JPH0610048Y2 - シリンダ錠のキヤツプ取付構造 - Google Patents
シリンダ錠のキヤツプ取付構造Info
- Publication number
- JPH0610048Y2 JPH0610048Y2 JP1986148814U JP14881486U JPH0610048Y2 JP H0610048 Y2 JPH0610048 Y2 JP H0610048Y2 JP 1986148814 U JP1986148814 U JP 1986148814U JP 14881486 U JP14881486 U JP 14881486U JP H0610048 Y2 JPH0610048 Y2 JP H0610048Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- lock
- cap
- short
- cylinder lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lock And Its Accessories (AREA)
- Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車のドアにおいて、ドアロック用シリンダ
錠のキャップ取付構造に関するものである。
錠のキャップ取付構造に関するものである。
従来の技術 第３図の如くに、自動車のドアにおける外部操作ハンド
ルを取付けるエスカッションａにおいて、ドアロック用
シリンダ錠の取付孔ｂの後面に支持筒ｃを設け、ドーナ
ッツ状円板ｄ1とロック腕ｄ2より成る合成樹脂製のキー
シリンダキャップｄを該取付孔ｂの表面側に当接させて
ロック腕ｄ2を支持筒ｃの切欠部ｃ1に係合させることに
より固定し、これによってキーの抜き差しに応動するシ
リンダ錠の移動による摩耗に起因した該取付孔ｂの周縁
部ｂ1の腐蝕防止対策としている。
ルを取付けるエスカッションａにおいて、ドアロック用
シリンダ錠の取付孔ｂの後面に支持筒ｃを設け、ドーナ
ッツ状円板ｄ1とロック腕ｄ2より成る合成樹脂製のキー
シリンダキャップｄを該取付孔ｂの表面側に当接させて
ロック腕ｄ2を支持筒ｃの切欠部ｃ1に係合させることに
より固定し、これによってキーの抜き差しに応動するシ
リンダ錠の移動による摩耗に起因した該取付孔ｂの周縁
部ｂ1の腐蝕防止対策としている。
ところで、この構造にあっては、充分な可撓性を得よう
とするとロック腕ｄ2の軸方向の寸法が長くなると共に
エスカッションａの裏面におけるロック腕ｄ2の係止用
スペースも大きくなってシリンダ錠取付部の設計上の障
害となっており、また該キャップをこじると簡単に脱落
する欠点があった。
とするとロック腕ｄ2の軸方向の寸法が長くなると共に
エスカッションａの裏面におけるロック腕ｄ2の係止用
スペースも大きくなってシリンダ錠取付部の設計上の障
害となっており、また該キャップをこじると簡単に脱落
する欠点があった。
考案が解決しようとする問題点 本考案は上記した点に着目して為されたものであり、か
かるロック腕を設けないでキャップの全体をコンパクト
に構成しつつ確固に取付けるようにしたものである。
かるロック腕を設けないでキャップの全体をコンパクト
に構成しつつ確固に取付けるようにしたものである。
問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するため、本考案においては表面板の
背面に短筒部を連設すると共に該短筒部を連設し、該短
筒部の周壁を切欠して該短筒部の先端部に可撓アームを
形成し、該可撓アームのほぼ中央部に外方に突出する係
止片を設けたシリンダ錠のキャップと、該キャップを挿
入する取付孔の背面にロック筒を設け、該ロック筒に上
記係止片の通過する切欠部を形成すると共に該切欠部の
一側よりロック筒の先端につながるテーパー状摺動案内
面とこれに連続したロック用凹部を形成したシリンダ錠
取付部とから成る構成を採用した。
背面に短筒部を連設すると共に該短筒部を連設し、該短
筒部の周壁を切欠して該短筒部の先端部に可撓アームを
形成し、該可撓アームのほぼ中央部に外方に突出する係
止片を設けたシリンダ錠のキャップと、該キャップを挿
入する取付孔の背面にロック筒を設け、該ロック筒に上
記係止片の通過する切欠部を形成すると共に該切欠部の
一側よりロック筒の先端につながるテーパー状摺動案内
面とこれに連続したロック用凹部を形成したシリンダ錠
取付部とから成る構成を採用した。
実施例 第１図において、Ａは合成樹脂製のキャップを示し、中
心孔１を有する表面板２の背面にシリンダ錠（図示しな
い）が挿入される短筒部３が連設され、短筒部３の周壁
の相対する位置を切欠して該短筒部３の先端部に可撓ア
ーム５，５を形成し、各可撓アーム５のほぼ中央部に外
方に突出する係止片４を設ける。
心孔１を有する表面板２の背面にシリンダ錠（図示しな
い）が挿入される短筒部３が連設され、短筒部３の周壁
の相対する位置を切欠して該短筒部３の先端部に可撓ア
ーム５，５を形成し、各可撓アーム５のほぼ中央部に外
方に突出する係止片４を設ける。
ドアにおける外部操作ハンドルを取付けるシリンダ錠取
付部としてのエスカッションＢには、短筒部３が挿入さ
れる取付孔６が設けられ、取付孔６の背面にロック筒７
が設けられる。ロック筒７において対称位置には前記係
止片４，４が通過する切欠部８，８が形成されると共に
該切欠部８，８の一側よりロック筒７の先端につながる
テーパー状摺動案内面９，９が形成され、該テーパー状
摺動案内面９，９の頂部に続いてロック用凹部１０，１
０が設けられている。
付部としてのエスカッションＢには、短筒部３が挿入さ
れる取付孔６が設けられ、取付孔６の背面にロック筒７
が設けられる。ロック筒７において対称位置には前記係
止片４，４が通過する切欠部８，８が形成されると共に
該切欠部８，８の一側よりロック筒７の先端につながる
テーパー状摺動案内面９，９が形成され、該テーパー状
摺動案内面９，９の頂部に続いてロック用凹部１０，１
０が設けられている。
上記構成において、キャップＡをエスカッションＢに装
着するには、エスカッションＢの表面より係止片４，４
を切欠部８，８に一致させつつキャップＡを押し込み、
次にこれを回動させる。回動により係止片４，４が可撓
アーム５，５を変形させながらテーパー状摺動案内面
９，９を乗り越え、ロック用凹部１０，１０に弾性的に
係入する。
着するには、エスカッションＢの表面より係止片４，４
を切欠部８，８に一致させつつキャップＡを押し込み、
次にこれを回動させる。回動により係止片４，４が可撓
アーム５，５を変形させながらテーパー状摺動案内面
９，９を乗り越え、ロック用凹部１０，１０に弾性的に
係入する。
考案の効果 本考案は以上述べたように構成されているので、下記の
効果を奏する。
効果を奏する。
ロック筒は、テーパー状摺動案内面とロック用凹部が
設けられる長さであればよいので、ロック筒の長さが極
めて短くなり、キャップの短筒部の長さも極めて短くな
るので、シリンダ錠のキャップの係止構造を極めてコン
パクトにすることができた。
設けられる長さであればよいので、ロック筒の長さが極
めて短くなり、キャップの短筒部の長さも極めて短くな
るので、シリンダ錠のキャップの係止構造を極めてコン
パクトにすることができた。
キャップの係止片をテーパー状摺動案内面に沿って移
動させると、可撓アームが弾性変形し、係止片がロック
用凹部に到達したときに弾性的に係入し、キャップがシ
リンダ錠取付部に圧接する。
動させると、可撓アームが弾性変形し、係止片がロック
用凹部に到達したときに弾性的に係入し、キャップがシ
リンダ錠取付部に圧接する。
従って、キャップはシリンダ錠取付部に確固に係止され
る利点がある。
る利点がある。
第１図は本考案の一実施例についての分解斜視図、第２
図は同上の取付状態の斜視図、第３図は従来例の分解斜
視図である。 Ａ…キャップ、Ｂ…シリンダ錠取付部、２…表面板、３
…短筒部、４…係止片、７…ロック筒、８…切欠部、９
…テーパー状摺動案内面、１０…ロック用凹部。
図は同上の取付状態の斜視図、第３図は従来例の分解斜
視図である。 Ａ…キャップ、Ｂ…シリンダ錠取付部、２…表面板、３
…短筒部、４…係止片、７…ロック筒、８…切欠部、９
…テーパー状摺動案内面、１０…ロック用凹部。
Claims (1)
- 【請求項１】表面板の背面に短筒部を連設し、該短筒部
の周壁を切欠して該短筒部の先端部に可撓アームを形成
し、該可撓アームのほぼ中央部に外方に突出する係止片
を設けたシリンダ錠のキャップと、 該キャップを挿入する取付孔の背面にロック筒を設け、
該ロック筒に上記係止片の通過する切欠部を形成すると
共に該切欠部の一側よりロック筒の先端につながるテー
パー状摺動案内面とこれに連続したロック用凹部を形成
したシリンダ錠取付部と、 から成ることを特徴とするシリンダ錠のキャップ取付構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986148814U JPH0610048Y2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | シリンダ錠のキヤツプ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986148814U JPH0610048Y2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | シリンダ錠のキヤツプ取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6354748U JPS6354748U (ja) | 1988-04-12 |
| JPH0610048Y2 true JPH0610048Y2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=31063435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986148814U Expired - Lifetime JPH0610048Y2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | シリンダ錠のキヤツプ取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0610048Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4511313B2 (ja) * | 2004-11-01 | 2010-07-28 | ダイキョーニシカワ株式会社 | 自動車のキーシリンダ取付構造 |
| JP2009243990A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Nippon Seiki Co Ltd | 液面検出装置 |
| JP6863513B1 (ja) * | 2020-08-20 | 2021-04-21 | 株式会社ナカヨ | ハンディコール壁掛けユニット |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4895065U (ja) * | 1972-02-17 | 1973-11-13 | ||
| JPS6018518Y2 (ja) * | 1980-10-06 | 1985-06-05 | マツダ株式会社 | 自動車キ−シリンダ−の保持スプリング体 |
-
1986
- 1986-09-30 JP JP1986148814U patent/JPH0610048Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6354748U (ja) | 1988-04-12 |
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