JPH0135436Y2 - - Google Patents

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JPH0135436Y2
JPH0135436Y2 JP10773985U JP10773985U JPH0135436Y2 JP H0135436 Y2 JPH0135436 Y2 JP H0135436Y2 JP 10773985 U JP10773985 U JP 10773985U JP 10773985 U JP10773985 U JP 10773985U JP H0135436 Y2 JPH0135436 Y2 JP H0135436Y2
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JP
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frame
infrared heater
infrared
plate
heated
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JP10773985U
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はロール状に巻かれた長尺の合成樹脂シ
ートを引き出しながら加熱する合成樹脂シート加
熱機等に用いる赤外線加熱装置の改良に関するも
のである。
(従来の技術) 従来のこの種赤外線加熱装置としては、被加熱
物に対向するように設置される固定式のフレーム
に赤外線ヒータを装着したものを普通とする。
(例えば実開昭57−62392号) (考案が解決しようとする問題点) ところが、前記のような赤外線加熱装置は赤外
線ヒータの異常昇温や被加熱物搬送装置の異常に
よつて起こる被加熱物の過加熱を防止するには異
常発生時にヒータ電源をオフにすることとなる
が、ヒータをオフにしても被加熱物は残留熱で過
加熱となつて完全な過加熱防止は行えないもので
あつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記のような問題点を解決した赤外線
加熱装置を目的として完成されたもので、赤外線
ヒータを装着したフレームを起伏自在として該フ
レームの前面にはフレームの起立時に赤外線ヒー
タの輻射面を覆い、該フレームの伏倒時に下向き
となる枢動自在な板状反射体を設けたことを特徴
とするものである。
(作用) このように構成されたものは、水平方向に延び
る被加熱物搬送路の一側にフレームの基部をもつ
て該フレームが伏倒姿勢をとるとき赤外線ヒータ
の輻射面が被加熱物搬送路と接近して対向するよ
うに設置しておき、使用時にはフレームが伏倒さ
れて板状反射体が下向きとなつた状態で被加熱物
を進行させつつ前記赤外線ヒータに通電し、この
赤外線ヒータの輻射面から放射されて下向きの板
状反射体相互間より放出する多量の赤外線をもつ
て被加熱物を加熱する。そして、赤外線ヒータの
異常昇温や被加熱物搬送装置の異常によつて被加
熱物が過加熱となるおそれが生じたら、フレーム
を起立させ、赤外線ヒータの輻射面を被加熱物よ
り遠ざけるとともに板状反射体により輻射面の前
面を覆つて被加熱物への赤外線放射を遮断すれば
よい。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例について詳細に説明
すれば、1は非輻射側のほぼ中央にリード線引出
用の隆起部を設けた盤状のセラミツク材に金属抵
抗発熱体を埋装した板状の赤外線ヒータで、該赤
外線ヒータ1はフレーム2内に配置した軽量形鋼
等よりなる逆樋状の反射枠3に所要の間隔をおい
て配設された取付孔に前記隆起部をもつて多数個
が直列に固定されて複数のヒータ列を有する細長
い加熱ユニツトを構成し、各加熱ユニツトは両端
の赤外線ヒータの発熱量が中間にある他の赤外線
ヒータの発熱量より大きいものとして熱放散の大
きい両端方部の温度低下を補償できるようになつ
ている。なお、反射枠3の高さは輻射熱の拡散の
妨げにならず、しかも、器物等に接触して赤外線
ヒータ1を破損させない程度に赤外線ヒータ1の
輻射面より張り出したものとしてある。4はフレ
ーム2内の各反射枠3の前端位置に枢動自在に取
付けられた板状反射体であつて、該板状反射体4
は起伏自在なフレーム2を起立姿勢としたとき赤
外線ヒータ1の輻射面を覆つているが、該フレー
ム2の伏倒時には自重により自動的に下向きとな
つて反射面を構成するもので、赤外線反射率の高
いアルミニウム、ステンレス鋼等の金属板の外、
ホツ素樹脂等の耐熱性合成樹脂板やセラミツクボ
ード或いはこれらの組合せであつてもよい。ま
た、板状反射体4の反射枠3に対する取付けは反
射枠3が横方向に延びる場合には図示するように
その上側板部前縁に上縁を枢着するのが一般的で
あるが、反射枠3が縦方向に延びる場合にはその
一側板部前端に側縁を枢着し、フレーム2が起立
されると自動的に閉路される電動式その他任意の
開閉機構が働いて赤外線ヒータ1の輻射面を覆
い、フレーム2の伏倒時には下向きとなるように
しておいてもよい。さらに、この板状反射体4は
1個の赤外線ヒータ1につき1枚使用するように
しても或いはヒータ列毎に1枚使用するようにし
てもよい。
(考案の効果) このような赤外線加熱装置は、前記したように
被加熱物搬送路の一側にフレーム2の基部をもつ
て設置しておき、該フレーム2を伏倒させて被加
熱物搬送路上を進行する被加熱物11に赤外線ヒ
ータ1の輻射面を対向させた状態で通電すれば、
各赤外線ヒータ1の輻射面から放射される赤外線
は、赤外線ヒータ1の両側から略直角に垂下され
る赤外線反射率の高い板状反射体4の作用で、対
流による熱損失が殆ど生じることなく被加熱物1
1に照射されることとなり、熱効率の高い輻射エ
ネルギを供給できるものであるが、赤外線ヒータ
1の異常昇温や被加熱物搬送装置の異常等によつ
て被加熱物11が過加熱となるおそれが生じた
ら、必要に応じ赤外線ヒータ1への通電を止めて
フレーム2に起立姿勢をとらせれば、赤外線ヒー
タ1の輻射面は即座に被加熱物11より遠ざけら
れるうえに起立と同時に板状反射体4が赤外線ヒ
ータ1の輻射面を覆うので、被加熱物11への赤
外線放射が止められるばかりか残留熱によつて過
熱されることもなくなり、異常発生時における完
全な過加熱防止を行うことができる。なお、板状
反射体4を赤外線反射率の高い金属板と断熱板と
の積層板としておけば、輻射熱の遮断効果に優れ
ているばかりかフレーム2の起立時に赤外線ヒー
タ1への通電が止められるようにした場合にはこ
の板状反射体4が赤外線ヒータ1の冷却防止効果
を発揮するので、再加熱時に短時間で必要温度ま
で昇温できる利点がある。
従つて、本考案は従来のこの種赤外線加熱装置
の問題点を解決したもので、構造が簡単で安価に
提供できる利点と相まち実用的価値極めて大なも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠側面
図、第2図は同じく一部切欠正面図である。 1:赤外線ヒータ、2:フレーム、4:板状反
射体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 赤外線ヒータ1を装着したフレーム2を起伏自
    在として該フレーム2の前面にはフレーム2の起
    立時に赤外線ヒータ1の輻射面を覆い、該フレー
    ム2の伏倒時に下向きとなる枢動自在な板状反射
    体4を設けたことを特徴とする赤外線加熱装置。
JP10773985U 1985-07-15 1985-07-15 Expired JPH0135436Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10773985U JPH0135436Y2 (ja) 1985-07-15 1985-07-15

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JP10773985U JPH0135436Y2 (ja) 1985-07-15 1985-07-15

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Publication Number Publication Date
JPS6217089U JPS6217089U (ja) 1987-01-31
JPH0135436Y2 true JPH0135436Y2 (ja) 1989-10-27

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