JPH1172234A - 電気ストーブ - Google Patents

電気ストーブ

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Publication number
JPH1172234A
JPH1172234A JP23430197A JP23430197A JPH1172234A JP H1172234 A JPH1172234 A JP H1172234A JP 23430197 A JP23430197 A JP 23430197A JP 23430197 A JP23430197 A JP 23430197A JP H1172234 A JPH1172234 A JP H1172234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
body case
heating element
protection net
reflection plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP23430197A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyohiko Iwamoto
清彦 岩元
Akihiko Asai
明彦 浅井
Takao Takeyama
隆雄 竹山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP23430197A priority Critical patent/JPH1172234A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発熱体と反射板を有する電気ストーブにおい
て、製品本体を小型化し、梱包才数を低減し、流通コス
トを下げることを目的とする。 【解決手段】 本体ケース1内にある放物線形状の反射
板3を設け、発熱体2の中心の位置と反射板2との距離
を小さくすることにより反射板3の形状を小さくし製品
本体をコンパクトにし、流通コストを低減することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は家庭用に使用される
電気ストーブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気ストーブは、以下の
ようなものが知られている。
【0003】以下、その電気ストーブについて図6を参
照しながら説明する。図に示すように、前面が開口した
本体ケース101内部に発熱体102を有し、この発熱
体102の中心位置を焦点とした断面が放物線形状の反
射板103を設け、発熱体102の側方を覆うように反
射側板103aを設けている。
【0004】一般的には発熱体102の中心の位置と反
射板103の距離は、13mm〜17mmとなってい
る。また、発熱体102の前方には、本体ケース101
の開口部を覆うように複数の線材を等間隔に配設した保
護網104を取り付け、発熱体1に直接手が触れないよ
うに保護している。保護網104は本体ケース101の
前端面から約5mm前方へ突き出して取り付けている。
【0005】上記構成において、運転を開始すると発熱
体102に通電され発生した熱は、直接もしくは反射板
103に反射され、前方へ送り出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
ストーブでは、発熱体からの発熱を広範囲に反射するた
めに、反射板の表面積を大きくしているが、製品本体が
大きくなるため、梱包才数が増して物流コストが高くな
るという課題があり、製品本体の大きさを低減した電気
ストーブが要求されている。
【0007】また、保護網の位置が、発熱体の前面中心
にあるため、発熱体に高温高発熱型のものを採用する場
合は、保護網自体が加熱されて高温になるという課題が
あり、保護網が高温とならない電気ストーブが要求され
ている。
【0008】また、発熱体の通電中に布が覆いかぶさ
り、前面が閉塞されると、反射板と反射側板および保護
網の間にヒータの熱がこもりやすくなるという課題があ
り、前面が閉塞された場合に熱のこもりを低減する安全
性の高い電気ストーブが要求されている。
【0009】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、製品本体がコンパクトで梱包才数が小さ
く、流通コストを低減でき、また、高温高発熱型の発熱
体に対して保護網の温度を安全な温度に抑えることがで
き、また本体ケースの前面が覆われた時に、反射板、反
射側板および保護網の間にこもる熱を逃がすことのでき
る電気ストーブを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の電気ストーブ
は、上記目的を達成するために放物線形状の反射板と、
この反射板の焦点に設けた高温発熱体と、これらを内蔵
する横長の本体ケースを有し、前記高温発熱体の中心か
ら前記反射板までの最短距離を12mm以下の構成とし
たものである。
【0011】本発明によれば、製品本体がコンパクト
で、梱包才数が小さく、流通コストを低減できる電気ス
トーブが得られる。
【0012】また、他の手段は本体ケースの前面開口部
を覆う保護網を有し、この保護網は前記本体ケースの前
端面より20mm以上突出する構成としたものである。
【0013】そして本発明によれば、高温高発熱型の発
熱体に対して、保護網の温度を安全な温度に抑えること
ができる電気ストーブが得られる。
【0014】また、他の手段は保護網の左右後方には、
本体ケースの端部が左右に突き出す構成としたものであ
る。
【0015】そして本発明によれば、本体の前面が覆わ
れた時でも、反射板、反射側板および保護網の間にこも
る熱を逃がすことができる電気ストーブが得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明は、発熱体の中心と反射板
の最短距離を12mm以下としたものであり、放物線形
状の反射板の大きさが全体的に小さくなり、製品本体が
コンパクトになり梱包才数が低減するという作用を有す
る。
【0017】また、保護網を本体ケースの前端面より2
0mm以上突出させたものであり、発熱体と保護網の距
離が拡大して発熱体からの受熱量が減るとともに、保護
網から周囲への放熱量も増えるという作用を有する。
【0018】また、保護網の左右後方には本体ケースの
端部が左右に突き出したものであり、本体の前面部分に
布が覆いかぶさる場合でも、反射板と反射側板および保
護網の間にこもる熱は保護網と本体ケース端部との間に
形成される隙間から序々に逃げ出して、本体ケースの温
度上昇を防止できるという作用を有する。
【0019】
【実施例】
(実施例1)図1〜図3に示すように、前面が開口した
横長の本体ケース1の内部に水平方向に発熱体2を設
け、この発熱体2の中心を焦点とした断面が放物線形状
の反射板3をその後方に配している。
【0020】発熱体2はハロゲンガスを封入したハロゲ
ンヒータで、高温高発熱のヒータである。
【0021】本体ケース1を支持するスタンド4を有
し、本体ケース1とスタンド4を接合する接合部5を設
けている。
【0022】上記構成において、発熱体2に通電するこ
とにより、高温高発熱タイプの発熱体2から放射熱が放
散し、反射板3にて反射されて前方へ放射される。ま
た、発熱体2の中心と反射板3との最短距離aを12m
m以下、好ましくは10mm以下に設けているため、断
面が放物線形状である反射板3が全体的に小さくなり、
発熱体2の熱を集中した状態で前方へ送り出すことがで
きる。また、反射板3の放物線の形状が全体的に小さく
なるため、製品本体をコンパクトにすることができ梱包
才数を減らして流通コストも低減することができる。
【0023】(実施例2)図1および図2に示すよう
に、本体ケース1には高温高発熱性ヒータの発熱体2
と、発熱体2の後方に設けた反射板3を内蔵している。
発熱体2は断面が放物線状の反射板3の焦点に中心を有
し、発熱体2は反射板3に接近して配置されている。
【0024】また本体ケース1の前面には、発熱体2に
面して保護網6が取り付けられている。図2に示すよう
にこの保護網6の本体ケース1前端面からの突出寸法b
は20mm以上としている。
【0025】上記構成において、発熱体2に通電すると
強い輻射熱が保護網6に放射されるが、発熱体2は反射
板3の最後部に近い位置にあり、また保護網6は本体ケ
ース1前端面から突出しているため、発熱体2と保護網
6との空間距離は大きくなり、保護網6への輻射熱の影
響は小さくなる。さらに保護網6自体が前方へ突出して
いるため、周囲への放熱も促進されるため、保護網6が
加熱されても安全な温度範囲に収めることができる。
【0026】(実施例3)図1、図2、図4および図5
に示すように、本体ケース1の略中央部分には保護網6
が突出して取り付けられている。本体ケース1の横幅は
保護網6の横幅よりも大きく、本体ケース1の端部1a
が保護網6の左右後方にそれぞれ突き出している。
【0027】上記構成において、図4に示すようにタオ
ルのような布地が本体ケース1の上面と保護網6を覆う
ように置かれた場合、発熱体2で加熱された熱気は反射
板3、反射側板7および保護網6で囲まれた範囲に閉じ
込められるが、本体ケース1の左右に設けた端部1aと
保護網6の端面との間に隙間cが形成され、熱気は隙間
cを通して序々に本体ケース1外に逃がすことができ
る。
【0028】したがって、本体ケース1の保護網6付近
の急激な温度上昇を防止できるため、布地が発煙発火に
至る前に、本体ケース1に設けた高温検出装置(図示せ
ず)が働き、運転を即座に停止して安全性を保つことが
できる。
【0029】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば発熱体の中心の位置と、反射板との距離を1
2mm以下とすることにより、断面が放物線形状である
反射板を全体的に小さくして製品本体をコンパクトにす
ることができるため、流通コストを低減できる効果のあ
る電気ストーブを提供することができる。
【0030】また、保護網を本体ケースの前端面より2
0mm以上突出させることにより、発熱体と保護網の距
離が拡大して保護網の受熱量が減り、また保護網の周囲
への放熱量が増して、保護網の表面温度を安全な温度範
囲とすることができる効果のある電気ストーブを提供す
ることができる。
【0031】また、保護網の左右後方には本体ケースの
端部を左右に突き出すことにより、タオルなどの布が本
体ケース前面に覆いかぶさった場合でも、保護網の端面
と本体ケースの端部で形成される隙間より、こもる熱を
徐々に逃がすことができ、保護網付近の急激な温度上昇
を防止して火災などを未然に防止できる効果の得られる
電気ストーブを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例〜第3実施例の電気スト
ーブの斜視図
【図2】同電気ストーブの断面図
【図3】同第1実施例の反射板形状の説明図
【図4】同第3実施例の電気ストーブの側面図
【図5】同平面図
【図6】従来の電気ストーブの断面図
【符号の説明】
1 本体ケース 1a 端部 2 発熱体(高温発熱体) 3 反射板 6 保護網

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放物線形状の反射板と、この反射板の焦
    点に設けた高温発熱体と、これらを内蔵する横長の本体
    ケースを有し、前記高温発熱体の中心から前記反射板ま
    での最短距離を12mm以下とした電気ストーブ。
  2. 【請求項2】 本体ケースの前面開口部を覆う保護網を
    有し、この保護網は前記本体ケースの前端面より20m
    m以上突出してなる請求項1記載の電気ストーブ。
  3. 【請求項3】 保護網の左右後方には、本体ケースの端
    部が左右に突き出してなる請求項2記載の電気ストー
    ブ。
JP23430197A 1997-08-29 1997-08-29 電気ストーブ Pending JPH1172234A (ja)

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JP23430197A JPH1172234A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 電気ストーブ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005051043A1 (ja) * 2003-11-20 2005-06-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 赤外線電球及び加熱装置
JP2008021602A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具

Cited By (4)

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JPWO2005051043A1 (ja) * 2003-11-20 2007-12-06 松下電器産業株式会社 赤外線電球及び加熱装置
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