JPH0719026Y2 - レジスターリング構造 - Google Patents

レジスターリング構造

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JPH0719026Y2
JPH0719026Y2 JP2151189U JP2151189U JPH0719026Y2 JP H0719026 Y2 JPH0719026 Y2 JP H0719026Y2 JP 2151189 U JP2151189 U JP 2151189U JP 2151189 U JP2151189 U JP 2151189U JP H0719026 Y2 JPH0719026 Y2 JP H0719026Y2
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JP
Japan
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groove
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ring
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JP2151189U
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JPH02113187U (ja
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淳輔 炊江
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は腕時計のレジスターリング構造に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
本考案に関する従来技術としては、スイス特許第503305
号がある。この特許は第5図、第6図で示すように、回
転ベゼル22が回転可能に装着された胴21と、前記2つの
部品21、22の間に回転ベゼル22を一方にしか回転させな
いようにしたブロック部材24とからなる腕時計ケースに
関し、前記胴21の周りの回転ベゼル22の固定は回転ベゼ
ル22と胴21の各々に所属する2つの回転円筒面の周溝間
に配置された弾性線23によって達成される。
更に、ブロック部材24は前記胴21及び回転ベゼル22の間
に長く伸ばされて配置され、且つ180°以上の胴21の周
りに取り巻いている。前記伸ばされたブロック部材24
は、一方端が胴21の固定部26に固定され、他端の係止部
28が回転ベゼル22の下面内周の複数個の切欠き27のいず
れかに係止するようになっている。そして、回転ベゼル
22を反時計回りに回転させると、ブロック部材24の係止
部28が係合していた切欠き27から離脱して行く。又、回
転ベゼル22を時計回りに回転させると、係止部28が切欠
き27に係止したままとなり、回転ベゼル22は動かない。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、胴21と回転ベゼル22との係合と、回転ベ
ゼル22の回転の係止を別々の部材で行なわなければなら
ず、部品点数の増加、又、ブロック部材24を胴21の外周
と回転ベゼル22の内周との間に配置する必要が有り回転
ベゼルの巾は狭くすることが出来ない。又、回転ベゼル
22を反時計回りに回転させた時、ブロック部材24は胴外
周方向へ誘導され、又、回転ベゼル22を時計回りに回転
させた時、ブロック部材は回転リング内周方向に誘導さ
れ、胴外周部とブロック部材、また、回転リング内周部
とブロック部材のそれぞれの隙間分だけガタになる等の
問題があった。
本考案の目的は、上記問題点を解決し、部品点数を減
じ、廉価でその上、巾狭でデザイン対応力に優れ、レジ
スターリングのガタを出来るだけ少なくし操作性及び安
定性等を向上させた腕時計のレジスターリング構造を提
供するところにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の構成は、胴は、上方外周にレジスターリングが
回転自在に取付けられる段部が形成されており、該段部
の底面に長穴と外壁に溝がそれぞれ形成されており、レ
ジスターリングは、内壁に前記胴の溝に対応する溝と該
溝の下方にクリック溝がそれぞれ形成されており、クリ
ックバネは、多角の折線に曲折された略Cリング状で一
端が下方に折曲したクリック部を有し、前記クリックバ
ネを前記胴の溝と前記レジスターリングの溝にそれぞれ
係合させ、更に、前記クリック部を前記クリック溝に係
合させると共に、前記クリック部の先端を前記長穴に配
設させることにより前記胴に前記レジスターリングを回
転自在かつ、クリックを有している。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。第1図
乃至第4図は、本考案の実施例を示し、第1図はレジス
ターリング部の要部断面図、第2図は第1図のA−A断
面図、第3図は第2図のB部拡大断面図、第4図はクリ
ックバネのクリック部の斜視図である。
胴1には、上方外周にレジスターリング2が回転自在に
取付けられる段部1aが形成されており、底面1bに長穴1c
と、外壁1dに溝1eがそれぞれ形成されている。
レジスターリング2には、内壁2aに、胴1の溝1eに対応
する溝2bと溝2bの下方にクリック溝2cがそれぞれ形成さ
れている。
クリックバネ3は、多角の折線に曲折された略Cリング
状で一端が下方に折曲したクリック部3aを有しており、
クリックバネ3を胴1の溝1eとレジスターリング2の溝
2bにそれぞれ結合させ、更にクリックバネ3のクリック
部3aをレジスターリング2のクリック溝2cに係合させる
と共に、クリック部3aの先端を長穴1cに配設させること
により、胴1とレジスターリング2を回転自在にかつ、
クリックを有して取付けられている。
尚、クリック溝2cの形状を変更することにより当然片回
転のレジスターリング構造も提供できる。
〔考案の効果〕
以上の説明で明らかなように、本考案によればクリック
バネのクリック部は、長穴の内部でのみ作動するのでガ
タが少なく、かつ、クリックバネで胴とレジスターリン
グを回転自在に結合出来る廉価な、巾狭なデザイン的に
優れたレジスターリング構造を提供出来る等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は、本考案の実施例を示し、第1図は
レジスターリング部の要部断面図、第2図は第1図のA
−A断面図、第3図は、第2図のB部拡大断面図、第4
図はクリックバネのクリック部の斜視図であり、第5
図、第6図は従来例の回転ベゼル部を示し、第5図は要
部断面図、第6図は部分拡大横断面図である。 1……胴、1a……段部、1b……底部、1c……長穴、1d…
…外壁、1e……溝、2……レジスターリング、2a……内
壁、2b……溝、2c……クリック溝、3……クリックバ
ネ、3a……クリック部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】胴は、上方外周にレジスターリングが回転
    自在に取付けられる段部が形成されており、該段部の底
    面に長穴と外壁に溝がそれぞれ形成されており、レジス
    ターリングは、内壁に前記胴の溝に対応する溝と該溝の
    下方にクリック溝がそれぞれ形成されており、クリック
    バネは、多角の折線に曲折された略Cリング状で一端が
    下方に折曲したクリック部を有し、前記クリックバネを
    前記胴の溝と前記レジスターリングの溝にそれぞれ係合
    させ、更に、前記クリック部を前記クリック溝に係合さ
    せると共に、前記クリック部の先端を前記長穴に配設さ
    せることにより前記胴に前記レジスターリングを回転自
    在かつクリックを有して取付けたことを特徴とするレジ
    スターリング構造。
JP2151189U 1989-02-28 1989-02-28 レジスターリング構造 Expired - Lifetime JPH0719026Y2 (ja)

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JP2151189U JPH0719026Y2 (ja) 1989-02-28 1989-02-28 レジスターリング構造

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JP2151189U JPH0719026Y2 (ja) 1989-02-28 1989-02-28 レジスターリング構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02113187U JPH02113187U (ja) 1990-09-11
JPH0719026Y2 true JPH0719026Y2 (ja) 1995-05-01

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ID=31238814

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JP2151189U Expired - Lifetime JPH0719026Y2 (ja) 1989-02-28 1989-02-28 レジスターリング構造

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