JPS6018518Y2 - 自動車キ−シリンダ−の保持スプリング体 - Google Patents

自動車キ−シリンダ−の保持スプリング体

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Publication number
JPS6018518Y2
JPS6018518Y2 JP14244780U JP14244780U JPS6018518Y2 JP S6018518 Y2 JPS6018518 Y2 JP S6018518Y2 JP 14244780 U JP14244780 U JP 14244780U JP 14244780 U JP14244780 U JP 14244780U JP S6018518 Y2 JPS6018518 Y2 JP S6018518Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key cylinder
grommet
vehicle body
spring body
mounting hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP14244780U
Other languages
English (en)
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JPS5766152U (ja
Inventor
孝彦 赤松
靖之 小川
Original Assignee
マツダ株式会社
加藤発条株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by マツダ株式会社, 加藤発条株式会社 filed Critical マツダ株式会社
Priority to JP14244780U priority Critical patent/JPS6018518Y2/ja
Publication of JPS5766152U publication Critical patent/JPS5766152U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車キーシリンダーの保持スプリング体に
関する。
衆知の様に、自動車キーシリンダー装置は、車体パネル
としての例えばドアパネルに穿設された取付孔にキーシ
リンダーを係止し、ドアパネルの外面にはパネル内への
防水のためのゴム製O−リングがキーシリンダーとの間
に嵌合され、更にパネル内面にはキーシリンダーの自然
落下、移動を防止するためのスプリングリテーナ−を係
合することによって全体を組付けていた。
しかし、これらの組付工程においては、ドア内部のロッ
ク装置の組立順序の関係から必ずしもキーシリンダー装
置を順序通り組付けることが出来ず、またスプリングリ
テーナ−でキーシリンダー装置を係止する場合、組付工
数がはん雑でその解決が待たれていた。
本考案は、このような欠点を除去するためになされたも
ので、その目的とするところは、比較的簡単な構成であ
りながら、組付作業が容易で、しかも確実に止めること
が出来、キーシリンダーの組付順序に関係なく作業工程
の簡略化がはかれるキーシリンダー保持スプリング体を
提供することを目的とする。
以下本考案の一実施例を図示に従って説明する。
第1図は、自動車の全体図でキーシリンダー装置を取付
ける個所をAで示した。
第2図は、キーシリンダーの分解斜視図で、aはキーシ
リンダー、bはグロメットモしてCは本考案になるキー
シリンダー保持スプリング体である。
そしてdて車体パネルとしてのドアパネルの取付孔を示
した。
キーシリンダー10は頭部11と、頭部11の中央部に
設計されたキ一孔12と、頭部11より軸方内縦に延出
して本体をなす胴部13とよりなり、この胴部13は、
それぞれ相対応して等間隔に形成されているガイド体1
4.14と、係止片15.15を有している。
グ爾メット20は、樹脂材で成形されていて、円環リン
グ21と、円環リング21の裏面に相対して延出した脚
体22,22とを有し、円環リング21には等間隔に4
個所のスライド溝23が形成されている。
脚体22.22は、円環リング21との接点の肉厚がう
すいので、弾性的にたわみやすくなっており、更に両脚
体22.22の頭部には、接合板24.24が円環リン
グ21裏面と一定の間隔をもって形成されている。
保持スプリング体30は、中央部かく字状に曲折した連
結部34に続いて略平行状に並設した係合体31と係合
体31に連設した傾斜体32と、傾斜体32のそれぞれ
の先端から内方へ延出した押引体33,33が互に接触
しないで、間隔をもった平行体となった形状で構成され
ている。
取付孔40は、ドアパネル44に穿設され、取付孔40
の上下にはガイド体14を受入れるためのガイド孔41
が、更にガイド孔41から同一間隔で左右には係止片1
5を受入れるための係止孔42が穿設され、ガイド孔4
1の各両側面はゆるやかなカーブを画いた接合曲部43
・・・・・・となり、グロメット20の脚体22がその
孔形状と対応しながら嵌合し接合板24によって円環リ
ング21とにより係止されるように構成されている。
而して、上記のように構成されたキーシリンダー装置を
本考案になる保持スプリング体を使用してドアパネル4
4に取付ける場合には、第3図に示すように、取付孔4
0に、先ずグロメット20を、グロメット20の脚体2
2が取付孔40に形成されている接合曲部43・・・・
・・の形状と一致するように押圧すると、脚体22は取
付孔40の存在によって内部へ傾斜し、ド′アバネル4
4は、円環リング21と接合板24の間に係合して固定
される。
グロメット20の円環リング21は円周端が円周皿状に
なっているためにドアパネル44への嵌合によってシー
ル性をもつことになり防水性が期待できる。
次いで、第4図により、保持スプリング体30を脚体2
2の方向より保持スプリング体30の傾斜体32を手前
にして押圧係合する。
この時、保持スプリング体30は、第5図に示したよう
に、平行状に並んだ係合体31が脚体22の側面に押圧
侵入しグロメット20と一体化する。
そしてこの保持スプリング体30は、押引体33の部分
を指で挾持し横方向に手前にスライドさせると連結部3
4が脚体22のテーパー面25(第3図)に挾持されて
、保持スプリング体30の自然落下を防止することがで
きる。
このように、保持スプリング体30は、従来のりテーナ
ーに比し、長い係合体31をもち、しかも角度をもって
立上った傾斜体32のため、手作業が行いやすく、又グ
押引体33が互に接触しない平行体となっているため、
ばね性が高められ押引体33同志の接触による作業不良
の発生が起ることがない。
最後に、キーシリンダー10を胴部13の方向から取付
孔40に向けてグロメット20の円環リング21を通過
させて挿入固定する。
固定方法は、キーシリンダー10のガイド体14.14
が取付孔40のガイド孔41へ、又同時に、係止片15
.15が係止孔42,42へそれぞれ嵌合され、キーシ
リンダー10の頭部11が円環リング21と相接触する
と、保持スプリング体30の係合体31は、胴部13の
存在のため幅方向に拡大し、係止片15を乗り越えて係
止片15の上部に係合する。
即ち保持スプリング体30の存在によってキーシリンダ
ー10とグロメット20を相互に係止することになる。
以上説明した通り、本考案によれば脚体を有するグロメ
ットが、その脚体を車体内側に配して車体パネルの取付
孔と相対嵌合され、該グロメットの脚体には車体パネル
内側から保持スプリング体が備えられ、胴部とその胴部
先端の頭部と該胴部外周の係止片とを有するキーシリン
ダーは、その胴部がグロメットを貫通するよう車体パネ
ル外側から取付孔内に差しこまれているとともにその胴
部の係止片と相対係止された前記保持スプリング体を介
して取付孔内に保持されているキーシリンダー装置にお
いて、前記保持スプリング体は、中央部が曲折されて前
記グ陥メットの脚体外側面と保合自在に対応する連結部
と、該連結部と連続してその両端からほぼ平行状に延出
された2つの係合体と、車体内側方向への曲り折げ角を
有して該各係合体の端部から曲折された傾斜体と、該傾
斜体の各端部から喰い違い状に曲折された押引体とで構
成されており、当該保持スプリング体の両係合体は前記
グ陥メットの脚体と係合して前記車体パネル沿いにスラ
イドできる長さと、前記キーシリンダーの係止片を乗り
こえてこれと相対嵌合する平行間隔とを有していること
を特徴としている。
したがって本考案の場合、互いに接触しない押引体、略
平行状の係合体、前記所定方向に曲げられた傾斜体、グ
ロメットの脚体所定部と係合する連結部など、保持スプ
リング体に形成されたこれら各部によりキーシリンダー
を車体所定部へしっかりと固着することができるのはも
ちろん、グロメットに係合された保持スプリング体をス
ライドさせ、その連結部をグロメツートの脚体外側部と
係合させるとき、前記傾斜体が角度をもって車体パネル
面から立ち上がるので、その傾斜体に連続した押引体を
把持して行なう当該作業が容易となり、しかも押引体は
互いに接触しない喰い違い状の平行体であるから、ばね
性が高められ、押引体相互の接触による作業不良もなく
、その上、当該押引体は切り離し状態で対向することの
ない前記喰い違い状であるから、2つの押引体を同時に
把持してスライド操作するのが容易であり、各押引体に
スライド操作時の荷重を分担させてこれの変形をも阻止
し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、自動車の斜視図でキーシリンダーの使用個所
を示す図。 第2図は、本考案になる保持スプリング体をまじえたキ
ーシリンダー全体を示す分解図。 第3図は、ドアパネルにグロメットを取付けた側面図。 第4図は、同じく保持スプリング体を取付けた側面図。 第5図は、第4図の底面図である。 10・・・・・・キーシリンダー、11・・・・・・頭
部、13・・・・・・胴部、−15−・・・・・・係止
片、20・・・・・・グロメット、22・・・・・・脚
体、30・・・・・・保持スプリング体、31・・・・
・・係合体、32・・・・・・傾斜体、33・・・・・
・押引体、34・・・・・・連結部、40・・・・・・
取付孔、44・・・・・・ドアパネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脚体を有するグロメットが、その脚体を車体内側に配し
    て車体パネルの取付孔と相対嵌合され、該グロメットの
    脚体には車体パネル内側から保持スプリング体が備えら
    れ、胴部とその胴部先端の頭部と該胴部外周の係止片と
    を有するキーシリンダーは、その胴部がグロメットを貫
    通するよう車体パネル外側から取付孔内に差しこまれて
    いるとともにその胴部の係止片と相対係止された前記保
    持スプリング体を介して取付孔内に保持されているキー
    シリンダー装置において、前記保持スプリング体は、中
    央部が曲折されて前記グロメットの脚体外側面と係合自
    在に対応する連結部と、該連結部と連続してその両側か
    らほぼ平行状に延出された2つの係合体と、車体内側方
    向への折曲げ角を有して該各係合体の端部から曲折され
    た傾斜体と、該傾斜体の各端部から喰い違い状に曲折さ
    れた押引体とで構成されており、当該保持スプリング体
    の両係合体は、前記グロメットの脚体と係合して前記車
    体パネル沿いにスライドできる長さと、前記キーシリン
    ダーの係止片を乗りこえてこれと相対嵌合する平行間隔
    とを有していることを特徴とする自動車キーシリンダー
    の保持スプリング体。
JP14244780U 1980-10-06 1980-10-06 自動車キ−シリンダ−の保持スプリング体 Expired JPS6018518Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14244780U JPS6018518Y2 (ja) 1980-10-06 1980-10-06 自動車キ−シリンダ−の保持スプリング体

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JP14244780U JPS6018518Y2 (ja) 1980-10-06 1980-10-06 自動車キ−シリンダ−の保持スプリング体

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Publication Number Publication Date
JPS5766152U JPS5766152U (ja) 1982-04-20
JPS6018518Y2 true JPS6018518Y2 (ja) 1985-06-05

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ID=29502244

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JP14244780U Expired JPS6018518Y2 (ja) 1980-10-06 1980-10-06 自動車キ−シリンダ−の保持スプリング体

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0610048Y2 (ja) * 1986-09-30 1994-03-16 国産金属工業株式会社 シリンダ錠のキヤツプ取付構造

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JPS5766152U (ja) 1982-04-20

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