JPH07187215A - 自動車の燃料タンク・キャップ組立体 - Google Patents
自動車の燃料タンク・キャップ組立体Info
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- JPH07187215A JPH07187215A JP6276748A JP27674894A JPH07187215A JP H07187215 A JPH07187215 A JP H07187215A JP 6276748 A JP6276748 A JP 6276748A JP 27674894 A JP27674894 A JP 27674894A JP H07187215 A JPH07187215 A JP H07187215A
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- B60K15/00—Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
- B60K15/03—Fuel tanks
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車の燃料タンク・キャップ組立体の外表
面が車体の近傍部分の外表面と整合し易くするため、燃
料タンク・キャップ組立体を非回転式に取付けられるよ
うな構造にする。 【構成】 本発明の自動車の燃料タンク・キャップ組立
体は、燃料タンク充填パイプと緘封係合できるプラグ部
分と、このプラグ部分が燃料タンク充填パイプに対し緘
封位置になったとき自動車の車体の近傍部分の外表面と
実質的に同平面に整合又は連続的になる外表面をもった
カバー部分とで構成される。緘封位置において燃料タン
ク・キャップ組立体はラッチによって係止され、ラッチ
が外されると、ばねによって緘封位置から押出され、そ
こで車体から離すことができる。
面が車体の近傍部分の外表面と整合し易くするため、燃
料タンク・キャップ組立体を非回転式に取付けられるよ
うな構造にする。 【構成】 本発明の自動車の燃料タンク・キャップ組立
体は、燃料タンク充填パイプと緘封係合できるプラグ部
分と、このプラグ部分が燃料タンク充填パイプに対し緘
封位置になったとき自動車の車体の近傍部分の外表面と
実質的に同平面に整合又は連続的になる外表面をもった
カバー部分とで構成される。緘封位置において燃料タン
ク・キャップ組立体はラッチによって係止され、ラッチ
が外されると、ばねによって緘封位置から押出され、そ
こで車体から離すことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的に自動車の燃料タ
ンクの蓋に関し、特に非回転的に作動される自動車の燃
料タンクのキャップ組立体に関する。
ンクの蓋に関し、特に非回転的に作動される自動車の燃
料タンクのキャップ組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】現代の自動車のデザインでは、自動車の
燃料タンクをガソリンスタンドの給油ホースのノズルに
接続するためのアクセス部を、車体のデザインに流体力
学的及び美観的に近付ける努力が払われている。現在、
最も普通に行われている設計では、燃料タンクに結合し
た燃料充填パイプの端部にねじ付きガス・キャップを取
付け、ここでそのガス・キャップを小さな隔室の中に完
全に収納してその隔室を燃料充填ドアで閉じるようにし
ている。燃料充填ドアは多くの場合車体の一部にヒンジ
結合され、そして一般的に、車体の外表面と同平面に整
合する外表面をもっている。そのような設計を行うため
には多数個の部品が必要であり、この結果大きなコスト
と重量が掛かるようになる。これはあらゆる情況におい
て望ましくないことである。
燃料タンクをガソリンスタンドの給油ホースのノズルに
接続するためのアクセス部を、車体のデザインに流体力
学的及び美観的に近付ける努力が払われている。現在、
最も普通に行われている設計では、燃料タンクに結合し
た燃料充填パイプの端部にねじ付きガス・キャップを取
付け、ここでそのガス・キャップを小さな隔室の中に完
全に収納してその隔室を燃料充填ドアで閉じるようにし
ている。燃料充填ドアは多くの場合車体の一部にヒンジ
結合され、そして一般的に、車体の外表面と同平面に整
合する外表面をもっている。そのような設計を行うため
には多数個の部品が必要であり、この結果大きなコスト
と重量が掛かるようになる。これはあらゆる情況におい
て望ましくないことである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】所要の機能を実行して
上記コストを小さくするための1つの試みとして、車体
と整合する燃料充填ドアで覆う必要のない外表面を備え
たガス・キャップが作られている。しかしそのようなキ
ャップは、ある種のデザインでは美観的に不適切なもの
になる。また、ねじ付きのガス・キャップは、これが挿
入される孔に合致させるため車体の外側に出る表面を円
形にしなければならないので、そのデザインが非常に制
約される。即ち、ガス・キャップの外表面の形状を多様
にすることができない。
上記コストを小さくするための1つの試みとして、車体
と整合する燃料充填ドアで覆う必要のない外表面を備え
たガス・キャップが作られている。しかしそのようなキ
ャップは、ある種のデザインでは美観的に不適切なもの
になる。また、ねじ付きのガス・キャップは、これが挿
入される孔に合致させるため車体の外側に出る表面を円
形にしなければならないので、そのデザインが非常に制
約される。即ち、ガス・キャップの外表面の形状を多様
にすることができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのような従来技術の欠
点に対処するため、本発明は、燃料タンク充填パイプに
対する緘封位置へと非回転挿入されることにより燃料タ
ンク充填パイプと緘封係合するプラグ部分、及び、この
プラグ部分が緘封位置へ挿入されたとき自動車の車体と
実質的に同平面に整合又は連続的になる外表面をもっ
た、該プラグ部分に固定担持されたカバー部分を備える
燃料タンク充填キャップ組立体を提供する。
点に対処するため、本発明は、燃料タンク充填パイプに
対する緘封位置へと非回転挿入されることにより燃料タ
ンク充填パイプと緘封係合するプラグ部分、及び、この
プラグ部分が緘封位置へ挿入されたとき自動車の車体と
実質的に同平面に整合又は連続的になる外表面をもっ
た、該プラグ部分に固定担持されたカバー部分を備える
燃料タンク充填キャップ組立体を提供する。
【0005】本発明の1つの目的は、自動車の車体の周
囲の部分を補完する外表面を備え、そして燃料充填パイ
プに対して効果的且つ経済的に緘封係合する燃料タンク
・キャップ組立体を提供することである。
囲の部分を補完する外表面を備え、そして燃料充填パイ
プに対して効果的且つ経済的に緘封係合する燃料タンク
・キャップ組立体を提供することである。
【0006】本発明の1つの特徴によれば、燃料タンク
・キャップ組立体を緘封位置に着脱自在に固定するラッ
チ装備が備えられる。
・キャップ組立体を緘封位置に着脱自在に固定するラッ
チ装備が備えられる。
【0007】本発明の他の特徴によれば、燃料タンク・
キャップ組立体を緘封位置から離して自由位置の方へ押
しやるようにするばねが燃料タンク充填パイプと燃料タ
ンク・キャップ・プラグ部分との間に設置される。
キャップ組立体を緘封位置から離して自由位置の方へ押
しやるようにするばねが燃料タンク充填パイプと燃料タ
ンク・キャップ・プラグ部分との間に設置される。
【0008】本発明の更に他の特徴によれば、燃料タン
ク・キャップ組立体の自由位置の方への動きを選択的に
規制する副ラッチ装備が備えられる。
ク・キャップ組立体の自由位置の方への動きを選択的に
規制する副ラッチ装備が備えられる。
【0009】添付図面を参照に以下に続ける本発明の実
施例の記述から本発明のそれらの及びその他の目的と特
徴が自動車車体技術に関連する技術者に明らかになろ
う。
施例の記述から本発明のそれらの及びその他の目的と特
徴が自動車車体技術に関連する技術者に明らかになろ
う。
【0010】
【実施例】図1に示されるように、自動車10は全体的
に12で示される車体を有し、この車体は外表面14を
備える。外表面14は、自動車10の美観的及び流体力
学的デザインを作るような形状に成形される。図3に最
もよく示されるように外表面14に凹部16が形成され
る。この凹部16は図示のように円筒形の内側面18を
有する。しかし凹部16は容易に、円筒形の面18以外
の他の環状面を有する非円形断面をもったものに作るこ
とも可能であることを理解すべきである。
に12で示される車体を有し、この車体は外表面14を
備える。外表面14は、自動車10の美観的及び流体力
学的デザインを作るような形状に成形される。図3に最
もよく示されるように外表面14に凹部16が形成され
る。この凹部16は図示のように円筒形の内側面18を
有する。しかし凹部16は容易に、円筒形の面18以外
の他の環状面を有する非円形断面をもったものに作るこ
とも可能であることを理解すべきである。
【0011】本発明によれば燃料タンク・キャップ組立
体20が備えられる。この燃料タンク・キャップ組立体
20は、図1に示される緘封位置、即ち燃料タンク・キ
ャップ組立体20の外表面22が自動車10の車体12
の外表面14に隣接してそれとほぼ同一平面にくる(又
は外表面14とほぼ連続的になる)緘封位置と、図2の
緩み位置及び図3の自由位置との間を車体12に対して
動くことができる。図2の緩み位置において燃料タンク
・キャップ組立体20の外表面22は車体12の外表面
14からずれている。
体20が備えられる。この燃料タンク・キャップ組立体
20は、図1に示される緘封位置、即ち燃料タンク・キ
ャップ組立体20の外表面22が自動車10の車体12
の外表面14に隣接してそれとほぼ同一平面にくる(又
は外表面14とほぼ連続的になる)緘封位置と、図2の
緩み位置及び図3の自由位置との間を車体12に対して
動くことができる。図2の緩み位置において燃料タンク
・キャップ組立体20の外表面22は車体12の外表面
14からずれている。
【0012】図3の自由位置において燃料タンク・キャ
ップ組立体20は自動車から完全に離れ、ただ可撓性の
つなぎ紐24によって車体12の凹部16の中の部分に
結合されている。
ップ組立体20は自動車から完全に離れ、ただ可撓性の
つなぎ紐24によって車体12の凹部16の中の部分に
結合されている。
【0013】本発明によれば、燃料タンク・キャップ組
立体20は回転することなしに図1と図2と図3の各位
置の間で動く。これによって、従来技術の場合のように
ねじ付き部品間の公差を考慮することなしに、車体12
に対する燃料タンク・キャップ組立体20の回転の向き
の制御を行うことができる。図3に最もよく示されるよ
うに、燃料タンク・キャップ組立体20の一部分が燃料
タンク充填パイプ26の端部25の中に係合することが
できる。図1の緘封位置にあるときに燃料タンク・キャ
ップ組立体20が回転しないように固定するため、充填
パイプ26にノッチ28を設け、これらノッチにキャッ
プ組立体20に備えたリブ30を嵌込むようにしてもよ
い。これによって図1の緘封位置は、車体12に対して
燃料タンク・キャップ組立体20が回転しないように確
保された位置になる。
立体20は回転することなしに図1と図2と図3の各位
置の間で動く。これによって、従来技術の場合のように
ねじ付き部品間の公差を考慮することなしに、車体12
に対する燃料タンク・キャップ組立体20の回転の向き
の制御を行うことができる。図3に最もよく示されるよ
うに、燃料タンク・キャップ組立体20の一部分が燃料
タンク充填パイプ26の端部25の中に係合することが
できる。図1の緘封位置にあるときに燃料タンク・キャ
ップ組立体20が回転しないように固定するため、充填
パイプ26にノッチ28を設け、これらノッチにキャッ
プ組立体20に備えたリブ30を嵌込むようにしてもよ
い。これによって図1の緘封位置は、車体12に対して
燃料タンク・キャップ組立体20が回転しないように確
保された位置になる。
【0014】図4と図5は燃料タンク・キャップ組立体
20の1つの実施例32を示す。この実施例の燃料タン
ク・キャップ組立体32は図示のように、内部プラグ部
分34と外部カバー部分36、主ラッチ組立体38、及
び副ラッチ組立体40を備える。プラグ部分34は図示
のように円筒形部材であって、燃料充填パイプ26内に
係合できる。燃料充填パイプ26は外側パイプ42とそ
の外側パイプ内に固定される内側カップ部材44とを含
み、このカップ部材は外側に折返された環状フランジ部
分46をもっている。カップ部材44の内端部は、充填
孔50を明けられた全体的にディスク状のベース48に
なっている。主ラッチ部材38の一部分を受入するアク
セス孔52がパイプ42とカップ44の両方を貫通す
る。プラグ部分34は好適には円筒形とされ、そして好
適には円筒形のカップ44内に受入される。プラグ部分
34は、燃料タンク・キャップ組立体32が図4に示さ
れる緘封位置にあるときOリング・シール56に係合し
てこのシールをベース48に対し圧縮して押付ける適当
な面54を有する。プラグ部分34に凹部58が備えら
れ、これら凹部に主ラッチ部材38のラッチ部分60が
受入れられることによって燃料タンク・キャップ組立体
32が図4の緘封位置に維持される。
20の1つの実施例32を示す。この実施例の燃料タン
ク・キャップ組立体32は図示のように、内部プラグ部
分34と外部カバー部分36、主ラッチ組立体38、及
び副ラッチ組立体40を備える。プラグ部分34は図示
のように円筒形部材であって、燃料充填パイプ26内に
係合できる。燃料充填パイプ26は外側パイプ42とそ
の外側パイプ内に固定される内側カップ部材44とを含
み、このカップ部材は外側に折返された環状フランジ部
分46をもっている。カップ部材44の内端部は、充填
孔50を明けられた全体的にディスク状のベース48に
なっている。主ラッチ部材38の一部分を受入するアク
セス孔52がパイプ42とカップ44の両方を貫通す
る。プラグ部分34は好適には円筒形とされ、そして好
適には円筒形のカップ44内に受入される。プラグ部分
34は、燃料タンク・キャップ組立体32が図4に示さ
れる緘封位置にあるときOリング・シール56に係合し
てこのシールをベース48に対し圧縮して押付ける適当
な面54を有する。プラグ部分34に凹部58が備えら
れ、これら凹部に主ラッチ部材38のラッチ部分60が
受入れられることによって燃料タンク・キャップ組立体
32が図4の緘封位置に維持される。
【0015】プラグ部分34はカバー部分36から全体
的に直角に延在する。カバー部分36は任意の便利な又
は所望の形状の断面にすることができる。プラグ部分3
4とカバー部分36との間の境界面に別のOリング・シ
ール部材62が担持され、図4の緘封位置においてカッ
プ部材44の折返しフランジ部分46に緘封係合する。
的に直角に延在する。カバー部分36は任意の便利な又
は所望の形状の断面にすることができる。プラグ部分3
4とカバー部分36との間の境界面に別のOリング・シ
ール部材62が担持され、図4の緘封位置においてカッ
プ部材44の折返しフランジ部分46に緘封係合する。
【0016】又、折返しフランジ部分46の環状の上面
64に係合してコイルばね66が設置される。このコイ
ルばね66は又カバー部分36の内部面68に係合し
て、燃料タンク・キャップ組立体32を図4の緘封位置
から、同図において全体的に上方向に、図3に示される
ような分離又は自由位置の方へと押している。キャップ
組立体32の図4の位置からの動きは主ラッチ38のラ
ッチ部材60の作用によって阻止される。主ラッチ38
は図4と図5では概略的にしか示されていないが、周知
の電気操作されるソレノイド・ラッチ又はケーブル作動
されるラッチとすることができる。
64に係合してコイルばね66が設置される。このコイ
ルばね66は又カバー部分36の内部面68に係合し
て、燃料タンク・キャップ組立体32を図4の緘封位置
から、同図において全体的に上方向に、図3に示される
ような分離又は自由位置の方へと押している。キャップ
組立体32の図4の位置からの動きは主ラッチ38のラ
ッチ部材60の作用によって阻止される。主ラッチ38
は図4と図5では概略的にしか示されていないが、周知
の電気操作されるソレノイド・ラッチ又はケーブル作動
されるラッチとすることができる。
【0017】主ラッチ部材38は好適に凹部16の中に
設置され、そして図示の緘封構造が燃料タンク充填パイ
プ26の内部を外気から効果的に隔離する。充填パイプ
26の通路に沿って設置されるシール56,62の他
に、追加のシール70が好適にカバー部分36の外側面
72と凹部16の内側面18との間に備えられる。主ラ
ッチ部材38が外れた後燃料タンク・キャップ組立体3
2はばね66の作用によって上方へ、図5に示される緩
み位置へと動く。この位置においてそれ以上の上方への
動きは副ラッチ組立体40によって阻止される。これら
ラッチ組立体40(図面には2つ示されている)は、好
適には、コイルばね76によって横方向外方向へ押さ
れ、そしてそのばね76に抗してカバー部分36に対し
横方向へ摺動することができる作動部材74を備えてい
る。固定された体部分78がカバー部分36から垂下
し、そしてリンク80がその体部分78に担持されたピ
ン82周りで枢動できるように装架される。リンク80
はこれの両端部にスロット84と86を備え、これらス
ロットはそれぞれにピン87と88を受入する。ピン8
7は作動部材74に固定され、そしてピン88は、充填
パイプ26の折返しフランジ部分46の下面92に係合
するキャッチ又は爪90に固定されている。
設置され、そして図示の緘封構造が燃料タンク充填パイ
プ26の内部を外気から効果的に隔離する。充填パイプ
26の通路に沿って設置されるシール56,62の他
に、追加のシール70が好適にカバー部分36の外側面
72と凹部16の内側面18との間に備えられる。主ラ
ッチ部材38が外れた後燃料タンク・キャップ組立体3
2はばね66の作用によって上方へ、図5に示される緩
み位置へと動く。この位置においてそれ以上の上方への
動きは副ラッチ組立体40によって阻止される。これら
ラッチ組立体40(図面には2つ示されている)は、好
適には、コイルばね76によって横方向外方向へ押さ
れ、そしてそのばね76に抗してカバー部分36に対し
横方向へ摺動することができる作動部材74を備えてい
る。固定された体部分78がカバー部分36から垂下
し、そしてリンク80がその体部分78に担持されたピ
ン82周りで枢動できるように装架される。リンク80
はこれの両端部にスロット84と86を備え、これらス
ロットはそれぞれにピン87と88を受入する。ピン8
7は作動部材74に固定され、そしてピン88は、充填
パイプ26の折返しフランジ部分46の下面92に係合
するキャッチ又は爪90に固定されている。
【0018】図6でよく解かるように、ばね76に抗し
て作動部材74を押すと爪90はフランジ46との係合
から外れるように動かされ、これによって燃料タンク・
キャップ組立体32は図5の位置から上方へ動いて燃料
充填パイプ26から離れることができるようになる。そ
こで自動車10の燃料充填が行える。主ラッチ組立体3
8と副ラッチ組立体40が両方とも凹部16の中に完全
に収納されることが本発明の燃料タンク・キャップ組立
体のコンパクトなデザインに寄与していることを留意す
べきである。
て作動部材74を押すと爪90はフランジ46との係合
から外れるように動かされ、これによって燃料タンク・
キャップ組立体32は図5の位置から上方へ動いて燃料
充填パイプ26から離れることができるようになる。そ
こで自動車10の燃料充填が行える。主ラッチ組立体3
8と副ラッチ組立体40が両方とも凹部16の中に完全
に収納されることが本発明の燃料タンク・キャップ組立
体のコンパクトなデザインに寄与していることを留意す
べきである。
【0019】図7と図8は本発明の燃料タンク・キャッ
プ組立体の変化形実施例を示す。図7と図8において、
前出の図面の部品に対応する部品は同じ数字の前に7を
付加した符号で示される。図7と図8の変化形実施例の
先述の実施例との主要な相違点は、自動車の乗員室から
操作できるソレノイド作動式の主ラッチ組立体94を備
えることである。副爪96も示されているが、当該技術
者には理解されるように、副爪96の作動は、図4と図
5の実施例の副ラッチ組立体40のような好適に横方向
へ摺動するラッチ機構を使用することなく、周知のばね
負荷を掛けた装置によって行うこともできる。
プ組立体の変化形実施例を示す。図7と図8において、
前出の図面の部品に対応する部品は同じ数字の前に7を
付加した符号で示される。図7と図8の変化形実施例の
先述の実施例との主要な相違点は、自動車の乗員室から
操作できるソレノイド作動式の主ラッチ組立体94を備
えることである。副爪96も示されているが、当該技術
者には理解されるように、副爪96の作動は、図4と図
5の実施例の副ラッチ組立体40のような好適に横方向
へ摺動するラッチ機構を使用することなく、周知のばね
負荷を掛けた装置によって行うこともできる。
【0020】ここに本発明の燃料タンク・キャップ組立
体の実施例を2つだけ挙げたが、自動車車体の技術者に
は、特許請求の範囲から逸脱しないなお様々な他の変化
形実施例が想起されよう。
体の実施例を2つだけ挙げたが、自動車車体の技術者に
は、特許請求の範囲から逸脱しないなお様々な他の変化
形実施例が想起されよう。
【図1】本発明の燃料タンク・キャップ組立体を備える
自動車の後方からの斜視図である。
自動車の後方からの斜視図である。
【図2】主ラッチ位置から外れた位置にある本発明の燃
料タンク・キャップ組立体の斜視図である。
料タンク・キャップ組立体の斜視図である。
【図3】自由位置にある本発明の燃料タンク・キャップ
組立体の斜視図である。
組立体の斜視図である。
【図4】緘封位置にある本発明の燃料タンク・キャップ
組立体の1つの実施例の断面図である。
組立体の1つの実施例の断面図である。
【図5】図4と同様な断面図であるが、燃料タンク・キ
ャップ組立体が緩み位置にあるところを示す。
ャップ組立体が緩み位置にあるところを示す。
【図6】図4と図5の実施例のラッチ部分の拡大断面図
である。
である。
【図7】本発明の燃料タンク・キャップ組立体の他の実
施例の断面図である。
施例の断面図である。
【図8】図7と同様な断面図であるが、燃料タンク・キ
ャップ組立体が緩み位置にあるところを示す。
ャップ組立体が緩み位置にあるところを示す。
【符号の説明】 10 自動車 12 車体 14 車体外表面 16 凹部 18 内側面 20 燃料タンク・キャップ組立体 22 キャップ外表面 26 燃料タンク充填パイプ 32 燃料タンク・キャップ組立体 34 プラグ部分 36 カバー部分 38 主ラッチ組立体 40 副ラッチ組立体 42 パイプ 44 カップ部材 46 フランジ部分 56 シール 58 凹部 60 ラッチ部分 62 シール 66 ばね 70 シール 72 外側面 74 作動部材 80 リンク 90 爪
Claims (2)
- 【請求項1】 外表面を有する車体、該車体外表面に隣
接する開口端部を有する燃料タンク充填パイプ、及び、
該車体外表面に設けられ、該燃料タンク充填パイプの周
りにほぼ連続的な環状面を形成する凹部を備える自動車
における、燃料タンク・キャップ組立体において、 該燃料タンク充填パイプ内へ非回転的に挿入されるだけ
で該充填パイプと緘封係合して回転しない緘封位置にく
るプラグ部分、 該プラグ部分の一方の端部に固定担持され、そして、該
プラグ部分が該凹部内で該緘封位置にあるときに該車体
外表面と実質的に同平面に整合する、該プラグ部分の反
対側の外表面を有するカバー部分、 該カバー部分に担持され、そして、該カバー部分に対し
て横方向へ動くことができる作動部材を有するラッチ組
立体、 該燃料タンク充填パイプと係合できるキャッチ、及び、 該燃料タンク充填パイプに対する該燃料タンク・キャッ
プ組立体の非回転運動を阻止する位置とこの運動を許容
する位置との間に該キャッチを動かすようにするため該
キャッチと作動部材とを連結するリンク装備を備える燃
料タンク・キャップ組立体。 - 【請求項2】 該燃料タンク充填パイプと該プラグ部分
との間に設置され、該プラグ部分を該緘封位置から、該
充填パイプより離れる自由位置の方へ押すばねを更に備
える請求項1の燃料タンク・キャップ組立体。
Applications Claiming Priority (2)
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