JP2022157550A - 浴室の排水口構造 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、かかる事情に鑑み、浴室床の排水口構造の指掛かり隙間に手の指や足の指が嵌り込むのを防止して安全性を向上させることを目的とする。
浴室床に形成された排水凹部と、
前記排水凹部に開口された排水口と、
前記排水凹部に着脱可能に設けられた排水蓋と、
を備え、前記排水蓋の外縁部に指掛かり部が形成され、前記指掛かり部と前記排水凹部の内周面との間に指掛かり隙間が形成され、前記指掛かり隙間の大きさが8mm未満であることを特徴とする。
指掛かり隙間の大きさが8mm未満であるため、入浴者等の足の指が嵌り込んで躓きやすくなるのを防止できる。
排水蓋を取り外す際は、指掛かり部に指を掛けて持ち上げる。指掛かり隙間の大きさが8mm未満であるため、指が指掛かり隙間に深く入り込むのを防止でき、排水凹部の内周面と排水蓋との間に指を挟み付けたり、指が指掛かり隙間から抜けにくくなったりするのを防止できる。これによって、排水蓋を容易に取り外すことができる。
これによって、指掛かり部の所要強度を確保できる。一方、指掛かり部における前記排水凹部の内周面を向く先端部を薄肉にすることで、指を掛けやすくでき、排水蓋を一層容易に取り外すことができる。
これによって、指を指掛かり部に掛けやすくなり、排水蓋を一層容易に取り外すことができる。また、指掛かり部の支持強度を確保できる。
前記排水口構造が、洗い場パンにおける浴槽側の縁部の中間部に配置され、
前記浴槽を受ける浴槽パン上には、複数の床ボードが、前記浴槽側の縁部に沿う浴室幅方向へ並べられて敷設され、かつ前記中間部を挟んで隣接する2つの床ボードどうしの間にはボード間隙間が形成されており、
前記排水凹部の浴槽側の周側部には、前記ボード間隙間に連なる連通開口が形成され、
前記排水蓋の浴槽側端部が、前記ボード間隙間に嵌っていることが好ましい。
これによって、排水蓋が、床ボード間の間隔保持スペーサ、及び床ボードのストッパーとしても機能することで、ボード間隙間の幅を確保したり、床ボードのがたつきを抑えたりすることができる。また、床ボード上に人が乗った状態で、床ボードが不意に浴室幅方向へ動くのを阻止できる。
使用済の湯水は、ボード間隙間、連通開口、排水凹部を順次経て、排水口から排水される。
図1に示すように、浴室1は、同図において二点鎖線にて示す浴槽1aと、浴室床2と、排水口構造9を備えている。浴室床2は、洗い場パン3と、浴槽パン4と、敷設体5を含む。洗い場パン3の奥側(図1において右側)に浴槽パン4が配置されている。
なお、詳細な図示は省略するが、連通開口13の底面13bと浴槽パン4との継ぎ目、さらには洗い場パン3と浴槽パン4との継ぎ目には、止水処理が施されている。
排水凹部10の内周面の中間高さには、蓋係止段差12が形成されている。
なお、指掛かり隙間9gの大きさD9gは、厳密には、排水凹部10の内周面と排水蓋20との間のクリアランスCL20が排水蓋20の周方向に均一になるよう、排水蓋20を排水凹部10に対して偏りのない正規の位置に設置したときにおける、指掛かり部23の先端部23eの中央部(最も引っ込んだ箇所)から排水凹部10の内周面の上端部分10a(洗い場パン3の上面に至るアール部分16との連続部分)までの水平距離である(図6)。
浴室幅方向に沿う、排水蓋20の幅寸法は、ボード間隙間5cの幅と略等しい。排水蓋20の浴槽側端部20bの両側部が、ボード間隙間5cを挟んで隣接する床ボード5aと略接している。
排水蓋20を排水凹部10に被せておくことで、浴室1の美観を確保できるとともに、入浴者の足が排水凹部10に嵌るのを防止できる。加えて、指掛かり隙間9gの大きさD9gが8mm未満であるため、入浴者等の足の指が指掛かり隙間9gに嵌り込んで躓きやすくなるのを防止できる。
清掃などのために排水蓋20を取り外す際は、指掛かり部23に指を掛けて排水蓋20を排水凹部10から引き上げる。指掛かり隙間9gの大きさD9gが8mm未満であるため、指が指掛かり隙間9gに深く入り込むのを防止でき、排水凹部10の内周面と排水蓋20との間に指を挟み付けたり、指が指掛かり隙間9gから抜けにくくなったりするのを防止できる。
さらに、指掛かり部23の下面23bが先端部23eへ向かって上へ傾斜されて、先端部23eが薄肉になっているため、指を指掛かり部23に掛け易くできる。加えて、蓋周壁22における指掛かり部23と対応する部分は内側へ引っ込む凹壁部24となり、該凹壁部24から指掛かり部23が外方へ突出されることによって、指を指掛かり部23に一層掛けやすくできる。これによって、排水蓋20を容易に取り外すことができる。
例えば、指掛かり部23は、排水蓋20の外周縁を仮想的に指掛かり部側へ延長した仮想線に対して引っ込んでいればよく、指掛かり部23の先端部23eは、凹曲線状に限らず、直線状であってもよい。
2a 浴槽
2 浴室床
3 洗い場パン
3e 浴槽側の縁部
4 浴槽パン
5 敷設体
5a 床ボード
5c ボード間隙間
9 排水口構造
9g 指掛かり隙間
D9g 指掛かり隙間の大きさ
10 排水凹部
11 排水口
12 蓋係止段差
13 連通開口
20 排水蓋
20b 浴槽側端部
21 蓋板
22 蓋周壁
23 指掛かり部
23c 基端部(排水凹部の内周面とは反対の部分)
23e 先端部
24 凹壁部
Claims (4)
- 浴室床に形成された排水凹部と、
前記排水凹部に開口された排水口と、
前記排水凹部に着脱可能に設けられた排水蓋と、
を備え、前記排水蓋の外縁部に指掛かり部が形成され、前記指掛かり部と前記排水凹部の内周面との間に指掛かり隙間が形成され、前記指掛かり隙間の大きさが8mm未満であることを特徴とする浴室の排水口構造。 - 前記指掛かり部の厚みが、前記排水凹部の内周面とは反対の基端部へ向かって増大されていることを特徴とする請求項1に記載の浴室の排水口構造。
- 前記排水蓋が、前記排水凹部の上面開口に嵌る蓋板と、前記蓋板の外縁から下へ突出されて前記排水凹部の内周面に沿う蓋周壁とを有し、前記蓋周壁の前記指掛かり部と対応する部分には、底面視で凹んだ凹壁部が形成され、前記指掛かり部が前記凹壁部から外方へ突出されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の浴室の排水口構造。
- 請求項1~3の何れか1項に記載の排水口構造を有する浴室であって、
前記排水口構造が、洗い場パンにおける浴槽側の縁部の中間部に配置され、
前記浴槽を受ける浴槽パン上には、複数の床ボードが、前記浴槽側の縁部に沿う浴室幅方向へ並べられて敷設され、かつ前記中間部を挟んで隣接する2つの床ボードどうしの間にはボード間隙間が形成されており、
前記排水凹部の浴槽側の周側部には、前記ボード間隙間に連なる連通開口が形成され、
前記排水蓋の浴槽側端部が、前記ボード間隙間に嵌っていることを特徴とする浴室。
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2021
- 2021-03-31 JP JP2021061836A patent/JP2022157550A/ja active Pending
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