JPH07188513A - 制電性樹脂組成物 - Google Patents
制電性樹脂組成物Info
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- JPH07188513A JPH07188513A JP5353029A JP35302993A JPH07188513A JP H07188513 A JPH07188513 A JP H07188513A JP 5353029 A JP5353029 A JP 5353029A JP 35302993 A JP35302993 A JP 35302993A JP H07188513 A JPH07188513 A JP H07188513A
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- Japan
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- thermoplastic polyurethane
- polyurethane elastomer
- rubber
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ゴム強化スチレン系樹脂(A)100 重量部に
対し、熱可塑性ポリウレタンエラストマー(B)1〜50
重量部およびアルカリ金属塩(C)0〜5重量部配合し
てなる組成物であって、該熱可塑性ポリウレタンエラス
トマーが、ソフトセグメントが50〜95重量%であり、か
つソフトセグメントの長鎖グリコール成分が分子量400
〜6000のポリエチレングリコール10〜60重量%とポリカ
プロラクトン型ポリオール、アジピン酸エステル型ポリ
オールおよびエーテル型ポリオール(ポリエチレングリ
コールを除く)から選ばれた1種または2種以上のポリ
オール90〜40重量%からなる熱可塑性ポリウレタンエラ
ストマーである制電性樹脂組成物。 【効果】 吸水による白化、ふくれ等の現象を起こさな
い吸水時の外観に優れ、かつ層状剥離のない寸法安定性
に優れる材料であり、工業的に有用である。
対し、熱可塑性ポリウレタンエラストマー(B)1〜50
重量部およびアルカリ金属塩(C)0〜5重量部配合し
てなる組成物であって、該熱可塑性ポリウレタンエラス
トマーが、ソフトセグメントが50〜95重量%であり、か
つソフトセグメントの長鎖グリコール成分が分子量400
〜6000のポリエチレングリコール10〜60重量%とポリカ
プロラクトン型ポリオール、アジピン酸エステル型ポリ
オールおよびエーテル型ポリオール(ポリエチレングリ
コールを除く)から選ばれた1種または2種以上のポリ
オール90〜40重量%からなる熱可塑性ポリウレタンエラ
ストマーである制電性樹脂組成物。 【効果】 吸水による白化、ふくれ等の現象を起こさな
い吸水時の外観に優れ、かつ層状剥離のない寸法安定性
に優れる材料であり、工業的に有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸水による白化、ふく
れ等の現象を起こさない吸水時の外観に優れ、かつ層状
剥離のない寸法安定性に優れた制電性樹脂組成物に関す
る。
れ等の現象を起こさない吸水時の外観に優れ、かつ層状
剥離のない寸法安定性に優れた制電性樹脂組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術および問題点】ABS樹脂およびAES樹
脂等のゴム強化スチレン系樹脂は、成形性、衝撃強度と
剛性のバランス、成形品外観に優れ、自動車部品、電気
製品、事務機器等の材料として広く利用されている。
脂等のゴム強化スチレン系樹脂は、成形性、衝撃強度と
剛性のバランス、成形品外観に優れ、自動車部品、電気
製品、事務機器等の材料として広く利用されている。
【0003】しかしながら、ゴム強化スチレン系樹脂は
他のプラスチックと同様に帯電しやすく、成形品表面に
ごみやほこりが吸着して成形品外観を損ない、また電子
機器の場合は帯電した電気が障害を与えるという問題が
あった。
他のプラスチックと同様に帯電しやすく、成形品表面に
ごみやほこりが吸着して成形品外観を損ない、また電子
機器の場合は帯電した電気が障害を与えるという問題が
あった。
【0004】従来の帯電防止方法としては、帯電防止剤
をゴム強化スチレン系樹脂に添加する方法が一般的であ
るが、この方法は帯電防止効果の持続性が不充分という
問題がある。
をゴム強化スチレン系樹脂に添加する方法が一般的であ
るが、この方法は帯電防止効果の持続性が不充分という
問題がある。
【0005】一方、最近では、親水性樹脂(例えば、ポ
リアミドエラストマー)さらには熱可塑性ポリウレタン
エラストマーとのポリマーアロイによる方法にて持続性
のある帯電防止効果を持たせる方法が数多くみられるが
(例.特開昭60−23435号、特開平3−2599
47号) 、これらのうち前者のものは、帯電防止効果を
付与すべく多量の親水性樹脂を配合すると層状剥離を引
き起こすという問題があり、また後者のものについても
層状剥離を起こすという問題がある。
リアミドエラストマー)さらには熱可塑性ポリウレタン
エラストマーとのポリマーアロイによる方法にて持続性
のある帯電防止効果を持たせる方法が数多くみられるが
(例.特開昭60−23435号、特開平3−2599
47号) 、これらのうち前者のものは、帯電防止効果を
付与すべく多量の親水性樹脂を配合すると層状剥離を引
き起こすという問題があり、また後者のものについても
層状剥離を起こすという問題がある。
【0006】また、これらのものは吸水による白化やふ
くれ等の不良現象を起こしやすく、吸水時の外観に劣る
ためこれの改良が望まれていた。
くれ等の不良現象を起こしやすく、吸水時の外観に劣る
ためこれの改良が望まれていた。
【0007】
【問題点を解決するための手段】本発明者らは、上述の
問題点につき鋭意検討の結果、ゴム強化スチレン系樹脂
に特定構造の熱可塑性ポリウレタンエラストマーを特定
の割合で配合することにより、該問題点を解決できるこ
とを見いだし、本発明に到達した。
問題点につき鋭意検討の結果、ゴム強化スチレン系樹脂
に特定構造の熱可塑性ポリウレタンエラストマーを特定
の割合で配合することにより、該問題点を解決できるこ
とを見いだし、本発明に到達した。
【0008】すなわち、本発明は、ゴム強化スチレン系
樹脂(A)100重量部に対し、熱可塑性ポリウレタン
エラストマー(B)1〜50重量部およびアルカリ金属
塩(C)0〜5重量部配合してなる組成物であって、該
熱可塑性ポリウレタンエラストマーが、ソフトセグメン
トが50〜95重量%であり、かつソフトセグメントの
長鎖グリコール成分が分子量400〜6000のポリエ
チレングリコール10〜60重量%とポリカプロラクト
ン型ポリオール、アジピン酸エステル型ポリオールおよ
びエーテル型ポリオール(ポリエチレングリコールを除
く)から選ばれた1種または2種以上のポリオール90
〜40重量%からなる熱可塑性ポリウレタンエラストマ
ーであることを特徴とする制電性樹脂組成物を提供する
ものである。
樹脂(A)100重量部に対し、熱可塑性ポリウレタン
エラストマー(B)1〜50重量部およびアルカリ金属
塩(C)0〜5重量部配合してなる組成物であって、該
熱可塑性ポリウレタンエラストマーが、ソフトセグメン
トが50〜95重量%であり、かつソフトセグメントの
長鎖グリコール成分が分子量400〜6000のポリエ
チレングリコール10〜60重量%とポリカプロラクト
ン型ポリオール、アジピン酸エステル型ポリオールおよ
びエーテル型ポリオール(ポリエチレングリコールを除
く)から選ばれた1種または2種以上のポリオール90
〜40重量%からなる熱可塑性ポリウレタンエラストマ
ーであることを特徴とする制電性樹脂組成物を提供する
ものである。
【0009】以下、本発明につき詳しく説明する。
【0010】本発明におけるゴム強化スチレン系樹脂
(A)とは、ゴム状重合体(a−1)と芳香族ビニル系
単量体、シアン化ビニル系単量体および/または不飽和
カルボン酸アルキルエステル系単量体および共重合可能
な他のビニル系単量体からなる単量体(a−2)とを重
合してなる樹脂であり、上述のゴム状重合体(a−1)
の存在下に単量体(a−2)を重合してなるグラフト重
合体又は該グラフト重合体と単量体(a−2)を重合し
てなる共重合体との混合物である。
(A)とは、ゴム状重合体(a−1)と芳香族ビニル系
単量体、シアン化ビニル系単量体および/または不飽和
カルボン酸アルキルエステル系単量体および共重合可能
な他のビニル系単量体からなる単量体(a−2)とを重
合してなる樹脂であり、上述のゴム状重合体(a−1)
の存在下に単量体(a−2)を重合してなるグラフト重
合体又は該グラフト重合体と単量体(a−2)を重合し
てなる共重合体との混合物である。
【0011】ゴム状重合体(a−1)としては、ガラス
転移温度が0℃以下のポリブタジエン、スチレン−ブタ
ジエン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合
体等のジエン系重合体、エチレン−プロピレン共重合
体、エチレン−プロピレン−非共役ジエン系共重合体等
のエチレン−プロピレン系共重合体、アクリル酸エステ
ル系共重合体、塩素化ポリエチレン等が例示され、一種
または二種以上用いることができる。
転移温度が0℃以下のポリブタジエン、スチレン−ブタ
ジエン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合
体等のジエン系重合体、エチレン−プロピレン共重合
体、エチレン−プロピレン−非共役ジエン系共重合体等
のエチレン−プロピレン系共重合体、アクリル酸エステ
ル系共重合体、塩素化ポリエチレン等が例示され、一種
または二種以上用いることができる。
【0012】これらのゴム状重合体は乳化重合、溶液重
合、懸濁重合、塊状重合等により製造される。なお、乳
化重合により製造する場合におけるゴム状重合体のゲル
含有率については特に制限はないが、0〜95%である
ことが望ましい。
合、懸濁重合、塊状重合等により製造される。なお、乳
化重合により製造する場合におけるゴム状重合体のゲル
含有率については特に制限はないが、0〜95%である
ことが望ましい。
【0013】芳香族ビニル系単量体としてはスチレン、
α−メチルスチレン、o−メチルスチレン、m−メチル
スチレン、p−メチルスチレン、t−ブチルスチレン、
α−メチルビニルトルエン、ジメチルスチレン、クロル
スチレン、ジクロルスチレン、ブロムスチレン、ジブロ
ムスチレン、ビニルナフタレン等が例示され、一種また
は二種以上用いることができる。特にスチレンが好まし
い。
α−メチルスチレン、o−メチルスチレン、m−メチル
スチレン、p−メチルスチレン、t−ブチルスチレン、
α−メチルビニルトルエン、ジメチルスチレン、クロル
スチレン、ジクロルスチレン、ブロムスチレン、ジブロ
ムスチレン、ビニルナフタレン等が例示され、一種また
は二種以上用いることができる。特にスチレンが好まし
い。
【0014】シアン化ビニル系単量体としては、アクリ
ロニトリル、メタクリロニル、フマロニトリル等が例示
され、一種または二種以上用いることができる。特にア
クリロニトリルが好ましい。
ロニトリル、メタクリロニル、フマロニトリル等が例示
され、一種または二種以上用いることができる。特にア
クリロニトリルが好ましい。
【0015】不飽和カルボン酸アルキルエステル系単量
体としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、2
−エチルヘキシル(メタ)アクリレート等が例示され、
一種または二種以上用いることができる。特にメチルメ
タクリレートが好ましい。
体としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、2
−エチルヘキシル(メタ)アクリレート等が例示され、
一種または二種以上用いることができる。特にメチルメ
タクリレートが好ましい。
【0016】上述の単量体と共にゴム強化スチレン系樹
脂(A)を構成することのできる共重合可能な他のビニ
ル系単量体としては、アクリル酸、メタクリル酸、マレ
イン酸、マレイン酸無水物、シトラコン酸無水物などの
不飽和カルボン酸又は不飽和ジカルボン酸無水物、マレ
イミド、メチルマレイミド、エチルマレイミド、N−フ
ェニルマレイミド、O−クロル−N−フェニルマレイミ
ドなどのマレイミド系単量体などがあげられ、それぞれ
一種または二種以上用いることができる。
脂(A)を構成することのできる共重合可能な他のビニ
ル系単量体としては、アクリル酸、メタクリル酸、マレ
イン酸、マレイン酸無水物、シトラコン酸無水物などの
不飽和カルボン酸又は不飽和ジカルボン酸無水物、マレ
イミド、メチルマレイミド、エチルマレイミド、N−フ
ェニルマレイミド、O−クロル−N−フェニルマレイミ
ドなどのマレイミド系単量体などがあげられ、それぞれ
一種または二種以上用いることができる。
【0017】単量体(a−2)における芳香族ビニル系
単量体(i)、シアン化ビニル系単量体および/または
不飽和カルボン酸アルキルエステル系単量体(ii)およ
び共重合可能な他のビニル系単量体(iii)の組成比率に
は特に制限はないが、(i)50〜90重量%、(ii)
50〜10重量%および(iii)0〜40重量%であるこ
とが好ましく、さらに好ましくは、(i)50〜80重
量%、(ii)50〜20重量%および(iii)0〜30重
量%であり、特に(ii)としてシアン化ビニル系単量体
を用いることが好ましい。
単量体(i)、シアン化ビニル系単量体および/または
不飽和カルボン酸アルキルエステル系単量体(ii)およ
び共重合可能な他のビニル系単量体(iii)の組成比率に
は特に制限はないが、(i)50〜90重量%、(ii)
50〜10重量%および(iii)0〜40重量%であるこ
とが好ましく、さらに好ましくは、(i)50〜80重
量%、(ii)50〜20重量%および(iii)0〜30重
量%であり、特に(ii)としてシアン化ビニル系単量体
を用いることが好ましい。
【0018】また、ゴム状重合体(a−1)と単量体
(a−2)との組成比率にも特に制限はないが、ゴム状
重合体(a−1)5〜80重量%と単量体(a−2)9
5〜20重量%であることが好ましい。
(a−2)との組成比率にも特に制限はないが、ゴム状
重合体(a−1)5〜80重量%と単量体(a−2)9
5〜20重量%であることが好ましい。
【0019】特にグラフト率20〜100%および重量
平均粒子径0.05〜5μのグラフト重合体と共重合体と
からなる樹脂が好ましい。
平均粒子径0.05〜5μのグラフト重合体と共重合体と
からなる樹脂が好ましい。
【0020】ゴム強化スチレン系樹脂(A)(グラフト
重合体および共重合体)の製造方法にも特に制限はな
く、公知の乳化重合、懸濁重合、塊状重合、溶液重合ま
たはこれらを組み合わせた方法が用いられる。
重合体および共重合体)の製造方法にも特に制限はな
く、公知の乳化重合、懸濁重合、塊状重合、溶液重合ま
たはこれらを組み合わせた方法が用いられる。
【0021】本発明における熱可塑性ポリウレタンエラ
ストマー(B)とは、分子量400〜6000のポリエ
チレングリコールとポリカプロラクトン型ポリオール、
アジピン酸エステル型ポリオールおよびエーテル型ポリ
オール(ポリエチレングリコールを除く)から選ばれた
1種または2種以上のポリオールからなる長鎖グリコー
ル、分子量400未満の短鎖グリコールおよび両末端に
NCO基を有するジイソシアネートを構成単位とする線
状高分子であり、構造的には上記長鎖グリコールと上記
ジイソシアネートとの反応部分であるソフトセグメント
と上記短鎖グリコールと上記ジイソシアネートとの反応
部分であるハードセグメントからなるエラストマーであ
る。
ストマー(B)とは、分子量400〜6000のポリエ
チレングリコールとポリカプロラクトン型ポリオール、
アジピン酸エステル型ポリオールおよびエーテル型ポリ
オール(ポリエチレングリコールを除く)から選ばれた
1種または2種以上のポリオールからなる長鎖グリコー
ル、分子量400未満の短鎖グリコールおよび両末端に
NCO基を有するジイソシアネートを構成単位とする線
状高分子であり、構造的には上記長鎖グリコールと上記
ジイソシアネートとの反応部分であるソフトセグメント
と上記短鎖グリコールと上記ジイソシアネートとの反応
部分であるハードセグメントからなるエラストマーであ
る。
【0022】ソフトセグメントの長鎖グリコールを構成
するポリカプロラクトン型ポリオールとは、カプロラク
トンを開環して得られるものであり、具体的には、ポリ
(ラクトングリコール)、ポリ(バレロラクトングリコ
ール)、ポリ(ブチロラクトングリコール)が挙げられ
る。アジピン酸エステル型ポリオールとは、アジピン酸
とグリコールから得られるものであり、具体的には、ポ
リ(エチレンアジペート)、ポリ(プロピレンアジペー
ト)、ポリ(ブチレンアジペート)が挙げられる。エー
テル型ポリオール(ポリエチレングリコールを除く)と
しては、ポリ(1,2−プロピレンオキシド)グリコー
ル、ポリ(1,3−プロピレンオキシド)グリコール、
ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール、ポリ(ヘ
キサメチレンオキシド)グリコール等が挙げられる。な
お、上記ポリオールの分子量は400〜6000である
ことが好ましく、また、特に上記ポリオールのうちポリ
(テトラメチレンオキシド)グリコールが好ましい。
するポリカプロラクトン型ポリオールとは、カプロラク
トンを開環して得られるものであり、具体的には、ポリ
(ラクトングリコール)、ポリ(バレロラクトングリコ
ール)、ポリ(ブチロラクトングリコール)が挙げられ
る。アジピン酸エステル型ポリオールとは、アジピン酸
とグリコールから得られるものであり、具体的には、ポ
リ(エチレンアジペート)、ポリ(プロピレンアジペー
ト)、ポリ(ブチレンアジペート)が挙げられる。エー
テル型ポリオール(ポリエチレングリコールを除く)と
しては、ポリ(1,2−プロピレンオキシド)グリコー
ル、ポリ(1,3−プロピレンオキシド)グリコール、
ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール、ポリ(ヘ
キサメチレンオキシド)グリコール等が挙げられる。な
お、上記ポリオールの分子量は400〜6000である
ことが好ましく、また、特に上記ポリオールのうちポリ
(テトラメチレンオキシド)グリコールが好ましい。
【0023】ソフトセグメントを構成する分子量400
〜6000のポリエチレングリコールと上記ポリオール
との構成割合は、それぞれ10〜60重量%および90
〜40重量%である。該ポリエチレングリコールが10
重量%未満では、制電性に劣り、また、60重量%を超
えると、吸水によるふくれ、層状剥離を起こし好ましく
ない。好ましくは、それぞれ15〜40重量%および8
5〜60重量%である。
〜6000のポリエチレングリコールと上記ポリオール
との構成割合は、それぞれ10〜60重量%および90
〜40重量%である。該ポリエチレングリコールが10
重量%未満では、制電性に劣り、また、60重量%を超
えると、吸水によるふくれ、層状剥離を起こし好ましく
ない。好ましくは、それぞれ15〜40重量%および8
5〜60重量%である。
【0024】ジイソシアネートとしては、公知の脂肪
族、脂環式、芳香族置換脂肪族、芳香族または複素環式
ジイソシアネートが挙げられ、特に4,4’−ジフェニ
ルメタンジイソシアネートが好ましい。また、分子量4
00未満の短鎖グリコールとしては、公知の脂肪族、脂
環式、芳香族置換脂肪族、芳香族または複素環式グリコ
ールであり、特にエチレングリコール、テトラメチレン
グリコールが好ましい。なお、一般的なジイソシアネー
トおよびグリコールについては、特開昭62−1150
58号等に例示されている。
族、脂環式、芳香族置換脂肪族、芳香族または複素環式
ジイソシアネートが挙げられ、特に4,4’−ジフェニ
ルメタンジイソシアネートが好ましい。また、分子量4
00未満の短鎖グリコールとしては、公知の脂肪族、脂
環式、芳香族置換脂肪族、芳香族または複素環式グリコ
ールであり、特にエチレングリコール、テトラメチレン
グリコールが好ましい。なお、一般的なジイソシアネー
トおよびグリコールについては、特開昭62−1150
58号等に例示されている。
【0025】本発明の熱可塑性ポリウレタンエラストマ
ー(B)を構成するソフトセグメントとハードセグメン
トとの構成割合は、それぞれ50〜95重量%および5
0〜5重量%である。該ソフトセグメントが50重量%
未満では、制電性に劣り、また、95重量%を超えると
吸水によるふくれが発生し、好ましくない。好ましく
は、それぞれ60〜90重量%および40〜10重量%
である。
ー(B)を構成するソフトセグメントとハードセグメン
トとの構成割合は、それぞれ50〜95重量%および5
0〜5重量%である。該ソフトセグメントが50重量%
未満では、制電性に劣り、また、95重量%を超えると
吸水によるふくれが発生し、好ましくない。好ましく
は、それぞれ60〜90重量%および40〜10重量%
である。
【0026】本発明のアルカリ金属塩(C)としては、
塩化リチウム、臭化リチウム、ヨウ化リチウム、ヨウ化
ナトリウム、ホウ水素化ナトリウム、ホウフッ化リチウ
ム、ホウフッ化カリウム、テトラフェニルホウ酸リチウ
ム、テトラフェニルホウ酸カリウム、テトラフェニルホ
ウ酸ナトリウム、チオシアン酸リチウム、チオシアン酸
ナトリウム、チオシアン酸カリウム、過塩素酸リチウ
ム、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸カリウム等の無機酸
のアルカリ金属塩、トリフルオロ酢酸リチウム、トリフ
ルオロ酢酸ナトリウム、トリフルオロ酢酸カリウム、ト
リフルオロメタンスルホン酸リチウム、トリフルオロメ
タンスルホン酸ナトリウム、トリフルオロメタンスルホ
ン酸カリウム、酢酸リチウム、酢酸ナトリウム、酢酸カ
リウム、ドデシルベンゼンスルホン酸リチウム、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸カリウム、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム、ドデシルスルホン酸リチウム、ドデ
シルスルホン酸カリウム、ドデシルスルホン酸ナトリウ
ム等の有機酸のアルカリ金属塩が挙げられ、一種または
二種以上を併用してもよい。これらアルカリ金属塩の中
で好ましくはドデシルベンゼンスルホン酸の様な核置換
ベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩およびチオシアン
酸カリウムである。
塩化リチウム、臭化リチウム、ヨウ化リチウム、ヨウ化
ナトリウム、ホウ水素化ナトリウム、ホウフッ化リチウ
ム、ホウフッ化カリウム、テトラフェニルホウ酸リチウ
ム、テトラフェニルホウ酸カリウム、テトラフェニルホ
ウ酸ナトリウム、チオシアン酸リチウム、チオシアン酸
ナトリウム、チオシアン酸カリウム、過塩素酸リチウ
ム、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸カリウム等の無機酸
のアルカリ金属塩、トリフルオロ酢酸リチウム、トリフ
ルオロ酢酸ナトリウム、トリフルオロ酢酸カリウム、ト
リフルオロメタンスルホン酸リチウム、トリフルオロメ
タンスルホン酸ナトリウム、トリフルオロメタンスルホ
ン酸カリウム、酢酸リチウム、酢酸ナトリウム、酢酸カ
リウム、ドデシルベンゼンスルホン酸リチウム、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸カリウム、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム、ドデシルスルホン酸リチウム、ドデ
シルスルホン酸カリウム、ドデシルスルホン酸ナトリウ
ム等の有機酸のアルカリ金属塩が挙げられ、一種または
二種以上を併用してもよい。これらアルカリ金属塩の中
で好ましくはドデシルベンゼンスルホン酸の様な核置換
ベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩およびチオシアン
酸カリウムである。
【0027】本発明における制電性樹脂組成物は、上記
のゴム強化スチレン系樹脂(A)100重量部に対し、
熱可塑性ポリウレタンエラストマー(B)1〜50重量
部およびアルカリ金属塩(C)0〜5重量部配合してな
る組成物である。熱可塑性ポリウレタンエラストマー
(B)が1重量部未満では制電性に劣り、また、50重
量部を超えると剛性に劣り好ましくない。アルカリ金属
塩(C)が5重量部を超えると熱安定性に劣り好ましく
ない。好ましくは0.5〜3重量部である。
のゴム強化スチレン系樹脂(A)100重量部に対し、
熱可塑性ポリウレタンエラストマー(B)1〜50重量
部およびアルカリ金属塩(C)0〜5重量部配合してな
る組成物である。熱可塑性ポリウレタンエラストマー
(B)が1重量部未満では制電性に劣り、また、50重
量部を超えると剛性に劣り好ましくない。アルカリ金属
塩(C)が5重量部を超えると熱安定性に劣り好ましく
ない。好ましくは0.5〜3重量部である。
【0028】本発明の制電性樹脂組成物には、酸化防止
剤〔例えば2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノ
ール、2−(1−メチルシクロヘキシル)−4,6−ジ
メチルフェノール、2,2−メチレン−ビス−(4−エ
チル−6−t−メチルフェノール)、4,4’−チオビ
ス−(6−t−ブチル−3−メチルフェノール)、ジラ
ウリルチオジプロピオネート、トリス(ジ−ノニルフェ
ニル)ホスファイト、ワックス〕、紫外線吸収剤〔例え
ばp−t−ブチルフェニルサリシレート、2,2’−ジ
ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−(2’
−ヒドロキシ−4’−n−オクトキシフェニル)ベンゾ
トリアゾール〕、滑剤〔例えばパラフィンワックス、ス
テアリン酸、硬化油、ステアロアミド、メチレンビスス
テアロアミド、エチレンビスステアロアミド、n−ブチ
ルステアレート、ケトンワックス、オクチルアルコー
ル、ラウリルアルコール、ヒドロキシステアリン酸トリ
グリセリド〕、難燃剤〔例えば、酸化アンチモン、水酸
化アルミニウム、ほう酸亜鉛、トリクレジルホスフェー
ト、トリス(ジクロロプロピル)ホスフェート、塩素化
パラフィン、テトラブロモブタン、ヘキサブロモベンゼ
ン、テトラブロモビスフェノールA〕、着色剤〔例えば
酸化チタン、カーボンブラック〕、充填剤〔例えば炭酸
カルシウム、クレー、シリカ、ガラス繊維、ガラス球、
カーボン繊維〕、顔料等を必要に応じて添加する事がで
きる。
剤〔例えば2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノ
ール、2−(1−メチルシクロヘキシル)−4,6−ジ
メチルフェノール、2,2−メチレン−ビス−(4−エ
チル−6−t−メチルフェノール)、4,4’−チオビ
ス−(6−t−ブチル−3−メチルフェノール)、ジラ
ウリルチオジプロピオネート、トリス(ジ−ノニルフェ
ニル)ホスファイト、ワックス〕、紫外線吸収剤〔例え
ばp−t−ブチルフェニルサリシレート、2,2’−ジ
ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−(2’
−ヒドロキシ−4’−n−オクトキシフェニル)ベンゾ
トリアゾール〕、滑剤〔例えばパラフィンワックス、ス
テアリン酸、硬化油、ステアロアミド、メチレンビスス
テアロアミド、エチレンビスステアロアミド、n−ブチ
ルステアレート、ケトンワックス、オクチルアルコー
ル、ラウリルアルコール、ヒドロキシステアリン酸トリ
グリセリド〕、難燃剤〔例えば、酸化アンチモン、水酸
化アルミニウム、ほう酸亜鉛、トリクレジルホスフェー
ト、トリス(ジクロロプロピル)ホスフェート、塩素化
パラフィン、テトラブロモブタン、ヘキサブロモベンゼ
ン、テトラブロモビスフェノールA〕、着色剤〔例えば
酸化チタン、カーボンブラック〕、充填剤〔例えば炭酸
カルシウム、クレー、シリカ、ガラス繊維、ガラス球、
カーボン繊維〕、顔料等を必要に応じて添加する事がで
きる。
【0029】また、本発明においては他の帯電防止剤の
併用を何ら妨げるものでない。
併用を何ら妨げるものでない。
【0030】本発明の組成物には、更に、ポリカーボネ
ート、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリブチレンテレ
フタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリフェニ
レンオキサイド、ポリオキシメチレン等の他の熱可塑性
樹脂を必要に応じて混合する事ができる。
ート、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリブチレンテレ
フタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリフェニ
レンオキサイド、ポリオキシメチレン等の他の熱可塑性
樹脂を必要に応じて混合する事ができる。
【0031】〔実施例〕次に本発明を実施例に基づいて
説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるも
のではない。
説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるも
のではない。
【0032】なお、配合組成における部および%は全て
重量に基づくものである。また、組成物の物性測定は以
下のように行った。
重量に基づくものである。また、組成物の物性測定は以
下のように行った。
【0033】(1)物性測定用試験片の作成 実施例及び比較例で得られたペレットを3.5オンス射出
成形機を用いシリンダー設定温度220℃で各物性用試
験片を成形した。
成形機を用いシリンダー設定温度220℃で各物性用試
験片を成形した。
【0034】(2)物性測定(i)耐衝撃性(ノッチ付アイゾット) ASTM D−256に準拠。(1/4インチ厚) 2
3℃
3℃
【0035】(ii)表面抵抗値 90×40×3mmの平板を用い次の各条件で測定した。
試験片を23℃、55%相対湿度の条件で24時間状態
調節した後、表面高抵抗計SM−10E(東亜電波工業
(株)製)を用い、測定電圧100V、サンプリング時
間10秒の条件にて表面抵抗値を測定した。
試験片を23℃、55%相対湿度の条件で24時間状態
調節した後、表面高抵抗計SM−10E(東亜電波工業
(株)製)を用い、測定電圧100V、サンプリング時
間10秒の条件にて表面抵抗値を測定した。
【0036】(iii)吸水時の外観 上述のASTM 1号ダンベルを室温にて水中に浸し、
1週間放置した後、目視にて試験片表面の白化及びふく
れの程度を評価した。 ○:変化なし ×:白化またはふくれ発生
1週間放置した後、目視にて試験片表面の白化及びふく
れの程度を評価した。 ○:変化なし ×:白化またはふくれ発生
【0037】(iv) 外観 インジェクションにて5分間滞留させた後成形し、外観
を評価した。 ○:良好 ×:不良
を評価した。 ○:良好 ×:不良
【0038】−ゴム強化スチレン系樹脂(A)− ABS:ポリブタジエンゴムラテックス(粒子径0.35
μ、ゲル90%)50部(固形分)、スチレン35部お
よびアクリロニトリル15部を公知の乳化重合法により
重合した。一方、別の反応器でスチレン70部およびア
クリロニトリル30部を公知の乳化重合法により重合し
た。その後、得られた重合体ラテックスを混合後、塩
析、脱水、乾燥を経てグラフト率55%のグラフト重合
体を含むゴム含有量15%の樹脂を得た。
μ、ゲル90%)50部(固形分)、スチレン35部お
よびアクリロニトリル15部を公知の乳化重合法により
重合した。一方、別の反応器でスチレン70部およびア
クリロニトリル30部を公知の乳化重合法により重合し
た。その後、得られた重合体ラテックスを混合後、塩
析、脱水、乾燥を経てグラフト率55%のグラフト重合
体を含むゴム含有量15%の樹脂を得た。
【0039】AES:エチレン−プロピレン−エチリデ
ンノルボルネンゴム(プロピレン含有量41%、ヨウ素
価15、ムーニー粘度65)50部、スチレン35部お
よびアクリロニトリル15部を公知の懸濁重合法に基づ
き重合を行い、脱水・乾燥処理した。一方、別の反応器
でスチレン70部とアクリロニトリル30部を公知の乳
化重合法に基づき重合を行い、塩析・乾燥処理した。両
者を混合し、ゴム含有量15%のAES樹脂を得た。
ンノルボルネンゴム(プロピレン含有量41%、ヨウ素
価15、ムーニー粘度65)50部、スチレン35部お
よびアクリロニトリル15部を公知の懸濁重合法に基づ
き重合を行い、脱水・乾燥処理した。一方、別の反応器
でスチレン70部とアクリロニトリル30部を公知の乳
化重合法に基づき重合を行い、塩析・乾燥処理した。両
者を混合し、ゴム含有量15%のAES樹脂を得た。
【0040】−熱可塑性ポリウエタンエラストマー
(B)− 4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートと分子量
約1000のポリエチレングリコールおよび分子量約1
000のポリ(テトラメチレンオキシド)グリコールか
らプレポリマーを作ったのち、エチレングリコールを加
え高分子量化することにより、表1に示す熱可塑性ポリ
ウレタンエラストマーを得た。ソフトセグメントの長鎖
グリコール成分の比率は、用いるポリエチレングリコー
ルとポリ(テトラメチレンオキシド)グリコールの比率
を変更することによって調整した。また、ソフトセグメ
ントとハードセグメントとの比率は、用いるプレポリマ
ーとエチレングリコールの比率を変更することによって
調整した。
(B)− 4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートと分子量
約1000のポリエチレングリコールおよび分子量約1
000のポリ(テトラメチレンオキシド)グリコールか
らプレポリマーを作ったのち、エチレングリコールを加
え高分子量化することにより、表1に示す熱可塑性ポリ
ウレタンエラストマーを得た。ソフトセグメントの長鎖
グリコール成分の比率は、用いるポリエチレングリコー
ルとポリ(テトラメチレンオキシド)グリコールの比率
を変更することによって調整した。また、ソフトセグメ
ントとハードセグメントとの比率は、用いるプレポリマ
ーとエチレングリコールの比率を変更することによって
調整した。
【0041】−アルカリ金属塩(C)− KSCN:チオシアン酸カリウム
【0042】〔実施例1〜5、比較例1〜6〕上記のゴ
ム強化スチレン系樹脂(A)、熱可塑性ポリウレタンエ
ラストマー(B)およびアルカリ金属塩(C)を表2に
示す組成にて、40mm単軸押出機を用い、シリンダー温
度220℃にて混練後、ペレット化した。得られた組成
物の物性を前記の方法により測定した。結果を表2に示
す。
ム強化スチレン系樹脂(A)、熱可塑性ポリウレタンエ
ラストマー(B)およびアルカリ金属塩(C)を表2に
示す組成にて、40mm単軸押出機を用い、シリンダー温
度220℃にて混練後、ペレット化した。得られた組成
物の物性を前記の方法により測定した。結果を表2に示
す。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】
【発明の効果】以上のとおり、本発明の制電性樹脂組成
物は、吸水による白化、ふくれ等の現象を起こさない吸
水時の外観に優れ、かつ層状剥離のない寸法安定性に優
れるものであり、工業的にみて有用である。
物は、吸水による白化、ふくれ等の現象を起こさない吸
水時の外観に優れ、かつ層状剥離のない寸法安定性に優
れるものであり、工業的にみて有用である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ゴム強化スチレン系樹脂(A)100重
量部に対し、熱可塑性ポリウレタンエラストマー(B)
1〜50重量部およびアルカリ金属塩(C)0〜5重量
部配合してなる組成物であって、該熱可塑性ポリウレタ
ンエラストマーが、ソフトセグメントが50〜95重量
%であり、かつソフトセグメントの長鎖グリコール成分
が分子量400〜6000のポリエチレングリコール1
0〜60重量%とポリカプロラクトン型ポリオール、ア
ジピン酸エステル型ポリオールおよびエーテル型ポリオ
ール(ポリエチレングリコールを除く)から選ばれた1
種または2種以上のポリオール90〜40重量%からな
る熱可塑性ポリウレタンエラストマーであることを特徴
とする制電性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5353029A JPH07188513A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 制電性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5353029A JPH07188513A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 制電性樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07188513A true JPH07188513A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18428089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5353029A Pending JPH07188513A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 制電性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07188513A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002226654A (ja) * | 2001-01-30 | 2002-08-14 | Nippon A & L Kk | 軟質性樹脂組成物 |
WO2004035685A1 (ja) * | 2002-10-17 | 2004-04-29 | Ps Japan Corporation | 制電性と表面硬度と強度に優れた樹脂組成物 |
JP2007131811A (ja) * | 2005-11-14 | 2007-05-31 | Riken Technos Corp | 制電性樹脂組成物 |
KR20170025722A (ko) | 2015-08-31 | 2017-03-08 | 주식회사 엘지화학 | 열가소성 수지 조성물 및 이를 포함하는 성형품 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP5353029A patent/JPH07188513A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002226654A (ja) * | 2001-01-30 | 2002-08-14 | Nippon A & L Kk | 軟質性樹脂組成物 |
WO2004035685A1 (ja) * | 2002-10-17 | 2004-04-29 | Ps Japan Corporation | 制電性と表面硬度と強度に優れた樹脂組成物 |
JP2007131811A (ja) * | 2005-11-14 | 2007-05-31 | Riken Technos Corp | 制電性樹脂組成物 |
KR20170025722A (ko) | 2015-08-31 | 2017-03-08 | 주식회사 엘지화학 | 열가소성 수지 조성물 및 이를 포함하는 성형품 |
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