JPH07183677A - 放熱装置 - Google Patents

放熱装置

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JPH07183677A
JPH07183677A JP34806093A JP34806093A JPH07183677A JP H07183677 A JPH07183677 A JP H07183677A JP 34806093 A JP34806093 A JP 34806093A JP 34806093 A JP34806093 A JP 34806093A JP H07183677 A JPH07183677 A JP H07183677A
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JP
Japan
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contact
heat dissipation
dissipation device
contact portion
shaped
Prior art date
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Pending
Application number
JP34806093A
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English (en)
Inventor
Kiyohiko Ibuka
清彦 井深
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取り付け時の作業効率が良く、スペース効率
が良く、ローコストで、放熱効果の良い放熱装置を提供
する。 【構成】 プリント基板1上に実装された発熱素子2に
接触し放熱を行う放熱装置4において、プリント基板端
部の固定穴3と嵌合する抜け止め用凸部45を有し、且
つプリント基板端部に保持するためのU字形構造を有す
るはさみ込み部41を備えた。また、プリント基板上に
実装された発熱素子に接触し放熱を行う放熱装置におい
て、スリットによって形成された爪部を有する接触部4
2を備え、下方に曲げた爪部と接触部の先端部により山
形を形成する構造にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種電子機器に内蔵さ
れたプリント基板上に実装された発熱素子の放熱装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7は従来例の説明図である。
図6は実公平5−10393 号公報に提示された放熱装置で
あり、プリント板P上の発熱素子12に対して放熱部材14
をネジ15により取り付け、固定し、放熱部材14の弾性に
より放熱部材14を発熱素子12に押し当てて放熱を実現し
ている。図から明らかなように、放熱部材14は直立部16
と折り曲げ部17から構成され、直立部16の高さは発熱素
子12の厚さとほぼ同じであり、折り曲げ部先端の折り返
し部18が両側方に位置する発熱素子12に接触する。図7
は特開平4−364095号公報に提示された放熱装置であ
り、筐体25に板ばね放熱片24を装着し、この放熱片をプ
リント板P上の発熱素子22に面接触させることにより放
熱を実現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
公平5−10393 号公報による従来技術では、ネジを用い
て放熱部材を取り付け、固定するために、その作業に時
間がかかり、作業効率が悪い。また、ネジ締めのための
工具が入るスペースやネジ自体のスペース( ネジの頭部
とネジ部の突き出し)を必要とするためスペース効率が
悪い。更に、発熱素子に接触するのは放熱部材先端の折
り返し部だけなので、接触面積が少なくなり放熱効果が
減少する。もう一つの従来技術である特開平4−364095
号公報による放熱装置では、筐体側に装着手段を必要と
するのでコストアップになるし、板ばね放熱片と発熱素
子が面接触するので接触面積、接触圧が安定しないとい
う欠点を有する。
【0004】
【発明の目的】本発明は上記のような従来技術の問題を
解決し、取り付け時の作業効率が良く、スペース効率が
良く、ローコストで、放熱効果の良い放熱装置を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為本
発明は、プリント基板上に実装された発熱素子に接触し
放熱を行う板バネから成る放熱装置において、基板端縁
を挟み込む為にU字状に折り返されたさし込み部と、発
熱素子に接触する為の接触部とから一体構成され、さし
込み部はプリント基板端部の固定穴と嵌合する抜け止め
用凸部を有し、接触部はその板面をU字状に切込みする
ことによって形成した舌状の爪部を有していること、上
記接触部の爪部は下方へ傾斜屈曲され、該接触部の先端
部は上方へ傾斜屈曲され、該先端部は該爪部との間で山
形を形成する構造にしたこと、上記さし込み部と上記接
触部を一体化構成にしたこと、上記さし込み部の上部に
筐体と接触するU字状の接触部を連接一体化させたこと
を特徴とする。
【0006】
【作用】プリント基板端部の固定穴と嵌合する抜け止め
用凸部を有し、且つプリント基板端部に保持するための
U字形構造を有するはさみ込み部を備えたので、放熱装
置を簡単に取り付けることができる。U字状のスリット
を板面に切込み形成することによって形成された爪部を
有する接触部を備え、下方に曲げた爪部と接触部の先端
部により山形を形成する構造にしたので、接触部は2箇
所で発熱素子に接触すると共に両接触箇所は互いに押圧
を強め合う。先端に筐体と接触するU字部を一体化させ
たU字形接触部を備えた構成では、筐体に接触したU字
形接触部と筐体を介して発熱素子で発生した熱は外部に
放熱される。
【0007】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を詳細に説
明する。図1は本発明による放熱装置の一実施例を含む
斜視図である。図において、符号1はプリント基板、2
はプリント基板1の端部付近に実装された発熱素子、3
はプリント基板1の端部に設けられた固定穴、4は放熱
装置である。図に示すように、放熱装置4は基板端縁を
挟み込む為にU字状に折り返されたさし込み部41と、発
熱素子2に接触する為の接触部42とから一体構成され、
接触部42にはその中央部をU字状(V字状、コ字状、台
形状等を含む)に切込みすることによって形成した舌状
の爪部43が設けられている。また、放熱装置4は板ばね
等の弾性を有し、熱伝導率の高い材質で構成されてい
る。
【0008】図2は図1に示す放熱装置の正面図であ
る。図1及び図2から明らかなように、接触部42の先端
44は上方に曲げられ、爪部43は下方に曲げられている。
爪部43を下方に曲げる角度は図2に示すように、接触部
の先端部44と爪部43が山形(鈍角)を形成するような角
度にする。これにより、弾性を有する放熱装置4が後述
するようにプリント基板1の端部に挿入されたとき、接
触部42は先端部44側と爪部側のそれぞれの接触箇所で発
熱素子2の上面を上方から押圧する。このとき上記二つ
の接触箇所に加わる発熱素子2からの反作用力は二つの
接触箇所の中間点を支点とする回転力として働くので互
いに接触圧を高め合う。
【0009】図1及び図2に示すように、さし込み部41
はU字形構造を有する。このU字形さし込み部の内側の
巾はプリント基板1の厚さとほぼ同じであり、このよう
なさし込み部41をプリント基板1の端面より差し込んで
放熱装置を取り付ける。このとき、さし込み部41が所定
の位置まで挿入されると、図2に示す抜け止め用凸部45
がプリント基板1の固定穴3に嵌合し、確実に固定さ
れ、意識的に抜こうとしなければ抜けなくなる。抜け止
め用凸部45は、さし込み部41の下部底面上の適所に突設
されている。なお、抜け止め用凸部45をさし込み部41の
上部下面に突設してもよい。
【0010】図3は本発明による放熱装置の他の実施例
を示す斜視図、図4及び図5は図3の実施例による放熱
装置を筐体に組み込んだ状態を示す断面図及び斜視図で
あり、図において、46はさし込み部41の上部に連接した
U字形接触部、47はU字形接触部46の筐体接触側に設け
られた爪部、5は筐体の上カバー、6は下カバーであ
る。U字形接触部46の下部には発熱素子2と接触する位
置に下方へ傾斜突出した爪部43を有し、更に上部には上
カバー5と接する爪部47を有する。いずれの爪部43、47
も、上記第1実施例と同様に接触部46の中央部をU字型
に切込み形成することにより設けられている。抜け止め
用凸部45は、さし込み部41の底面上の適所に突設されて
いる。図4に示すように、放熱装置4の先端部が前記発
熱素子との接触の場合と同様に2箇所(46、47 )でしっ
かりと弾性的に上カバー5に接触するので、発熱素子の
熱はU字形接触部46及び上カバー5を介して外部へ放熱
される。
【0011】上記において、U字形接触部が筐体に接触
する部分の巾を発熱素子に接触する部分の巾よりも広く
することにより、より放熱効果を大きくできる。図5は
そのような放熱装置を含む電子機器の斜視図である。
尚、上記実施例は、本発明によるさし込み部41と接触部
42、46 が一体化された放熱装置の場合を示したが、図1
又図3のさし込み部41だけの構成を図6に示すような従
来技術による翼状の接触部14と組み合せ一体化して実施
してもよい。すなわち、この場合、接触部としては図6
の翼状の接触部14を利用し、この接触部14の下部に図1
のさし込み部41を一体化したものとする。また、本発明
による接触部(U字形接触部を含む)だけを図6に示す
ような従来技術によるネジ止めによる取付け部と組み合
せて実施することも可能である。また、図1及び図2に
示す実施例において、さし込み部とプリント基板端部の
嵌合をきつくすることにより抜け止め用凸部45とプリン
ト基板上の対応する固定穴3を省くことも可能である。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリント基板端部の固定穴と嵌合する抜け止め用凸部を
有し、且つプリント基板端部に保持するためのU字形構
造を有するはさみ込み部を備えることにより、放熱装置
をプリント基板端縁に簡単に取り付け、保持できるの
で、ネジを使用した従来技術に比べて取り付け時の作業
効率が良く、且つスペース効率が良い。また、放熱装置
を構成する板バネの適所をスリット状に切り込んむこと
によって形成された爪部を有する接触部を備え、下方に
曲げた爪部と接触部の先端部により山形を形成する構造
にしたことにより、接触部は2箇所で発熱素子に接触す
ると共に両接触箇所は互いに押圧を強め合うので、より
効果的な放熱効果を得ることができる。更に、筐体と接
触するU字部を一体化させたU字形接触部を備えた構成
により、筐体に接触したU字形接触部と筐体を介して発
熱素子で発生した熱を外部に放熱させて、従来技術のよ
うに筐体側に装着手段を設けないで外部への放熱がで
き、ローコストで効果的な放熱効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による放熱装置の一実施例を含む斜視図
である。
【図2】図1に示す放熱装置の断面図である。
【図3】本発明による放熱装置の他の実施例を示す斜視
図である。
【図4】図3に示す実施例を説明するための断面図であ
る。
【図5】本発明による放熱装置の他の実施例を含む斜視
図である。
【図6】従来技術による放熱装置の一例を示す斜視図で
ある。
【図7】従来技術による放熱装置の他の例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1…プリント基板、2…発熱素子、3…固定穴、4…放
熱装置、5…上カバー、6…下カバー、41…さし込み
部、42…接触部、43…爪部、44…先端部、45…抜け止め
用凸部、46…U字形接触部、47…爪部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板上に実装された発熱素子に
    接触し放熱を行う板バネから成る放熱装置において、基
    板端縁を挟み込む為にU字状に折り返されたさし込み部
    と、発熱素子に接触する為の接触部とから一体構成さ
    れ、さし込み部はプリント基板端部の固定穴と嵌合する
    抜け止め用凸部を有し、接触部はその板面をU字状に切
    込みすることによって形成した舌状の爪部を有している
    ことを特徴とする放熱装置。
  2. 【請求項2】 上記接触部の爪部は下方へ傾斜屈曲さ
    れ、該接触部の先端部は上方へ傾斜屈曲され、該先端部
    は該爪部との間で山形を形成する構造にしたことを特徴
    とする請求項1記載の放熱装置。
  3. 【請求項3】 上記さし込み部と上記接触部を一体化構
    成にしたことを特徴とする1又は2記載の放熱装置。
  4. 【請求項4】 上記さし込み部の上部に筐体と接触する
    U字状の接触部を連接一体化させたことを特徴とする請
    求項1記載の放熱装置。
JP34806093A 1993-12-24 1993-12-24 放熱装置 Pending JPH07183677A (ja)

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