JPH0645793Y2 - 温風式こたつ - Google Patents

温風式こたつ

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JPH0645793Y2
JPH0645793Y2 JP1987029209U JP2920987U JPH0645793Y2 JP H0645793 Y2 JPH0645793 Y2 JP H0645793Y2 JP 1987029209 U JP1987029209 U JP 1987029209U JP 2920987 U JP2920987 U JP 2920987U JP H0645793 Y2 JPH0645793 Y2 JP H0645793Y2
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JP
Japan
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rod
shaped
heater
fixing plate
control element
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP1987029209U
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JPS63137247U (ja
Inventor
隆行 香川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、温風を発生する発熱体ユニットを有する温風
式こたつに関するものである。
従来の技術 従来の温風式こたつは、例えば、実開昭62-6255号公報
に示されている。第4図はこの温風式こたつの断面図を
示すものである。やぐら1の下方に設けられた発熱体ユ
ニット2の中央部にはファン3を回転駆動するモータ4
が設けられ、そのモータ4を中心に互いに対向する位置
に一対の棒状の赤外線ヒータ5が設けられている。そし
て、やぐら1内の温度を検知する検知手段の出力によっ
て赤外線ヒータ5の消費電力を制御するトライアック等
の自家発熱を行なう制御素子6は、モータ4と赤外線ヒ
ータ5間でファン3の吸込風路中に位置し、かつ、赤外
線ヒータ5と同位置か下方位置において、その赤外線ヒ
ータ5と対向する位置に設けられた。そして、しゃ熱板
7は赤外線ヒータ5と制御素子6との間に設けられ、制
御素子6への赤外線ヒータの輻射熱の影響をさけてい
た。
従来の技術 しかしながら上記のような構成では、制御素子6が赤外
線ヒータ5に対向し、かつ、赤外線ヒータ5とモータ4
間に位置しているために赤外線ヒータ5と制御素子6と
の距離が充分とれず、しゃ熱板7を設けたり、ファン3
による吸込風路中に位置していても、赤外線ヒータ5の
輻射熱の影響を充分さけることができなかった。しか
も、しゃ熱板7が赤外線ヒータ5に近接した位置に設け
られているため、しゃ熱板7が熱せられ、その熱は制御
素子6に伝熱されていた。そのため、制御素子6は耐熱
性のものを使用する必要性が生じてコストアップとなっ
た。さらに、その他の熱対策を考える必要が生じて設計
上において苦慮していた。
本考案はかかる点を鑑み、制御素子6が赤外線ヒータ5
の熱からの影響を受けることの少ない温風式こたつを提
供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本考案の温風こたつは、反射板の下方に互いに平行して
配置された一対の棒状ヒータの間に長方形の固定板を配
置し、その固定板の中央部にファンを駆動するモータを
取付け、固定板の端部に自家発熱を行う制御素子を固定
している。
また、前記固定板の両側縁を延長して前記棒状ヒータの
下面をそれぞれ覆うしゃ光カバーを形成し、かつ、前記
棒状ヒータとモータの間に位置するように、そのしゃ光
カバーに棒状ヒータと平行に伸びる切溝状の主吸気孔を
形成している。
作用 本考案は上記した構成により、前記制御素子は、その制
御素子の自家発熱および前記ヒータより伝達される熱が
前記ファンにより生じた空気流により排除される位置に
設けられるとともに、前記ヒータ全体から生じる熱、あ
るいは、前記ヒータの熱が高分布に発生する前記ヒータ
の高熱分布部(たとえば、棒状赤外線ヒータの中央部)
の熱から出来るだけ避けた位置である前記ヒータが位置
しない側の前記モータの外方の位置に設けられてるた
め、前記制御素子が必要とする温度雰囲気を確保でき、
品質の保証が可能となる。また、ファン駆動用のモータ
と前記制御素子が取り付けられる固定板の側縁を延長し
てしゃ光カバーを一体的に形成しているため、組立作業
も容易になり、かつ、棒状ヒータと固定板上に固定され
たモータとの間のしゃ光カバーに棒状のヒータと平行に
伸びる切溝状の主吸気孔を形成しているため、棒状ヒー
タの高熱部分である中央部により、最も高温に加熱され
るしゃ光カバーの部分の熱が伝導により固定板に伝導さ
れ、モータ及び制御素子を加熱することを軽減すること
ができる。
実施例 以下本考案の一実施例の温風式こたつについて、第1〜
第3図を参照して説明する。
第3図は、その電気回路系を示すもので、商用電源端子
a,bの端子aは、コントロール部11内に設けられた小型
でリアクタンス容量の小さい第1の雑音防止器12と、発
熱体ユニット13内に配設されて双方向性サイリスタ等の
制御素子14と大型でリアクタンス容量の大きい第2の雑
音防止器15とを直列に介して並列接続されたヒータ16の
一端部に接続され、そのヒータ16の他端部は前記端子b
に接続されている。そして、発熱体ユニット13内にはフ
ァン17とそのファンを駆動するモータ18を配置するとと
もに、そのモータ18は前記両端子a,b間に接続されてい
る。又、発熱体ユニット13を下方に設けたやぐら内の温
度を検知する検出手段(図示せず)の出力により信号発
生回路19は信号cを発生し、その信号cを制御素子14に
入力することによりヒータ16の消費電力を制御してい
る。尚、この信号発生回路19はコントローラ部11と発熱
ユニット13の両者にまたがって構成されている。第1図
および第2図は構成を示すもので、第1図は発熱体ユニ
ット13の平面図を示し、第2図は第1図のX−X断面を
矢印方向より見た側断面図を示している。20は外縁部四
辺にそれぞれ外側下方に傾斜したガイド壁を有する反射
板であり、その中心部下方にはファン17を上方に位置し
て、そのファン17を回転駆動させるモータ18が配設され
ている。そのモータ18の下面はモータ取付け部21aを有
した長方形の平板状の固定板21に固定されている。そし
て、ファン17の外方には、そのファン17を介して対向す
る一対の棒状ヒータ16が前記固定板21の側縁に平行にな
るように配設されている。各ヒータ16の下方には、固定
板21の側縁を延設して形成されたヒータ16のしゃ光を行
うしゃ光カバー22が設けられている。又、ヒータが位置
しない側のモータ18の外方の位置において、一方の位置
の固定板21の上面には、アルミ板等よりなる放熱板23
と、その放熱板23に取りつけられることにより自家発熱
を放熱させる制御素子14と、その制御素子14と信号発生
回路19を構成したプリント基板24とが配設されている。
又、他方の位置の固定板21の上面には第2の雑音防止器
15を配設している。そして、モータ18と放熱板23と制御
素子14とプリント基板24と第2の雑音防止器15を上面に
配設した固定板21のヒータが位置しない側の両端は上方
すなわち反射板20に向かって延設した側壁27,28が設け
られるとともに、その側壁27,28の上方の端部には反射
板20に当接される取付面29,30がそれぞれ設けられてい
る。そして、固定板21は取付面29,30を介してビス等に
より反射板20に螺止される。又、やぐら内の冷空気をフ
ァン17により吸気流dとして吸気するために、固定板21
のモータ18を取付けるモータ取付部21aを有した面には
複数からなる吸気孔31,32がそれぞれ設けられるととも
に、前記面とヒータ16間に、すなわち、ヒータ16の中央
部とモータ18の間にそれぞれ主吸気孔33,34が設けられ
ている。そして、モータ16と反射板20と固定板21の下方
を覆う保護カバー35が設けられている。
したがって、制御素子14は、その制御素子14の自家発
熱、および、ヒータ16より伝熱される過度の熱を前記フ
ァンにより生じた冷空気流等の空気流により排除される
位置に設けられるとともに、ヒータ16全体から生じる
熱、あるいは、ヒータ16の熱が高分布に発生するヒータ
16の高熱分布部、たとえば、棒状赤外線ヒータの中央部
の熱から出来るだけ避けた位置であるヒータが位置しな
い側のモータの外方位置に設けられているため、前記制
御素子14は必要とする温度雰囲気を確保でき、品質の保
証が可能となった。
考案の効果 以上のように本考案によれば、制御素子は両ヒータの高
熱分布部分である中央部より離れた位置に固定されてい
るため、両ヒータからの輻射熱の影響を軽減することが
できる。また、ファン駆動用のモータと前記制御素子が
取り付けられる固定板の側縁を延長してしゃ光カバーを
一体的に形成しているため、組立作業も容易になり、か
つ、棒状ヒータと固定板上に固定されたモータとの間の
しゃ光カバーに棒状のヒータと平行に伸びる切溝状の主
吸気孔を形成しているため、棒状ヒータの高熱部分であ
る中央部により、最も高温に加熱されるしゃ光カバーの
部分の熱が伝導により固定板に伝導され、モータ及び制
御素子を加熱することを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における一実施例の温風式こたつの平面
図、第2図は第1図のX−X部における側断面図、第3
図は同温風式こたつの回路図、第4図は従来の温風式こ
たつの側断面図である。 13……発熱体ユニット、14……制御素子、16……ヒー
タ、17……ファン、18……モータ、20……反射板、21…
…固定板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】反射板の下方に互いに平行して配置された
    一対の棒状のヒータと、長手方向の両端部を折曲して形
    成された側壁により、前記棒状ヒータ間において側縁が
    前記棒状ヒータと平行になるように前記反射板の下面に
    取り付けられた長方形の平板状の固定板と、前記両棒状
    ヒータの間に位置し、前記固定板の中央部に固定された
    モータにより回転駆動され、下方より吸引した空気流を
    周囲に向けて流出するファンと、前記固定板の端部に位
    置し、導通角の変化により前記棒状ヒータの消費電力を
    制御する制御素子と、前記棒状ヒータの下面をそれぞれ
    覆うように前記固定板の両側縁を延設して一体的に形成
    された遮光カバーとを有し、前記固定板上に配置された
    前記制御素子に対向した固定板の位置に複数個の吸気孔
    を形成するとともに、前記固定板の両側縁を延設して一
    体的に形成された遮光カバーの前記棒状ヒータと前記固
    定板の両側縁との間で、少なくとも前記棒状ヒータと前
    記制御素子およびモータ間に位置するように前記棒状ヒ
    ータと平行に伸びる切り溝状の主吸気孔を形成し、前記
    ファンの回転にともなって、前記吸気孔および主吸気孔
    に空気流が発生するように構成した温風式こたつ。
JP1987029209U 1987-02-27 1987-02-27 温風式こたつ Expired - Lifetime JPH0645793Y2 (ja)

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JPS63137247U JPS63137247U (ja) 1988-09-09
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JPS626657U (ja) * 1985-06-27 1987-01-16

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