JPH0718746A - 建物ユニット - Google Patents
建物ユニットInfo
- Publication number
- JPH0718746A JPH0718746A JP16446393A JP16446393A JPH0718746A JP H0718746 A JPH0718746 A JP H0718746A JP 16446393 A JP16446393 A JP 16446393A JP 16446393 A JP16446393 A JP 16446393A JP H0718746 A JPH0718746 A JP H0718746A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- girder
- unit
- floor girder
- entrance
- Prior art date
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- Granted
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- Floor Finish (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
しながら、通常の床面レベルより1段低い床面を形成可
能とすること。 【構成】 床大梁11と天井大梁12と柱13とを箱形
に骨組してなる建物ユニット(玄関ユニット10)にお
いて、少なくとも一部の床大梁11の中間部を切欠き、
該床大梁11の切欠き両端部を、該床大梁11よりせい
の低い、且つ該床大梁11の上面に対して下方に設定さ
れて段差をなす継ぎ梁21によって連結してなるもの。
Description
いて好適な建物ユニットに関する。
号公報に記載される如くに構成されている。即ち、この
玄関ユニットは図2(B)に示す如く、4本の矩形状に
接続される床大梁1と、4本の矩形状に接続される天井
大梁2と、それらの床大梁1が形成する床枠組のコーナ
ー部と天井大梁2が形成する天井枠組のコーナー部とを
連結する4本の柱3とにより箱形の骨組構造体をなすと
ともに、玄関正面に位置する床大梁1の中間部を切欠
き、この切欠き部分にドア枠4を設けることとしている
(図3(B))。
大梁1の上部の通常の床面レベルに対して1段低レベル
に設定されるべき玄関土間を、上述の床大梁1の切欠き
部分においてユニット下端レベルに設定することを可能
としている。
には、下記、の問題点がある。 玄関ユニットは、床大梁1の切欠きによってユニット
強度が低下するから、輸送、据付け時には床大梁1の切
欠き部中間に仮接続されて床大梁1を補強する仮梁を用
いる必要がある。
ってユニット強度が低下するから、切欠かれた床大梁1
は必ず基礎5上に載置して該基礎5にアンカーボルト6
にて締結する必要がある。従って、この玄関ユニット
は、基礎のある1階部分で、然も切欠かれている床大梁
1の下部に必ず基礎を設置しなければならない。
ト強度を確保しながら、通常の床面レベルより1段低い
床面を形成可能とすることを目的とする。
大梁と柱とを箱形に骨組してなる建物ユニットにおい
て、少なくとも一部の床大梁の中間部を切欠き、該床大
梁の切欠き両端部を、該床大梁よりせいの低い、且つ該
床大梁の上面に対して下方に設定されて段差をなす継ぎ
梁によって連結してなるようにしたものである。
によって連結しているから、切欠きによるユニット強度
の低下を補い、ユニット強度を確保できる。
て、継ぎ梁の上面レベルにまで1段下げた床面を形成で
きる。
例を示す模式図、図2は玄関ユニットに作用する水平力
を示す模式図、図3は玄関ユニットの据付状態を示す模
式図、図4は玄関ユニットの床面状態を示す模式図、図
5は床大梁と継ぎ梁の接合構造を示す模式図である。
本の矩形状に接続される形鋼製床大梁11と、4本の矩
形状に接続される形鋼製天井大梁12と、それらの床大
梁11が形成する床枠組のコーナー部と天井大梁12が
形成する天井枠組のコーナー部とを連結する4本の角鋼
管製柱13とにより箱形の骨組構造体をなしている。
尚、相対する床大梁11、11間には床小梁14が架け
渡され、この床小梁14上には床根太を介して床面材1
5(図4)が敷設される。また、相対する天井大梁1
2、12間には天井根太16が架け渡され、この天井根
太16の下には天井面材が取着される。
関正面に位置する床大梁11の中間部を切欠き、この床
大梁11の切欠き中間部を、該床大梁11よりせいの低
い、且つ該床大梁11の上面に対して下方に設定されて
段差をなす形鋼製継ぎ梁21によって連結している。床
大梁11と継ぎ梁21とは、例えば図5に示す如く、床
大梁11の切欠き端部の内側部に該床大梁11の切欠き
端面と面一をなすように端板22を嵌合して溶接し、床
大梁11の切欠き端面と端板22とに継ぎ梁21を突き
合わせ溶接することにて接合される。
(A)に示す如く、継ぎ梁21が設けられた床大梁11
の中間切欠き部分にドア枠23を設ける。また、玄関ユ
ニット10にあっては、床小梁14上に設けられる前述
の床面材15のレベルから、継ぎ梁21の上面レベルま
で1段下げたレベルに玄関土間24を形成可能とする
(図4)。
切欠中間部に継ぎ梁21を具備することにより、風力、
地震力等の水平力Fに対し高い強度を示す(図2
(A))。従って、玄関ユニット10は、切欠かれた床
大梁11を基礎上に載置して据付ける必要がなく、図3
(A)では切欠きのない床大梁11のみを基礎25上に
据え付けるものを例示している。
を継ぎ梁21によって連結しているから、切欠きによる
ユニット強度の低下を補い、ユニット強度を確保でき
る。
(床面材15のレベル)に対して、継ぎ梁21の上面レ
ベルにまで1段下げた玄関土間24を形成できる。
ニット10の輸送、据付け時に床大梁11の切欠きを補
強するための仮梁を用いることが不要となる。また、玄
関ユニット10は、切欠かれた床大梁11を基礎上に載
置する必要がなくなり、結果として、該床大梁11の下
部に基礎を設置したり、アンカーボルトによる締結を行
なうことを不要とし、また上階部分にも設置できる。こ
れらは建物製造コストを低減するものとなる。
れるものとなり、ユニット下端レベルに露出しない。従
って、輸送、据付け時に、例えばフォークリフトの爪が
ドア枠23の下端部分をキズつける如くがない。
たが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明のユ
ニット建物は、通常の床面レベルより低い玄関土間を形
成し得る玄関ユニットの他に、通常の床面レベルより低
い勝手口土間を形成し得る建物ユニット、洋室床面に対
して畳床面の上り段差を生じない和室を形成し得る建物
ユニット等に用いることができる。
ットにおいて、ユニット強度を確保しながら、通常の床
面レベルより1段低い床面を形成可能とすることができ
る。
を示す模式図である。
式図である。
ある。
ある。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 床大梁と天井大梁と柱とを箱形に骨組し
てなる建物ユニットにおいて、 少なくとも一部の床大梁の中間部を切欠き、 該床大梁の切欠き両端部を、該床大梁よりせいの低い、
且つ該床大梁の上面に対して下方に設定されて段差をな
す継ぎ梁によって連結してなることを特徴とする建物ユ
ニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5164463A JP2856639B2 (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 建物ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5164463A JP2856639B2 (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 建物ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0718746A true JPH0718746A (ja) | 1995-01-20 |
JP2856639B2 JP2856639B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=15793658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5164463A Expired - Lifetime JP2856639B2 (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 建物ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2856639B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4567866B2 (ja) * | 2000-10-18 | 2010-10-20 | ミサワホーム株式会社 | 建物ユニット |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03151431A (ja) * | 1989-11-06 | 1991-06-27 | Misawa Homes Co Ltd | 玄関ユニット |
-
1993
- 1993-07-02 JP JP5164463A patent/JP2856639B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03151431A (ja) * | 1989-11-06 | 1991-06-27 | Misawa Homes Co Ltd | 玄関ユニット |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4567866B2 (ja) * | 2000-10-18 | 2010-10-20 | ミサワホーム株式会社 | 建物ユニット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2856639B2 (ja) | 1999-02-10 |
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Legal Events
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