JPH0322646Y2 - - Google Patents

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JPH0322646Y2
JPH0322646Y2 JP17940886U JP17940886U JPH0322646Y2 JP H0322646 Y2 JPH0322646 Y2 JP H0322646Y2 JP 17940886 U JP17940886 U JP 17940886U JP 17940886 U JP17940886 U JP 17940886U JP H0322646 Y2 JPH0322646 Y2 JP H0322646Y2
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air
duct
heater
heating
heating element
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、輻射暖房および輻射と温風との併
用暖房とに適宜切換えて室内を暖房し得る室内暖
房機に関する。
(従来の技術) この種の暖房機は、例えば実開昭58−165505号
にみられるように、フアンを備えた送風ダクトの
前面の開放部に平形構造の発熱体を設けてなる。
そして、この発熱体から輻射熱を放散させ、この
輻射熱のみで、或はフアンを駆動して送風ダクト
内に空気を送風し、この空気を前記発熱体との接
触で温風にし、この温風を送風ダクトから吐出
し、前記発熱体の輻射熱とこの温風とで室内を暖
房し得るようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが従来においては、平形構造の発熱体の
周縁が送風ダクトの開放部の周縁に密着してお
り、このため発熱体の熱が伝導により送風ダクト
からこの送風ダクトを覆つた外装ケースに伝わ
り、この結果、外装ケースの温度上昇が激しくな
り、この外装ケースに手を触れて火傷を負うよう
な危険が生じ、また発熱体の熱が外装ケースに無
駄に逃げて熱的な損失を招く難点があつた。この
考案はこのような問題点の解決を目的とするもの
である。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) この考案はこのような問題点を解決するため
に、送風ダクトの前面の開放部に平形構造の発熱
体を設けてなるものにおいて、前記開放部の周縁
に部分的に支持駒を装着し、これら支持駒を介し
て平形構造の発熱体を前記開放部の周縁との間に
隙間を設けて支持するようにしたものである。
(作用) 送風ダクトの開放部と発熱体との間の隙間によ
り、発熱体から送風ダクトへの熱伝導が抑制され
る。
(実施例) 以下、この考案の実施例について図面を参照し
て説明する。
第1図ないし第5図に第1の実施例を示し、図
中1は前面が開口した外装ケースで、この外装ケ
ース1内に送風ダクト2が設けられている。送風
ダクト2は前面に開放部3を有し、この開放部3
の両側縁に鍔4,4が一体に形成されている。送
風ダクト2の内側上部には風向板5が斜めに取付
けられ、また送風ダクト2の背面下部には横長に
送風口6が形成されている。
開放部3の両側縁にはその上下部側に位置して
それぞれ切欠7…が形成され、これら切欠7…に
それぞれ支持駒8…が装着されている。これら支
持駒8…は断熱性および電気絶縁性を有する材料
で形成され、それぞれ開放部3の内側に向く支持
溝9…を備えている。そして、開放部3に平形構
造の発熱体として面状ヒータ10が設けられ、こ
の面状ヒータ10の四隅部分が各支持駒8…の支
持溝9…に該面状ヒータ10の熱膨張分を考慮し
て遊合され、これにより面状ヒータ10がその周
縁と開放部3の周縁との間に僅かな隙間lが残る
ように所謂宙吊り状態に支持されている。そして
この面状ヒータ10の下端縁側が吸込口11、同
じく上端縁側が吐出口12となつている。面状ヒ
ータ10は放熱プレート13に発熱線14を配線
してなり、その発熱線14に対する通電端子14
a…が前記吸込口11に臨むように放熱プレート
13の下端縁に配設されている。なお、鍔4,4
の前面には支持駒8…の抜止用の押え板15,1
5が、また外装ケース1の開口部の上部および下
部には飾り板16,17がそれぞれねじ止めさ
れ、さらに外装ケース1の下面に脚体18,18
が取付けられている。
送風ダクト2の背面の外側下部には、送風機ユ
ニツト20が防振ゴム21,21および段付ねじ
22,22を介して取付られ、この送風機ユニツ
ト20のフアン23の回転により前記吸込口11
から空気が吸込まれ、この空気が送風口6を通し
て送風ダクト2内に送風されるようになつてい
る。
しかして、面状ヒータ10の発熱線14に通電
をすると、この発熱線14の発熱により面状ヒー
タ10の表面温度が200℃程度となり、この面状
ヒータ10の全体から室内に輻射熱が放散され、
暖房が行なわれる。
また、このような状態から送風機ユニツト20
のフアン23に通電をしてこのフアン23を駆動
すると、吸込口11から送風口6を通して送風ダ
クト2内に順次空気が送風される。そしてこの空
気が面状ヒータ10との接触で温風となり、この
温風が吐出口12ならびに面状ヒータ10の周縁
と開放部3の周縁との間の隙間lから吐出し、こ
れにより室内が温風と前記輻射熱とで暖房され
る。
面状ヒータ10は送風ダクト2の開放部3と密
着せずに、その周縁相互の間に支持駒8…を介し
て隙間lが設けられており、このため面状ヒータ
10から送風ダクト2への熱伝導が抑えられる。
しかもフアン23の駆動時には、前記隙間lに空
気が流通するから、面状ヒータ10と開放部3と
の熱的な遮断効果がより増大し、送風ダクト2の
温度上昇の抑制が一層確実となる。このように送
風ダクト2の温度上昇が抑制されるから、この送
風ダクト2を覆つた外装ケース1の温度上昇も抑
制され、したがつてこの外装ケース1に不用意に
手を触れるようなことがあつても、火傷などを負
うような危険がない。
なお、フアン23の駆動を停止した場合には、
送風ダクト2内に自然対流により空気が流入し、
この空気が風向板5を通して良好に吐出口12か
ら排出され、したがつて送風ダクト2内に熱気が
こもるようなことがない。また、面状ヒータ10
の通電端子14a…が吸込口11に臨んで、この
吸込口11を流通する空気と接触し、このためこ
れら通電端子14a…の温度上昇も的確に抑制さ
れる。
ところで、輻射のみの暖房、輻射と温風の併用
暖房の如何に拘らず面状ヒータ10の表面温度を
一定に保つことが必要で、このためには輻射のみ
の暖房の際には、例えば発熱線14の出力を
800wとし、温風を併用する暖房の際には同じく
1200wとすればよい。だだ、発熱線14の発熱領
域を単純に区画すると、面状ヒータ10の全体の
温度分布が不均一となつてしまうから、発熱線1
4の配線パターンを例えば第6図aに示すように
定め、輻射のみの暖房の際に、通電端子14a1
14a2間に電圧を印加して800wで出力させ、ま
た温風を併用する暖房の際に、通電端子14a1
14a2および14a1−14a3間にそれぞれ電圧を
印加して1200で出力させたり、或は配線パターン
を同図bに示すように定め、輻射のみの暖房の際
に、通電端子14a1−14a1間に電圧を印加して
800wで出力させ、温風を併用する暖房の際に、
通電端子14a1−14a1間に加えて、さらに14
a2−14a2間(200w)、および14a3−14a3
(200w)に電圧を印加して全体を1200wで出力さ
せるようにするとよい。
第7図は第2の実施例を示し、面状ヒータ10
に、発熱線14の配線パターンの部分を避けて多
数の小孔30…を形成し、これら小孔30…を通
して面状ヒータ10の表面からも温風を吐出させ
るようにしたものである。この場合、面状ヒータ
10に単に小孔30…を形成しただけでは、これ
ら小孔30…から充分に温風を吐出させることが
困難であるから、第8図a,bに示す手段を講じ
てある。aの手段は、面状ヒータ10の裏面に、
各小孔30…に対応して空気流入用のガイド板3
1…を設け、これらガイド板31…の下端縁に空
気呼込み用の傾斜片32…を一体に形成してあ
る。そして、送風ダクト2内に送風される空気の
風速は、面状ヒータ10の下部から上部に移行す
るに従つて低下するから、これを補つて各ガイド
板31…の内側に流入する空気量を均一化するた
めに、傾斜片32…の長さを面状ヒータ10の下
部から上部に亙つて順次長くしてある。
bの手段は、面状ヒータ10の裏面に各小孔3
0…に対応する空気室34…を形成し、これら空
気室34…の壁面にそれぞれ流入孔35…を形成
し、これら流入孔35…の縁に前述と同様の傾斜
片36…を設けるようにしたものである。
第9図は第3の実施例を示し、面状ヒータ10
をその上部側が送風ダクト2の背面に順次近づく
ように傾斜させたもので、このような構成におい
ては、送風口6から送風ダクト2内に送風された
空気の流通抵抗が増大してその風速が低下し、こ
れに伴い空気と面状ヒータ10と熱交換率が高ま
り、温風の温度が上昇する。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案によれば、送風ダ
クトの開放部の周縁に部分的に支持駒を装着し、
これら支持駒を介して平形構造の発熱体を前記開
放部の周縁との間に隙間を設けて支持したから、
発熱体から送風ダクトへの熱伝導を抑えて火傷な
どに対する安全性を保持することができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例を示す要部の
断面図、第2図は同じく全体の斜視図、第3図は
同じく側断面図、第4図は同じく平断面図、第5
図は同じく分解状態の斜視図、第6図は発熱線の
配線パターン例を示す平面図、第7図はこの考案
の第2の実施例を示す斜視図、第8図は同実施例
の一部の断面図、第9図はこの考案の第3の実施
例を示す断面図である。 2……送風ダクト、3……開放部、8……支持
駒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送風ダクトの前面の開放部に平形構造の発熱体
    を設けてなるものにおいて、前記開放部の周縁に
    部分的に支持駒を装着し、これら支持駒を介して
    平形構造の発熱体を前記開放部の周縁との間に隙
    間を設けて支持したことを特徴とする室内暖房
    機。
JP17940886U 1986-11-21 1986-11-21 Expired JPH0322646Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17940886U JPH0322646Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17940886U JPH0322646Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

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Publication Number Publication Date
JPS6383511U JPS6383511U (ja) 1988-06-01
JPH0322646Y2 true JPH0322646Y2 (ja) 1991-05-17

Family

ID=31122443

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17940886U Expired JPH0322646Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

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