JPH0718108U - 電気ストーブ - Google Patents

電気ストーブ

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JPH0718108U
JPH0718108U JP4687893U JP4687893U JPH0718108U JP H0718108 U JPH0718108 U JP H0718108U JP 4687893 U JP4687893 U JP 4687893U JP 4687893 U JP4687893 U JP 4687893U JP H0718108 U JPH0718108 U JP H0718108U
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JP
Japan
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heating element
heat
recess
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Pending
Application number
JP4687893U
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English (en)
Inventor
良忠 中西
Original Assignee
松下精工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気ストーブ連続使用終了直後ただちに持ち
運びする場合、安全に持ち運びができ、しかも小型化を
可能とする。 【構成】 反射板3の一端に折り返し部を設け、これを
熱流誘導体9とし、反射板3後方への透過熱を排出口8
へ案内し、近傍に設置したとっ手7の温度上昇を抑制す
る。またとっ手7部直下に微小格子10を備え、とっ手
7を冷却する。また本体ケース1背面下部に凹部11を
設け、この凹部11の上部平面上に外気吸気口12を備
え外観性の向上も同時に計る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は石英管ヒータなどの発熱装置を備えた電気ストーブに関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
近年、電気ストーブは使用者が自由に持ち運びしやすいように小型化、薄型化 したものが使用されている。
【0003】 従来のこの種の電気ストーブは図3に示すような構成が一般的であった。前面 が開口した本体ケース101内に石英管を用いた赤熱する発熱体102a,10 2bを収納し、この発熱体102a,102bを焦点とした断面が放物線形状の 反射板103をその後方に配し、発熱体102a,102bの前方には、本体ケ ース101の開口部を覆うように線材を等間隔に配した保護ガード104が設け られ、前方に集中して熱放射するようにしている。
【0004】 また反射板103を透過した少量の熱は本体ケース101背面下部に設けられ た外気吸気口105より冷気を取り入れ、反射板103後方で加熱空気となり本 体ケース101背面と反射板103間を上昇し反射板103前面上部に設けられ た排出口106より、加熱空気を放出している。
【0005】 上記構成において、発熱体102a,102bに通電することにより発熱体1 02a,102bで発生した熱は直接もしくは反射板103等により本体ケース 前方へ送り出されるものであった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の電気ストーブでは通電することにより、発熱体102a,1 02bが発熱し、後方への熱は放物線形状の反射板103により前方に集中して 熱放射されるが、少量の熱気はこの放物線形状の反射板103を透過し、本体ケ ース101背面下部に設けた外気吸気口105より取り入れた空気を、加熱空気 とし本体ケース101背面上部に設けられた持ち運び自在とする凹部形状のとっ 手107が高温となるため断熱材108等を設けなければならないという課題を 有していた。
【0007】 また、本体ケース101背面下部に設けられた外気吸気口105は床面から近 い為、不容易に小物等が入り込む危れがあるという課題を有していた。
【0008】 本考案は上記課題を解決するもので断熱材108等の別部品を使用することな く、持ち運びとっ手部107の温度上昇を防止することを第1の目的とする。
【0009】 第2の目的は、凹部形状のとっ手107部を冷却することを第2の目的とする 。
【0010】 第3の目的は、本体ケース101背面下部に設けられた外気吸気口105に小 物等の異物が入らないように防止しかつ、使用者に違和感を与えない外観とする 。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案の第1の目的を達成するための第1の手段は、本体ケースと本体ケース 背面上部に設けた凹部形状のとっ手と前記本体ケースの前面開口部に設けた赤熱 する発熱体と、この発熱体の前面に設置した保護ガードと、前記発熱体の後方に 配した反射板と、この反射板の上部に熱排出口の上部を折り返して、前記凹部形 状のとっ手部と前記反射板を仕切るように一体形成された熱流誘導体を設けた構 成としたものである。
【0012】 また第2の目的を達成するための第2の手段は、本体ケースと、前記本体ケー ス背面上部に設けた凹部形状のとっ手と前記本体ケースの前面開口部に設けた赤 熱する発熱体と、この発熱体の前面に設置した保護ガードと、前記発熱体の後方 に配した反射板と、この反射板上方に熱排出口とを有し、前記とっ手部直下に微 小格子を備えた構成としたものである。
【0013】 また、第3の目的を達成するための第3の手段は、本体ケースと前記本体ケー ス背面上部に設けた凹部形状のとっ手と、前記本体ケースの前面開口部に設けた 赤熱する発熱体と、この発熱体の後方に配した反射板と、この反射板の上部に熱 排出口を有し、本体ケース背面下部に凹部を設け、この本体ケース背面下部の凹 部の平面部に外気吸気口を備えた構成としたものである。
【0014】
【作用】
本考案は上記した第1の手段の構成により、本体ケースの背面内のとっ手部近 傍に反射板の一端を延長して反射板と、とっ手部を仕切ることにより断熱材等を 不要としたものである。
【0015】 また第2の手段の構成により、微小格子より取り入れた外気冷気によってとっ 手部内面に強制的な空気の流れを作り、とっ手部を冷却するものである。
【0016】 また第3の手段の構成により、本体ケース背面下部の凹部に外気吸気口を設け ることにより、不容易に小物や異物の侵入することを防止するほかに一見しただ けでは外気吸気口があると判断できないため、外観上の向上が計れる。
【0017】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図1および図2を参照しながら説明する。
【0018】 図に示すように、略箱型の前面が開口した本体ケース1の開口部には、複数の 発熱体2を設け、この発熱体2の後方には、断面放物線形状の反射板3がそれぞ れ配置され、発熱体2の前方に線材を等間隔に配した保護ガード4が設けられて いる。
【0019】 本体ケース1の下面には、本体ケース1を支えるスタンド6が取り付けられ、 本体ケース前面には、発熱体2の入切を操作する器体スイッチ5が設けられてい る。
【0020】 また、本体ケース1の背面上方には、略凹形状とした持ち運び自在のとっ手7 が設けられている。
【0021】 上記構成において、器体スイッチ5を操作して発熱体2に通電すると、発熱体 2から放射熱が直接または、反射板3にて反射され、前方に集中して熱放射され る。
【0022】 反射板3の上方には、スリット状の熱排出口8と発熱体2の上部を覆うように 折り返されて一体形成された熱流誘導体9が取り付けられている。この熱流誘導 体9は、反射板3を透過した熱を本体ケース1前面上部に設けられた熱排出口8 へ誘導するものである。
【0023】 このように本考案の第1実施例の電気ストーブによれば反射板3後方への透過 熱の上昇気流を熱流誘導体9によりとっ手7から離れた所へ案内することができ 、通電終了後、直ちに持ち運びする場合、とっ手7の温度上昇を抑えることが可 能となる。また熱流誘導体9は熱排出口8と反射板3より一体形成されているた め断熱材等の別部品を必要とせず、反射板3の近傍にとっ手7を設けることがで きるので、本体自体のコンパクト化を可能とすることができる。
【0024】 つぎに本考案の第2実施例について図1を参照しながら説明する。なお第1実 施例と同一構成のものは同一番号を付して詳しい説明は省略する。図に示すよう に本体ケース背面上部に設けた凹部形状のとっ手7直下に微小格子10を設けて いる。
【0025】 上記構成において、通電時に反射板3を透過した透過熱は反射板3裏面と本体 ケース1背面間を上昇し、とっ手7の直下に設けられた微小格子10より外気冷 気を導入し本体ケース1前面に設けた熱排出口8より排出される。またこの微小 格子10より逆流することのないように微小格子10の近傍下部に熱流を本体ケ ース1前面に誘導する逆流防止壁13を設けている。
【0026】 このように本考案の第2実施例の電気ストーブによれば、とっ手7直下の微小 格子10より取り入れた空気をとっ手7部の冷却空気とし、また反射板3を透過 した透過熱に強制的な空気の流れを作り、熱排出口8より放熱することができる 。
【0027】 つぎに本考案の第3実施例について図1を参照しながら説明する。なお第1実 施例と同一構成のものは同一番号を付して詳しい説明は省略する。
【0028】 図に示すように本体ケース1背面下部に凹形状11を有し、この凹形状11の 上部一平面部に外気吸気口12を設けたものである。
【0029】 上記構成により反射板3を透過した透過熱は、凹形状11内に設けた外気吸気 口12の上昇気流により本体ケース1外に導く、また凹部形状11の上部一平面 上に外気吸気口12を設けているので、小物や異物の不容易な侵入を防止するこ とができしかも外観上、一見では外気吸気口12は見えないためデザイン性の向 上を可能とする。また凹部形状11としているため、本体を持ち運び移動時には 、電源プラグコードを収納することができ、本体自体のコンパクト化を可能とす ることができる。
【0030】 このように本考案の第3実施例の電気ストーブによれば、小物や異物等が容易 に侵入することを防止するほか外見上の違和感なくすことを可能とすることがで きる。
【0031】
【考案の効果】
以上の実施例から明らかなように本考案によれば熱流誘導体を反射板と一体形 成することにより、断熱材を使用することなく、凹部形状のとっ手を反射板近傍 に設けられ、製品の小型化を可能とする効果のある電気ストーブが提供できる。
【0032】 また、とっ手部直下より冷却空気を取り入れることにより強制的な空気の流れ を作り、とっ手部の冷却を可能とした効果のある電気ストーブが提供できる。
【0033】 さらに本体ケース背面下部の凹部形状に設けた外気吸気口は、一見では判りに くいためデザイン性の向上を計るとともに、不容易に小物等の侵入を防止する効 果のある電気ストーブを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の電気ストーブの側断面図
【図2】同外観図
【図3】従来の電気ストーブの側断面図
【符号の説明】
1 本体ケース 2 発熱体 3 反射板 4 保護ガード 7 とっ手 8 熱排出口 9 熱流誘導体 10 微小格子 11 凹部 12 外気吸気口

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースと、前記本体ケース背面上部
    に設けた凹部形状のとっ手と、前記本体ケースの前面開
    口部に設けた赤熱する発熱体と、この発熱体の前面に設
    置した保護ガードと、前記発熱体の後方に配した反射板
    と、この反射板の上部に熱排出口を一体形成し、さらに
    前記熱排出口の上部を折り返して、前記凹部形状のとっ
    手部と前記反射板を仕切るように一体形成された熱流誘
    導体を有した電気ストーブ。
  2. 【請求項2】 本体ケースと、前記本体ケース背面上部
    に設けた凹部形状のとっ手と、前記本体ケースの前面開
    口部に設けた赤熱する発熱体と、この発熱体の前面に設
    置した保護ガードと、前記発熱体の後方に配した反射板
    と、この反射板上方に熱排出口とを有し、前記とっ手部
    直下に微小格子を備えた電気ストーブ。
  3. 【請求項3】 本体ケースと前記本体ケース背面上部に
    設けた凹部形状のとっ手と、前記本体ケースの前面開口
    部に設けた赤熱する発熱体と、この発熱体の後方に配し
    た反射板と、この反射板の上部に熱排出口を有し、本体
    ケース背面下部に凹部を設け、この本体ケース背面下部
    の凹部の平面部に外気吸気口を備えた電気ストーブ。
JP4687893U 1993-08-30 1993-08-30 電気ストーブ Pending JPH0718108U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230109203A (ko) * 2022-01-12 2023-07-20 조경석 방열부 구조를 구비한 히터
KR20230109205A (ko) * 2022-01-12 2023-07-20 조경석 방열부 결합용 브라켓 구조를 구비한 히터

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KR20230109203A (ko) * 2022-01-12 2023-07-20 조경석 방열부 구조를 구비한 히터
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