JPH07189310A - トラップカバー取付け構造 - Google Patents

トラップカバー取付け構造

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Publication number
JPH07189310A
JPH07189310A JP34807593A JP34807593A JPH07189310A JP H07189310 A JPH07189310 A JP H07189310A JP 34807593 A JP34807593 A JP 34807593A JP 34807593 A JP34807593 A JP 34807593A JP H07189310 A JPH07189310 A JP H07189310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trap cover
side wall
drainage port
trap
cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP34807593A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiko Takahashi
徳彦 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP34807593A priority Critical patent/JPH07189310A/ja
Publication of JPH07189310A publication Critical patent/JPH07189310A/ja
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラップカバーを誤って取付けた場合には、
取付けの誤りを目視で直ちにわかるようにして、トラッ
プカバーを正常に取付けることができるようにするこ
と。 【構成】 浴室3の洗い場4床面5に凹設した排水口1
の側壁7に近接して少なくとも1つの凸部12あるいは
凹部を形成し、前記凸部12あるいは凹部に対応する位
置に凹部15あるいは凸部を形成した排水口カバーで前
記排水口1の上部を蓋する。また、前記凸部12あるい
は凹部は浴槽13側の側壁7に近接して形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトラップカバー取付け構
造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来構成のトラップカバーを正常
に取付けた場合の断面図、図6は従来構成のトラップカ
バーを誤って取付けた場合の断面図を示す。
【0003】従来においては、洗い場の床面100に縦
横の目地模様が施されている場合、意匠的な観点からト
ラップカバー101も目地形状に合せて縦横対象の形状
にすることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、トラップカ
バー101はその上面が排水口102方向に向かって傾
斜する洗い場の床面100と面一になるように前後(浴
槽側と洗い場側)の脚部103の長さが異なるように形
成され、トラップカバー101の下端が排水口102の
段部104に形成した突起105上に載置されている。
【0005】しかしながら、洗い場の床面100の傾斜
は僅かであるため、縦横対象の形状のトラップカバー1
01の前後を誤って逆に取付けてしまったようなとき
(図6参照)でも、洗い場の床面100とトラップカバ
ー101の上面との段差も僅かしか生ぜず、その段差は
目視では気付き難く、そのままの状態で使用されている
ことが多い。
【0006】そのため、正しく取付けた場合には浴槽側
(図5および図6においては左側)に位置するはずのト
ラップカバー101取り外し用の切欠部106が洗い場
側(図5および図6においては右側)に位置してしま
い、入浴者が誤って足の指をこの切欠部106に引っ掛
けたり、挟んだりして思わぬ怪我をすることがある。
【0007】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的はトラップカバーを誤って取
付けた場合には、取付けの誤りを目視で直ちにわかるよ
うにして、トラップカバーを正常に取付けることができ
るようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明に係るトラップカバー取付け構造は、浴室の洗い
場床面に凹設した排水口の側壁に近接して少なくとも1
つの凸部あるいは凹部を形成し、前記凸部あるいは凹部
に対応する位置に凹部あるいは凸部を形成した排水口カ
バーで前記排水口の上部を蓋することを特徴とする。
【0009】このとき、前記凸部あるいは凹部が近接し
て形成される側壁は浴槽側の側壁とするのが好ましい。
【0010】
【作用】本発明に係るトラップカバー取付け構造は、排
水口の側壁に近接して形成した凸部あるいは凹部に対応
する位置に凹部あるいは凸部を形成したトラップカバー
を排水口上部に載置して蓋する。
【0011】よって、正常に取付けた場合には、トラッ
プカバーの凹部と排水口の側壁に近接して形成した凸部
が互いに嵌まり合い、誤って取付けた場合には、トラッ
プカバーの凸部と排水口の側壁に近接して形成した凸部
とが重なり合い、トラップカバーの上面と洗い場の床面
との段差が大きくなる。
【0012】また、凸部あるいは凹部を浴室側に形成す
る。よって、正常に取付けた場合には、図3に示すよう
にトラップカバーの凹部と排水口の側壁に近接して形成
した凸部が互いに嵌まり合いトラップカバーの上面と洗
い場床面と面一になり、誤って取付けた場合には、図4
に示すようにトラップカバーの凸部と排水口の側壁に近
接して形成した凸部とが重なり合い、トラップカバーの
前後方向で上面と洗い場の床面との段差が大きくなる。
【0013】
【実施例】以下この発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1は本発明に係るトラップカバー取付け構
造を適用した浴室の断面図、図2はトラップカバーの斜
視図、図3はトラップカバーを正常に取付けた場合の本
発明の一実施例を示す断面図、図4はトラップカバーを
誤って取付けた場合の本発明の一実施例を示す断面図で
ある。
【0014】トラップカバー取付け構造は、排水口1
と、この排水口1の上部を蓋するトラップカバー2から
なる。
【0015】排水口1は浴室3の洗い場4の床面5に凹
設されている。排水口1を構成する床パン6は床面5か
ら側壁7へと連なる。側壁7は斜め下方へ延びる段部8
を設けて縮径した後、側壁9を介して底壁10に連な
る。
【0016】この実施例においては排水口1の段部8に
設けた突起11に凸部としてのリブ12を形成する。
【0017】この実施例においてはリブ12を形成する
位置は、浴槽13側(こちら側を前側とする)の中間部
に2箇所および左右に2箇所の計4箇所としている。な
お、リブ12は1箇所以上設ければよくこの数に限定さ
れるものではない。
【0018】リブ12を形成する位置は、これに限るも
のではなく、この位置に加えて隅部、洗い場4側(こち
ら側を後側とする)に形成してもよく、そのときにはリ
ブ12は前後対象の位置には形成しないようにすると
か、あるいは前後対象の位置の場合にはリブ12の大き
さ、幅、形状等を変えるようにする。
【0019】また、リブ12を形成する位置は、前側
(隅部を含む)のみ、後側(隅部を含む)のみ、左右の
みに形成しても、これらを組み合わせた位置に形成して
もよいが、前側に設けるのが最も好ましい。
【0020】トラップカバー2は排水口1の上部を蓋す
るためのものであり、前記リブ12に対応する4箇所に
凹部としての溝15を形成する。この実施例では、前記
リブ12と対応するのは、トラップカバー2の脚部14
のうち短い方の脚部14aおよび左右の脚部である(図
2参照)。
【0021】なお、このトラップカバー2の前後に形成
した脚部14のうち短い方の脚部14aを有する側には
トラップカバー2を排水口1の上部から取り外すために
指を挿入する切欠部16を形成する。
【0022】排水口1とこの排水口1の上部を蓋するト
ラップカバー2は上記したような構成であるから、前後
の脚部14のうち短い方の脚部14aを浴槽13側にし
てトラップカバー2を排水口1の上部を蓋するように取
付ければ、トラップカバー2の溝15と排水口1の側壁
7に近接して形成したリブ12が互いに嵌まり合って、
図3に示すように洗い場4の床面5とトラップカバー2
の上面は面一となり、正常に取付けたことがわかる。
【0023】また、前後の脚部14のうち短い方の脚部
14aを洗い場4側にしてトラップカバー2を排水口1
の上部を蓋するように取付ければ、図4に示すようにト
ラップカバー2のリブ12と排水口1の側壁7に近接し
て形成したリブ12とが重なり合って洗い場4の床面5
とトラップカバー2の前後方向で上面間に大きな段差が
生じ、誤って取付けてしまったことが目視で直ちにわか
る。
【0024】さらに、この実施例においては排水口1側
にリブ(凸部)12を設けるようにしたが、逆にトラッ
プカバー2側に設けるようにしてもよい。
【0025】なお、当業者であれば、本発明に対する種
々の変更を発明の概念から逸脱することなく容易になし
得るので、本発明は特許請求の範囲以外によって限定さ
れるものではない。
【0026】
【発明の効果】本発明は、トラップカバーを正常に取付
けた場合には、トラップカバーの凹部と排水口の側壁に
近接して形成した凸部が互いに嵌まり合ってトラップカ
バーの上面と洗い場の床面とが面一になり、誤って取付
けた場合には、トラップカバーの凸部と排水口の側壁に
近接して形成した凸部とが重なり合ってトラップカバー
の上面と洗い場の床面との段差が大きくなる。
【0027】よって、トラップカバーを誤って取付けた
場合には、そのことが目視で直ちにわかり、トラップカ
バーを正常に取付け直すことができるため、トラップカ
バー取り外し用の切欠部を洗い場側に位置してさせてし
まうことがなく、入浴者が誤って足の指をこの穴に引っ
掛けたり、挟んでしまったりして思わぬ怪我をすること
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトラップカバー取付け構造を適用
した浴室の斜視図
【図2】トラップカバーの斜視図
【図3】トラップカバーを正常に取付けた場合の本発明
の一実施例を示す断面図
【図4】トラップカバーを誤って取付けた場合の本発明
の一実施例を示す断面図
【図5】従来構成のトラップカバーを正常に取付けた場
合の断面図
【図6】従来構成のトラップカバーを誤って取付けた場
合の断面図
【符号の説明】
1…排水口、2…トラップカバー、3…浴室、4…洗い
場、5…床面、6…床パン、7,9…側壁、8…段部、
10…底壁、11…突起、12…リブ(凸部)、13…
浴槽、14…脚部、15…溝(凹部)、16…切欠部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室の洗い場床面に凹設した排水口の側
    壁に近接して少なくとも1つの凸部あるいは凹部を形成
    し、前記凸部あるいは凹部に対応する位置に凹部あるい
    は凸部を形成した排水口カバーで前記排水口の上部を蓋
    することを特徴とするトラップカバー取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記凸部あるいは凹部が近接して形成さ
    れる側壁は浴槽側の側壁であることを特徴とする請求項
    1記載のトラップカバー取付け構造。
JP34807593A 1993-12-24 1993-12-24 トラップカバー取付け構造 Pending JPH07189310A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34807593A JPH07189310A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 トラップカバー取付け構造

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JP34807593A JPH07189310A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 トラップカバー取付け構造

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JPH07189310A true JPH07189310A (ja) 1995-07-28

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JP34807593A Pending JPH07189310A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 トラップカバー取付け構造

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008291580A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Panasonic Electric Works Co Ltd 排水口覆い蓋
JP2012207406A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Toto Ltd 洗い場床用表面材
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JP2013083123A (ja) * 2011-10-12 2013-05-09 Bridgestone Corp 排水蓋
JP2016098621A (ja) * 2014-11-26 2016-05-30 株式会社ノーリツ 洗い場フロア構造

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