JPH0212537Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0212537Y2
JPH0212537Y2 JP17686285U JP17686285U JPH0212537Y2 JP H0212537 Y2 JPH0212537 Y2 JP H0212537Y2 JP 17686285 U JP17686285 U JP 17686285U JP 17686285 U JP17686285 U JP 17686285U JP H0212537 Y2 JPH0212537 Y2 JP H0212537Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflector
plate
heat shield
heater
shield plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17686285U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6285871U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17686285U priority Critical patent/JPH0212537Y2/ja
Publication of JPS6285871U publication Critical patent/JPS6285871U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0212537Y2 publication Critical patent/JPH0212537Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本案は従来のものに比しヒータユニツトを遥か
に薄くすると共に温風が万辺なく供給されるばか
りでなく、サーモスタツトの通断時における周囲
温度を正確に感知し得るようにした温風式電気コ
タツに関する。
〔従来の技術〕
従来ヒータユニツトの薄形化を計つたものとし
ては例へば特開昭59−66653号公報に示すような
ものがある。この特開に示すものは第3図に見ら
れるようにフアン1はヒータ2の内側に位置し且
反射板3の外側に位置している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このようなものにあつてはフアンの回転により
温風は実線矢印のように供給されるかも知れない
がヒータのない所では寧ろ冷風が供給され、温風
と冷風とが混同して供給される為必ずしも快適と
はいえなかつた。然もフアン1は反射板3の外側
に位置している為ヒータユニツトは厚くならざる
を得なかつた。
又一般的にヒータの温度制御をするサーモスタ
ツトはフアンによつて生ずる温風を間接的に感知
する構造である為正確な温度制御が出来ないとい
う問題点もあつた。
〔問題点を解決する為の手段〕
本案は以上の問題点を解決する為に考案された
もので、本案によれば化粧板に近接して設けられ
た遮熱板と、この遮熱板に対向して設けられ、そ
の周縁部及び中央部附近に夫々複数の孔を有し、
且互いに対向し平行して穿設された長穴を有する
反射板と、この反射板の中央部表側に設けられモ
ータと、前記反射板を界にして上面が前記遮熱板
側に、下面が反射板の表側に向うよう各長穴に沿
つて設けられた棒状のヒータと、前記モータによ
り回転し遮熱板と反射板との間に設けられたフア
ンと、前記ヒータの温度を制御し前記反射板の中
央部附近の複数の孔の一部に近接して設けられた
サーモスタツトとよりなることを要旨とするもの
である。
〔作用〕
本案は以上のように構成されているから、ヒー
タに通電しモータを回転すると、ヒータの上面に
より発生し遮熱板と反射板とによつて形成された
室にこもつた熱をフアンの回転により反射板の周
縁部及び中央部附近に設けられた複数の孔より温
風として吹き出し、使用者に万辺なく供給するこ
とが出来、又ヒータ下面の熱は反射板により反射
して同じく使用者に供給されるからヒータの熱は
効率良く使用者に伝わると共に、反射板の中央部
附近の孔の一部から吹き出した温風は直接サーモ
スタツトで感知されるから、ヒータの過熱を直ち
に感知してヒータの効率よい制御をなし得るもの
である。
〔実施例〕
以下第1図、第2図により本案の一実施例を説
明する。
11は略四角形の断面皿状の反射板でコタツ本
体の木枠12,13に対し小ねじ14,15によ
り固定されている。この反射板11の中心部には
モータ16を適宜手段で固定している。
反射板11にはモータ16を挾むように細長い
長穴17,18を穿設し、これ等長穴の中心部に
棒状のヒータ19,20を適宜手段で取りつけて
いる。然して第2図からも明らかなように各ヒー
タは反射板を界にしてその各上面21,22が反
射板11の上方に、又その各下面23,24が反
射板11の下方に位置するように取り付けられて
いる。
25は反射板11の一側に設けられたサーモス
タツトで前記ヒータの温度制御をしている。反射
板11の周縁部は内側(上方)に傾斜する斜面2
6を有し、この斜面部のサーモスタツト25を取
り付けた一側を除く他の3側には夫々複数個の孔
27,28,29が穿設されている。更に反射板
11の中央部附近にはモータ16に近接して複数
個の孔30,31,32を穿設している。然して
これ等孔の内孔32は前記サーモスタツトに近接
して位置している。
33は遮熱板で前記反射板11の内側(上方)
で化粧板34に近接して反射板に適宜手段で取り
つけられている。この遮熱板の周縁部は外側(下
方)に向く傾斜面35を有する。そして前記反射
板11と遮熱板33とにより室36を形成してい
る。この室36内にはモータ16により回転する
円板状のフアン37を有する。このフアンの周縁
部には複数個の翼部38を有すると共にフアンは
各ヒータを覆うような大きさを有している事が好
ましい。39は保護カードを示す。
次にこの実施例で示すコタツの作用について述
べると、ヒータ19,20が点燈して加熱される
と、これ等ヒータから発せられた熱は反射板11
と遮熱板33とにより形成された室36内の空気
を加熱する。そしてモータ16の回転によりフア
ン37が回転すると室36内の暖かい空気は反射
板11の周縁部の複数の孔27,28,29及び
中央部附近の複数の孔30,31,32、更には
長穴17,18から吹き出し快適な温風を使用者
に供給するものである。
又各ヒータ19,20の夫々下面23,24は
反射板を界にして反射板11の表側に位置してい
るから、前記の温風と共に各ヒータからの熱が直
接使用者に供給され、全体として快適な暖房をと
り得る。
更に孔32から吹き出した温風は直接サーモス
タツト25にふれる為、この温度が過剰に高くな
るとサーモスタツト25に直ちに作用して各ヒー
タの温度制御を行う。
〔考案の効果〕
以上のように本案による時はフアンは遮熱板と
反射板とにより形成される室内に位置するから、
従来のものに比しヒータユニツトは遥かに薄くな
り、然も快適な暖房が得られるばかりでなく、サ
ーモスタツトの作動も正確であるという利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案コタツの要部の一部切欠した平面
図、第2図は第1図の−線に沿う断面図で第
3図は従来のコタツの要部の縦断面図である。 11……反射板、16……モータ、17,18
……長穴、19,20……ヒータ、25……サー
モスタツト、27,28,29,30,31,3
2……孔、33……遮熱板、34……化粧板、3
7……フアン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 化粧板に近接して設けられた遮熱板と、この遮
    熱板に対向して設けられ、その周縁部及び中央部
    附近に夫々複数の孔を有し、且互いに対向し平行
    して穿設された長穴を有する反射板と、この反射
    板の中央部表側に設けられたモータと、前記反射
    板を界にして上面が前記遮熱板側に、下面が反射
    板の表側に向うよう各長穴に沿つて設けられた棒
    状のヒータと、前記モータにより回転し遮熱板と
    反射板との間に設けられたフアンと、前記ヒータ
    の温度を制御し前記反射板の中央部附近の複数の
    孔の一部に近接して設けられたサーモスタツトと
    よりなる温風式電気コタツ。
JP17686285U 1985-11-19 1985-11-19 Expired JPH0212537Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17686285U JPH0212537Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17686285U JPH0212537Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6285871U JPS6285871U (ja) 1987-06-01
JPH0212537Y2 true JPH0212537Y2 (ja) 1990-04-09

Family

ID=31117513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17686285U Expired JPH0212537Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0212537Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6285871U (ja) 1987-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0212537Y2 (ja)
JPH0213886Y2 (ja)
JPH027404Y2 (ja)
JPS6328374Y2 (ja)
US6490410B2 (en) Wall mounted electric convection heater
JPH0645793Y2 (ja) 温風式こたつ
JPH0322646Y2 (ja)
JPH0123076Y2 (ja)
JPS6328375Y2 (ja)
JPS6240277Y2 (ja)
JPH0320693Y2 (ja)
JPH0743984Y2 (ja) 電気コンロ
JP2589141B2 (ja) 温風式ヒータユニット
JPH0212536Y2 (ja)
JPH024370Y2 (ja)
JPS6261855B2 (ja)
JPS6315450U (ja)
JPH0619238B2 (ja) 暖房器具
JPS6212334Y2 (ja)
JPH0346477Y2 (ja)
JPS6244273Y2 (ja)
JPH0112092Y2 (ja)
JPS6349651Y2 (ja)
JPS63120401U (ja)
JPH07835Y2 (ja) 電気温風こたつ