JPH07184670A - HMG−CoAリダクターゼ抑制剤およびその中間体の酵素ヒドロキシル化製造法 - Google Patents

HMG−CoAリダクターゼ抑制剤およびその中間体の酵素ヒドロキシル化製造法

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JPH07184670A JP6256548A JP25654894A JPH07184670A JP H07184670 A JPH07184670 A JP H07184670A JP 6256548 A JP6256548 A JP 6256548A JP 25654894 A JP25654894 A JP 25654894A JP H07184670 A JPH07184670 A JP H07184670A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、HMG−CoAリダクターゼ抑制
剤としておよび/またはHMG−CoAリダクターゼ抑
制剤の製造の中間体として有用な化合物の酵素ヒドロキ
シル化製造法を提供する。 【構成】 本発明の酵素ヒドロキシル化製造法は、ヒド
ロキシル化法を触媒しうる微生物、または該微生物から
誘導される酵素あるいは該酵素の構造を有する酵素を用
いることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はHMG−CoAリダクタ
ーゼ抑制剤およびその中間体の酵素ヒドロキシル化製造
法、更に詳しくは、HMG−CoAリダクターゼ抑制剤
としておよび/またはHMG−CoAリダクターゼ抑制
の製造の中間体として有用な化合物の酵素ヒドロキシル
化法による製造法に関する。
【0002】
【発明の構成と効果】本発明は、式:
【化6】 (式中、Rはアルキルまたはアリール;Zは式:
【化7】 の開鎖成分基または式:
【化8】 のラクトン基;およびR2は水素、アルキル、アンモニ
ウム、アルキルアンモニウムまたはアルカリ金属であ
る)の化合物(I)またはその部分もしくは完全水素化類
縁体あるいは塩の製造法であって、式:
【化9】 (式中、R,ZおよびR2は上記式Iの場合と同意義であ
る)の化合物(II)またはその部分もしくは完全水素化
類縁体あるいは塩を、該化合物(II)またはその塩のヒ
ドロキシル化を触媒して、上記化合物(I)またはその塩
を形成しうる微生物と、または該微生物から誘導される
酵素あるいは該酵素の構造を有する酵素と接触せしめ、
次いでヒドロキシル化を行う工程から成り、上記微生物
はノカルジア(Nocardia)属、アミコラータ(Amycolat
a)属、サッカロポリスポラ(Saccharopolyspora)属、ス
トレプトミセス(Streptomyces)属、アミコラトプシス
(Amycolatopsis)属、サッカロスリックス(Saccaharot
hrix)属またはジルベールテラ(Gilbertella)属から選
ばれ、但し、化合物(II)がコンパクチン(compactin)
のとき、微生物はアミコラータ属、ノカルジア属または
ストレプトミセス属でないことを特徴とする製造法を提
供するものである。
【0003】本発明の酵素ヒドロキシル化法(製造法)
は、それ自体がHMG−CoAリダクターゼ抑制活性を
呈しうる、および/または他のHMG−CoAリダクタ
ーゼ抑制剤の製造の中間体として使用しうる、化合物
(I)を得る有効な手段を付与する。すなわち、本発明の
ヒドロキシル化法を採用することにより、副生物の減少
または削除が達成され、またこのヒドロキシル化法は、
穏やかな反応条件下で行うことができる。以下、本発明
方法について詳述する。
【0004】定義 本明細書において、単独または他の基の一部として用い
る各種語句の定義は、以下の通りである。「酵素法」と
は、酵素または微生物を用いる方法を意味する。「アル
キル」とは、ノルマル鎖の炭素数1〜12、好ましくは
1〜6の、必要に応じて置換された直鎖および分枝鎖炭
化水素基の両方を意味し、たとえばメチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、t−ブチル、イソブチ
ル、ペンチル、ヘキシル、イソヘキシル、ヘプチル、
4,4−ジメチルペンチル、オクチル、2,2,4−トリ
メチルペンチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシ
ル、これらの各種分枝鎖異性体等が挙げられる。置換基
の具体例としては、ハロ(特にクロロ)、トリハロメチ
ル、アルコキシ(たとえば2つのアルコキシ置換基がア
セタールを形成する場合)、非置換アリール(たとえばフ
ェニル)、アルキル−アリールまたはハロアリールなど
のアリール、非置換シクロアルキルまたはアルキル−シ
クロアルキルなどのシクロアルキル、ヒドロキシまたは
保護されたヒドロキシ、カルボキシル、アルキルオキシ
カルボニル、アルキルアミノ、ジメチルアミノなどのジ
アルキルアミノ、アセチルアミノなどのアルキルカルボ
ニルアミノ、アミノ、アリールカルボニルアミノ、ニト
ロ、シアノ、チオール、およびアルキルチオの群から選
ばれる少なくとも1つの基が包含される。好ましいアル
キルの置換基は、ヒドロキシ基である。
【0005】「アルケニル」とは、アルキルの場合に上述
した、必要に応じて置換された直鎖または分枝鎖炭化水
素基であって、少なくとも1つの炭素−炭素二重結合を
有するものを意味する。「シクロアルキル」とは、好まし
くは1〜3つの環およびホモ環式環1つ当り3〜12、
好ましくは3〜8つの炭素を有する、必要に応じて置換
された飽和ホモ環式炭素環系を意味し、たとえばシクロ
プロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキ
シル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロデシ
ル、シクロドデシル、およびアダマンチルが挙げられ
る。任意の置換基の具体例としては、上記アルキル基の
少なくとも1つ、またはアルキルの置換基で上述した基
の少なくとも1つが包含される。
【0006】「アリール」とは、環部の炭素数6〜12の
モノ環式またはジ環式置換または非置換芳香族基を意味
し、たとえばフェニル、ビフェニル、ナフチル、置換フ
ェニル、置換ビフェニルまたは置換ナフチルが挙げられ
る。置換基(好ましくは3つもしくはそれ以下)の具体例
としては、非置換アルキル、ハロアルキルまたはシクロ
アルキルアルキルなどのアルキル、ハロゲン、非置換ア
ルコキシまたはハロアルコキシなどのアルコキシ、ヒド
ロキシ、フェニルまたはハロフェニルなどのアリール、
フェノキシなどのアリールオキシ、アルキルカルボニル
オキシまたはアロイルオキシ、アリル、アルキルアミ
ノ、ジアルキルアミノ、アルキルカルボニルアミノまた
はアリールカルボニルアミノなどのアミド、アミノ、ニ
トロ、シアノ、アルケニル、チオール、アルキルカルボ
ニルまたはアリールカルボニル、またはメチレンジオキ
シ(ここで、メチレン基は低級アルキル基、すなわち、
上述の炭素数1〜6のアルキル基、アリールアルケニル
基および/またはアルキルチオ基で置換されていてもよ
い)の群から選ばれる少なくとも1つの基が包含され
る。
【0007】「ハロ」または「ハロゲン」とは、塩素、フッ
素、臭素または沃素を意味する。「塩」とは、酸性塩およ
び/または無機および/または有機塩基によって形成さ
れる塩基性塩を指称する。非毒性の医薬的に許容しうる
塩が好ましい。医薬的に許容しうる塩の具体例として
は、ナトリウム、カリウム、アルミニウム、カルシウ
ム、リチウム、マグネシウム、亜鉛およびテトラメチル
アンモニウムなどのカチオンから形成される塩並びにア
ンモニア、エチレンジアミン、N−メチルグルカミン、
リシン、アルギニン、オルニチン(ornitine)、コリン、
N,N'−ジベンジルエチレンジアミン、クロロプロカイ
ン、ジエタノールアミン、プロカイン、N−ベンジルフ
ェネチルアミン、1−p−クロロベンジル−2−ピロリ
ジン−1'−イル−メチルベンズイミダゾール、ジエチ
ルアミン、ピペラジンおよびトリス(ヒドロキシメチル)
アミノメタンなどのアミンから形成される塩が包含され
る。
【0008】「医薬的に許容しうるカチオン」とは、たと
えば上述の、医薬的に許容しうる塩を形成する陽カウン
ターイオンを意味する。「ATCC」とは、微生物寄託所
の、メリーランド州20852、ロックビル、パークラ
ウン・ドライブ12301のザ・アメリカン・タイプ・
カルチャー・コレクション(the American Type C
ulture Collection)の受入番号を指称する。
【0009】出発物質 本発明のヒドロキシル化法で使用すべき化合物(II)
は、当業者に公知の方法によって得ることができる。か
かる化合物(II)は、たとえばU.S.特許No.4450
171に開示されている。
【0010】好ましい化合物 下記式Iaを有する化合物(I)またはその部分もしくは
完全水素化類縁体あるいはアルカリ金属塩が好ましい。
【化10】 (式中、RはアルキルおよびR2は式Iの記載と同意義で
ある) 特に好ましい具体例は、式:
【化11】 のメチルプラバスタチンまたはその部分もしくは完全水
素化類縁体あるいはアルカリ金属塩である。
【0011】下記式IIaを有する化合物(II)または
その部分もしくは完全水素化類縁体あるいはアルカリ金
属塩が、出発物質としての使用に好適である。
【化12】 (式中、RはアルキルおよびR2は式IIの記載と同意義
である) 特に好ましい具体例は、式:
【化13】 のメチルコンパクチンまたはその部分もしくは完全水素
化類縁体あるいはアルカリ金属塩である。
【0012】二重結合が存在しない、化合物(I)、また
は本明細書に記載のいずれの化合物も、かかる二重結合
が存在する対応化合物を、当業者に公知の方法に従って
水素化することによって得ることができる。本発明方法
のいずれの生成物も、公知の方法、たとえば細胞または
細胞性物質の濾去により、適当な場合には、抽出、結晶
化、薄層またはカラムクロマトグラフィー、高性能液体
クロマトグラフィー等によって単離および精製しうる。
【0013】本明細書において、上記メチルコンパクチ
ンおよびメチルプラバスタチンで示される構造を、これ
らの化合物の酸型と称す。これらの化合物のカルボキシ
ル基がアルカリ金属塩の形状にある場合、該化合物を塩
型と称す。以下で説明するように、本発明のヒドロキシ
ル化法を行うのに水性媒体の使用が好ましい。従って、
Zが上述の開鎖成分基である化合物を製造したり、ある
いは出発物質として用いることが好ましい。何故なら、
かかる化合物は、Zがラクトン基である対応化合物より
水溶性が比較的に大きいためである。Zがラクトン基で
ある化合物(II)は、たとえば、本発明方法での使用に
先立ち、加水分解することによって開鎖型にすることが
できる。
【0014】酵素および微生物 本発明方法で用いる酵素または微生物は、起源または純
度に拘らず、上述の変換を触媒する能力を有するもので
あれば、いずれの酵素または微生物であってもよい。触
媒酵素の源として適当な微生物の属としては、ノカルジ
ア、アミコラータ、サッカロポリスポラ、ストレプトミ
セス、アミコラトプシス、サッカロスリックスまたはジ
ルベールテラが包含される。本発明の使用に好適な具体
種としては、アミコラータ・オートトロフィカ(Amycol
ata autotrophica)(たとえばATCC35204)、ス
トレプトミセス・カリホルニカス(Streptomyces cali
fornicus)(たとえばATCC15436)、アミコラト
プシス・メディターラネイ(Amycolatopsis mediterra
nei)(たとえばATCC21411)、サッカロスリック
ス・オストラリエンシス(Saccharothrix australensi
s)(たとえばATCC31497)、ジルベールテラ・ペ
ルシカリア(Gilbertella persicaria)(たとえばAT
CC38591)、サッカロポリスポラ・ヒルスタ(Sac
charopolyspora hirsuta)(たとえばATCC2787
5、27876または20501)、サッカロポリスポ
ラ・エリスラ(Saccharopolyspora erythraea)(たとえ
ばATCC11635)等が挙げられる。特に好ましい
のは、アミコラータ・オートトロフィカ(たとえばAT
CC35204)およびサッカロポリスポラ・ヒルスタ
(たとえばATCC20501)である。
【0015】微生物の使用に関し、上述の変換を触媒す
る能力を有するいずれの微生物細胞性物質をも使用し
て、本発明方法を実施しうる。細胞は、元の状態の湿潤
細胞、あるいは凍結乾燥、噴霧乾燥または加熱乾燥など
による乾燥細胞の状態で使用しうる。また細胞は、破壊
細胞または細胞抽出物などの処理細胞物質の状態でも使
用しうる。細胞または細胞性物質、たとえば単離真菌菌
糸体は、フリー状態で、または物理的吸着あるいは閉じ
込めなどによって支持体に固定して使用することができ
る。本発明方法の実施に際し、少なくとも1種の微生物
を使用しうる。
【0016】本発明方法は、使用する微生物の生長に続
いて実施されてよく、たとえば出発物質である化合物
(II)の存在下あるいは非存在下で微生物を生長させ、
微生物物質を回収し、好ましくは洗浄し(たとえば水
で)、次いで得られる微生物物質を出発物質である化合
物(II)と接触せしめる。また本発明方法は、現場での
発酵および反応によって、すなわち、活発に生長する微
生物存在下の反応によっても実施することができる。反
応は、静かな(静止)状態下、または撹拌を用いて行うこ
とができる。出発物質の化合物(II)を活発に生長する
培養物に加えるときは、フラスコ振盪培養あるいは通気
兼撹拌などの撹拌の使用が好ましい。かかる場合に、消
泡剤を使用しうる。
【0017】微生物の生長は、当業者によって、たとえ
ば炭素および窒素源などの栄養素および微量元素を含有
する適当な培地の使用によって達成される。同化しうる
炭素源の具体例としては、グルコース、グリセロール、
マルトース、デキストリン、スターチ、ラクトース、ス
クロース、糖密、大豆油、綿実油等が挙げられる。同化
しうる窒素源の具体例としては、大豆ミール、ピーナッ
ツミール、綿実ミール、魚ミール、コーン浸出液、ペプ
トン、米ぬか、肉エキス、酵母、酵母エキス、硝酸ナト
リウム、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム等が挙げ
られる。かかる培地に、塩化ナトリウム、リン酸塩、炭
酸カルシウムなどの無機塩を加えてもよい。また少量の
金属塩または重金属を加えてもよい。
【0018】微生物の生長の種々の段階で、同一または
異なる培地を使用しうる。微生物の生長に好ましい培地
は、後記実施例に記載のもので、該培地は本発明方法で
採用する微生物の生長に使用しうる。酵素を用いると
き、上述の微生物から誘導される酵素が好ましく、ある
いは合成または他の方法で製造したものでもよい。たと
えば、これらの酵素は遺伝子工学設計の宿主細胞から誘
導しうる。遺伝子工学設計の宿主細胞自体、あるいは他
の方法で変性された細胞の使用も意図されるが、この場
合、かかる細胞は上記列挙した属の微生物から誘導され
る酵素の構造を有する酵素を産生しうることが条件であ
る。
【0019】反応条件 本発明方法は、水性培地(たとえば緩衝水性培地)で行っ
てよい。水性相は便宜上、水、好ましくは脱イオン水、
あるいは適当水性緩衝剤溶液、特にリン酸塩緩衝剤溶液
である。本発明のヒドロキシル化法にあっては、水性培
地の使用が好ましい。
【0020】また本発明での反応は、有機培地または有
機培地と水性培地の混合物である培地で行ってもよい。
有機または有機/水性培地の使用は、出発物質として水
溶性の小さい化合物(II)、たとえばZがラクトン基で
ある化合物(II)の可溶化を高めうる。水溶性の小さい
出発物質は、たとえばメチルまたはエチルアルコールな
どの有機溶剤に溶解し、該溶液を変換用の水性培地に加
えることができる。かかる有機培地を形成する液体は水
に不混和性であってよく、あるいは好ましくは、水に混
合性のものであってよい。有機培地の具体例としては、
トルエン、ヘキサン、ベンゼン、アセトン、ジメチルス
ルホキシド、シクロヘキサン、キシレン、トリクロロト
リフルオロエタン、メチルもしくはエチルアルコールま
たはブタノールなどのアルカノール等が挙げられる。
【0021】出発物質は、反応培地に加えるに先立ち、
たとえば水またはアルコールに溶解することが好まし
い。反応培地は、液体培地1ml当り、約0.5〜3mgの
化合物(II)(出発物質)を含有することが好ましい。反
応培地のpHは、約6.0〜7.5が好ましい。本発明の
ヒドロキシル化反応を実施するため、水または有機アル
コール(たとえばメチルもしくはエチルアルコールなど
のアルカノール)を加えてもよい。これらの物質は、化
合物(II)(出発物質)に対してモル過剰、好ましくは多
大モル過剰をもたらす量で使用することが好ましい。
【0022】本発明方法で微生物細胞を用いる場合、そ
の添加量は、化合物(II)(出発物質)1mg当り約10〜
1000mgの量が好ましい。本発明方法で酵素を用いる
場合、その添加量は、化合物(II)(出発物質)1mg当り
約1〜100mgの量が好ましい。反応培地は、約27〜
40℃の温度に保持することが好ましく、最も好ましく
は、約28〜34℃に保持する。反応時間は、微生物細
胞によって産生される酵素の量、あるいは微生物細胞の
使用量、およびその比活性に応じて、適当に変えること
ができる。反応時間の典型例は、約2.5〜72時間で
ある。なお、反応時間は、反応温度の上昇および/また
は反応溶液に加える酵素量の増大によって、縮小しても
よい。
【0023】HMG−CoAリダクターゼ抑制剤の製造 HMG−CoAリダクターゼ(3−ヒドロキシ−3−メチ
ルグルタリル補酵素Aリダクターゼ、EC1.1.1.3
4)は、コレステロール生合成の基本酵素である。この
酵素の抑制剤は、抗コレステロール血症剤として、すな
わち、血漿コレステロール量の低下または維持の用途が
認められる。HMG−CoAリダクターゼ抑制剤は、高
コレステロール血症の治療や予防に加えて、アテローム
硬化症、高リポタンパク血症、および/または高リピド
血症の治療や予防の用途も認められる。
【0024】上記化合物(II)は(たとえばメチルコン
パクチン)それ自体、HMG−CoAリダクターゼ抑制活
性を呈することができ、および/またはHMG−CoA
リダクターゼ抑制活性を有する他の化合物の製造の中間
体として使用しうる。後者の場合、本発明はさらに、上
記本発明方法に従ってヒドロキシル化を行った後、形成
されるヒドロキシル化生成物をHMG−CoAリダクタ
ーゼ抑制剤の製造に用いる(たとえば各種基を脱保護、
付加または他の方法で変性する)方法から成る方法を提
供する。好ましくは、このようにして製造した抑制剤
は、その製造原料のヒドロキシル化生成物が有しうるよ
うなHMG−CoAリダクターゼ抑制活性と比べて該活
性が増大している。
【0025】本発明方法に従って得られるHMG−Co
Aリダクターゼ抑制剤は、たとえば、当業者にとって公
知の方法に従い選ばれた方式および用量で、哺乳動物
(特にヒト)に投与することができる。
【0026】本発明のHMG−CoAリダクターゼ抑制
剤の特に好ましい製造法は、(A)Rが
【化14】 およびR2がHである化合物(IIa)、またはその塩を、
アミコラータ・オートトロフィカ(ATCC35204)
またはサッカロポリスポラ・ヒルスタの亜種コベンシス
(kobensis)(ATCC20501)でヒドロキシル化し
て、式:
【化15】 の構造を有するメチルプラバスタチンまたはそのアルカ
リ金属(特にナトリウムまたはリチウム)塩を得ること
から成る。
【0027】
【実施例】次に挙げる実施例は、本発明の好ましい具体
例を示すが、特許請求の範囲に記載の技術的範囲または
精神を限定するものではない。これらの実施例で用いる
培地の成分は、以下の通りである。 培地 培地組成 F7 麦芽エキス10g/L、酵母エキス10g/L、ペプトン1g/L、 デキストロース20g/L、全体を蒸留水で1L(オートクレーブに よる滅菌処理の前にpH7.0に調整) K28 薬物培地(Pharmamedia)25g/L、セレロース69g/L、CaC O39g/L、K2HPO4 0.1g/L、全体を水道水で1L(オー トクレーブによる滅菌処理の前にpH6.8〜7.0に調整) F4 トリプトン5g/L、麦芽エキス3g/L、グルコース10g/L、 酵母エキス3g/L、全体を蒸留水で1L(オートクレーブ中滅菌) F46 グリセロール10g/L、マルトース40g/L、トーストしたニヌ トリゾイ(Nutrisoy)粉末30g/L、ペプトン10g/L、噴霧乾 燥したコーン浸出液10g/L、MgSO4・7H2O 0.5g/L 、全体を水道水で1L(オートクレーブによる滅菌処理の前にpH5 .3に調整)
【0028】 培地 培地組成 M124 セレロース10g/L、NZアミンB 15g/L、酵母エキス1 0g/L、NaCl 5g/L、CaCO3 1g/L、全体を水道水 で1L(オートクレーブによる滅菌処理の前にpH6.8〜7.0 に調整) ブイヨン1 ビーフインフュージョン300g/L、カザミノ酸,テクニカル (注1) 17.5g/L、スターチ1.5g/L、全体を蒸留水または脱イ オン水で1L(沸とう加熱して完全溶解、最終pH7.4) ブイヨン2 トリプチケース・ペプトン17g/L、フィトン・ペプトン3g/ (注2) L、NaCl 5g/L、K2HPO42.5g/L、デキストロース 2.5g/L、全体を蒸留水で1L(アートクレーブ中滅菌) Y17 酵母窒素ベース6.7g/L、グルコース50g/L、シグマ(Si gma)アデニンHCl 0.09g/L、シグマ1−チロシン0.0 6g/L、ディフコ(Difco)カザミノ酸2g/L(沸とう加熱およ びミックス)、寒天20g/L、全体を蒸留水で1L(オートクレ ーブ中滅菌) 注1)ミューラー−ヒントン(Mueller−Hinton)ブイヨ
ン(ディフコ商標) 注2)トリプチケースソイブイヨン(BBL商標)
【0029】実施例1 1本の凍結バイアルのアミコラータ・オートトロフィカ
(ATCC35204)および1本の凍結バイアルのサッ
カロポリスポラ・ヒルスタ亜種コベンシス(ATCC2
0501)を解凍し、これらを別々のそれぞれ100ml
のF4培地を含有する500mlフラスコへ接種するのに
用いる。各フラスコを約280rpm,25℃の振盪器に
設置し、72時間振盪する。72時間A.オートトロフ
ィカ培養ブイヨンの各2.5mlアリコートを用い、50m
lのF7培地含有の6つの250mlフラスコおよび50m
lのK28培地含有の6つの250mlフラスコへ接種す
る。同様に、72時間S.ヒルスタ培養ブイヨンの各2.
5mlアリコートを用い、50mlのF7培地含有の6つの
250mlフラスコおよび50mlのK28培地含有の6つ
の250mlフラスコへ接種する。この結果、トータル2
4のフラスコが存在する。24全てのフラスコを振盪器
に設置し、約280rpm,25℃で振盪する。24時間
の振盪後、それぞれ培養した3つのF7フラスコおよび
3つのK28フラスコに、フィルター滅菌した5mg/ml
のメチルコンパクチン塩溶液1mlを無菌的に加える。
(塩溶液はラクトンから、該ラクトンを最小量のエタノ
ールに溶解し、約15mlの水を加え[幾つかの沈澱物が
生成]、pHを約11.8に調整し、沈澱物が溶解するま
で65℃ウォーターバスで培養し、次いでpHを注意深
く7.5まで降下せしめることによって製造する。蒸留
水を加えて、計算濃度を5mg/mlに調整する。)この時
点で、新しい2つのフラスコを追加し、各培地の非接種
フラスコに塩を投入して、非生物学的変性の対照とす
る。以後、これらのフラスコに、接種したフラスコと同
じ処理を行う。
【0030】同様に、それぞれ培養した3つのF7フラ
スコおよび3つのK28フラスコに、滅菌500+μg
/ml用量のコンパクチンを加える。新しい2つのフラス
コを追加し、各培地の非接種フラスコに、コンパクチン
を投入する。(接種コンパクチンフラスコの使用目的
は、コンパクチンのヒドロキシル化が正常に起っている
ことを示す、陽性対照としての役目を果すことである。
非接種フラスコは、基質の可能性のある非生物学的変化
のための対照として役立つ。)振盪をさらに24時間再
開する。次いで全てのフラスコに、前に投入したものと
同じ2回目用量の塩を入れる。さらにまた振盪を24時
間再開した後、それぞれ培地−基質組合せにつき1つを
含む、8つのフラスコの培養物を回収する(時間T1
て)。回収フラスコのブイヨンを、基質およびヒドロキ
シル化生成物のアッセイに付す。さらに24時間の振盪
後、10メチルコンパクチン塩サンプルおよび10コン
パクチンサンプルを含む、残った20のフラスコの培養
物を回収する(時間T2にて)。これらのブイヨンを適当
な基質−生成物アッセイに付す。
【0031】結果を下記表1および2に示す。
【表1】
【表2】
【0032】実施例2 1本の凍結バイアルのサッカロポリスポラ・ヒルスタ亜
種コベンシス(ATCC20501)を解凍し、これを1
00mlのF4培地を含有する500mlフラスコへ接種す
るのに用いる。フラスコを約280rpm,25℃の振盪
器に設置し、72時間振盪する。72時間ブイヨンのア
リコートを用い、45mlのK28培地含有の2つの25
0mlフラスコに接種する。2つのフラスコを振盪器に設
置し、約280rpm,25℃で振盪する。24時間の振
盪後、メチルコンパクチン塩を水に溶解して溶液を得、
これをフィルター滅菌する。この溶液の一部を、1つの
K28フラスコに加える。6時間後、同フラスコに上記
溶液の同量部を加える。第2K28フラスコにも、第3
非接種K28フラスコと同様に一部の溶液を入れる。3
つ全てのフラスコを振盪器に設置し、振盪を18時間再
開する。
【0033】次いで第1フラスコに、3回目用量を入れ
る。6時間後、第1フラスコに4回目用量(最終)を入
れ、第2フラスコに2回目用量(最終)を入れ、そして非
接種フラスコに2回目用量(最終)を入れる。さらに42
時間の振盪後、3つのフラスコの培養物を回収し、かか
る全てのブイヨンをメチルコンパクチンおよびメチルプ
ラバスタチンのアッセイに付す。結果を下記表3に示
す。
【表3】
【0034】実施例3 それぞれ1本の凍結バイアルのアミコラータ・オートト
ロフィカ(ATCC35204)、ストレプトミセス・カ
リホルニカス(ATCC15436)、アミコラータ・ハ
イドロカーボンオキシダンス(Amycolata hydrocarbonox
ydans)(ATCC15104)、アミコラトプシス・メデ
ィターラネイ(ATCC21411)、アミコラトプシス
・ファスティディオーサ(Amycolatopsis fastidiosa)
(ATCC31181)およびサッカロポリスポラ・ヒル
スタ亜種コベンシス(ATCC20501)を解凍し、こ
れらを100mlのF7培地を含有する500ml発芽フラ
スコへ接種するのに用いる。全てのフラスコを約280
rpm,25℃の振盪器に設置し、72時間振盪する。各
発芽フラスコの10mlアリコートを用い、それぞれ12
0mlのK28培地含有の別々のフラスコに接種する。次
いで、全てのフラスコを振盪器へ戻す。24時間後、各
フラスコに500μg/mlのフィルター滅菌したコンパ
クチン(酸型)を加える。再度、フラスコを振盪器へ戻
す。さらに24時間後、各フラスコから15mlアリコー
トを取出し、後のアッセイのため凍結する(T1)。2回
目500μg/ml用量の滅菌酸型コンパクチンを各フラ
スコに加え、該フラスコを振盪器へ戻す。その24時間
後に、各フラスコから2回目の15mlアリコートを取出
し、後のアッセイのため凍結する(T2)。さらに24時
間後、各フラスコから最終15mlアリコートを取出し、
後のアッセイのため凍結する(T3)。
【0035】全てのサンプルを解凍し、アッセイに付
す。結果を下記表4〜6に示す。
【表4】
【表5】
【表6】
【0036】実施例4 46時間培養のサッカロポリスポラ・ヒルスタ亜種コベ
ンシス(ATCC20501)(28℃で生長)およびアミ
コラータ・オートトロフィカ(ATCC35204)(2
5℃で生長)を用い、各種培地のフラスコ(50ml培地/
250mlフラスコ)に接種する。フラスコ1つに、5ml
の接種物を用いる。以下の培地:F7、F46、K2
8、M124、ブイヨン1(ミューラー−ヒントン)、ブ
イヨン2[トリプチケースソイブイヨン(TSB)]または
Y17のそれぞれを含有する2つの別々のフラスコに、
S.ヒルスタを接種する。各培地の一方のフラスコを約
280rpm,25℃の振盪器に設置し、各培地の他方の
フラスコを約280rpm,28℃の振盪器に設置する。
別途F7培地およびK28培地のそれぞれのフラスコに
接種し、32℃のウォーターバス振盪器に置く。
【0037】それぞれF7培地およびK28培地の2つ
の別々のフラスコに、A.オートトロフィカを接種す
る。各培地の一方の接種フラスコを約280rpm,25
℃の振盪器に設置し、各培地の他方の接種フラスコを約
280rpm,28℃の振盪器に設置する。24時間後、
各フラスコに500μg/g用量のフィルター滅菌したコ
ンパクチン(酸型)を加える。これらのフラスコを、同温
度の振盪器へ戻す。さらに24時間後、各フラスコから
10mlアリコートを取出し、後のアッセイのため凍結す
る(T1)。各フラスコに、2回目の500μg/g用量の
滅菌酸型コンパクチンを加え、これらのフラスコを再
度、同温度の振盪器へ戻す。さらに48時間後、2回目
の10mlアリコートを採取する(T2)。T1サンプルを解
凍し、T2サンプルと共にアッセイに付す。結果を下記
表7〜9に示す。
【0038】
【表7】
【表8】
【表9】
【0039】実施例5 25℃のF4培地で生長した67時間培養の各種微生物
を用い、これらを50mlのF7培地含有の250mlフラ
スコ、および50mlのK28培地含有の250mlフラス
コに接種する。フラスコ1つに、5mlの接種物を用い
る。用いた微生物は、セルロモナス・セルランス(Cellu
monas cellulans)(ATCC12830)、エルスコビア
・サンシネオリティカ(Oerskovia xanthineolytica)(A
TCC27402)、プロミクロモノスポラ・シトレ(Pr
omicromonospora citrea)(ATCC15908)、サッ
カロモノスポラ・ビリディス(Saccharomonospora virid
is)(ATCC15736)、サッカロポリスポラ・ヒル
スタ(ATCC27875)、サッカロスリックス・オス
トラリエンシス(ATCC31497)およびストレプト
ミセス・ハルステジィ(Streptomyces halstedii)(AT
CC13449)である。サッカロモノスポラ・ビリデ
ィスおよびS.ヒルスタ(ATCC27875)変換フラ
スコを約280rpm,28℃の振盪器に設置し、他の培
養物は約280rpm,25℃の振盪器に設置する。な
お、サッカロポリスポラ・ヒルスタ亜種コベンシス(A
TCC20501)対照を、25℃と28℃の両方で用
いる。
【0040】24時間後、各フラスコに500μg/g用
量のコンパクチンを加える。さらに24時間後に、各フ
ラスコに2回目の500μg/g用量のコンパクチンを加
える。96時間後、各フラスコから15mlアリコートを
取出し、後のアッセイのため−50℃で凍結する。これ
らのサンプルを解凍し、アッセイに付す。結果を下記表
10および11に示す。
【0041】
【表10】
【表11】
【0042】実施例6 8つのATCCムコラレス(Mucorales、ケカビ目)真菌
および1つのスタウロホマ(Staurophoma)種ATCC1
4288を、よく生長した斜面培養から、F4培地の発
芽フラスコ(100mlのF4培地/500mlフラスコ)に
接種し、25℃のスロー振盪器(約200rpm)に設置す
る。8つのムコラレス真菌は、アブシディア・ラモサ(A
bsidia ramosa)(ATCC11613)、シルシネラ・ム
スカ(Circinella muscae)(ATCC16008)、カニ
ングハメラ・エチヌラタ(Cunninghamella echinulata)
変異菌エチヌラタ(ATCC36190)、カニングハメ
ラ・エチヌラタ変異菌エレガンス(elegans)(ATCC8
688A)、ジルベールテラ・ペルシカリア(ATCC3
8591)、リゾムーコル・ミエヘイ(Rhizomucor miehe
i)(ATCC26912)、リゾプス・オリゴスポラス(R
hizopus oligosporus)(ATCC22959)およびリゾ
プス・ストロニファー(Rhizopus stolonifer)(ATCC
14037)である。72時間の振盪後、全ての発芽フ
ラスコ内の生長は、1つの大きな固体真菌集団である
C.エチヌラタ変異菌エチヌラタブイヨンの場合を除
き、良好である。この真菌集団を捨てる。残りの7つの
ムコラレスフラスコ、および1つのスタウロホマフラス
コをそれぞれ用い、F7培地およびK28培地の生変換
フラスコ(250mlフラスコ当り50ml培地を含有)に接
種する。フラスコ1つに、2mlの接種物を用いる。全て
のフラスコを25℃の一定スピード(約280rpm)振盪
器に設置する。
【0043】24時間後、2つの非接種フラスコ、F7
培地およびK28培地の各1つを含む、全てのフラスコ
に、500μg/ml用量のコンパクチンを入れる。全て
のフラスコを、280rpm,25℃の振盪器へ戻す。さ
らに24時間後、全てのフラスコに2回目の500μg
/ml用量のコンパクチンを入れ、次いで振盪器へ戻す。
さらに48時間後、各フラスコから15〜20mlのサン
プルを取り、アッセイに付す。結果は、以下の通りであ
る。ジルベールテラ・ペルシカリアF7−コンパクチン
621μg/g;プラバスタチン274μg/g;プラバス
タチン:副生物の比2.3:1;およびK28−コンパ
クチン822μg/g;プラバスタチン54μg/g;プラ
バスタチン:副生物の比3.4:1。他の培養物の2つ
は、せいぜい、痕跡量のプラバスタチンが認められる
(アブシディアおよびリゾプス・オリゴスポラス)。他の
全てはプラバスタチンに対して陰性であった。
【0044】実施例7 F4培地中2日、3日および4日経過したサッカロポリ
スポラ・ヒルスタ亜種コベンシス(ATCC20501)
接種物を用い(100mlのF4培地/500mlフラス
コ、それぞれ凍結バイアルで接種)、K28培地の生変
換フラスコ(50mlのK28/250mlフラスコ)に接種
する。5mlの接種物を用い、各発芽フラスコから3つの
K28培地フラスコに接種する。3日経過の発芽フラス
コの接種物を用い、異なる容量の接種物で3回K28培
地フラスコに接種する。詳しくは、0.25ml、1.0m
l、2.5ml、7.5mlおよび10ml容量を用いた。全て
のフラスコを約280rpm,28℃の振盪器に設置す
る。24時間後、各フラスコに500μg/ml用量のコ
ンパクチンナトリウム塩を加える。さらに24時間後
に、各フラスコに1000μg/ml用量のコンパクチン
ナトリウムを加える。48時間後に、25のフラスコの
培養物を回収し、アッセイに付す。結果は、下記表12
の通りである。
【表12】 注*)672μg/gコンパクチンの1つのフラスコと、
痕跡量を示す2つのフラスコを平均した結果 **)2つのフラスコの平均;汚染の可能性がある3ツ
目のフラスコは無視
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C12P 7/40 C12R 1:01) (C12P 7/40 C12R 1:645) (72)発明者 ポール・エム・チノ アメリカ合衆国ニュージャージー州バウン ド・ブルック、クレスト・ドライブ4番 (72)発明者 ラズロ・ザルカ アメリカ合衆国ニュージャージー州イース ト・ブランズウィック、ウェリントン・ロ ード5番

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式: 【化1】 (式中、Rはアルキルまたはアリール;Zは式: 【化2】 の開鎖成分基または式: 【化3】 のラクトン基;およびR2は水素、アルキル、アンモニウ
    ム、アルキルアンモニウムまたはアルカリ金属である)
    の化合物(I)またはその部分もしくは完全水素化類縁体
    あるいは塩の製造法であって、式: 【化4】 (式中、R,ZおよびR2は式Iの場合と同意義である)の
    化合物(II)またはその部分もしくは完全水素化類縁体
    あるいは塩を、該化合物(II)またはその塩のヒドロキ
    シル化を触媒して、上記化合物(I)またはその塩を形成
    しうる微生物と、または該微生物から誘導される酵素あ
    るいは該酵素の構造を有する酵素と接触せしめ、次いで
    ヒドロキシル化を行う工程から成り、 上記微生物はノカルジア属、アミコラータ属、サッカロ
    ポリスポラ属、ストレプトミセス属、アミコラトプシス
    属、サッカロスリックス属またはジルベールテラ属から
    選ばれ、但し、化合物(II)がコンパクチンのとき、微
    生物はアミコラータ属、ノカルジア属またはストレプト
    ミセス属でないことを特徴とする製造法。
  2. 【請求項2】 Zが開鎖成分基である請求項1に記載の
    製造法。
  3. 【請求項3】 Rがアルキルである請求項2に記載の製
    造法。
  4. 【請求項4】 式: 【化5】 の化合物またはその部分もしくは完全水素化類縁体ある
    いはアルカリ金属塩を製造する請求項1に記載の製造
    法。
  5. 【請求項5】 化合物(II)を微生物と接触せしめる請
    求項1に記載の製造法。
  6. 【請求項6】 微生物が、アミコラータ・オートトロフ
    ィカATCC35204、ストレプトミセス・カリホル
    ニカスATCC15436、アミコラトプシス・メディ
    ターラネイATCC21411、サッカロスリックス・
    オストラリエンシスATCC31497、ジルベールテ
    ラ・ペルシカリアATCC38591、サッカロポリス
    ポラ・ヒルスタATCC27875、サッカロポリスポ
    ラ・ヒルスタATCC27876、サッカロポリスポラ
    ・ヒルスタATCC20501またはサッカロポリスポ
    ラ・エリスラATCC11635である請求項5に記載
    の製造法。
  7. 【請求項7】 微生物が、アミコラータ・オートトロフ
    ィカATCC35204またはサッカロポリスポラ・ヒ
    ルスタATCC20501である請求項6に記載の製造
    法。
  8. 【請求項8】 化合物(II)を水またはアルコールに溶
    解した後、微生物または酵素と接触せしめる請求項1に
    記載の製造法。
  9. 【請求項9】 化合物(II)と微生物または酵素との接
    触工程を、水性培地中で行う請求項1に記載の製造法。
  10. 【請求項10】 水性培地1ml当りに約0.5〜3mgの
    化合物(II)を含ませる請求項9に記載の製造法。
  11. 【請求項11】 水性培地のpHが約6.0〜7.5であ
    る請求項9に記載の製造法。
  12. 【請求項12】 水性培地の温度が約27〜40℃であ
    る請求項9に記載の製造法。
  13. 【請求項13】 水性培地の温度が約28〜34℃であ
    る請求項12に記載の製造法。
  14. 【請求項14】 化合物(II)と微生物または酵素との
    接触工程を、約2.5〜72時間続行する請求項1に記
    載の製造法。
  15. 【請求項15】 Zがラクトン基である請求項1に記載
    の製造法。
  16. 【請求項16】 化合物(II)を微生物または酵素と接
    触せしめる前に、加水分解しておく請求項15に記載の
    製造法。
  17. 【請求項17】 化合物(I)をHMG−CoAリダクタ
    ーゼ抑制剤の製造に用いる請求項1に記載の製造法。
  18. 【請求項18】 請求項1に記載の方法に従って、化合
    物(II)またはその塩をヒドロキシル化して、化合物
    (I)またはその塩を得る工程から成ることを特徴とする
    HMG−CoAリダクターゼ抑制剤の製造法。
  19. 【請求項19】 請求項1に記載の方法に従って製造し
    た化合物から成ることを特徴とする血漿コレステロール
    量の低下または維持用組成物。
  20. 【請求項20】 請求項1に記載の方法に従って製造し
    た化合物から成ることを特徴とするアテローム硬化症の
    治療用組成物。
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