JPH0620009Y2 - 電気スト−ブ - Google Patents

電気スト−ブ

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JPH0620009Y2
JPH0620009Y2 JP1987072617U JP7261787U JPH0620009Y2 JP H0620009 Y2 JPH0620009 Y2 JP H0620009Y2 JP 1987072617 U JP1987072617 U JP 1987072617U JP 7261787 U JP7261787 U JP 7261787U JP H0620009 Y2 JPH0620009 Y2 JP H0620009Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric stove
heater
main body
electric
reflection plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987072617U
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English (en)
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JPS63181714U (ja
Inventor
信 杉田
淳一 稲見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、上下二つのヒータと、このヒータから発せ
られる熱線を反射するための反射板とを有する電気スト
ーブ、特にその電気ストーブ本体の上部の熱対策の改善
に関する。
[従来の技術] 第2図は、従来の電気ストーブを示す縦断面図である。
この図において(1a)は上ヒータ、(1b)は下ヒー
タであり、これらヒータ(1a)、(1b)は、電気ス
トーブ本体(100)の前面(100a)より、同一の
奥行きをもって平行に配置されている。なお、これら上
下ヒータ(1a)、(1b)は、通常丸棒上の赤外線ラ
ンプからなっている。(2)は上ヒータ(1a)及び下
ヒータ(1b)から放射される熱線を電気ストーブ本体
前方へ反射する反射板であり、上ヒータ(1a)及び下
ヒータ(1b)の両方に対し略放物面となるように形成
されている。このため、反射板(2)は、その中間部に
突出部(2a)を有している。
(3)は反射板(2)の上部に設けられた吐出口であ
り、(4)は上ヒータ(一a),下ヒータ(1b)及び
反射板(2)を左右より電気ストーブ本体(100)に
固定する一対の側板である。
(5)は側板(4)の上部に反射板(2)と所定の間隔
をおいて固定された遮熱板であり、この遮熱板(5)の
上には断熱材(6)が載置固定されている。(7)は反
射板(2)とガード(8)を固定するケースである。
(9)はスイッチ(10)を固定し、電気ストーブ本体
(100)の背面側にあたる下部に吸込口(11)を有
するカバーである。(12)はカバー(9)の吸込口
(11)より反射板(2)の吐出口(3)へ冷却空気を
流す風路である。また、(13)はケース(7)及びカ
バー(9)を固定するための基台である。
次に動作を説明する。スイッチ(10)をONすると、
上ヒータ(1a)及び下ヒータ(1b)に通電され、こ
の上ヒータ(1a)、下ヒータ(1b)から熱線が放射
される。そして、これらヒータ(1a),(1b)から
放射された熱線のうち電気ストーブ本体(100)の前
方へ放射されたもの以外は、反射板(2)によって反射
され、電気ストーブ本体(100)の前方ヘ導かされ
る。
これによって、電気ストーブ本体(100)の前方が暖
められ、暖房が行われる。ここで、ガード(8)は横棒
(8a)および縦棒(8b)によって粗い格子状とさて
いるため熱線の放射をほとんど妨害しない。
また、反射板(2)自体も熱せられるため、その背部の
空気も熱せられ、ここに上昇気流が生じる。このため風
路(12)に吸込口(11)から吐出口(3)に至る空
気の流れが生じる。ここで、断熱材(6)が設けられて
いるため、反射板(2)の背部へ放射される熱はここで
阻止され、ケース(7)やカバー(9)の上部及びスイ
ッチ(10)の加熱が防止される。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の電気ストーブは以上のように構成されており、反
射板(2)と遮熱板(5)との距離(第2図に於ける寸
法A)が小さいため、コストの高い断熱材(6)を設置
することが必須であった。この断熱材(6)を省略すれ
ばコストはおさえられるが、当然上部に設置された熱に
弱い電気部材であるスイッチ(10)に悪影響を及ぼ
し、故障の原因となったり、ケース(7)やカバー
(9)の上面を熱くし、火傷などの危険を生ずるという
問題点があった。
なお、上記反射板(2)と遮熱板(5)の距離(A)を
大きくとれば断熱材(6)を省略する事も可能である
が、電気ストーブ本体(100)が大形となり、デザイ
ン上の制約やコストがアップしてしまうという問題点が
あった。
[問題点を解決するための手段] この考案に係る電気ストーブは、電気ストーブ本体内に
設けられた上ヒータの位置を下ヒータより前方に位置さ
せ、かつこれら上ヒータ及び下ヒータの背面に設けられ
た反射板をこれら上ヒータ、下ヒータに沿って中間部が
電気ストーブ本体の背面側に膨出させ、その膨出量が下
ヒータ背面付近で最大となる略単一曲面形状としたこと
を特徴とする。
[作用] 反射板は、上ヒータ及び下ヒータに沿った略単一曲面を
形成しているため、熱線を電気ストーブ本体の前方へ反
射できる。また、反射板の背部上方へのふくらみを減少
できるため、風路を十分大きく取ることができ、電気ス
トーブ本体の上部の加熱を有効に防止することができ
る。
さらに、風路の形状を単純化することができるので、ヒ
ータの熱により反射板が熱せられても吸込口から吐出口
に至る風路を冷却空気がスムーズに流れ、反射板の効果
的な冷却が行える。
このため、電気ストーブ本体の上部の加熱を効果的に防
止できる。
[実施例] 次に、この考案の一実施例に係る電気ストーブについ
て、第1図に基づいて説明する。なお、前述の従来例と
同一の部分については同一の符号を付し、説明を省略す
る。
(1a)は上ヒータ、(1b)は下ヒータで、上ヒータ
(1a)は、下ヒータ(1b)より電気ストーブ本体
(100)の前面(100a)側に配置されている。
(2)は反射板で、上ヒータ(1a)が前方に位置して
いるため、上ヒータ(1a)及び下ヒータ(1b)に沿
って略単一曲面に形成されている。このため、反射板
(2)と遮熱板(5)との寸法Aを大きく取ることがで
き、風路(12)の形状も単純化することができる。こ
のため、吸込口(11)より吐出口(3)に至る冷却空
気の流れは非常にスムーズで、効果的な冷却を行うこと
ができる。
(14)は反射板(2)の前面を覆うように配置された
アルミ箔製で蜂の巣(ハニカム)状に形成された整流板
である。この整流板(14)は、略単一曲面に形成され
た反射板(2)によって反射された上ヒータ(1a)及
び下ヒータ(1b)の放射する熱線を整流して効果的に
前方に導く役目を果たすものである。
このような装置において、スイッチ(10)をオンにす
ると、上ヒータ(1a)及び下ヒータ(1b)に通電さ
れ、これらより熱線が発せられる。
ここで、反射板(2)は上下ヒータ(1a)、(1b)
に対し、完全な放物面に形成されていないので、この熱
線のうち反射板(2)によって反射された熱線はその一
部が上方又は下方に向いてしまう。しかし、整流板(1
4)があるため、これら熱線は確実に前方へ放射され
る。つまり、上ヒータ(1a)が下ヒータ(1b)より
前面(100a)側に配置されているため、反射板
(2)によって反射された熱線はほぼ前方側に向いてお
り、整流板(14)によって十分補正可能なのである。
[考案の効果] この考案に係る電気ストーブは、以上のように構成され
ているので、暖房時に上ヒータ(一a),下ヒータ(1
b)の放射する熱線が反射板(2)を熱しても、この形
状が単純化され、風路(12)における寸法Aも大きく
形成されているため、冷却空気がスムーズに流れ、反射
板(2)を効果的に冷却するので、電気ストーブ本体
(100)の上部が熱くなることはない。従って、電気
ストーブ本体の上部のケースカバー等に触っても火傷の
心配は無く、スイッチへの悪影響も防止することができ
る。
更に、反射板を効果的に冷却できるので、断熱材が不用
となり、電気ストーブ本体を小形化することができる。
また、これによって電気ストーブのコストを安くおさえ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す電気ストーブの縦断
面図、第2図は従来の電気ストーブの縦断面図である。 図において、(1a)は上ヒータ、(1b)は下ヒー
タ、(2)は反射板、(3)は吐出口、(5)は遮熱
板、(11)は吸込口、(12)は風路である。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気ストーブ本体と、 この電気ストーブ本体内に設けられた上ヒータおよび下
    ヒータと、 これら上ヒータ及び下ヒータの背面側に設けられ、上記
    ヒータから発せられた熱線を上記電気ストーブの前方に
    反射する反射板と、 を含み、 上記上ヒータを上記下ヒータより上記電気ストーブに前
    面側に配置するとともに、 上記反射板は、上端部および下端部を上記電気ストーブ
    の前面側に固定し、かつ中間部を上記電気ストーブの背
    面側に膨出し、この膨出量が前記下ヒータの背面付近で
    最大となり、上端部および下端部に行くに従って膨出量
    が徐々に減少する略単一曲面形状を有し、 上記電気ストーブ本体は、その背面に吸込口を、またそ
    の前面上部に吐出口を有し、当該吸込口から上記反射板
    の背面に沿って当該吐出口に至る風路をその内部に有す
    ることを特徴とする電気ストーブ。
  2. 【請求項2】上記電気ストーブ本体前面の上記反射板の
    上端部および下端部の間に上記熱線を前方へ導くための
    整流板を設けたことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の電気ストーブ。
JP1987072617U 1987-05-15 1987-05-15 電気スト−ブ Expired - Lifetime JPH0620009Y2 (ja)

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JP1987072617U JPH0620009Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15 電気スト−ブ

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JPS63181714U JPS63181714U (ja) 1988-11-24
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JPS5717091B2 (ja) * 1973-05-17 1982-04-08

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JPS6327434Y2 (ja) * 1980-07-01 1988-07-25

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JPS5717091B2 (ja) * 1973-05-17 1982-04-08

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