JPH07187323A - 自動倉庫におけるスタッカクレーンの走行移動加減速制御方法 - Google Patents

自動倉庫におけるスタッカクレーンの走行移動加減速制御方法

Info

Publication number
JPH07187323A
JPH07187323A JP5334890A JP33489093A JPH07187323A JP H07187323 A JPH07187323 A JP H07187323A JP 5334890 A JP5334890 A JP 5334890A JP 33489093 A JP33489093 A JP 33489093A JP H07187323 A JPH07187323 A JP H07187323A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
stacker crane
weight
carriage
cpu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5334890A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hattori
博 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Forklift KK
Original Assignee
Komatsu Forklift KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Forklift KK filed Critical Komatsu Forklift KK
Priority to JP5334890A priority Critical patent/JPH07187323A/ja
Publication of JPH07187323A publication Critical patent/JPH07187323A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【構成】 レール上に走行移動自在となるスタッカクレ
ーンと複数の収納部を有するラックと荷の出入を管理す
る運用管理コンピュータとからなる自動倉庫において、
前記スタッカクレーンの昇降動自在となるキャリッジ上
に載置した荷の重量を検出する検出手段22を設け、該
検出手段22によって検出した荷の重量データをスタッ
カクレーンに設けたCPU15に入力し、該CPU15
において荷の重量が重い場合にはスタッカクレーン3の
走行移動の加減速を緩やかに行うと共に、荷の重量が軽
い場合にはスタッカクレーン3の走行移動の加減速をす
ばやく行うようにする。 【効果】 スタッカクレーンの走行移動の加減速の際、
スタッカクレーンのガイド柱に生じる曲げモーメントが
小さい範囲内でスタッカクレーンの加減速をすばやく行
って、キャリッジ上に載置した荷の荷崩れ等を防止する
と共に、スタッカクレーンの動作時間の短縮を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動倉庫におけるスタ
ッカクレーンの走行移動加減速制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動倉庫は、図1に示すように、
床面上にレール1が左右方向に敷設され、該レール1の
前後両側に当該レール1に沿ってラック2がそれぞれ設
けられると共に、前記レール1上にスタッカクレーン3
が当該レール1に沿って走行移動自在に設けられてい
る。前記ラック2は、左端と右端それぞれに前後一対の
端部支柱4が立設されて、その左右端の端部支柱4間に
前後一対の中間支柱5が左右に向かって複数立設される
と共に、これら前後一対の端部支柱4、中間支柱5にわ
たって上下多段に横材6が複数横架されており、前記端
部支柱4と中間支柱5と横材6とによって区切られた空
間が荷物を収納するための収納部7とされて、収納部7
が上下左右にわたって複数設けられるようになってい
る。一方、前記スタッカクレーン3は前記レール1に当
該レール1に沿って走行する台車8が設けられ、該台車
8の上部に左右一対のガイド柱9が立設され、該ガイド
柱9に沿ってローラ10aを介して昇降動自在となるキ
ャリッジ10が設けられ、該キャリッジ10は昇降装置
11により巻き取り・繰り出しされるリフトチェーン1
2によって昇降動されるようになっている。
【0003】このような構成により、前記スタッカクレ
ーン3がレール1に沿って走行されると共に、スタッカ
クレーン3のキャリッジ10が昇降動されることで、該
キャリッジ10上に荷を載置してラック2における所望
の収納部7あるいは位置に荷を搬送することができるよ
うになっている。
【0004】かかる自動倉庫において、スタッカクレー
ン3の走行移動は、走行移動初期(移動開始直後)に所
定の加速を行い、一定の速度で移動した後、走行移動末
期(移動停止直前)に所定の減速を行うようになってお
り、走行移動初期(移動開始直後)の加速時と走行移動
末期(移動停止直前)の減速時とにおいては、スタッカ
クレーン3のキャリッジ10上に載置した荷の重量
(軽、中、重)によってガイド柱9に生じる曲げモーメ
ントが大きく異なっていた。これは、キャリッジ10上
に載置した荷の重量が重いと、スタッカクレーン3の重
心位置が高くなり、スタッカクレーン3におけるガイド
柱9の曲げモーメントが大きくなる。また、キャリッジ
10上に載置した荷の重量が軽いと、スタッカクレーン
3の重心位置が低くなり、スタッカクレーン3における
ガイド柱9の曲げモーメントが小さくなる。また、キャ
リッジ10上に載置した荷の重量が中間となると、スタ
ッカクレーン3の重心位置が中間となり、スタッカクレ
ーン3におけるガイド柱9の曲げモーメントが中間とな
る。そして、スタッカクレーン3の加減速は、キャリッ
ジ10上に載置した荷の重量(軽、中、重)に関係な
く、どのような重さであっても、常に同じ加速あるいは
減速を行っており、ガイド柱9に生じる曲げモーメント
によるガイド柱9の揺動からなるキャリッジ10上に載
置した荷の荷崩れやスタッカクレーン3自身の転倒とい
った問題を防止するために、キャリッジ10上に載置し
た荷の重量が重い場合を想定して緩やかに加速あるいは
減速を行うようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動倉庫におけ
るスタッカクレーンにあっては、スタッカクレーンの走
行移動初期と走行移動末期とにおいて、キャリッジ上に
載置した荷の重量に関係なく、どのような重量であって
も、キャリッジ上に載置した荷の重量が重い場合を想定
して常に緩やかに加速あるいは減速を行うようになって
いるので、スタッカクレーンの動作時間がかかるという
問題があった。本発明は、この問題を解消することを、
その課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題を解
消するため、自動倉庫において、キャリッジ上に載置し
た荷の重量データを検出する検出手段を設け、該検出手
段によって検出した荷の重量データをCPUに入力し、
該CPUにおいて荷の重量が重い場合にはスタッカクレ
ーンの走行移動の加減速を緩やかに行うと共に、荷の重
量が軽い場合にはスタッカクレーンの走行移動の加減速
をすばやく行うようにスタッカクレーンの走行移動にお
ける加減速制御を行う。
【0007】
【作用】キャリッジ上に載置した荷の重量が重い場合に
はスタッカクレーンの走行移動における加減速を緩やか
に行い、キャリッジ上に載置した荷の重量が軽い場合に
はスタッカクレーンの走行移動における加減速をすばや
く行うことで、キャリッジ上に載置した荷の重量によっ
て加減速を制御して、走行移動初期と走行移動末期時、
スタッカクレーンにおける荷の荷崩れやスタッカクレー
ン自身の転倒を防止しつつスタッカクレーンの動作時間
の短縮を図る。
【0008】
【実施例】自動倉庫は、従来と同様、図1に示すよう
に、床面上にレール1を左右方向に敷設し、該レール1
の前後両側に当該レール1に沿って荷を収納する収納部
7を上下左右にわたって複数設けたラック2をそれぞれ
設けると共に、前記レール1上にスタッカクレーン3を
当該レール1に沿って走行移動自在に設けている。該ス
タッカクレーン3は、走行モータ13と車輪27とを有
して前記レール1に当該レール1に沿って走行する台車
8と、該台車8の上部に立設した左右一対のガイド柱9
と、該ガイド柱9の上端に架設した天材14と、前記ガ
イド柱9に沿ってローラ10aを介して昇降動自在とな
りかつ荷を載置可能とするキャリッジ10と、前記ガイ
ド柱9の一方に設けた昇降装置11と、前記キャリッジ
10に連結すると共に昇降装置11により巻き取り・繰
り出しされるようになるリフトチェーン12と、前記走
行モータ13を制御してスタッカクレーン3の走行移動
を制御すると共に昇降装置11を制御してキャリッジ1
0の昇降動を制御するようになるCPU15とからなっ
ており、前記天材14は上方に横設した上部レール16
に摺動自在となり、前記昇降装置11は昇降モータ17
を有し、該昇降モータ17によって正逆回転する駆動軸
18を有すると共に、プーリ19を有している。また、
前記リフトチェーン12は昇降装置11の駆動軸18に
固着し、ここより昇降装置11のプーリ19を経て上方
に向かい前記天材14に設けたプーリ20を経て下方に
向かってキャリッジ10に連結するようになっている。
なお、前記リフトチェーン12は前後両側それぞれに設
けている。
【0009】また、自動倉庫においては、前記レール1
の一端に運用管理コンピュータ21を設けており、該運
用管理コンピュータ21は荷の出入庫番地の指令を行っ
て、キャリッジ10による荷の搬送作業等の管理を行
う。これは、作業者がラック2における所望の収納部7
に荷を収納する、あるいは所望の収納部7より荷を運び
出す指示を行うと、これに従って荷の出入庫番地の指令
をCPU15に出力し、スタッカクレーン3の走行移動
とキャリッジ10の昇降動とを行うようになっている。
【0010】そして、前記キャリッジ10上に載置した
荷の重量データを検出する検出手段22を設けており、
該検出手段22は、キャリッジ10の昇降動を行う昇降
モータ17の負荷を検出してこの負荷より荷の重量デー
タを検出するようになるもので、これは、昇降モータ1
7の負荷がキャリッジ10にかかる負荷すなわちキャリ
ッジ10上に載置した荷の重量に比例しているので、昇
降モータ17の負荷を検出することで、キャリッジ10
上に載置した荷の重量データを検出することが可能とな
る。そして、前記昇降モータ17の負荷とは、昇降モー
タ17を作動した際のトルク容量であり、この昇降モー
タ17のトルク容量は該昇降モータ17を制御している
インバータの電流値に比例しており、このインバータの
電流値を検出することで、昇降モータ17のトルク容量
すなわち昇降モータ17の負荷を検出することが可能と
なっている。このようにインバータの電流値を検出して
昇降モータ17の負荷を検出しこれよりキャリッジ10
上に載置した荷の重量データを検出するようになってお
り、このキャリッジ10上に載置した荷の重量データを
CPU15に出力するようになっている。
【0011】そして、前記スタッカクレーン3のCPU
15においては、次のような制御を行う。図2に示すよ
うに、前記検出手段22よりキャリッジ10上に載置し
た荷の重量データを入力し、入力した荷の重量のデータ
を基に、例えば、荷の重量が軽い場合、荷の重量が中の
場合、荷の重量が重い場合、と3段階に分け、スタッカ
クレーン3の走行移動における走行移動初期(移動開始
直後)の加速と走行移動末期(移動停止直前)の減速と
である加減速の際、荷の重量が軽いと判断すると、図3
におけるA線で示すように、スタッカクレーン3の走行
移動の加減速をすばやく行うように走行モータドライバ
ー24を介して走行モータ13を制御し、荷の重量が重
いと判断すると、図3におけるC線で示すように、スタ
ッカクレーン3の走行移動の加減速を緩やかに行うよう
に走行モータドライバー24を介して走行モータ13を
制御し、荷の重量が中と判断すると、図3におけるB線
で示すように、スタッカクレーン3の走行移動の加減速
をその中間で行うように走行モータドライバー24を介
して走行モータ13を制御する。
【0012】このようにスタッカクレーン3の走行移動
の際の加減速をキャリッジ10上に載置した荷の重量に
よって制御することにより、荷の重量が重い場合には、
スタッカクレーン3の走行移動の加減速は緩やかに行う
ことでスタッカクレーン3のガイド柱9に生じる曲げモ
ーメントが大きくなるのを防止することができ、また、
荷の重量が軽い場合には、スタッカクレーン3のガイド
柱9に生じる曲げモーメントは小さいのでスタッカクレ
ーン3の走行移動の加減速をすばやく行いスタッカクレ
ーン3の走行移動を早く行って、スタッカクレーン3の
動作時間の短縮を図ることができる。これにより、常に
キャリッジ10上に載置した荷の重量に合った最適なス
タッカクレーン3の走行移動を行うことで、スタッカク
レーン3のガイド柱9に生じる曲げモーメントによるガ
イド柱9の揺動からなるキャリッジ10上に載置した荷
の荷崩れやスタッカクレーン3自身の転倒を防止しつ
つ、スタッカクレーン3の動作時間の短縮を図ることが
できる。
【0013】また、スタッカクレーン3のガイド柱9の
揺動を低減することで、キャリッジ10上からの荷の出
入れ作業をすばやく開始することができ、これはガイド
柱9が揺動しているとキャリッジ10上への荷の出入れ
が困難となりガイド柱9の揺動が収まるまで作業が行え
ないためで、ガイド柱9の揺動が小さいとすぐにガイド
柱9の揺動が収まり作業を行うことができるようにな
る。また、キャリッジ10上への荷の出入れ作業もガイ
ド柱9が揺動していると、正確に作業を行うことができ
ないが、ガイド柱9の揺動が小さいとすぐにガイド柱9
の揺動が収まり作業を正確に行うことができるようにな
る。
【0014】また、前記スタッカクレーン3のCPU1
5においては、減速して停止する際に、所定位置にスタ
ッカクレーン3を停止するために、次のような制御を行
っている。前記スタッカクレーン3の台車8に設けた車
輪27に走行用エンコーダ28を設け、該走行用エンコ
ーダ28により車輪27の回転数を検出してこれをパル
ス信号に変換する。そして、CPU15においては、走
行用エンコーダ28からこの信号を入力してスタッカク
レーン3の走行位置を算出すると共に、前記運用管理コ
ンピュータ21から荷の出入庫番地の指令データを入力
してスタッカクレーン3の走行速度とスタッカクレーン
3をどの位置に停止するのか、すなわちスタッカクレー
ン3の停止位置を算出するようになっている。そして、
スタッカクレーン3の現在の走行速度と走行位置とから
どの地点で減速を開始すればよいかを判断し、その地点
に到達すると、ここで前述のような減速制御を行うよう
になっており、これにより、荷の荷崩れやスタッカクレ
ーン3自身の転倒を防止しつつスタッカクレーン3の動
作時間の短縮を図りながらスタッカクレーン3を所定位
置に停止することができる。
【0015】また、前述の実施例における検出手段22
の他の例としては、前記運用管理コンピュータ21にお
いて、あらかじめ個々の荷の重量データを入力してお
く。これは、荷に品番を付けてこの品番の荷の重量をデ
ータとして入力しておき、荷の品番より瞬時に荷の重量
データが分かるようにしている。そして、検出手段22
としては、前記キャリッジ10上に載置した荷の品番を
検出して、この荷の品番から前記運用管理コンピュータ
21にあらかじめ入力されている荷の重量データを検出
するようになり、CPU15にこのデータを入力して、
CPU15において荷の重量を検出するようにする。
【0016】また、前記CPU15によるスタッカクレ
ーン3の走行移動における加減速制御において、前述の
実施例では、キャリッジ10上に載置した荷の重量を
軽、中、重の3段階に分けて加減速を制御していたが、
これを3段階以上の複数段階に分けて加減速を制御する
ようにしてもよく、さらに、段階的に制御するのでな
く、キャリッジ10上に載置した荷の重量に比例して徐
々に、すなわち無段階的に制御するようにしてもよい。
【0017】次に、他の実施例について述べると、前記
運用管理コンピュータ21に、あらかじめ個々の荷の重
量データと共に荷の重心位置データと荷の大きさデータ
とを入力しておき、前記検出手段22において、荷の重
量データと共に荷の重心位置データと荷の大きさデータ
とから荷の重心位置と荷の大きさとを検出するようにす
る。そして、前記スタッカクレーン3のCPU15にお
いて、前記検出手段22よりキャリッジ10上に載置し
た荷の重量データと荷の重心位置データと荷の大きさデ
ータとをそれぞれ入力するようにして、該CPU15に
おいて、荷の重量が軽いあるいは荷の重心位置が低いあ
るいは荷の大きさが小さいと判断すると、スタッカクレ
ーン3の走行移動の加減速をすばやく行うように走行モ
ータドライバー24を介して走行モータ13を制御し、
荷の重量が重いあるいは荷の重心位置が高いあるいは荷
の大きさが大きいと判断すると、スタッカクレーン3の
走行移動の加減速を緩やかに行うように走行モータドラ
イバー24を介して走行モータ13を制御する。これに
より、常にキャリッジ10上に載置した荷の重量と共に
荷の重心位置と荷の大きさにあった最適なスタッカクレ
ーン3の走行移動を行うことができ、スタッカクレーン
3の加減速制御をキャリッジ10上に載置した荷の性質
(荷の重量や重心位置や大きさ)にあったきめの細かい
制御とすることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、自動倉庫において、キャリッ
ジ上に載置した荷の重量データを検出する検出手段を設
け、該検出手段によって検出した荷の重量データをCP
Uに入力し、該CPUにおいて荷の重量を判断して、荷
の重量が重い場合にはスタッカクレーンの走行移動の加
減速を緩やかに行うと共に、荷の重量が軽い場合にはス
タッカクレーンの走行移動の加減速をすばやく行うよう
にしたことで、スタッカクレーンのガイド柱に生じる曲
げモーメントによるガイド柱の揺動からなるキャリッジ
上に載置した荷の荷崩れやスタッカクレーン自身の転倒
等の悪影響を起こさずに、スタッカクレーンのガイド柱
に生じる曲げモーメントが小さい範囲内でスタッカクレ
ーンの走行移動の加減速をすばやく行うことができ、ス
タッカクレーンの動作時間の短縮を図ることができる。
しかも、スタッカクレーンのガイド柱の揺動を低減する
ことで、ガイド柱の揺動がすぐに収まるようになり、キ
ャリッジ上からの荷の出入れ作業をすばやく開始するこ
とで、キャリッジ上からの荷の出入れ作業の作業時間を
大巾に短縮することができる。また、ガイド柱の揺動が
すぐに収まるので、キャリッジ上からの荷の出入れ作業
を正確に行うことができるという効果も奏せられる。さ
らに、スタッカクレーンの走行移動の加減速制御を荷の
重量と共に荷の重心位置と荷の大きさとによって行うこ
とで、スタッカクレーンの加減速制御をさらにきめの細
かい制御とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動倉庫の全体を示す斜視図である。
【図2】自動倉庫におけるスタッカクレーンの走行移動
加減速制御の構成図である。
【図3】本発明によるスタッカクレーンの走行移動状態
を示す図表である。
【符号の説明】
1…レール、2…ラック、3…スタッカクレーン、4…
端部支柱、5…中間支柱、6…横材、7…収納部、8…
台車、9…ガイド柱、10…キャリッジ、10a…ロー
ラ、11…昇降装置、12…リフトチェーン、13…走
行モータ、14…天材、15…CPU、16…上部レー
ル、17…昇降モータ、18…駆動軸、19…プーリ、
20…プーリ、21…運用管理コンピュータ、22…検
出手段、23…昇降用エンコーダ、24…走行モータド
ライバー、27…車輪、28…走行用エンコーダ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レール1に沿って走行移動自在となり、
    かつ一対の立設したガイド柱9を有し、該ガイド柱9に
    沿って昇降動自在となり荷を載置可能とするキャリッジ
    10を有し、走行移動とキャリッジ10の昇降動とを制
    御するCPU15を有したスタッカクレーン3と、前記
    レール1に沿って設けた荷を収納する収納部7を複数有
    するラック2と、前記スタッカクレーン3のCPU15
    に荷の出入庫番地の指令を行って荷の出入を管理する運
    用管理コンピュータ21とからなる自動倉庫において、 前記キャリッジ10上に載置した荷の重量データを検出
    する検出手段22を設け、該検出手段22によって検出
    した荷の重量データを前記CPU15に入力し、該CP
    U15において荷の重量を判断し、荷の重量が重い場合
    にはスタッカクレーン3の走行移動の加減速を緩やかに
    行うと共に、荷の重量が軽い場合にはスタッカクレーン
    3の走行移動の加減速をすばやく行うようにしたことを
    特徴とする自動倉庫におけるスタッカクレーンの走行移
    動加減速制御方法。
  2. 【請求項2】 前記検出手段22としては、前記キャリ
    ッジ10の昇降動を行う昇降モータ17の負荷を検出し
    てこの負荷より荷の重量データを検出してこれを前記C
    PU15に出力して荷の重量を検出するようになること
    を特徴とする請求項1記載の自動倉庫におけるスタッカ
    クレーンの走行移動加減速制御方法。
  3. 【請求項3】 前記検出手段22としては、前記運用管
    理コンピュータ21にあらかじめ入力されている荷の重
    量データを前記CPU15に出力して荷の重量を検出す
    るようになることを特徴とする請求項1記載の自動倉庫
    におけるスタッカクレーンの走行移動加減速制御方法。
  4. 【請求項4】 前記スタッカクレーン3のCPU15に
    よるスタッカクレーン3の走行移動加減速制御におい
    て、前記検出手段22によって検出した荷の重量データ
    に対して加減速を段階的に制御するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の自動倉庫におけるスタッカクレ
    ーンの走行移動加減速制御方法。
  5. 【請求項5】 レール1に沿って走行移動自在となり、
    かつ一対の立設したガイド柱9を有し、該ガイド柱9に
    沿って昇降動自在となり荷を載置可能とするキャリッジ
    10を有し、走行移動とキャリッジ10の昇降動とを制
    御するCPU15を有したスタッカクレーン3と、前記
    レール1に沿って設けた荷を収納する収納部7を複数有
    するラック2と、前記スタッカクレーン3のCPU15
    に荷の出入庫番地の指令を行って荷の出入を管理する運
    用管理コンピュータ21とからなる自動倉庫において、 前記キャリッジ10上に載置した荷の重量データと荷の
    重心位置データと荷の大きさデータとを検出する検出手
    段22を設け、該検出手段22によって検出した荷の重
    量データと荷の重心位置データと荷の大きさデータとを
    前記CPU15に入力し、該CPU15において荷の重
    量、荷の重心位置、荷の大きさを判断し、荷の重量が重
    いあるいは荷の重心位置が高いあるいは荷の大きさが大
    きい場合にはスタッカクレーン3の走行移動の加減速を
    緩やかに行うと共に、荷の重量が軽いあるいは荷の重心
    位置が低いあるいは荷の大きさが小さい場合にはスタッ
    カクレーン3の走行移動の加減速をすばやく行うように
    したことを特徴とする自動倉庫におけるスタッカクレー
    ンの走行移動加減速制御方法。
  6. 【請求項6】 前記検出手段22としては、前記運用管
    理コンピュータ21にあらかじめ入力されている荷の重
    量データと荷の重心位置データと荷の大きさデータとを
    前記CPU15に出力して荷の重量と荷の重心位置と荷
    の大きさとを検出するようになることを特徴とする請求
    項5記載の自動倉庫におけるスタッカクレーンの走行移
    動加減速制御方法。
JP5334890A 1993-12-28 1993-12-28 自動倉庫におけるスタッカクレーンの走行移動加減速制御方法 Pending JPH07187323A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5334890A JPH07187323A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 自動倉庫におけるスタッカクレーンの走行移動加減速制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5334890A JPH07187323A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 自動倉庫におけるスタッカクレーンの走行移動加減速制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07187323A true JPH07187323A (ja) 1995-07-25

Family

ID=18282376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5334890A Pending JPH07187323A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 自動倉庫におけるスタッカクレーンの走行移動加減速制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07187323A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012004918A1 (ja) * 2010-07-08 2012-01-12 村田機械株式会社 搬送条件判定装置、搬送装置、搬送条件判定方法
JP2017109868A (ja) * 2015-12-10 2017-06-22 伊東電機株式会社 物品保管装置
WO2020230421A1 (ja) * 2019-05-14 2020-11-19 マキノジェイ株式会社 搬送装置
CN114115232A (zh) * 2021-10-25 2022-03-01 广东嘉腾机器人自动化有限公司 Agv运输速度控制方法、系统、设备及介质
CN114286796A (zh) * 2019-08-27 2022-04-05 克朗设备公司 物料搬运车辆的自适应加速
US11827503B2 (en) 2020-03-18 2023-11-28 Crown Equipment Corporation Adaptive acceleration for materials handling vehicle

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61203007A (ja) * 1985-03-06 1986-09-08 Hitachi Ltd 移動体の走行制御方法
JPS6318500U (ja) * 1986-07-23 1988-02-06
JPH0275506A (ja) * 1988-09-12 1990-03-15 Daifuku Co Ltd 入出庫用クレーンの走行制御方法
JPH0372599U (ja) * 1989-11-08 1991-07-22
JPH04130208U (ja) * 1991-05-20 1992-11-30 村田機械株式会社 スタツカクレーンのフオーク動作制御装置
JPH05170317A (ja) * 1991-07-24 1993-07-09 Murata Mach Ltd スタッカクレーンの制御方法
JPH05338735A (ja) * 1992-04-20 1993-12-21 Csk Corp 物流情報収集装置
JPH06199404A (ja) * 1992-12-28 1994-07-19 Murata Mach Ltd スタッカクレーン
JPH07149408A (ja) * 1994-06-14 1995-06-13 Okamura Corp スタッカークレーンの駆動制御装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61203007A (ja) * 1985-03-06 1986-09-08 Hitachi Ltd 移動体の走行制御方法
JPS6318500U (ja) * 1986-07-23 1988-02-06
JPH0275506A (ja) * 1988-09-12 1990-03-15 Daifuku Co Ltd 入出庫用クレーンの走行制御方法
JPH0372599U (ja) * 1989-11-08 1991-07-22
JPH04130208U (ja) * 1991-05-20 1992-11-30 村田機械株式会社 スタツカクレーンのフオーク動作制御装置
JPH05170317A (ja) * 1991-07-24 1993-07-09 Murata Mach Ltd スタッカクレーンの制御方法
JPH05338735A (ja) * 1992-04-20 1993-12-21 Csk Corp 物流情報収集装置
JPH06199404A (ja) * 1992-12-28 1994-07-19 Murata Mach Ltd スタッカクレーン
JPH07149408A (ja) * 1994-06-14 1995-06-13 Okamura Corp スタッカークレーンの駆動制御装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012004918A1 (ja) * 2010-07-08 2012-01-12 村田機械株式会社 搬送条件判定装置、搬送装置、搬送条件判定方法
JP5505502B2 (ja) * 2010-07-08 2014-05-28 村田機械株式会社 搬送条件判定装置、搬送装置、搬送条件判定方法
TWI483879B (zh) * 2010-07-08 2015-05-11 Murata Machinery Ltd A conveyance condition judging device, a conveying device, and a conveyance condition determining method
JP2017109868A (ja) * 2015-12-10 2017-06-22 伊東電機株式会社 物品保管装置
WO2020230421A1 (ja) * 2019-05-14 2020-11-19 マキノジェイ株式会社 搬送装置
JP2020186091A (ja) * 2019-05-14 2020-11-19 マキノジェイ株式会社 搬送装置
CN114286796A (zh) * 2019-08-27 2022-04-05 克朗设备公司 物料搬运车辆的自适应加速
CN114286796B (zh) * 2019-08-27 2024-01-02 克朗设备公司 物料搬运车辆的自适应加速
US11827503B2 (en) 2020-03-18 2023-11-28 Crown Equipment Corporation Adaptive acceleration for materials handling vehicle
US11919761B2 (en) 2020-03-18 2024-03-05 Crown Equipment Corporation Based on detected start of picking operation, resetting stored data related to monitored drive parameter
CN114115232A (zh) * 2021-10-25 2022-03-01 广东嘉腾机器人自动化有限公司 Agv运输速度控制方法、系统、设备及介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4586990B2 (ja) 物品収納設備
KR100308870B1 (ko) 스태커크레인
JP2007119136A (ja) 物品移載装置及びその物品移載装置を装備した物品搬送装置
JPH07187323A (ja) 自動倉庫におけるスタッカクレーンの走行移動加減速制御方法
JP4618505B2 (ja) 物品搬送装置
JP2906308B2 (ja) スタッカークレーンの走行及び荷台の昇降制御方法及び装置
KR100428373B1 (ko) 스태커 크레인
JPH07149408A (ja) スタッカークレーンの駆動制御装置
JP3164204B2 (ja) 物品保管棚用の物品搬送装置
JPH07187322A (ja) 自動倉庫におけるスタッカクレーンの走行移動加減速制御方法
JPH0692409A (ja) スタッカークレーンの走行制御方法及び装置
JP4666224B2 (ja) 物品搬送設備
JPH06199404A (ja) スタッカクレーン
JP4257590B2 (ja) 昇降式の物品搬送装置
JPH05286527A (ja) 入出庫作業用クレーンの制御方法及び装置
JPH06144504A (ja) 自動倉庫の搬出入装置
JP4023292B2 (ja) 移動体の制御装置
JP4257589B2 (ja) 物品移載装置
JP2894461B2 (ja) 物品昇降装置の昇降制御装置
JPH0218208A (ja) 入出庫用クレーンの制御装置
JP3952764B2 (ja) 移動体の移動方法
JP2929886B2 (ja) 自動倉庫
JPH07285610A (ja) 自動倉庫
JP2800906B2 (ja) 物品昇降装置の昇降制御装置
JP4905774B2 (ja) 物品収納設備