JP2917542B2 - 光熱源アイロン - Google Patents

光熱源アイロン

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JP2917542B2
JP2917542B2 JP2081791A JP2081791A JP2917542B2 JP 2917542 B2 JP2917542 B2 JP 2917542B2 JP 2081791 A JP2081791 A JP 2081791A JP 2081791 A JP2081791 A JP 2081791A JP 2917542 B2 JP2917542 B2 JP 2917542B2
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貴晶 日下
幸延 大道
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F75/00Hand irons
    • D06F75/08Hand irons internally heated by electricity
    • D06F75/24Arrangements of the heating means within the iron; Arrangements for distributing, conducting or storing the heat
    • D06F75/246Arrangements of the heating means within the iron; Arrangements for distributing, conducting or storing the heat using infrared lamps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Irons (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発光体を熱源として用い
た一般家庭などにおいて使用する光熱源アイロンに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般家庭において使用されるアイロン
は、そのほとんどのものは熱源としてシーズヒータ等の
発熱体を用いており、図5に示す構成となっている。1
は内部にシーズヒータ2を埋め込んだアイロンベースで
アルミ鋳物で構成されている。3はこのシーズヒータ2
に通電する電源線である。また4はこれらの各部品を内
蔵するアイロン本体である。
【0003】上記の構成により、電源線3からこのシー
ズヒータ2に通電してアイロンベース1全体を高温に保
持し、衣類のしわをのばすものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
の構成のアイロンは、アイロンベース1がシーズヒータ
2を鋳込んだアルミ鋳物で構成されているため重量面で
かなり重いもの(600〜1000g)となっている。
このため家庭の主婦がアイロンがけ作業を行う場合に
は、かなり操作性が悪く、使い勝手の悪いものであっ
た。
【0005】またアイロンベース1を構成するアルミ鋳
物は熱容量が大きく、所定温度にまで加熱するのに時間
がかかる、あるいはアイロン掛けが終了した後常温に冷
えるまでに時間がかかるという実用上の問題も有してい
る。
【0006】本発明はこのような従来の構成のアイロン
が有している課題を解決しようとするものであって、
量でかつ昇温スピード・降温スピードの速い光熱源アイ
ロンを提供するとともに、アイロンベース面の温度分布
を均一化して一層使いがってのよい光熱源アイロンを提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の手段は、光線透過材料からなるアイロンベー
スと、このアイロンベースの衣類との当接面とは反対側
の面に対向して設けた発光体と、この発光体から発する
光を前記アイロンベースに向けて照射する反射板と、前
記アイロンベースの衣類との当接面側に設けた金属の薄
板からなる伝熱板とを備え、前記反射板は、発光体から
の光の照射量の多い部分の表面粗さを粗くして、発光体
からの光を反射しにくい状態にした光熱源アイロンであ
る。
【0008】
【作用】本発明の手段は、熱源として発光体を用い、反
射板の構成を発光体からの光の照射量の多い部分の表面
粗さを粗くして、発光体からの光を反射しにくい状態に
することによって、アイロンベースの温度分布を均一に
して、更に使い勝っての良い光熱源アイロンを実現した
のである。
【0009】
【実施例】
(実施例1) 以下本発明の実施例1を図1・図2に基づいて説明す
る。5はアイロンベースで、光線を透過することのでき
る結晶化ガラス等の耐熱材料で構成されている。6はハ
ロゲンランプよりなる発光体で、電気エネルギーを熱エ
ネルギーに極めて高い効率で変換することができるエネ
ルギー密度の高いヒータとして使用している。発光体6
は、前記アイロンベース5の衣類との当接面(図中下
方)とは反対側の面(図中上方)に対向してアイロン本
体11内に設けている。7は前記発光体6で生じるエネ
ルギー密度の高い光線を受けて、アイロンベース5上に
反射する反射板である。本実施例では反射板7は放物面
を有しておりこの放物面の焦点に前記発光体6を位置さ
せた構成としている。従って、図2に示すように、発光
体6から出た光のうち反射板7によって反射された光は
すべて平行光線となるものである。8はステンレス・ア
ルミ等の薄板で構成された伝熱板で、アイロンベース5
の衣類との当接面に設けている。この伝熱板8は本実施
例では図2に示しているように、光線の照射量が多い中
央部に行くにしたがって厚くしてあり、両端の厚さが0.
1〜0.5mmであるのに対し中央部は0.5〜1.5mm程度として
いるものである。9はアイロンベース5の一部に設けた
サーミスタ等からなる温度検出素子、10はこの温度検
出素子10で得られる温度信号を受けて発光体6への入
力を制御するコントローラーである。11はこれらの各
部品を内蔵するアイロン本体である。
【0010】以下本実施例の動作を説明する。図1にお
いて発光体6に通電されると、発光体6では全半径方向
に対し極めて高いエネルギー密度の発光が行われる。そ
してこの光線は、直接あるいは反射板7によって反射さ
れ、アイロンベース5を透過して伝熱板7へ放射され
る。この伝熱板7は光線を透過しないため、発光体6の
放射する熱エネルギーを吸収することとなる。これによ
って伝熱板8の表面が急速に高温となり、従来のアイロ
ンと同様の効果を生じるようになるものである。また、
発光体6の通電をやめると、発光体6の照射がなくな
り、これによって急速な冷却が行われるものである。
【0011】ところで図3に示しているように、発光体
6が発する光線は細線で示したような経路でアイロンベ
ース5を通過して伝熱板8’へ放射される。つまり、反
射板7によって反射されて平行光線となったものと、発
光体6から直接照射される部分の和となっている。この
結果、伝熱板8’は中央部にいくほど発光体6から受け
る光線の光線密度が高くなる。つまり伝熱板8’の厚さ
を一定とした場合は、この表面の温度分布は中央部をピ
ークとして180℃〜200℃程度まで変動する。本実
施例では、図2に示しているように伝熱板8の厚さを中
央部に行くほど厚くなるように構成している。つまり、
光の照射量の多い中央部は厚くなっているため熱容量が
大きくなり、両端部は熱容量が小さくなっている。従っ
て伝熱板8上の温度分布は比較的均一なものとなり、ア
イロンかけに良好な効果を及ぼすことができるものであ
る。
【0012】なお、本実施例では伝熱板8の横断面の中
央部が両端に対して厚くなっている例を示したが、反射
板7の形状や発光体6の位置によって光線の分布も変わ
るため、伝熱板8の厚くなる位置も変わってくるし、ま
た伝熱板8の縦断面においても照射量によって厚さを変
えてよいことは明かである。
【0013】以上のように本実施例によれば、アイロン
ベース5を結晶化ガラス等の耐熱材料て構成し、ヒータ
の機能を発光体6によって果たし、また反射板7と伝熱
板8を有した構成とすることによって、従来のアイロン
のように重量のあるブロック状のアルミ鋳物からなるア
イロンベースを必要とせず、極めて軽量で操作性の良い
アイロンを実現することができる。また、加熱において
も蓄熱量の大きいアルミ鋳物を加熱するものではなく、
金属の薄板でできた伝熱板8がエネルギー密度の高い発
光体6の光線を熱エネルギーとして吸収するもので、温
度上昇速度及び冷却速度が飛躍的に向上するものであ
る。さらに、高エネルギー密度の発光体を使用した加熱
方法であるので、従来のアイロンに比べはるかに低い電
力で同様のアイロンかけ効果を生じることができ、極め
て実用性の高いものである。また、本発明はアイロンベ
ース自体または光線透過材料からなるアイロンベースの
衣類との当接面側が金属の薄板からなる伝熱板で構成さ
れており、前記伝熱板の厚みを発光体からの光の照射量
の多い部分は厚く、光の照射量の少ない部分は薄くした
ものであるので、衣類との当接面の温度分布が均一とな
りアイロンかけにおけるしわのばし効果を高めることの
できる非常に有用性のあるものである。
【0014】 (実施例2) 次に本発明の実施例2について、図4に基づいて説明す
る。図4のAは図1における光熱源アイロンの反射板7
の側面図を、図4のBには底面図を示している。発光体
6に対向する面を示している。13は発光体6に対向す
る反射板7のうち発光体6からの光線を多く反射する部
分である。本実施例ではこの部分13は、表面仕上げを
粗くするか、または白色等の金属色以外のカラーフッ素
コートもしくは耐熱塗装を施している。つまり光線の反
射が少ない部分12と比べて光を反射しにくい状態とし
ているのである。
【0015】以下本実施例の動作について説明する。前
述したように図3の構成とした場合は、伝熱板8’の表
面の温度分布は中央部をピークとして180℃〜200
℃程度まで変動している。反射板7の構成を本実施例の
ようにすれば、反射板7で反射される光線のうち光線を
多く反射する頂点付近では、一部反射板7に吸収される
かまたは乱反射をおこし伝熱板8’上にくる光線密度は
均一となる。これによって伝熱板8’上の温度分布は均
一なものとなる。アイロンかけに良好な効果を及ぼすこ
とができるものである。
【0016】なお、本実施例では光線透過材料のアイロ
ンベースの衣類との当接面側に金属の薄板からなる伝熱
板を設けた場合を示したが、例えば光線透過材料からな
るアイロンベースの衣類との当接面にアルミ等の金属を
蒸着させたものでもよいし、アイロンベース自体を薄い
金属の板で構成したものであってもよいことは明かであ
る。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明の手段は、光線透過
材料からなるアイロンベースと、このアイロンベースの
衣類との当接面とは反対側の面に対向して設けた発光体
と、この発光体から発する光を前記アイロンベースに向
けて照射する反射板と、前記アイロンベースの衣類との
当接面側に設けた金属の薄板からなる伝熱板とを備え、
前記反射板は、発光体からの光の照射量の多い部分の表
面粗さを粗くして、発光体からの光を反射しにくい状態
にしたことにより、反射板を発光体からの光の照射量の
多い部分の表面粗さを粗くしたことによって、アイロン
ベースの温度分布を均一にして、使いがっての良いアイ
ロンを実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例となる光熱源アイロンの縦断面
【図2】本発明の実施例1の光熱源アイロンの加熱部分
の拡大断面図
【図3】同伝熱板上の温度分布を説明する説明図
【図4】(A)本発明の実施例2を示す反射板の側面図
(B)同底面図
【図5】従来のアイロンの縦断面図
【符号の説明】
5 アイロンベース 6 発光体 7 反射板 8 伝熱板 9 温度検出素子 12 光線の反射が少ない部分 13 光線の反射が多い部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 75/00 - 75/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光線透過材料からなるアイロンベース
    と、このアイロンベースの衣類との当接面とは反対側の
    面に対向して設けた発光体と、この発光体から発する光
    を前記アイロンベースに向けて照射する反射板と、前記
    アイロンベースの衣類との当接面側に設けた金属の薄板
    からなる伝熱板とを備え、前記反射板は、発光体からの
    光の照射量の多い部分の表面粗さを粗くして、発光体か
    らの光を反射しにくい状態にした光熱源アイロン。
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CN104805669B (zh) * 2015-04-08 2018-01-12 广东美的环境电器制造有限公司 织物烫熨机及其烫熨方法
JP2022120471A (ja) * 2021-02-05 2022-08-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 アイロン

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