2外側片体32上に第1外側片体31が合わされ、第1外側片 体31から突出する第2外側片体32部分が綴じ代101となり、前記ミシン目 3101,3201は互いに合致する箇所に形成されている。 このように合わされた状態で、図11に図8のAーA線断面図で示すように、 第1外側片体31と第2外側片体32の間で前記左右の側部2101,2201 と底部2103,2203とにより空間61が上縁501に開放状に形成される 。 コンパクトディスク3が収納された分割片体29は、前記上縁501から前記 空間61に挿入され、分割片体29の底部が、空間61の底部に当接した状態で コンパクトディスク3は第1外側片体31の第2切り欠き42内に配置される。 この状態を図10に平面図で、図12に図10のAーA線断面図で示す。 そして、図1及び図10に示すように、第1外側片体31の開口3103部分 から分割片体29にかけてシール63を貼着し、開封されていないものであるか が判断できるようにする。 コンパクトディスク3の取り出しは、ミシン目3101,3201で画成され た部分をつまみ、引き出せば、分割片体29と共にコンパクトディスク3が空間 61から取り出される。
【0017】 本実施例によれば、分割片体29は第1内側片体21と第2内側片体22から 切り取られたものであり第1切り欠き41と合致した形状であるため、空間61 に円滑に挿入されると共に、分割片体29の底部が第1内側片体21及び第2内 側片体22の底部に当接するまで簡単に挿入され、このように挿入された状態で 、分割片体29は空間61内で左右に移動することなく確実に位置決め保持され る。 そして、ディスク収納体1は、コンパクトディスク3に対応する箇所の厚みが 他の箇所に較べて膨出することがなく、コンパクトディスク3が収納されている にも拘らずほぼ均一な厚みなディスク収納体1が得られる。 従って、ディスク収納体1を単一の厚紙5から構成してコストダウンを図り、 また、紙と共に製本する場合であっても、コンパクトディスク3の上面及び下面 に位置する紙にコンパクトディスク3の輪郭に沿った線が形成され、製品を劣化 させる不具合を解消できる。
【0018】 尚、実施例では、内側片体を二枚設けた場合について説明したが、設ける内側 片体の数は任意である。 また、実施例では厚紙を二枚重ね合わせた状態でほぼコンパクトディスクと同 じ厚みになるものを用いた場合について説明したが、厚紙を二枚重ね合わせた厚 みよりもコンパクトディスクの厚みが大きい場合には、実施例のように外側片体 に第2切り欠きを設け、この第2切り欠き内にコンパクトディスクを位置させる ようにすれば、ディスク収納体の厚みをほぼ均一にする上でより有利となる。 また、収納するディスクはコンパクトディスクに限らずフロッピーディスク等 の他のものにも適用可能であり、収納する個数も一つに限らず複数であってもよ い。
【0019】 次に、第2実施例について説明する。 図13は第2実施例に係るディスク収納体の斜視図を示す。 71はディスク収納体で、この実施例ではディスク収納体71に一枚の円形の コンパクトディスク3が収納され、ディスク収納体71の左側部には、紙と共に 製本するための綴じ代7101が形成されている。
【0020】 ディスク収納体71をその製作工程順に説明していくと、ディスク収納体71 は、図14に展開した状態を平面図で示すように、一枚の厚紙75により形成さ れており、まず、この厚紙75の構成から説明する。 厚紙75は厚みがコンパクトディスク3よりも薄い紙材から形成され、展開し た状態で左右に横長の矩形状に形成されている。この実施例では厚紙75を二枚 重ね合わせた状態でほぼコンパクトディスク3と同じ厚みになるものを用いてい る。 厚紙75には、左右方向に間隔をおき上縁7501から下縁7503にわたっ て延在する第1折れ線81,第2折れ線82,第3折れ線83、第4折れ線84 が形成され、これら折れ線81,82,83,84により厚紙75に、第1内側 片体91、第2内側片体92、第1外側片体111、第2外側片体112、綴じ 代7101が画成されている。 第1内側片体91はコンパクトディスク3よりも大きい幅で形成され、第2内 側片体92は第1内側片体91よりも僅かに大きい幅で形成され、第1外側片体 111は第2内側片体92よりも大きい幅で形成され、第2外側片体112は第 1外側片体111よりも大きい幅で形成されている。
【0021】 第1内側片体91,第2内側片体92、第1外側片体111の各中央には、前 記第1内側片体91を第1折れ線81を境に第2内側片体92上に折り畳み、こ の折り畳まれた第1内側片体91及び第2内側片体92を第1外側片体111上 に折り畳んだ状態で、互いに合致する円形の第2切り欠き113が夫々形成され ている。 前記第2切り欠き113はコンパクトディスク3とほぼ同じ大きさ或はコンパ クトディスク3よりも幾分大きな内径で形成されている。 また、第1外側片体111と第2外側片体112の上縁中央には、半円状の切 り欠き115が上方に開放状に形成されている。
【0022】 前記第1内側片体91は第1折れ線81を境に第2内側片体92上に折り畳ま れ、第1内側片体91と第2内側片体92の双方には、折り畳まれた状態で合致 する箇所に切り取り線117が形成され、この切り取り線116により、第1内 側片体91と第2内側片体92に、その上縁7501から取り出し可能に分割片 体121が形成されている。
【0023】 前記切り取り線116は第2第2切り欠き113の左右側部で上下に延在する 縦切れ線117と、この縦切れ線117の下端を接続する横切れ線119と、縦 切れ線117の中間部及び横切れ線119の中間部に形成され該切れ線117, 119が接続されていない接続片123とで構成され、接続片123は、分割片 体121を上方に引っ張った時に、該接続片123が破断され分割片体121が 切り取り線116から切り取られるように形成されている。 尚、前記縦切れ線117の中間部の接続片123は、縦切れ線117の端部に 夫々貫設された小さい径の丸孔125の間に形成されている。 また、第1外側片体111の第2切り欠き113の両側箇所には、第1内側片 体91,第2内側片体92を第1外側片体111上に折り畳んだ状態で、前記丸 孔125が臨むように、上下に縦長の長孔127が形成されている。
【0024】 これら縦切れ線117及び横切れ線119により各第1内側片体91及び第2 内側片体92から分割片体121が切り取られると、第1内側片体91と第2内 側片体92には、折り畳まれた状態で合致し上縁7501に開放状で上下に縦長 の第1切り欠き131が形成され、第1内側片体91と第2内側片体92の双方 には、左右の側部9101,9201と底部9103,9203が残存される。
【0025】 次に、コンパクトディスク3をディスク収納体71に収納する手順について説 明する。 図15に仮想線で示すように、第1内側片体91の左右の側部9101と底部 9103に糊141を塗布すると共に、第1内側片体91の分割片体121の上 部と下部に糊141を塗布し、更に、第1外側片体111の左右側部に糊141 を塗布する。 そして、コンパクトディスク3が収容された不織布等からなる袋143を第1 内側片体91の分割片体121の第2切り欠き113上に載せ、袋143の外周 部を糊141により分割片体121に接着する。
【0026】 次に、図16に示すように、前記第1内側片体91が第1折れ線81を境に第 2内側片体92上に折り畳まれ、第1内側片体91と第2内側片体92は糊14 1により接着されると共に、第1内側片体91の分割片体121と第2内側片体 92の分割片体121も糊141により接着される。 次に、この折り畳まれた第1内側片体91及び第2内側片体92は、図17に 示すように、第2折れ線82を境に第1外側片体111上に折り畳まれ、第1内 側片体91の左右の側部9101と底部9103が糊141により第1外側片体 111に接着される。
【0027】 次に、第2内側片体92の左右の側部9201と底部9203に糊145が塗 布され、第1内側片体91及び第2内側片体92が接着された第1外側片体11 1は、図18に示すように、第3折れ線83を境に第2外側片体112上に折り 畳まれ、第2内側片体92の左右側部9201と底部9203が糊145により 第2外側片体112に接着される。 これにより、図19に図18のAーA線断面図で示すように、第2外側片体1 12上に、第2内側片体92、第1内側片体91、第1外側片体111が重ね合 わされることになり、コンパクトディスク3が収納されたコンパクトディスク収 納体71が得られる。 この状態で、前記丸孔125及び接続片123は長孔127内に位置している 。
【0028】 コンパクトディスク3の取り出しは、切り欠き115内に位置する第1,第2 内側片体91,92の分割片体121部分をつまみ、引き出せば、接続片123 が破断され、分割片体121と共にコンパクトディスク3がディスク収納体71 から取り出される。
【0029】 本実施例によれば、コンパクトディスク3に対応する箇所の厚みが他の箇所に 較べて膨出することがなく、コンパクトディスク3が収納されているにも拘らず ほぼ均一な厚みなディスク収納体71が得られる。 従って、ディスク収納体71を単一の厚紙5から構成してコストダウンを図り 、また、紙と共に製本する場合であっても、コンパクトディスク3の上面及び下 面に位置する紙にコンパクトディスク3の輪郭に沿った線が形成され、製品を劣 化させる不具合を解消できる。 また、長孔127内に位置する接続片123が破断されているか否かを視認す ることで、コンパクトディスク3がディスク収納体71から取り出されたもので あるかどうかを確認できる。
【0030】 次に、前記第2実施例の変形例について図20を参照して説明する。 この変形例では、第1,第2内側片体91,92から分割片体121を取り出 すための切り取り線151の構成が前記第2実施例と異なる。 即ち、前記切り取り線151は、第2切り欠き113の左右で上下に延在する 縦切れ線153と、縦切れ線153の下端間を接続する横切れ線155とからな り、縦切れ線153と横切れ線155が連結される部分と、横切り線155の中 間部分に、該切れ線153,155が接続されていない接続片157が形成され ている。 更に、横切れ線155の外側と、縦切れ線153と横切れ線155が連結され る部分の外側にわたり、縦切れ線153と横切れ線155に近接し、且つ、平行 して三本の補助切れ線159が形成され、各補助切れ線159間には補助切れ線 159が接続されていない接続片161が形成されている。 このような構成からなる切り取り線151によれば、切り欠き115内に位置 する第1,第2内側片体91,92の分割片体121部分をつまみ、引き出す時 、前記接続片157,161部分が上方に撓わみ分割片体121が簡単に上方に 変位するので、分割片体121の取り出しをより簡単に行なうことが可能となる 。
【0031】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように本考案は、厚紙を折り畳んで重ね合わせ、その重 ね合わされた厚紙の間にディスクを収納するディスク収納体であって、前記重ね 合わされる厚紙部分は、最も外側に位置する二枚の外側片体と、前記二枚の外側 片体の間に挟まれる少なくとも二枚の内側片体とで構成され、前記二枚の内側片 体には切り取り可能に分割片体が形成され、ディスクはこの分割片体の第2切り 欠きに収納されるので、コストダウンを図りつつ、また、ディスクの輪郭に沿っ た線を紙面に付けることなく、ディスク収納体を紙の間に挿入することが可能と なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るディスク収納体の斜視図であ
る。
【図2】厚紙を展開した状態の平面図である。
【図3】厚紙に切れ線を形成した状態の平面図である。
【図4】分割片体を取り出した状態の厚紙の平面図であ
る。
【図5】分割片体の平面図である。
【図6】第1内側片体を第2内側片体上に折り畳んた状
態の平面図である。
【図7】第2内側片体を第1外側片体上に折り畳んた状
態の平面図である。
【図8】第1外側片体を第2外側片体上に折り畳んた状
態の平面図である。
【図9】コンパクトディスクが収納された分割片体の平
面図である。
【図10】ディスク収納体の平面図である。
【図11】図8のAーA線断面図である。
【図12】図10のAーA線断面図である。
【図13】第2実施例に係るディスク収納体の斜視図で
ある。
【図14】厚紙を展開した状態の平面図である。
【図15】厚紙に糊を塗布し、コンパクトディスクが収
容された袋を取着した状態の平面図である。
【図16】第1内側片体を第2内側片体上に折り畳んた
状態の平面図である。
【図17】第2内側片体を第1外側片体上に折り畳んた
状態の平面図である。
【図18】第1外側片体を第2外側片体上に折り畳んた
状態の平面図である。
【図19】図18のAーA線断面図である。
【図20】切り取り線の変形例を示す厚紙の平面図であ
る。
【符号の説明】
1,71 ディスク収納体 3 コンパクトディスク 21,91 第1内側片体 22,92 第2内側片体 29,121 分割片体 31,111 第1外側片体 32,112 第2外側片体 41,131 第1切り欠き 42,113 第2切り欠き 61 空間 113,115 切り欠き

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚紙を折り畳んで重ね合わせ、その重ね
    合わされた厚紙の間にディスクを収納するディスク収納
    体であって、 前記重ね合わされる厚紙部分は、最も外側に位置する二
    枚の外側片体と、前記二枚の外側片体の間に挟まれる少
    なくとも二枚の内側片体とで構成され、 前記二枚の内側片体には、ディスクよりも大きく前記重
    ね合わされた状態で互いに合致する第1切り欠きが形成
    され、 前記第1切り欠きにより前記二枚の内側片体から切り取
    られた分割片体は接合されると共に、各分割片体に前記
    接合された状態で互いに合致しディスクが収納される大
    きさの第2切り欠きが形成され、 前記ディスクを前記分割片体の第2切り欠き内に収容さ
    せて保持する保持手段が設けられ、 更に、前記ディスクが収容された分割片体は前記二枚の
    外側片体の間で前記第1切り欠き内に挿入される、 ことを特徴とするディスク収納体。
  2. 【請求項2】 厚紙を折り畳んで重ね合わせ、その重ね
    合わされた厚紙の間にディスクを収納するディスク収納
    体であって、 前記重ね合わされる厚紙部分は、最も外側に位置する二
    枚の外側片体と、前記二枚の外側片体の間に挟まれる少
    なくとも二枚の内側片体とで構成され、 前記二枚の内側片体に、該内側片体の上縁から取り出し
    可能に分割片体が切り取り線を介して形成され、 前記各分割片体は接合され、接合された状態で互いに合
    致しディスクが収納される大きさの第2切り欠きが形成
    され、 前記ディスクを前記分割片体の第2切り欠き内に収容し
    保持する保持手段が設けられ、 前記最も外側に位置する二枚の外側片体の上縁には上方
    に開放状の切り欠きが夫々形成されている、 ことを特徴とするディスク収納体。
  3. 【請求項3】 前記二枚の内側片体に形成された第1切
    り欠きは、各内側片体の上縁に開放状に形成されている
    請求項1記載のディスク収納体。
  4. 【請求項4】 前記切り取り線は、切れ線と、この切れ
    線の中間に介設された破断可能な接続片とで構成されて
    いる請求項2記載のディスク収納体。
  5. 【請求項5】 前記最も外側に位置する外側片体には前
    記接続片が臨む箇所に窓が形成されている請求項4記載
    のディスク収納体。
  6. 【請求項6】 前記切り取り線は、切れ線と、この切れ
    線の中間に介設された破断可能な接続片と、前記接続片
    の近傍で前記切れ線に近接して形成された補助切れ線と
    で構成されてる請求項2記載のディスク収納体。
  7. 【請求項7】 前記保持手段はディスクが収容される扁
    平な袋により構成されている請求項1,2,3,4,5
    または6記載のディスク収納体。
  8. 【請求項8】 前記二枚の外側片体の少なくとも一方に
    は、前記第2切り欠きと合致する切り欠きが形成されて
    いる請求項1,2,3,4,5,6または7記載のディ
    スク収納体。
  9. 【請求項9】 前記二枚の内側片体の厚みの総和は、デ
    ィスクの厚みとほぼ等しくなるように形成されている請
    求項1,2,3,4,5,6,7または8記載のディス
    ク収納体。
  10. 【請求項10】 前記二枚の外側片体の少なくとも一方
    には綴じ代が形成されている請求項1,2,3,4,
    5,6,7,8または9記載のディスク収納体。
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