JPH0718990Y2 - シャシダイナモメータの移動架台 - Google Patents

シャシダイナモメータの移動架台

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JPH0718990Y2
JPH0718990Y2 JP4818689U JP4818689U JPH0718990Y2 JP H0718990 Y2 JPH0718990 Y2 JP H0718990Y2 JP 4818689 U JP4818689 U JP 4818689U JP 4818689 U JP4818689 U JP 4818689U JP H0718990 Y2 JPH0718990 Y2 JP H0718990Y2
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JP
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rail
rod
moving
dynamometer
gantry body
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肇 高森
悟 種田
三郎 小沢
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Meidensha Corp
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Meidensha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、シャシダイナモメータの移動架台に関する。
B.考案の概要 本考案に係るシャシダイナモメータの移動架台は、従
来、架台の前部及び後部に設けてあった架台の固定装置
を、ローラや動力計などの軸受台等の下部に設けて、移
動架台の前後方向の寸法を短縮したものである。
C.従来の技術 第4図,第5図にはシャシダイナモメータにおける移動
架台側の平面と正面が示してある。
1は移動架台本体(ベッド)で、後述する車輪2でもっ
てレール3上に乗っている。移動架台本体1には往復駆
動装置(図示省略)が連結されており、この往復駆動装
置により移動架台本体1はレール3上を移動されるよう
になっている。移動架台本体1上には一対のローラ4が
軸受台5により回転自在に支持されており、ローラ4に
は、移動架台本体1上に設置された動力計6が連結され
ている。
移動架台本体1の前部及び後部には、移動架台本体1を
レール3に対し固定するための固定装置7が設けられて
いる。8は当該固定装置7のレバーで、その一端は移動
架台本体1上に枢支され、他端には、移動架台本体1に
上向きに取付けられたシリンダ9のピストンロッド10が
圧縮ばね11を介して枢着されている。レバー8の前記一
端側寄りにはロッド12の上部が枢着されており、このロ
ッド12の下端部に前出の車輪2が回転自在に支持されて
いる。さらに、ロッド12の下端には、レール3内に位置
しかつレール3の幅方向に広がる係止突起13が設けられ
ている。
これら係止突起13と車輪2とは、ロッド10の下降状態で
車輪2がレール3を押圧して移動架台本体1が持ち上げ
られるように、またロッド10の上昇状態で車輪2がレー
ル3から離れて係止突起13がレール3内に当接できるよ
うに、間隔があけられている。また、係止突起13がレー
ル3内に当接するときは、移動架台本体1の底部に設け
たクランプ部材がレール3上に当接して、これらクラン
プ部材と係止突起13とで移動架台本体1をレール3に対
してクランプするようになっている。
D.考案が解決しようとする課題 ところで、上記従来の移動架台では、架台本体1の前部
及び後部に固定装置7を設けているので、その分移動架
台の前後方向の寸法が大きくなってしまうという問題が
あった。固定装置7を設けるスペースを、4輪駆動用シ
ャシダイナモメータの概略平面を表す第6図において斜
線で示してある。図中、aが上記スペースの前後方向長
さである。また、図中、14は固定台側のローラ、15はロ
ーラ14に連結する動力計、16はブレーキ、17はフライホ
イールである。
一方、ダイナモメータは、平らな路面を走行する代わり
にローラ上を走行させることによって車両試験を行うも
のであるが、厳密にはローラ上での試験では路面とタイ
ヤとの接触面積等が異なってしまうため、ローラの径は
試験装置の設置スペースを考慮した上でできる限り大径
であることが望ましい。
このようにローラ4の径が大きく、しかも前述のように
移動架台には固定装置7を設けるためのスペースが必要
であることから、対応できる最小のホイールベース寸法
はローラ4の直径2D+aとなってしまう。つまり、ホイ
ールベースの短い車両への対応に支障をきたしていたの
である。
E.課題を解決するための手段 上記課題を解決するため本考案では、試験車両の車輪が
乗る一対のローラ及び当該ローラに連結する動力計を搭
載してある移動架台本体をレール上に往復移動可能に乗
せてある移動架台において、前記移動架台本体の移動方
向と平行で一端が移動架台本体に枢支されたレバーと、
前記移動架台本体に上下方向向きに固定され、ピストン
ロッドの先端部が前記レバーの他端部に連結されたシリ
ンダと、前記レバーの前記枢支側寄りに枢着され、かつ
前記移動架台本体の下方に延びるロッドと、当該ロッド
の下部に設けられ、前記レール上を転動し得る車輪と、
ロッドの下端に設けられ、ロッドの上昇時に移動架台本
体をレールに対し固定する係合突起とを備えてシャシダ
イナモメータの移動架台を構成したのである。
F.作用 上記構成のシャシダイナモメータの移動架台において
は、レバー,ロッド,シリンダ等からなる固定装置はロ
ーラの軸受部等の下側にレールと平行に組み込まれるの
で、移動架台の前後方向の寸法が小さくなる。
G.実施例 第1図には本考案の一実施例に係るシャシダイナモメー
タ移動架台の概略平面図が示してあり、第2図には固定
装置の側面、第3図にはそのIII−III矢視断面が示して
ある。
この移動架台においては、ローラ4の軸受台5等の下側
におけるレール3に対応する位置に、当該移動架台の移
動方向に平行して固定装置21が組み付けられるのであ
る。第1図には、固定装置21が組み付けられる個所を斜
線で明示してある。
つまり、移動架台本体1に固定装置21のためのスペース
を別に確保することになしに、固定装置21を移動架台本
体1に組み付けるようにしたのであり、したがって、従
来、固定装置を設けていたスペース分(第1図中二点鎖
線で示す部分)移動架台本体1が前後方向(移動架台の
移動方向)に小さくなるのである。
第2図,第3図には固定装置21として動力計6の支持台
20の下側に設けたものを示す。
支持台20の下側であって移動架台本体1の前後方向中程
に、下向きに油圧シリンダ22が設けられている。一方、
移動架台本体1の下面の前端及び後端にはそれぞれ枢支
ブラケット23(一方は図では表れていない)が設けられ
ている。移動架台本体1の前後方向に平行な2本のレバ
ー24の各一端が前記シリンダ22のピストンロッド25の先
端部に枢着され、各レバー24の他端が前端あるいは後端
の枢支ブラケット23に枢着されている。
各レバー24の枢支ブラケット23寄りにはピン26によって
ロッド27が連結されている。ロッド27の下部には、車輪
軸28が一体に取付けられており、この車輪軸28に、レー
ル3上を転動し得る車輪29が回転自在に取付けられてい
る。
さらに、ロッド27はレール3内にまで延びており、その
下端にはレール3の幅方向に広がる係合突起30が設けら
れている。
したがって、シリンダ22の作動により、レバー24の揺動
を介してロッド27が上下動し、車輪29がレール3上に乗
り、かつ係合突起30がレール3から離れた状態、あるい
は、車輪29がレール3から離れ、係合突起30がレール3
に係合した状態をとり得る。係合突起30と車輪29とは、
ロッド27の下降状態で車輪29がレール3を押圧して、移
動架台本体1が持ち上げられるように、またロッド27の
上昇状態では車輪29がレール3から離れて係合突起30が
レール3内に当接できるように、間隔があけられてお
り、この係合突起30がレール3内に当接するときは、移
動架台本体1の底部に設けたクランプ部材31がレール3
上に当接して、これらクランプ部材31と係合突起30とで
移動架台本体1をレール3に対してクランプするように
なっている。
上記構成の固定装置21が各レール3に対応して、移動架
台本体1の下側に設けられているのである。したがっ
て、移動架台本体1はその前部及び後部でレール3に対
し固定されることになる。
なお、第2図において、32は動力計6のトルクアーム、
33はロードセルである。
H.考案の効果 本考案に係るシャシダイナモメータの移動架台では、レ
ールへの固定装置を移動架台本体の前部及び後部にでは
なく、ローラや軸受台等の下部に、架台本体の移動方向
と平行に設けるようにしたので、移動架台の前後方向の
寸法が短くなり、その分ホイールベースの短い車両に対
応できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の概略平面図、第2図は一実
施例の側面図、第3図はそのIII−III矢視断面図、第4
図は従来の移動架台の平面図、第5図はその正面図、第
6図はシャシダイナモメータの概略平面図である。 図面中、 1は移動架台本体、3はレール、4はローラ、6は動力
計、20は動力計の支持台、21は固定装置、22は油圧シリ
ンダ、24はレバー、27はロッド、29は車輪、30は係合突
起、31はクランプ部材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】試験車両の車輪が乗る一対のローラ及び当
    該ローラに連結する動力計を搭載してある移動架台本体
    をレール上に往復移動可能に乗せてある移動架台におい
    て、前記移動架台本体の移動方向と平行で一端が移動架
    台本体に枢支されたレバーと、前記移動架台本体に上下
    方向向きに固定され、ピストンロッドの先端部が前記レ
    バーの他端部に連結されたシリンダと、前記レバーの前
    記枢支寄りに枢着され、かつ前記移動架台本体の下方に
    延びるロッドと、当該ロッドの下部に設けられ、前記レ
    ール上を転動し得る車輪と、ロッドの下端に設けられ、
    ロッドの上昇時に移動架台本体をレールに対し固定する
    係合突起とを備えることを特徴とするシャシダイナモメ
    ータの移動架台。
JP4818689U 1989-04-26 1989-04-26 シャシダイナモメータの移動架台 Expired - Lifetime JPH0718990Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4818689U JPH0718990Y2 (ja) 1989-04-26 1989-04-26 シャシダイナモメータの移動架台

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JP4818689U JPH0718990Y2 (ja) 1989-04-26 1989-04-26 シャシダイナモメータの移動架台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02140440U JPH02140440U (ja) 1990-11-26
JPH0718990Y2 true JPH0718990Y2 (ja) 1995-05-01

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