JPH0543431Y2 - - Google Patents

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JPH0543431Y2
JPH0543431Y2 JP6135687U JP6135687U JPH0543431Y2 JP H0543431 Y2 JPH0543431 Y2 JP H0543431Y2 JP 6135687 U JP6135687 U JP 6135687U JP 6135687 U JP6135687 U JP 6135687U JP H0543431 Y2 JPH0543431 Y2 JP H0543431Y2
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JP
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teeth
register ring
register
watch case
spring
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JP6135687U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、節度機構を有するレジスタリング取
付構造に関する。
〔従来の技術〕
従来のレジスタリング取付け構造は、実開昭59
−112179号公報は第5図に示すようなものがあ
る。
第5図の断面図において、12は時計ケース、
13はレジスタリング、14はレジスタリング1
3に設けられた両方向に傾斜した歯、15は節度
バネで、ピン16により、時計ケース12に固定
されている。
レジスタリング13を回すと、節度バネ15と
レジスタリングの歯14により一定間隔で節度を
もたせることができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この従来のレジスタ取付け構造においては、レ
ジスタリングを回した時、節度の間隔は一定であ
り、レジスタリングを左回転及び右回転した時の
節度の間隔が同じものしか無かつた。
この考案は、レジスタリングの回転方向別に異
なる節度を有したレジスタリング取付構造を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、時計ケースのレジスタリング底面
に一方向に傾斜した歯を設け、更に時計ケース本
体上面に前記レジスタリングと同一方向に傾斜し
異なつた間隔の歯を設け、前記レジスタリング及
び時計ケース本体に設けたそれぞれの歯に噛み合
うバネ部を有する節度バネ介在させたものであ
る。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて、この考案を説明する。
第1図から第3図は、この考案のレジスタリン
グ取付構造の第一実施例である。
第1図は断面図、第2図は第1図のA−A断面
図、第3図は分解斜視図である。
第1図において、1はレジスタリングで、2は
レジスタリングに設けられた一定方向に傾斜した
歯で、P1は前記した歯2の配置されている間隔
である。
3は時計ケース本体で、4は時計ケース本体に
設けられた一定方向に傾斜した歯で、P2は歯4
の間隔である。この時、歯4は間隔P2は、前記
した歯2の間隔P1とは異なる。
5はレジスタリング1と時計ケース本体3の間
に介在するバネで、6はレジスタリングの歯2に
噛み合うレジスタクリツク部、7は時計ケース本
体3の歯4に噛み合うケースクリツク部である。
つぎにこの実施例の作用について説明する。
まずレジスタリング1をイの矢印方向へ回した
場合、レジスタリング1の歯2とバネ5に設けた
レジスタクリツク部6が噛み合い、レジスタリン
グ1とバネ5は同一方向へ動いて行く。バネ5へ
設けられたケースクリツク部7は時計ケース本体
3に設けられた歯4へP2の間隔で、節度をもつ
て移動する。
次に、レジスタリング1をロの矢印方向へ回し
た場合、時計ケース本体3の歯4とバネ5に設け
たケースクリツク部7が噛み合つた状態になり、
バネ5へ設けられたレジスタークリツク部6は、
レジスタリング1に設けられた歯2とP1の間隔
で節度をもつ。
レジスタリング1に設けた歯2の間隔P1と時
計ケース本体3に設けた歯4の間隔P2をちがえ
る事により、レジスタリングの回転方向により異
なつた節度が得られる。
次に第4図に第二実施例を示す。
第4図は第二実施例のバネ本体の斜視図であ
る。第4図において、8はレジスタリング1と時
計ケース本体3の間に介在するバネ本体でリング
状になつている。歯9はレジスタリングの歯2に
噛み合い、歯10は時計ケースの歯4に噛み合
う。歯9と歯10の歯は対角方向にある。
11は歯9及び歯10の裏側の凹部でバネ性を
高める働きをする。
この様なリング状のバネ本体にする事により、
レジスタリングのスムースな回転性を得ることが
出来る。
〔考案の効果〕
以上の説明で明らかな様に、この考案は、時計
ケースのレジスタリングと時計ケース本体に異な
つた間隔で、一定方向の傾きをもつた歯を設け、
その間に、レジスタリングと時計ケースに設けた
歯と異なつた方向で噛み合うバネを介在させた簡
単な構造で、レジスタリングを両方向に回転で
き、回転方向により異なる節度が得られ、レジス
タリングの回転もスムースにできる様になつた。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は、この考案の第一実施例に
関するもので、第1図はレジスタリング取付構造
を示す断面図、第2図は第1図のA−A断面図、
第3図は第一実施例の分解斜視図、第4図は第二
実施例のバネ本体を示す斜視図、第5図は従来の
技術のレジスタリング取付構造の断面図である。 1……レジスタリング、2,4,9,10……
歯、3……時計ケース本体、5……バネ、6……
レジスタクリツク部、7……ケースクリツク部、
8……バネ本体、11……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 時計ケースの上部外周に、回転可能に取り付け
    たレジスタリング1と、前記レジスタリング1の
    底面に設けた傾斜している歯2と、前記レジスタ
    リング1の下方に位置し、時計ケースの受面に設
    けた傾斜している歯4と、前記レジスタリング1
    と前記受面の間にあつて、前記歯2および、前記
    歯4と噛み合うバネ5とからなるレジスタリング
    構造において、前記レジスタリング1の底面に設
    けた歯2と、前記受面の歯4は線対称に一方向へ
    傾斜しており、かつ、前記歯2の間隔と前記歯4
    の間隔とが異なることを特徴とする時計のレジス
    タリング取付構造。
JP6135687U 1987-04-24 1987-04-24 Expired - Lifetime JPH0543431Y2 (ja)

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JP6135687U JPH0543431Y2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24

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JP6135687U JPH0543431Y2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24

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Publication Number Publication Date
JPS63168885U JPS63168885U (ja) 1988-11-02
JPH0543431Y2 true JPH0543431Y2 (ja) 1993-11-01

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JP6135687U Expired - Lifetime JPH0543431Y2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24

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JP5208010B2 (ja) * 2009-02-13 2013-06-12 セイコーインスツル株式会社 時計

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JPS63168885U (ja) 1988-11-02

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