JP2870203B2 - コードレスアイロン - Google Patents

コードレスアイロン

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JP2870203B2
JP2870203B2 JP4175491A JP4175491A JP2870203B2 JP 2870203 B2 JP2870203 B2 JP 2870203B2 JP 4175491 A JP4175491 A JP 4175491A JP 4175491 A JP4175491 A JP 4175491A JP 2870203 B2 JP2870203 B2 JP 2870203B2
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    • D06F75/00Hand irons
    • D06F75/08Hand irons internally heated by electricity
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    • D06F75/246Arrangements of the heating means within the iron; Arrangements for distributing, conducting or storing the heat using infrared lamps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Irons (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衣類等のしわのばしを行
うコードレスアイロンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一般家庭などにおいて使用するコ
ードレスアイロンは、そのほとんどのものがアイロンベ
ースに熱源としてシーズヒータ等の発熱体を埋め込んだ
ものであった。図8を参照しながら説明すると、アイロ
ンベース101と、その内部に埋め込んだシーズヒータ
102と、給電端子103とからアイロン本体104が
構成され、電源線105と電源端子106とから載置台
107が構成されている。
【0003】上記の構成により、アイロンかけ作業にお
いて、衣類の整形時等で前記アイロン本体104を使用
していない時は、アイロン本体104を載置台107に
傾斜して載置し、この傾斜に沿ってアイロン本体104
が滑り落ち給電端子103と電源端子106を接続させ
て電源線105からシーズヒータ102に通電すること
により、温度の下がったアイロンベース101を所定の
設定温度まで再度加熱するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
造のものでは、アイロンベース101がシーズヒータ1
02を鋳込んだアルミ鋳物で構成されているため、前記
アイロンベース101の形状が複雑なものとなり、アイ
ロンベース101を製作がかなり高価なものとなってい
た。
【0005】また、給電端子103と電源端子106を
接続するために、アイロン本体104と載置台107の
間に複雑な位置合わせ機構が必要となり、高価になると
ともにアイロンかけ作業を行なう際に位置合わせ作業が
必要となり、使い勝手の悪いものであった。
【0006】さらに、アイロン本体104がシーズヒー
タ102を鋳込んだ複雑な形状のアイロンベース101
を備えたものであるため、給電端子103等を内包した
アイロン本体104全体の構成が複雑なものとなり、ア
イロン本体104のサイズは大きなものとならざるを得
ず、家庭の主婦がアイロンかけ作業を行う際に非常に使
い勝手の悪いものであった。
【0007】そこで、本発明はアイロンベースおよび載
置台の大幅な簡略化によりアイロン本体のコンパクト化
を図り、使い勝手のよいコードレスアイロンを実現する
とともに、安価なコードレスアイロンを提供することを
第1の目的としている。
【0008】第2の目的は、アイロンベース面の熱エネ
ルギーの吸収性を向上させることにより、通電後、使用
温度になるまでの立ち上がり時間を短縮することにあ
る。
【0009】第3の目的は、反射板の反射状態を不均一
化することによりアイロンベース面への光の量を均一に
することにより、アイロンベース面の温度分布を均一化
しアイロンベース面に当接する衣類表面を均一に加熱
し、良好にしわのばしできるようにしたことにある。
【0010】第4の目的は、反射板の反射率に差を持た
せてアイロンベース面への光の量を均一にすることによ
り、アイロンベース面の温度分布を均一化し、アイロン
ベース面に当接する衣類表面を均一に加熱し、良好にし
わのばしできるようにしたことにある。
【0011】第5の目的は、アイロンベース面の熱エネ
ルギーの吸収性に差を持たせて、アイロンベース面の温
度分布を均一化し、アイロンベース面に当接する衣類表
面を均一に加熱し、良好にしわのばしできるようにした
ことにある。
【0012】第6の目的は、アイロンベースの熱容量に
差をもたせてアイロンベース面の温度分布を均一化し、
アイロンベース面に当接する衣類表面を均一に加熱し、
良好にしわのばしできるようにしたことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本発明はアイロン本体を載置するための載置台
の載置面に対向して発光体を設け、この発光体から発す
る光を前記載置面上に置かれたアイロン本体のアイロン
ベースに向けて照射するための反射板を備えたものであ
る。
【0014】第2の目的を達成するために、本発明はア
イロンベースの衣類との当接面を光吸収性の色で構成し
たものである。
【0015】第3の目的を達成するために、本発明は反
射板の曲面が発光体の中心を含みかつ載置台に対して面
直角な断面において頂部に凸部を有する形状となしたも
のである。
【0016】第4の目的を達成するために、本発明は反
射板の発光体に対向する面のうち光線を多く反射する面
を他の面より光を反射しにくい状態にし、反射率に差を
持たせたものである。
【0017】第5の目的を達成するために、本発明はア
イロンベースの衣類との当接面の温度上昇時の温度分布
における低温域を光吸収性の色で構成し、アイロンベー
スの熱エネルギーの吸収性に差を持たせたものである。
【0018】さらに、第6の目的を達成するために、本
発明はアイロンベースにおいて発光体からの光の照射量
の多い部分を他の部分よりも厚くし、アイロンベースの
熱容量に差を持たせたものである。
【0019】
【作用】上記した本発明では、載置台にアイロン本体の
載置面に対向して発光体と反射板を設けたことにより、
アイロン本体の載置台への載置時にアイロンベースを発
光体により加熱することができるものである。
【0020】また、本発明ではアイロンベースの衣類と
の当接面を光吸収性の色で構成したことにより、アイロ
ンベースが発光体の熱を吸収し、所定の温度に達するま
での時間が飛躍的に短縮できるものである。
【0021】また、本発明では反射板の曲面が発光体の
中心を含みかつ載置面に対して面直角な断面において、
頂部に凸部を有する形状としたことにより、熱反射が拡
散されアイロンベースの表面温度を均一に分布させるこ
とができるものである。
【0022】また、本発明では反射板の発光体に対向す
る面のうち、光線を多く反射する面を他の面よりも反射
しにくい状態にして反射率に差を持たせたことにより、
反射光線を均一化しアイロンベースの全体の表面温度を
均一に分布させることができるものである。
【0023】また、本発明ではアイロンベースの衣類と
の当接面の温度上昇時の温度分布における低温域を光吸
収性の色で構成し、アイロンベースの熱エネルギーの吸
収性に差を持たせたことにより、アイロンベースの低温
域の温度を高めアイロンベースの全体の表面温度を均一
に分布させることができるものである。
【0024】さらに、本発明ではアイロンベースの厚み
を発光体からの光の照射量に対応して部分的に異ならせ
アイロンベースの熱容量に差を持たせたことにより、ア
イロンベースの全体の表面温度を均一に分布させること
ができるものである。
【0025】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の実施例を添付図
面に基づいて説明する。図1において、1は発熱源を装
備していないアイロンベース、2はアイロンベース1の
一部に接触しアイロンベース1の温度を検出するサーミ
スタ等からなる温度検出素子、3は後記するリードスイ
ッチをONするためのマグネット、4はアイロンベース
1、マグネット3を有するアイロン本体である。5は前
記温度検出素子2を有する、アイロンベース1の載置面
で、光線を透過することのできる結晶化ガラス等の耐熱
材料で構成されている。6はハロゲンランプ等からなる
発光体で、電気エネルギーを熱エネルギーに極めて高い
効率で変換するエネルギー密度の高いヒータとして使用
し、前記載置面5に対向して設けられている。7は反射
板で、前記発光体6で生じるエネルギー密度の高い光線
を前記アイロンベース1に集めることができるようにな
っている。8は電源線、9は前記マグネット3の有無に
より発光体6への入力をON,OFFするリードスイッ
チ、10は温度検出素子2から得られる温度信号を受け
て、前記発光体6の入力を制御するコントローラー、1
1は上記各部品2、5〜10を有する載置台である。
【0026】上記構成において、アイロン本体4を載置
台11の載置面5上に置くと、アイロン本体4は傾斜に
沿って滑り落ち、マグネット3がリードスイッチ9をO
Nする。これによりコントローラー10は温度検出素子
2からの信号にしたがって電源線8から発光体6への通
電を行う。発光体6に通電されると、発光体6では全方
向に対して極めて高いエネルギー密度の発光が行われ
る。そして、この光線は、直接あるいは反射板7によっ
て反射されて載置面5を透過しアイロンベース1へ放射
される。このアイロンベース1は光線を透過しないた
め、発光体6の放射する熱エネルギーを吸収することと
なり急速に高温となる。これによってアイロンベース1
が衣類のしわをのばすのに必要な温度になるものであ
る。
【0027】なお、本実施例では載置台11側に温度検
出素子2を設けた例を示したが、例えばアイロン本体4
のベース側に温度検出素子を設け、接触端子を介してコ
ントローラー10に信号を送る構造のものであっても同
様の効果が得られる。
【0028】また、本実施例では発光体6への入力のO
N,OFFにリードスイッチ9を用いた例を示したが、
例えばマイクロスイッチ等を用いて機械的にON,OF
Fしてもよいことは明かである。
【0029】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
を図2に基づいて説明する。アイロンの全体構成は図1
におけるものと同一であるが、この実施例では、コード
レスアイロンのアイロンベース1の衣類との当接面全体
が黒色等の光吸収性の色のカラーフッ素コートもしくは
耐熱塗装が施されている。
【0030】アイロンベース1の衣類との当接面の色が
光吸収性の色でない場合は、発光体6の照射光および反
射板7からの反射光を反射しやすくなり、発光体6にお
いて350Wのものを使用した場合、アイロンベース1
が所定の使用温度に達するまでに120秒程度の時間を
要するが、図2のようにアイロンベース1の衣類との当
接面の色を黒色のような光吸収性の色とすると、アイロ
ンベース1はハロゲンランプ6の照射光および反射板7
からの反射光を多く吸収し、これによってアイロンベー
ス6の温度が前記使用温度に達するまでの時間が80秒
程度と飛躍的に短縮されることとなるものである。
【0031】(実施例3)次に、本発明の第3の実施例
を図3、図7に基づいて説明する。アイロンの全体構成
は図1におけるものと同一であるが、この実施例では、
反射板7の曲面が発光体6の中心を含みかつ載置面5に
対して面直角な断面において略放物線の頂部を発光体6
側に突出した凸部12を有する形状に構成した。この構
成により発光体6から発する光線の経路は細線で示して
いるようになる。また、図7は断面形状が略放物線の反
射板7bを備えたものであり、図3と同じく反射板から
発する光線の経路を細線で示してある。
【0032】図7において、反射板7bから発する光線
は図中細線で示したような経路で載置面5を透過してア
イロンベース1へ放射されるが、その結果、図7から明
らかなようにアイロンベース1上で中央部に行くほど光
線密度は高くなる。この時、アイロンベース1表面の温
度分布は図7(b)に示したように中央部をピークとし
て180℃〜200℃程度まで変動することがわかって
いる。
【0033】一方、第3図のように反射板7の頂部を発
光体6側に突出した凸部12を有する形状に構成した形
状とすると、反射板7で反射される光線のうち頂部付近
の光線は、アイロンベース1の両端方向に反射される。
従ってアイロンベース1の中央部の光線密度は小さくな
り、逆に両端部の光線密度が高くなる。これにより、ア
イロンベース1上の温度分布は比較的均一なものとな
り、アイロンかけに良好な効果を及ぼすことができるも
のである。
【0034】(実施例4)次に、本発明の第4の実施例
を図4、図7に基づいて説明する。アイロンの全体構成
は図1におけるものと同一であるが、この実施例では、
反射板7aの発光体6に対向する面のうち光線を多く反
射する部分14は、表面仕上げを粗くするかまたは白色
等の金属色以外のカラーフッ素コートもしくは耐熱塗装
が施されており、光線の反射が少ない部分13より反射
しにくい状態にして、反射板7aの反射率に差を持たせ
たいる。
【0035】図7において、実施例3で説明したよう
に、アイロンベース1の表面の温度分布は中央部をピー
クとして180℃〜200℃程度まで変動している。し
かし図4のように反射板7aの発光体6に対向する面の
うち、発光体6からの光線を多く反射する部分14を光
を反射しにくい状態にしたことにより、反射板7aで反
射される光線のうち光線を多く反射する頂部付近の光線
は一部反射板7aに吸収されるかまたは乱反射を起こ
し、アイロンベース1上にくる光線密度は均一となる。
これによりアイロンベース1上の温度分布は比較的均一
なものとなり、アイロンかけに良好な効果を及ぼすこと
ができるものである。
【0036】(実施例5)次に、本発明の第5の実施例
を図5、図7に基づいて説明する。アイロンの全体構成
は図1におけるものと同一であるが、この実施例では、
アイロンベース1aの衣類との当接面の温度上昇時の温
度分布における低温域15を光吸収性の黒色等で構成
し、高温域16は金属色等の光を吸収しにくい色で構成
し、アイロンベース1a面の熱エネルギーの吸収性に差
を持たせている。
【0037】図7において、実施例3で説明したよう
に、アイロンベース1の表面の温度分布は中央部をピー
クとして180℃〜200℃程度まで変動している。し
かし図5のようにアイロンベース1aの衣類との当接面
のうち、温度分布における低温域15を黒色等の光吸収
性の色にし、高温域16は金属色等の光を吸収しにくい
色で構成すると、低温域15のみが発光体6からの照射
光を多く吸収するため、温度が上昇しやすくなる。した
がってアイロンベース1a表面の温度分布は比較的均一
なものとなり、アイロンかけに良好な効果を及ぼすこと
ができるものである。
【0038】(実施例6)次に、本発明の第6の実施例
を図6、図7に基づいて説明する。アイロンの全体構成
は図1におけるものと同一であるが、この実施例では、
アイロンベース1bの厚みを発光体6からの光の照射量
に対応して部分的に異ならせて中央部を肉厚とし、アイ
ロンベース1bの熱容量に差を持たせたものである。こ
の実施例ではアイロンベース1bの断面は光線の照射量
が多い中央部に行くにしたがって厚みを増しており、両
端の厚さが3〜5mmであるのに対し、中央部は5〜1
5mm程度の厚さにしている。
【0039】図7において、実施例3で説明したよう
に、アイロンベース1の表面の温度分布は中央部をピー
クとして180℃〜200℃程度まで変動している。し
かし図6のようにアイロンベース1bの厚さを中央の光
の照射量の多い部分に行くほど厚くなるように構成する
と、光の照射量の多い中央部は厚くなっているため熱容
量が大きくなり、両端部は熱容量が小さくなる。したが
ってアイロンベース1b表面の温度分布は比較的均一な
ものとなり、アイロンかけに良好な効果を及ぼすことが
できるものである。
【0040】なお、本実施例ではアイロンベース1bの
横断面の中央部が両端に対して厚くなっている例を示し
たが、反射板7bの形状や発光体6の位置によって光線
の分布も変わるため、アイロンベース1bの厚くなる位
置も変わってくるし、またアイロンベース1bの縦断面
方向においても照射量によって厚さを変えてよいことは
明かである。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明は、アイロン本体を
載置する載置面に対向して設けた発光体および反射板を
備えた載置台と、アイロンベースを有するアイロン本体
とで構成されたものであるので、従来のコードレスアイ
ロンのようにシーズヒータを鋳込んだアルミ鋳物からな
る複雑な形状のアイロンベースや、載置台とアイロン本
体の位置合わせ機構を必要とせず、極めて単純な形状の
アイロンベースを備えたコンパクトで扱い安いコードレ
スアイロンを実現するとともに、アイロンベースおよび
載置台の製作上のコストの低減により、安価なアイロン
を提供することができるものである。
【0042】また、本発明は衣類との当接面を光吸収性
の色としたことにより、アイロンベースがエネルギー密
度の高い発光体の光線を熱エネルギーとして効率よく吸
収するものであるため、温度上昇速度が飛躍的に向上
し、通電後、短時間で使用することができるものであ
る。
【0043】また、本発明は反射板の断面形状が頂部に
凸部を持つものであるので、反射光を均一にアイロンベ
ースに照射することができ、アイロンベースの衣類との
当接面の温度分布は均一となり、アイロンかけにおける
しわのばし効果を高めることができるものである。
【0044】また、本発明は反射板の発光体に対向する
面のうち光線を多く反射する面を光を反射しにくい状態
にしたものであるので、アイロンベースの温度分布は均
一となりアイロンかけにおけるしわのばし効果を高める
ことができるものである。
【0045】また、本発明はアイロンベースの衣類との
当接面のうち、温度上昇時の温度分布における低温域を
光を吸収しやすい色にしているため、衣類との当接面の
温度分布は均一となりアイロンかけにおけるしわのばし
効果を高めることができるものである。
【0046】さらに、本発明はアイロンベースの厚みを
発光体からの光の照射量の多い部分は厚く、照射量の少
ない部分は薄くしたものであるので、衣類との当接面の
温度分布が均一となりアイロンかけにおけるしわのばし
効果を高めることができる非常に有用性のあるものであ
る。
【 図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるコードレスアイ
ロンの縦断面図
【図2】同第2の実施例におけるアイロンベースの平面
【図3】同第3の実施例における加熱部分の拡大断面図
【図4】(a)(b)は同第4の実施例における反射板
の側面図および正面図
【図5】同第5の実施例におけるアイロンベースの平面
【図6】同第6の実施例における加熱部分の拡大断面図
【図7】(a)(b)はアイロンベースの表面温度分布
説明のための加熱部分の拡大断面図および温度分布図
【図8】従来のコードレスアイロンの縦断面図
【符号の説明】
1,1a,1b アイロンベース 2 温度検出素子 4 アイロン本体 5 載置面 6 発光体 7,7a,7b 反射板 11 載置台 12 凸部 13 光線の反射が少ない部分 14 光線の反射が多い部分 15 低温域 16 高温域

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衣類のしわをのばすためのアイロンベース
    を有するアイロン本体と、このアイロン本体を載置する
    載置台とを有し、前記載置台は、前記アイロンベースを
    加熱するために載置面に対向して設けた発光体と、この
    発光体から発する光を前記載置面上に置かれたアイロン
    本体のアイロンベースに向けて照射する反射板とを有す
    るコードレスアイロン。
  2. 【請求項2】アイロンベースの衣類との当接面を光吸収
    性の色で構成した請求項1記載のコードレスアイロン。
  3. 【請求項3】反射板の曲面を、発光体の中心を含みかつ
    載置面に対して面直角な断面において頂部に凸部を有す
    る形状とした請求項1記載のコードレスアイロン。
  4. 【請求項4】反射板の発光体に対向する面のうち、光線
    を多く反射する面を他の面より反射しにくい状態にし、
    反射板の反射率に差を持たせた請求項1記載のコードレ
    スアイロン。
  5. 【請求項5】アイロンベースの衣類との当接面の温度上
    昇時の温度分布における低温域を光吸収性の色で構成
    し、アイロンベース面の熱エネルギーの吸収性に差を持
    たせた請求項1記載のコードレスアイロン。
  6. 【請求項6】アイロンベースの厚みを発光体からの光の
    照射量に対応して部分的に異ならせ、アイロンベースの
    熱容量に差を持たせた請求項1記載のコードレスアイロ
    ン。
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