JPH07180348A - 即時脱型によるpc製品の製造方法 - Google Patents

即時脱型によるpc製品の製造方法

Info

Publication number
JPH07180348A
JPH07180348A JP32415093A JP32415093A JPH07180348A JP H07180348 A JPH07180348 A JP H07180348A JP 32415093 A JP32415093 A JP 32415093A JP 32415093 A JP32415093 A JP 32415093A JP H07180348 A JPH07180348 A JP H07180348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
sheet
concrete
product
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32415093A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Mori
一 森
Masao Kawahara
正雄 川原
Miki Aoyama
幹 青山
Yoshimasa Hayashi
好正 林
Haruka Ogawa
晴果 小川
Tatsuya Wakizaka
達也 脇坂
Noriyuki Furuya
則之 古屋
Yasushi Hamada
耕史 浜田
Takayuki Sone
隆之 曽根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIYOTSUKUBETON JAPAN KK
Obayashi Corp
Original Assignee
SHIYOTSUKUBETON JAPAN KK
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHIYOTSUKUBETON JAPAN KK, Obayashi Corp filed Critical SHIYOTSUKUBETON JAPAN KK
Priority to JP32415093A priority Critical patent/JPH07180348A/ja
Publication of JPH07180348A publication Critical patent/JPH07180348A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 即時脱型後にコンクリート表面が粗面となっ
てしまうことを防止し、脱型後の表面処理が不要となる
ような即時脱型によるPC製品の製造方法を提供するこ
とにある。 【構成】 型枠10とベッド9によって形成された空間
には、コンクリート14が打設され、これが十分硬化す
ると、型枠10が引き上げられて脱型される。コンクリ
ート14の打設前に、型枠10の内側面12には、離型
シート4と吸水性シート6とからなる二層シート2が、
吸水性シート6が型枠10側になるように配設される。
これによって、脱型時には、製造されたPC製品の表面
が、付着している二層シート2によって覆われる。ま
た、吸水性シート6は、打設コンクリート14の余剰水
分を、透水性を有する離型シート4を通じて吸収する。
水分Aを吸収すると、吸水性シート6の表面には水膜層
が形成され、脱型時に二層シート2と型枠10との間に
介在する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工場等で製造される建
築用材料の製造方法に係り、特に即時脱型されるPC製
品を製造する場合に適用して好適な即時脱型によるPC
製品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物を構築するにあたっては、
コンクリートの打設等の作業全てが現場で行われていた
ため、施工期間が長期化すると同時に、型枠として使用
された木材等が産業廃棄物となり、環境上の問題を引き
起こしていた。そこで、構築される建築物の部材をなる
べく部品化し、これらを予め工場等で生産しておくこと
によって、施工期間を短縮化することが現在図られてい
る。また、これと同時に、これら部材の生産に、転用可
能な再利用できる型枠を使用し、現場で使い捨てされて
いた木材型枠を削減することが推進されている。PC
(プレキャストコンクリート)製品は、部品化した部材
の代表的なもので、この中には、PC柱等がある。これ
らのPC製品は、工場で製造された後、施工現場に運搬
されて、建物の部材として使用される。このPC製品の
製造方法について簡単に説明すると、まずあらかじめ所
定の大きさまたは形状を有する型枠を用意し、この中に
コンクリートを打設する。次いで、この打設コンクリー
トが適度な硬化状態となった頃を見計らって、型枠を脱
型する。脱型されたPC製品は、その後時間をかけゆっ
くり養生されて、十分な強度を持つようになってから使
用に供される。PC製品の製造には、このように相当の
時間を必要とするため、その生産効率を高めるために
は、多数の型枠を準備し、1度に多数個のPC製品を並
行して生産するようにしなければならず、殊に型枠転用
率は生産効率に大きく影響することになる。そこで、最
近では、打設コンクリートに振動を加えて硬化を早める
ことで、即時脱型を可能にしている。このように、即時
脱型を可能として1つのPC製品に対する型枠使用時間
を短縮することで、型枠転用率を上げ、コストをかけず
に、大量のPC製品を製造することができるようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の即時脱型されるPC製品は、その性質上、コンク
リートが完全に硬化しないうちに脱型される。この脱型
の際、コンクリートと型枠とは密着した状態で互いに擦
り合うため、脱型後のコンクリートの表面は欠損された
り、荒らされたりして、粗面となっていた。このため、
脱型後、直ちにこの粗面に対してセメントペーストある
いは薄塗り左官材を、こて、ローラまたは吹き付けなど
の手段を用いて施した後、蒸気養生を行うようになって
いる。従って、型枠にてコンクリート表面を成形したに
もかかわらず、セメントペースト、左官材等によって後
から仕上げる必要があって、余分な作業を行う必要があ
り、手間および時間を要してしまうという問題があっ
た。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、即時脱型後にコンクリート表面が粗
面となってしまうことを防止し、脱型後の表面処理が不
要となるような即時脱型によるPC製品の製造方法を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、型枠のコンクリート打設面に、予め吸
水性シートを配設し、該型枠内にコンクリート打設した
後、該吸水性シートを該打設コンクリート面に付着させ
た状態で、該型枠を脱型することを特徴とする。
【0006】また、前記吸水性シートを配設するにあた
り、該吸水性シート上に、透水性を有する離型シートを
配設することを特徴とする。
【0007】また、前記吸水性シートと前記離型シート
とが、予め一体化された二層構造であることを特徴とす
る。
【0008】
【作用】上記構成に係る本発明の作用について述べる
と、型枠のコンクリート打設面に、予め吸水性シートを
配設し、その後、型枠内にコンクリートを打設すること
によって、吸水性シートを、型枠と打設コンクリートと
の間に介在させる。これによって、脱型時には、この吸
水性シートをPC製品の表面に付着させた状態で、型枠
を脱型するため、この吸水性シートの介在によってPC
製品が型枠面で擦られることを防止できる。このことか
ら、製造されたPC製品の表面は保護され、荒らされた
り欠損されたりすることが防止され、従来のように、後
処理としてPC製品の表面処理を行う必要がなくなる。
そればかりか、脱型後も、この吸水性シートをそのまま
付着させておけば、型枠で保護することなく、コンクリ
ート表面を長期間保護しておくことができる。
【0009】他方、コンクリート打設にあたり、この吸
水性シートは打設コンクリートと密接するので、コンク
リート表面からにじみ出た余剰水分を吸収することがで
き、製造されるPC製品の仕上がり品質を向上させるこ
とができる。また、吸水性シートの表面上には水膜層が
形成される傾向があり、これが型枠と吸水性シートとの
間に生成される。このため、型枠を脱型するときには、
この水膜層が型枠と吸水性シートとの間に生じる摩擦を
小さくするため、脱型作業を容易に行うことができるよ
うになる。
【0010】また、上記吸水性シートを配設するにあた
り、吸水性シート上に、透水性を有する離型シートを配
設する場合には、打設コンクリートは、離型シートによ
って吸水性シートから隔離され、これと接触することは
なくなる。このため、製造されたPC製品の表面は、吸
水性シートの表面状態に影響されず、離型シートによっ
て平滑に仕上げることができる。他方、前記余剰水分
は、透水性の離型シートを通じて、吸水性シートに吸収
させることができるため、前述した吸水作用による効果
を十分得ることができる。さらに、上記吸水性シート面
上に水膜層が形成されていても、PC製品の表面は、離
型シートによって吸水性シートから隔離されていること
によって、ドライ状態が維持される。このため、打設コ
ンクリートの表層部の硬化が余剰水分よって妨げられる
ことはなく、生産効率を向上させることができる。
【0011】また、前記吸水性シートと前記離型シート
が、予め一体化された二層構造であることによって、両
シートを同時に配設することができ、作業時間の短縮が
可能となり、生産効率を向上させることができる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の好適な実施例を添付図面に
基づき詳述する。PC製品には、建築用のPC柱等とい
ったものがあり、これらは、主に工場等で生産され施工
現場に運搬されて、建築用材料として使用されている。
このPC製品の製造過程について簡単に説明すると、ま
ず予め、製造しようとする製品に見合った大きさまたは
形状を有する型枠を用意する。次いで、この型枠内にコ
ンクリートを打設する。ここで、打設されたコンクリー
トに、外部から振動を加えて、コンクリートの硬化作用
を促進させる。こうして、硬化作用が促進され、打設コ
ンクリートが十分保形性を有するようになると、型枠が
脱型され、PC製品が製造される。
【0013】現在PC製品は、上述したような製造方法
によって製造されているが、本実施例においては、この
製造過程で二層シートという特別なシートを使用する。
まず、この二層シートについて説明する。図1は、この
二層シート2を示した斜視図である。この二層シート2
は、実際にPC製品の製造工程に入る前に予め用意され
るもので、上述した製造工程中、コンクリート打設前
に、型枠面に配設される。この二層シート2は、一側に
位置する離型シート4と、他側に位置する吸水性シート
6とからなり、これら両シート4、6は互いに重ね合わ
されて構成されている。離型シート4は、その上面が平
坦で滑らかに形成されていて、上記二層シート2が型枠
面に配設されると、ここに打設されるコンクリートと接
して、その表面を平滑に仕上げる。また、この離型シー
ト4には、多数の透水孔8が互いの間隔を隔てて、面全
体に亘って穿設されている。この透水孔8は、離型シー
ト4の反対側まで貫通していて、水分の流通が可能であ
る。また、この透水孔8は、極めて小さく形成されてい
て、製造されるPC製品の表面に、透水孔8の形跡が残
らないようになっている。他方、吸水性シート6は、細
かな繊維材で構成されている不織布等であり、水分は繊
維材の周りに吸着して吸収される。この吸水性シート6
に相当量の水分が吸収され、その吸収量の限界が生じて
飽和状態となると、吸水性シート6の表面上には、薄い
水膜層が形成される。このような離型シート4と吸水性
シート6からなる二層シート2は、型枠面に配設される
関係上、容易に切断等の加工を行うことができるよう
に、柔軟性を有していて、施工性が良く作られている。
また、本実施例の図1の離型シート4では、その表面が
平坦で全く凹凸のないものが示されているが、PC製品
表面に化粧を施すために、その表面にタイル模様や、石
張り模様等のような凹凸が形成されていても良い。
【0014】そして、上記二層シート2を、図2に示す
ような型枠10に配設する。この型枠10は、その内部
10aが中空となっていて、その上端面および下端面は
開放されている。この型枠10は、下端面が平坦に形成
されていて、ベッド9の表面上に置かれている。このよ
うにして、型枠10の内部10aは、ベッド9によって
閉じられ容器状となっている。また、この容器状の内部
10aにコンクリートが打設されるため、その大きさま
たは形状は、製造されるPC製品の外形と合致するよう
になっている。ここで、コンクリートが打設される型枠
10の内側面12に対して、コンクリート打設前に、用
意してある二層シート2を取り付ける。ただし、この二
層シート2の吸水性シート6側が型枠10側になるよう
に取り付ける。こうすることで、吸水性シート6が型枠
10と直接密接する一方、離型シート4が型枠10の表
面となって、打設されるコンクリートと直接接すること
になる。
【0015】次いで、図3に示すように型枠10の内部
10aに、コンクリート14を打設する。このコンクリ
ート14を打設した後、直ちに型枠10の中心部に振動
棒16を挿入する。そして、この振動棒16によって、
コンクリート14を加振することで、コンクリート14
の硬化が著しく促進される。図4は、この時の図3のB
部拡大図である。ここに示すように、コンクリート14
は、上述した二層シート2と接し、その表面には平坦で
滑らかな離型シート4が密着する。これによって、コン
クリート14の表面を滑らかで平坦に形成することがで
きる。さらに、コンクリート14の表面に、余剰水分A
がにじみ出てきても、これを離型シート4の透水孔8を
通じて裏側に排出でき、吸水性シート6に吸収させるこ
とができる。また、吸水性シート6は、その材質が細か
な繊維で構成されている不織布等であるため、上記余剰
水分Aを相当量吸収し、飽和状態になると、その表面上
に薄く水膜層18が形成される。この水膜層18は、型
枠10と吸水性シート6との間に介在することになる。
他方、コンクリート14は、離型シート4が介設される
ことによって、相当量の余剰水分Aを吸収した吸水性シ
ート6と接することはないため、その表面ではドライ状
態が維持され硬化していく。こうして、短時間の内にコ
ンクリート14が硬化することにより、コンクリート1
4は保形性を備えるようになると、PC製品ができあが
る。
【0016】図5は、このPC製品15から型枠10を
脱型するところを示したものである。図5に示すよう
に、PC製品15をベッド9上に置いたまま、周りを取
り囲む型枠10だけを引き上げて脱型する。本実施例で
は、脱型が、打設コンクリート14の表面に二層シート
2を付着させた状態で行われるため、この二層シート2
が型枠10の内側面12に対して擦られることになる。
それに対して、コンクリート14の表面は、脱型の間、
従来のように型枠10面に擦られることはなく、二層シ
ート2によって覆われ保護されている。これによって、
脱型後のPC製品15の表面が、荒らされたり欠損され
たりして、粗面となることが防止される。他方、上述し
たように、吸水性シート6の表面上には水膜層18が形
成されて、型枠10と二層シート2との間に介在してい
る。そのため、型枠10を上方にスライドさせる時に
は、この水膜層18によって、型枠10とこれに擦られ
る二層シート2との間に生じる摩擦が小さくなり、型枠
10をスムーズに脱型でき、脱型作業を容易に行うこと
ができるようになる。また、脱型後も、PC製品15の
表面にこの二層シート2を付着させておけば、その後の
養生期間中も保護しておくことができる。
【0017】以上のように、型枠10に予め二層シート
2を配設し、その後、型枠10の内部10aにコンクリ
ート14を打設することによって、二層シート2を打設
コンクリート14と型枠10との間に介在させることが
できる。そして、型枠10を脱型する際、PC製品15
の表面は、二層シート2によって覆われ保護されるた
め、荒らされたり欠損されたりすることが防止される。
従って、従来のように後処理として、PC製品15の表
面処理を行う必要がなくなり、1つのPC製品15の製
造時間を短縮することができ、生産能率を向上させるこ
とが可能となる。他方、コンクリート14を打設するに
あたり、二層シート2は打設コンクリート14と密接す
るので、吸水性シート6が、離型シート4の透水孔8を
通じて、余剰水分Aを十分吸収することができ、製造さ
れるPC製品15の仕上がり品質を向上させることがで
きる。また、吸水性シート6の吸水作用によって、吸水
性シート6の表面上には水膜層18が形成され、脱型さ
れる型枠10と、これに擦られる二層シート2との間に
生じる摩擦が小さくなり、型枠10をスムーズに脱型で
き、脱型作業を容易に行うことができる。従って、脱型
作業に無駄な労力を必要とせず、短時間でスムーズに作
業を行うことができ、作業性が高められて、生産能率を
向上させることができる。
【0018】また、離型シート4の介在により、コンク
リート14は吸水性シート6から隔離されているため、
この吸水性シート6が相当量の余剰水分Aを吸収したと
しても、その表面はドライ状態であり、その表層部の硬
化が妨げられることはない。また、製造されたPC製品
15の表面は、吸水性シート6と接触することがなく、
その表面状態に影響されないことから、離型シート4に
よって平滑に仕上げることができる。そして、離型シー
ト4の透水孔8の大きさは極めて小さいため、製造され
たPC製品15の表面にはその形跡が残ることはない。
他方、PC製品15の表面に化粧を施すために、離型シ
ート4の表面にタイル模様や石張り模様等の凹凸を形成
すれば、所望の模様等を容易に付すことができる。
【0019】なお、本実施例においては、請求項1に係
る吸水性シート6だけを配設した実施例は示さなかった
が、その作用及び効果は、上記本実施例と同様である。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の即時脱型
によるPC製品の製造方法においては、型枠のコンクリ
ート打設面に、予め吸水性シートを配設し、型枠内にコ
ンクリート打設した後、吸水性シートを打設コンクリー
ト面に付着させた状態で型枠を脱型することによって、
この吸水性シートを打設コンクリートと型枠との間に介
在させることができ、製造されたPC製品の表面は保護
され、荒らされたり欠損されたりすることが防止され
る。このため、後処理として必要のあった表面処理を行
う必要がなくなり、PC製品の生産能率を向上させるこ
とが可能となる。他方、この吸水性シートが、打設コン
クリートからにじみ出てくる余剰水分を吸収するため、
製造されるPC製品の仕上がり品質を向上させることが
できる。また、吸水性シートの吸水作用によって、吸水
性シートの表面には、水膜層が形成される傾向があるた
め、型枠と吸水性シートとの間に生じる摩擦が小さくな
り、脱型作業を容易に行うことができる。このため、脱
型作業に無駄な労力を必要とせず短時間で作業でき、生
産能率を向上させることが可能となる。
【0021】また、前記吸水性シートを配設するにあた
り、吸水性シート上に、透水性を有する離型シートを配
設することによって、製造されたPC製品の表面は、吸
水性シートから隔離されることとなり、吸水性シートの
表面状態の影響を受けることなく、平滑に仕上げること
が可能となり、この面からも脱型後の表面処理を行う必
要はない。他方、吸水性シートは、離型シートを通じて
余剰水分を吸収できるため、前述した効果を得ることが
できる。さらに、吸水性シートの表面上に水膜層が形成
されても、離型シートの介在によって、PC製品の表面
ではドライ状態が維持され、生産効率を向上させること
が可能となる。
【0022】また、前記吸水性シートと前記離型シート
が、予め一体化された二層構造であることによって、取
付作業時間を短縮でき、生産効率を向上させることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の二層シートを示す斜視
図である。
【図2】図1の二層シートを型枠に配設した状態を示す
縦断面図である。
【図3】図2の型枠に打設コンクリートの成形過程を示
す縦断面図である。
【図4】図3のBの要部拡大図である。
【図5】PC製品を脱型する過程を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
2 二層シート 4 離型シート 6 吸水性シート 10 型枠 12 内側面 14 コンクリート 15 PC製品 18 水膜層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青山 幹 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 林 好正 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 小川 晴果 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 脇坂 達也 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 古屋 則之 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 浜田 耕史 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 曽根 隆之 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株 式会社大林組東京本社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型枠のコンクリート打設面に、予め吸水
    性シートを配設し、該型枠内にコンクリート打設した
    後、該吸水性シートを該打設コンクリート面に付着させ
    た状態で、該型枠を脱型することを特徴とする即時脱型
    によるPC製品の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記吸水性シートを配設するにあたり、
    該吸水性シート上に、透水性を有する離型シートを配設
    することを特徴とする請求項1に記載の即時脱型による
    PC製品の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記吸水性シートと前記離型シートと
    が、予め一体化された二層構造であることを特徴とする
    請求項2に記載の即時脱型によるPC製品の製造方法。
JP32415093A 1993-12-22 1993-12-22 即時脱型によるpc製品の製造方法 Pending JPH07180348A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32415093A JPH07180348A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 即時脱型によるpc製品の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32415093A JPH07180348A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 即時脱型によるpc製品の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07180348A true JPH07180348A (ja) 1995-07-18

Family

ID=18162696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32415093A Pending JPH07180348A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 即時脱型によるpc製品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07180348A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007085120A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Sliontec Corp コンクリート型枠透水性部材固定用シート及びそれを用いた透水性部材の固定方法
JP5740501B1 (ja) * 2014-03-05 2015-06-24 鹿島建設株式会社 コンクリート構造物の製造方法、及びコンクリート構造物用の養生シート
ES2738915A1 (es) * 2018-07-27 2020-01-27 Salinas Jose Manuel Valero Revestimiento para paneles de encofrado y procedimiento de obtencion de dicho revestimiento

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007085120A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Sliontec Corp コンクリート型枠透水性部材固定用シート及びそれを用いた透水性部材の固定方法
JP5740501B1 (ja) * 2014-03-05 2015-06-24 鹿島建設株式会社 コンクリート構造物の製造方法、及びコンクリート構造物用の養生シート
ES2738915A1 (es) * 2018-07-27 2020-01-27 Salinas Jose Manuel Valero Revestimiento para paneles de encofrado y procedimiento de obtencion de dicho revestimiento

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07180348A (ja) 即時脱型によるpc製品の製造方法
EP0401051A2 (en) Concrete non-cure coating material, and concrete products with surface pattern or decoration using said material and production process therefor
US3034192A (en) Method for producing molded articles of concrete and the like material
JPH09220711A (ja) 即時脱型法による歩車道境界カラーコンクリートブロックの製造方法
JPH0745688Y2 (ja) スラブのコンクリート厚調整用ブロック
JP2006224639A (ja) 石張りブロック(ラジアルストーン)
JP3074503U (ja) 繊維膜を被覆した建築用型枠
JPH05278022A (ja) 中空プレキャストコンクリート部材の成形方法
JP2679580B2 (ja) コンクリート製埋設型枠の製造方法
SU386767A1 (ru) СПОСОБ ИЗГОТОВЛЕНИЯ МНОГОСЛОЙНЫХ СТРОИТЕЛЬНЫХплит
JPH03224953A (ja) 装飾材付コンクリートブロックの製造法
JPH0338309A (ja) コンクリート製品の製造方法
JP3188565B2 (ja) 即時脱型できるpc製品の製造方法
JP2842410B2 (ja) プレキャストコンクリート板の表面仕上工法
JPH07124917A (ja) 即時脱型によるpc製品の表面処理方法
JP2802829B2 (ja) コンクリートまたはモルタル成形方法
JPH079422A (ja) 積層パネルの製造方法
JPH05287829A (ja) 型枠建材及びその製造方法
JP2827832B2 (ja) コンクリート製埋設型枠の製造方法
JP3053046B2 (ja) 即時脱型によるpc製品の表面処理方法
DE69102620D1 (de) Verfahren zum Herstellen von Betonsäulen.
JPS63197758A (ja) コンクリ−ト型枠
KR200172614Y1 (ko) 철근받침대 제조용 형틀
JPS601165B2 (ja) 表面に縞模様を有する破断ブロツクの母体の成形装置
JPH0649984A (ja) セメント系材料の打設方法