JPH07180171A - バックホーの油圧配管支持構造 - Google Patents
バックホーの油圧配管支持構造Info
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- JPH07180171A JPH07180171A JP32361893A JP32361893A JPH07180171A JP H07180171 A JPH07180171 A JP H07180171A JP 32361893 A JP32361893 A JP 32361893A JP 32361893 A JP32361893 A JP 32361893A JP H07180171 A JPH07180171 A JP H07180171A
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Abstract
の油圧配管の損傷を未然に防止する。 【構成】 ブーム11の上部外面に沿って配備されたア
ームシリンダCY2によりアーム12を相対回動操作
し、アーム12の上部外面に配備されたバケットシリン
ダCY3によりバケット13を相対回動操作するよう構
成し、且つ、アームシリンダCY2の先端部並びにバケ
ットシリンダCY3の基端部の夫々を枢支する左右一対
の板状ブラケット15,15をアーム12に一体的に設
けてあるバックホーの油圧配管支持構造において、バケ
ットシリンダCY3に対する油圧配管Hを、ブーム11
の上部外面側並びに前記左右板状ブラケット15,15
の間を通して配備するとともに、アーム12がブーム1
1に対して伸展姿勢になる状態において、前記左右の板
状ブラケット15,15の外端縁よりも外方に突出しな
い状態で油圧配管Hを屈曲案内させる案内部材17を設
けてある。
Description
たブームの他端側にアームを枢支連結し、このアームの
他端側にバケットを枢支連結して、前記ブームの上部外
面に沿って配備されたアームシリンダにより前記アーム
を相対回動操作し、前記アームの上部外面に配備された
バケットシリンダによりバケットを相対回動操作するよ
う構成し、且つ、アームシリンダの先端部並びにバケッ
トシリンダの基端部の夫々を枢支する左右一対の板状ブ
ラケットをアームに一体的に設けてあるバックホーの油
圧配管支持構造に関する。
いて、従来では、例えば実開平5‐57037号公報に
示されるように、バケットシリンダに対する油圧配管
は、矩形筒形に形成されるブームの内方側を通り、ブー
ムの先端側の側面に形成した挿通孔を介して配管を外方
側に露出させ、バケットシリンダに接続する構成となっ
ていた。
造においては、掘削作業中に前記油圧配管がアームの外
側縁に接触したり、外物に接触して損傷するおそれがあ
り、耐久性の面で劣ることとなり改善の余地があった。
本発明は上記不具合点を解消することを目的としてい
る。
頭に記載したバックホーの油圧配管支持構造において、
前記バケットシリンダに対する油圧配管を、ブームの上
部外面側並びに前記左右板状ブラケットの間を通して配
備するとともに、アームがブームに対して伸展姿勢にな
る状態において、前記左右の板状ブラケットの外端縁よ
りも外方に突出しない状態で前記油圧配管を屈曲案内さ
せる案内部材を設けてある点にある。
ームシリンダの先端部並びにバケットシリンダの基端部
の夫々を枢支するためにアームに一体的に設けられる左
右一対の板状ブラケットの中間部の空間を有効利用し
て、この空間を通してバケット用の油圧配管を配設する
ことで、配管がアームの横側外方に露出するのを防止で
きるとともに、アームとブームの相対回動に起因して油
圧配管が屈曲したり伸びる状態となったりするが、アー
ムがブームに対して伸展姿勢となったとき、バケットシ
リンダへの接続部とブーム側の支持部との距離が最も接
近して、油圧配管が屈曲状態となるが、このとき、前記
案内部材によって、板状ブラケットの外端縁よりも外方
に突出しないように油圧配管を屈曲案内させるので、油
圧配管が外方側に露出することが無い。
ームとブームとの相対回動によって自由状態で屈曲する
油圧配管を、外方に露出することなく剛体である板状ブ
ラケットの内方空間に収納させることができ、作業中に
板状ブラケットの側縁のエッジ部分で損傷したり、外物
に接触して損傷したりするのを未然防止できることにな
った。
に示すように、左右のクローラ走行装置1,1を備えた
走行機台2上に縦軸芯周りで全旋回自在に旋回台3を搭
載し、この旋回台3上に原動部4、搭乗運転部5等を備
えるとともに、スイングブラケット6を介してバックホ
ー装置7を連結して、バックホーを構成してある。
フレーム8は、図2に示すように、正面視門形の断面形
状である板体で構成され、このトラックフレーム8の上
部面には、機体前後方向に沿ってほぼ全長に亘って、断
面形状が山形であるウエイト部材9を取付け固定して、
機体の重量を大にして作業上の安定性を図るとともに、
泥土が上部面に溜まるのを防止してある。尚、このウエ
イト部材9は、クローラ走行装置1の走行駆動用スプロ
ケットの取付け部10の上方にまで延びており、このス
プロケット取付け部10での泥溜まりも防止している。
ット6に横軸芯周りで回動自在に枢支されるブーム1
1、ブーム11の先端側に回動自在に枢支されるアーム
12、アーム12の先端側に回動自在に枢支されるバケ
ット13で構成され、夫々がブームシリンダCY1、ア
ームシリンダCY2、バケットシリンダCY3によって
回動操作されるよう構成してある。
油圧配管構造について説明する。図1に示すように、ブ
ーム11とアーム12との枢支連結箇所において、アー
ム12の左右両側部に、アームシリンダCY2のシリン
ダロッド14の先端部及びバケットシリンダCY3の基
端部の夫々をピン枢支連結するための左右一対の板状ブ
ラケット15,15を一体的に立設固定してある。そし
て、機体側からブーム11の上部面の外方側を通り配設
されるバケットシリンダCY3用の油圧配管Hが、この
各板状ブラケット15,15の内部空間を通してバケッ
トシリンダCY3に接続配管されている。ブーム11の
上部面においては、当該油圧配管Hは適宜箇所において
ブーム11に固定の支持具16によって保持されてお
り、終端側の支持具16による支持箇所からバケットシ
リンダCY3との接続箇所までの間は、油圧配管Hは固
定されず自由状態となっている。つまり、図1(ロ)に
示すように、アーム12のブーム11に対する屈曲状態
においては、前記支持具16とバケットシリンダCY3
との接続箇所までの距離が長くなって配管Hが伸びる状
態となり、図1(イ)に示すように、アーム12がブー
ム11に対して伸展した状態においては、前記支持具1
6とバケットシリンダCY3との接続箇所までの距離が
短くなって配管Hが自由に屈曲する必要があるからであ
る。
12がブーム11に対して伸展した状態において、左右
の板状ブラケット15,15の外端縁よりも外方に突出
しない状態で前記油圧配管Hを屈曲案内させる案内部材
17を設けてある。つまり、アームシリンダCY2のシ
リンダロッド14の先端部の枢支ボス部18の外周部に
沿って配備される第1案内具19、左右ブラケット1
5,15の上部縁に亘って架設され、アーム屈曲時に枢
支ピン20の沿って折れ曲がる箇所が上方側外方に突出
しないように接当案内する第2案内具21、左右ブラケ
ット15,15の内部に亘って架設され、バケットシリ
ンダCY3に近い箇所が滑らかな曲線を描くように案内
する第3案内具22の夫々によって案内部材17が構成
され、油圧配管を屈曲案内するよう構成してある。
支持構造の別実施例を示す。この実施例においては、ア
ームシリンダCY2のシリンダロッド14の枢支部とバ
ケットシリンダCY3の基端枢支部との距離が大であ
り、アーム12の屈伸による油圧配管Hの折れ曲がり状
態が前記実施例と少し異なり、バケットシリンダCY3
の枢支ボス部24と、L字形に屈曲成形された案内具2
5とで案内部材17が構成され、油圧配管を屈曲案内す
るよう構成してある。
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
Claims (1)
- 【請求項1】 機体側に枢支連結されたブーム(11)
の他端側にアーム(12)を枢支連結し、このアーム
(12)の他端側にバケット(13)を枢支連結して、
前記ブーム(11)の上部外面に沿って配備されたアー
ムシリンダ(CY2)により前記アーム(12)を相対
回動操作し、前記アーム(12)の上部外面に配備され
たバケットシリンダ(CY3)によりバケット(13)
を相対回動操作するよう構成し、且つ、アームシリンダ
(CY2)の先端部並びにバケットシリンダ(CY3)
の基端部の夫々を枢支する左右一対の板状ブラケット
(15),(15)をアーム(12)に一体的に設けて
あるバックホーの油圧配管支持構造であって、 前記バケットシリンダ(CY3)に対する油圧配管
(H)を、ブーム(11)の上部外面側並びに前記左右
板状ブラケット(15),(15)の間を通して配備す
るとともに、アーム(12)がブーム(11)に対して
伸展姿勢になる状態において、前記左右の板状ブラケッ
ト(15),(15)の外端縁よりも外方に突出しない
状態で前記油圧配管(H)を屈曲案内させる案内部材
(17)を設けてあるバックホーの油圧配管支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32361893A JP3274266B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | バックホーの油圧配管支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32361893A JP3274266B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | バックホーの油圧配管支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07180171A true JPH07180171A (ja) | 1995-07-18 |
JP3274266B2 JP3274266B2 (ja) | 2002-04-15 |
Family
ID=18156749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32361893A Expired - Lifetime JP3274266B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | バックホーの油圧配管支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3274266B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001081808A (ja) * | 1999-09-13 | 2001-03-27 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 油圧管の配管構造 |
US6684537B2 (en) * | 2001-05-28 | 2004-02-03 | Kubota Corporation | Excavator with a piping structure for absorbing variations in hose length |
JP2011184919A (ja) * | 2010-03-08 | 2011-09-22 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械用アーム |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP32361893A patent/JP3274266B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001081808A (ja) * | 1999-09-13 | 2001-03-27 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 油圧管の配管構造 |
US6684537B2 (en) * | 2001-05-28 | 2004-02-03 | Kubota Corporation | Excavator with a piping structure for absorbing variations in hose length |
JP2011184919A (ja) * | 2010-03-08 | 2011-09-22 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械用アーム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3274266B2 (ja) | 2002-04-15 |
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