JPH0718581B2 - 二重反転式換気装置 - Google Patents

二重反転式換気装置

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JPH0718581B2
JPH0718581B2 JP1200681A JP20068189A JPH0718581B2 JP H0718581 B2 JPH0718581 B2 JP H0718581B2 JP 1200681 A JP1200681 A JP 1200681A JP 20068189 A JP20068189 A JP 20068189A JP H0718581 B2 JPH0718581 B2 JP H0718581B2
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rotating
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axial flow
ventilation device
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JP1200681A
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義巳 岩村
恵一 長谷川
伸夫 熊崎
勝久 大蔦
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、円筒形の本体内に軸流羽根車とこれを回転
駆動させる駆動モータを一対直列に配置した二重反転式
換気装置に関するものである。
[従来の技術] 第6図は、例えば特開昭61-4895号公報に開示された従
来の二重反転式換気装置を示す断面図である。即ち、こ
の二重反転式換気装置は、両端にフランジを持つ直管形
の本体20内の中心線上に軸流羽根車21とこれを回転駆動
させる駆動モータ22を一対直列に配置した構成となって
いる。一組の軸流羽根車21と駆動モータ22とは一つのモ
ータ取付脚23により、他の一組の軸流羽根車21と駆動モ
ータ22とは別のモータ取付脚24によりそれぞれ本体20内
に取付けられている。各駆動モータ22の電源リードは本
体20に開けられた引き出し穴から外に引き出されてい
る。
上記した二重反転式換気装置では、それぞれの駆動モー
タ22で回転駆動される二つの軸流羽根車21の回転方向は
反対になるが、送風方向は図において矢印で示すとおり
一方向であり、換気ダクト(図示しない)等に接続され
換気の用に供される。
[発明が解決しようとする課題] 従来の二重反転式換気装置においては、本体20を樹脂成
形品とすることがその軸方向寸法が長いことから難し
く、引抜管等で構成する場合には本体20の強度を確保す
るためにその肉厚を厚くしなければならない。また二組
の駆動モータ22と軸流羽根車21を個別にモータ取付脚2
3,24で本体20に取付けられているため、部品点数が多い
うえ、同心度を確保することが難しくなり勝ちで、清掃
等メンテナンスにおいても、いずれか一方の駆動モータ
22を取り外す必要があるなど解決すべき課題を含んでい
る。
この発明はかかる従来の課題を解決するためになされた
もので、本体を樹脂で成形することが容易で、部品点数
が少なく、組立性もメンテナンス性も共に良好な二重反
転式換気装置を得ることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この発明に係る二重反転式換気装置は、一対の駆動モー
タを、単一のモータ取付脚にそれらの反回転軸側が対向
するように取付け、円筒形の本体を、一端にベルマウス
部を有し、他端に接合フランジ部を有する二個の筒体を
互いの接合フランジ部において接合した構成とし、本体
の接合箇所を跨ぐように上記モータ取付脚を取付けて筒
体相互を接合フランジ部において結合したものである。
またこの発明に係る他の二重反転式換気装置は、特にそ
の本体を構成する各筒体の接合フランジ部の接合面に対
し、その円周の略半分には突条を、残りの半分には上記
突条の嵌合できる条溝をそれぞれ形成したものである。
さらにこの発明に係る他の二重反転式換気装置は、特に
そのモータ取付脚を、端面コの字形の部材を対向させて
結合させたI字形に構成するとともに、その本体への結
合部となるフランジに対し駆動モータの電源リードを仮
固定するための切欠きを設けたものである。
[作用] この発明の二重反転式換気装置においては、本体が軸方
向に分割構成されているので、本体を樹脂で成形するこ
とも軸方向寸法が短いため容易になる。また、各駆動モ
ータが単一のモータ取付脚により取付けられているので
部品点数が少なくなり、駆動モータ及び軸流羽根車の同
心性も得やすく、組立性が向上する。さらに、各軸流羽
根車が本体の各開口端に臨んでいるのでそれらの清掃を
本体の各開口端から脱着して行うことができるようにな
る。
またこの発明の他の二重反転式換気装置においては、特
に筒体の接合部分が突条と条溝との相互の咬い合わせに
より構成されるため、当該部の気密を高く維持できるよ
うになる。
さらにこの発明の他の二重反転式換気装置においては、
特にそのモータ取付脚の切欠きに駆動モータの電源リー
ドを仮固定することができ、電源リードの操作がしやす
く、組立性が向上する。
[実施例] 第1図から第5図はいずれもこの発明による二重反転式
換気装置の一実施例を示したものである。即ち、本例の
二重反転式換気装置は、円筒形の本体1内に軸流羽根車
2とこれを回転駆動させる駆動モータ3を二組直列に配
置し、二つの軸流羽根車2を反対方向に回転させるよう
にしたものである。一対の駆動モータ3は、単一のモー
タ取付脚4の中央部に構成された保持部4aにそれらの反
回転軸側が対向するように嵌合されねじ5により固定さ
れている。本体1は分割構成で、一体にベルマウス部6
を有し、他端に接合フランジ部7を有する同形の二個の
樹脂製の筒体8を互いの接合フランジ部7において接合
した構成となっている。駆動モータ3を固定したモータ
取付脚4はその脚部4bの自由端に形成された円弧状のフ
ランジ4cが本体1の接合箇所を跨ぐように本体1内に嵌
合され、筒体8が双方から締付ねじ9がフランジ4cに締
め付けられて取付けられている。このモータ取付脚4の
取付けによって上記筒体8は接合フランジ部7において
モータ取付脚4のフランジ4cによって継ながれ結合され
る。各軸流羽根車2はそれぞれ駆動モータ3の本体1の
各開口端に臨む回転軸に取外し可能に装着され、各駆動
モータ3によって互いに反対方向に回転する。ただし、
送風方向は従来例と同様に第1図の矢印で示すように一
方向となる。
本体1についてその構成を更に詳述すると、各筒体8に
はそのベルマウス部6と接合フランジ部7との間の外周
にリング状の補強リブ10が数条(図例では二条)一体成
形されている。また各筒体8の接合フランジ部7の接合
面には、その円周の略半分に突条11が一体成形され、残
りの半分には突条11が嵌合できる条溝12が形成されてい
る。従って、本体1の接合部は突条11と条溝12とが咬み
合った構造となり、当該部の気密性は高く保持される。
さらに、各筒体8の接合端には二つの切欠き13が近接し
て形成され、筒体8同士の接合により二個の引き出し穴
が上記切欠き13により形成されるようになっている。こ
の本体1に取付けられるモータ取付脚4は、端面コの字
形の部材を対向させて結合させたI字形に構成されてい
て、その本体1への結合部となる円弧状のフランジ4cに
対し駆動モータ3の電源リード14を仮固定するための切
欠き15が周方向に設けられている。
上記構成の二重反転式換気装置の組立は、各駆動モータ
3の電源リード14をモータ取付脚4のフランジ4cに形成
されている切欠き15に第5図に示すように挿通して仮固
定しておき、両側から筒体8をその切欠き13がモータ取
付脚4の切欠き15に一致する位置にして接合し、締付ね
じ9で筒体8の外側からモータ取付脚4のフランジ4cを
締付ければよい。各電源リード14は筒体8同士の接合に
より形成される二個の引き出し穴から外部に引き出さ
れ、筒体8同士は締付ねじ9のフランジへの締付けによ
り結合され直管形の本体1となる。二個の軸流羽根車2
はそれぞれ本体1の両端のベルマウス部6に臨み、おの
おの本体1の開口端からの操作で着脱することができ
る。従って、それらの清掃等メンテナンスを極めて容易
に行うことができる。また本体1については、樹脂で成
形でき、一体の補強リブ10により補強できるので肉厚を
厚くしなくても強度を確保することができる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明の二重反転式換気装置によれば、
本体が軸方向に分割構成されているので、本体を樹脂で
成形することも軸方向寸法が短いため容易であり、また
各駆動モータが単一のモータ取付脚により取付けられて
いるので部品点数が少なく、駆動モータ及び軸流羽根車
の同心性も得やすく、組立性も向上する。さらに、各軸
流羽根車が本体の各開口端に臨んでいるのでそれらの清
掃を本体の各開口端から脱着して行うことができ、メン
テナンス性も向上する。
またこの発明に係る他の二重反転式換気装置によれば、
特に筒体の接合部が突条と条溝との相互の咬み合わせに
より構成されるため、当該部の気密を高く維持できる。
さらにこの発明の他の二重反転式換気装置によれば、特
にそのモータ取付脚の切欠きに駆動モータの電源リード
を仮固定することができ、電源リードの引き出し操作が
しやすく、電源リードに関する組立性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す二重反転式換気装置の
縦断面図、第2図は同じくその本体の接合構造を示す縦
断面図、第3図は同じく筒体に対するモータ取付脚及び
駆動モータを示す分解斜視図、第4は同じく筒体の構成
を示す筒体の斜視図、第5図は同じく筒体に対するモー
タ取付脚及び駆動モータの電源リードの関係を示す分解
斜視図、第6図は従来例としての二重反転式換気装置を
一部を省略して示す縦断面図である。図において、1は
本体、2は軸流羽根車、3は駆動モータ、4はモータ取
付脚、4cはフランジ、6はベルマウス部、7は接合フラ
ンジ部、8は筒体、9は締付ねじ、11は突条、12は条
溝、13,15は切欠き、14は電源リードである。なお、図
中同一符号は、同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大蔦 勝久 兵庫県尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三 菱電機株式会社中央研究所内 (56)参考文献 特開 平2−70900(JP,A) 特開 平3−63440(JP,A) 実開 昭51−12154(JP,U) 実開 平3−31240(JP,U)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒形の本体内に軸流羽根車とこれを回転
    駆動させる駆動モータを一対直列に配置し、二つの軸流
    羽根車を反対方向に回転させる二重反転式換気装置であ
    って、上記一対の駆動モータは、単一のモータ取付脚に
    それらの反回転軸側が対向するように取付けられ、上記
    本体は、一端にベルマウス部を有し、他端に接合フラン
    ジ部を有する二個の筒体を互いの接合フランジ部におい
    て接合した構成で、上記本体の接合箇所を跨ぐように上
    記モータ取付脚を取付け、このモータ取付脚の取付けに
    よって上記筒体を接合フランジ部において結合したこと
    を特徴とする二重反転式換気装置。
  2. 【請求項2】各筒体の接合フランジ部の接合面に対し、
    その円周の略半分には突条を、残りの半分には上記突条
    の嵌合できる条溝をそれぞれ形成したことを特徴とする
    請求項1記載の二重反転式換気装置。
  3. 【請求項3】モータ取付脚を、端面コの字形の部材を対
    向させて結合させたI字形に構成するとともに、その本
    体への結合部となるフランジに対し駆動モータの電源リ
    ードを仮固定するための切欠きを設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の二重反転式換気装置。
JP1200681A 1989-08-02 1989-08-02 二重反転式換気装置 Expired - Lifetime JPH0718581B2 (ja)

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