JPS6237076Y2 - - Google Patents

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JPS6237076Y2
JPS6237076Y2 JP2326983U JP2326983U JPS6237076Y2 JP S6237076 Y2 JPS6237076 Y2 JP S6237076Y2 JP 2326983 U JP2326983 U JP 2326983U JP 2326983 U JP2326983 U JP 2326983U JP S6237076 Y2 JPS6237076 Y2 JP S6237076Y2
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JP
Japan
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heater
plate
bowl
air
hot air
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JP2326983U
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JPS59129048U (ja
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は温風発生装置に関し、特にこたつに
組み込むのに好適な偏平形の温風発生装置に関す
る。
〔従来技術〕
赤色光もしくは赤外線発生用のクオーツヒータ
などの棒状ヒータは高熱を発するため、手で触れ
る保護網が高温にならないように、ヒータと保護
網を十分に離して置き、また両者間に遮熱用のカ
バーを挿入配置しなければならない。しかも一般
にはヒータの後方から送風するので、ヒータの前
方に対応する遮熱用のカバーおよび保護網が冷却
されず高温になり易く、温風発生装置全体を小型
もしくは偏平にすることができない欠点があつ
た。
〔考案の目的〕
この考案は、上記従来の欠点を解消し、温風発
生装置を偏平にするもので、ヒータと吹出口との
間に、その両者と間隔をあけかつヒータに沿つて
平行な帯状の遮熱板を配置し、ヒータおよび遮熱
板にその側方から送風し、吹出口から温風を吐出
することにより、遮熱板を適宜冷却して、吹出口
付近が極度の高温になることを防止し、それによ
つて装置の偏平化を可能にしようとするものであ
る。
〔実施例〕
20は温風発生装置で、以下に詳述するように
1個の取付板21上に組み付けられている。22
(第4図)はその取付板21の一端部寄り下面に
取り付けられたモータで、その回転軸にフアン2
3を連結している。24はそのフアン23を覆つ
て取付板の下面に取り付けられたフアンカバー
で、取付板21の一端部寄りの端部において取付
板との間に吸込口24aを形成し、他端に吐出口
24bを形成している。25は取付板21の他端
の三縁部から側壁を折曲垂下させて形成した椀状
部で、上記吐出口24bと対向する側面および下
面を開放している。なお椀状部25の相対する一
対の側壁は、図示する実施例において、取付板2
1の全長にわたつて連続しているが、少なくとも
後記ヒータのまわりを囲んでいればよい。26は
棒状の赤色光発光用クオーツヒータいわゆる赤外
線ランプで、椀状部25内にその天井面と平行に
配置されている。30はそのヒータ26と椀状部
の天井壁との間に配置された反射板、31はヒー
タ26の下面を覆う多数の孔付きガード板、32
はそのガード板31とヒータ26との間に挿入配
置された遮熱板で、各板ともそれぞれ各部材と間
隔をあけて平行に配置され、その各間隔を側方に
開放し、フアン23の吐出側と連通している。遮
熱板32はヒータ26の直径とほぼ同幅かそれよ
りも僅か大きい幅に製作されている。33はフア
ンカバー24の吐出口24bから椀状部25にむ
かつて広がつた案内板で、両端を椀状部25の側
壁に固定し、その案内板33と椀状部25の三縁
部との間に温風の吹出口29を構成している。
フアン23とフアンカバー24とは、偏平なク
ロスフロー型送風機を構成し、フアン23の回転
によりフアンカバー24の一方の側壁24cに沿
つた空気の流れを生成する。モータ22と対向す
る取付板21の部分21aは、第4図に示すよう
に、外方へ押し出し加工され、その側面に通気孔
28を有する。上記の空気の流れにともない、こ
の通気孔28からも空気が流入し、モータ22を
冷却するとともに風量の増大を図ることができ
る。
第2〜3図はこの温風発生装置を組み込むこた
つを示すもので、図において10は枠体で、四角
形に配置され、隣接する他の枠体の端部と連結金
具11にて結合されて枠組みされている。12,
13は枠体の内側の上面および下面を覆う上板お
よび下板、14は隣接する枠体の端部に当接して
連結金具11にボルトにより固定された脚、16
はふとん、17はそのふとんの上に載置される天
板である。
18は相対する枠体10,10間に橋わたしか
つ互いに間隔をおいて配置した一対の棧で、上下
両板12,13間の間隔とほぼ等しい上下幅をも
つている。19はその棧と直交するように他の相
対する枠体間に橋わたした一対の棧で、上記棧1
8よりも上下幅が小さい。
温風発生装置20は、ヒータ26が枠体10の
内側の中央に位置しかつフアン23が一側寄りに
位置するように、一対の棧18,18間に配置さ
れ、取付板21を他の棧19の一方に、ネジなど
で固定し、また椀状部25の外面に設けた取付脚
34を他方の棧19にネジなどで固定して取り付
けられている。下板13には椀状部25下面の温
風吹出口29と一致する開口13aがあり、その
開口13aを覆つて網状のカバー35が設けられ
ている。カバー35は、椀状部25の下端外周に
折曲したフランジ部25aに下板13を挾んでネ
ジ36により固定されている。
37は温風発生装置20のための空気取り入れ
口を構成する網状板で、隣接する両枠体10,1
0間に橋わたしかつ上下両板12,13間に挟持
して取り付けられている。網状板37は下板の切
欠13bを介してこたつ内の空間に臨んでいる。
棧18には切欠18aを設けて、網状板37から
の温風発生装置20の吸入口24aへの空気流通
を可能にしている。
第6図は電気回路図で、図において40は電
源、41はコントローラ、42はこたつ本体部で
ある。コントローラ41内には、ヒータ26と直
列に接続されたゲート極付き双方向性サイリスタ
43およびコイル44が配置され、そのサイリス
タ43のゲート極にはトリガ用のサイリスタ45
が接続されている。46はこたつ内の温度検知用
の感温抵抗素子、47は手動操作される可変抵抗
器で、その直列回路は、コンデンサ48と抵抗4
9の直列回路に直列接続され、そのコンデンサ4
8と抵抗49との接続点にトリガ用のサイリスタ
45の他端が接続されている。また感温抵抗素子
46と並列に抵抗50が接続され、コンデンサ4
8と抵抗49との直列回路に並列にコンデンサ5
1と抵抗52とがそれぞれ接続されている。ゲー
ト極付きサイリスタ43と並列に抵抗53とコン
デンサ54との直列回路が接続され、さらに同サ
イリスタ43とコイル44との直列回路に並列に
コンデンサ55が接続されている。そして上記全
回路と並列に、コンデンサ56と、抵抗57およ
び表示ランプ58の直列回路とがそれぞれ接続さ
れ、それらと直列に手動開閉スイツチ59が接続
されている。
61はヒータ26とフアン23との間つまり案
内板33に設置された温度フユーズ、62はヒー
タ26に近接してその風下側に設置された温度フ
ユーズである。
感温抵抗素子46は、第1,3図に示すように
フアンカバー24の外側でかつ案内板33との間
の取付板21上に配置され、ヒータ26の熱と吸
気温度との双方の影響をうけることができる。ま
た第7図に示すように同素子46は、抵抗60と
基板との間に挟持され、抵抗60の発生熱によ
り、常時暖められ、検知温度を高めている。
手動開閉スイツチ59を閉成して、モータ22
およびヒータ26に通電するフアン23の回転に
より、網状板37を通して上下両板12,13間
に空気を吸引し、フアンカバー24および案内板
33内を通してヒータ26にむけて送風する。ヒ
ータ26により温められた空気は椀状部25の案
内により網状のカバー35から吹き出される。ま
たヒータ26から発せられた赤外線および赤色光
は反射板30と椀状部25に反射して網状のカバ
ー35から放射される。
ヒータ26は長手方向全長にわたつて側方から
送風をうけるので、その空気を効率よく温風に変
換することができる。遮熱板32はヒータ26の
熱を直接うけるが、その側方からの送風によつて
直接冷却され、またガード板31も同様に冷却さ
れるので、吹出口29を覆う網状のカバー35が
極度の高温になることはない。さらに遮熱板32
によつてこたつ内におけるヒータ26の直下部分
が高温になることも防止できる。
コントローラ41内の可変抵抗器47を適宜操
作することにより、ゲート極付きサイリスタ43
の導通角を変えてヒータ26の発熱量を調整する
ことができる。また感温抵抗素子46はこたつ内
の温度に応じて抵抗値を変えるので、同様にサイ
リスタ43の導通角を変え、こたつ内の温度をほ
ぼ一定に保つ。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案は、ヒータと吹出口との
間に配置した遮熱板に側方から送風するので、ヒ
ータによつて遮熱板が加熱されても効果的に冷却
することができ、吹出口付近が極度の高温になる
ことはない。しかも椀状部材によつて確実に温風
を吹出口へ案内することができる。これによりヒ
ータ、遮熱板および吹出口の間隔を小さくし、か
つ送風フアンを側方に配置したことと相俟つて全
体を偏平にすることができ、こたつに組込むのに
好適である。またヒータの直前方のみが異常に高
温になる不均一な温度分布も可及的に解消でき実
用上きわめて優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した温風発生装置の
斜視図、第2図は温風発生装置を組み込んだこた
つの縦断面図、第3図は同こたつの一部破断底面
図、第4図は第3図の4−4線拡大断面図、第5
図は第4図の5−5線断面図、第6図は電気回路
図、第7図は感熱素子の斜視図である。 23……フアン、25……椀状部、26……ヒ
ータ、29……吹出口、32……遮熱板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 吹出口へむかつて開放した椀状部材内に、吹
    出口と平行に棒状ヒータを配置し、そのヒータ
    と吹出口との間に、その両者と間隔をあけかつ
    ヒータに沿つて平行な帯状の遮熱板を配置し、
    前記吹出口と直交しかつヒータと平行な椀状部
    材の側方に送風フアンを配置してなり、ヒータ
    および遮熱板に側方から空気を供給し、吹出口
    から温風を吐出することを特徴とする温風発生
    装置。 2 前記椀状部材は、送風フアンを取付けた取付
    板の一端に連設されている実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載の温風発生装置。
JP2326983U 1983-02-18 1983-02-18 温風発生装置 Granted JPS59129048U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2326983U JPS59129048U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 温風発生装置

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JP2326983U JPS59129048U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 温風発生装置

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Publication Number Publication Date
JPS59129048U JPS59129048U (ja) 1984-08-30
JPS6237076Y2 true JPS6237076Y2 (ja) 1987-09-21

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ID=30154357

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JPS59129048U (ja) 1984-08-30

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