JPH0648460Y2 - 逆転防止レジスターリング構造 - Google Patents

逆転防止レジスターリング構造

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JPH0648460Y2
JPH0648460Y2 JP1988107966U JP10796688U JPH0648460Y2 JP H0648460 Y2 JPH0648460 Y2 JP H0648460Y2 JP 1988107966 U JP1988107966 U JP 1988107966U JP 10796688 U JP10796688 U JP 10796688U JP H0648460 Y2 JPH0648460 Y2 JP H0648460Y2
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JP
Japan
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groove
rotation preventing
register ring
reverse rotation
fixing
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JP1988107966U
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JPH0230080U (ja
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淳輔 炊江
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、時計ケースの逆転防止付のレジスターリング
の構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のレジスターリング構造は第9図、第10図
(スイス特許第503305号)に見られる様に、レジスター
リング本体4と、胴5とを波形のバネ6にて固定し、逆
回転防止を別のC形バネ7にて逆転を防止し、C形バネ
7と胴5とはC形バネ7の逆回転防止部の他端の下方に
曲げられた部分を胴5に設けられた穴8に入れる事によ
り係止されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、回転防止と固定を他部分で行うために部
品点数が多くなり、かつ胴、レジスターリングの加工負
荷の増、薄型にする事が困難である等の問題があった。
本考案の目的は、上記問題点を解決し、固定と逆転防止
を同一部品で行い、加工負荷、部品点数減によるコスト
ダウン、薄型で、廉価で商品価値の高い時計ケースの逆
転防止付レジスターリング構造を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
下部内周にクリック溝と該クリック溝の上方内周に係止
溝を有するレジスターリングと、上部外周に固定溝と回
転防止溝を有する胴と、C形で外周部に前記係止溝に係
合する複数個の係止部と内周部に前記固定溝に係合する
複数個の固定部並びに前記回転防止溝に係合する回転防
止部と外側にわずかに折曲する先端部が前記クリック溝
に係合する逆転防止部を有し、かつ前記回転防止部は前
記逆転防止部近傍に位置するバネ部材とよりなり、前記
胴の固定溝と回転防止溝に前記バネ部材の固定部と回転
防止部をそれぞれ係合させると共に、前記レジスターリ
ングのクリック溝と係止溝に前記バネ部材の逆転防止部
と係止部をそれぞれ係合させることにより、前記胴に前
記レジスターリングを一方向に回転自在に係合させたこ
とを特徴とする。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図乃至第8図は本考案の実施例を示し、第1図はレ
ジスターリングの取付状態を示す要部横断面図、第2図
は第1図のA−A断面図、第3図は第1図B−B断面
図、第4図は第1図のC−C断面図、第5図は第1図の
D−D断面図、第6図はレジスターリングの裏面要部拡
大図、第7図はバネ部材の平面図、第8図は胴の平面図
である。
レジスターリング1は下方内周にクリック溝1aと前記ク
リック溝1aの上方内部に係止溝1bを有している。胴2は
上部外周に固定溝2aと回転防止溝2bを有している。バネ
部材3は、C形で外周部に前記係止溝1bに係合する複数
個である3個の係止部3aと内周部に前記固定溝2aに係合
する複数個である3個の固定部3bと前記回転防止溝2bに
係合する回転防止部3dと外側にわずかに折曲する先端部
が前記クリック溝1aに係合する逆転防止部3cを有してい
る。このとき、前記回転防止部は前記逆転防止部近傍に
位置する。ここで、前記胴2の固定溝2aと回転防止溝2b
に前記バネ部材3の固定部3bと回転防止部3dをそれぞれ
係合させると共に、前記レジスターリング1のクリック
溝1aと係止溝1bに前記バネ部材3の逆転防止部3cと係止
部3aをそれぞれ係合させることにより、前記胴2に前記
レジスターリング1を一方向に回転自在に係合させるこ
とが出来る。なお、同一の構造であれば、胴とレジスタ
ーリングの材質は、金属でも良いし、プラスチック等の
合成樹脂でも良い。
〔考案の効果〕
以上の説明で明らかなように本考案によれば、胴とレジ
スターリングの係合が一つのバネ部材で可能になり部品
点数が少なくなると共に加工負荷も少なくなる。その
上、薄型で廉価な逆転防止付のレジスターリングが可能
になる等の効果がある。
また、胴に固定溝を設け、バネ部材に複数個の固定部を
設け、固定溝と複数個の固定部をそれぞれ係合させ、同
時にレジスターリングに係止溝を設け、バネ部材に複数
個の係止部を設け、係止溝と複数個の係止部をそれぞれ
と係合させたことにより、極めて堅固に胴とレジスター
リングとを係合でき、レジスターリングが外れることが
ない。
さらに、レジスターリングのクリック溝とバネ部材の逆
転防止部を係合させることにより、レジスターリングの
逆転防止とレジスターリングへのクリック感の付与とを
同時に行うことができ、さらにバネ部材には逆転防止部
近傍に位置するように回転防止部を設け、該回転防止部
を胴の回転防止溝に係合させたため、レジスターリング
を回転させて逆転防止部に力が加わっても、バネ部材全
体が撓むことがないので、バネ部材の撓みに起因するレ
ジスターリングの外れは生じ得ない。すなわち、いくら
回転させても外れることがなく、常に安定して円滑な回
転性を保持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本考案の実施例で、逆転防止レジス
ターリング構造の実施例を示し、第1図は取付状態を示
す要部横断面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3
図は第1図のB−B断面図、第4図は第1図のC−C断
面図、第5図は第1図のD−D断面図、第6図はレジス
ターリングの裏面要部拡大図、第7図はバネ部材の平面
図、第8図は胴の平面図、第9図及び第10図は従来例
で、第9図はレジスターリング構造を示す要部断面図、
第10図は第9図の要部拡大横断面図である。 1……レジスターリング、 1a……クリック溝、 1b……係止溝、 2……胴、 2a……固定溝、 2b……回転防止溝、 3……バネ部材、 3a……係止部、 3b……固定部、 3c……逆転防止部、 3d……回転防止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部内周にクリック溝と該クリック溝の上
    方内周に係止溝を有するレジスターリングと、上部外周
    に固定溝と回転防止溝を有する胴と、C形で外周部に前
    記係止溝に係合する複数個の係止部と内周部に前記固定
    溝に係合する複数個の固定部並びに前記回転防止溝に係
    合する回転防止部と外側にわずかに折曲する先端部が前
    記クリック溝に係合する逆転防止部を有し、かつ前記回
    転防止部は前記逆転防止部近傍に位置するバネ部材とよ
    りなり、前記胴の固定溝と回転防止溝に前記バネ部材の
    固定部と回転防止部をそれぞれ係合させると共に、前記
    レジスターリングのクリック溝と係止溝に前記バネ部材
    の逆転防止部と係止部をそれぞれ係合させることによ
    り、前記胴に前記レジスターリングを一方向に回転自在
    に係合させたことを特徴とする逆転防止レジスターリン
    グ構造。
JP1988107966U 1988-08-17 1988-08-17 逆転防止レジスターリング構造 Expired - Lifetime JPH0648460Y2 (ja)

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JPH0230080U JPH0230080U (ja) 1990-02-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3712911B2 (ja) * 2000-03-30 2005-11-02 セイコーインスツル株式会社 回転ベゼル付き腕時計ケース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0639353Y2 (ja) * 1985-10-02 1994-10-12 セイコーエプソン株式会社 回転ベゼル装置
JPS6372584U (ja) * 1986-10-30 1988-05-14

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JPH0230080U (ja) 1990-02-26

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