JPH0718876B2 - 毛管流を使用した固相測定方法 - Google Patents
毛管流を使用した固相測定方法Info
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- JPH0718876B2 JPH0718876B2 JP63115951A JP11595188A JPH0718876B2 JP H0718876 B2 JPH0718876 B2 JP H0718876B2 JP 63115951 A JP63115951 A JP 63115951A JP 11595188 A JP11595188 A JP 11595188A JP H0718876 B2 JPH0718876 B2 JP H0718876B2
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- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
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- G—PHYSICS
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- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/53—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
- G01N33/543—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
- G01N33/54366—Apparatus specially adapted for solid-phase testing
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- G—PHYSICS
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- G01N33/5302—Apparatus specially adapted for immunological test procedures
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- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は被検定物質測定方法に関するものであり、さら
に詳細には固相測定方法に関するものである。
に詳細には固相測定方法に関するものである。
(従来の技術) 固相測定方法においては、少なくとも測定すべきリガン
ド(被検定物質)に特異的なバインダーが固体支持体状
に担持され、従って固相測定方法において形成される束
縛相と自由相とを分離するためのさらなる薬剤を使用す
る必要はない。
ド(被検定物質)に特異的なバインダーが固体支持体状
に担持され、従って固相測定方法において形成される束
縛相と自由相とを分離するためのさらなる薬剤を使用す
る必要はない。
当業界においては、測定で使用されるトレーサーが、例
えば検出可能なマーカーを含んだリポソームのごとき粒
状ラベルを含んでいる、というような被検定物質測定方
法があることは公知である。従ってこのような測定方法
においては、被検定物質に特異的なバインダーが固体支
持体上に担持され、トレーサーは被検定物質に特異的な
リガンドからなり、トレーサーのリガンドは検出可能な
マーカーを含有したリポソームのような粒状ラベルで標
識付けされる。このような測定方法においては、被検定
物質をバインダーに結びつけ、そしてトレーサーを被検
定物質に結びつけることによって、トレーサーが固体支
持体上のバインダーに間接的に結びつけられる。従っ
て、固体支持体上のバインダーに間接的に結びつけられ
ているトレーサーの有無および/または量を検出するこ
とによって、サンプル中における被検定物質の有無およ
び/または量を測定することができる。
えば検出可能なマーカーを含んだリポソームのごとき粒
状ラベルを含んでいる、というような被検定物質測定方
法があることは公知である。従ってこのような測定方法
においては、被検定物質に特異的なバインダーが固体支
持体上に担持され、トレーサーは被検定物質に特異的な
リガンドからなり、トレーサーのリガンドは検出可能な
マーカーを含有したリポソームのような粒状ラベルで標
識付けされる。このような測定方法においては、被検定
物質をバインダーに結びつけ、そしてトレーサーを被検
定物質に結びつけることによって、トレーサーが固体支
持体上のバインダーに間接的に結びつけられる。従っ
て、固体支持体上のバインダーに間接的に結びつけられ
ているトレーサーの有無および/または量を検出するこ
とによって、サンプル中における被検定物質の有無およ
び/または量を測定することができる。
(発明の構成) 本発明の目的は被検定物質測定方法を改良することにあ
り、このときバインダーは固体支持体上に存在し、また
測定で使用されるトレーサーは粒状ラベルで標識付けし
たリガンドからなっている。
り、このときバインダーは固体支持体上に存在し、また
測定で使用されるトレーサーは粒状ラベルで標識付けし
たリガンドからなっている。
本発明のある一つの態様に従って、第1、第2、および
第3部分からなる固体支持体が使用され、このとき第3
部分が被検定用物質に対するバインダーを含み、サンプ
ルが第1部分に、そしてトレーサーが第2部分につけら
れるような被検定物質測定方法が提供される。固体支持
体の第1部分および第2部分は、第3部分と毛管流によ
って連通していてサンプルおよびトレーサーに毛管流を
与えてバインダーとの接触を起こさせている。好ましい
実施態様においては、トレーサーがサンプルまたはバイ
ンダーと実質的な接触を起こす前にサンプルがバインダ
ーと接触するような方法で、サンプルとトレーサーがバ
インダーへと流される。
第3部分からなる固体支持体が使用され、このとき第3
部分が被検定用物質に対するバインダーを含み、サンプ
ルが第1部分に、そしてトレーサーが第2部分につけら
れるような被検定物質測定方法が提供される。固体支持
体の第1部分および第2部分は、第3部分と毛管流によ
って連通していてサンプルおよびトレーサーに毛管流を
与えてバインダーとの接触を起こさせている。好ましい
実施態様においては、トレーサーがサンプルまたはバイ
ンダーと実質的な接触を起こす前にサンプルがバインダ
ーと接触するような方法で、サンプルとトレーサーがバ
インダーへと流される。
トレーサーは検出可能なラベル(好ましくは粒状ラベ
ル)で標識付けしたリガンドであり、トレーサーのリガ
ンド部分は担持されているバインダーに結びつけられて
いる被検定物質に直接または間接的に結びつけることが
できる。
ル)で標識付けしたリガンドであり、トレーサーのリガ
ンド部分は担持されているバインダーに結びつけられて
いる被検定物質に直接または間接的に結びつけることが
できる。
被検定物質(固体支持体の第3部分においてバインダー
に結びつけられている)に結びつけられているトレーサ
ーの有無および/または量を検出することによって、サ
ンプル中における被検定物質の量および/または有無を
測定することができる。
に結びつけられている)に結びつけられているトレーサ
ーの有無および/または量を検出することによって、サ
ンプル中における被検定物質の量および/または有無を
測定することができる。
本発明の他の態様に従って、トレーサーを受け入れるた
めの第1部分、サンプルを受け入れるための第2部分、
およびサンプル中における被検定物質のためのバインダ
ーを含んだ第3部分、からなる固体支持体が提供され、
このとき第1部分と第2部分とは毛管流によって第3部
分と連通していて、トレーサー、サンプル、およびバイ
ンダーとの間の流れと接触を起こさせている。好ましい
実施態様においては、毛管流による連通は、トレーサー
がサンプルまたはバインダーと実質的に接触する前にサ
ンプルとバインダーとの接触が行われるようなものであ
る。
めの第1部分、サンプルを受け入れるための第2部分、
およびサンプル中における被検定物質のためのバインダ
ーを含んだ第3部分、からなる固体支持体が提供され、
このとき第1部分と第2部分とは毛管流によって第3部
分と連通していて、トレーサー、サンプル、およびバイ
ンダーとの間の流れと接触を起こさせている。好ましい
実施態様においては、毛管流による連通は、トレーサー
がサンプルまたはバインダーと実質的に接触する前にサ
ンプルとバインダーとの接触が行われるようなものであ
る。
好ましい実施態様においては、サンプルとバインダーと
の間の先行接触を起こさずに、サンプルとトレーサーが
毛管作用によって被検定物質のための担持されたバイン
ダーを含んだ固体支持体の第3部分に流れていき、トレ
ーサーとサンプルまたはバインダーとの間の実質的な接
触が起こる前にサンプルがバインダーに接触するような
仕方で、トレーサーとサンプルを固体支持体の別々の部
分につけることができ、これによって、いわゆる“フォ
ワード(forward)”方式または“シーケンシヤル(scq
uential)”方式において、担持されたバインダーを含
んでいる固体支持体の部分にサンプルおよびトレーサー
を別々に直接つける必要のない、いわゆる“サンドイッ
チ法”が得られる。
の間の先行接触を起こさずに、サンプルとトレーサーが
毛管作用によって被検定物質のための担持されたバイン
ダーを含んだ固体支持体の第3部分に流れていき、トレ
ーサーとサンプルまたはバインダーとの間の実質的な接
触が起こる前にサンプルがバインダーに接触するような
仕方で、トレーサーとサンプルを固体支持体の別々の部
分につけることができ、これによって、いわゆる“フォ
ワード(forward)”方式または“シーケンシヤル(scq
uential)”方式において、担持されたバインダーを含
んでいる固体支持体の部分にサンプルおよびトレーサー
を別々に直接つける必要のない、いわゆる“サンドイッ
チ法”が得られる。
固体支持体には、毛管流によって液体を移送することの
できる吸収材料が含まれている。本方法においては、支
持体の別々の部分につけられるトレーサーとサンプル
は、固定化されたバインダーを含む支持体部分に毛細管
によって移送される。上述したように、サンプルがつけ
られる支持体の部分およびトレーサーがつけられる支持
体の部分は、トレーサーがサンプルまたは担持されたバ
インダーと実質的に接触する前にサンプルがバインダー
と接触するような仕方で、固定化されたバインダーを含
んだ支持体の部分と毛管流によって連通している。この
ような結果は、サンプルとトレーサーがつけられる支持
体の各部分を、バインダーがつけられる支持体の部分に
関して、サンプルがバインダーへと移動する経路がトレ
ーサーがバインダーへと移動する経路より短くなるよう
な仕方で、適切に配置することによって得ることができ
る。好ましい実施例においては、トレーサーは検出可能
な粒状ラベルを有しており、従ってそのようなトレーサ
ーはサンプルより遅い速度で移動する。そして流路の差
だけでなく、このような流速の差によって、トレーサー
がサンプルまたはバインダーのいずれかに接触する前に
サンプルとバインダーとの接触が起こり易くなる。しか
しながら、それぞれの流路の流さ以外の手段によってサ
ンプルとバインダーとの先行接触を起こすことができる
という点において、トレーサーの流路の長さをサンプル
がバインダーへと移動する流路の長さと同じかまたは短
くすることができることに留意すべきである。
できる吸収材料が含まれている。本方法においては、支
持体の別々の部分につけられるトレーサーとサンプル
は、固定化されたバインダーを含む支持体部分に毛細管
によって移送される。上述したように、サンプルがつけ
られる支持体の部分およびトレーサーがつけられる支持
体の部分は、トレーサーがサンプルまたは担持されたバ
インダーと実質的に接触する前にサンプルがバインダー
と接触するような仕方で、固定化されたバインダーを含
んだ支持体の部分と毛管流によって連通している。この
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体の各部分を、バインダーがつけられる支持体の部分に
関して、サンプルがバインダーへと移動する経路がトレ
ーサーがバインダーへと移動する経路より短くなるよう
な仕方で、適切に配置することによって得ることができ
る。好ましい実施例においては、トレーサーは検出可能
な粒状ラベルを有しており、従ってそのようなトレーサ
ーはサンプルより遅い速度で移動する。そして流路の差
だけでなく、このような流速の差によって、トレーサー
がサンプルまたはバインダーのいずれかに接触する前に
サンプルとバインダーとの接触が起こり易くなる。しか
しながら、それぞれの流路の流さ以外の手段によってサ
ンプルとバインダーとの先行接触を起こすことができる
という点において、トレーサーの流路の長さをサンプル
がバインダーへと移動する流路の長さと同じかまたは短
くすることができることに留意すべきである。
従って、トレーサーをつける支持体の部分とバインダー
を含んでいる支持体の部分との間に毛管流路を与えるよ
うな支持体の部分に例えば妨害剤を加えて、バインダー
へと向かうトレーサーの流れを妨げることができる。こ
のような妨害剤は支持体の湿潤を抑制する物質であっ
て、湿潤が抑制されると、担持されたバインダーを含ん
だ支持体の部分にトレーサーを含有した液体が毛細管に
よって流れて行く速度が減少する。このような妨害剤の
代表的な例としては、ウシ血清アルブミン単独またはウ
シ血清アルブミンとグルコースとの組み合わせ物:他の
蛋白物質と糖との組み合わせ物(例えば、新鮮な魚から
得られる魚のゼラチンとスクロースとの組み合わせ)な
どが挙げられる。吸収物質の湿潤を抑制して流速を減少
させるための適切な妨害剤の選択は、本明細書に記した
開示内容から当業者にとっては容易に推察することがで
きよう。
を含んでいる支持体の部分との間に毛管流路を与えるよ
うな支持体の部分に例えば妨害剤を加えて、バインダー
へと向かうトレーサーの流れを妨げることができる。こ
のような妨害剤は支持体の湿潤を抑制する物質であっ
て、湿潤が抑制されると、担持されたバインダーを含ん
だ支持体の部分にトレーサーを含有した液体が毛細管に
よって流れて行く速度が減少する。このような妨害剤の
代表的な例としては、ウシ血清アルブミン単独またはウ
シ血清アルブミンとグルコースとの組み合わせ物:他の
蛋白物質と糖との組み合わせ物(例えば、新鮮な魚から
得られる魚のゼラチンとスクロースとの組み合わせ)な
どが挙げられる。吸収物質の湿潤を抑制して流速を減少
させるための適切な妨害剤の選択は、本明細書に記した
開示内容から当業者にとっては容易に推察することがで
きよう。
さらにこれとは別に、各流路の幅またはトレーサーとサ
ンプルがつけられる面積を変えることによって各流速を
調節することができる。
ンプルがつけられる面積を変えることによって各流速を
調節することができる。
さらに、種々の手段の組み合わせを使用して、固体支持
体につけられたサンプルが、トレーサーとバインダーと
の間の接触が起こる前に確実にバインダーに達するよう
にすることができる点にも留意すべきである。このよう
な組み合わせとしては例えば、各流路の長さとトレーサ
ーの流れを抑制するための妨害剤の使用との組み合わせ
などがある。
体につけられたサンプルが、トレーサーとバインダーと
の間の接触が起こる前に確実にバインダーに達するよう
にすることができる点にも留意すべきである。このよう
な組み合わせとしては例えば、各流路の長さとトレーサ
ーの流れを抑制するための妨害剤の使用との組み合わせ
などがある。
さらに、バインダーとサンプルとの接触が起こる前にト
レーサーとサンプルとの間の実質的な接触が起こらない
ようにすべきであることを、出願者は見出した。トレー
サーのラベルが粒状ラベルであって、サンプルとトレー
サーが固体支持体の別々の部分につけられ、そしてこれ
らの別々の部分が、サンプルとバインダーとの接触が起
こる前にトレーサーとサンプルとの間の実質的な接触が
起こるのが防止されるような仕方で、バインダーを含ん
でいる支持体の部分の毛管流によって連通しているよう
な好ましい実施態様においては、固体支持体上でサンプ
ルとトレーサーとが先行接触すると、感受性が低下する
および/またはトレーサーの膠着を引き起こすことがあ
ることを、出願者は見出した。このような結果は、前述
したように、サンプルをトレーサーに流す前にバインダ
ーに流すことによって得ることができる。さらに、サン
プルとバインダーとの接触が起こる前のサンプルとトレ
ーサーとの接触防止は、サンプルとトレーサーの各々に
対して別々の流路を設けることによって確実に達成する
ことができる。
レーサーとサンプルとの間の実質的な接触が起こらない
ようにすべきであることを、出願者は見出した。トレー
サーのラベルが粒状ラベルであって、サンプルとトレー
サーが固体支持体の別々の部分につけられ、そしてこれ
らの別々の部分が、サンプルとバインダーとの接触が起
こる前にトレーサーとサンプルとの間の実質的な接触が
起こるのが防止されるような仕方で、バインダーを含ん
でいる支持体の部分の毛管流によって連通しているよう
な好ましい実施態様においては、固体支持体上でサンプ
ルとトレーサーとが先行接触すると、感受性が低下する
および/またはトレーサーの膠着を引き起こすことがあ
ることを、出願者は見出した。このような結果は、前述
したように、サンプルをトレーサーに流す前にバインダ
ーに流すことによって得ることができる。さらに、サン
プルとバインダーとの接触が起こる前のサンプルとトレ
ーサーとの接触防止は、サンプルとトレーサーの各々に
対して別々の流路を設けることによって確実に達成する
ことができる。
このように、トレーサーとサンプルの両方が毛管作用に
よってバインダーを含んでいる支持体の部分へと流れる
ような仕方で、またトレーサーとバインダーまたはサン
プルのいずれかとの実質的な接触が起こる前にサンプル
がバインダーに接触するような仕方で、固体支持体が造
り上げられるおよび/またはトレーサーとサンプルとを
つける部分が配置される。このような結果は、支持体上
におけるサンプルとトレーサーのそれぞれの流路および
/または流速を調整することによって得ることができ、
これによってサンプルとトレーサーの両方を支持体につ
けることができ、従って固定化されたバインダーを含ん
でいる支持体の部分にサンプルおよびトレーサーを直接
別々につける必要がなくなる。
よってバインダーを含んでいる支持体の部分へと流れる
ような仕方で、またトレーサーとバインダーまたはサン
プルのいずれかとの実質的な接触が起こる前にサンプル
がバインダーに接触するような仕方で、固体支持体が造
り上げられるおよび/またはトレーサーとサンプルとを
つける部分が配置される。このような結果は、支持体上
におけるサンプルとトレーサーのそれぞれの流路および
/または流速を調整することによって得ることができ、
これによってサンプルとトレーサーの両方を支持体につ
けることができ、従って固定化されたバインダーを含ん
でいる支持体の部分にサンプルおよびトレーサーを直接
別々につける必要がなくなる。
トレーサーおよびサンプルに対して毛管流路を提供する
少なくとも支持体の部分は、毛管によって液体を移送す
ることのできる適切な吸収物質から形成される。このよ
うな物質の代表的な例としては、ガラス繊維、セルロー
ス、ナイロン、架橋デキストラン、種々のクロマトグラ
フィー用ペーパー、およびニトロセルロースなどが挙げ
られる。適切な物質の選定は、本明細書の開示内容か
ら、当業者による類推の範囲内であると考えられる。
少なくとも支持体の部分は、毛管によって液体を移送す
ることのできる適切な吸収物質から形成される。このよ
うな物質の代表的な例としては、ガラス繊維、セルロー
ス、ナイロン、架橋デキストラン、種々のクロマトグラ
フィー用ペーパー、およびニトロセルロースなどが挙げ
られる。適切な物質の選定は、本明細書の開示内容か
ら、当業者による類推の範囲内であると考えられる。
特に好ましい実施態様によれば、バインダーを含んだ支
持体の部分(第3部分)は結合したトレーサーを測定す
るための試験区域として使用される。特に好ましい実施
態様によれば、支持体の少なくとも第3部分が、毛管流
によってこの第3部分を通して物質を移送することので
きる物質であって、少なくとも1μg/cm2(通常は少な
くとも10μg/cm2)の濃度のバインダーを支持すること
のできる表面区域を有する物質から作製される。
持体の部分(第3部分)は結合したトレーサーを測定す
るための試験区域として使用される。特に好ましい実施
態様によれば、支持体の少なくとも第3部分が、毛管流
によってこの第3部分を通して物質を移送することので
きる物質であって、少なくとも1μg/cm2(通常は少な
くとも10μg/cm2)の濃度のバインダーを支持すること
のできる表面区域を有する物質から作製される。
ニトロセルロースが好ましい物質であるけれども、上記
した濃度のバインダーを支持するのに十分な表面区域を
有する他の物質もこのような固体支持体を作製するのに
使用することができる。
した濃度のバインダーを支持するのに十分な表面区域を
有する他の物質もこのような固体支持体を作製するのに
使用することができる。
特に好ましい実施態様によれば、固体支持体の孔径は、
好ましいトレーサー(粒状ラベルで標識付けしたリガン
ド)がバインダーに結びつけられた被検定物質に直接ま
たは間接的に結び付けられたとき、支持体の表面上に留
まることができるような孔径である。
好ましいトレーサー(粒状ラベルで標識付けしたリガン
ド)がバインダーに結びつけられた被検定物質に直接ま
たは間接的に結び付けられたとき、支持体の表面上に留
まることができるような孔径である。
これらのことから明らかなように、バインダーを支持す
るのに使用される支持体の部分およびそれ以外の支持体
の部分(すなわち支持体の全部)は、上記した濃度のバ
インダーを支持することのできる表面区域を有する物質
から作製することができる。
るのに使用される支持体の部分およびそれ以外の支持体
の部分(すなわち支持体の全部)は、上記した濃度のバ
インダーを支持することのできる表面区域を有する物質
から作製することができる。
測定に使用されるバインダーの種類は被検定物質の内容
によって決まる。当業者にはよく知られているように、
支持されるバインダーは単クローン抗体を含む抗体であ
っても、抗原であっても、結びつけるべき物質に特異的
な蛋白質であっても、あるいはまた天然に存在するバイ
ンダーであってもよい。測定方法が抗体用のものである
場合、バインダーは例えば、抗原であっても、あるいは
また検定される抗体に特異的な抗体であってもよい。被
検定物質が抗原である場合(二箇所以上の抗原決定部位
を有する抗原)、バインダーは抗体であっても、あるい
はまた検定される抗原に特異的な天然に存在するバイン
ダーであってもよい。
によって決まる。当業者にはよく知られているように、
支持されるバインダーは単クローン抗体を含む抗体であ
っても、抗原であっても、結びつけるべき物質に特異的
な蛋白質であっても、あるいはまた天然に存在するバイ
ンダーであってもよい。測定方法が抗体用のものである
場合、バインダーは例えば、抗原であっても、あるいは
また検定される抗体に特異的な抗体であってもよい。被
検定物質が抗原である場合(二箇所以上の抗原決定部位
を有する抗原)、バインダーは抗体であっても、あるい
はまた検定される抗原に特異的な天然に存在するバイン
ダーであってもよい。
固体支持体上に支持するための適切なバインダーの選択
は、本明細書における開示内容からみて、当業者が容易
に推測できる範囲内と考えられる。
は、本明細書における開示内容からみて、当業者が容易
に推測できる範囲内と考えられる。
本発明の測定方法におけるトレーサーとして標識付けさ
れるリガンドは、検定手順だけでなく、被検定物質の内
容によって変わる。
れるリガンドは、検定手順だけでなく、被検定物質の内
容によって変わる。
従って例えば、リガンドは被検定物質に特異的なもので
あって、これによって支持されているバインダーに結び
つけられている被検定物質にトレーサーが直接結びつく
ことになる。またこれとは別に、トレーサーを形成する
際に使用されるリガンドは、被検定物質に特異的な被検
定物質に結びつけることのできるリガンドであってもよ
い。例えば、リガンドトレーサーは粒状ラベルで標識付
けしたIgGであってもよく、これによってトレーサーは
被検定物質に結びつけられた抗体を通して被検定物質に
間接的に結びつけられる。以上のことから明らかなよう
に、トレーサーを作製する際に使用されるリガンドは、
抗原であっても、抗体であっても、あるいはまた被検定
物質に特異的に結びつく天然に存在する物質であっても
よい。適切なリガンドの選択は、当業者が容易に推測で
きる範囲内と考えられる。
あって、これによって支持されているバインダーに結び
つけられている被検定物質にトレーサーが直接結びつく
ことになる。またこれとは別に、トレーサーを形成する
際に使用されるリガンドは、被検定物質に特異的な被検
定物質に結びつけることのできるリガンドであってもよ
い。例えば、リガンドトレーサーは粒状ラベルで標識付
けしたIgGであってもよく、これによってトレーサーは
被検定物質に結びつけられた抗体を通して被検定物質に
間接的に結びつけられる。以上のことから明らかなよう
に、トレーサーを作製する際に使用されるリガンドは、
抗原であっても、抗体であっても、あるいはまた被検定
物質に特異的に結びつく天然に存在する物質であっても
よい。適切なリガンドの選択は、当業者が容易に推測で
きる範囲内と考えられる。
前述したように、トレーサーを作製する場合、検出可能
なマーカーを含んだ粒状ラベルでリガンドを標識付けす
るのが好ましい。好ましい実施態様によれば、粒状ラベ
ルは目視可能なものである。好ましい粒状ラベルは、マ
ーカーとして染料または他の着色物質を含有した嚢であ
り、従って本トレーサーは、測定に使用されたとき、着
色物質を放出する嚢を破壊しなくても目視可能なものと
なる。
なマーカーを含んだ粒状ラベルでリガンドを標識付けす
るのが好ましい。好ましい実施態様によれば、粒状ラベ
ルは目視可能なものである。好ましい粒状ラベルは、マ
ーカーとして染料または他の着色物質を含有した嚢であ
り、従って本トレーサーは、測定に使用されたとき、着
色物質を放出する嚢を破壊しなくても目視可能なものと
なる。
トレーサーを作製するためにリガンドに標識付けするの
に使用される嚢は、無傷な赤血球、赤血球影、リポソー
ム(単壁(場合によっては小嚢とも呼ばれる)または多
層状)、重合体マイクロカプセル(例えば、コアサベー
ションまたは界面重合)などを含む(但しこれらに限定
されない)多種多様な嚢のうちいかなるものであっても
よい。
に使用される嚢は、無傷な赤血球、赤血球影、リポソー
ム(単壁(場合によっては小嚢とも呼ばれる)または多
層状)、重合体マイクロカプセル(例えば、コアサベー
ションまたは界面重合)などを含む(但しこれらに限定
されない)多種多様な嚢のうちいかなるものであっても
よい。
赤血球影は当業界では公知のものであり、かなり低い浸
透度の溶液中に赤血球細胞を懸濁させることによって作
製される。赤血球影はマーカーを含んだ水溶液中で“再
シール”され、従って血球影はその内部にマーカーを含
むことになる。このような手順は当業界では公知であ
り、適切な浸透度の再シール溶液は、通常マーカーの他
に、アルカリ金属やアルカリ土類金沿のハロゲン化物、
および補酵素(例えば、アデノシン三リン酸)を含む。
赤血球影の作製(嚢としての)は、例えばド・オラジオ
(D′Orazio)らによる分析化学(Ana−lytical Chemi
stry).Vol.49,No.13,pp.2083−86(Nov.1977)に開示
されている。
透度の溶液中に赤血球細胞を懸濁させることによって作
製される。赤血球影はマーカーを含んだ水溶液中で“再
シール”され、従って血球影はその内部にマーカーを含
むことになる。このような手順は当業界では公知であ
り、適切な浸透度の再シール溶液は、通常マーカーの他
に、アルカリ金属やアルカリ土類金沿のハロゲン化物、
および補酵素(例えば、アデノシン三リン酸)を含む。
赤血球影の作製(嚢としての)は、例えばド・オラジオ
(D′Orazio)らによる分析化学(Ana−lytical Chemi
stry).Vol.49,No.13,pp.2083−86(Nov.1977)に開示
されている。
重合体マイクロカプセルの場合も当業界では公知の手順
に従って作製される、但しマイクロカプセルが形成され
る溶液もマーカーを含み、従って重合体マイクロカプセ
ルの内部にマーカーが含まれることになる。このような
マイクロカプセルの作製については、例えばJan E.ヴァ
ンデッガー(Vandegger)編集によるマイクロカプセル
化の方法および応用(Microcencapsulation Process an
d Application)(プレナム・プレス(Plenum Press)1
974)に開示されている。
に従って作製される、但しマイクロカプセルが形成され
る溶液もマーカーを含み、従って重合体マイクロカプセ
ルの内部にマーカーが含まれることになる。このような
マイクロカプセルの作製については、例えばJan E.ヴァ
ンデッガー(Vandegger)編集によるマイクロカプセル
化の方法および応用(Microcencapsulation Process an
d Application)(プレナム・プレス(Plenum Press)1
974)に開示されている。
当業界ではよく知られているように、リポソームは、リ
ン脂質、糖脂質、ステロイド、比較的長鎖のアルキルエ
ステル(例えば、リン酸アルキル)、脂肪酸エステル
(例えば、レシチン)、そして脂肪アミンなどを含む種
々の脂質から作製することができる。中性ステロイド、
帯電した両親媒性化合物、およびリン脂質との組み合わ
せのような、脂肪質の混合物も使用することができる。
リン脂質の代表的な例としては、レシチン、スフィンゴ
ミエリン、ジパルミトイルレシチン等がある。ステロイ
ドの代表的な例としては、コレステロール、コレスタノ
ール、ラネステロール等である。通常12〜30個の炭素を
含む帯電した両親媒性化合物の代表的な例としては、リ
ン酸モノアルキルエステル、リン酸ジアルキルエステ
ル、およびアルキルアミン(例えば、リン酸ジセチル、
ステアリルアミン、ヘキサデシルアミン、リン酸ジラウ
リル等)が挙げられる。
ン脂質、糖脂質、ステロイド、比較的長鎖のアルキルエ
ステル(例えば、リン酸アルキル)、脂肪酸エステル
(例えば、レシチン)、そして脂肪アミンなどを含む種
々の脂質から作製することができる。中性ステロイド、
帯電した両親媒性化合物、およびリン脂質との組み合わ
せのような、脂肪質の混合物も使用することができる。
リン脂質の代表的な例としては、レシチン、スフィンゴ
ミエリン、ジパルミトイルレシチン等がある。ステロイ
ドの代表的な例としては、コレステロール、コレスタノ
ール、ラネステロール等である。通常12〜30個の炭素を
含む帯電した両親媒性化合物の代表的な例としては、リ
ン酸モノアルキルエステル、リン酸ジアルキルエステ
ル、およびアルキルアミン(例えば、リン酸ジセチル、
ステアリルアミン、ヘキサデシルアミン、リン酸ジラウ
リル等)が挙げられる。
リポソーム嚢はマーカーを含んだ水溶液中で作製され、
従ってリポソーム嚢の内部にマーカーが含まれる。リポ
ソーム嚢は、溶液中で激しく撹拌し、次いで嚢の外部か
らマーカーを除去することによって容易に作製すること
ができる。
従ってリポソーム嚢の内部にマーカーが含まれる。リポ
ソーム嚢は、溶液中で激しく撹拌し、次いで嚢の外部か
らマーカーを除去することによって容易に作製すること
ができる。
リポソームの作製に関しては、米国特許第4,342,826号
およびPCT国際刊行物No.W080/01515(いずれも参照の形
で引用)に詳細に説明されている。
およびPCT国際刊行物No.W080/01515(いずれも参照の形
で引用)に詳細に説明されている。
前述したように、嚢中に含まれるマーカーは好ましくは
染料、または嚢を溶解させることのない、目視可能なあ
る種の他の物質である。
染料、または嚢を溶解させることのない、目視可能なあ
る種の他の物質である。
リガンドと粒状ラベルからなるトレーサーは、疎水性の
染料もしくは顔料の水性分散液、またはこのような染料
もしくは顔料で被覆した重合体核の水性分散液でリガン
ドを標識付けすることによって作製することもできる。
このようなラベルは、1983年2月15日に特許権を認めら
れた米国特許第4,373,932号に詳細に説明されている。
このような特許に従って作製されるトレーサーは、本発
明におけるトレーサーとしても使用することができる。
染料もしくは顔料の水性分散液、またはこのような染料
もしくは顔料で被覆した重合体核の水性分散液でリガン
ドを標識付けすることによって作製することもできる。
このようなラベルは、1983年2月15日に特許権を認めら
れた米国特許第4,373,932号に詳細に説明されている。
このような特許に従って作製されるトレーサーは、本発
明におけるトレーサーとしても使用することができる。
前記特許に記載されているように、ラベルとして使用さ
れる着色有機化合物は疎水性ゾルの形となっており、こ
のとき疎水性有機染料または顔料は水に溶けないかある
いは殆ど溶けない。前記特許に記載されているように、
疎水性の染料もしくは顔料の水性分散液またはこのよう
な染料もしくは顔料で被覆した重合体核の水性分散液の
粒子は、少なくとも5nm、好ましくは少なくとも10nmの
粒度を有する。
れる着色有機化合物は疎水性ゾルの形となっており、こ
のとき疎水性有機染料または顔料は水に溶けないかある
いは殆ど溶けない。前記特許に記載されているように、
疎水性の染料もしくは顔料の水性分散液またはこのよう
な染料もしくは顔料で被覆した重合体核の水性分散液の
粒子は、少なくとも5nm、好ましくは少なくとも10nmの
粒度を有する。
疎水性の染料もしくは顔料で標識付けしたトレーサー、
またはこのような染料もしくは顔料で被覆された重合体
核で標識付けしたトレーサーは、本発明による測定に使
用した場合、目視可能なトレーサーとなる。
またはこのような染料もしくは顔料で被覆された重合体
核で標識付けしたトレーサーは、本発明による測定に使
用した場合、目視可能なトレーサーとなる。
目視可能な粒状ラベルは、(好ましくは球状の)着色ポ
リスチレン粒子のような、目視可能なポリマー粒子であ
ってもよい。
リスチレン粒子のような、目視可能なポリマー粒子であ
ってもよい。
本発明による測定用の、目視可能なトレーサーを作製す
るのに使用することのできる他の粒状ラベルの代表的な
例としては、フェリチン、フィコエリトリン、もしくは
他のフィコビリン蛋白質;不溶性の金属もしくは合金;
菌類、藻類、もしくはバクテリアの顔料またはバクテリ
ア・クロロフィルのような誘導体;植物物質もしくはそ
の誘導体などが挙げられる。
るのに使用することのできる他の粒状ラベルの代表的な
例としては、フェリチン、フィコエリトリン、もしくは
他のフィコビリン蛋白質;不溶性の金属もしくは合金;
菌類、藻類、もしくはバクテリアの顔料またはバクテリ
ア・クロロフィルのような誘導体;植物物質もしくはそ
の誘導体などが挙げられる。
リガンドは、当業界における公知の手順によって、本発
明用のトレーサーが作製できるように粒状ラベルで標識
付けすることができ、このとき使用される手順はリガン
ドおよび使用される粒状ラベルの種類によって変わる。
このような手法としては、吸収、共有結合、および誘導
もしくは活性化等がある。リガンドが嚢で標識付けされ
たトレーサーを作製する場合、嚢はリガンドで誘導され
た成分から作製することができ、従って作製された嚢は
リガンドに感応する。他の手順においては、最初にマー
カーを含んだ嚢が形成され、次いで当業界における公知
の手順によって、嚢をリガンドに感応化させる。
明用のトレーサーが作製できるように粒状ラベルで標識
付けすることができ、このとき使用される手順はリガン
ドおよび使用される粒状ラベルの種類によって変わる。
このような手法としては、吸収、共有結合、および誘導
もしくは活性化等がある。リガンドが嚢で標識付けされ
たトレーサーを作製する場合、嚢はリガンドで誘導され
た成分から作製することができ、従って作製された嚢は
リガンドに感応する。他の手順においては、最初にマー
カーを含んだ嚢が形成され、次いで当業界における公知
の手順によって、嚢をリガンドに感応化させる。
以上のように、好ましいトレーサーはリガンドと粒状ラ
ベル(非固体ラベルと反体に、固体または固体状のもの
で、例えば放射性同位元素、酵素、および種々の螢光物
質など)からなり、粒状ラベルは、さらなる処理を行わ
なくても、また機器を使用しなくても、例えば、粒状ラ
ベルとして染料を含有したリポソームを使用することに
よって、被検定物質の有無および/または量が測定でき
るように、測定条件下で目視可能であるようなトレーサ
ーを与えるのが好ましい。
ベル(非固体ラベルと反体に、固体または固体状のもの
で、例えば放射性同位元素、酵素、および種々の螢光物
質など)からなり、粒状ラベルは、さらなる処理を行わ
なくても、また機器を使用しなくても、例えば、粒状ラ
ベルとして染料を含有したリポソームを使用することに
よって、被検定物質の有無および/または量が測定でき
るように、測定条件下で目視可能であるようなトレーサ
ーを与えるのが好ましい。
測定に使用される固体物質は好ましくはシート状であ
り、支持体は通常カード、試験片、または計深棒などの
形態となっている。しかしながら、他の形態も本発明の
精神および範囲内に入ることは自明である。
り、支持体は通常カード、試験片、または計深棒などの
形態となっている。しかしながら、他の形態も本発明の
精神および範囲内に入ることは自明である。
バインダーは、バインダーの溶液をテスト用支持体の所
定の区域につけることによって、固体支持体のテスト区
域に支持される。例えばマークをつけた区域に位置決め
することのできるスポットの形(例えば、正方形または
円形)で支持体上につける。特に、バインダーを直径3
〜5mmのスポットとしてテスト区域につける場合に、良
好な結果が得られる。所定のテスト区域につけるバイン
ダーの濃度は、測定すべき被検定物質の内容によって変
わる。しかしながら、通常バインダーは少なくとも1μ
g/cm2(最も普通には少なくとも10μg/cm2)の濃度で作
製される。
定の区域につけることによって、固体支持体のテスト区
域に支持される。例えばマークをつけた区域に位置決め
することのできるスポットの形(例えば、正方形または
円形)で支持体上につける。特に、バインダーを直径3
〜5mmのスポットとしてテスト区域につける場合に、良
好な結果が得られる。所定のテスト区域につけるバイン
ダーの濃度は、測定すべき被検定物質の内容によって変
わる。しかしながら、通常バインダーは少なくとも1μ
g/cm2(最も普通には少なくとも10μg/cm2)の濃度で作
製される。
支持体上の一つ以上のテスト区域にバインダーをつけた
後、測定に使用される物質と特異的には結合しない一つ
以上の種類の蛋白質でテスト物質を処理することによっ
て、テスト物質の残りの結合能力が飽和またはブロック
される。このように、例えば、支持体の残りの結合能力
は、牛の血清アルブミンを使用することによって、非特
異的結合が起こらないようにブロックすることができ
る。非特異的結合を防ぐための手法は当業者には公知で
あり、このような手法を本発明の測定における非特異的
結合を防止するのに適用することもできる。
後、測定に使用される物質と特異的には結合しない一つ
以上の種類の蛋白質でテスト物質を処理することによっ
て、テスト物質の残りの結合能力が飽和またはブロック
される。このように、例えば、支持体の残りの結合能力
は、牛の血清アルブミンを使用することによって、非特
異的結合が起こらないようにブロックすることができ
る。非特異的結合を防ぐための手法は当業者には公知で
あり、このような手法を本発明の測定における非特異的
結合を防止するのに適用することもできる。
本発明によれば、検定手順実施時、固体支持体の第1部
分にトレーサーを支持させるか、あるいは第1部分上に
トレーサーのついて固体支持体を作製することができ
る。後者の場合においては、第1部分が湿潤すると、ト
レーサーが毛管現象によって固体支持体の第3部分に流
れるような仕方で、トレーサーが支持体上に支持され
る。従って、例えば、固体支持体の第1部分において固
体支持体上にトレーサーを吸収させることができ、これ
によって検定中に第1部分が湿潤すると、前述したよう
にトレーサーが毛管現象によってバインダーを含んだ固
体支持体の第3部分へと流れる。
分にトレーサーを支持させるか、あるいは第1部分上に
トレーサーのついて固体支持体を作製することができ
る。後者の場合においては、第1部分が湿潤すると、ト
レーサーが毛管現象によって固体支持体の第3部分に流
れるような仕方で、トレーサーが支持体上に支持され
る。従って、例えば、固体支持体の第1部分において固
体支持体上にトレーサーを吸収させることができ、これ
によって検定中に第1部分が湿潤すると、前述したよう
にトレーサーが毛管現象によってバインダーを含んだ固
体支持体の第3部分へと流れる。
添付図面に示した実施態様に関して、本発明をさらに詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図を参照すると、通常上方カード部材11と下方カー
ド部材12からなるテストカード10が示されている。上方
カード部材11には、トレーサー装填ポート13、サンプル
装填ポート14およびテスト用覗窓もしくはポート15が設
けられている。上方カード部材11と下方カード部材12と
の間にテストシート16(好ましくはニトロセルロース)
が置かれ、ニトロセルロースの一部がテストポート15を
通して見えるようになっている。覗窓15を通して見るこ
とのできるシート16の少なくとも一部が被検定物質の特
異的なバインダーを含有し、テスト区域を画定する。吸
収材料の第1細片17が上方カード部材11と下方カード部
材12との間に置かれ、トレーサー装填ポート13と覗窓15
との間に広がっていて、吸収材料17はテストシート16と
接触している。吸収材料の第2細片18が上方カード部材
と下方カード部材との間に置かれ、サンプル装填ポート
14と覗窓15との間に広がっていて、吸収材料18はテスト
シート16と接触している。図示されているように、スト
リップ17と18は分離していて、相互にはっきり区別され
ており、ポート13と14のそれぞれから覗窓15まで、別々
の毛管流路を与える。細片17と18は、例えばガラス繊維
から作製することができる。
ド部材12からなるテストカード10が示されている。上方
カード部材11には、トレーサー装填ポート13、サンプル
装填ポート14およびテスト用覗窓もしくはポート15が設
けられている。上方カード部材11と下方カード部材12と
の間にテストシート16(好ましくはニトロセルロース)
が置かれ、ニトロセルロースの一部がテストポート15を
通して見えるようになっている。覗窓15を通して見るこ
とのできるシート16の少なくとも一部が被検定物質の特
異的なバインダーを含有し、テスト区域を画定する。吸
収材料の第1細片17が上方カード部材11と下方カード部
材12との間に置かれ、トレーサー装填ポート13と覗窓15
との間に広がっていて、吸収材料17はテストシート16と
接触している。吸収材料の第2細片18が上方カード部材
と下方カード部材との間に置かれ、サンプル装填ポート
14と覗窓15との間に広がっていて、吸収材料18はテスト
シート16と接触している。図示されているように、スト
リップ17と18は分離していて、相互にはっきり区別され
ており、ポート13と14のそれぞれから覗窓15まで、別々
の毛管流路を与える。細片17と18は、例えばガラス繊維
から作製することができる。
図からわかるように、サンプル装填ポート14はトレーサ
ー装填ポート13より覗窓15に近く、従ってポート14と覗
窓15との間の毛管流路はポート13と覗窓15との間の毛管
流路より短い。さらに、細片17をある物質で処理して、
毛管流速を低下させることができる。
ー装填ポート13より覗窓15に近く、従ってポート14と覗
窓15との間の毛管流路はポート13と覗窓15との間の毛管
流路より短い。さらに、細片17をある物質で処理して、
毛管流速を低下させることができる。
高い液体吸収能を有する物質21(例えば吸取り紙)を、
テストシート16と接触した状態で上方カード部材11と下
方カード部材12との間に配置し、これによってテスト物
質を受け取ったり、貯えたりする。
テストシート16と接触した状態で上方カード部材11と下
方カード部材12との間に配置し、これによってテスト物
質を受け取ったり、貯えたりする。
測定においては、テストポート14を通して検定されるサ
ンプルをつけ、テストポート13を通してトレーサーをつ
ける。サンプルは細片18を通ってテストシート16へ流
れ、トレーサーは細片17を通ってテストシート16へと流
れる。前述したように、流路および/または細片は、ト
レーサーがバインダーまたはサンプルと接触する前に、
サンプルがテストシート16上のバインダーに接触するよ
うな仕方で、作製される。そして、トレーサーはテスト
覗窓15を通して測定することができる。
ンプルをつけ、テストポート13を通してトレーサーをつ
ける。サンプルは細片18を通ってテストシート16へ流
れ、トレーサーは細片17を通ってテストシート16へと流
れる。前述したように、流路および/または細片は、ト
レーサーがバインダーまたはサンプルと接触する前に、
サンプルがテストシート16上のバインダーに接触するよ
うな仕方で、作製される。そして、トレーサーはテスト
覗窓15を通して測定することができる。
サンプル中に存在する被検定物質の有無および/または
量は、カード10の覗窓15を通して測定されるトレーサー
の有無および/または量を調べることによって測定する
ことができる。
量は、カード10の覗窓15を通して測定されるトレーサー
の有無および/または量を調べることによって測定する
ことができる。
好ましい実施態様によれば、前述したように、シート16
として適切な材料(例えばニトロセルロース)および目
視可能な粒状ラベルとして適切な材料(例えば適切な染
料を含有したリポソーム)を使用することによって、リ
ポソームを破壊させることなく、ウインドー15を通して
トレーサーを測定することができる。
として適切な材料(例えばニトロセルロース)および目
視可能な粒状ラベルとして適切な材料(例えば適切な染
料を含有したリポソーム)を使用することによって、リ
ポソームを破壊させることなく、ウインドー15を通して
トレーサーを測定することができる。
目視可能な粒状ラベルを含んだトレーサーの使用に関し
て実施態様を説明してきたが、他の検出可能なラベルも
本発明の精神および範囲内で使用できることは自明であ
る。例えば、酵素ラベル、色原体ラベル(螢光染料およ
び/または吸収染料)などがある。このような場合、覗
窓15においてラベルを検出するためにさらにある物質を
加える必要のあることがある。例えば酵素ラベルの場合
覗窓において検出可能な色を生成する基質が必要とな
る。
て実施態様を説明してきたが、他の検出可能なラベルも
本発明の精神および範囲内で使用できることは自明であ
る。例えば、酵素ラベル、色原体ラベル(螢光染料およ
び/または吸収染料)などがある。このような場合、覗
窓15においてラベルを検出するためにさらにある物質を
加える必要のあることがある。例えば酵素ラベルの場合
覗窓において検出可能な色を生成する基質が必要とな
る。
覗窓15の代わりに、あるいは覗窓15と連結させた形で、
物質2の上に覗窓を設けることもできる。この方法で
は、テストシート部分16において結びついていないトレ
ーサーを測定することができる。単独および/または部
分16における被検定物質の有無および/または量と関連
させて被検定物質を測定するために、部分21におけるト
レーサー有無および/または量を使用することができ
る。
物質2の上に覗窓を設けることもできる。この方法で
は、テストシート部分16において結びついていないトレ
ーサーを測定することができる。単独および/または部
分16における被検定物質の有無および/または量と関連
させて被検定物質を測定するために、部分21におけるト
レーサー有無および/または量を使用することができ
る。
以下に実施例に関して本発明をさらに説明するが、本発
明の範囲はこれによって限定されるものではない。
明の範囲はこれによって限定されるものではない。
実 施 例 2つのプラスチック製カード11と12を使用して、反応カ
ード10を作製した。本カードは、厚さ約0.03インチ(0.
762mm)のポリプロピレンから作製した。上方カードに
は、覗窓15、リポソームトレーサー装填ポート13、およ
びサンプル装填ポート14の3つの孔がついている。覗窓
の直径は約12.0mmであり、装填ポートの直径はこれより
小さい(4.0mm)。
ード10を作製した。本カードは、厚さ約0.03インチ(0.
762mm)のポリプロピレンから作製した。上方カードに
は、覗窓15、リポソームトレーサー装填ポート13、およ
びサンプル装填ポート14の3つの孔がついている。覗窓
の直径は約12.0mmであり、装填ポートの直径はこれより
小さい(4.0mm)。
作製上の第1工程は、カード全面にわたって両面粘着接
着剤(3M,タイプ960)を塗布することである。捕捉抗体
を有するニトロセルロース(5.0μS&S)をテストシ
ート16としてカードに貼付した。アフィニティー精製し
たウサギ抗グループA連鎖球菌(Streptococcus)抗原
を3μスポット付けし、3%の牛血清アルブミンでブ
ロックした。抗体部分が覗窓15の下にくる。カードの上
に吸取り紙21(ゲルマン51334)を置き、このとき吸取
り紙がニトロセルロースと接触するようにした。もう一
つのカードから覗窓と装填ポートを打ち抜いた。孔に接
着剤を塗り、過剰の接着剤を孔から取り除いた。こうす
ることによって、ポートの周りが接着剤で完全に取り囲
まれたカードが得られた。次いで、ガラス繊維(ホワッ
トマン GF/)の細片17と18をカード上に置き、このとき
これらの細片により装填ポートから覗窓までが繋がるよ
うにした。細片18を3%BSA溶液で処理した。
着剤(3M,タイプ960)を塗布することである。捕捉抗体
を有するニトロセルロース(5.0μS&S)をテストシ
ート16としてカードに貼付した。アフィニティー精製し
たウサギ抗グループA連鎖球菌(Streptococcus)抗原
を3μスポット付けし、3%の牛血清アルブミンでブ
ロックした。抗体部分が覗窓15の下にくる。カードの上
に吸取り紙21(ゲルマン51334)を置き、このとき吸取
り紙がニトロセルロースと接触するようにした。もう一
つのカードから覗窓と装填ポートを打ち抜いた。孔に接
着剤を塗り、過剰の接着剤を孔から取り除いた。こうす
ることによって、ポートの周りが接着剤で完全に取り囲
まれたカードが得られた。次いで、ガラス繊維(ホワッ
トマン GF/)の細片17と18をカード上に置き、このとき
これらの細片により装填ポートから覗窓までが繋がるよ
うにした。細片18を3%BSA溶液で処理した。
オコンネル(O′Connell)ら,Clin.Chem.31:1424(198
5),に説明されている方法によって、スルホーローダ
ミン染料を充填した検出体リポソームを作製した。アフ
ィニティー精製したウサギ抗グループA連鎖球菌抗原
に、これらのリポソームを共有結合させた。
5),に説明されている方法によって、スルホーローダ
ミン染料を充填した検出体リポソームを作製した。アフ
ィニティー精製したウサギ抗グループA連鎖球菌抗原
に、これらのリポソームを共有結合させた。
培養プレートからグループA連鎖球菌体を採取し、塩水
(0.9%Nacl)で洗浄し、そして1×109菌体/mlに調節
した。1×108の菌体を含有した画分(0.1mm)に微小亜
硝酸抽出法(micronitrous ocid extraction)を適用し
て、グループA炭水化物抗原を露出させた。本方法は、
0.1M HCl0.3mlと4M NaNO240μを混合すること、この
混合物を連鎖球菌体に加えること、そして3分後に40μ
の1Mトリス塩基で中和すること、からなる。抽出を容
易にするために、塩酸と希釈液中には、0.1%のトウィ
ーン−20非イオン性洗剤が含まれている。
(0.9%Nacl)で洗浄し、そして1×109菌体/mlに調節
した。1×108の菌体を含有した画分(0.1mm)に微小亜
硝酸抽出法(micronitrous ocid extraction)を適用し
て、グループA炭水化物抗原を露出させた。本方法は、
0.1M HCl0.3mlと4M NaNO240μを混合すること、この
混合物を連鎖球菌体に加えること、そして3分後に40μ
の1Mトリス塩基で中和すること、からなる。抽出を容
易にするために、塩酸と希釈液中には、0.1%のトウィ
ーン−20非イオン性洗剤が含まれている。
全てのサンプ(0.3ml)を1回で確実に加えることがで
きるように、本器具にリザーバを取り付けた。ポート14
を通してサンプルを加えた後、直ちにリポソームトレー
サーをトレーサーポート13に加えた。他の操作は全く必
要とされなかった。5分以内に、捕捉抗体スポットにお
いて(覗窓15)、1×106CFU/mlに相当する感度レベル
で固有のシグナルが認められた。
きるように、本器具にリザーバを取り付けた。ポート14
を通してサンプルを加えた後、直ちにリポソームトレー
サーをトレーサーポート13に加えた。他の操作は全く必
要とされなかった。5分以内に、捕捉抗体スポットにお
いて(覗窓15)、1×106CFU/mlに相当する感度レベル
で固有のシグナルが認められた。
本発明は、必要な感度を有していて、インキュベーショ
ンおよび洗浄の別々の工程を必要としないようなサンド
イッチ法を提供することができるという点において、有
利である。
ンおよび洗浄の別々の工程を必要としないようなサンド
イッチ法を提供することができるという点において、有
利である。
これらの利点および他の利点は、当業者には自明のこと
である。
である。
上記の開示内容に基づいて本発明の種々の変形が可能で
あり、従って特許請求の範囲内で、本明細書に記載した
もの以外の本発明を実施することができる。
あり、従って特許請求の範囲内で、本明細書に記載した
もの以外の本発明を実施することができる。
第1図は、本発明の測定方法使用できる装置の例を示し
ている。 10……テストカード、11……上方カード部材、 12……下方カード部材、 13……トレーサー装填ポート、 14……サンプル装填ポート、 15……覗窓、16……テストシート、 17……第1細片、18……第2細片。
ている。 10……テストカード、11……上方カード部材、 12……下方カード部材、 13……トレーサー装填ポート、 14……サンプル装填ポート、 15……覗窓、16……テストシート、 17……第1細片、18……第2細片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−145459(JP,A)
Claims (9)
- 【請求項1】(a)固体支持体に検定すべきサンプルを
供与するが、その際、上記固体支持体は第1部分、第2
部分および第3部分からなり、第3部分は第1部分およ
び第2部分と毛管流によって連通しており、第1部分は
上記サンプルを受け入れ、第2部分はトレーサーを受け
入れ、第3部分は被検定物質に結合するバインダーを含
むが、その際、トレーサーは検出可能なラベルで標識さ
れたリガンドであって、トレーサーのリガンド部分は、
バインダーに結合する被検定物質に直接または間接的に
結合しうることを特徴とし; (b)トレーサーとサンプルを毛管流により移送して、
トレーサーとサンプルまたはトレーサーとバインダーと
の実質的な接触が起こる前に、サンプルとバインダーと
を接触させ;そして (c)第3部分に結合したトレーサーまたは第3部分を
通過したトレーサーの少なくとも1つを測定する 工程からなる、サンプル中の被検定物質を測定するため
の方法。 - 【請求項2】ラベルが粒状ラベルである、特許請求の範
囲第1項記載の方法。 - 【請求項3】粒状ラベルが着色物質を含んだリポソーム
である、特許請求の範囲第2項記載の方法。 - 【請求項4】トレーサーとサンプルが毛管流によって、
別々の区別された流路を通って第3部分へと移動する、
特許請求の範囲第3項記載の方法。 - 【請求項5】第1、第2および第3吸収材料部分からな
る固体支持体であって、上記第1部分はサンプルを受け
入れ、上記第2部分はトレーサーを受け入れ、そして上
記第3部分は被検定物質に結合するバインダーを含む
が、その際、トレーサーは検出可能なラベル標識された
リガンドであって、トレーサーのリガンド部分は、バイ
ンダーに結合する被検定物質に直接または間接的に結合
しうることを特徴とし、第3部分は第1部分および第2
部分と毛管流によって連通していることにより、トレー
サーとサンプルが毛管流により移送されて、トレーサー
とサンプルまたはトレーサーとバインダーとの実質的な
接触が起こる前に、サンプルとバインダーとの接触が得
られることを特徴とする上記固体支持体からなる、被検
定物質を測定するための製品。 - 【請求項6】第1吸収材料部分がサンプル受け入れ部分
とバインダーを含んだ第3部分との間の毛管流のための
第1流路を画定し、そして、第2吸収材料部分がトレー
サー受け入れ部分とバインダーを含んだ第3部分との間
の毛管流のための第2流路を画定している、特許請求の
範囲第5項記載の製品。 - 【請求項7】サンプル受け入れ部分と第3部分との間の
流路がトレーサー受け入れ部分と第3部分との間の流路
より短い、特許請求の範囲第6項記載の製品。 - 【請求項8】第2吸収材料部分が湿潤を抑制する薬剤で
処理されていることにより、トレーサー受け入れ部分と
第3部分との間の流速が減少する、特許請求の範囲第6
項記載の製品。 - 【請求項9】前記支持体が第3部分と接触した吸収材料
を含むことにより、第3部分を通過するあらゆるサンプ
ルおよびトレーサーの受け入れおよび保存が行われる、
特許請求の範囲第6項記載の製品。
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